JP3930136B2

JP3930136B2 - Manhole fitting

Info

Publication number: JP3930136B2
Application number: JP00957898A
Authority: JP
Inventors: 善央久保
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1997-07-18
Filing date: 1998-01-21
Publication date: 2007-06-13
Anticipated expiration: 2018-01-21
Also published as: JPH1181357A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンホール継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、接続管路、すなわち、流入管路または流出管路を形成する管材としての塩化ビニル樹脂管とマンホールとを接続する継手として、実公平１─２８１５０号公報に開示されているように、マンホールとの接着強度を向上させるために、接続される管が嵌合される短管状の継手本体にくら状をしたマンホールの外壁面に密着するくら部が形成されたマンホール継手（くら型マンホール継手）がある。
【０００３】
すなわち、このマンホール継手は、くら部がマンホールの外壁面に密着するようになっているため、マンホールとの接着面積が大きく接着強度が高いとともに、水密性に優れている。
【０００４】
しかしながら、図１０に示すように、この従来のマンホール継手１００においては、マンホール２００内のインバート仕上げの際や、マンホール継手１００とマンホール継手１００に接続された管材３００との隙間にモルタル（あるいは接着剤）４００を盛り付けるようになっているため、マンホール継手１００と管材３００との接続部に可撓性がない。
【０００５】
したがって、地震等で地盤が変動した場合、接続管路に大きな曲げ方向の力がかかり、接続管路が破損する恐れがある。
【０００６】
そこで、この耐震性を向上させるために、図１１に示すように、受口５０１のマンホール側に拡径部５０２を設けたゴム材料によって形成されたマンホール継手５００が提案されている。
このマンホール継手５００は、図１１に示すように、マンホール継手５００に管材３００を接続したのち、図１２に示すように、管材３００と拡径部５０２との隙間２０３にマンホール２００側から作業者７００がチューブ状の弾性支持体（Ｏ─リング）８００を管材３００の周方向に巻き付けるように挿入し、管材先端部３０１をこの弾性材８００で弾性支持するようになっている。
【０００７】
すなわち、このマンホール継手５００は、弾性支持体８００によって管材先端部３０１が弾性支持されているだけであるため、地震等で地盤が変動しても、接続管路の撓みに追従して弾性支持体８００が撓み、接続管路に大きな曲げ力等が掛からず、接続管路の破損を防止することができる。
【０００８】
しかしながら、このマンホール継手５００の場合、接続管路の勾配が大きい時や、マンホール継手５００と管材３００との芯が合っていないときなど、拡径部５０２と管材３００との隙間２０３の幅が周方向で一定にならず、隙間２０３の狭い部分で弾性支持体８００の挿入作業が困難となり、作業性が悪い。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情に鑑みて、継手と管材との接合部に可撓性があり、かつ、継手と管材との接続作業性がよいマンホール継手、このマンホール継手を用いたマンホールの配管構造、およびマンホールの配管施工方法を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明にかかるマンホール継手は、内周面にリング状弾性シール材が一体に設けられマンホールとの接続管路を形成する管材の端部が接続される受口と、この受口よりマンホール側に設けられ受口より拡径され管体の先端が臨む拡径部とを有する管状の継手本体と、マンホールの外壁面に密着する断面形状に継手本体の外周面から張り出し、マンホールの外壁面に接着固定されるくら部とを備える合成樹脂によって形成されているマンホール継手において、
管材接続時に管材の先端部外壁面に弾接し、管材の先端部を弾性支持する弾性支持体が、前記拡径部の内周面に設けられていると共に、前記継手本体の拡径部の外端側周縁部に係止されている構成とした。
【００１１】
また、本発明のマンホール継手において、弾性体の材質としては、クッション性のあるゴム、エラストマー、発泡ゴム、発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン等の合成樹脂発泡体等が挙げられるが、請求項２のような発泡ゴム、発泡ポリウレタンゴム、発泡ポリエチレン等の発泡材料が好ましい。
【００１２】
弾性支持体は、受口側からマンホール側に向かって徐々に小径化するテーパ面を備えているのが好ましい。
【００１３】
