JP3918822B2 - 信号符号化装置、信号符号化方法及び信号記録媒体 - Google Patents
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Description
bav = TGOP×BV/TSEQ
BV :信号記録媒体の中で動画像の記録に使用できるビット量
TSEQ:信号記録媒体に記録できる動画像シーケンスの時間長
TGOP:単位時間長
である。
bav = TGOP×BV/TSEQ
BV :信号記録媒体の中で動画像の記録に使用できるビット量
TSEQ:信号記録媒体に記録できる動画像シーケンスの時間長
TGOP:単位時間長
で与えられるものある。これによって所定の時間長の信号を一定の記憶容量の記録媒体に収録できることを保証できる。
先ず、本発明の実施の形態となる動画像符号化方法及び装置について、図1を参照しながら説明する。
図1の端子11から入力された動画像信号S1は、動きベクトル計算器12へ入力される。動きベクトル計算器12は入力動画像の動きベクトル情報(動きベクトルとその予測残差)を出力する。また、動画像信号S1と上記動きベクトル情報は、符号化難易度計算器13へ入力される。符号化難易度計算器13では、入力画像S1の単位時間毎の符号化難易度dを計算する。上記符号化難易度dは、割当ビット量計算器14へ入力される。割当ビット量計算器14は、単位時間毎の入力画像を符号化するときの割当ビット量の参考値bを計算する。上記割当ビット量の参考値bはコントローラ15へ入力される。コントローラ15は、上記割当ビット量の参考値bを実際の割当ビット量bx へ変更して出力する。また、コントローラ15は、プレフィルタ17の処理情報S5も出力する。遅延器16は、単位時間長の入力画像S1に対して、符号化難易度計算器13,割当ビット量計算器14及びコントローラ15での処理が終了するまで、その入力動画像信号S1のプレフィルタ17への入力を単位時間だけ遅延する。遅延器16で遅延された入力動画像信号S2は、プレフィルタ17で処理情報S5に応じた処理がなされ、処理画像信号S3が出力される。動画像符号化器18は、単位時間の上記処理画像信号S3を割当ビット量bxになるように符号化する。動画像符号化器18は、符号化ビットストリームS6と単位時間毎の発生ビット量bgen を出力する。符号化ビットストリームS6は、端子19から出力される。
動きベクトル計算器12は、いわゆるMPEGのマクロブロック(16x16画素,以下MBと省略する)単位に動きベクトルを計算する。動きベクトル検出は、参照フレームと現在MBとのパターンマッチングで行なう。すなわち、次の式(1)に示すように、現在MB信号A[i,j]と、任意の動きベクトル(x,y)により参照されるMB信号F[x+i,y+j]の差の絶対値の和Ef を求める。
Ef = Σ|A[i,j] - F[x+i,y+j]| (i=0〜15, j=0〜15) (1)
動きベクトル計算器12は、上記Efが最小となる座標(x,y)を現在MB(マクロブロック)の動きベクトルとし、またその時のEfを動きベクトルの予測残差として出力する。
d=D1×α
d=D2×α
この式中の値αは上述したものと同様である。
端子30からは入力画像のMB信号が供給され、また端子31からは、その動きベクトルが供給される。動き補償回路38は、画像メモリを備え、当該画像メモリから動きベクトルに基づいて予測MB信号を読み出す。演算器32は、端子30からの入力MB信号を加算信号とし、上記動き補償回路38からの上記予測MB信号を減算信号として加算処理を行うことにより、上記入力MB信号と予測MB信号の差分を計算し、当該差分を予測残差MB信号として出力する。なお、図示していない画像符号化モードにより指示されて、入力画像をフレーム内(イントラ)符号化する場合、予測を行なわず、入力MB信号がそのまま演算器32から出力される。上記予測残差MB信号(予測を行なわない時は入力MB信号)は、DCT回路33に送られる。このDCT回路では上記予測残差MB信号に対して2次元DCTを施す。このDCT回路33から出力されたDCT係数は、量子化回路34にて、所定の固定値のステップサイズで量子化される。この量子化回路34の量子化出力信号は、可変長符号化回路39と逆量子化回路35とに送られる。可変長符号化回路39では、上記量子化出力信号に対して例えばハフマン符号化を施す。この可変長符号化回路39の出力信号は、発生符号量カウンタ40に送られ、単位時間毎の発生符号量の総和D2が計算される。一方、逆量子化回路35では、量子化回路34で使われた量子化ステップに対応して、上記量子化出力信号に逆量子化処理を施す。当該逆量子化回路35の出力は、逆DCT回路36に入力され、ここで逆DCT処理されて復号された予測残差MB信号が、演算器37へ入力される。この演算器37にはまた、上記演算器32に供給されている予測MB信号と同一の信号が供給されている。演算器37は、上記復号された予測残差MB信号に予測MB信号を加算する。これにより、局所復号した画像信号が得られる。局所復号した画像信号は、動き補償回路38の中の画像メモリに記憶されて、次の動き補償の参照画像として使用される。
Rav = BV/TSEQ
BV :信号記録媒体の中で動画像の記録に使用できるビット量
TSEQ:信号記録媒体に記録できる動画像シーケンスの時間長
である。
次のステップ102では、現在の単位時間長の入力画像の符号化の割当ビット量の参考値b,すなわち図1の割当ビット量計算器14が与える値、をコントローラ15が読み込む。
bav = TGOP×BV/TSEQ
BV :信号記録媒体の中で動画像の記録に使用できるビット量
TSEQ:信号記録媒体に記録できる動画像シーケンスの時間長
