JP3927631B2 - トランスファ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のトランスファに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平5−42837号公報に図12のようなトランスファ201が記載されている。
【0003】
このトランスファ201は、変速機構203、センタ−デフ205、差動制限装置207、チェ−ン伝動機構209、オイルポンプ211などを備えており、これらを収納するトランスファケ−ス213にはオイル溜りが設けられている。
【0004】
変速機構203はエンジンの駆動力の2段変速とセンタ−デフ205の切り離しとを行い、センタ−デフ205は変速された駆動力を分配し、チェ−ン伝動機構209を介して前輪側に送り、後輪出力軸215を介して後輪側に送る。又、差動制限装置207は多板クラッチ217によってセンタ−デフ205の差動を制限する。オイルポンプ211は変速機構203の入力部材と連動してエンジンに駆動される。
【0005】
又、図13は他のトランスファ219を示している。なお、図13のHは水平方向を示している。
【0006】
このトランスファ219は、車両の前後方向に配置(縦置き配置)されており、センタ−デフ221、差動制限装置223、チェ−ン伝動機構225、オイルガ−タなどを備えており、これらを収納するトランスファケ−ス227にはオイル溜りが設けられている。
【0007】
センタ−デフ221はエンジンの駆動力を分配し、チェ−ン伝動機構225を介して前輪側に送り、後輪出力軸229を介して後輪側に送る。
【0008】
又、オイルガ−タは、空間231に、車両の前後方向に沿って取り付けられており、チェ−ン伝動機構225のチェ−ン233の回転によって掻き上げられるオイルを集め、矢印235で示す流下口からトランスファケ−ス227の前部側にオイルを流下させ、矢印237で示す流下口からトランスファケ−ス227の後部側にオイルを流下させて、各部を潤滑する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように構造が複雑なトランスファ201、219では、各部の焼き付きや偏摩耗などを防止して正常な機能と高い耐久性とを保つために、各潤滑箇所を充分に潤滑することが必要である。
【0010】
トランスファ201では、オイルポンプ211を用いてオイル溜りのオイルを加圧し、油路239、241、243、後輪出力軸215に設けられた軸方向の油路245と径方向の各油路を介して、変速機構203、センタ−デフ205、差動制限装置207の多板クラッチ217などにオイルを送るように構成されており、これらの潤滑箇所を充分に潤滑している。
【0011】
しかし、このようにオイルポンプ211を用いる構成は、潤滑効果は大きいが、オイルポンプ211と油路の構成を含めて構造が複雑になり、コスト高になると共に、オイルポンプ211の駆動分だけエンジンの燃費が低下する。
【0012】
一方、トランスファ219ではオイルガ−タによって潤滑を行い、オイルポンプを用いないから、このような構造の複雑化、コストの上昇、燃費の低下などが生じない。
【0013】
ところで、オイルガ−タから滴下するオイルは車両姿勢に影響されることがなく、常に潤滑が必要な箇所(例えばベアリングやギヤ噛み合い部,クラッチ部など)に供給されることが望しい。
【0014】
しかし、オイルガ−タを用いる従来のトランスファでは、車両が前下がりに傾斜(前傾)すればオイルガ−タの前部側にオイルが移動して後輪側の滴下オイル量が不足し、図13のように、車両とトランスファ219とが水平方向Hに対して後ろ下がりに傾斜(後傾)すればオイルがオイルガ−タの後部側に移動して前輪側の滴下オイル量が少なくなる。
【0015】
又、車両の加速度を受けても同様のことが生じる。
【0016】
このように、従来はオイルガ−タから各潤滑箇所に車両姿勢の影響なくオイルを与えることが難しく、潤滑効果が不充分であった。
【0017】
