JP3932572B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制動時における車輪のロックを抑える機能をもつ車両用ブレーキ液圧制御装置に関し、特にブレーキ液の真空充填処理に際における空気排出性を向上できる車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、車輪を制動する車両用ブレーキ装置では、ブレーキペダルの踏込みに伴い液圧を発生するマスタシリンダと、車輪ブレーキを作動させるホィールシリンダと、マスタシリンダで発生した液圧をホィールシリンダに伝達するブレーキ液圧供給回路とが要素として設けられている。
【0003】
更に車両用ブレーキ装置の分野では、制動時における車輪のロックを抑える機能をもつ車両用ブレーキ液圧制御装置が近年、開発されている。
この制御装置として、上記した要素の他に、ブレーキ液を収容可能なリザーバ室をもつリザーバと、ホィールシリンダのブレーキ液圧が過剰のときに制御されホィールシリンダのブレーキ液をリザーバのリザーバ室に流出させてホィールシリンダを減圧するブレーキ液圧減圧手段と、上記制御時にリザーバのリザーバ室のブレーキ液をブレーキ液圧供給回路のうちでマスタシリンダと常時連通する部位に強制的に排出するポンプ手段と、ポンプ手段の非作動時にリザーバのリザーバ室のブレーキ液をマスタシリンダに逃がすリザーバ残圧逃がし弁とを設けたものが知られている(特開平2−95960号公報)。
【0004】
上記したリザーバ残圧逃がし弁は、リザーバ室とマスタシリンダ側とを連通する弁口と、弁口を開閉可能な弁体と、弁体が弁口を閉鎖する方向に弁体を付勢する所定の付勢力をもった閉鎖用付勢バネとを備えており、通常時には閉鎖用バネの付勢力によって弁体が弁口を閉鎖している。
上記した制御装置では、車輪がロックするおそれがあるときには、その車輪ブレーキを作動させるホィールシリンダのブレーキ液をリザーバのリザーバ室に流出させてホィールシリンダのブレーキ液圧を減圧するブレーキ液圧制御を実行する。そのため制動時における車輪のロックの抑制を図り得る。この制御装置では、リザーバ室がブレーキ液で満たされると、所望の減圧機能が得られにくいため、リザーバのリザーバ室の貯溜容積を常に確保しておく必要がある。そのため上記したブレーキ液圧制御が実行される際には、ポンプ手段が作動してリザーバのリザーバ室のブレーキ液を強制的に排出することにしている。
【0005】
ところで上記した制御が実行されないときには、ポンプ手段が作動しないため、ブレーキ液圧減圧手段のシール不良が発生したときはブレーキペダルの踏込みに伴うブレーキ液圧の増加により、リザーバのリザーバ室にブレーキ液が次第に溜まるおそれがある。そこでポンプ手段が作動していない場合には、リザーバ残圧逃がし弁では、リザーバのリザーバ室とマスタシリンダとの間の差圧が生じ、その差圧が閉鎖用付勢バネの付勢力に打ち勝てば、閉鎖用付勢バネに抗しつつ弁体が移動し、これにより弁口が開放し、リザーバ室のブレーキ液がマスタシリンダ側に逃がされ、リザーバのリザーバ室の貯溜容積が確保される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両組立工程においては、上記した装置へブレーキ液を充填する処理として、ブレーキ液を空気と共に噴出させる従来からのブリーダ処理に代えて、真空充填処理が近年採用されつつある。
この真空充填処理は、マスタシリンダ側を真空ポンプにつないだ状態で真空ポンプを作動させ、上記したブレーキ系の経路内の空気を真空ポンプにより吸引して排出した後に、マスタシリンダ側からブレーキ液を注入して経路内にブレーキ液を充填する処理である。
【0007】
この真空充填処理を採用した場合には、マスタシリンダ側から吸引してブレーキ系の経路内の空気を充分に排出する必要がある。しかし経路の部位によっては空気排出性が充分ではない部分もある。
特に常時閉とされ作動時のみ開となる電磁弁が設けられているときには、電磁弁の閉作用により経路が遮断されるので、その電磁弁以降の経路部分の空気排出性が損なわれるおそれがある。
