JP3937572B2 - 画像処理システムおよびその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に接続されるホストコンピュータから受け取ったプリントジョブを処理し、記録媒体に出力するプリントシステムであって、特に複数の給紙装置を備えた画像出力装置において出力モードによって給紙段を選択的に切り替えることが可能な画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホストコンピュータから送られてきた画像データをネットワーク上に接続されているコントローラを介してプリンタから出力する画像処理システムが提供されており、例えば、ホストコンピュータと複写機を持っているユーザーは、このネットワーク上に接続されたコントローラを使用することにより、ホストコンピュータ上で作成した画像を、複写機をプリンタとして使用することによってプリントアウトすることが可能である。
【0003】
更に、カラー複写機を持っている場合には、カラー画像データ及び白黒画像データの両方を出力することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上述の従来例の画像システムにおいては、プリントするデータがカラー画像データなのか白黒画像データなのかに関係なく、指定された用紙サイズの給紙段から給紙された紙にプリントアウトされる。一般的にカラー画像データプリント用の用紙は白黒画像データプリント用の用紙よりもコストが高いため、白黒プリントにカラー用紙が使用されてしまうと無駄なコストが掛かってしまう。また、カラー用紙と白黒用紙の給紙段を分けている場合においても、ホストコンピュータからリモートプリントを行う場合には、複写機のどの給紙段にカラー用紙、白黒用紙のどちらがセットされているのかを知るためには、複写機のところまで行って確認してから給紙段を指定する必要があった。
【0005】
本発明は、上述の点に着目して成されたもので、コントローラから出力する画像データの出力モードに応じて、自動的にその出力モードに対応した給紙段から用紙を給紙することができる画像処理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0007】
(1)ホストコンピュータから出力された画像データの展開処理を行う展開手段を有する画像処理装置により展開された画像データを、記録媒体を収納する複数の収納手段と、前記収納手段毎に記録媒体の使用条件を設定する設定手段とを有する画像形成装置により画像形成させる画像処理システムであって前記画像処理システムは、前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信する前に、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ、前記画像形成装置の前記設定手段により設定された前記記録媒体の使用条件の情報を送信させ、且つ、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して指定した出力モードの情報に基づいて、当該画像データの画像形成に利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させたうえで、前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信させ、且つ、当該展開された画像データの画像形成を、前記画像処理装置により決定した収納手段を用いて、前記画像形成装置により実行させる、ことを特徴とする画像処理システム。
(2)前記画像処理システムは、前記設定手段により前記収納手段毎にそれぞれ区別して設定される、カラー画像形成用の記録媒体を収納する収納手段として利用するか否かに関するカラー関連情報を、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させ、且つ、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記カラー関連情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対してカラーモードが指定されたか否かを特定する為の情報に基づいて、当該画像データの画像形成に利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させる、ことを特徴とする前項(1)記載の画像処理システム。
(3)前記画像処理システムは、前記設定手段により前記収納手段毎にそれぞれ区別して設定される、両面画像形成用の記録媒体を収納する収納手段として利用するか否かに関する両面関連情報を、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させ、且つ、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記両面関連情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して両面モードが指定されたが否かを特定する為の情報に基づいて、当該画像データの画像形成にて利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させる、ことを特徴とする前項(1)又は(2)記載の画像処理システム。
