JP3918467B2 - Cdmaベースバンド受信回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はスペクトル拡散通信システムにおけるベースバンド受信回路に関し、とくにCDMA基地局間非同期セルラシステムにおける移動局用ベースバンド受信回路に適する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル移動体通信におけるスペクトル拡散通信システムでは、送信局と受信局で用いる拡散符号の同期捕捉が必要となる。スペクトル拡散通信システムを代表するCDMA基地局間非同期セルラシステムでは、移動局が電源投入時に在圏するセルを判定するため、初期セルサーチと呼ばれる同期捕捉を実施する。
【0003】
CDMA基地局間非同期セルラシステムにおける初期セルサーチの代表的なものとして、3GPP(W−CDMA)の技術資料TS25.211に記載されている技術がある。その記載内容はセルサーチを3段階の処理に分けて高速化を図ったものとなっている。
【0004】
上記3段階のセルサーチにおける第1段階は、1スロット周期で256〔chip〕長の共通の符号が挿入されたPSCH(Primary Synchronisation Channel)をサーチすることにより、スロットタイミングを検出する。その際にBPSK変調されたPSCHとの相関処理はマッチドフィルタを用いる場合が多い。
【0005】
また、スペクトル拡散通信システム特有の通信中におけるマルチパスを積極的に利用したRAKE合成受信では、CPICH(Common Pilot Channel)との相関を求めることによりパスサーチを行う。その際に、QPSK変調されたCPICHとの相関はマッチドフィルタを用いて行う場合が多い。
【0006】
基本的にセルサーチとパスサーチの処理は同時に行う必要性がないため、1つのマッチドフィルタを時分割で使用して共有することが可能である。マッチドフィルタをセルサーチとパスサーチで時分割で共用する従来例が「Matsusita Technical Journal Vol.45 No.2 Apr.1999」に記載されている。
【0007】
図7を用いて上記従来例を説明する。マッチドフィルタ200はフリップフロップ2001、乗算器2002、加算器2003により構成される。まず、パスサーチ時の動作について説明する。Ich受信信号RXIとIch拡散符号PNIはマッチドフィルタ200に入力され、シンボル時間分用意されたフリップフロップ2001と乗算器2002、および加算器2003によりI成分ベースバンド受信データRXIと拡散符号PNIの相関結果が得られる。得られた相関結果は加算器2003に入力される。マッチドフィルタ201、202、203に関しても同様な処理が行われる。
【0008】
マッチドフィルタ201にはI成分ベースバンド受信データRXIと拡散符号PNQが入力され、RXIとPNQの相関結果が得られる。マッチドフィルタ202にはQ成分ベースバンド受信データRXQと拡散符号PNIが入力され、RXQとPNIの相関結果が得られる。マッチドフィルタ203にはQ成分ベースバンド受信データRXQと拡散符号PNQが入力され、RXQとPNQの相関結果が得られる。
【0009】
マッチドフィルタ200とマッチドフィルタ203の出力は加算器204に、マッチドフィルタ201とマッチドフィルタ202の出力は加算器205に、それぞれ入力され加算される。なお、マッチドフィルタ201の出力は極性を反転して加算器に入力することにより、減算される。以上によりQPSK復調に必要となるRXI*PNI+RXQ*PNQの出力XとRXQ*PNI−RXI*PNQの出力Yが得られる。
【0010】
次にセルサーチ時はBPSK復調でよいため、拡散符号をPNIのみ使用するものとして、マッチドフィルタ200の出力RXI*PNIとマッチドフィルタ202の出力RXQ*PNIのみが得られればよいことになる。従って加算器204にはマッチドフィルタ200の出力のみ入力され、加算器205にはマッチドフィルタ202のみが入力されることになり、マッチドフィルタ201と203は未使用となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例ではパスサーチに必要な4つのマッチドフィルタを用意すると、セルサーチ時には2つのマッチドフィルタが未使用となり、不要な回路が存在し、回路を有効活用できないという問題が発生する。