JP3934767B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷ドラムを含む搬送系部材をモータにより回転駆動させて用紙を給紙しながら印刷ドラム上の画像を用紙に転写する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、印刷装置ではジャムが発生したらこれを検知し、駆動系のモータを停止して印刷作業を中止し、ジャム処理を行っている。例えば、特開平8−318669号公報に記載されているように、製版済みのマスタを巻き付けた印刷ドラム(同公報では版胴と称する)と圧胴との間で用紙を挾持搬送しながら、印刷ドラム上のマスタからインキを滲み出させて用紙に転写する孔版印刷装置において、圧胴に設けたくわえ爪で用紙を把持し、印刷ドラムの回転に同期して圧胴を回転させることにより、用紙を印刷ドラムと圧胴とのニップ部の排紙側に引き込み、ジャム検出の場合には印刷ドラムと圧胴とを停止させるようにしている。
【0003】
また、特開昭60−216358号公報に記載されているように、電子写真法によって用紙が転写された画像を定着排紙装置で定着する場合に、記録紙の搬送事故が発生したときは記録紙を駆動する駆動系を自動的に停止させるとともに、定着排紙装置は記録紙を排紙させた後に自動的に停止させるようにしている。
【0004】
さらに、特開昭59−109069号公報に記載されているように、正常時には画像形成装置のモータを停止させるときは緩やかに停止させ、ジャム発生時にはモータを急速に停止させるようにしている。
【0005】
さらに、特開昭63−69420号公報に記載されているように、印刷装置のドラムをモータで駆動する場合に、負荷が異常に増大した場合にはトルクの増大により動力伝達系の部材が破壊するのでモータを瞬時に停止させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これまで述べたように、印刷ドラムを含む搬送系部材を駆動するモータは、ジャム等の異常発生時に何れも急速に停止させているため、駆動系でのショックが増大する。急速に停止させると駆動系にショックが加わる時間を短くすることはできるが、ショックの大きさによってモータに発生する逆起電力も大きくなり、これにより動力伝達系が破損するおそれがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、印刷ドラムを含む搬送系部材をモータにより回転駆動させて用紙を給紙しながら前記印刷ドラム上の画像を用紙に転写する印刷装置において、前記モータを駆動するモータ駆動手段と、前記モータ駆動手段を制御する制御回路と、用紙を搬送する経路上に位置して用紙の有無を検出する用紙センサと、を備え、前記制御回路は、前記モータの回転に追従するエンコーダの出力パルスをカウントする手段と、印刷スタート後、前記エンコーダの出力パルスをカウントし、当該カウント値が所定値に達したときに前記用紙センサが用紙を検出していないことをもって給紙系ジャムを検知する異常検知手段と、前記給紙系ジャムを検知した場合、前記エンコーダの出力パルスのカウント値を基準値と比較して印刷速度が規定値以上だったかどうかを検知する印刷速度検知手段と、前記印刷速度が規定値以上ではなかったことが検知された場合には前記モータ駆動手段にモータ停止指令信号を出力し、前記印刷速度が規定値以上であったことが検知された場合には前記モータ駆動手段にモータ減速指令信号を出力した後一定時間経過後に前記モータ駆動手段にモータ停止指令信号を出力する制御手段と、を備える。
【0008】
したがって、給紙系ジャムが発生した場合には、印刷速度を規定値未満の低速駆動に減速した状態で印刷ドラムを含む搬送系部材を停止させることが可能となるため、動力伝達系にかかるショックを軽減することが可能となる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記印刷ドラムの回転位置を検知する回転位置検知手段を備え、前記制御手段は、前記モータ駆動手段に前記モータ停止指令信号を出力した後、一定時間経過後に前記モータ駆動手段にモータ低速回転指令信号を出力し、その後に、前記印刷ドラムがホームポジションに復帰したことを前記回転位置検知手段が検知したときに前記モータ駆動手段にモータ停止指令信号を出力する。
【0010】