【0008】
本発明は上記した実情に鑑みなされたものであり、ブレーキペダルの踏込みに伴い弁口が閉鎖するもののブレーキペダルの非踏込み時には弁口が開放するように、リザーバ残圧逃がし弁を制御するリザーバ残圧逃がし弁制御手段を設けることにより、車両組立工程におけるブレーキ液の真空充填性を向上させ得る車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る車両用ブレーキ液圧制御装置は、ブレーキペダルの踏込みに伴い液圧を発生するマスタシリンダと、車輪ブレーキを作動させるホィールシリンダと、マスタシリンダが発生した液圧を前記ホィールシリンダに伝達するブレーキ液圧供給回路と、ブレーキ液を収容可能なリザーバ室をもつリザーバと、ホィールシリンダのブレーキ液圧が過剰のときに駆動されホィールシリンダのブレーキ液をリザーバのリザーバ室に流出させてホィールシリンダを減圧するブレーキ液圧減圧手段と、ホィールシリンダのブレーキ液圧の制御時にリザーバのリザーバ室のブレーキ液を前記ブレーキ液圧供給回路のうちでマスタシリンダと常時連通する部位に強制的に排出するポンプ手段と、弁口とこの弁口を開閉可能な弁体およびこの弁体が弁口を閉鎖する方向に弁体を付勢する閉鎖用付勢バネを具備し、リザーバのリザーバ室をブレーキ液圧供給回路のうちで少なくとも通常時にマスタシリンダと連通する部位に連通する通路に介装され、ポンプ手段の非作動時にリザーバのリザーバ室のブレーキ液をリザーバのリザーバ室とマスタシリンダとの間の差圧によってマスタシリンダまたはブレーキ液逃がし部位へ逃がすリザーバ残圧逃がし弁とを具備した車両用ブレーキ液圧制御装置において、
ブレーキペダルの非踏込み時にリザーバ残圧逃がし弁の弁体を閉鎖用付勢バネに抗して押動し弁口を開放させ且つブレーキ液の真空充填時においてリザーバ残圧逃がし弁よりも下流側の部位の空気を排出する作動位置と、ブレーキペダルの踏込みに伴い弁体が閉鎖用付勢バネにより弁口を閉鎖することを許容する非作動位置とにリザーバ残圧逃がし弁を切替可能なリザーバ残圧逃がし弁制御手段を具備したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に係る車両用ブレーキ液圧制御装置は、請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置であって、リザーバ残圧逃がし弁が弁口を有する液通路を区画すると共にフランジ着座面をもつボディを具備し、
リザーバ残圧逃がし弁制御手段が、ボデイのフランジ着座面に着座可能なフランジをもち液通路に移動可能に挿通され弁体を閉鎖用付勢バネに抗して押動し前記弁口を開放可能なピストンと、このピストンが弁体を押動する方向にピストンを付勢すると共にその付勢力が閉鎖用付勢バネの付勢力よりも大きく設定された開放用付勢バネと、ピストンのフランジ部に形成されフランジ部がフランジ着座面に着座したとき弁口とリザーバのリザーバ室とを連通させる連通スリットとを具備したことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
ブレーキ液圧減圧手段のシール不良が発生したときはブレーキペダルの踏込みに伴うブレーキ液圧の増加により、リザーバのリザーバ室にブレーキ液が溜まることがある。この場合にはリザーバ室のブレーキ液を排出する必要がある。ブレーキペダルの踏込みが解除されている非踏込み時には、マスタシリンダ側が低圧とされる。更にブレーキペダルの非踏込み時には、閉鎖用付勢バネに抗して弁口が開放するように、リザーバ残圧逃がし弁制御手段によりリザーバ残圧逃がし弁が制御されている。そのため、開放している弁口を介して、リザーバ室とマスタシリンダとの間の差圧によって、リザーバのリザーバ室のブレーキ液は低圧側のマスタシリンダ側に逃がされる。よって、リザーバのリザーバ室の貯溜容積は確保される。
【0012】