この問題はセルサーチに使用するPSCHとパスサーチに使用するCPICHとで変調方式が異なることによるW−CDMA特有の問題でもある。cdmaOneのように、セルサーチとパスサーチで使用するチャネルが同一の場合には、このような問題は発生しない。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、下り回線に含まれるセルサーチ用チャネルとパスサーチ用チャネルとで変調方式が異なるCDMAセルラシステムにおいて、セルサーチに用いるマッチドフィルタとパスサーチに用いるマッチドフィルタを時分割で共用する手段と、マッチドフィルタにおけるタップ長をセルサーチ時とパスサーチ時で異ならせてサーチする手段と、パスサーチ時には用途に応じてサーチ範囲を可変する手段を備えたCDMAベースバンド受信回路とすることで解決される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施例になるCDMA基地局間非同期セルラシステムにおける移動局受信回路の構成を示す。CDMA基地局間非同期セルラシステムの移動局における受信回路は、サーチ部10、アンテナ20、RF部30、A/D変換器40、復調部50、RAKE合成部60、シーケンサ70により構成される。
【0014】
アンテナ20から受信したRF帯域の受信信号はRF部30によりダウンコンバートおよび帯域制限され、I成分、Q成分に分離されたベースバンド帯域の受信信号となる。RF部30の出力となるI成分ベースバンド受信信号、Q成分ベースバンド受信信号はそれぞれA/D変換器40に入力され、拡散符号周波数の数倍(4倍程度)の周波数でオーバサンプリングおよび量子化(4bit程度)されたディジタル信号のベースバンド受信データに変換される。
【0015】
A/D変換器40の出力となるI成分ベースバンド受信データ41、Q成分ベースバンド受信データ42は復調部50およびサーチ部10にそれぞれ入力される。電源投入時は移動局の在圏する基地局のフレームタイミング抽出やスクランブリングコード同定といったセルサーチを行う必要がある。
【0016】
セルサーチは主にスロットタイミング抽出を行う1stサーチ、フレームタイミング抽出およびコードグループ同定を行う2ndサーチ、スクランブリングコード同定を行う3rdサーチに分けられる。
【0017】
3GPP(W−CDMA)における1stサーチはスロット周期(1フレームあたり15スロット)に256chip長の共通の符号が挿入されたPSCHをサーチすることによりスロットタイミングを検出する。2ndサーチはPSCHと同じタイミングで多重されており、毎スロットごと異なった256chip長の符号が1フレームで一巡するSSCH(Secondary Synchronisation Channel)をサーチすることにより、フレームタイミングを検出すると同時にコードグループが識別される。3rdサーチは2ndサーチで識別されたコードグループに属するスクランブリングコード(8コード程度)についてそれぞれ相関値を求め、その中で最も相関が高いスクランブリングコードを定める。
【0018】
サーチ部10では1stサーチ、2ndサーチ、3rdサーチに必要な相関処理がなされ、サーチ部の出力となる1stサーチ結果71、2ndサーチ結果72、3rdサーチ結果73はシーケンサ70に送られ、シーケンサ70において所定の手順に従い、セルサーチ処理が行われる。セルサーチ終了後はスクランブリングコードとフレームタイミングを報告信号74として復調部50に報告し、復調部50はシーケンサ70から報告されたスクランブリングコードとフレームタイミングをもとに基地局からの下り回線チャネルを復調する。復調する際には、サーチ部においてRAKE合成に必要となる伝播路におけるマルチパスを推定するためにパスサーチを行う。
【0019】
サーチ部10ではパスサーチに必要な相関処理がなされ、サーチ部10の出力となるパスサーチ結果71(セルサーチにおける1stサーチ結果と共用)はシーケンサ70に送られ、シーケンサ70において所定の手順に従いパスサーチ処理が行われる。パスサーチにより検出されたパス情報75は復調部50に送られ、復調部50ではパス情報75をもとに各フィンガ毎に復調を行う。各フィンガの復調結果51(図1では4フィンガ)はRAKE合成部60によりRAKE合成が行われ、受信データ61を得る。受信データ61はデインタリーブ、誤り訂正等を行う処理部に送出され、ユーザ情報の音声あるいはデータとなる。
