JP3925951B2 - 粉体化粧料 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、優れた透明感を有し、且つ皮膚のしみやくすみなどを適度にカバーできて、さらに塗布色に不自然な影響を与えずに自然な仕上がりの得られる、良好な粉体化粧料に関する。詳しくは、板状粉体の表面を、平均粒子径が280〜380nm、屈折率が1.45〜1.53である有機球状粉体で被覆して成る複合粉体を含有することを特徴とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特にメイクアップ化粧料においては、塗布等化粧操作の簡便性,携帯に便利なコンパクト容器への充填性などから、固形の粉体化粧料がよく使用されてきた。これら粉体化粧料においては、皮膚のしみやそばかす等を見えにくくし、皮膚色を整えるため、隠蔽力の高い顔料、すなわち屈折率の大きな顔料や着色力の高い顔料、たとえば二酸化チタン,ベンガラ,黄酸化鉄,有機色素等が配合されてきた。
【0003】
しかし、上記のような隠蔽力の高い顔料を多く配合した粉体化粧料は、皮膚に塗布した場合に厚化粧感を呈し、自然な仕上がりが得られないという欠点を有する。
【0004】
一方、透明感のある自然な仕上がりを得るため、従来よりタルク,カオリン,雲母,マイカ等の屈折率の小さな体質顔料が粉体化粧料に配合されてきた。ところが、かかる体質顔料を多量に配合した場合、皮膚に塗布した際に外観上てかてかしたり、不自然な光沢の得られる傾向がみられる。それ故、これら体質顔料の表面を無機ケイ酸化合物で被覆したり(特開昭60−228406)、アクリル樹脂で被覆する(特開昭61−69708)等の処理を行って化粧料に配合し、透明感と自然な仕上がりを得る試みがなされてきた。
【0005】
しかしながら、上記のような屈折率の小さい体質顔料や、無機ケイ酸化合物被覆体質顔料,アクリル樹脂被覆体質顔料を配合した粉体化粧料では、透明感及び自然な仕上がりが得られるものの、屈折率の小さい顔料より成るため隠蔽力が不足し、しみやそばかすを隠し、皮膚色を整えるというメイクアップ化粧料本来の機能を発揮することができなかった。
【0006】
そこで、透明感と隠蔽力の双方を同時に満足する粉体化粧料を得るための試みがなされ、青色系又は緑色系顔料を添加して400〜550nmの青色領域の反射を高めたり(特公平1−2566)、屈折率が1.60〜1.80で、粉体濃度が20重量%で厚さ25μの薄膜を形成した時の散乱透過度が70%以上で、且つ全透過度が85%以上である無機粉体を配合したり(特公平6−102609)、屈折率1.60〜3.00の粉体を屈折率1.00〜3.00の有機ポリマーで被覆して成る複合粉体を配合した化粧料(特開平4−5217)が提案されている。
【0007】
また、近年は消費者の好みも多様化し、様々な外観或いは使用感の得られる化粧料が求められている。その一環として、見る角度により色の変化する干渉色を有する顔料等も検討され、雲母表面を低次酸化チタン含有化合物で被覆し、さらにその表面を二酸化チタンで被覆する技術(特公平4−61033)等も提案されている。
【0008】
ところが、青色系,緑色系顔料の添加によると、塗布色の明度低下が見られ、また圧縮成形して成る固形粉体化粧料とした場合には、プレス表面が青色から緑色がかって見えるという問題があった。また、特開平4−5217に開示された技術では、屈折率1.60以上の特にバタフライ形状を有する粉体を母体とするが、かかる形状及び性質を有する粉体自体の調製にはかなり高度な技術を要する。一方、種々の干渉色を呈する顔料を添加した場合では、色の変化する面白味の得られる反面、自然な塗布色を期待する場合には不向きであった。このように、良好な透明感と自然な塗布色を有する粉体化粧料は得られるに至っていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記した従来の化粧料では得られなかった透明感及び自然な塗布色の双方において満足できる粉体化粧料を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、見かけ上白色でありながら、480nm付近の干渉色を発することにより透明感を向上させる複合粉体を配合し、優れた透明感と自然な塗布色の双方を満足することを可能とした。すなわち、板状粉体の表面を、屈折率が1.45〜1.53で、平均粒子径が280〜380nmの有機球状粉体で被覆して成る複合粉体を含有させて、粉体化粧料とする。