そこで、この発明は、各潤滑箇所にオイルガ−タから必要で充分な量のオイルが与えられ、耐久性が向上するトランスファの提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のトランスファは、内部にオイル溜りを有するトランスファケ−スと、このトランスファケ−スに収容され、エンジンの駆動力を前輪側と後輪側とに分配すると共に、オイル溜りからオイルを掻き上げる回転部材を有する動力伝達機構と、車両の前後方向に配置され、掻き上げられたオイルを受けて前記動力伝達機構の前部側と後部側とに滴下させるオイルガ−タとを備え、このオイルガ−タに前部側オイル溝と後部側オイル溝とを区画する仕切り部を設けると共に、この仕切り部を、各オイル溝所望のオイル配分割合に応じた必要量のオイルを集めることが可能なように、前記回転部材に対する前後方向の所定位置に配置したことを特徴とする。
【0019】
このように、請求項1のトランスファでは、オイルガ−タに前部側オイル溝と後部側オイル溝とを区画する仕切り部を設けると共に、この仕切り部を、オイルを掻き上げる回転部材に対して前後方向の所定位置に配置した。
【0020】
仕切り部の位置を回転部材に対して前後方向に変えると、オイルガ−タの前部側オイル溝と後部側オイル溝に流入する掻き上げオイルの割合が変わる。例えば、仕切り部を前部側に配置するとオイルの流入割合は後部側オイル溝で増加し前部側オイル溝で減少する。又、仕切り部を後部側に配置すると流入割合は前部側オイル溝で増加し後部側オイル溝で減少する。
【0021】
このように各潤滑箇所に必要なオイル割合に応じて仕切り部をオイルガ−タの所定位置に配置したことにより、従来例に用いられるオイルガ−タと異なって、前部側と後部側の各オイル溝にそれぞれ必要量のオイルを集めることが可能になり、各オイル溝からの滴下オイルを受ける各潤滑箇所が負荷に応じた充分なオイルで潤滑されるから、各部の焼き付きや異常摩耗が防止され、耐久性が大きく向上する。
【0022】
又、オイルガ−タを仕切り部で区画したことによって、車両が傾斜しても、あるいは、車両の加速度を受けても、オイルが前後のオイル溝の間を移動することが防止されるから、前部側オイル溝と後部側オイル溝のオイル量が所定の割合に保たれ、各潤滑箇所において所期の潤滑効果が保たれる。
【0023】
更に、オイルガ−タを用い、エンジン駆動のオイルポンプを用いないから構造が簡単で低コストである。
【0024】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のトランスファであって、前記仕切り部の前部側と後部側に、それぞれオイルガ−タの端部に向かって下り勾配の傾斜面を設けたことを特徴とし、請求項1の構成と同等の効果を得る。
【0025】
これに加えて、オイルガ−タを区画する仕切り部の前部側と後部側とにそれぞれの端部に向かって下り勾配の傾斜面を設けたことにより、前部側と後部側のオイル溝でオイルの流れが促され、各側でオイルの流下量が増加し、潤滑効果を向上させる。
【0026】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のトランスファであって、前記仕切り部が、オイルガ−タに対して移動可能であり、オイルガ−タが前下がりに傾斜すると前部側に移動し、後ろ下がりに傾斜すると後部側に移動することを特徴とし、請求項1の構成と同等の効果を得る。
【0027】
これに加えて、仕切り部をオイルガ−タに対して移動可能にしたことによって、上記のように、仕切り部はオイルガ−タが前下がりに傾斜すると前部側に移動し後ろ下がりに傾斜すると後部側に移動する。
【0028】
オイルガ−タが前傾すると、あるいは、車両の負の加速度を受けると、オイルが前部側に移動して後部側オイル溝からのオイル流下量が低下するが、このとき、前部側に移動する仕切り部によって後部側オイル溝に入るオイル量が増加し流下量の低下を補う。
【0029】
又、オイルガ−タが後傾し、あるいは、前向きの加速度を受けた場合は、後部側に移動する仕切り部によって前部側オイル溝に入るオイル量が増加して、前部側オイル溝からのオイル流下量の低下を補う。