【0020】
図2に本発明のサーチ部10の構成図を示す。サーチ部はマッチドフィルタ101、102、拡散符号発生器PNG103、累算器Σ104、2ndサーチ部114、3rdサーチ部115により構成される。
【0021】
セルサーチ時はI成分ベースバンド受信データ41とQ成分ベースバンド受信データ42はサーチ部10に入力され、それぞれマッチドフィルタ101、102に入力される。マッチドフィルタ101ではI成分ベースバンド受信データ41と拡散符号発生器103から出力されるセルサーチ用拡散符号PNS111との相関がとられ、(RXI*PNS)の相関値105が得られる。
【0022】
また、マッチドフィルタ102では、Q成分ベースバンド受信データ42と拡散符号発生器103から出力されるセルサーチ用拡散符号PNS111との相関がとられ、(RXQ*PNS)の相関値108が得られる。セルサーチ時は相関値105と相関値108が累算器104に入力され、累算器104により、数1の演算がなされ、セルサーチに必要な結果が得られる。累算器104の出力71はシーケンサにおいて所定の手順に従いセルサーチ処理が行われる。
【0023】
Σ{(RXI*PNS)^2+(RXQ*PNS)^2}
パスサーチ時はI成分ベースバンド受信データ41とQ成分ベースバンド受信データ42はサーチ部10に入力され、それぞれマッチドフィルタ101、102に入力される。マッチドフィルタ101ではI成分ベースバンド受信データ41と拡散符号発生器103から出力されるパスサーチ用拡散符号PNI112とPNQ113との相関がとられ、(RXI*PNI)の相関値106と(RXI*PNQ)の相関値107が得られる。
【0024】
また、マッチドフィルタ102ではQ成分ベースバンド受信データ42と拡散符号発生器103から出力されるパスサーチ用拡散符号PNI112とPNQ113との相関がとられ、(RXQ*PNI)の相関値109と(RXQ*PNQ)の相関値110が得られる。パスサーチ時は相関値106、107、109、110が累算器104に入力され、累算器104に入力されにより数2の演算がなされ、パスサーチに必要な結果が得られる。累算器104の出力71はシーケンサにおいて所定の手順に従いパスサーチ処理が行われる。
【0025】
Σ{(RXI*PNI)+(RXQ*PNQ)}^2
+Σ{(RXQ*PNI)−(RXI*PNQ)}^2
次に図3を用いてマッチドフィルタ101の詳細な説明を行う。マッチドフィルタ101は、シフトレジスタ1001、セレクタ回路1002、1003、1004、1005、16tap積算器1006、1007、1008、1009、加算器1010、1011、1012、セレクタ回路1013、1014により構成される。なお、図3のマッチドフィルタはセルサーチ時で最大64tap分の相関値、パスサーチ時で最大32tap分の相関値を出力する構成となっている。
【0026】
まず、セルサーチ時におけるマッチドフィルタの動作を説明する。I成分ベースバンド受信データ41はシフトレジスタ1001に入力され、逐次保持されていく。シフトレジスタ1001に保持された受信データはセレクタ1002、1003、1004、1005に入力され、16tap積算器1006、1007、1008、1009に必要な受信データが選択される。
【0027】
セレクタ1002ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔0,2,4,…,28,30〕の16種類を選択し受信データ1015となる。同じようにセレクタ1003ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔32,34,36,…,60,62〕の16種類を選択し受信データ1016となる。セレクタ1004ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔64,66,68,…,92,94〕の16種類を選択し受信データ1017となる。セレクタ1004ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔96,98,100,…,124,126〕の16種類を選択し受信データ1018となる。
【0028】
