JP4086721B2 - インクジェットプリンタおよびその印字ヘッドのマスク方法 - Google Patents

インクジェットプリンタおよびその印字ヘッドのマスク方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタおよびその印字ヘッドのマスク方法に関し、特に通帳に印字するインクジェットプリンタおよびその印字ヘッドのマスク方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
銀行のATM(金融自動化機器)等において、エンドユーザである顧客が預金通帳を保管管理するため、通帳は必ずしも丁寧に保管されてなく、通帳の各ページの反りや端部めくれなどが多く、インクジェットプリンタで預金通帳に印字する場合、インクジェットヘッドと通帳の接触による通帳汚れやインクジェットヘッドの破損を防止する必要がある。 図7は、特許文献1に開示された従来のインクジェットプリンタを模式的に示す正面図である。
【0003】
図7において、キャリア2と通帳6との間に配置されたカードホルダ7がキャリア2に取り付けられている。キャリア2は、スペーシングモータにより回転駆動されるプーリ3とテンションプーリ4の間に張り渡されたベルト5により図7の左右方向に移動する。通帳6は、裏当て板14に載せられ、印字ヘッドのインク吐出部15は通帳6から1〜2mm程度離されている。
【0004】
図8は、カードホルダ7の底面図である。キャリア2の底面には、印字ヘッドのインクを吐き出す複数のノズルが並べられたインク吐出部15が長手方向をキャリア2の移動方向と直角に向けて設けられている。
【0005】
カードホルダ7の底面の前後には、インク吐出部15の位置を挟むように一対のカードローラ8が設けられ、カードローラ8はキャリア2の移動とともに通帳6上を転動可能で、通帳6の表面が浮き上がり過ぎないようにしている。なお、カードローラ8は、インク吐出部15より下方に0.5mm程度突出するように設けられている。
【0006】
カードホルダ7の底面の一対のカードローラ8の間には、厚さが0.3〜0.5mm程度のSUS等の硬質部材からなるマスク9が取り付けられ、マスク9のインク吐出部15に対向する位置にマスク長穴16が設けられている。
【0007】
マスク9のマスク長穴16とインク吐出部15との間には、クリアランスを設け、通帳6の端がマスク9に触れても、インク吐出部15には接触しないようにしている。
【0008】
インク吐出部15からマスク長穴16を通してインクが通帳6の表面に吐き出され、印字が行われ、通帳6が印字吐出部15に触れることなく、通帳6に印字が行われる。
【0009】
また、特許文献2には、カードローラの全周に多数の突起を設けて、通帳6に印字された未乾燥のインクがカードローラに付着するのを防ぐ構造が開示されている。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−351244号公報(図1および図2)
【特許文献2】
特開2000−326575号公報(図2)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通帳6を浮き上がらないように押さえるマスク9は、印字ヘッドのインク吐出部15と通帳6の印字ギャップの間に配置させるため薄肉であり、マスク長穴16が開口しているため、通帳6の反りや端部めくれが大きい場合、通帳6の端を引っかけてしまい通帳6を破損させてしまう場合があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のインクジェットプリンタは、キャリア(図1の2)に搭載され媒体(図1の6)の印字面に沿って印字行方向に移動する印字ヘッド(図1の1)と、この印字ヘッドに前記印字行方向に対し斜めに設けられたインク吐出部(図3の15)と、このインク吐出部と前記媒体との間に位置し前記印字ヘッドと一体に移動するマスク(図1の9)と、このマスクの前記インク吐出部に対向する位置に前記印字行方向に対し斜めに設けられたマスク長穴(図3の18)と、前記印字行方向と直角な改行方向に前記媒体を搬送する媒体搬送手段(図2の11、12)と、前記マスクの前記マスク長穴に対し前記媒体搬送手段による改行方向と逆の側に設けられたマスク凸条(図3の17)と、前記印字ヘッドの印字行方向において前記マスク長穴を挟んでその両側に中心軸が印字方向と直角で前記媒体上を転がることが可能なように設けられた一対のカードローラ(図1の8)とを含むことを特徴とする。
【0013】