また車両走行の際に、ブレーキペダルが踏込まれると、踏込みに伴いブレーキ液圧が増大する。すると、リザーバ残圧逃がし弁制御手段により、リザーバ残圧逃がし弁の弁口が閉鎖される。そのためブレーキ液がリザーバ残圧逃がし弁で遮断され、ブレーキ液がリザーバ残圧逃がし弁から吐出されることは抑えられる。よってブレーキ液圧は確保される。
【0013】
ところで車両組立工程において、マスタシリンダ側を真空ポンプにつないで上記真空充填法を実施するときには、ブレーキペダルの踏込みが解除されている非踏込み時であるため、閉鎖用付勢バネに抗して弁口が開放するように、リザーバ残圧逃がし弁制御手段によりリザーバ残圧逃がし弁が制御されている。そのため、開放している弁口を介して、リザーバ残圧逃がし弁よりも下流領域の空気は真空ポンプにより吸引され排出される。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。先ず全体構成から説明し、次に要部構成について説明する。
(全体構成)
▲1▼全体構成を図1に示す。図1に示すように、本実施例に係る車両用ブレーキ液圧制御装置では、使用者によるブレーキペダル1の踏込みに伴い、負圧式倍力装置1iを介して液圧を発生する2つの圧力室を備えたタンデム型のマスタシリンダ2が設けられている。更に前部の左輪(FL)を制動する車輪ブレーキを作動させる第1ホィールシリンダ11、後部の右輪(RR)を制動する車輪ブレーキを作動させる第2ホィールシリンダ12と、後部の左輪(RL)を制動する車輪ブレーキを作動させる第3ホィールシリンダ13、前部の右輪(FR)を制動する車輪ブレーキを作動させる第4ホィールシリンダ14が設けられている。
【0015】
マスタシリンダ2と第1ホィールシリンダ11及び第2ホィールシリンダ12との間には、第1アクチュエータ装置1Aが設けられている。マスタシリンダ2と第3ホィールシリンダ13及び第4ホィールシリンダ14との間には、第2アクチュエータ装置1Bが設けられている。
▲2▼次に、第1アクチュエータ装置1Aについて説明する。第1アクチュエータ装置1Aでは、ブレーキ液を貯溜する第1リザーバ30が設けられている。第1リザーバ30は、ブレーキ液を貯溜可能な第1リザーバ室31と、第1リザーバ室31を区画する第1可動体32と、第1可動体32を付勢する第1バネ33とをもつ。第1バネ33は、第1リザーバ室31の容積を収縮する方向に第1可動体32を付勢している。これにより第1リザーバ室31におけるブレーキ液排出性が確保される。
【0016】
更に、マスタシリンダ2で発生した液圧を第1ホィールシリンダ11に伝達する第1ブレーキ液圧供給回路41が設けられている。更に、マスタシリンダ2で発生した液圧を第2ホィールシリンダ12に伝達する第2ブレーキ液圧供給回路42が設けられている。
図1に示すように、第1ブレーキ液圧供給回路41には、常時開で作動時のみ閉となる電磁弁からなる第1増圧弁51が設けられ、第1増圧弁51と並列に第1逆止弁51sが設けられている。第1逆止弁51sは、マスタシリンダ2から第1ホィールシリンダ11への流れを遮断するものの、第1ホィールシリンダ11からマスタシリンダ2への流れを許容する。第2ブレーキ液圧供給回路42には、常時開で作動時のみ閉となる電磁弁からなる第2増圧弁52が設けられ、第2増圧弁52と並列に第2逆止弁52sが設けられている。
【0017】
更に第1リザーバ30と第1ホィールシリンダ11との間の第1通路61pに、第1減圧弁61が設けられている。第1リザーバ30と第2ホィールシリンダ12との間の第2通路62pに、第2減圧弁62が設けられている。第1減圧弁61、第2減圧弁62は、ブレーキ液圧減圧手段として機能する電磁弁で構成され、常時閉で作動時のみ開となる。
【0018】
第1リザーバ30のブレーキ液をマスタシリンダ2に戻す第1復路30pに、第1リザーバ室31のブレーキ液を排出する第1ポンプ手段71、脈動抑制用の第1ダンパ72、第1絞り弁73が直列に設けられている。第1ポンプ手段71は電動モータ74により作動されるものであり、逆止弁71a、71cをもつ。逆止弁71a、71cは、第1リザーバ30からマスタシリンダ2側のブレーキ液逃がし部位Bへのブレーキ液の流れは許容するものの、逆の流れを遮断する。
【0019】