【0030】
このように、車両の傾斜と加速度とによって前部側オイル溝と後部側オイル溝とで生じるオイル滴下量の変化が、仕切り部の移動によって補償され、オイルがいずれか一方へ偏ることが防止されるから、前輪側と後輪側の潤滑効果がそれぞれ高く保たれる。
【0031】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のトランスファであって、仕切り部を所定の位置に固定する固定手段を設けたことを特徴とし、請求項3の構成と同等の効果を得る。
【0032】
これに加えて、仕切り部の固定手段を設けたことによって、任意の位置に仕切り部を固定することが可能になり、オイルガ−タの仕切り部の位置が異なる種々のトランスファに広く対応することが可能になる。
【0033】
こうして、オイルガ−タの種類が低減され、管理が容易になり、低コストになる。
【0034】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の発明であって、オイルガ−タが後ろ下りに傾斜して固定されると共に、前記仕切り部の底から頂部までの高さ仕切り部の底からオイルガ−タの前端側底辺までの高さより高くしたことを特徴とする。
【0035】
これに加えて、オイルガ−タを後ろ下りに傾斜させて配置したことにより、オイルの流れが後部側に流れようとするが、仕切り部より前方においては仕切り部をオイルガータの前端側底辺より高くすることにより、前方の潤滑必要箇所へのオイルの供給を確保することができる。
【0036】
つまり、従来例で説明したように、オイルガ−タはこのように後傾して固定されることが多いが、オイルガ−タの仕切り部を前端側の底辺より高くしたことによって、前輪側でのオイル不足を防止し潤滑効果を高く保つことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4により本発明の第1実施形態を説明する。この実施形態は請求項1の特徴を備えており、図1はこの実施形態のトランスファ1を示している。このトランスファ1は四輪駆動車に縦置きされており、図1の左方はこの4輪駆動車の前方に相当する。又、符号が与えられていない部材などは図示されていない。
【0038】
図1のように、トランスファ1は、センタ−デフ3(動力伝達機構)、チェ−ン伝動機構5、速度感応型の差動制限装置7、これらを収納するトランスファケ−ス9などを備えている。トランスファケ−ス9にはオイル溜りが設けられている。
【0039】
センタ−デフ3はインタ−ナルギヤ11と、外側と内側のピニオンギヤ13、15と、サンギヤ17とを有するダブルピニオンのプラネタリ−ギヤ式差動機構である。
【0040】
インタ−ナルギヤ11は中空の入力軸19の後端に一体形成されており、この入力軸19はトランスミッションの出力軸側に連結されている。
【0041】
入力軸19は片側をシ−ルされたボ−ルベアリング21によってトランスファケ−ス9に支承されている。入力軸19とトランスファケ−ス9との間にはシ−ル23が配置され、外部へのオイル洩れを防止している。このシ−ル23とボ−ルベアリング21と入力軸19とトランスファケ−ス9との間でオイルポケット25が形成されている。
【0042】
外側と内側のピニオンギヤ13、15は、それぞれベアリング27を介してピニオンシャフト29に支承されており、各ピニオンシャフト29は前後のピニオンキャリヤ31、33に両端を支持されている。ピニオンキャリヤ31、33は互いに連結されており、前側のピニオンキャリヤ31は後輪側の出力軸35にスプライン連結されている。
【0043】
出力軸35の前端はロ−ラ−ベアリング37を介して入力軸19の内周に支承され、後端側はボ−ルベアリング39を介してトランスファケ−ス9に支承されている。出力軸35の後端はフランジ41を介して後輪側のプロペラシャフトに連結されている。フランジ41とトランスファケ−ス9との間にはシ−ル43が配置され、外部へのオイル洩れを防止している。
【0044】
