JP3930498B2 - レベルシフト回路 - Google Patents

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Description

本発明は、入力信号を電圧レベルの異なる信号に変換して出力するレベルシフト回路に関する。
第1の基準電圧を基準とした入力信号を、第2の基準電圧を基準とした信号に変換するレベルシフト回路が駆動回路に用いられている(例えば、特許文献1参照)。このようなレベルシフト回路の例を図8に示す。このレベルシフト回路10´は、第1の基準電圧GND(0[V]))を基準とする入力信号Vinに入力回路20´により所定の変換を施して生成した制御信号G1、G2に従って動作する。入力回路20´は、第1の基準電圧GNDを基準とする電源電圧VDD(ここでは5[V]とする)により駆動されている。
レベルシフト回路10´は、図8に示すように、p型の高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2と、抵抗R1及びR2と、バッファ回路11とを備えている。
高耐圧MOSトランジスタHMp1は、ソースが電源電圧VDDに接続され、ドレインが抵抗R1の一端に接続されている。抵抗R1の他端は第2の基準電圧COM(ここでは−90[V]とする)に接続されており、従って、高耐圧MOSトランジスタHMp1のソース・ドレイン間には、高電圧(VDD−COM=95[V])が印加されている。また、高耐圧MOSトランジスタHMp1は、入力回路20´からの制御信号G1をゲートに入力させるように構成され、この制御信号G1によりオン/オフ制御される。
同様に、高耐圧MOSトランジスタHMp2は、ソースが電源電圧VDDに接続され、ドレインが抵抗R2の一端に接続されている。抵抗R2の他端は第2の基準電圧COMに接続されており、従って、高耐圧MOSトランジスタHMp2のソース・ドレイン間には、高電圧(VDD−COM=95[V])が印加されている。また、高耐圧MOSトランジスタHMp2は、入力回路20´からの制御信号G2をゲートに入力させるように構成され、この制御信号G2によりオン/オフ制御される。制御信号G1及びG2は論理が反対の信号であり、従って高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2は交互に導通するよう制御される。
バッファ回路11は第2の基準電圧COMを基準とした電源電圧(15[V])を印加され、高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2の導通により流れる電流により、ノードN1及びN2に発生する電圧を適宜変換して、第2の基準電圧COMを基準とした出力信号Voutを出力する。
米国特許公報5502412号(第8頁左欄、第2図等)
しかし、上記のレベルシフト回路では、高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2は数十[V]の耐圧を有する必要があるため、そのサイズを大きくする必要があり、従って容量も大きくなる。このようなレベルシフト回路において動作速度を早めるためには、これらのトランジスタHMp1及びHMp2に大きな駆動電流を流す必要がある。しかし、大きな駆動電流を流すことは、消費電力の増大という問題を招来する。逆に消費電力を少なくしようとすれば、動作速度を遅くせざるを得ない。このように、上記のレベルシフト回路では、消費電力の低減と動作の高速化とはトレードオフの関係となり、2つを同時に達成することは困難であった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、高耐圧の半導体スイッチング素子を用いたレベルシフト回路において、消費電力の低減と高速動作とを同時に達成することを目的とする。