第1復路30pのうちのブレーキ液逃がし部位Bと第1リザーバ30との間の通路30rに、第1リザーバ残圧逃がし弁8が第1ポンプ手段71と並列に設けられている。
▲3▼次に、第2アクチュエータ装置1Bについて説明する。第2アクチュエータ装置1Bは、第1アクチュエータ装置1Aと基本的に同一の構成である。即ち、第2アクチュエータ装置1Bでは、ブレーキ液を貯溜するリザーバ38が設けられている。第2リザーバ38は、ブレーキ液を貯溜可能な第2リザーバ室35と、第2リザーバ室35を区画する第2可動体36と、第2可動体36を付勢する第2バネ37とをもつ。第2バネ37は、第2リザーバ室35の容積を収縮する方向に第2可動体36を付勢している。
【0020】
更に、マスタシリンダ2で発生した液圧を第3ホィールシリンダ13に伝達する第3ブレーキ液圧供給回路43が設けられている。更に、マスタシリンダ2で発生した液圧を第4ホィールシリンダ14に伝達する第4ブレーキ液圧供給回路44が設けられている。
第3ブレーキ液圧供給回路43には、常時開で作動時のみ閉となる電磁弁からなる第3増圧弁53が設けられ、第3増圧弁53と並列に第3逆止弁53sが設けられている。第3逆止弁53sは、マスタシリンダ2から第3ホィールシリンダ13への流れを遮断するものの、第3ホィールシリンダ13からマスタシリンダ2への流れを許容する。第4ブレーキ液圧供給回路44には、常時開で作動時のみ閉となる電磁弁からなる第4増圧弁54が設けられ、第4増圧弁54と並列に第4逆止弁54sが設けられている。
【0021】
第2リザーバ38と第3ホィールシリンダ13との間の第3通路63pに、第3減圧弁63が設けられている。第2リザーバ38と第4ホィールシリンダ14との間の第4通路64pに、第4減圧弁64が設けられている。第3減圧弁63、第4減圧弁64は、ブレーキ液圧減圧手段として機能する電磁弁で構成され、常時閉で作動時のみ開となる。
【0022】
第2リザーバ38のブレーキ液をマスタシリンダ2に戻すための第2復路38pに、第2リザーバ室35のブレーキ液を排出する第2ポンプ手段75、脈動抑制用の第2ダンパ76、第2絞り弁77が直列に設けられている。第2ポンプ手段75は電動モータ74により第1ポンプ手段71と共に連動されるものであり、逆止弁75a、75cをもつ。逆止弁75a、75cは第2リザーバ38からマスタシリンダ2側のブレーキ液逃がし部位Dへのブレーキ液の流れは許容するものの、逆の流れを遮断する。
【0023】
第2復路38pのうちのブレーキ液逃がし部位Dと第2リザーバ38との間の通路38rに、第2リザーバ残圧逃がし弁9が第2ポンプ手段75と並列に設けられている。
(要部構成)
第1リザーバ残圧逃がし弁8付近の拡大図を図2、図3に示す。図2、図3から理解できるようには、第1リザーバ残圧逃がし弁8は次のようにされている。即ち、第1リザーバ残圧逃がし弁8は、弁口84をもつボディ80と、弁口84を開閉する球状の弁体85と、弁体85が弁口84を閉鎖する方向につまり矢印Y1方向に弁体85を付勢する閉鎖用付勢バネ86とを備えている。
【0024】
ボディ80は、ボティ本体81と、ボティ本体81に複数個の脚が係合されたリテーナ82とを備えている。なお脚間がブレーキ液が通過する空間とされている。閉鎖用付勢バネ86は、弁体85とリテーナ82の座82hとの間に介装されている。リテーナ82内には弁体85が装入されている。ボディ本体81には液通路83が形成されている。液通路83は、直列に配置された径小通路83aと径大通路83bとをもつ。円形状の弁口84は、液通路83の径小通路83aの一端に形成されている。弁口84は、マスタシリンダ2側のブレーキ液逃がし部位Bと第1リザーバ30の第1リザーバ室31とを連通する。なお弁口84の周囲にはリング状の弁着座面84wが形成されている。
【0025】
