JP3930108B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組み付けや使用の際に発生する金属部品の磨耗粉による接続性能の低下を防止するようにした電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばアンテナー用の信号ケーブルにおいて、中心導体の外周に絶縁体を介してスパイラル形の外部導体が組み込まれたケーブルがある。
このようなケーブルCは、例えば図4〜図5に示したような、電気コネクタ1に接続され、この電気コネクタ1は、所望の電子機器に取り付けられている相手側の電気コネクタに装着されるようになっている。
【0003】
上記電気コネクタ1は、ケーブルCの中心導体C1 が接続される金属製棒状体(金属製筒状体も可)の内部コンタクト部11がリング状の絶縁体12を介して内蔵されると共に、外部導体C2 と導通される金属製弾性筒体の外部コンタクト部13が内蔵された金属製筒体のフロントボディー部10と、このフロントボディー部10の前端部側に連結部材21を介して回転自在に装着された金属製ナット形のカップリング(連結操作部)20と、上記フロントボディー部10の後端部側に螺着されると共に後端部側にケーブルCが挿入される挿入穴31が開口された金属製筒体のリヤボディー部30と、上記フロントボディー部10の内部後端部14側に環状前端部41が当接すると共に当該環状前端部41から後方側に延びる複数の弾性部42の内側の雌ネジ部42aに前記ケーブルCの外部導体C2 が装着された形で上記リヤボディー部30の内部収納部32に収納される金属製のクランプ40などの主要部品からなる。
【0004】
そして、ケーブルCの装着にあたっては、所望の形に口出しし、先ず、これをリヤボディー部30の挿入穴31に差し込み、反対側に突出したスパイラル形の外部導体C2 の外周にクランプ40を装着し、この状態で、ケーブルCをリヤボディー部30の後方に引き戻して、クランプ40をリヤボディー部30の内部収納部32に収納させると共に、ケーブルCの外皮C3 部分を挿入穴31の後端寄りの内側に装着させたOリングなどのシール材50に密着させる。このシール材50によって、ケーブルCとリヤボディー部30間が防水化される。
【0005】
次に、この状態で、リヤボディー部30の前端側外周の雄ネジ部33に、フロントボディー部10の後端部側内周の雌ネジ部15を螺着させる。
これにより、クランプ40の環状前端部41から突出された中心導体C1 が、上記内部コンタクト部11の後端側の装着穴11aに嵌め込まれ、また、リヤボディー部30の外周とフロントボディー部10の後端部側内周には、Oリングなどのシール材50を介在させてあるため、リヤボディー部30とフロントボディー部10間が防水化される。
【0006】
これによって、ケーブルCの中心導体C1 は、内部コンタクト部11と直接電気的に接続される一方、外部導体C2 は、クランプ40、及びフロントボディー部10を通じて、外部コンタクト部13と導通される。
また、カップリング20を回動させて、その内側の雌ネジ部22を、相手側の電気コネクタの所定の雄ネジ部に螺着させれば、相手側の電気コネクタの先端部が内部のガスケットなどの弾性部材23に押圧される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような組み付け時や、その後の使用時に、リヤボディー部30に対してフロントボディー部10を相対的に回動させて螺着させた場合、クランプ40の環状前端部41の前端面43とフロントボディー部10の内部後端部14の端面とが摺接し、その際の摩擦によって、金属などの磨耗粉が、フロントボディー部10の内側の空間R部分に入り込み、溜まるため、接触不良などの原因となる恐れがあった。
【0008】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、基本的には、金属などの磨耗粉がフロントボディー部の内側空間部分に入り込むのを阻止する構造とした電気コネクタを提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、中心導体の外周に絶縁体を介して外部導体が組み込まれたケーブルが接続される電気コネクタであって、前記ケーブルの中心導体が接続される内部コンタクト部が絶縁体を介して内蔵されると共に前記外部導体と導通される外部コンタクト部が内蔵されたフロントボディー部と、当該フロントボディー部の後端部側に螺着されると共に後端部側に前記ケーブルが挿入される挿入穴が開口されたリヤボディー部と、前記フロントボディー部の内部後端部側に環状前端部が当接すると共に当該環状前端部から後方側に延びる弾性部に前記ケーブルの外部導体が装着された形で前記リヤボディー部の内部収納部に収納されるクランプとからなる電気コネクタにおいて、
前記フロントボディー部の内部後端部側に環状凹み部を設けると共に、前記クランプの環状前端部の前端面側に環状突出摺接部を設け、この環状突出摺接部を前記環状凹み部側の一部に当接させ、残りの残部空間を磨耗粉用の貯留部としたことを特徴とする電気コネクタにある。
【0010】
請求項2記載の本発明は、前記フロントボディー部の内部後端部側の中心側端面部と前記クランプの環状前端部の中心側端面部との間に隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタにある。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、本発明に係る電気コネクタの一つの実施の形態を示したものである。この電気コネクタ1Aは、基本的には上記図4〜図5に示した電気コネクタ1とほぼ同構造で、同一構成部分には、図4〜図5と同符号を付してある。
