JP3918904B2 - プラテン、および記録装置 - Google Patents

プラテン、および記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
主走査方向に往復動する記録ヘッドに対向し、副走査方向に搬送される被記録材を下方から支えて、前記被記録材と前記記録ヘッドとの間のギャップを規定するプラテン、およびそれを備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録ヘッドに対向し、被記録材を下方から支えて、被記録材と記録ヘッドとの間のギャップを規定するプラテンは、静的構造の突起体である複数のリブを有している。そして、被記録材は、この複数のリブの頂面を摺動して搬送される。また、被記録材がインクで濡れることで波打ち変形して伸びる、コックリング現象によって、被記録材がプラテンから浮き上がってしまうのを防止するために、搬送ローラにて被記録材を逆反りさせ、被記録材がリブに押しつけられるようにすることで、被記録材先端が排出ローラに到達するまでの間において、被記録材の姿勢を規制している。さらに、排出ローラにおいても被記録材を逆反りさせ、被記録材がリブに押しつけられるようにすることで、被記録材後端が搬送ローラを抜けた後においても被記録材の姿勢を規制し、コックリング現象によって、被記録材がプラテンから浮き上がってしまうのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、被記録材先端や後端に非常に余白の小さい記録を実行する際に、インクで濡れた被記録材先端部および後端部近傍は、コックリング現象により下方に丸まるように変形する。そして、従来のプラテンは、インクで濡れた被記録材先端部および後端部近傍が、下方に丸まる変形に対して、被記録材の姿勢を規制することが出来ないため、被記録材がプラテンから浮き上がった状態になり、記録精度が低下するという問題が生じる。また、コックリング現象により、被記録材がインクで濡れることで波打ち変形して伸びる際、副走査方向への被記録材の伸びに対して、従来のプラテンの有するリブが静的構造であることは、被記録材とリブとの摩擦により、コックリング現象による被記録材の波打ち変形を助長することになる。そして、それによって被記録材の波打ち変形が大きくなり、被記録材が浮き上がり、記録精度が低下するという問題が生じる。
【0004】
本願発明の課題は、プラテンの静的構造に起因した問題を解消することで、コックリング現象による被記録材の変形によって生じる、プラテンからの被記録材の浮き上がりによる記録精度の低下を防止したプラテン、および記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、主走査方向に往復動する記録ヘッドと、被記録材を副走査方向に搬送する搬送ローラと、被記録材を副走査方向に排出する排出ローラと、前記搬送ローラ又は前記排出ローラにより副走査方向に搬送される前記被記録材を下方から支えて前記被記録材と前記記録ヘッドとの間のギャップを規定するプラテンとを備え、前記搬送ローラ又は前記排出ローラにより副走査方向に搬送される前記被記録材に、前記記録ヘッドにてインクを吐出して記録を行う記録装置であって、前記プラテンは、主走査方向に平行な軸を回転軸として駆動源によって駆動されて回転し、主走査方向に互いに離間して配置された複数の回転体にて構成され、複数の前記回転体は、コックリング現象により生じる被記録材の波打ち変形の波打ちの間隔と等しい間隔で配設されており、前記搬送ローラは、前記プラテンより副走査方向の上流側に配設され、被記録材を逆反りさせて前記プラテンに押しつけつつ副走査方向へ搬送する構成を有し、前記排出ローラは、前記プラテンより副走査方向の下流側に配設され、被記録材を逆反りさせて前記プラテンに押しつけつつ副走査方向へ搬送する構成を有し、被記録材の先端及び後端に余白なく記録を実行する際には、前記搬送ローラで被記録材が搬送されている間は、前記回転体が副走査方向に被記録材の搬送速度と同じ速度で回転し、前記排出ローラのみによって被記録材が搬送されている間は、前記回転体の回転が停止する、ことを特徴とした記録装置である。
【0006】