【0011】
本発明において複合粉体の母体として使用する板状粉体としては、屈折率が1.50〜1.60の平滑な正反射表面を有するものが適する。かかる板状粉体としては、タルク,カオリン,マイカ,セリサイト,ケイ酸アルミニウム,炭酸マグネシウム等が挙げられる。
【0012】
上記板状粉体表面に被覆する有機球状粉体としては、屈折率が1.45〜1.53で、平均粒子径が280〜380nmであるものを使用する。かかる有機球状粉体としては、中密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ酢酸ビニル,ポリメタクリル酸メチル,メタクリル酸の共重合体,ポリアミド(ナイロン)等より成る球状粉体で、平均粒子径が280〜380nmとなるように分級されたものが挙げられる。
【0013】
また本発明の効果を得るためには、板状粉体表面において有機球状粉体を規則的且つ単層に配列させる必要がある。従って、板状粉体表面への有機球状粉体の被覆処理はメカノケミカル法によるのが好ましい。表面被覆のための有機球状粉体処理量としては、母体となる板状粉体の重量に対して5〜40重量%が適当であるが、特に30〜35重量%が好ましい。5重量%未満では本発明の効果である干渉色が認められず、一方40重量%を越えると凝集体を形成し、好ましくない。
【0014】
そして本発明においては、上記のようにして得た複合粉体を他の体質顔料,白色顔料,有色顔料,着色剤等とともに混合し、粉体化粧料とする。配合量としては特に限定されないが、5〜90重量%程度が適当である。なお、粉体化粧料としては、パウダータイプ或いはツーウェイタイプのケーキ型ファンデーション,アイカラー,チークカラー,ハイライトカラー,シャドウカラー,粉おしろい,固形おしろい等の製品形態で提供することができる。
【0015】
【作用】
本発明に係る粉体化粧料は、非常に滑らかな使用感を有し、皮膚に対する付着性も良好で、皮膚に塗布した際適度な隠蔽力を発揮し、さらに優れた透明感と自然な塗布色を有しており、良好な外観を呈する。
【0016】
【実施例】
さらに本発明の特徴について、実施例により詳細に説明する。まず、本発明の粉体化粧料に配合する有機球状粉体を被覆した板状粉体の製造例を表1に示す。これらはいずれも母体となる板状粉体と有機球状粉体とを混合機にて乾式混合し、メカノケミカル的に被覆処理して調製する。
【表1】
Figure 0003925951
【0017】
[実施例1] パウダーファンデーション
(1)ベンガラ 3.0 (重量%)
(2)黄酸化鉄 6.5
(3)黒酸化鉄 0.5
(4)ナイロンパウダー 10.0
(5)酸化チタン 10.0
(6)被覆処理雲母(製造例7) 20.0
(7)被覆処理タルク(製造例1) 39.8
(8)流動パラフィン 5.0
(9)ミリスチン酸オクチルドデシル 2.5
(10)ワセリン 2.5
(11)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(12)香料 0.1
製法:(1)〜(5)の顔料を混合し粉砕機を通して粉砕した後、高速ブレンダーに移し、(6),(7)の処理粉体と(8)〜(12)を添加して均一に混合し、金皿に充填し圧縮成形する。
【0018】
[実施例2] 水使用タイプファンデーション
(1)酸化チタン 10.0 (重量%)
(2)コロイダルカオリン 25.0
(3)被覆処理タルク(製造例2) 44.9
(4)ベンガラ 0.8
(5)黄酸化鉄 2.5
(6)黒酸化鉄 0.1
(7)流動パラフィン 10.0
(8)セスキオレイン酸ソルビタン 3.5
(9)グリセリン 3.0
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(11)香料 0.1
製法:(1),(2)及び(4)〜(6)の顔料を混合し、粉砕機を通して粉砕した後、高速ブレンダーに移し、(3)の処理粉体と(9)を加えて混合し、ついで(7),(8),(10),(11)を添加して均一に混合し、金皿に充填し圧縮成形する。
【0019】
[実施例3] ツーウェイタイプファンデーション
(1)シリコーン処理酸化チタン 10.0 (重量%)
(2)シリコーン処理セリサイト 20.0
(3)被覆処理セリサイト(製造例10) 10.0
(4)シリコーン処理タルク 17.2
(5)被覆処理タルク(製造例3) 10.0