本実施例では、ブレーキペダルの非踏込み時には弁口84が開放する作動位置と、ブレーキペダルの踏込みに伴い弁口84が閉鎖される非作動位置とに、第1リザーバ残圧逃がし弁8が切り替えられるように、リザーバ残圧逃がし弁制御手段が第1リザーバ残圧逃がし弁8を制御する。即ち、リザーバ残圧逃がし弁制御手段の一部を構成するピストン87がボディ80の液通路83に移動可能に挿通されている。ピストン87は、軸部87sと、軸部87sの略中央域から径外方向に延設されたリング状のフランジ部87kとをもつ。軸部87sの外周面と径小通路83aの内周面との間には、ブレーキ液が通過可能なリング状の隙間87mが形成されている。更に、リザーバ残圧逃がし弁制御手段の一部を構成する開放用付勢バネ88が、ボディ80の座部80rとピストン87のフランジ部87kとの間に介装されている。ピストン87が弁体85を押動して弁体85が弁口84を開放する方向に、つまり矢印Y2方向に、開放用付勢バネ88はピストン87を付勢している。ここで開放用付勢バネ88の付勢力をFO とし、閉鎖用付勢バネ86の付勢力をFS とすると、付勢力FO は付勢力FS よりも大きく設定されている(FO >FS )。なお開放用付勢バネ88及び閉鎖用付勢バネ86は共にコイルバネであり、同軸的配置とされている。
【0026】
本実施例では、ピストン87のフランジ部87kのうちフランジ着座面81wに対面する表面には、上記したリザーバ残圧逃がし弁制御手段の一部を構成する連通スリット87xが形成されている。連通スリット87xは、図2に示すように、ピストン87のフランジ部87kがボティ本体81の着座面81wに当接して着座している場合であっても、ボティ本体81のフランジ着座面81wとピストン87との間に、ブレーキ液が通過する隙間を形成するものである。
【0027】
従って本実施例では、ブレーキペダルが踏み込まれていない非踏込み時には、図2に示すようにピストン87のフランジ部87kはボディ80のフランジ着座面81wに着座すると共に、ピストン87は先端の押圧面87cは弁体85を押動し、弁体85を弁着座面84wから離し、弁口84を開放させ、第1リザーバ残圧逃がし弁8が作動位置とされている。
【0028】
第2リザーバ残圧逃がし弁9についても、その詳細及び作動形態は、図2及び図3に示す第1リザーバ残圧逃がし弁8と同様である。
(使用形態)
▲1▼図1において、使用者によりブレーキペダル1が踏込まれると、上流側のマスタシリンダ2で発生した液圧は、第1増圧弁51、第1ブレーキ液圧供給回路41を経て第1ホィールシリンダ11に到り、第1ホィールシリンダ11のブレーキ液が増大して、車輪(FL:前部の左輪)が制動される。
【0029】
同様に、第2増圧弁52、第2ブレーキ液圧供給回路42を経て第2ホィールシリンダ12に到り、第2ホィールシリンダ12のブレーキ液圧が増大して車輪(RR:後部の右輪)が制動される。同様に、第3増圧弁53、第3ブレーキ液圧供給回路43を経て第3ホィールシリンダ13に到り、第3ホィールシリンダ13のブレーキ液圧が増大して車輪(RL:後部の左輪)が制動される。同様に、第4増圧弁54、第4ブレーキ液圧供給回路44を経て第4ホィールシリンダ14に到り、第4ホィールシリンダ14のブレーキ液圧が増大して車輪(FR:前部の右輪)が制動される。
【0030】
そして、ブレーキペダル1の踏込みが解除されると、マスタシリンダ2側は低圧となるため、低圧側のマスタシリンダ2と高圧側の第1ホィールシリンダ11との差圧に基づいて、第1ホィールシリンダ11のブレーキ液が第1増圧弁51、第1逆止弁51sを介してマスタシリンダ2側に戻る。第2ホィールシリンダ12、第3ホィールシリンダ13、第4ホィールシリンダ14についても同様である。これが通常ブレーキ作動時である。
【0031】
▲2▼さてABS(Anti Lock Brake System) 制御とも呼ばれるブレーキ液圧制御について、第1ホィールシリンダ11のブレーキ液圧を例にとって説明する。ブレーキペダルの踏込みが継続して第1ホィールシリンダ11のブレーキ液圧が過剰となり、第1ホィールシリンダ11で制動される車輪がロックされるおそれがあるときには、その車輪速度が車体速度に比較して低下する。この場合、車輪速度センサからの信号に基づいて電子制御装置が指令を出力し、ブレーキ液圧制御が実行される。このブレーキ液圧制御では、第1増圧弁51が閉とされると共に第1減圧弁61が開とされる『減圧モード』、第1増圧弁51が閉とされると共に第1減圧弁61が閉とされる『保持モード』、第1増圧弁51が開とされると共に第1減圧弁61が閉とされる『加圧モード』が適宜実行され、ポンピング動作が実行される。