(4)ホストコンピュータから出力された画像データの展開処理を行う展開手段を有する画像処理装置により展開された画像データを、記録媒体を収納する複数の収納手段と、前記収納手段毎に記録媒体の使用条件を設定する設定手段とを有する画像形成装置により画像形成させる画像処理システムの制御方法であって、前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信する前に、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ、前記画像形成装置の前記設定手段により設定された前記記録媒体の使用条件の情報を送信させ、且つ、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して指定した出力モードの情報に基づいて、当該画像データの画像形成に利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させたうえで、前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信させ、且つ、当該展開された画像データの画像形成を、前記画像処理装置により決定した収納手段を用いて、前記画像形成装置により実行させるように制御する、ことを特徴とする画像処理システムの制御方法。
(5)前記設定手段により前記収納手段毎にそれぞれ区別して設定される、カラー画像形成用の記録媒体を収納する収納手段として利用するか否かに係わるカラー関連情報を、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させ、且つ、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記カラー関連情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対してカラーモードが指定されたか否かを特定する為の情報に基づいて、当該画像データの画像形成にて利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させる、ことを特徴とする前項(4)記載の画像処理システムの制御方法。
(6)前記設定手段により前記収納手段毎にそれぞれ区別して設定される、両面画像形成用の記録媒体を収納する収納手段として利用するか否かに係わる両面関連情報を、前記 画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させ、且つ、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記両面関連情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して両面モードが指定された否かを特定する為の情報に基づいて、当該画像データの画像形成にて利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させる、ことを特徴とする前項(4)又は(5)記載の画像処理システムの制御方法。
(7)前項(4)乃至(6)の何れかに記載の画像処理システムの制御方法をコンピュータに実行させる為の制御プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
図1は、本発明に係る好適な実施の形態における画像処理装置及び画像出力装置の電気的な構成を概略的に示すブロック図である。この画像処理システムは、ホストコンピュータ10と、画像処理装置20と、画像出力装置30とを有し、各々がケーブル1、ケーブル2を介して接続されている。
【0018】
ホストコンピュータ10は、プリントデータ(ここではPDLデータとして説明する)の供給源として機能する。画像処理装置20は、ホストコンピュータ10からケーブル1、外部インターフェース25を介して供給されたプリントデータを、HDDコントローラ23を介して内蔵HD24に一旦保持する。内蔵HDに保持されたプリントデータは、CPUバス4を介してPDLバッファ26−2に一時的に保持され、そのPDLデータをフレームメモリ26−1に展開して画像データを生成する。
【0019】
フレームメモリ26−1に展開された画像データはケーブル2を介して画像出力装置30に転送され、記録媒体にプリントされる。ここで、ケーブル1、2は、パラレルケーブル、SCSIケーブル、シリアルケーブル、ネットワークケーブル等の汎用ケーブルでも、専用のケーブルでも何れでも構わない。
【0020】
画像出力装置30は、ホストコンピュータ10で生成したプリントデータを出力するプリンタとして機能する他、原稿を複写する複写機としても機能する。
【0021】
また、画像処理装置20は、ケーブル2を介して画像出力装置30のステータス情報等を取得し、ホストコンピュータ10に送信することができる他、このステータス情報に基づいて画像出力装置30を制御することができる。
【0022】
CPU21は、ROM22に格納された制御プログラムに基づいて動作し、画像処理装置20の機能を制御する。内蔵ハードディスク(HD)24は、プリント済みのPDLデータやPDLデータを展開して生成した画像データを一時的に保持する領域やフォントデータを格納する領域等を有し、HDDコントローラ23を介してCPUバス4に接続されている。RAM26は、ホストコンピュータ10より受信したPDLデータを一時的に保持するバッファ即ちPDLバッファ26−2と、PDLデータを展開し、そしてその画像データを一時的に保持するためのフレームメモリ26−1とを含む。
【0023】
ところで、ROM22は例えばプログラマブルメモリ(例えば、EEPROM)により構成して、ホストコンピュータ10等から制御プログラムをインストール可能にすることも有効であるし、例えばフロッピーディスク、CD−ROM等のメモリ媒体及びそのコントローラ(ドライバ)等により構成することも有効である。なお、CPU21により読み取り可能な状態で制御プログラムを格納したメモリ媒体自体(例えばROM22)が法上の発明を構成する。