弾性支持体の製造方法は、特に限定されないが、たとえば、押出形成、圧縮形成、射出成形などによって製造することができる。
継手本体の材質は、特に限定されないが、可撓性を増すため、曲げ弾性率が５０〜２００ｋｇｆ／ｍｍ²で、かつ、平衡応力緩和率が５０〜１００％であるポリ塩化ビニル系樹脂組成物を用いるのが好ましい。
【００１４】
くら部の外形形状は、特に限定されないが、加工性を考慮すると四角形が好ましい。
また、くら部の厚みは、特に限定されないが、継手の呼び径が２００ｍｍの場合、６ｍｍ前後が一般的である。
【００１５】
また、拡径部は、請求項３のように、その内周面に、周方向に沿って前記弾性支持体の受口側端部の位置決め用の段差が設けられているのが特に好ましい。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳しく説明する。
図１および図２は本発明にかかるマンホール継手の実施の形態をあらわしている。
【００１９】
図１および図２に示すように、このマンホール継手１は、合成樹脂で形成されていて、継手本体２とくら部５とを備えている。
継手本体２は、図２に示すように、接続される管材より少し大径の受口３と、この受口３より大径の拡径部４とを備え、受口３の内周面に沿うようにリング状弾性シール材としてのゴムリング（ゴム輪）３１が受口３の内周面に沿って設けられ、弾性支持体４１が拡径部４の内周面に沿って設けられている。
【００２０】
ゴムリング３１は、塩化ビニル樹脂管の接続に使用されているゴムリング付き管継手で使用されているのと同様のゴムリングであって、受口３に接続される管材が挿入されたとき、管外周面に水密に密着するようになっている。
【００２１】
弾性支持体４１は、図３に示すように、ポリエチレン発泡体からなるマンホール側の側面に切欠部４２を備えた断面クサビ型をした筒状体であって、クサビの先端が受口３側に向くように拡径部４の内周面に沿うように粘着テープを介して拡径部４に一体化されている。すなわち、弾性支持体４１は、受口３側からマンホール側に向かって徐々に縮径するようなテーパ面４１ａを有している。
【００２２】
くら部５は、マンホールへの取り付け時にマンホールの外面に密着する断面形状をしていて、継手本体２の外周面から正面視で正方形に張り出すように設けられている。
【００２３】
なお、図４および図５に示す弾性支持体４３のように、ポリエチレン発泡体からなるマンホール側の側面に切欠部４４を備えた断面クサビ型をしたクサビ部４５のマンホール側の外側縁に拡径部４の側縁に係止する係止部４６が形成された筒状体であって、この筒状体をクサビの先端が受口３側に向くようにクサビ部４６を拡径部４の内周面に沿うように粘着テープを介して沿わせ、係止部４６を拡径部４の側縁に係止するように拡径部４に一体化されていてもよい。
係止部４６が形成された弾性支持体４３を用いた場合には、接着作業の際、弾性支持体４３の係止部４６を拡径部４の側縁に係止するようにして拡径部４の内周面に一体化することができるので、弾性支持体４３の拡径部４の内周面に対する位置ずれを防止することができるので特に好ましい。
【００２４】
また、図６に示すように、拡径部の内周面に、周方向に沿って前記弾性支持体の受口側端部（クサビの先端）の位置決め用の段差４７が設けられていると、接着作業の際、弾性支持体４３の受口側端部の先端を段差４７に合わせるようにして拡径部４の内周面に一体化できるので、弾性支持体４３の拡径部４の内周面に対する位置ずれを防止することができるので特に好ましい。
段差４７の高さは、弾性支持体４３の受口側端部が引っ掛かる高さ以上必要であり、高すぎると拡径部４の内径が大きくなりマンホールへの取付けの径が大きくなるので、１〜１０ｍｍが好ましい。
なお、この場合には、弾性支持体４３の係止部４６は必ずしもなくてもよい。
【００２５】
つぎに、このマンホール継手１を用いた配管施工方法を以下に詳しく説明する。
この配管施工方法は、まず、図７に示すように、マンホール６に接続される接続管路としての流入管路７および流出管路８の配管回りを掘削する。
【００２６】
つぎに、マンホール６に流入管路７および流出管路８の接続孔６１，６１を穿設するとともに、くら部５のマンホール６に接する面に接着剤を塗布したのち、図８（ａ）に示すように、くら部５をマンホール６の接続孔６１を臨む位置に外側から押し当て、図示していないが、くら部５を針金（番線）でマンホール６に仮固定した状態で接着剤を硬化させ、マンホール６の外壁面にマンホール継手１，１を一体化させる。
【００２７】
そして、図７に示すように、流入管路７および流出管路８の先端部をそれぞれマンホール継手１，１に接続する。
【００２８】
すなわち、流出管路８側では、マンホール継手１と流出管路の端部を形成する管材としての短管８１を図８（ａ）に示すように、受口３から、短管８１の先端が拡径部４のマンホール６側の端縁に一致するまで挿入する。
この挿入により、短管８１は、受口３の部分でゴムリング３１によってしっかりとその外周面が水密にシールされた状態になるとともに、拡径部４で弾性支持体４１によって弾性支持されるようになる。
【００２９】