上記目的達成のため、この発明に係るレベルシフト回路は、第1の基準電圧及び第1の電源電圧との間で振幅する入力信号を第2の負の基準電圧及び第2の電源電圧との間で振幅する出力信号に変換するように構成されたレベルシフト回路において、前記第1の電源電圧と前記第2の負の基準電圧との間に並列に設けられ、前記入力信号に基づき導通するように構成された第1及び第2の半導体スイッチング素子と、それぞれが前記第1及び第2の半導体スイッチング素子と直列に設けられ、定常的に導通状態に保持される、前記第1及び第2の半導体スイッチング素子よりも高耐圧の第1及び第2の高耐圧半導体スイッチング素子と、前記第1及び第2の半導体スイッチング素子に第1の電流を供給する第1の電流源回路と、前記第1の電流源回路と並列に接続され前記第1又は第2の半導体スイッチング素子が電流を流さない状態から流す状態に変化させる信号を受けて所定の期間だけ前記第1又は第2の半導体スイッチング素子に第2の電流を供給する第2の電流源回路と、前記第1及び第2の半導体スイッチング素子に流れる電流により発生する電気信号に基づいて前記出力信号を生成し出力する出力回路とを備えたことを特徴とする。
このレベルシフト回路において、前記第1及び第2の高耐圧半導体スイッチング素子は、p型MOSトランジスタであり、そのゲートにしきい値電圧以下の電圧を定常的に与えられたものとすることができる。この場合、前記第1の基準電圧は接地電位であり、第1及び第2の高耐圧半導体スイッチング素子は、そのゲートに前記第1の基準電圧を定常的に印加されているようにすることができる。
またこのレベルシフト回路において、前記第1及び第2の半導体スイッチング素子は、一方が前記入力信号を奇数回反転させた信号に基づいて制御され、他方が前記入力信号を偶数回反転させた信号に基づいて制御されるように構成することができる。なお、前記第1の電流源回路は、前記第1又は第2の半導体スイッチング素子が導通している間前記第1及び第2の高耐圧半導体スイッチング素子に電流を供給するように構成することができる。また、1つの好適な実施の形態として、前記第1の電流源回路及び前記第2の電流源回路は、前記第1の電源電圧を印加されて動作することができる。
また、このレベルシフト回路において、前記入力信号を所定時間遅延させた遅延信号を発生させる遅延回路を更に備え、前記第2の電流源回路は、前記遅延信号に基づいて前記第2の電流の供給を停止するように構成することができる。この場合、前記遅延回路は、抵抗とキャパシタからなるRC回路を備え、このRC回路の時定数は、前記第2の電流源回路が前記第2の電流を供給すべき期間に合わせて設定されるのが好ましい。
また、このレベルシフト回路において、前記出力回路は、前記第1及び第2の高耐圧半導体スイッチング素子が流す電流に比例する電流を発生させる電流発生回路とすることができる。この場合、前記第2の電源電圧は負の電圧であり、前記電流発生回路は前記第2の電源電圧を印加されて動作するのが好適である。
また、このレベルシフト回路において、前記出力回路は、その出力端にシュミット回路を備えたものとすることができる。
また、このレベルシフト回路において、前記第1の電流源回路は、それぞれ前記第1及び第2の半導体スイッチング素子に直列に接続され、ゲートに第1の基準電位が印加された第1及び第2のp型MOSトランジスタを含むようにすることができる。この場合、前記第2の電流源回路は、それぞれ前記第1及び第2の半導体スイッチング素子に直列に接続され、ゲートに前記入力信号の遅延信号が入力された第3及び第4のp型MOSトランジスタを含むようにすることができる。更にこの場合、前記第3のp型MOSトランジスタは前記入力信号を偶数回反転させた信号が入力され、前記第1の半導体スイッチング素子は前記入力信号を奇数回反転させた信号が入力されるのが好適である。
また、このレベルシフト回路において、第1及び第2の半導体スイッチング素子と直列に接続されるダイオードを含む逆流防止回路を更に備えることができる。また、このレベルシフト回路において、前記第1及び第2の半導体スイッチング素子、前記第1及び第2の高耐圧半導体スイッチング素子、前記第1の電流源回路、前記第2の電流源回路、及び前記出力回路は、SOI基板上において絶縁膜により互いに電気的に分離されて形成されることができる。
本発明によれば、高耐圧の半導体スイッチング素子を用いたレベルシフト回路において、消費電力の低減と高速動作とをシンプルな入力回路により同時に達成することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態に係るレベルシフト回路を、図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、この実施の形態に係るレベルシフト回路10は、従来技術(図8)と同様に、高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2を備えている。また、入力回路20により入力信号Vinに所定の変換を施して生成された制御信号G1、G2に基づいて動作する点も図8のものと同様である。