【0024】
画像処理装置20は、ホストコンピュータ10から供給されるPDLデータに応じて、フルカラーまたはグレイスケール用の画像データを生成する。
【0025】
画像出力装置30に対する画像データの送信はケーブル2を介して行われる。画像出力装置30は、画像処理装置20から供給された画像データに基づいて画像処理部310でYMCKデータ(グレイスケールの場合はKデータ)を生成し、これを画像形成部320に供給して記録媒体上に画像を出力する。また、画像読み取り部300で読み取られた画像データを画像形成部320に供給して記録媒体上に画像を出力する。
【0026】
画像形成部320は、例えば400dpiの解像度のカラーまたはグレイスケール画像を出力する機能を有する。制御部340は、コントローラ20または操作部330からの命令に基づいて画像出力装置30の動作を制御する。
【0027】
図2は、画像出力装置30の具体的な構成例を示す模式図である。この構成例は、フルカラーの画像を出力可能な電子写真方式の画像出力装置であって、複写機としての機能とプリンタとしての機能とを有する。
【0028】
DF(Document Feeder )50は、原稿自動給紙装置であり、所定位置に積載された複数の原稿を1枚ずつ原稿読み取り位置に順次搬送する。DF50または手動により原稿読み取り位置に置かれた原稿は、例えば光学系やカラーCCD等を含む画像読み取り部300により読み取られて、これにより原稿画像に対応したRGBデータが生成され、画像処理部310へ送られる。
【0029】
画像処理部310は、画像処理装置20から送られてきた画像データと画像読み取り部300から送られてきた画像データの何れかを制御部340による制御に基づいて選択し、画像形成部320及び画像処理装置20へ送信する。即ち、制御部340は、この画像出力装置30をプリンタとして使用する場合には、画像処理装置20から供給される画像データを選択し、複写機として使用する場合には、画像読み取り部300から供給される画像データを選択する。
【0030】
画像処理部310は、入力されたRGBデータをYMCKデータに変換して、Y,M,C,Kの画像データを画像形成部320のレーザ駆動部31に供給する。レーザ駆動部31は、供給されるY,M,C,Kの画像データをレーザ光に変換して、このレーザ光を感光ドラム32上で走査させて潜像を形成する。画像を出力するための記録紙は、上段カセット34または下段カセット36から選択して給紙され、転写ドラム33に巻き付けられる。
【0031】
感光ドラム32上の潜像は、不図示の現像器により現像され、これにより可視像(トナー像)が形成され、転写ドラム33に吸着された記録紙に転写される。この潜像の形成、現像、転写の動作は、Y,M,C,Kの各色について実行され、記録紙上にカラー画像が合成される。
【0032】
トナー像が転写された記録紙は、定着器37に搬送され、ここでトナー像が定着される。その後、記録紙は、片面に画像を形成するモードにおいては、排紙トレイ40に排出される。一方、両面に画像を形成するモードにおいては、記録紙の片面に対するトナー像の転写が終了したら搬送経路5及び両面トレイ35を用いて記録紙を裏返し、再び転写ドラム33に搬送する。そして、裏面に対してトナー像を転写した後に、定着器37によりトナー像を定着し、排紙トレイ40に排出される。
【0033】
図3は、画像出力装置の操作部の一部を示す説明図である。
【0034】
操作部の液晶パネル100には、画像出力装置の状態を表示する状態表示部101があり、使用可能状態の場合には表示部に「コピーできます。」と表示される。倍率表示部102には、コピー時の倍率設定が表示され、等倍の場合には「100%」と表示される。給紙段表示部103には選択されている給紙段に収納されている用紙サイズが表示される。部数表示部104には、コピー時の設定部数が表示される。給紙段を選択する場合には、用紙選択ボタン105を押し、使用する給紙段を選択することが可能となっている。印刷モード選択ボタン106は、印刷モードとして「文字モード」、「印刷写真モード」、「文字/印刷写真モード」の何れかを選択するために使用される。濃度調整ボタン107は、コピー時の濃度を調整する際に使用される。ズームボタン108は、コピー時の複写倍率を設定する際に使用され、不図示のテンキーを使用して設定した複写倍率が倍率表示部102に表示される。
【0035】
また、上記の各モードの設定をユーザー毎に保存したい場合には、各モードを設定した後に、モード記憶ボタン109を選択することによって設定内容が保存される。
【0036】
図4は、図3における用紙選択ボタン105を押した際に表示される用紙選択画面である。
【0037】
給紙段を自動的に選択するオート110と、手差しトレイ111、上段カセット112、中段カセット113、下段カセット114、の何れかを選択することが可能であり、例えば、オート110を選択した場合には図示されているように選択されたボタンが反転表示される。また各カセット段には、収納されている用紙サイズが表示される。また、上段カセット112、中段カセット113、下段カセット114のそれぞれの給紙段に対して、オプション設定を行うための給紙段設定ボタン115が表示される。
【0038】
図5は、図4における給紙段設定ボタンを押した場合に表示される給紙段設定画面である。
【0039】
図5(a)は、上段カセットをカラーモード用給紙段として設定する場合の画面である。上段カセットボタン116を選択し、次にカラーモード用給紙段設定ボタン117を選択し、登録ボタン118を押すことによって、上段カセットがカラーモード用給紙段として設定される。