つぎに、この短管８１の端部を伸縮継手としてのゴム輪受口ヤリトリ継手（以下、「ヤリトリ継手」とのみ記す）８２の受口８２ａに挿入し、伸縮継手８２を中間部に備えた流出端路８を形成する。
一方、流入管路７側では、図７に示すように、マンホール継手１と流入管路７の端部を形成する管材としてのヤリトリ継手７１の差口７２側を、短管８１と同様にしてマンホール継手１の受口３に挿入したのち、他の管材７３を次々に接続し、流入路７を形成する。
【００３０】
そして、図８（ｂ）に示すように、マンホール６側から各マンホール継手１の拡径部４と短管８１あるいはヤリトリ継手７１の差口７２との隙間１２に図９に示すようなクサビ型のスペーサ９をさし込み、流入管路７および流出管路８とマンホール６との角度を設計された角度に固定した状態で、図８（ｃ）示すように流入管路７および流出管路８の回りを埋め戻したのち、スペーサ９を取り除き、必要に応じて隙間１２にモルタル（あるいは接着剤）を薄く盛り付けるようになっている。
【００３１】
このマンホール継手１は、以上のように、拡径部４に予め弾性支持体４１が設けられているため、支持弾性体４１を作業者が後から挿入するという作業をすることなく、接続管路の端部を形成する管材を受口３から挿入するたげで、接続管路をマンホール継手１に簡単に接続することができる。
しかも、接続管路の端部が拡径部の弾性支持体４１に弾性支持されるため、接続管路のマンホール継手１との接続部に可撓性があり、弾性支持体４１のみで支持が可能であるが、より安全を期すために、隙間１２にモルタルなどを盛りつけても、モルタルの厚みが薄ければ、地震等で地盤が変動した場合にも、変動に伴って接続部が撓み、接続管路に大きな曲げ方向の力がかかったりすることがない。
【００３２】
また、弾性支持体４１が断面クサビ型になっていて、受口３側から拡径部４側に向かって徐々に縮径するようなテーパ面４１ａを備え、管材の挿入に際して管材の先端がこのテーパ面４１ａでガイドされるため、弾性支持体４が挿入の際にめくれたりすることがなく、スムースに挿入が可能である。
また、継手本体２およびくら部５が合成樹脂によって形成されているので、ゴム材料によって形成されたものと比べ平常時の土圧に耐えられる剛性を備えているとともに、金属製のものに比べ、錆びず、コンクリート製のものに比べ、軽量で取扱い性に優れている。
【００３３】
そして、流入管路７および流出管路８の途中に伸縮継手としてのヤリトリ継手８２，７１を設けた上記の配管構造によれば、地震や地盤の変動により接続管路に伸縮方向の力が加わってもヤリトリ継手８２，７１の受口部分でその変動が吸収できるため、管材の抜けなどの事故を防止することができる。
【００３４】
さらに、上記のようにスペーサ９を隙間１２に挿入し、接続管路のマンホール継手１への挿入角度を固定した状態で埋め戻しをする施工方法を用いれば、埋め戻しの際に土圧で接続管路の勾配がずれたりすることがなくなる。
なお、図７中、６３はインバートである。
【００３５】
本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、流入管路７および流出管路８が、その端部を構成する管材であるヤリトリ継手７１あるいは短管８１をマンホール継手１に接続したのち、ヤリトリ継手７１あるいは短管８１に他の管材を接続して流入管路７あるいは流出管路８を完成するようにしているが、予めヤリトリ継手７１あるいは短管８１に他の管材を接続したのち、マンホール継手１に接続するようにしても構わない。また、上記の実施の形態では、弾性支持材４１を、粘着テープで拡径部に接着一体化するようにしているが、２色成形等により一体成形するようにしても構わない。
【００３６】
【発明の効果】
以上のように構成されているので、本発明にかかるマンホール継手は、継手と管材との接続作業性がよく、しかも、地震や地盤の変動によって接続管路に大きな曲げ力等が掛からず、接続管路の破損を防止することができる。
また、合成樹脂製であるため、平常時の土圧に十分耐える剛性を有するとともに、軽量で錆びたりすることもない。
【００３８】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかるマンホール継手の実施の形態をあらわす斜視図である。
【図２】図１のマンホール継手の半断面図である。
【図３】図１のマンホール継手の弾性支持体の断面図である。
【図４】本発明にかかるマンホール継手の別の実施の形態をあらわす斜視図である。
【図５】図５のマンホール継手の弾性支持体の断面図である。
【図６】本発明にかかるマンホール継手のさらに別の実施の形態をあらわす斜視図である。
【図７】本発明にかかるマンホールの配管構造の実施の形態をあらわす断面図である。
【図８】本発明にかかるマンホールの配管施工方法の実施の形態を工程順にあらわす説明図である。
【図９】図８の配管施工方法に使用するスペーサの斜視図である。
【図１０】従来のマンホール継手の配管構造をあらわす断面図である。
【図１１】従来の他のマンホール継手の配管構造をあらわす断面図である。
【図１２】図１１のマンホール継手の配管施工方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