【0032】
上記した『減圧モード』では前述したように、第1増圧弁51が閉とされると共に第1減圧弁61が開とされる。そのため、第1ホィールシリンダ11と第1リザーバ室31との間の差圧がある場合には、その差圧に基づいて、高圧側の第1ホィールシリンダ11のブレーキ液が第1通路61p、第1減圧弁61を経て、低圧側の第1リザーバ30の第1リザーバ室31に吐出され、これにより第1ホィールシリンダ11のブレーキ液圧が減圧される。よって車輪のロックが抑えられる。
【0033】
第2ホィールシリンダ12〜第4ホィールシリンダ14についても、それに該当する車輪がロックされるおそれがあるときには、同様にブレーキ液圧制御が実行される。
上記ブレーキ液圧制御の際には第1リザーバ室31へブレーキ液が吐出される。このとき電子制御装置からの指令により電動モータ74が駆動して第1ポンプ手段71が作動されるので、第1リザーバ3に溜まったブレーキ液は、第1復路30pのうちマスタシリンダ2側のブレーキ液逃がし部位Bに強制的に汲み出され、更に第1ダンパ72、第1絞り弁73を経てマスタシリンダ2側に戻される。故に第1リザーバ30に溜まっていたブレーキ液は排出され、第1リザーバ30の貯溜能力は確保される。
【0034】
また第2アクチュエータ装置1Bにおいては、上記したブレーキ液圧制御の際には第2ポンプ手段75が作動されるので、第2リザーバ38に溜まったブレーキ液は強制的に汲み出され、第2ダンパ76、第2絞り弁77を経てマスタシリンダ2側に戻される。故に第2リザーバ38の貯溜能力は確保される。
▲3▼ところで上記したABS制御とも呼ばれるブレーキ液圧制御が実行されていない通常ブレーキ時には、第1ポンプ手段71及び第2ポンプ手段75は非作動状態である。この場合、第1減圧弁61〜第4減圧弁64は閉であるものの、減圧元61〜64にシール不良が発生したときはブレーキペダル1の踏込みに伴うブレーキ液圧の増加により、第1減圧弁61〜第4減圧弁64からブレーキ液が微小ではあるものの第1リザーバ30や第2リザーバ38側に流れることがある。この場合には、第1リザーバ30の第1リザーバ室31、第2リザーバ38の第2リザーバ室35にブレーキ液が次第に溜まるおそれがある。
【0035】
このように第1リザーバ室31や第2リザーバ室35にブレーキ液が溜まっていると、上記したブレーキ液圧制御の実行が開始されるときに、ブレーキ液が第1リザーバ室31や第2リザーバ室35に吐出されにくくなり、所望の減圧が得られないおそれがある。
そこでブレーキペダル1の踏込みが解除されている未踏込み時には、マスタシリンダ2側は低圧であるため、マスタシリンダ2側と第1リザーバ室31との間に差圧がある場合には、その差圧に基づいて、弁口84が開放している形態つまり作動位置に維持されている第1リザーバ残圧逃がし弁8を介して、第1リザーバ室31のブレーキ液は第1復路30pのブレーキ液逃がし部位Bに逃がされる。よって、第1リザーバ30の第1リザーバ室31の貯溜容積は確保される。
【0036】
第2リザーバ38の第2リザーバ室35についても同様であり、弁口が開放している第2リザーバ残圧逃がし弁9を介して、第2リザーバ室35のブレーキ液は第2復路38pのブレーキ液逃がし部位Dに吐出される。よって、第2リザーバ室35の貯溜容積は確保される。
また本実施例では車両走行の際に、ブレーキペダル1が踏込まれたときには、ブレーキペダル1の踏込みに伴いブレーキ液圧が急に増加するので、第1リザーバ残圧逃がし弁8の前後の差圧によって、図3から理解できるようにピストン87が矢印Y1方向に移動して、弁体85が弁着座面84wに着座し、弁口84が閉鎖される。従って、第1リザーバ残圧逃がし弁8は、弁口84が閉鎖された非作動位置に切替えられる。このように第1リザーバ残圧逃がし弁8が非作動位置に切替られれば、弁口84が閉鎖されているため、第1リザーバ残圧逃がし弁8からのブレーキ液の流出は抑えられ、ブレーキ液圧の維持に有利である。