サンギヤ17は中空のスプロケット45の前端側に一体形成されている。このスプロケット45はニ−ドルベアリング47、47を介して出力軸35の外周に支承されている。又、入力軸19と前側のピニオンキャリヤ31との間及びサンギヤ17とピニオンキャリヤ31との間にはこれらの摺動抵抗を低減するスラストワッシャ49、51がそれぞれ配置されている。
【0045】
チェ−ン伝動機構5は前記のスプロケット45と他のスプロケット53とこれらを連結するチェ−ン55とから構成されている。スプロケット53は前輪側の伝達軸57に一体形成されている。この伝達軸57は出力軸35と平行に配置されており、ボ−ルベアリング59、59によってトランスファケ−ス9に支承されている。
【0046】
伝達軸57にはフランジ61がスプライン連結されており、このフランジ61は前輪側のプロペラシャフトに連結されている。フランジ61とトランスファケ−ス9との間にはシ−ル63が配置され、外部へのオイル洩れを防止している。
【0047】
入力軸19を回転させるエンジンの駆動力はセンタ−デフ3のインタ−ナルギヤ11に入力し、ピニオンギヤ13、15からピニオンキャリヤ31、33を介して出力軸35に伝達されると共に、サンギヤ17からチェ−ン伝動機構5を介して伝達軸57に伝達される。出力軸35の回転はリヤデフ(後輪の車軸上に配置されたデファレンシャル装置)を介して左右の後輪に分配され、伝達軸57の回転はフロントデフ(前輪の車軸上に配置されたデファレンシャル装置)を介して左右の前輪に分配される。
【0048】
又、悪路などで前後の車輪間に駆動抵抗差が生じると、ピニオンギヤ13、15の自転によってエンジンの駆動力は前後各側に差動分配される。
【0049】
差動制限装置7は、例えば、オイルポンプ式のカップリングを用いた差動制限装置であり、差動回転速度が上昇する程大きくなる速度感応型の差動制限特性を持っている。差動制限装置7は外側のハウジング65と内側のハブ67とこれらの間に配置されたシ−ル69などから構成されており、ハウジング65はスプロケット45にスプライン連結され、ハブ67は出力軸35にスプライン連結されており、前輪側と後輪側との間でセンタ−デフ3の差動を制限する。
【0050】
又、上記のように、ハブ67が連結された出力軸35の前端はロ−ラ−ベアリング37と入力軸19とボ−ルベアリング21とを介してトランスファケ−ス9に支承され、出力軸35の後端はボ−ルベアリング39を介してトランスファケ−ス9に支承されており、更に、ハウジング65が連結されたスプロケット45はベアリング47、47を介して出力軸35の外周に支承されている。
【0051】
従って、ハウジング65やハブ67の回転振動による悪影響はこれらのベアリング21、37、39、47、47によってセンタ−デフ3から遮断され、各ギヤの歯当たり不良、破損、騒音などを防止する。
【0052】
トランスファケ−ス9に設けられたオイル溜りのオイルレベルはチェ−ン伝動機構5の前輪側スプロケット53の中心を適度に超えたレベルにある。チェ−ン伝動機構5のチェ−ン55(オイルを掻き上げる回転部材)はオイル溜りのオイルを図1および図3の矢印のような範囲に掻き上げる。
【0053】
又、トランスファケ−ス9の下部にはオイル溜りのオイルを抜くためのドレンプラグが取り付けられており、それより上方にはオイル注入用のフィラ−プラグが取り付けられている。更に、トランスファケ−ス9の上部には、オイルの吹き出しを防ぎながらエアを流出入させ、トランスファケ−ス9の内圧を一定に保つエアブリ−ザが取り付けられている。
【0054】
図1のように、トランスファケ−ス9にはオイルガ−タ71が前後方向に配置され、その両端を凹部73、75に差し込んで取り付けられている。オイルガ−タ71はプラスチック性のトレ−であり、図2のように、前端側と後端側にオイルの流下口77、79をそれぞれ有し、中程に仕切り板81(仕切り部)が設けられている。
【0055】
この仕切り板81はオイルガ−タ71を前部側のオイル溝83と後部側のオイル溝85とに区画している。
【0056】