ただし、この実施の形態では、両トランジスタHMp1及びHMp2のゲートは第1の基準電圧GND(0[V])を固定的に印加されており、両トランジスタHMp1及びHMp2は定常的に導通状態に保持されている点で図8のものと異なっている。両トランジスタHMp1及びHMp2が定常的に導通状態にされている代わりに、本実施の形態のレベルシフト回路10は、両トランジスタHMp1及びHMp2のソース側に直列接続されたp型MOSトランジスタM1及びM2を備えている。
また、このレベルシフト回路10は、電流源回路12、電流源回路13、遅延回路14及び電流ミラー回路15も備えている。以下、これらの回路12〜15を、MOSトランジスタM1、M2と共に説明する。
MOSトランジスタM1は、制御信号G1をゲートに入力させ、この制御信号G1によりオン/オフして、高耐圧MOSトランジスタHMp1への電流の供給を切り替える。また、MOSトランジスタM2は、制御信号G2をゲートに入力させ、この制御信号G2によりオン/オフして高耐圧MOSトランジスタHMp2への電流の供給を切り替える。制御信号G1とG2は論理が反対の信号であり、これにより両トランジスタHMp1とHMp2に交互に電流が流れる。
電流源回路12は、MOSトランジスタM1又はM2と電源電圧VDD(電源E1(5[V]))との間に接続され、MOSトランジスタM1及びM2の導通により、高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2に電流を供給する。電流源回路12は、p型MOSトランジスタM11、M12、M13からなるカレントミラー回路と抵抗R2とを含む。MOSトランジスタM11はダイオード接続されており、そのゲートはMOSトランジスタM12、M13のゲートに接続されている。また、トランジスタM11、M12及びM13のソースには電源電圧VDDが供給されている。MOSトランジスタM12は、MOSトランジスタM1を介して高耐圧MOSトランジスタHMp1に電流を供給し、MOSトランジスタM13は、MOSトランジスタM2を介して高耐圧MOSトランジスタHMp2に電流を供給する。抵抗R2はMOSトランジスタM11のドレインと第1の基準電圧GNDとの間に接続されている。
また、電流源回路13は、p型MOSトランジスタM3から構成される電流源13Aと、p型MOSトランジスタM4から構成される電流源13Bとを備えている。MOSトランジスタM3は、電流源回路12を構成するMOSトランジスタM12と並列に接続され、また、MOSトランジスタM4は電流源回路12を構成するMOSトランジスタM13と並列に接続されている。
電流源13Aは、高耐圧MOSトランジスタHMp1が、電流を流さない状態から流す状態に変化した時点(即ち、MOSトランジスタM1がオンとされた時点)から所定の期間だけ、電流源回路12とは独立に高耐圧MOSトランジスタHMp1に電流を供給するものである。同様に、電流源13Bは、高耐圧MOSトランジスタHMp2が、電流を流さない状態から流す状態に変化した時点(即ち、MOSトランジスタM2がオンとされた時点)から所定の期間だけ、電流源回路12とは独立に高耐圧MOSトランジスタHMp2に電流を供給する。このため、MOSトランジスタM3とM4は、次に説明する遅延回路14により、交互に動作するように構成されている。
遅延回路14は、電流源回路13が動作する期間の長さを規定する役割を有する。遅延回路14は、チェーン接続された複数(ここでは4個)のインバータ回路IV1〜IV4と、RC時定数回路TCを備えている。RC時定数回路TCは、抵抗R1の抵抗値及びキャパシタC1の容量値から決まる時定数を有している。
これにより、遅延回路14は、入力端子に入力される入力信号Vinよりもこの時定数に対応するタイミングだけ遅延した遅延信号を出力する。MOSトランジスタM3は、インバータ回路IV4の出力信号G3を、制御信号としてゲートに入力させており、一方、MOSトランジスタM4は、一段前段のインバータ回路IV3の出力信号G4を、制御信号としてゲートに入力させている。このため、前述したようにMOSトランジスタM3とM4は交互に動作するようにされる。