これにより、被記録材は回転体に接して搬送され、回転体は被記録材の搬送に応じて回転するので、被記録材と回転体との間には摩擦がほとんど生じない。本願請求項1に記載の発明に係るプラテンによれば、コックリング現象による被記録材の波打ち変形を助長することが無くなり、それによる被記録材の浮き上がりによって生じる記録精度の低下を防止することが出来る。
【0009】
本願請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記プラテンは回転軸を有し、前記回転体は円板形状を有し、前記回転体は該回転体の中心点において前記回転軸に固定されている、ことを特徴とした記録装置である。
【0010】
回転体は該回転体の中心点において回転軸に固定され、被記録材は回転体に接した状態で搬送されることで、本願請求項2に記載の発明に係る記録装置によれば、本願請求項1に記載の記録装置と同様の作用効果が得られる。
【0011】
本願請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記プラテンは、前記被記録材の端部に余白無く記録する際に、該端部から外れて打ち捨てられたインクが、複数の前記回転体間を落下する構造を有する、ことを特徴とした記録装置である。
【0012】
本願請求項3に記載の発明に係る記録装置は、前記被記録材の端部に余白無く記録する際に、該端部から外れて打ち捨てられたインクが、複数の前記回転体間を落下する構造を有することで、本願請求項2に記載の記録装置の作用効果に加えて、被記録材の端部に余白無く記録することを可能とするものである。
【0013】
本願請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記プラテンは、前記被記録材の端部に余白無く記録する際に、該端部から外れて打ち捨てられ、前記プラテンに付着したインクが、前記記録装置に設けられた付着インク除去手段により除去される、ことを特徴とした記録装置である。
【0014】
被記録材の端部に余白無く記録する際に、該端部から外れて打ち捨てられるインクの一部は、プラテンに付着してしまう。この、インクが付着したプラテンの上を被記録材が搬送されると、その付着したインクが被記録材に付着し、被記録材を汚してしまうことになる。そこで、プラテンに付着したインクが、記録装置に設けられた付着インク除去手段により除去されることで、このような被記録材の汚れを防止することが可能となる。これにより、本願請求項4に記載の発明に係る記録装置によれば、本願請求項3に記載の記録装置の作用効果に加えて、打ち捨てられたインクによる被記録材の汚れを防止する作用効果が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る一実施の形態によるインクジェットプリンタにおいて、記録紙の先端に余白無く記録している状態の平面図であり、図2は、その断面図である。以下、図1および図2を参照しながら説明する。尚、図1および図2は、説明に必要な構成要素のみ示し、それ以外の構成要素は省略してある。
【0020】
当該実施の形態によるインクジェットプリンタは、主走査方向Xに往復動する記録ヘッド2と、被記録材Pを副走査方向Yに搬送する搬送ローラ3と、被記録材Pを副走査方向Yに排出する排出ローラ4と、記録ヘッド2に対向し、被記録材Pを下方から支えて、被記録材Pと記録ヘッド2との間のギャップを規定するプラテン1を備えている。記録ヘッド2の被記録材Pと対向する面には、多数のドット形成要素アレイ21が設けられており、そのドット形成要素アレイ21からインク22を被記録材Pの記録面に吐出して記録を行う。
【0021】
搬送ローラ3は、駆動源により回転駆動され、被記録材Pの下面に接して被記録材Pを搬送する搬送駆動ローラ31と、その搬送駆動ローラ31に個々に付勢され、被記録材Pの上面に接して、被記録材Pの搬送に従動して回転する複数の搬送従動ローラ32とで構成されている。また、排出ローラ4は、駆動源により回転駆動され、被記録材Pの下面に接して被記録材Pを排出する排出駆動ローラ41と、その排出駆動ローラ41に個々に付勢され、被記録材Pの上面に接して、被記録材Pの排出に従動して回転し、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が被記録材の印刷面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラ(ギザローラまたはスターホイールともいう)による複数の排出従動ローラ42とで構成されている。