トランスファケ−ス9には、オイルガ−タ71の流下口77とオイルポケット25とを連通するオイル流路87が設けられている。オイル流路87の上部開口には盲プラグ89が取り付けられ、オイル洩れを防止している。又、入力軸19にはオイルポケット25と連通するオイル流路91が設けられている。
【0057】
オイルポケット25の内部では、トランスファケ−ス9にプレ−ト93が固定され、入力軸19にはこのプレ−ト93との間に隙間を介して2条ねじ95が形成されており、入力軸19のオイル流路91にオイルを送るオイルの付勢手段97を構成している。入力軸19の内周にはキャップ99が装着され外部へのオイル洩れを防止している。
【0058】
又、出力軸35にはスプロケット45の軸心を貫通し差動制限装置7の前部側軸心までの軸方向のオイル流路101と、これと連通する径方向のオイル流路103、105とが形成されている。
【0059】
チェ−ン55によって掻き上げられたオイルは、図1および図3の矢印のように、オイルガ−タ71の前部側オイル溝83と後部側オイル溝85とに流入する。
【0060】
後部側オイル溝85のオイルは、流下口79から流下し、ベアリング39、差動制限装置7のハウジング65と出力軸35の間に配置されたスリ−ブ107、スピ−ドメ−タ用のギヤ109などを潤滑した後、オイル溜りへ戻る。
【0061】
又、前部側オイル溝83のオイルは、流下口77からトランスファケ−ス9のオイル流路87を流下してオイルポケット25に集められ、オイルポケット25のオイルは、オイル付勢手段97の2条ねじ95の回転によって付勢され、オイル流路91を介して出力軸35のオイル流路101に押し込まれる。
【0062】
押し込まれたオイルは、遠心力によってベアリング37、スラストワッシャ49、51から、センタ−デフ3の各ギヤに送られてこれらを潤滑し、更に、オイル流路101から径方向のオイル流路103、105を介してニ−ドルベアリング47、47とハウジング65とスプロケット45とのスプライン部など駆動負荷が多く掛かる部分を十分に潤滑し、オイル溜りに戻る。
【0063】
図3はチェ−ン55に掻き上げられたオイルがオイルガ−タ71の前部側オイル溝83と後部側オイル溝85とに流入する様子を示し、番号1、2、3はそれぞれ仕切り板81の配置位置を示している。又、図4は仕切り板81をこれら各番号が示す位置に配置したときの前部側オイル溝83と後部側オイル溝85へのオイルの流入量を示している。
【0064】
仕切り板81が番号1の位置(前部側)にあると、オイルの大部分は後部側オイル溝85に入り、前部側オイル溝83には少量のオイルが入る。
【0065】
仕切り板81が番号2の位置(オイル流入範囲の中央)にあると、オイルは後部側オイル溝85と前部側オイル溝83にほぼ均等に流入する。
【0066】
仕切り板81が番号3の位置(後部側)にあると、オイルの大部分は前部側オイル溝83に入り、後部側オイル溝85には少量のオイルが入る。
【0067】
図3のように、実際の仕切り板81は番号1と2の間に配置されているから、後部側オイル溝85には前部側オイル溝83より多量のオイルが流れ込み、それだけ多量のオイルが後部側の流下口79から流下する。
【0068】
こうして、後部側の駆動負荷が多く掛かる潤滑必要箇所にオイル配分割合に応じて多量のオイルが与えられ、充分に潤滑される。
【0069】
こうして、トランスファ1が構成されている。
【0070】
上記のように、このトランスファ1では、オイルガ−タ71の仕切り板81を所定の位置に設けたことにより、前部側オイル溝83と後部側オイル溝85とにそれそれ所望する量のオイルを配分することが可能になり、前輪側と後輪側の各動力伝達系にそれぞれ必要量のオイルが滴下され、各部の焼き付きや異常摩耗が防止され、耐久性を大きく向上させている。
【0071】
又、仕切り板81を設けたことによって、車両が傾斜しても、あるいは、車両の加速度を受けても、オイルが前部側オイル溝83と後部側オイル溝85との間を移動することがないから、前輪側と後輪側に与えられるオイル量が所定の割合に保たれ、前後各側の潤滑箇所において所期の潤滑効果が保たれる。
【0072】