【0037】
▲4▼さて車両組立工程では前述したように、真空充填処理によりブレーキ系にブレーキ液が充填される。真空充填処理では、マスタシリンダ2を図略の真空ポンプにつないだ状態で、真空ポンプを作動させて第1アクチュエータ装置1Aの経路、第2アクチュエータ装置1Bの経路の空気を排出する真空処理を行い、その後にブレーキ液をその経路に注入する注入処理を行う。
【0038】
この点本実施例によれば前述したように、ブレーキベダルの未踏込み時には、リザーバ残圧逃がし弁制御手段を構成する開放用付勢バネ88、ピストン87により弁口84が開放されるように第1リザーバ残圧逃がし弁8が作動位置とされている。そのため真空処理を実行する際に、第1リザーバ残圧逃がし弁8よりも下流側の部位の空気を排出することができる。
【0039】
第2リザーバ残圧逃がし弁9についても同様であり、第2リザーバ残圧逃がし弁9よりも下流側の部位の空気を排出することができる。
本実施例では第1減圧弁61〜第4減圧弁64は、作動時のみ開となるものの、常時閉である電磁弁で構成されているため、真空充填処理の際に、第1減圧弁61〜第4減圧弁64を開にしない限り、第1通路61p〜第4通路64pのうち、閉状態の第1減圧弁61〜第4減圧弁64によりマスタシリンダ2に対して遮断されている通路61po、62po、63po、64poの空気が真空処理の際にマスタシリンダ2側に排出されないおそれがある。
【0040】
更には、第1復路30pのうち、第1ポンプ手段71の逆止弁71aによりマスタシリンダ2に対して遮断されている部位Aの空気、また、第2復路38pのうち、第2ポンプ手段75の逆止弁75aでマスタシリンダ2に対して遮断されている部位Cの空気についても、上記した真空充填処理における真空処理の際にマスタシリンダ2側に排出されないおそれがある。
【0041】
この点本実施例によれば図1から理解できるように、上記した遮断されている通路61po、第2通路62po、部位Aは、第1リザーバ残圧逃がし弁8の下流側に連通している。そのため真空処理の際に、弁口84が開している作動位置に維持されている第1リザーバ残圧逃がし弁8を介して、上記した空気を排出することができる。
【0042】
第2リザーバ残圧逃がし弁9の場合についても同様であり、上記した遮断されている通路63po、通路64po、部位Cは、第2リザーバ残圧逃がし弁9の下流側に連通している。そのため、開放形態に維持されている第2リザーバ残圧逃がし弁9を介して、上記した空気を排出することができる。そのため真空処理、ひいてはブレーキ液の充填も良好になし得る利点が得られる。
【0043】
また本実施例では、図2から理解できるように、ブレーキペダルが踏み込まれていない未踏込み時には、ピストン87のフランジ部87kがボティ本体81の着座面81wに当接して着座するので、ピストン87の姿勢、ひいては弁体85の姿勢の安定化に有利である。よって弁口84の開口度合の安定化に有利であり、第1リザーバ残圧逃がし弁8の残圧逃がし機能を確保するのに有利である。
【0044】
加えて本実施例では、ピストン87のフランジ部87kのうちフランジ着座面81wに対面する表面には連通スリット87xが形成されているため、図2に示すようにピストン87のフランジ部87kがボティ本体81の着座面81wに着座する場合であっても、連通スリット87xにより弁口84とリザーバ室31との連通性が維持されている。よって第1リザーバ残圧逃がし弁8の残圧逃がし機能が確保される。
【0045】
上記した第1リザーバ残圧逃がし弁8による効果は、第2リザーバ残圧逃がし弁9についても同様に得られる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1に係る装置によれば、ブレーキペダルの非踏込み時にはリザーバ残圧逃がし弁制御手段により、弁口が開放する作動位置にリザーバ残圧逃がし弁が制御されている。そのためリザーバ残圧逃がし弁を介して、リザーバ残圧逃がし弁よりも下流領域の空気は真空ポンプにより排出される。よって車両組立工程における真空充填処理を良好に実行できる。