【0040】
図5(b)は、中段カセットを白黒モード用給紙段として設定する場合の画面である。中段カセットボタン119を選択し、次に白黒モード用給紙段設定ボタン120を選択し、登録ボタン118を押すことによって中段カセットが白黒モード用給紙段として設定される。
【0041】
上述のように、各給紙段に対して給紙段設定を行った場合の画面が図5(c)に示されている。図5(a)で上段カセットをカラーモード用給紙段に設定したことによって、上段カセットボタンに「カラー」と表示され、同様に図5(b)で中段カセットを白黒モード用給紙段に設定したことによって、中段カセットボタンに「白黒」と表示され、各給紙段に設定されているモードが見て分かるように表示される。
【0042】
図6(a)は、上段カセットを両面用給紙段として設定する場合の画面である。上段カセットボタン116を選択し、次に両面用給紙段設定ボタン121を選択し、登録ボタン118を押すことによって、上段カセットが両面用給紙段として設定される。
【0043】
上述のように、上段カセットを両面用給紙段として登録した場合の画面が図6(b)に示されている。上段カセットボタン116には、図5(a)でカラーモード用給紙段として設定された「カラー」表示と、図6(a)で両面用給紙段として設定された「両面」表示の両方が表示される。
【0044】
図7(a)は、上段カセットに設定されているカラーモード用給紙段設定を解除する場合の画面である。解除する場合には、上段カセットボタン116を選択し、次にカラーモード用給紙段設定ボタン117を選択し、解除ボタン122を押すことによって、上段カセットに登録されていたカラーモード用給紙段設定が解除される。
【0045】
上段カセットのカラーモード用給紙段設定を解除した場合の画面が図7(b)に示されている。解除したことによって、図6(a)で上段カセットボタン116に表示されていた「カラー」表示が消え、「両面」のみが表示される。
【0046】
上述のように、各給紙段に対してそれぞれ、カラーモード用給紙段、白黒モード用給紙段、片面用給紙段、両面用給紙段の設定を行うことが可能となっている。
【0047】
図8は、上段カセットがカラーモード用給紙段と両面用給紙段として設定され、中段が白黒モード用給紙段として設定されている場合に、図3に示されている用紙選択ボタン105を押した場合に表示される画面である。図6(b)で表示されているのと同様に、上段カセットボタンには「カラー」「両面」表示、中段カセットボタンには「白黒」表示が設定されているモードとして表示される。
【0048】
図9は、ホストコンピュータからプリントを実行した場合の処理の流れを表したフローチャートである。ここで、画像出力装置の各給紙段の設定は、図8に示されているのと同様の設定がされているものとし、カラーモード/白黒モードによって給紙段を自動的に選択する場合について説明する。
【0049】
ホストコンピュータ10からプリントを実行すると(S10)、プリント画像データがネットワークを介してコントローラへ送信され、コントローラでこの画像データが展開される(S11)。次に図1に示されているように、ケーブル2を介して、コントローラは画像出力装置30と通信を行い、画像出力装置30の各カセットに登録されている給紙段設定内容を確認する(S12)。ホストコンピュータ10から送られてきた画像データがカラーモードなのか白黒モードなのかを判定し(S13)、カラーモードの場合は給紙段として上段カセットを指定する(S14)。一方、白黒モードの場合は給紙段として中段カセットを指定する(S15)。カセット段を指定したら、画像出力装置30へ展開した画像データを送信し(S16)、画像出力装置30の指定した給紙段から給紙した紙にプリント出力される(S17)。
【0050】
図10は、ホストコンピュータからプリントを実行した場合の処理の流れを表したフローチャートである。ここで、画像出力装置の各給紙段の設定は、図8に示されているのと同様の設定がされているものとし、片面モード/両面モードによって給紙段を自動的に選択する場合について説明する。
【0051】
ホストコンピュータ10からプリントを実行すると(S20)、プリント画像データがネットワークを介してコントローラへ送信され、このプリント画像データがコントローラで展開される(S21)。次に、図1に示されているように、ケーブル2を介して、コントローラは画像出力装置30と通信を行い、画像出力装置30の各カセットに登録されている給紙段設定内容を確認する(S22)。次に、ホストコンピュータ10から指定された出力モードが片面モードなのか両面モードなのかを判定し(S23)、両面モードの場合は給紙段として上段カセットを指定する(S24)。一方、片面モードの場合は給紙段として中段カセットを指定する(S25)。カセット段を指定したら画像出力装置30へ展開した画像データを送信し(S26)、画像出力装置30の指定した給紙段から給紙された紙にプリント出力される(S27)。
【0052】
以上説明したように、同じ用紙サイズでも、カラー用の上質紙と白黒用の用紙とを分けて異なるカセットにセットされている環境において、各給紙段に対してカラーモード/白黒モードの設定、片面モード/両面モードの設定を行うことによって、ユーザーがホストコンピュータからプリントを実行する際に、画像出力装置のカセット段にどちらの紙が入っているのかをいちいち確認しなくても自動的に所望のカセット段からプリント出力することが可能となる。
【0053】
本発明に係る実施例では、実施形態の一例として述べてきたが、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは勿論である。