次に、図5と図6により本発明の第2実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、2の特徴を備えており、図5はこの実施形態に用いられるオイルガ−タ111を示している。
【0073】
図5のように、オイルガ−タ111は、仕切り部113によって前部側オイル溝115と後部側オイル溝117とに区画されている。又、オイルガ−タ111の底部は、図6のように、仕切り部113から前後両側の開口119、121に向かって下り勾配の傾斜面123、125が形成されている。
【0074】
このような構成により、オイルガータ111の仕切り部113の位置を第1実施形態の仕切り板81と同様に適切な配分位置に設定することができると共に、オイルガータ111が例えば前傾しても、後部側オイル溝117の傾斜面125が後輪側へのオイルの供給不足を補う作用をし、逆にオイルガータ111が後傾したときにも前部側オイル溝115の傾斜面123が補う作用を行う。すなわち、オイルガータ111に傾斜がなければ各傾斜面123,125により潤滑効果は向上し、傾斜が生じた場合であっても各傾斜面123,125がその傾斜により、それぞれオイルの供給不足を補う。
【0075】
こうして、この実施形態のトランスファは、オイルガータ111の所定位置に仕切り部113を設け、その前後両側に傾斜面123,125を設けたことにより、第1実施形態のトランスファ1と同等の効果を得ると共に前後傾時の傾斜の上側へのオイルの供給不足を補うことができる。
【0076】
次に、図7乃至図9により本発明の第3実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、3の特徴を備えており、図7乃至図9はこの実施形態に用いられるオイルガ−タ127を示している。なお、各図中でHは水平方向を示している。
【0077】
このオイルガ−タ127には可動式の仕切り板129(仕切り部)が取り付けられている。
【0078】
この仕切り板129は、両側に設けられた突起131、131をオイルガ−タ127に設けられた長孔133、133に係合させて、前後方向揺動可能に取り付けられている。これらの長孔133は下方に向けて凸状に形成されていると共に、オイルガ−タ127の底部には仕切り板129の揺動に合わせた凸状部135が形成されている。更に、凸状部135の前後両側には仕切り板129の揺動範囲を規制するストッパ部137、137が形成されている。
【0079】
仕切り板129によってオイルガ−タ127は前部側のオイル溝139と後部側のオイル溝141とに区画されており、各オイル溝139、141にはオイルの流下口143、145が設けられている。
【0080】
なお、長孔133の位置は各オイル溝139、141のオイルレベルより充分に高くされており、長孔133からオイルが流出することはない。
【0081】
このように、仕切り板129を前後に揺動自在にしたから、車両の傾斜に伴って、図7のように、オイルガ−タ127が水平方向Hに対して前傾すると仕切り板129は前方に移動し、図8のように、オイルガ−タ127が水平になると仕切り板129は中央付近に戻り、図9のように、オイルガ−タ127が後傾すると仕切り板129は後方に移動する。
【0082】
オイルガ−タ127が前傾すると、前部側オイル溝139の流下口143から流下するオイル量が増加し、後部側オイル溝141の流下口145から流下するオイル量が減少する。
【0083】
しかし、このとき、仕切り板129が前方に移動し、上に説明したように、後部側オイル溝141に掻き上げられるオイル量が増加し、前部側オイル溝139に掻き上げられるオイル量が減少するから、オイルガ−タ127の前傾に伴う流下口143でのオイル流下量の増加と流下口145でのオイル流下量の減少とが補償され、流下口143、145の流下オイル量が一定に保たれる。
【0084】
又、オイルガ−タ127が後傾すると、前部側流下口143からのオイル流下量が減少し、後部側流下口145からのオイル流下量が増加するが、このとき、仕切り板129が後方に移動し、後部側オイル溝141の掻き上げオイル量が減少し、前部側オイル溝139の掻き上げオイル量が増加するから、オイルガ−タ127の後傾に伴う流下口143でのオイル流下量の減少と流下口145でのオイル流下量の増加とがそれぞれ補償され、流下口143、145の流下オイル量が一定に保たれる。