電流ミラー回路15は、高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2のドレイン側に接続され、高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2を流れる電流に比例した電流を発生させるものである。電流ミラー回路15は、n型MOSトランジスタM5及びM6、p型MOSトランジスタM7及びM8、n型MOSトランジスタM9及びM10により構成されている。MOSトランジスタM5はダイオード接続されると共に、ドレインが高耐圧MOSトランジスタHMp1に接続され、ソースは第2の基準電圧COMに接続されている。また、そのゲートがMOSトランジスタM6のゲートに接続されている。MOSトランジスタM6のソースは第2の基準電圧COMに接続されている。同様に、MOSトランジスタM9はダイオード接続されると共に、ドレインが高耐圧MOSトランジスタHMp2に接続され、ソースが第2の基準電圧COMに接続されている。また、そのゲートがMOSトランジスタM10のゲートに接続されている。MOSトランジスタM10のソースは第2の基準電圧COMに接続されている。
一方、MOSトランジスタM7及びM8は、ソースが第2の基準電圧COMを基準とした電源電圧Vcc(ここでは−75[V]とする)に接続されるとともに、ドレインはそれぞれMOSトランジスタM6及びM10に接続されている。また、MOSトランジスタM7はダイオード接続され、そのゲートはMOSトランジスタM8のゲートに接続されている。MOSトランジスタM8のドレインには、シュミットインバータ回路16の入力端子が接続され、その出力信号がレベルシフト回路10の出力信号Voutとされている。すなわち、シュミットインバータ回路16は、電流ミラー回路15と共に、高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2に交互に流れる電流により発生する電気信号に基づいて出力信号を生成し出力する出力回路として機能するものである。また、シュミットインバータ回路16は、入力信号の立ち上がり時と立ち下がり時においてしきい値電圧が異なるものであり、これにより、第2の基準電圧COM又は高耐圧MOSトランジスタHMp1及びHMp2のドレイン電圧の時間変化(dV/dt)に対する誤動作マージンを上げる役割を果たす。
高耐圧MOSトランジスタHMp1に電流が流れると、この電流がMOSトランジスタM5からM6、M7、M8へミラーされ、この電流に基づく出力信号Voutがシュミットインバータ回路16から出力される。同様に、高耐圧MOSトランジスタHMp2に電流が流れると、この電流がMOSトランジスタM9からM10へミラーされ、この電流に基づく出力信号Voutがシュミットインバータ回路16から出力される。なお、MOSトランジスタM5〜M10のサイズ比を適当に調整可能である。
なお、入力回路20は、図1に示すように、入力信号Vinを1回反転させた制御信号G1を生成するためのインバータ回路IV5と、入力信号Vinを2回反転させた制御信号G2を生成するためのインバータ回路IV6及びIV7を備えている。これにより、制御信号G1とG2は論理が逆の信号となり、前述したようにMOSトランジスタM1とM2は交互に導通するようにされる。
次に、この図1のレベルシフト回路10の動作を、図2に示すタイミングチャート及び図3により説明する。
図2に示すように、時刻t1において、入力信号Vinが「L」から「H」に立ち上がると、MOSトランジスタM1のゲートへ入力される制御信号G1は「H」から「L」に立ち下がり、これによりMOSトランジスタM1が導通し、電流源回路12から電流I12が高耐圧MOSトランジスタHMp1に供給されると共に、これとは別に、電流源回路13からも電流I13が供給される(図3参照)。この電流I12とI13の合計の電流が電流ミラー回路15により電流I2、I3としてミラーされ、シュミットインバータ回路16から出力信号Voutが出力される。
時刻t2において、制御信号G3が、時間(1)(t2−t1)だけ遅れて「L」から「H」に立ち上がると、MOSトランジスタM3はオフとなり、これにより電流I13の供給は遮断される。