【0054】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードに記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0055】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0056】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ホストコンピュータから出力された画像データの展開処理を行う展開手段を有する画像処理装置により展開された画像データを、記録媒体を収納する複数の収納手段と、前記収納手段毎に記録媒体の使用条件を設定する設定手段とを有する画像形成装置により画像形成させる画像処理システムであって、前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信する前に、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ、前記画像形成装置の前記設定手段により設定された前記記録媒体の使用条件の情報を送信させ、且つ、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して指定した出力モードの情報に基づいて、当該画像データの画像形成に利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させたうえで、前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信させ、且つ、当該展開された画像データの画像形成を、前記画像処理装置により決定した収納手段を用いて、前記画像形成装置により実行させることとした。
したがって、本発明によれば、例えば、前記複数の収納手段に、同じ用紙サイズでも、カラー用の上質紙と白黒用の用紙とが分けてセットされている環境において、ユーザーが前記ホストコンピュータからプリントを実行する際に、前記複数の収納手段にどちらの紙が入っているのかをいちいち確認しないで前記ホストコンピュータから前記画像処理装置へ画像データを送信しても、自動的に所望の収納手段を前記画像処理装置により決定させ、そのうえで該収納手段を用いたプリント出力を前記画像形成装置により実行させることが可能となり、前記コンピュータからの画像データの展開処理を行う前記画像処理装置から前記画像形成装置に対して送信した展開処理された白黒画像データが、前記画像形成装置側にて、カラー用の用紙を用いて出力されてしまうといった無駄なコストを抑え、ランニングコストを下げることができるという効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る好適な実施の形態における画像処理装置及び画像出力装置の構成を示すブロック図
【図2】 画像出力装置の具体的な構成例を示す模式図
【図3】 画像出力装置の操作部の一部を示す説明図
【図4】 用紙選択ボタンを押した際に表示される用紙選択画面の説明図
【図5】(a)給紙段設定画面においてカラーモード用給紙段設定の画面を示す説明図、同(b)給紙段設定画面において白黒モード用給紙段設定の画面を示す説明図、同(c)給紙段設定画面において設定後の給紙段設定の画面を示す説明図
【図6】(a)給紙段設定画面において両面モード用給紙段設定の画面を示す説明図、同(b)給紙段設定画面において両面モード設定後の画面を示す説明図
【図7】(a)給紙段設定画面においてカラーモード設定を解除する場合の画面を示す説明図、同(b)給紙段設定画面においてカラーモード設定を解除した後の画面を示す説明図
【図8】 給紙段設定をした後に用紙選択ボタンを押した場合の画面を示す説明図
【図9】 カラーモード/白黒モードによって自動的に給紙段を選択する場合の処理の流れを表すフローチャート
【図10】 片面モード/両面モードによって自動的に給紙段を選択する場合の処理の流れを表すフローチャート
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ
20 画像処理装置
21 CPU
22 ROM
23 HDDコントローラ
24 内蔵HD
25 外部インターフェース
26−1 フレームメモリ
26−2 PDLバッファ
30 画像出力装置
31 レーザ駆動部
32 感光ドラム
33 転写ドラム
34 上段カセット
35 両面トレイ
36 下段カセット
37 定着器
40 排紙トレイ
300 画像読み取り部
310 画像処理部
320 画像形成部
330 操作部
340 制御部

Claims (7)

  1. ホストコンピュータから出力された画像データの展開処理を行う展開手段を有する画像処理装置により展開された画像データを、記録媒体を収納する複数の収納手段と、前記収納手段毎に記録媒体の使用条件を設定する設定手段とを有する画像形成装置により画像形成させる画像処理システムであって
    前記画像処理システムは、
    前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信する前に、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ、前記画像形成装置の前記設定手段により設定された前記記録媒体の使用条件の情報を送信させ、且つ、
    前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して指定した出力モードの情報に基づいて、当該画像データの画像形成に利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させたうえで、