一方、拡散符号発生器103から出力された64bitのセルサーチ用拡散符号PNS111はPNS〔0,1,2,…,30,31〕がセレクタ1013へ入力され、PNS〔32,33,…,62,63〕がセレクタ1014へ入力される。セルサーチ時はセレクタ1013においてPNS〔0,1,2,…,30,31〕が選択され、16tap積算器1006へはPNS〔0,1,…,14,15〕が入力され、16tap積算器1007へはPNS〔16,17,…,30,31〕が入力される。また、セレクタ1014においてはPNS〔32,33,34,…,62,63〕が選択され、16tap積算器1008へはPNS〔32,33,…,46,47〕が入力され、16tap積算器1009へはPNS〔48,49,…,62,63〕が入力される。
【0029】
16tap積算器1006、1007、1008、1009では4bit×16の受信データと16chipの拡散符号との積算処理がそれぞれ行われる。
【0030】
図4に16tap積算器の構成を示す。16tap積算器は4bit乗算器1006a、5bit16入力加算器1006bにより構成される。
【0031】
16tap積算器では受信データ1015と拡散符号1019との積算処理を行う。4bit×16の受信データ1015と1bit×16の拡散符号をそれぞれ乗算器1006aを用いて乗算し、5bit×16の乗算結果が得られる。5bit×16の乗算結果は加算器1006bにそれぞれ入力され全ての総和がとられることにより積算結果が得られる。
【0032】
図3の説明に戻り、16tap積算器1006の積算出力と16tap積算器1007の積算出力は加算器1011により加算され10bitの相関値106が得られる。同じく、16tap積算器1008の積算出力と16tap積算器1009の積算出力は加算器1011により加算され10bitの相関値107が得られる。セルサーチ時は相関値106と相関値107とが加算器1010により加算され、(RXI*PNS)の相関値105が64タップ分得られる。マッチドフィルタ102についてもマッチドフィルタ101と同様の処理がQ成分ベースバンド受信データ42についてなされ、(RXQ*PNS)の相関値108が64タップ分得られる。
【0033】
3GPP(W−CDMA)において1stサーチで使用するPSCHの符号は256chip長の符号長を持つ。従って、マッチドフィルタは256tap分の相関値が必要となるが、本発明ではタップ係数を切替えて相関値の累積を求めることにより回路規模の増大を招くことなく256tap分の相関値を得ることができる。
【0034】
図5のタイミングチャートを用いて、タップ係数を切替えて相関値の累積を求める方法を説明する。図5に示す1シンボル=256chip期間において、先頭1/4シンボル期間(64chip期間)はタップ係数をTap〔0〕からTap〔63〕の64tapを設定し、64tap分の相関値を得る。次の1/4シンボル期間においてはタップ係数をTap〔64〕からTap〔127〕の64tapを設定し64tap分の相関値を得る。同じように次の1/4シンボル期間においてはタップ係数をTap〔128〕からTap〔191〕の64tapを設定し64tap分の相関値を得る。続いてTap〔192〕からTap〔255〕の64tapを設定し64tap分の相関値をそれぞれ得る。それぞれの相関値は64tap分の相関値を保持する機能を所有した累算器104により累積相関値が得られ、256tap分の相関値を得ることができる。以上により1シンボル期間中に256tap相関値を64chip時間にわたり求めることができる。
【0035】
タップ係数を切替えながら256tap相関値を1slot=2560chip時間にわたり求め、相関値が最大となるタイミングを検出することによりスロットタイミングが得られる。1stサーチで得られたスロットタイミングを用いて2ndサーチ部114によりフレームタイミング抽出およびコードグループ識別を行い、3rdサーチ部115においてスクランブリングコード同定を行うことによりセルサーチ処理を終える。
【0036】