このように、この実施の形態では、電流源13A(すなわちMOSトランジスタM3)からの電流I13は、高耐圧MOSトランジスタHMp1に電流が流れ始めた時刻t1から時刻t2までの間だけ供給され、その後は電流源回路12からの電流I12のみが供給される。すなわち、高耐圧MOSトランジスタHMp1には、動作開始後の限定された期間(1)だけ大きな電流が流れるので、レベルシフト回路10の消費電力が低減される。また、この期間(1)に大電流が流れることにより、高耐圧MOSトランジスタHMp1が早期に充電され高速動作が可能となる。
加えて、この実施の形態では、高耐圧MOSトランジスタHMp1を流れる電流を、トランジスタM1を用いて制御しているため、遅延回路14及び入力回路20は、インバータ回路やRC時定数回路等により簡易に構成することができる。なお、MOSトランジスタM3のサイズが大きくなれば、それだけ電流I13も大きくなり、より高耐圧MOSトランジスタHMp1の動作開始直後に流れるトータルの電流の大きさを大きくすることができる。
同様に、時刻t3において、入力信号Vinが「H」から「L」に立ち下がると、MOSトランジスタM2のゲートへ入力される制御信号G2は「H」から「L」に立ち下がり、これによりMOSトランジスタM2が導通し、電流源回路12からの電流が高耐圧MOSトランジスタHMp2に供給されると共に、これとは別に、電流源回路13(電流源13B)からも電流が供給される。時刻t4において、制御信号G4が、時間(2)(t4−t3)だけ遅れて「L」から「H」に立ち上がると、MOSトランジスタM4はオフとなり、これにより電流源13Bからの電流の供給は遮断される。この高耐圧MOSトランジスタHMp2に関しても、高耐圧MOSトランジスタHMp1と同様、大電流が供給されるのは動作開始直後の限られた時間(2)だけであるので、消費電力の低減と高速動作の両方が同時に実現される。なお、MOSトランジスタM4についても、そのサイズが大きければ、それだけ大きな電流を供給可能であることは、MOSトランジスタM3と同様である。
図1では、MOSトランジスタM7がダイオード接続され、MOSトランジスタM8のドレイン側にシュミットインバータ回路16の入力端子が接続されている。しかし、これに代えて、図4に示すように、MOSトランジスタM8をダイオード接続し、MOSトランジスタM7のドレイン側にシュミットインバータ回路16の入力端子を接続するようにしてもよい。また、電流ミラー回路15は、図8に示したような抵抗R1及びR2で置き換えることもできる。要は、高耐圧MOSトランジスタHMp1、HMp2を流れる電流を何らかの形で電気信号として取り出すことができるものであればよい。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るレベルシフト回路を、図5を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態と同一の構成要素については、図5において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態は、ダイオードD1及びD2からなる逆流防止回路21を備えている点において、第1の実施の形態と異なっている。ダイオードD1及びD2は、それぞれp型MOSトランジスタM1及びM2と直列に接続され、電源電圧VDD側をアノードに、電源電圧VCC側をカソードに接続されている。これにより、本実施の形態のレベルシフト回路自体の動作や外来電圧ノイズの招来等に起因して第2の基準電圧COMが変動し、第1の基準電圧GND以上となったとしても、電流の逆流を防止することができる。これにより、レベルシフト回路の動作の安定化が図られる。
なお、図6に示すように、逆流防止回路21´を第2の基準電圧COMの端子の手前に接続すれば、ダイオードD3を1つのみとすることもできる。
以上の実施の形態のレベルシフト回路は、SOI基板上に形成するのが好適である。すなわち、図7に示すように、図1及び図4〜6に示すレベルシフト回路を構成する各トランジスタ(図7では、トランジスタM1、M3、M5〜M7及びHMp1が図示されている)を、半導体基板31及びSOI酸化膜32からなるSOI基板上に形成すると共に、各トランジスタを、素子分離絶縁膜35で絶縁分離するのが好ましい。これにより、各トランジスタをディスクリート素子のように取り扱うことができ、例えば、高電圧MOSトランジスタHMp1、HMp2の基板の電圧制御等を、他のトランジスタ等への影響を考慮することなく行なうことができる。また、各素子の耐圧を高くすることができるなど回路の信頼性の向上が期待できる。また、高耐圧素子と低耐圧素子とを同一基板上に形成することができるため、レベルシフト回路の小型化を図ることが出来る。