【0085】
オイルガ−タ127が水平になると仕切り板129は中央付近にもどるが、この実施形態では、前部側オイル溝139と後部側オイル溝141に流入するオイル量が、仕切り板129が中央にあるときに所定の割合になるように設定されている。
【0086】
このようにして、オイルガータ127の傾斜時には、仕切り板129の移動により、オイル流下量減少側のオイル溝への掻き上げオイル量が増加し、オイル量の配分割合が所定割合に維持される。
【0087】
こうして、この実施形態のトランスファは、オイルガ−タ127に可動式の仕切り板129を設けたことにより、第1実施形態のトランスファ1と同等の効果を得ている。
【0088】
次に、図10と図11により本発明の第4実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、5の特徴を備えている。図11はこの実施形態のトランスファ147を示し、図10はこのトランスファ147に用いられるオイルガ−タ149を示している。なお、各図中でHは水平方向を示している。
【0089】
以下、第1実施形態のトランスファ1と同機能の部材等には同一の符号を与えて引用する。
【0090】
図11に示したように、トランスファ147の取り付け傾斜方向Rに沿ってオイルガ−タ149は後ろ下りに傾斜してトランスファ147に取り付けられている。
【0091】
オイルガ−タ149は仕切り板151(仕切り部)によって前部側と後部側の各オイル溝153、155に区画されている。オイルガ−タ149の両端には各オイル溝153、155のオイル流下口157、159が設けられている。
【0092】
図10のように、仕切り板151の高さt1はオイル溝153の前端側底辺161の高さt2より高くしてある。
【0093】
この実施形態のトランスファは、オイルガ−タ149の所定の位置に仕切り板151を設けたことにより、第1実施形態のトランスファ1と同等の効果を得ている。
【0094】
オイルガ−タ149の仕切り板151を前端側底辺161より高くしたことによって、オイルガ−タ149を後傾させても前部側オイル溝153のオイルが流下口157からの流出を確保して仕切り板151より軸方向前方の必要箇所の潤滑が十分に行われ、オイル不足になることが防止されるから、トランスファ147の前輪(Fr)側動力伝達系での潤滑不良が防止される。
【0095】
こうして、前輪側の潤滑効果を高く保ちながら、潤滑効果を更に向上させている。
【0096】
【発明の効果】
請求項1記載のトランスファは、仕切り部によってオイルガ−タを前部側のオイル溝と後部側のオイル溝に区画すると共に、オイルを掻き上げる回転部材に対する所定位置にこの仕切り部を配置したことによって、これらの各オイル溝にそれそれ必要量のオイルを集めることが可能になり、各潤滑箇所が充分な量のオイルで潤滑され、各部の焼き付きや異常摩耗が防止され、耐久性が大きく向上する。
【0097】
又、仕切り部を設けたことにより、車両が傾斜しても、あるいは、車両の加速度を受けても、オイルが前後のオイル溝の間を移動することがないから、両オイル溝のオイル量が所定の割合に保たれ、各潤滑箇所で所期の潤滑効果が保たれる。
【0098】
このように、従来のオイルガ−タと異なって、潤滑箇所に応じてオイルの滴下量を変えることができると共に、エンジン駆動のオイルポンプを用いないから構造が簡単で低コストである。
【0099】
請求項2記載の発明は、請求項1の構成と同等の効果を得ると共に、仕切り部の前部側と後部側とに設けた傾斜面によってオイルの流れが促進され、各側で潤滑効果が向上する。
【0100】
請求項3記載の発明は、請求項1の構成と同等の効果を得ると共に、オイルガ−タの傾斜や車両の加速度によって移動する仕切り部によって、前後のオイル溝で生じるオイル滴下量の変化が補償され、各潤滑箇所の潤滑効果がそれぞれ高く保たれる。
【0101】