次にパスサーチ時におけるマッチドフィルタの動作を図3を用いて説明する。I成分ベースバンド受信データ41はシフトレジスタ1001に入力され逐次保持されていく。シフトレジスタ1001に保持された受信データはセレクタ1002、1003、1004、1005に入力され、16tap積算器1006、1007、1008、1009に必要な受信データが選択される。セレクタ1002ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔0,2,4,…,28,30〕の16種類を選択し受信データ1015となる。同じようにセレクタ1003ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔32,34,36,…,60,62〕の16種類を選択し受信データ1016となる。セレクタ1004ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔0,2,4,…,28,30〕の16種類を選択し受信データ1017となる。セレクタ1004ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔32,34,36,…,60,62〕の16種類を選択し受信データ1018となる。
【0037】
一方、拡散符号発生器103から出力された32bitのパスサーチ用拡散符号PNI112はセレクタ1013へ入力され、32bitのパスサーチ用拡散符号PNQ113はセレクタ1014へ入力される。パスサーチ時はセレクタ1013においてPNI〔0,1,2,…,30,31〕が選択され、16tap積算器1006へPNI〔0,1,…,14,15〕が入力され、16tap積算器1007へはPNI〔16,17,…,30,31〕が入力される。また、セレクタ1014においてはPNQ〔0,1,2,…,30,31〕が選択され、16tap積算器1008へはPNQ〔0,1,…,14,15〕が入力され、16tap積算器1009へはPNQ〔16,17,…,30,31〕が入力される。
【0038】
16tap積算器1006、1007、1008、1009では4bit×16の受信データと16chipの拡散符号との積算処理がそれぞれ行われる。
【0039】
16tap積算器1006の積算出力と16tap積算器1007の積算出力は加算器1011により加算され10bitの相関値106が得られる。16tap積算器1008の積算出力と16tap積算器1009の積算出力は加算器1011により加算され10bitの相関値107が得られる。
【0040】
以上によりパスサーチ時はマッチドフィルタ101の出力として(RXI*PNI)の相関値106と(RXI*PNQ)の相関値107がそれぞれ32tap分出力される。マッチドフィルタ102についてもマッチドフィルタ101と同様な処理がQ成分ベースバンド受信データ42についてなされ、マッチドフィルタ102の出力として(RXQ*PNI)の相関値109と(RXQ*PNQ)の相関値110がそれぞれ32tap分出力される。
【0041】
3GPP(W−CDMA)のパスサーチに使用するCPICHは拡散比が256倍である。従って、マッチドフィルタは256tap分の相関値が必要となるが、本発明ではセルサーチと同様にタップ係数を切替えて相関値の累積を求めることにより回路規模の増大を招くことなく256tap分の相関値を得ることができる。
【0042】
図6のタイミングチャートを用いて、タップ係数を切替えて相関値の累積を求める方法を説明する。図6に示す1シンボル=256chip期間において、先頭1/8シンボル期間(32chip期間)はタップ係数をTap〔0〕からTap〔31〕の32tapを設定し、32tap分の相関値を得る。次の1/8シンボル期間においてはタップ係数をTap〔32〕からTap〔63〕の32tapを設定し、32tap分の相関値を得る。同じようにタップ係数をTap〔64〕からTap〔95〕、Tap〔96〕からTap〔127〕、Tap〔128〕からTap〔159〕、Tap〔160〕からTap〔191〕、Tap〔192〕からTap〔223〕、Tap〔224〕からTap〔255〕と切替えて、それぞれ32tap分の相関値を得る。
【0043】
それぞれの相関値は累算器104により累積相関値が得られ、256tap分の相関値を得ることができる。以上により1シンボル期間中に256tap相関値を32chip時間にわたり求めることができる。
【0044】
通常、パスサーチはサーチ範囲が32chip程度あれば十分であるが、それ以上必要な場合はセルサーチと同様にタップ係数を切替えながら相関をとることによりサーチ範囲は拡大できる。
【0045】
さらに図3に示すマッチドフィルタ101はタップ数を削減できる工夫もなされている。パスサーチ時においてサーチ範囲が16chipでよい場合は、16tap積算器1006、1007、1008、1009のうち1006と1008の2つのみ使用するとよい。
【0046】