したがって、印刷ドラムを含む搬送系部材を停止させた後に、モータを低速で駆動して動力伝達系にショックを与えることなく印刷ドラムをホームポジションに復帰させることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態における印刷装置は孔版印刷装置の例である。図1を参照して孔版印刷装置Aの構成を概略的に説明する。孔版印刷装置Aは原稿画像を読み取る画像読取部1を備えている。相対向する側板(図示せず)に印刷ドラム2が回転自在に支持されている。この印刷ドラム2は内部にインキローラ3を含むインキ供給機構(図示せず)を有し、外周に形成されたスクリーンからインキを滲み出させるように構成され、外周の一部には後述するマスタの端部を把持するクランプ4が開閉自在に設けられている。また、印刷ドラム2の外周には、給紙される用紙Pを印刷ドラム2に押圧する圧胴5と、印刷ドラム2から用紙Pを剥離する進退自在の剥離爪6と、印刷工程の前に印刷ドラム2に巻き付けられた使用済みのマスタを剥離する排版部7と、画像読取部1で読み取られた画像に基づいてマスタ8を製版する製版部9とが配列されている。この製版部9は、プラテンローラ10及びこれに接離自在に対向配置されたサーマルヘッド11と、マスタ8を印刷ドラム2に向けて搬送するローラ12と、マスタ8を切断するカッタ13とを有する。
【0012】
用紙Pは昇降自在に設けられた給紙トレイ14の上に積載され、給紙トレイ14の上方には、用紙Pの枚数に応じて制御される給紙トレイ14の上昇により一定の高さに維持された最上位の用紙Pを給紙する給紙ローラ15と、印刷ドラム2の回転運動に同期して駆動される一対のレジストローラ16とが配設されている。さらに、圧胴5の下流側には、排紙ベルト17と排紙トレイ18とが順次配列されている。
【0013】
次に、孔版印刷装置Aにおける一連の動作について説明する。この動作については本発明の特徴ではないので簡単に説明する。まず、マスタ8を製版するために、プラテンローラ10とサーマルヘッド11との間及び一対のローラ12の間に未製版のマスタ8を通す。製版処理を実行すると、プラテンローラ10及びローラ12が駆動されると同時に、画像読取部1で読み取った原稿の画像データに基づいてサーマルヘッド11の特定の抵抗発熱素子に電圧が印加され、マスタ8への製版が行われる。
【0014】
このようにして製版されたマスタ8はローラ12により印刷ドラム2に向けて送り出されるが、この動作に同期して印刷ドラム2はクランプ4がマスタ8を受け入れる位置に待機し、マスタ8の先端がクランプ4により把持される。したがって、印刷ドラム2を時計方向に回転させ、製版済みのマスタ8をカッタ13でカットすることにより、マスタ8が印刷ドラム2に巻き付けられる。
【0015】
この後に印刷処理が実行される。給紙トレイ14の最上位の用紙Pを給紙ローラ15により給紙し、印刷ドラム2の回転に同期させてレジストローラ16を駆動し、用紙Pの先端が印刷ドラム2と圧胴5との間を通過した時点で上方に変位させた圧胴5で印刷ドラム2上のマスタ8に用紙Pを押しつけることにより、印刷ドラム2内のインキがマスタ8の穿孔部分から滲み出て用紙Pに転写される。すなわち印刷がなされる。印刷後の用紙Pは排紙ベルト17により排紙トレイ18に排紙される。
【0016】
ところで、本実施の形態における孔版印刷装置Aは、印刷ドラム2下方に配置されたホームポジションセンサ19と、排紙ベルト17上の用紙Pの有無を検知する用紙センサ20とを備えている。ホームポジションセンサ19は、印刷ドラム2の外周の一部から突出する遮光片(図示せず)によって光軸が遮断された時点をもって印刷ドラム2がホームポジションに位置する旨の信号を出力する透過型のセンサである。
【0017】
前述した印刷ドラム2、レジストローラ16、排紙ベルト17等の搬送系部材を駆動するモータ21(図2参照)は、図示しないエンコーダを内蔵し、さらにモータ駆動手段としてのモータドライブ回路22に接続されている。このモータドライブ回路22の動作を制御する制御回路23は、図示しないが、CPU、このCPUが実行するプログラムが書き込まれているROM、ワークデータ等の可変データを書き替え自在に格納するRAM、モータ21から出力されるエンコーダパルスをカウントするエンコーダパルスカウンタ、タイマ等を備えたマイクロコンピュータ構成のものである。
【0018】
さらに、本実施の形態における孔版印刷装置Aは、印刷速度を検知する印刷速度検知手段と、印刷ドラム2の回転位置(ホームポジション)を検知する回転位置検知手段と、ジャムを検知する異常検知手段とを備えている。印刷速度検知手段は、制御回路23内のタイマに設定された一定時間内にモータ21から出力されるエンコーダパルスを何パルス受けたかをCPUで判断することで印刷速度を検知する機能である。回転位置検知手段は、ホームポジションセンサ19の検知信号を前述した制御回路23のCPUで判断することにより印刷ドラム2の回転位置(ホームポジション)を検知する機能である。異常検知手段は、後述する所定のタイミングで制御回路23のCPUが用紙センサ20の検知信号を判断することによりジャムを検知する機能である。