【0047】
請求項2に係る装置によれば、ピストンのフランジ部がボディのフランジ着座面に着座した場合であっても、連通スリットにより弁口とリザーバとの連通性が維持されている。故にリザーバ残圧逃がし弁制御手段により、リザーバ残圧逃がし弁の残圧逃がし機能が良好に確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成を示す構成図である。
【図2】開放用付勢バネで付勢されたピストンが弁体を押動して第1リザーバ残圧逃がし弁の弁口が開放している状態を示す断面図である。
【図3】第1リザーバ残圧逃がし弁の弁口が閉鎖されている状態を示す断面図である。
【符号の説明】
図中、1はブレーキペダル、11〜14はホィールシリンダ、2はマスタシリンダ、51〜54は増圧弁、61〜64は減圧弁、71、75はポンプ手段、8、9はリザーバ残圧逃がし弁、84は弁口、85は弁体、86は閉鎖用付勢バネ、87はピストン(リザーバ残圧逃がし弁制御手段)、87kはフランジ部、87xは連通スリット(リザーバ残圧逃がし弁制御手段)、88は開放用付勢バネ(リザーバ残圧逃がし弁制御手段)を示す。

Claims (2)

  1. ブレーキペダルの踏込みに伴い液圧を発生するマスタシリンダと、車輪ブレーキを作動させるホィールシリンダと、前記マスタシリンダが発生した液圧を前記ホィールシリンダに伝達するブレーキ液圧供給回路と、ブレーキ液を収容可能なリザーバ室をもつリザーバと、前記ホィールシリンダのブレーキ液圧が過剰のときに駆動され前記ホィールシリンダのブレーキ液を前記リザーバのリザーバ室に流出させて前記ホィールシリンダを減圧するブレーキ液圧減圧手段と、前記ホィールシリンダのブレーキ液圧の制御時に前記リザーバのリザーバ室のブレーキ液を前記ブレーキ液圧供給回路のうちで前記マスタシリンダと常時連通する部位に強制的に排出するポンプ手段と、弁口とこの弁口を開閉可能な弁体およびこの弁体が弁口を閉鎖する方向に弁体を付勢する閉鎖用付勢バネを具備し、前記リザーバのリザーバ室を前記ブレーキ液圧供給回路のうちで少なくとも通常時に前記マスタシリンダと連通する部位に連通する通路に介装され、前記ポンプ手段の非作動時に前記リザーバのリザーバ室のブレーキ液を前記リザーバのリザーバ室と前記マスタシリンダとの間の差圧によって前記マスタシリンダまたはブレーキ液逃がし部位へ逃がすリザーバ残圧逃がし弁とを具備した車両用ブレーキ液圧制御装置において、
    ブレーキペダルの非踏込み時に前記リザーバ残圧逃がし弁の前記弁体を前記閉鎖用付勢バネに抗して押動し前記弁口を開放させ且つブレーキ液の真空充填時において前記リザーバ残圧逃がし弁よりも下流側の部位の空気を排出する作動位置と、ブレーキペダルの踏込みに伴い前記弁体が前記閉鎖用付勢バネにより前記弁口を閉鎖することを許容する非作動位置とに前記リザーバ残圧逃がし弁を切替可能なリザーバ残圧逃がし弁制御手段を具備したことを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記リザーバ残圧逃がし弁が弁口を有する液通路を区画すると共にフランジ着座面をもつボディを具備し、
    前記リザーバ残圧逃がし弁制御手段が、前記ボデイのフランジ着座面に着座可能なフランジをもち前記液通路に移動可能に挿通され前記弁体を前記閉鎖用付勢バネに抗して押動し前記弁口を開放可能なピストンと、このピストンが前記弁体を押動する方向にピストンを付勢すると共にその付勢力が前記閉鎖用付勢バネの付勢力よりも大きく設定された開放用付勢バネと、前記ピストンのフランジ部に形成され前記フランジ部がフランジ着座面に着座したとき前記弁口と前記リザーバのリザーバ室とを連通させる連通スリットとを具備したことを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
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