【0012】
この電気コネクタ1Aでは、図2〜図3から明らかなように、フロントボディー部10の内部後端部14側に環状凹み部16を設けると共に、クランプ40の環状前端部41の前端面43側に環状突出摺接部44を設け、この環状突出摺接部44を環状凹み部16側の一部に当接させ、残りの残部空間を磨耗粉用の貯留部R1 としてあり、また、好ましくは、フロントボディー部10の内部後端部14側の中心側端面部17とクランプ40の環状前端部41の中心側端面部45との間に微小な隙間δを設ける。この隙間δの幅は、磨耗粉が貯留部R1 から落ちないことや環状突出摺接部44の磨耗やフロントボディー部10へのクランプ40の嵌合を考慮して適宜設計するとよく、本例では、0.01〜0.11mm程度に設定してある。
【0013】
したがって、組み付け時や、その後の使用時に、リヤボディー部30に対してフロントボディー部10を相対的に回動させて螺着させた場合、フロントボディー部10とクランプ40の互いに当接する部分は、フロントボディー部10の環状凹み部16とクランプ40の環状突出摺接部44となり、仮にこれらの部分において、回動摩擦によって、金属などの磨耗粉が発生しても、内側の貯留部R1 に蓄えられのみで、フロントボディー部10の内側空間R部分にまで入り込むことは殆どない。
【0014】
磨耗粉が貯留部R1 から容易にフロントボディー部10の内側空間R部分に入込ないのはは(漏れないのは)、上記したように、フロントボディー部10の内部後端部14側の中心側端面部17とクランプ40の環状前端部41の中心側端面部45との隙間δが、0.01〜0.03mmの範囲として、極めて狭く設定してあるからである。
【0015】
このようなことから、この電気コネクタ1Aでは、磨耗粉に起因した接触不良などの原因は、根本的に解消され、良好な電気接続性能が得られる。
【0016】
なお、本実施の形態では、フロントボディー部10にカップリング20を回転自在に装着したものであったが、本発明は、これに限定されず、カップリング20を省略して、単にフロントボディー部10側を相手側の電気コネクタに差し込んで、装着させる場合などにも勿論適用することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る電気コネクタによると、フロントボディー部の内部後端部側に環状凹み部を設けると共に、クランプの環状前端部の前端面側に環状突出摺接部を設け、この環状突出摺接部を環状凹み部側の一部に当接させ、残りの残部空間を磨耗粉用の貯留部としてあるため、仮にフロントボディー部の回動摩擦によって、金属などの磨耗粉が発生しても、その内側空間部分にまで入り込むことは殆どなく、導体側への悪影響を効果的に阻止することができる。
【0018】
また、フロントボディー部の内部後端部側の中心側端面部とクランプの環状前端部の中心側端面部との隙間を、0.01〜0.03mmの範囲に設定しておけば、この極めて狭い隙間によって、金属などの磨耗粉が、フロントボディー部のの内側空間部分に入り込むのを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタの一例になる部分縦断側面図である。
【図2】図1の電気コネクタにおける部分拡大縦断側面図である。
【図3】本発明に係る電気コネクタにおけるクランプの拡大斜視図である。
【図4】従来の電気コネクタの部分縦断側面図である。
【図5】従来の電気コネクタの分解側面図である。
【符号の説明】
1A 電気コネクタ
10 フロントボディ
11 内部コンタクト部
12 リング状の絶縁体
13 外部コンタクト部
15 雌ネジ部
16 環状凹み部
17 中心側端面部
20 カップリング(連結操作部)
21 連結部材
22 雌ネジ部
23 弾性部材
30 リヤボディー部
31 挿入穴
32 内部収納部
33 雄ネジ部
40 クランプ
41 環状前端部
42 弾性部
42a 雌ネジ部
43 前端面
44 環状突出摺接部
45 中心側端面部
50 シール材
C ケーブル
C1 中心導体
C2 外部導体
C3 外皮
R 空間
R1 貯留部
δ 隙間

Claims (2)

  1. 中心導体の外周に絶縁体を介して外部導体が組み込まれたケーブルが接続される電気コネクタであって、前記ケーブルの中心導体が接続される内部コンタクト部が絶縁体を介して内蔵されると共に前記外部導体と導通される外部コンタクト部が内蔵されたフロントボディー部と、当該フロントボディー部の後端部側に螺着されると共に後端部側に前記ケーブルが挿入される挿入穴が開口されたリヤボディー部と、前記フロントボディー部の内部後端部側に環状前端部が当接すると共に当該環状前端部から後方側に延びる弾性部に前記ケーブルの外部導体が装着された形で前記リヤボディー部の内部収納部に収納されるクランプとからなる電気コネクタにおいて、
    前記フロントボディー部の内部後端部側に環状凹み部を設けると共に、前記クランプの環状前端部の前端面側に環状突出摺接部を設け、この環状突出摺接部を前記環状凹み部側の一部に当接させ、残りの残部空間を磨耗粉用の貯留部としたことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記フロントボディー部の内部後端部側の中心側端面部と前記クランプの環状前端部の中心側端面部との間に隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
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