請求項4記載の発明は、請求項3の構成と同等の効果を得ると共に、固定手段で仕切り部を任意の位置に固定することによって、オイルガ−タの仕切り部の位置が異なる種々のトランスファに広く対応することが可能であり、オイルガ−タの種類が低減し、管理が容易で低コストになる。
【0102】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかの構成と同等の効果を得ると共に、各潤滑箇所のオイル不足を防止し潤滑効果を高く保つことができる。
【0103】
これに加えて、仕切り部をオイルガータの前端側底辺よりも高くしたことにより、前部側オイル溝の油面が上がり、前方の潤滑必要箇所へオイルを十分に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】第1実施形態に用いられるオイルガ−タの斜視図である。
【図3】仕切り板の位置を変えたときの前後各オイル溝に流入するオイル量の変化を説明するための概略図である。
【図4】図3の各位置に仕切り板を配置したときに前後各オイル溝に流入するオイル量を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に用いられるオイルガ−タの斜視図である。
【図6】図5のA矢視図である。
【図7】本発明の第3実施形態に用いられるオイルガ−タの縦断面図であり、前傾した状態を示す。
【図8】本発明の第3実施形態に用いられるオイルガ−タの縦断面図であり、水平な状態を示す。
【図9】本発明の第3実施形態に用いられるオイルガ−タの縦断面図であり、後傾した状態を示す。
【図10】本発明の第4実施形態に用いられるオイルガ−タの縦断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態を示す概略図である。
【図12】従来例の断面図である。
【図13】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、147 トランスファ
3 センタ−デフ(動力伝達機構)
9 トランスファケ−ス
55 チェ−ン(オイルを掻き上げる回転部材)
71、111、127、149 オイルガ−タ
81、151 仕切り板(仕切り部)
113 仕切り部
123、125 傾斜面
129 仕切り板(移動可能な仕切り部)
161 オイルガ−タの前端側底辺

Claims (5)

  1. 内部にオイル溜りを有するトランスファケ−スと、このトランスファケ−スに収容され、エンジンの駆動力を前輪側と後輪側とに分配すると共に、オイル溜りからオイルを掻き上げる回転部材を有する動力伝達機構と、車両の前後方向に配置され、掻き上げられたオイルを受けて前記動力伝達機構の前部側と後部側とに滴下させるオイルガ−タとを備え、このオイルガ−タに前部側オイル溝と後部側オイル溝とを区画する仕切り部を設けると共に、この仕切り部を、各オイル溝所望のオイル配分割合に応じた必要量のオイルを集めることが可能なように、前記回転部材に対する前後方向の所定位置に配置したことを特徴とするトランスファ。
  2. 請求項1記載の発明であって、前記仕切り部の前部側と後部側に、それぞれオイルガ−タの端部に向かって下り勾配の傾斜面を設けたことを特徴とするトランスファ。
  3. 請求項1記載の発明であって、前記仕切り部が、オイルガ−タに対して移動可能であり、オイルガ−タが前下がりに傾斜すると前部側に移動し、後ろ下がりに傾斜すると後部側に移動することを特徴とするトランスファ。
  4. 請求項3記載の発明であって、仕切り部を所定の位置に固定する固定手段を設けたことを特徴とするトランスファ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の発明であって、オイルガ−タが後ろ下りに傾斜して固定されると共に、前記仕切り部の底から頂部までの高さ仕切り部の底からオイルガ−タの前端側底辺までの高さより高くしたことを特徴とするトランスファ。
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