【0019】
さらに、制御回路23は、前述した異常検知手段により異常(ジャム)が発生したと認識するとともに印刷速度検知手段により印刷速度が規定値以上であると認識した条件で、モータドライブ回路22にモータ減速指令信号を出力し、一定時間経過後にモータドライブ回路22にモータ停止指令信号を出力し、さらに、一定時間経過後にモータドライブ回路22にモータ低速回転指令信号を出力した後に、印刷ドラム2がホームポジションに復帰したことを回転位置検知手段が検知したときにモータドライブ回路22にモータ停止指令信号を出力する制御手段として機能する。
【0020】
以下、図3に示すフローチャートを参照し、モータ21の制御動作処理について説明する。このモータ21は、印刷ドラム2、レジストローラ16、排紙ベルト17等を駆動する。これにより、用紙Pの搬送速度、印刷速度はモータ21の回転速度によって左右される。また、給紙ローラ15は用紙Pをレジストローラ16に受け渡した後に停止するので、他のモータを用いずに前述のモータ21で駆動するときは、クラッチ(図示せず)を介してモータ21に連結し、クラッチの動作により給紙ローラ15の回転を制御する。
【0021】
印刷が開始されると、前述したように給紙トレイ14上の用紙Pがレジストローラ16に向けて給紙され、その前に製版済みのマスタ8が巻き付けられた印刷ドラム2と排紙ベルト17とがモータ21により駆動されて時計方向に回転し始め、この印刷ドラム2の回転に同期してレジストローラ16が駆動されると用紙Pが印刷ドラム2と圧胴5との間に給紙される。用紙Pの先端が印刷ドラム2と圧胴5との間を通過すると、用紙Pは上方に変位する圧胴5により印刷ドラム2上のマスタ8に圧接されるため用紙Pへの印刷が行われる。印刷された用紙Pは排紙ベルト17により排紙トレイ18に向けて排紙される。
【0022】
この印刷の過程で、図3におけるステップS1では印刷ドラム2がホームポジションに位置するか否かの判断をする。具体的には、回転する印刷ドラム2の遮光片により光軸が遮光されたときのホームポジションセンサ19の検知信号を制御回路23のCPUが認識したときに、印刷ドラム2がホームポジションに位置するものと判断する。すなわち、ステップS1は、印刷ドラム2の回転位置(ホームポジション)を検知する回転位置検知手段に相当する。
【0023】
制御回路23は、ステップS1において印刷ドラム2がホームポジションに位置する状態を認識したときから、モータ21からエンコーダパルスカウンタに入力されたエンコーダパルスのパルス数をカウントし始め(S2)、ステップS3でカウント数が所定値に達したものと判断したときに、給紙系ジャムが発生しているか否かの判断をする(S4)。具体的には、印刷ドラム2がホームポジションから所定ステップ数だけ駆動されたタイミングは、正常であれば用紙Pが排紙ベルト17の用紙センサ20に達しているタイミングであるので、このタイミングで用紙センサ20の検知信号を監視する。用紙センサ20が用紙なしの検知信号を出力していれば、そこまで用紙Pが達していないジャムとして認識する。すなわち、ステップS4は異常(ジャム)を検知する異常検知手段に相当する。
【0024】
ステップS4でジャムが発生したと認識したときは、続いて印刷速度が規定値以上であるか否かを判断する。具体的には、印刷速度は印刷ドラム2を駆動するモータ21の回転速度で決まるので、制御回路23のタイマで定められた一定時間内に、エンコーダパルスカウンタでカウントしたモータ21のエンコーダパルスが何パルスであったかを調べ、これを基準値と比較する等の方法により印刷速度を認識することができる。すなわち、ステップS5は、印刷速度を検知する印刷速度検知手段に相当する。
【0025】
ステップS5において、印刷速度が規定値以上であると判断したときは、制御回路23のCPUは、モータドライブ回路22にモータ減速指令信号を出力し(S6)、続いて、タイマをスタートさせる(S7)。この場合、タイマにセットする値は、モータ21が減速されるまでのウェイトタイム(100ms程度)である。このウェイトタイムに相当する所定時間が経過すると(S8)、モータ21の回転速度(印刷ドラム2の回転による印刷速度)が所望の速度まで減速されるので、制御回路23のCPUは、モータドライブ回路22にモータ停止指令信号を出力する(S9)。前述したステップS5において、制御回路23のCPUは、印刷速度が規定値未満であると判断した場合にステップS9に移行する。