    前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信させ、且つ、当該展開された画像データの画像形成を、前記画像処理装置により決定した収納手段を用いて、前記画像形成装置により実行させる、
    ことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記画像処理システムは、
    前記設定手段により前記収納手段毎にそれぞれ区別して設定される、カラー画像形成用の記録媒体を収納する収納手段として利用するか否かに関するカラー関連情報を、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させ、且つ、
    前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記カラー関連情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対してカラーモードが指定されたか否かを特定する為の情報に基づいて、当該画像データの画像形成に利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  3. 前記画像処理システムは、
    前記設定手段により前記収納手段毎にそれぞれ区別して設定される、両面画像形成用の記録媒体を収納する収納手段として利用するか否かに関する両面関連情報を、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させ、且つ、
    前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記両面関連情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して両面モードが指定されたが否かを特定する為の情報に基づいて、当該画像データの画像形成にて利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理システム。
  4. ホストコンピュータから出力された画像データの展開処理を行う展開手段を有する画像処理装置により展開された画像データを、記録媒体を収納する複数の収納手段と、前記収納手段毎に記録媒体の使用条件を設定する設定手段とを有する画像形成装置により画像形成させる画像処理システムの制御方法であって、
    前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信する前に、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ、前記画像形成装置の前記設定手段により設定された前記記録媒体の使用条件の情報を送信させ、且つ、
    前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して指定した出力モードの情報に基づいて、当該画像データの画像形成に利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させたうえで、
    前記画像処理装置から前記画像形成装置へ前記展開された画像データを送信させ、且つ、当該展開された画像データの画像形成を、前記画像処理装置により決定した収納手段を用いて、前記画像形成装置により実行させるように制御する、
    ことを特徴とする画像処理システムの制御方法。
  5. 前記設定手段により前記収納手段毎にそれぞれ区別して設定される、カラー画像形成用の記録媒体を収納する収納手段として利用するか否かに係わるカラー関 連情報を、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させ、且つ、
    前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記カラー関連情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対してカラーモードが指定されたか否かを特定する為の情報に基づいて、当該画像データの画像形成にて利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させる、
    ことを特徴とする請求項4記載の画像処理システムの制御方法。
  6. 前記設定手段により前記収納手段毎にそれぞれ区別して設定される、両面画像形成用の記録媒体を収納する収納手段として利用するか否かに係わる両面関連情報を、前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させ、且つ、
    前記画像形成装置から前記画像処理装置へ送信させた前記両面関連情報と、前記ホストコンピュータにて前記画像データに対して両面モードが指定された否かを特定する為の情報に基づいて、当該画像データの画像形成にて利用すべき収納手段を、前記画像処理装置により決定させる、
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の画像処理システムの制御方法。
  7. 請求項4乃至6の何れかに記載の画像処理システムの制御方法をコンピュータに実行させる為の制御プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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