１マンホール継手
２継手本体
３受口
４ゴムリング（リング状弾性シール材）
４１，４３弾性支持体
４１ａ，４３ａテーパ面
４６係止部
５くら部
６マンホール
６１接続孔
７流入管路（接続管路）
７１ヤリトリ継手（管材、伸縮継手）
８流出管路（接続管路）
８１短管（管材）
８２ヤリトリ継手（伸縮継手）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a manhole joint.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 1-28150, a joint for connecting a connection pipe, that is, a vinyl chloride resin pipe as a pipe material forming an inflow pipe or an outflow pipe and a manhole, In order to improve the adhesive strength with the manhole, a manhole joint (kurah manhole joint) in which a short tubular joint body into which the pipe to be connected is fitted is formed on the outer wall surface of the manhole in the shape of a pillow. )
[0003]
In other words, this manhole joint is designed such that the clasp portion is in close contact with the outer wall surface of the manhole, and therefore has a large adhesion area with the manhole, high adhesion strength, and excellent water tightness.
[0004]
However, as shown in FIG. 10, in this conventional manhole joint 100, mortar (or adhesive) is formed in the gap between the manhole joint 100 and the pipe material 300 connected to the manhole joint 100 during the inversion finish in the manhole 200. ) 400 is arranged so that the connecting portion between the manhole joint 100 and the pipe member 300 is not flexible.
[0005]
Therefore, when the ground fluctuates due to an earthquake or the like, a large bending direction force is applied to the connection pipe, and the connection pipe may be damaged.
[0006]
Therefore, in order to improve the earthquake resistance, as shown in FIG. 11, a manhole joint 500 formed of a rubber material having an enlarged diameter portion 502 provided on the manhole side of the receiving port 501 has been proposed.
As shown in FIG. 11, the manhole joint 500 is connected to the manhole joint 500, and then, as shown in FIG. 12, an operator 700 from the manhole 200 side enters the gap 203 between the pipe 300 and the enlarged diameter portion 502. The tube-shaped elastic support body (O-ring) 800 is inserted so as to be wound in the circumferential direction of the tube material 300, and the tube material tip 301 is elastically supported by the elastic material 800.