TGOP:単位時間長
で計算される。
S=S+(bav−bgen)
とする。
次のステップ111では、動画像シーケンスの入力が終了したか否か、すなわちシーケンスの終端(End of Sequence) に達したか否かを判別し、YESのとき符号化処理を終了する。そうでない時は、ステップ102へ戻り、再び一連の処理を続ける。
Claims (6)
- 入力信号の単位時間毎の符号化難易度を求める工程と、
上記入力信号が属する種類の複数の信号を符号化実験することにより予め標準化された単位時間毎の符号化難易度と割当符号量とを関係づけ、上記入力信号の単位時間毎の符号化難易度に対して上記関係づけられた上記単位時間毎の割当符号量の参考値を求める工程と、
上記割当符号量の参考値を実際の割当符号量へ変更する工程と、
上記実際の割当符号量に基づいて上記単位時間毎に入力信号を符号化して符号化データを生成する工程とを有し、
上記割当符号量の参考値を実際の割当符号量へ変更する工程において、上記入力信号を一定ビットレートで符号化する場合の割当ビット量の総和B av と現在までの実際の発生符号化ビット量の総和B gen の差(B av −B gen )又はこれに相当する所定の値に基づいて上記単位時間毎の入力信号の割当ビット量を計算すること
を特徴とする信号符号化方法。 - 上記差(B av −B gen )又は上記所定の値は、新しい記録媒体に最初から信号を記録するときは「0」とし、記録媒体の記憶容量に所定の大きさのマージンをとってある場合は、そのマージン量とすること
を特徴とする請求項1記載の信号符号化方法。 - 上記差(B av −B gen )又は上記所定の値は、上記記録媒体を既に使っていて、その空き領域に信号を記録する時は、前回の信号記録の時の最後の値、又はこれに相当する値を上記記録媒体に記録しておいたものであって、今回の信号記録に先立ち、上記記録媒体から読み出した値とすること
を特徴とする請求項1記載の信号符号化方法。 - 入力信号の単位時間毎の符号化難易度を求める符号化難易度計算手段と、
この入力信号が属する種類の複数の信号を符号化実験することにより予め標準化された単位時間毎の符号化難易度と割当符号量とを関係づけ、入力信号の単位時間毎の符号化難易度に対して上記関係づけられた上記単位時間毎の割当符号量の参考値を求める割当符号量参考値計算手段と、
上記割当符号量の参考値を実際の割当符号量へ変更する手段と、
上記実際の割当符号量に基づいて上記単位時間毎に入力信号を符号化して符号化データを生成する符号化手段とを有し、
上記割当符号量の参考値を実際の割当符号量へ変更する手段は、上記入力信号を一定ビットレートで符号化する場合の割当ビット量の総和B av と現在までの実際の発生符号化ビット量の総和B gen の差(B av −B gen )又はこれに相当する所定の値に基づいて上記単位時間毎の入力信号の割当ビット量を計算すること
を特徴とする信号符号化装置。 - 上記差(B av −B gen )又は上記所定の値は、新しい記録媒体に最初から信号を記録するときは「0」とし、記録媒体の記憶容量に所定の大きさのマージンをとってある場合は、そのマージン量とすること
を特徴とする請求項4記載の信号符号化装置。 - 符号化された信号が記録される信号記録媒体において、
上記符号化された信号は、
入力信号の単位時間毎の符号化難易度が求められ、
上記入力信号が属する種類の複数の信号を符号化実験することにより予め標準化された単位時間毎の符号化難易度と割当符号量とを関係づけ、上記入力信号の単位時間毎の符号化難易度に対して上記関係づけられた上記単位時間毎の割当符号量の参考値が求められ、
上記割当符号量の参考値が実際の割当符号量に変更され、
上記実際の割当符号量に基づいて上記単位時間毎に入力信号を符号化して得られたものであって、
上記割当符号量の参考値から実際の割当符号量への変更は、上記入力信号を一定ビットレートで符号化する場合の割当ビット量の総和B av と現在までの実際の発生符号化ビット量の総和B gen の差(B av −B gen )又はこれに相当する所定の値に基づいて上記単位時間毎の入力信号の割当ビット量を計算すること
を特徴とする信号記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004073409A JP3918822B2 (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 信号符号化装置、信号符号化方法及び信号記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004073409A JP3918822B2 (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 信号符号化装置、信号符号化方法及び信号記録媒体 |
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JP11314197A Division JP3588970B2 (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 信号符号化方法、信号符号化装置、信号記録媒体及び信号伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004215308A JP2004215308A (ja) | 2004-07-29 |
JP3918822B2 true JP3918822B2 (ja) | 2007-05-23 |
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