【0022】
そして、被記録材Pがインク22で濡れることで波打ち変形して伸びる、コックリング現象によって、被記録材Pがプラテン1から浮き上がってしまうのを防止するために、搬送ローラ3にて被記録材Pを逆反りさせ、被記録材Pがプラテン1に押しつけられるようにすることで、被記録材Pの先端が排出ローラ4に到達するまでの間において、被記録材Pの姿勢を規制している。そして、さらに、排出ローラ4においても同様に、被記録材Pを逆反りさせ、被記録材Pがプラテン1に押しつけられるようにすることで、被記録材Pの後端が搬送ローラ3を抜けた後においても被記録材Pの姿勢を規制している。
【0023】
このようなインクジェットプリンタにおいて、本願発明に係るプラテン1は、複数の円板形状を有する回転体11が、回転体11の中心点において回転軸12に、主走査方向に互いに離間して、固定されている構造を有している。回転体11が円板形状であることで、主走査方向と平行でプラテン1の回転軸12を通る面で切った回転体11の断面形状は、どの断面においても同じ形状となる。これにより、プラテン1の回転体11と被記録材Pの接する面は、常に一定の形状となるので、被記録材Pと記録ヘッド2との間のギャップは、プラテン1が動的構造であっても常に一定に規定することが可能となるものである。尚、当該実施の形態では、主走査方向と平行でプラテン1の回転軸12を通る面で切った回転体11の断面外縁形状は、長方形であるが、回転体11が円板形状であれば特にこれに限定されるものではなく、前記断面外縁形状が台形や半円形状等であっても本願発明の実施は可能であることは言うまでもない。
【0024】
また、この複数の回転体11の配置間隔は、コックリング現象により生じる被記録材Pの波打ち変形の波打ちの間隔とほぼ等しい間隔にすることが好ましく、被記録材Pの浮き上がりをより小さくすることが出来る。
【0025】
そして、プラテン1は、駆動源による回転駆動力により回転し、回転体11は、副走査方向Yに被記録材Pの搬送速度とほぼ同じ速度で回転するように構成されている。このように、プラテン1が回転体11による動的構造を有することで、搬送ローラ3にて逆反りさせ、押しつけられるようにしてプラテン1に接する被記録材Pと、プラテン1との間の摩擦が小さくなり、コックリング現象による被記録材Pの副走査方向Yへの伸びを摩擦により妨げないので、コックリング現象による被記録材Pの波打ち変形を助長しない。また、回転体11が回転駆動力により回転することで、被記録材Pの副走査方向Yへの伸びが促進され、被記録材Pの先端に余白無く記録する際に生じるコックリング現象による被記録材Pの先端の丸まり変形を抑止するので、被記録材Pの先端の丸まり変形による被記録材Pのプラテン1からの浮き上がりを防止できる。
【0026】
さらに、プラテン1の下には、被記録材Pの端部に余白無く記録する際に、その端部から外れて打ち捨てられたインク22が落下する被記録材Pの幅方向に一連で長尺なインク落下孔5が設けられており、プラテン1は、打ち捨てられたインク22が、複数の回転体11の間を落下する構成になっている。そして、インク落下孔5の下部には、回転体11と接するように、インク吸収材等による付着インク除去手段6が設けられており、インク落下孔5に落下したインクを吸収するとともに、回転体11に付着した打ち捨てられたインク22を、回転体11から除去し、回転体11に付着したインク22が被記録材Pに付着して被記録材Pが汚れてしまうのを防止している。
【0027】
図3は、本願発明に係る一実施の形態のインクジェットプリンタにおいて、被記録材Pの後端に余白無く記録している状態の平面図であり、図4は、その断面図である。尚、図1および図2と同様に、説明に必要な構成要素のみ示し、それ以外の構成要素は省略してある。また、インクジェットプリンタのそれぞれの構成要素について説明は、図1および図2の説明と同様なので省略する。
【0028】