[0007]
In other words, the manhole joint 500 is such that the tube material tip 301 is only elastically supported by the elastic support member 800, so that even if the ground fluctuates due to an earthquake or the like, the elastic support member follows the bending of the connecting pipe line. 800 is bent and a large bending force or the like is not applied to the connection pipe line, so that the connection pipe line can be prevented from being damaged.
[0008]
However, in the case of the manhole joint 500, the width of the gap 203 between the enlarged diameter portion 502 and the pipe material 300 is increased when the connecting pipe has a large gradient or when the manhole joint 500 and the pipe material 300 are not aligned with each other. The direction is not constant, and it becomes difficult to insert the elastic support member 800 in a narrow portion of the gap 203, and workability is poor.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
In view of such circumstances, the present invention provides a manhole joint in which the joint portion between the joint and the pipe material is flexible and has good connection workability between the joint and the pipe material, and a manhole pipe using the manhole joint The object is to provide a structure and a manhole piping method.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, in the manhole joint according to the present invention, a ring-shaped elastic seal material is integrally provided on the inner peripheral surface, and the end of the pipe material that forms a connection pipe line with the manhole is connected. A tubular joint body having a mouth, a diameter-enlarged portion provided on the side of the manhole from the receptacle, and having a diameter-expanded portion facing the tip of the tubular body, and a cross-sectional shape closely contacting the outer wall surface of the manhole. In the manhole joint that is formed from a synthetic resin that has a lug extending from the surface and being fixed to the outer wall surface of the manhole.
An elastic support that elastically supports the distal end portion of the tubular material and elastically supports the distal end portion of the tubular material when connected to the tubular material is provided on the inner peripheral surface of the expanded diameter portion, and is provided outside the expanded diameter portion of the joint body. It was set as the structure latched by the end side peripheral part .
[0011]
Further, in the manhole joint of the present invention, the material of the elastic body, rubber cushioned, elastomer, foamed rubber, foamed polyurethane, but synthetic resin foam such as polyethylene foam and the like, such as claim 2 Foamed materials such as foamed rubber, foamed polyurethane rubber and foamed polyethylene are preferred.
[0012]
The elastic support preferably has a tapered surface that gradually decreases in diameter from the receiving side toward the manhole side.
[0013]
Although the manufacturing method of an elastic support body is not specifically limited, For example, it can manufacture by extrusion molding, compression molding, injection molding, etc.
The material of the joint body is not particularly limited, but in order to increase flexibility, a polyvinyl chloride resin composition having a flexural modulus of 50 to 200 kgf / mm ² and an equilibrium stress relaxation rate of 50 to 100%. Is preferably used.
[0014]
The outer shape of the round part is not particularly limited, but a rectangular shape is preferable in consideration of workability.
Further, the thickness of the crown portion is not particularly limited, but when the nominal diameter of the joint is 200 mm, it is generally around 6 mm.
[0015]
Moreover, as for the enlarged diameter part, as for Claim 3 , it is especially preferable that the level | step difference for positioning of the receiving side edge part of the said elastic support body is provided in the internal peripheral surface along the circumferential direction.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
1 and 2 show an embodiment of a manhole joint according to the present invention.
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2, the manhole joint 1 is formed of a synthetic resin and includes a joint body 2 and a crown portion 5.
As shown in FIG. 2, the joint body 2 includes a receiving port 3 that is slightly larger in diameter than the pipe to be connected, and an enlarged diameter portion 4 that is larger in diameter than the receiving port 3, and is provided on the inner peripheral surface of the receiving port 3. A rubber ring (rubber ring) 31 as a ring-shaped elastic sealing material is provided along the inner peripheral surface of the receiving port 3 so as to be along, and an elastic support body 41 is provided along the inner peripheral surface of the enlarged diameter portion 4. Yes.