請求項2に係る発明のインクジェットプリンタは、キャリア(図1の2)に搭載され媒体の印字面に沿って印字行方向に移動する印字ヘッド(図1の1)と、この印字ヘッドに前記印字行方向に対し斜めに設けられた複数のインク吐出部(図3の15)と、このインク吐出部と前記媒体との間に位置し前記印字ヘッドと一体に移動するマスク(図1の9)と、このマスクの前記インク吐出部に対向する位置に前記印字行方向に対し斜めに設けられた複数のマスク長穴(図3の18)と、前記印字行方向と直角な改行方向に前記媒体を搬送する媒体搬送手段(図2の11、12)と、前記マスクの前記マスク長穴に対し前記媒体搬送手段による改行方向と逆の側に設けられたマスク凸条(図3の17)と、前記印字ヘッドの印字行方向において前記マスク長穴を挟んでその両側に中心軸が印字方向と直角で前記媒体上を転がることが可能なように設けられた一対のカードローラ(図1の8)とを含むことを特徴とする。
【0014】
請求項3に係る発明は、請求項1または2のいずれかに記載のインクジェットプリンタであって、前記一対のカードローラの全周に微細な凹凸が設けられたことを特徴とする。
【0015】
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェットプリンタであって、前記媒体は、冊子であることを特徴とする。
【0016】
請求項5に係る発明のインクジェットプリンタの印字ヘッドのマスク方法は、キャリア(図1の2)に搭載した印字ヘッド(図1の1)を媒体(図1の6)の印字面に沿って印字行方向に移動させ、この印字ヘッドに前記印字行方向に対し斜めにインク吐出部(図3の15)を設け、このインク吐出部と前記媒体との間に前記印字ヘッドと一体に移動するマスク(図1の9)を設け、このマスクの前記インク吐出部に対向する位置に前記印字行方向に対し斜めにマスク長穴(図3の18)を設け、媒体搬送手段(図2の11、12)により前記媒体を搬送する改行方向を前記印字行方向と直角にし、前記マスクの前記マスク長穴に対し前記改行方向と逆の側にマスク凸条(図3の17)を設け、前記印字ヘッドの前記印字行方向において前記マスク長穴を挟んでその両側に中心軸が印字方向と直角で前記媒体上を転がることが可能なように一対のカードローラ(図1の8)を設けたことを特徴とする方法。
【0017】
請求項6に係る発明のインクジェットプリンタの印字ヘッドのマスク方法は、キャリア(図1の2)に搭載した印字ヘッド(図1の1)を媒体(図1の6)の印字面に沿って印字行方向に移動させ、この印字ヘッドに前記印字行方向に対し斜めに複数のインク吐出部(図3の15)を設け、このインク吐出部と前記媒体との間に前記印字ヘッドと一体に移動するマスク(図1の9)を設け、このマスクの前記インク吐出部に対向する位置に前記印字行方向に対し斜めに複数のマスク長穴(図3の18)を設け、媒体搬送手段により前記媒体を搬送する改行方向を前記印字行方向と直角にし、前記マスクの前記マスク長穴に対し前記改行方向と逆の側にマスク凸条(図3の17)を設け、前記印字ヘッドの前記印 字行方向において前記マスク長穴を挟んでその両側に中心軸が印字方向と直角で前記媒体上を転がることが可能なように一対のカードローラ(図1の8)を設けたことを特徴とするインクジェットプリンタの印字ヘッドのマスク方法。
【0018】
請求項7に係る発明は、請求項5または6のいずれかに記載のインクジェットプリンタの印字ヘッドのマスク方法であって、前記一対のカードローラの全周に微細な凹凸が設けられたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施の形態のインクジェットプリンタを模式的に示す正面図である。
【0021】
図1において、印字ヘッド1は、キャリア2に搭載され、キャリア2はスペーシングモータの駆動軸に取り付けられたスペーシングモータプーリ3とテンションプーリ4によって張力が与えられているベルト5に取り付けられ、スペーシングモータの駆動により図1に示すX軸方向に自在に移動が出来るようになっている。
【0022】
キャリア2は、通帳6を抑えるために印字ヘッド1と通帳6の間に配置されたカードホルダ7を保持し、カードホルダ7には印字直後の通帳6の印字面が接してもインクが転写されないように、表面に微細な凹凸が設けられた一対のカ−ドローラ8が取り付けられている。
図2は、図1に示すインクジェットプリンタのキャリア2の周辺部分の側面図である。
【0023】
図2に示すように、通帳6は、裏当て板14上を駆動ローラ11と対向位置にあり通帳6を挟むピンチローラ12によって、X軸と直行するY軸方向(図2)に移動させられて改行動作が行われる。駆動ローラ19との間に通帳6を挟む厚さ検知ローラ13で通帳6の厚みを事前に検知し、その厚みによって適当な印字ギャップを確保するように図示しない駆動部により裏当て板14を昇降させ、前半頁と後半頁によって厚さが異なる通帳6に対し、常に最適な印字ギャップが維持できるように対処している。
【0024】
図3は、図1に示すインクジェットプリンタのカードホルダ7の平面図である。
【0025】
図3に一点鎖線で示すように印字ヘッド1のインク吐出部15は、X軸に対し角度20だけ傾けて斜めに配設されている。
【0026】
カードホルダ7の底面の一対のカードローラ8の間には、厚さが0.1〜0.5mm程度の薄い硬質部材からなるマスク9が取り付けられ、マスク9のインク吐出部15に対向する位置にマスク長穴18がX軸と角度20だけ傾けて斜めに設けられている。