(6)シリコーン処理カオリン 2.5
(7)被覆処理カオリン(製造例4) 2.5
(8)シリコーン処理ベンガラ 2.5
(9)シリコーン処理黄酸化鉄 5.0
(10)シリコーン処理黒酸化鉄 0.1
(11)ポリエチレン末 10.0
(12)流動パラフィン 4.0
(13)スクワラン 2.0
(14)メチルフェニルポリシロキサン 4.0
(15)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(16)香料 0.1
製法:(1),(2),(4),(6),(8)〜(11)の顔料を混合し粉砕機を通して粉砕した後、高速ブレンダーに移し、(3),(5),(7)の処理粉体と(12)〜(16)を添加して均一に混合し、金皿に充填し圧縮成形する。
【0020】
[実施例4] パウダーアイカラー
(1)タルク 33.9 (重量%)
(2)被覆処理タルク(製造例1) 14.0
(3)被覆処理雲母(製造例8) 15.0
(4)被覆処理炭酸マグネシウム(製造例14) 1.0
(5)ステアリン酸亜鉛 10.0
(6)酸化チタン 5.0
(7)グンジョウ 15.0
(8)セスキオレイン酸ソルビタン 1.0
(9)流動パラフィン 4.0
(10)ラノリン 1.0
(11)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
製法:(1)と(7)とを混合機中で混合し、ついで(2)〜(6)及び(11)を順次添加混合し、あらかじめ混合した(8)〜(10)を噴霧して均一に混合した後、金皿に充填し圧縮成形する。
【0021】
[実施例5] パウダーアイカラー
(1)雲母チタン 35.0 (重量%)
(2)被覆処理タルク(製造例2) 23.9
(3)被覆処理雲母(製造例9) 10.0
(4)ステアリン酸亜鉛 5.0
(5)ラウリン酸亜鉛 3.0
(6)コンジョウ 13.0
(7)黄酸化鉄 2.0
(8)ミリスチン酸ヘキシルデシル 5.5
(9)ラノリン脂肪酸イソプロピル 2.5
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
製法:(4)〜(7)を粉砕機中で混合粉砕し、ついで混合機に移して(1)〜(3)及び(10)を順次添加混合し、あらかじめ混合した(8),(9)を噴霧して均一に混合した後、金皿に充填し圧縮成形する。
【0022】
[実施例6] 固形チークカラー
(1)タルク 40.0 (重量%)
(2)被覆処理タルク(製造例3) 20.0
(3)被覆処理カオリン(製造例5) 20.0
(4)酸化チタン 4.0
(5)ステアリン酸亜鉛 5.0
(6)コメデンプン 5.0
(7)赤色226号 0.6
(8)黄酸化鉄 2.3
(9)流動パラフィン 3.0
(10)香料 0.1
製法:(1)〜(8)を混合し展色した後、(9)及び(10)を噴霧して加えて均一に混合し、金皿に充填して固化させる。
【0023】
[実施例7] シャドウカラー
(1)タルク 33.9 (重量%)
(2)被覆処理タルク(製造例1) 15.0
(3)被覆処理タルク(製造例2) 10.0
(4)被覆処理タルク(製造例3) 10.0
(5)被覆処理カオリン(製造例6) 8.0
(6)軽質炭酸カルシウム 3.0
(7)酸化チタン 6.0
(8)ステアリン酸マグネシウム 5.0
(9)被覆処理セリサイト(製造例11) 3.0
(10)ベンガラ 3.0
(11)黄酸化鉄 2.5
(12)黒酸化鉄 0.5
(13)香料 0.1
製法:まず(1)と(10)〜(12)を混合し、ついで(2)〜(9)を加えて均一に混合し、さらに(13)を噴霧して均一とした後、ふるいを通して製品とする。
【0024】
[実施例8] 粉おしろい
(1)タルク 30.9 (重量%)
(2)被覆処理タルク(製造例2) 15.0
(3)被覆処理タルク(製造例3) 15.0
(4)被覆処理カオリン(製造例6) 15.0
(5)沈降炭酸カルシウム 5.0
(6)酸化亜鉛 10.0
(7)ステアリン酸マグネシウム 5.0
(8)ベンガラ 1.0
(9)黄酸化鉄 2.5
(10)黒酸化鉄 0.5
(11)香料 0.1
製法:まず(1)と(8)〜(10)を混合し、ついで(2)〜(7)を加えて均一に混合し、さらに(11)を噴霧して均一とした後、ふるいを通して製品とする。
【0025】
[実施例9] 固形おしろい
(1)タルク 21.8 (重量%)
(2)被覆処理タルク(製造例1) 17.0