[0020]
The rubber ring 31 is a rubber ring similar to that used in a pipe joint with a rubber ring used for connecting a vinyl chloride resin pipe, and when a pipe material connected to the receiving port 3 is inserted, It comes in close contact with the outer peripheral surface of the pipe in a watertight manner.
[0021]
As shown in FIG. 3, the elastic support 41 is a cylindrical body having a wedge-shaped cross section having a cutout portion 42 on the side surface on the manhole side made of polyethylene foam, and the tip of the wedge is on the receiving port 3 side. It is integrated with the enlarged diameter part 4 via the adhesive tape so that it may face along the internal peripheral surface of the enlarged diameter part 4. That is, the elastic support body 41 has a tapered surface 41a that gradually decreases in diameter from the receiving port 3 side toward the manhole side.
[0022]
The round portion 5 has a cross-sectional shape that is in close contact with the outer surface of the manhole when attached to the manhole, and is provided so as to project in a square shape from the outer peripheral surface of the joint body 2 in a front view.
[0023]
As shown in FIGS. 4 and 5, the outer diameter of the manhole side of the wedge portion 45 having a wedge-shaped cross section having a notch 44 on the side surface on the manhole side made of polyethylene foam is expanded. The cylindrical body is formed with a locking portion 46 that is locked to the side edge of the portion 4, and the wedge portion 46 of the enlarged diameter portion 4 is arranged so that the tip of the wedge faces the receiving port 3 side. It may be integrated with the enlarged diameter part 4 so that it may follow along an inner peripheral surface via an adhesive tape and the latching | locking part 46 may be latched to the side edge of the enlarged diameter part 4. FIG.
In the case of using the elastic support body 43 in which the locking portion 46 is formed, the diameter of the elastic support body 43 is increased so that the locking portion 46 of the elastic support body 43 is locked to the side edge of the expanded diameter portion 4 during the bonding operation. Since it can be integrated with the inner peripheral surface of the portion 4, it is particularly preferable because the displacement of the elastic support body 43 relative to the inner peripheral surface of the enlarged diameter portion 4 can be prevented.
[0024]
Further, as shown in FIG. 6, when a step 47 for positioning the receiving end (wedge tip) of the elastic support is provided along the circumferential direction on the inner peripheral surface of the enlarged diameter portion. During the bonding operation, the tip of the receiving end of the elastic support 43 can be integrated with the inner peripheral surface of the enlarged diameter portion 4 so as to match the step 47, so that the enlarged diameter portion 4 of the elastic support 43 can be integrated. This is particularly preferable because it can prevent displacement with respect to the inner peripheral surface.
The height of the step 47 needs to be equal to or higher than the height at which the receiving end of the elastic support 43 is hooked. If it is too high, the inner diameter of the enlarged diameter portion 4 is increased and the diameter of attachment to the manhole is increased. 10 mm is preferred.
In this case, the locking portion 46 of the elastic support 43 is not necessarily required.
[0025]
Next, a pipe construction method using the manhole joint 1 will be described in detail below.
In this pipe construction method, first, as shown in FIG. 7, the pipes around the inflow pipe line 7 and the outflow pipe line 8 as connection pipes connected to the manhole 6 are excavated.
[0026]
Next, the connection holes 61 and 61 of the inflow pipe line 7 and the outflow pipe line 8 are formed in the manhole 6, and an adhesive is applied to the surface in contact with the manhole 6 of the round portion 5, and then, as shown in FIG. As shown, the crown portion 5 is pressed from the outside to the position facing the connection hole 61 of the manhole 6, and the adhesive is cured with the crown portion 5 temporarily fixed to the manhole 6 with a wire (wire), although not shown. The manhole joints 1 and 1 are integrated with the outer wall surface of the manhole 6.
[0027]
And as shown in FIG. 7, the front-end | tip part of the inflow pipeline 7 and the outflow pipeline 8 is connected to the manhole joints 1 and 1, respectively.
[0028]
That is, on the outflow pipe 8 side, the short pipe 81 as a pipe material forming the end of the manhole joint 1 and the outflow pipe is connected to the tip of the short pipe 81 from the receiving port 3 as shown in FIG. Insert until the end of the enlarged diameter portion 4 matches the edge of the manhole 6 side.