被記録材Pの後端に余白無く記録する場合において、被記録材Pが搬送ローラ3を抜け、排出ローラ4のみによって搬送される時点で、プラテン1は、駆動源による回転を停止し、回転しないようにする。これは、被記録材Pが搬送ローラ3を抜け、排出ローラ4のみによって搬送される状態で回転体11が回転すると、かえってコックリング現象による被記録材Pの副走査方向Yへの伸びを妨げ、被記録材Pの波打ち変形や後端の丸まり変形を助長することになってしまうためで、このようにすることで、排出ローラ4にて逆反りさせ、押しつけられるようにしてプラテン1に接している被記録材Pと、プラテン1との間の摩擦が大きくなり、コックリング現象による被記録材Pの副走査方向Yへの伸びが摩擦により促進されることになり、コックリング現象による被記録材Pの波打ち変形が抑止される。また、被記録材Pの後端に余白無く記録する際に生じるコックリング現象による被記録材Pの後端の丸まり変形も抑止されるので、被記録材Pの後端の丸まり変形による被記録材Pのプラテン1からの浮き上がりを防止できる。
【0029】
このようにして、図1〜図4に示した実施の形態によれば、コックリング現象によって生じる被記録材Pの変形を抑止することで、コックリング現象による被記録材Pの変形によって生じる、プラテン1からの被記録材Pの浮き上がりによる記録精度の低下を防止することが可能となる。
【0030】
また、他の実施の形態としては、被記録材Pの端部に余白無く記録することを行わないインクジェットプリンタの場合が挙げられる。図5は、本願発明に係る他の実施の形態によるインクジェットプリンタの平面図であり、図6は、その断面図である。以下、図5および図6を参照しながら説明する。尚、図5および図6は、説明に必要な構成要素のみ示し、それ以外の構成要素は省略してある。また、インクジェットプリンタのそれぞれの構成要素について説明は、図1および図2の説明と同様なので省略する。
【0031】
プラテン1は、外面円柱体形状の回転軸12を有し、回転体11は、副走査方向Yと平行に前記回転軸12の外縁に沿って均一の幅および高さにて突起したリング状の突起体である。回転体11が均一の幅および高さであることで、主走査方向と平行で回転軸12を通る突起体(回転体11)の断面形状は、どの断面においても同じ形状となる。これにより、プラテン1の突起体(回転体11)と被記録材Pの接する面は、常に一定の形状となるので、被記録材Pと記録ヘッド2との間のギャップは、プラテン1が動的構造であっても常に一定に規定することが可能となるものである。尚、当該実施の形態では、主走査方向と平行で回転軸12を通る回転体11の断面外縁形状は、長方形であるが、均一の幅および高さであれば、特にこれに限定されるものではなく、前記断面外縁形状は台形や半円形状等であっても本願発明の実施は可能であることは言うまでもない。
【0032】
また、この複数の回転体11の配置間隔は、コックリング現象により生じる被記録材Pの波打ち変形の波打ちの間隔とほぼ等しい間隔にすることが好ましく、それによって被記録材Pの浮き上がりをより小さくすることが出来る。そして、プラテン1は、駆動源による回転駆動力により回転し、回転体11は、副走査方向Yに被記録材Pの搬送速度とほぼ同じ速度で回転するように構成されている。このように、プラテン1が回転体11による動的構造を有することで、搬送ローラ3にて逆反りさせ、押しつけられるようにしてプラテン1に接する被記録材Pと、プラテン1との間の摩擦が小さくなり、コックリング現象による被記録材Pの副走査方向Yへの伸びを摩擦により妨げないので、コックリング現象による被記録材Pの波打ち変形を助長しない。また、回転体11が回転駆動力により回転することで、被記録材Pの副走査方向Yへの伸びが促進されるので、コックリング現象による被記録材Pの波打ち変形を抑止する効果があり、被記録材Pの先端の波打ち変形による被記録材Pのプラテン1からの浮き上がりを防止できる。
【0033】
このようにして、被記録材Pの端部に余白無く記録することを行わないインクジェットプリンタにおいても本願発明の実施は可能であり、本願発明の作用効果を得ることが出来る。そして、コックリング現象によって生じる被記録材Pの変形を抑止することで、コックリング現象による被記録材Pの変形によって生じる、プラテン1からの被記録材Pの浮き上がりによる記録精度の低下を防止することが可能となる。
【0034】