なお、図7では、一重のSOI分離の例を示したが、二重、又はそれ以上のSOI分離においても、同様に高圧動作が可能である。
以上、発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の追加、変更又は置換等が可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るレベルシフト回路の全体構成を示す。 図1に示すレベルシフト回路10の動作を示すタイミングチャートである。 図1に示すレベルシフト回路10の動作を示す部分回路図である。 図1に示す実施の形態の変形例を示す。 本発明の第2の実施の形態に係るレベルシフト回路の全体構成を示す。 図5に示す実施の形態の変形例を示す。 本発明の実施の形態に係るレベルシフト回路をSOI基板上に形成した場合を示す。 従来のレベルシフト回路10´の構成を示す概略図である。
符号の説明
10、10´・・・レベルシフト回路、 11・・・バッファ回路、 HMp1、HMp2・・・高耐圧MOSトランジスタ、 M1、M2・・・MOSトランジスタ、 12、13・・・電流源回路、 14・・・遅延回路、 15・・・電流ミラー回路、 16・・・シュミットインバータ回路、 20・・・入力回路、 21、21´・・・逆流防止回路、 31・・・半導体基板、 32・・・SOI酸化膜、 35・・・素子分離絶縁膜。

Claims (7)

  1. 第1の基準電圧及び第1の電源電圧との間で振幅する入力信号を第2の負の基準電圧及び第2の電源電圧との間で振幅する出力信号に変換するように構成されたレベルシフト回路において、
    前記第1の電源電圧と前記第2の負の基準電圧との間に並列に設けられ、前記入力信号に基づき導通するように構成された第1及び第2の半導体スイッチング素子と、
    それぞれが前記第1及び第2の半導体スイッチング素子と直列に設けられ、定常的に導通状態に保持される、前記第1及び第2の半導体スイッチング素子よりも高耐圧の第1及び第2の高耐圧半導体スイッチング素子と、
    前記第1及び第2の半導体スイッチング素子に第1の電流を供給する第1の電流源回路と、
    前記第1の電流源回路と並列に接続され前記第1又は第2の半導体スイッチング素子が電流を流さない状態から流す状態に変化させる信号を受けて所定の期間だけ前記第1又は第2の半導体スイッチング素子に第2の電流を供給する第2の電流源回路と、
    前記第1及び第2の半導体スイッチング素子に流れる電流により発生する電気信号に基づいて前記出力信号を生成し出力する出力回路と
    を備えたことを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 前記入力信号を所定時間遅延させた遅延信号を発生させる遅延回路を更に備え、
    前記第2の電流源回路は、前記遅延信号に基づいて前記第2の電流の供給を停止する請求項1記載のレベルシフト回路。
  3. 前記遅延回路は、抵抗とキャパシタからなるRC回路を備え、このRC回路の時定数は、前記第2の電流源回路が前記第2の電流を供給すべき期間に合わせて設定される請求項2記載のレベルシフト回路。
  4. 前記第1の電流源回路は、それぞれ前記第1及び第2の半導体スイッチング素子に直列に接続され、ゲートに第1の基準電位が印加された第1及び第2のp型MOSトランジスタを含む請求項2記載のレベルシフト回路。
  5. 前記第2の電流源回路は、それぞれ前記第1及び第2の半導体スイッチング素子に直列に接続され、ゲートに前記入力信号の遅延信号が入力された第3及び第4のp型MOSトランジスタを含む請求項4記載のレベルシフト回路。
  6. 第1及び第2の半導体スイッチング素子と直列に接続されるダイオードを含む逆流防止回路を更に備えた、請求項1記載のレベルシフト回路。
  7. 前記第1及び第2の半導体スイッチング素子、前記第1及び第2の高耐圧半導体スイッチング素子、前記第1の電流源回路、前記第2の電流源回路、及び前記出力回路は、SOI基板上において絶縁膜により互いに電気的に分離されて形成された請求項1記載のレベルシフト回路。
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