By this insertion, the short pipe 81 is in a state where the outer peripheral surface thereof is tightly sealed in a watertight manner by the rubber ring 31 at the portion of the receiving port 3 and is elastically supported by the elastic support body 41 at the enlarged diameter portion 4. become.
[0029]
Next, the end portion of the short pipe 81 is inserted into a receiving port 82a of a rubber ring receiving spear joint (hereinafter, referred to as “split joint” only) 82 as an expansion joint, and the expansion joint 82 is provided in the middle portion. An outflow end path 8 is formed.
On the other hand, on the inflow conduit 7 side, as shown in FIG. 7, the inlet 72 side of the spear joint 71 as a pipe material forming the end of the manhole joint 1 and the inflow conduit 7 is made in the same manner as the short tube 81. After inserting into the receiving port 3 of the manhole joint 1, other pipe materials 73 are connected one after another to form the inflow path 7.
[0030]
Then, as shown in FIG. 8 (b), a wedge type as shown in FIG. 9 is formed in the gap 12 between the enlarged diameter portion 4 of each manhole joint 1 and the short pipe 81 or the outlet 72 of the spear joint 71 from the manhole 6 side. In the state where the spacer 9 is inserted and the angles of the inflow conduit 7 and the outflow conduit 8 and the manhole 6 are fixed to the designed angles, the inflow conduit 7 and the outflow conduit as shown in FIG. After backfilling around 8, the spacer 9 is removed, and mortar (or adhesive) is thinly placed in the gap 12 as necessary.
[0031]
As described above, the manhole joint 1 is provided with the elastic support body 41 in advance in the diameter-expanded portion 4. Therefore, the connecting pipe line can be used without the operator having to insert the support elastic body 41 later. The connecting pipe line can be easily connected to the manhole joint 1 by inserting the pipe material forming the end of the pipe from the receiving port 3.
In addition, since the end portion of the connection pipe line is elastically supported by the elastic support body 41 of the enlarged diameter portion, the connection part of the connection pipe line with the manhole joint 1 is flexible, and the elastic pipe support body 41 is supported only by the elastic support body 41. Although it is possible, for the sake of safety, even if mortar is arranged in the gap 12, if the thickness of the mortar is thin, even if the ground fluctuates due to an earthquake or the like, the connection part bends with the fluctuation, A large bending force is not applied to the connecting pipe.
[0032]
Further, the elastic support body 41 has a wedge-shaped cross section, and has a tapered surface 41a that gradually decreases in diameter from the receiving port 3 side toward the enlarged diameter portion 4 side. because it is guided by the tapered surface 41a, without the elastic support member 4 or is wound during insertion, it is possible to smoothly insert.
In addition, since the joint body 2 and the crown part 5 are made of synthetic resin, the joint body 2 and the pillow part 5 have rigidity capable of withstanding normal earth pressure as compared with those made of rubber material, and compared with those made of metal, It does not rust and is lighter and easier to handle than concrete.
[0033]
And according to said piping structure which provided the spear joints 82 and 71 as expansion joints in the middle of the inflow pipe line 7 and the outflow pipe line 8, the force of an expansion / contraction direction is added to a connection pipe line by the fluctuation | variation of an earthquake or the ground. However, since the fluctuation can be absorbed by the receiving portions of the splicing joints 82 and 71, accidents such as disconnection of the pipe material can be prevented.
[0034]
Furthermore, if a construction method is used in which the spacer 9 is inserted into the gap 12 as described above and backfilling is performed in a state where the insertion angle of the connecting pipe line to the manhole joint 1 is fixed, connection is made with earth pressure during backfilling. it eliminates the slope of the line is or is not.
In FIG. 7, 63 is invert.
[0035]
The present invention is not limited to the above embodiment. For example, in the above-described embodiment, the inflow pipe line 7 and the outflow pipe line 8 are connected to the manhole joint 1 after the spear joint 71 or the short pipe 81 which is a pipe material constituting the end portion thereof, and then the spigot joint 71 or the short pipe pipe 8. The other pipe material is connected to the pipe 81 to complete the inflow pipe line 7 or the outflow pipe line 8, but after the other pipe material is connected to the spear joint 71 or the short pipe 81 in advance, it is connected to the manhole joint 1. You may make it. In the above-described embodiment, the elastic support member 41 is bonded and integrated to the enlarged diameter portion with an adhesive tape, but may be integrally formed by two-color molding or the like.