【0027】
インク吐出部15は、キャリア2と共にX方向に移動して通帳6に印字する。通帳6は改行のためにY方向に移動するので、図3に斜線で示すエリア10が未だ印字されていない通帳印字前エリア10となる。
【0028】
マスク9の通帳印字前エリア10に対応する領域、すなわちマスク9のY軸方向において、マスク長穴18から通帳6が改行時に移動させられるY方向の反対側の領域に、下向きに0.5mm程度、突出したマスク凸条17が設けられている。
【0029】
次に、図1〜図3に示す実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
【0030】
Y軸方向(図2参照)に駆動ローラ11によって通帳6を搬送して改行し、厚さ検知ローラ13により検知した通帳6の厚さを検知する。この検知した厚さに応じて印字ヘッド1との間の適当な印字ギャップを確保した裏当て板14によって保持された通帳6に対し、印字ヘッド1がX方向(図3参照)に往復移動しながら印字を行い、各行の印字が完了したら、通帳6が更に搬送(改行)されて、通帳印字前エリア10であった通帳6の未印字部に印字する。
【0031】
このX方向の移動中に図5に示すように、印字ヘッド1、マスク9およびマスク長穴18は、通帳6の端部21を通過する。
【0032】
図8に示した従来のインクジェットプリンタのカードホルダ7のように、マスク9にキャリア2の搬送方向(X方向)に直角な方向にマスク長穴16が設けられたインクジェットプリンタでは、通帳端部21が反っていたり、めくれ上がっている場合に、カードローラ8だけではマスク長穴16の位置での通帳端部21のめくれ等を抑えることができない。しかも、通帳端部21とマスク長穴16が平行なのでマスク長穴16の最大長さ分の通帳端部21の部分がマスク長穴16内に一時に入り込んでしまい、めくれ等による通帳端部21の上方向への出っ張りも大きくなり、印字ヘッド1のインク吐出部15との接触を十分に防ぐことができず、通帳6をインクで汚すことがある。
【0033】
また、この場合には、マスク長穴16の移動方向がマスク長穴16および通帳端部21と直角になるので、マスク長穴16の縁が通帳端部21に引っかかり易く、通帳6を破ったり、通帳6に傷をつけたり、またはマスク9や印字ヘッド1を破損することがある。
【0034】
これに対し、図1〜図3に示す本発明の実施の形態では、通帳端部21に対し斜めにマスク長穴18が開いているので、各時点で通帳端部21のマスク長穴18に重なる部分は、マスク長穴18の幅より若干、大きい程度であり、図8の従来のものに比べ圧倒的に短く、めくれ等により通帳端部21のマスク9から上への出っ張りもほとんどなく、通張6がインク吐出部15への接触を防ぐことができ、通帳6をインクで汚すことがない。
また、マスク長穴18の移動方向に対し、マスク長穴18が斜めに設けられているため、マスク長穴18の移動で通帳端部21がマスク長穴18の縁に引っかかることもない。
【0035】
さらに、図4に示すようにマスク凸条17により、通帳6の浮き上がりが低く抑えられるために通帳6がマスク長穴18および印字ヘッド1に接触する危険が少なくなる。
【0036】
なお、本発明のインクジェットプリンタおよびその印字ヘッドのマスク方法は、通帳を対象にする場合に限らず、種々の冊子その他の媒体にも適用可能である。
【0037】
また、上述の実施の形態ではインク吐出部15および対応するマスク長穴18を1つずつ設けた例を示したが、インク吐出部およびマスク長穴を複数ずつ設けてもよい。
【0038】
例えば、図6に示すように印字ヘッド1にインク吐出部15と同一の形状の他のインク吐出部22をインク吐出部15よりY方向にずらして設け、マスク9にインク吐出部22に対応してマスク長穴23を設けることにより、印字ヘッド1のX方向の一回の搬送で印字することができるY方向の幅を倍に広げることができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明のインクジェットプリンタおよびその印字ヘッドのマスク方法は、印字ヘッドのインク吐出部と媒体との間に設けるマスクのインク吐出部に対向する位置にマスク長穴を設け、インク吐出部およびマスク長穴を印字ヘッドの移動方向に対し斜めに配置することにより、媒体の印字ヘッドへの接触を防ぎ、媒体がインクで汚れるのを防止できる効果がある。
【0040】
また、媒体の端部がマスク長穴に引っかかるのを防ぎ、媒体および印字ヘッドが破損してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のインクジェットプリンタを模式的に示す正面図である。
【図2】 図1に示すインクジェットプリンタの側面図である。
【図3】 図1中のカードホルダ7の平面図である。
【図4】 図1に示すインクジェットプリンタの通帳6とカードホルダとの関係を示す側断面図であり、マスク凸条17が通帳6を抑えている状態を示す図である。