【0026】
CPUがステップS9においてモータ停止指令信号を出力するとモータ21が停止する。このときも、CPUはモータ21が停止するまでに要するウェイトタイムをタイマにセットし、このウェイトタイムに相当する所定時間が経過したと判断したとき(S10)に、モータドライブ回路22にモータ低速回転指令信号を出力する(S11)。これにより、モータ21は印刷ドラム2を低速で回転させる。この印刷ドラム2の回転により遮光片がホームポジションセンサ19に達したときに、CPUは印刷ドラム2がホームポジションに位置する瞬間であると判断し(S12)、モータドライブ回路22にモータ停止指令信号を出力する。これにより、印刷ドラム2等の搬送系部材が停止する。
【0027】
ここで、ジャム検知からモータ21を停止させるまでの印刷ドラム2の回転速度の時間的変化を図4及び図5に示す。図4は、ジャム検知時に印刷ドラム2の回転速度が高い(印刷速度が規定値以上)ために、モータ21を停止させる前に減速させるステップS6〜S8の処理を経てモータ21の動作を制御するときのタイムチャートである。図5は、ジャム検知時に印刷ドラム2の回転速度が低い(印刷速度が規定値未満)ために、ステップS6〜S8の処理を省略してモータ21の動作を制御するときのタイムチャートである。
【0028】
以上のように、ジャム等の異常が発生した場合には、印刷速度を規定値未満の低速駆動に減速した状態で印刷ドラム2を含む搬送系部材を停止させることができる。これにより、動力伝達系にかかるショックを軽減し、その動力伝達系の破損を防止することができる。
【0029】
さらに、ジャムが発生した場合に、印刷ドラム2を含む搬送系部材を停止させた後に、モータ21を低速で駆動して動力伝達系にショックを与えることなく印刷ドラム2をホームポジションに復帰させることができる。これにより、ジャム処理後に直ちに印刷処理に移行することができる。
【0030】
一般に、印刷ドラム2は、ホームポジションでのみ印刷機本体から取り外すように構成されているので、ジャム処理等のために印刷ドラム2を取り外す場合には、モータ21を停止したときに印刷ドラム2がホームポジションに位置しているので、直ちに印刷ドラム2を取り外すことができる。
【0031】
すなわち、ステップS6〜S8は、ジャム等の異常が発生したと認識するとともに印刷速度が規定値以上であると認識した条件で、モータドライブ回路22にモータ減速指令信号を出力する請求項1記載の制御手段に相当する。
【0032】
また、ステップS6〜S13は、ジャム等の異常が発生したと認識するとともに印刷速度が規定値以上であると認識した条件で、モータドライブ回路22にモータ減速指令信号を出力し、一定時間経過後にモータドライブ回路22にモータ停止指令信号を出力し、さらに、一定時間経過後にモータドライブ回路22にモータ低速回転指令信号を出力した後に、印刷ドラム2がホームポジションに復帰したことを検知したときにモータドライブ回路22にモータ停止指令信号を出力する請求項2記載の制御手段に相当する。
【0033】
なお、印刷ドラムは製版済みのマスタを巻き付けるものに限られるものではなく、静電潜像を形成する感光体ドラムを用いてもよい。すなわち、本発明は電子写真法により画像を形成する印刷装置にも適用し得るものである。
【0034】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、給紙系ジャムが発生した場合には、印刷速度を規定値未満の低速駆動に減速した状態で印刷ドラムを含む搬送系部材を停止させることができる。これにより、動力伝達系にかかるショックを軽減し、動力伝達系の破損を防止することができる。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、印刷ドラムを含む搬送系部材を停止させた後に、モータを低速で駆動して動力伝達系にショックを与えることなく印刷ドラムをホームポジションに復帰させることができる。これにより、ジャム処理後に直ちに印刷処理に移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における孔版印刷装置の概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】モータの動作を制御する制御系のブロック図である。