[0036]
【The invention's effect】
Since it is configured as described above, the manhole joint according to the present invention has good connection workability between the joint and the pipe material, and does not apply a large bending force to the connection pipe line due to earthquakes or ground fluctuations. Damage to the pipeline can be prevented.
In addition, since it is made of synthetic resin, it has sufficient rigidity to withstand normal earth pressure and is lightweight and does not rust.
[0038]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a manhole joint according to the present invention.
FIG. 2 is a half sectional view of the manhole joint of FIG.
3 is a cross-sectional view of an elastic support of the manhole joint of FIG.
FIG. 4 is a perspective view showing another embodiment of a manhole joint according to the present invention.
5 is a cross-sectional view of an elastic support of the manhole joint of FIG.
FIG. 6 is a perspective view showing still another embodiment of a manhole joint according to the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing an embodiment of a manhole piping structure according to the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing an embodiment of a manhole piping method according to the present invention in the order of steps.
9 is a perspective view of a spacer used in the pipe construction method of FIG.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a piping structure of a conventional manhole joint.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing another conventional manhole joint piping structure.
12 is an explanatory diagram for explaining a pipe construction method for the manhole joint of FIG. 11. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Manhole joint 2 Joint body 3 Receptacle 4 Rubber ring (ring-shaped elastic seal material)
41, 43 Elastic support bodies 41a, 43a Tapered surface 46 Locking portion 5 Pillow portion 6 Manhole 61 Connection hole 7 Inflow conduit (connection conduit)
71 Spear joint (pipe material, expansion joint)
8 Outflow pipeline (connection pipeline)
81 Short pipe (pipe material)
82 Spear joint (expansion joint)

Claims

内周面にリング状弾性シール材が一体に設けられマンホールとの接続管路を形成する管材の端部が接続される受口と、この受口よりマンホール側に設けられ受口より拡径され管体の先端が臨む拡径部とを有する管状の継手本体と、マンホールの外壁面に密着する断面形状に継手本体の外周面から張り出し、マンホールの外壁面に接着固定されるくら部とを備える合成樹脂によって形成されているマンホール継手において、
管材接続時に管材の先端部外壁面に弾接し、管材の先端部を弾性支持する弾性支持体が、前記拡径部の内周面に設けられていると共に、前記継手本体の拡径部の外端側周縁部に係止されていることを特徴とするマンホール継手。A ring-shaped elastic seal material is integrally provided on the inner peripheral surface, and a receiving port to which an end portion of a pipe material that forms a connecting pipe line with the manhole is connected. A tubular joint body having a diameter-expanded portion facing the distal end of the tubular body, and a cross section that sticks to the outer wall surface of the manhole in a cross-sectional shape that is in close contact with the outer wall surface of the manhole and is fixed to the outer wall surface of the manhole. In manhole joints made of synthetic resin,
An elastic support that elastically supports the distal end portion of the tubular material and elastically supports the distal end portion of the tubular material when connected to the tubular material is provided on the inner peripheral surface of the expanded diameter portion, and is provided outside the expanded diameter portion of the joint body. A manhole joint which is locked to an end side peripheral edge .

弾性支持体が、マンホール側の端面に切欠部を有した断面クサビ型の筒状の発泡材料によって形成されている請求項１に記載のマンホール継手。The manhole joint according to claim 1, wherein the elastic support is formed of a wedge-shaped cylindrical foam material having a cutout portion on an end surface on the manhole side.

拡径部の内周面に、周方向に沿って前記弾性支持体の受口側端部の位置決め用の段差が設けられている請求項１または請求項２に記載のマンホール継手。The manhole joint according to claim 1 or 2, wherein a step for positioning the receiving end of the elastic support is provided along the circumferential direction on the inner peripheral surface of the enlarged diameter portion .