【図5】 図1に示すインクジェットプリンタの通帳6とカードホルダとの関係を示す正面図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態のインクジェットプリンタのカードホルダ7の平面図である。
【図7】 従来のインクジェットプリンタを模式的に示す正面図である。
【図8】 図7中のカードホルダ7の底面図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド
2 キャリア
3 スペーシングモータプーリ
4 テンションプーリ
5 ベルト
6 通帳
7 カードホルダ
8 カードローラ
9 マスク
10 通帳印字前エリア
11 駆動ローラ
12 ピンチローラ
13 厚さ検知ローラ
14 裏当て板
15 インク吐出部
16 マスク長穴
17 マスク凸条
18 マスク長穴
19 駆動ローラ
20 角度
21 通帳端部
22 インク吐出部
23 マスク長穴

Claims (7)

  1. ャリアに搭載され媒体の印字面に沿って印字行方向に移動する印字ヘッドと、この印字ヘッドに前記印字行方向に対し斜めに設けられたインク吐出部と、このインク吐出部と前記媒体との間に位置し前記印字ヘッドと一体に移動するマスクと、このマスクの前記インク吐出部に対向する位置に前記印字行方向に対し斜めに設けられたマスク長穴と、前記印字行方向と直角な改行方向に前記媒体を搬送する媒体搬送手段と、前記マスクの前記マスク長穴に対し前記媒体搬送手段による改行方向と逆の側に設けられたマスク凸条と、前記印字ヘッドの印字行方向において前記マスク長穴を挟んでその両側に中心軸が印字方向と直角で前記媒体上を転がることが可能なように設けられた一対のカードローラとを含むことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. キャリアに搭載され媒体の印字面に沿って印字行方向に移動する印字ヘッドと、この印字ヘッドに前記印字行方向に対し斜めに設けられた複数のインク吐出部と、このインク吐出部と前記媒体との間に位置し前記印字ヘッドと一体に移動するマスクと、このマスクの前記インク吐出部に対向する位置に前記印字行方向に対し斜めに設けられた複数のマスク長穴と、前記印字行方向と直角な改行方向に前記媒体を搬送する媒体搬送手段と、前記マスクの前記マスク長穴に対し前記媒体搬送手段による改行方向と逆の側に設けられたマスク凸条と、前記印字ヘッドの印字行方向において前記マスク長穴を挟んでその両側に中心軸が印字方向と直角で前記媒体上を転がることが可能なように設けられた一対のカードローラとを含むことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 前記一対のカードローラの全周に微細な凹凸が設けられたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記媒体は、冊子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  5. キャリアに搭載した印字ヘッドを媒体の印字面に沿って印字行方向に移動させ、この印字ヘッドに前記印字行方向に対し斜めにインク吐出部を設け、このインク吐出部と前記媒体との間に前記印字ヘッドと一体に移動するマスクを設け、このマスクの前記インク吐出部に対向する位置に前記印字行方向に対し斜めにマスク長穴を設け、媒体搬送手段により前記媒体を搬送する改行方向を前記印字行方向と直角にし、前記マスクの前記マスク長穴に対し前記改行方向と逆の側にマスク凸条を設け、前記印字ヘッドの前記印字行方向において前記マスク長穴を挟んでその両側に中心軸が印字方向と直角で前記媒体上を転がることが可能なように一対のカードローラを設けたことを特徴とするインクジェットプリンタの印字ヘッドのマスク方法。
  6. キャリアに搭載した印字ヘッドを媒体の印字面に沿って印字行方向に移動させ、この印字ヘッドに前記印字行方向に対し斜めに複数のインク吐出部を設け、このインク吐出部と前記媒体との間に前記印字ヘッドと一体に移動するマスクを設け、このマスクの前記インク吐出部に対向する位置に前記印字行方向に対し斜めに複数のマスク長穴を設け、媒体搬送手段により前記媒体を搬送する改行方向を前記印字行方向と直角にし、前記マスクの前記マスク長穴に対し前記改行方向と逆の側にマスク凸条を設け、前記印字ヘッドの前記印字行方向において前記マスク長穴を挟んでその両側に中心軸が印字方向と直角で前記媒体上を転がることが可能なように一対のカードローラを設けたことを特徴とするインクジェットプリンタの印字ヘッドのマスク方法。
  7. 前記一対のカードローラの全周に微細な凹凸が設けられたことを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載のインクジェットプリンタの印字ヘッドのマスク方法。
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