【図3】モータの動作制御処理を示すフローチャートである。
【図4】印刷速度が規定値以上の場合のモータの動作制御処理を示すタイムチャートである。
【図5】印刷速度が規定値未満の場合のモータの動作制御処理を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
2 印刷ドラム、搬送系部材
16,17 搬送系部材
21 モータ
22 モータ駆動手段
S1 回転位置検知手段
S4 異常検知手段
S5 印刷速度検知手段
S6〜S13 制御手段
Claims (2)
- 印刷ドラムを含む搬送系部材をモータにより回転駆動させて用紙を給紙しながら前記印刷ドラム上の画像を用紙に転写する印刷装置において、
前記モータを駆動するモータ駆動手段と、
前記モータ駆動手段を制御する制御回路と、
用紙を搬送する経路上に位置して用紙の有無を検出する用紙センサと、
を備え、
前記制御回路は、
前記モータの回転に追従するエンコーダの出力パルスをカウントする手段と、
印刷スタート後、前記エンコーダの出力パルスをカウントし、当該カウント値が所定値に達したときに前記用紙センサが用紙を検出していないことをもって給紙系ジャムを検知する異常検知手段と、
前記給紙系ジャムを検知した場合、前記エンコーダの出力パルスのカウント値を基準値と比較して印刷速度が規定値以上だったかどうかを検知する印刷速度検知手段と、
前記印刷速度が規定値以上ではなかったことが検知された場合には前記モータ駆動手段にモータ停止指令信号を出力し、前記印刷速度が規定値以上であったことが検知された場合には前記モータ駆動手段にモータ減速指令信号を出力した後一定時間経過後に前記モータ駆動手段にモータ停止指令信号を出力する制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷ドラムの回転位置を検知する回転位置検知手段を備え、
前記制御手段は、前記モータ駆動手段に前記モータ停止指令信号を出力した後、一定時間経過後に前記モータ駆動手段にモータ低速回転指令信号を出力し、その後に、前記印刷ドラムがホームポジションに復帰したことを前記回転位置検知手段が検知したときに前記モータ駆動手段にモータ停止指令信号を出力する、
ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP35326197A JP3934767B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 印刷装置 |
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JP35326197A JP3934767B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 印刷装置 |
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---|---|
JPH11180025A JPH11180025A (ja) | 1999-07-06 |
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Family Applications (1)
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JP35326197A Expired - Fee Related JP3934767B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 印刷装置 |
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Families Citing this family (1)
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JP6592692B2 (ja) * | 2015-07-30 | 2019-10-23 | デュプロ精工株式会社 | 孔版印刷装置 |
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1997
- 1997-12-22 JP JP35326197A patent/JP3934767B2/ja not_active Expired - Fee Related
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