(3)被覆処理カオリン(製造例4) 10.0
(4)被覆処理カオリン(製造例5) 10.0
(5)酸化亜鉛 15.0
(6)形質炭酸カルシウム 10.0
(7)ステアリン酸マグネシウム 3.0
(8)コメデンプン 2.0
(9)ベンガラ 3.0
(10)黄酸化鉄 2.5
(11)黒酸化鉄 0.5
(12)流動パラフィン 3.5
(13)ミリスチン酸イソプロピル 1.5
(14)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(15)香料 0.1
製法:まず(1)と(9)〜(11)を混合し、ついで(2)〜(8)を加えて均一に混合し、これにあらかじめ混合した(12)〜(15)を加えて均一とし、ふるいを通して製品とする。
【0026】
本発明で用いた製造例に係る複合粉体について、480nm付近の干渉色の発生を測定した。その際、比較のために、表1において有機球状粉体で被覆処理をしない各板状粉体についても、同様に測定した。結果を表2に示す。
【表2】
Figure 0003925951
【0027】
表2において、本発明で用いた各製造例に係る粉体については、いずれにおいても480nm付近で干渉色の発生が認められた。これに対して、有機球状粉体で被覆処理しない板状粉体では、前記した干渉色は認められなかった。本発明においては、この480nm付近の干渉色を利用して透明感を発現させるのである。
【0028】
次に、本発明の各実施例について使用試験を行った。使用試験は、各実施例を塗布する際の伸び,滑らかさ,付着性、塗布した後の透明感,塗布色,てかり及びしみ,そばかすのカバー力について、20〜50才の女性パネラー20名を1群とし、各群に本発明の実施例及び比較例をブラインドにて使用させ、表3に示す評価基準に従い官能評価させて行った。評価結果は点数化し、20名の平均値にて表した。なお比較のため、表4に示す各比較例についても同様に使用させて評価させた。ここで、比較例1,比較例2及び比較例3は、実施例1において被覆処理雲母及び被覆処理タルクをそれぞれ未処理のもの,ケイ酸で被覆したもの及びアクリル樹脂で被覆したものに代替したものである。また比較例4は酸化チタンの配合量を多くしたものであり、比較例5は酸化チタンに加えて青色系の顔料である群青を添加したことを特徴とするものである。これらは、実施例1と同様に調製する。
【表3】
Figure 0003925951
【表4】
Figure 0003925951
【0029】
【表5】
Figure 0003925951
使用試験の結果は表5に示した。表5より、本発明の実施例はいずれも塗布時の伸び,滑らかさ及び付着性に優れていることが認められる。さらに、塗布後において透明感に優れ、自然な塗布色が得られており、てかりもほぼ認められておらず、皮膚のしみやそばかすのカバー力も平均的であり、特に劣るものではなかった。
【0030】
これに対し、比較例1使用群では、塗布時の伸び,滑らかさ及び付着性についての評価が実施例1に比べて劣り、てかりが顕著に認められていた。比較例2及び比較例3使用群では、カバー力が不十分であると評価されていた。比較例4使用群では、カバー力についての評価はすばらしかったが、透明感及び塗布色の自然さについては評価が悪く、塗布寺の滑らかさについても評価が悪かった。また、比較例5使用群では、透明感とカバー力の双方において良好な評価が得られていたが、塗布色において不自然さが認められ、評価が悪くなっていた。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により塗布時の伸び,滑らかさ,付着性等が良好で、優れた透明感と自然な塗布色及び仕上がりの得られる粉体化粧料を提供することができた。

Claims (2)

  1. 板状粉体の表面を、平均粒子径が280〜380nmとなるように分級された、屈折率が1.45〜1.53である有機球状粉体でメカノケミカル法により被覆して成る、480nm付近に干渉色を発する複合粉体を含有することを特徴とする、粉体化粧料。
  2. 平均粒子径が280〜380nmとなるように分級された、屈折率が1.45〜1.53である有機球状粉体の被覆処理量が、板状粉体の重量に対し、5〜40重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の粉体化粧料。
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