さらに、他の実施の形態としては、回転体11の駆動源による回転駆動を行わないものが挙げられる。この場合においても、プラテン1が回転体11による動的構造を有することで、搬送ローラ3にて逆反りさせ、押しつけられるようにしてプラテン1に接する被記録材Pと、プラテン1との間の摩擦が小さくなり、コックリング現象による被記録材Pの副走査方向Yへの伸びを摩擦により妨げないので、コックリング現象による被記録材Pの波打ち変形を助長しない。従って、被記録材Pの後端の波打ち変形による被記録材Pのプラテン1からの浮き上がりを防止する作用効果がある。
【0035】
【発明の効果】
本願発明に係るプラテンによれば、コックリング現象によって生じる被記録材の変形を抑止し、コックリング現象による被記録材の変形によって生じる、プラテンからの被記録材の浮き上がりによる記録精度の低下を防止したプラテン、および記録装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る一実施の形態によるインクジェットプリンタにおいて、記録紙の先端に余白無く記録している状態の平面図である。
【図2】本願発明に係る一実施の形態によるインクジェットプリンタにおいて、記録紙の先端に余白無く記録している状態の断面図である。
【図3】本願発明に係る一実施の形態によるインクジェットプリンタにおいて、記録紙の後端に余白無く記録している状態の平面図である。
【図4】本願発明に係る一実施の形態によるインクジェットプリンタにおいて、記録紙の後端に余白無く記録している状態の断面図である。
【図5】本願発明に係る他の実施の形態によるインクジェットプリンタの平面図である。
【図6】本願発明に係る他の実施の形態によるインクジェットプリンタの断面図である。
【符号の説明】
1 プラテン
2 記録ヘッド
3 搬送ローラ
4 排出ローラ
5 インク落下孔
6 インク吸収体
11 回転体
12 回転軸
21 ドット形成要素アレイ
31 搬送駆動ローラ
32 搬送従動ローラ
41 排出駆動ローラ
42 排出従動ローラ
P 被記録材
X 主走査方向
Y 副走査方向

Claims (4)

  1. 主走査方向に往復動する記録ヘッドと、被記録材を副走査方向に搬送する搬送ローラと、被記録材を副走査方向に排出する排出ローラと、前記搬送ローラ又は前記排出ローラにより副走査方向に搬送される前記被記録材を下方から支えて前記被記録材と前記記録ヘッドとの間のギャップを規定するプラテンとを備え、前記搬送ローラ又は前記排出ローラにより副走査方向に搬送される前記被記録材に、前記記録ヘッドにてインクを吐出して記録を行う記録装置であって、
    前記プラテンは、主走査方向に平行な軸を回転軸として駆動源によって駆動されて回転し、主走査方向に互いに離間して配置された複数の回転体にて構成され、複数の前記回転体は、コックリング現象により生じる被記録材の波打ち変形の波打ちの間隔と等しい間隔で配設されており、
    前記搬送ローラは、前記プラテンより副走査方向の上流側に配設され、被記録材を逆反りさせて前記プラテンに押しつけつつ副走査方向へ搬送する構成を有し、
    前記排出ローラは、前記プラテンより副走査方向の下流側に配設され、被記録材を逆反りさせて前記プラテンに押しつけつつ副走査方向へ搬送する構成を有し、
    被記録材の先端及び後端に余白なく記録を実行する際には、前記搬送ローラで被記録材が搬送されている間は、前記回転体が副走査方向に被記録材の搬送速度と同じ速度で回転し、前記排出ローラのみによって被記録材が搬送されている間は、前記回転体の回転が停止する、ことを特徴とした記録装置。
  2. 請求項1において、前記プラテンは回転軸を有し、前記回転体は円板形状を有し、前記回転体は該回転体の中心点において前記回転軸に固定されている、ことを特徴とした記録装置。
  3. 請求項2において、前記プラテンは、前記被記録材の端部に余白無く記録する際に、該端部から外れて打ち捨てられたインクが、複数の前記回転体間を落下する構造を有する、ことを特徴とした記録装置。
  4. 請求項3において、前記プラテンは、前記被記録材の端部に余白無く記録する際に、該端部から外れて打ち捨てられ、前記プラテンに付着したインクが、前記記録装置に設けられた付着インク除去手段により除去される、ことを特徴とした記録装置。
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