セレクタ1002ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔0,2,4,…,28,30〕の16種類を選択し、セレクタ1004ではシフトレジスタ1001に保持された受信データD〔0,1,2,…,124,126〕の中からD〔0,2,4,…,28,30〕の16種類を選択し使用する。セレクタ1003、1005は使用しない。
【0047】
拡散符号発生器103から出力されるパスサーチ用拡散符号112、113は16bit出力(32bitのうち前半16bit〔15:0〕を使用)とし、セレクタ1013、1014へ入力される。パスサーチ時はセレクタ1013においてPNIが選択され、16tap積算器1006へはPNI〔0,1,…,14,15〕が入力される。また、セレクタ1014においてはPNQが選択され、16tap積算器1008へはPNQ〔0,1,…,14,15〕が入力される。
【0048】
16tap積算器1006、1008では4bit×16の受信データと16chipの拡散符号との積算処理がそれぞれ行われ、マッチドフィルタ101の出力として(RXI*PNI)の相関値106と(RXI*PNQ)の相関値107がそれぞれ16tap分出力される。マッチドフィルタ102についてもマッチドフィルタ101と同様な処理がQ成分ベースバンド受信データ42についてなされ、マッチドフィルタ102の出力として(RXQ*PNI)の相関値109と(RXQ*PNQ)の相関値110がそれぞれ16tap分出力される。
【0049】
図6において、タップ係数を1/8シンボル期間(32chip期間)で切替えていたものを1/16シンボル期間(16chip期間)で切替えて累積をとることにより16tap分、すなわちサーチ範囲16chipの相関値を得ることができる。
【0050】
サーチ範囲が16chipの場合は使用しない16tap積算器1007、1009、セレクタ1003、1005のクロック供給を停止させることにより低消費電力化が期待できる。
【0051】
なお、以上の説明では受信データをシフトしながら符号と相関をとるデータシフト型マッチドフィルタについて説明したが、PN符号をシフトしながら相関をとるPNシフト型マッチドフィルタに適用することも容易である。PNシフト型マッチドフィルタについては特開平10−285079に詳細が記載されている。
【0052】
【発明の効果】
下り回線に含まれるセルサーチ用チャネルとパスサーチ用チャネルとで変調方式が異なるCDMAセルラシステムにおいて、セルサーチに用いるマッチドフィルタとパスサーチに用いるマッチドフィルタを時分割で共用する際に、マッチドフィルタのタップ長をセルサーチ時とパスサーチ時で異ならせてサーチすることにより、マッチドフィルタの回路を有効活用することができる。また、パスサーチ時には用途に応じてサーチ範囲を可変させることにより低消費電力化が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のCDMA移動局ベースバンド受信回路のブロック図。
【図2】本発明の一実施例におけるサーチ部を示したブロック図。
【図3】本発明の一実施例におけるマッチドフィルタを示したブロック図。
【図4】16tap積算器を詳しく示したブロック図。
【図5】セルサーチ時における累積相関値の求め方を説明するタイミングチャート。
【図6】パスサーチ時における累積相関値の求め方を説明するタイミングチャート。
【図7】従来例のマッチドフィルタを示したブロック図。
【符号の説明】
10…サーチ部、20…アンテナ、30…RF部、40…A/D変換器、41…I成分ベースバンド受信データ、42…Q成分ベースバンド受信データ、50…復調部、51…復調結果、60…RAKE合成部、61…受信データ、70…シーケンサ、71…1stサーチ結果(パスサーチ結果と兼用)、72…2ndサーチ結果、73…3rdサーチ結果、74…報告信号、75…パス情報、101…マッチドフィルタ、102…マッチドフィルタ、103…拡散符号発生器、104…累積器、105…セルサーチ用相関値、106…パスサーチ用相関値、107…パスサーチ用相関値、108…セルサーチ用相関値、109…パスサーチ用相関値、110…パスサーチ用相関値、111…セルサーチ用拡散符号、112…パスサーチ用拡散符号、113…パスサーチ用拡散符号、114…2ndサーチ部、115…3rdサーチ部、200…マッチドフィルタ、201…マッチドフィルタ、202…マッチドフィルタ、203…マッチドフィルタ、204…加算器、205…加算器、1001…シフトレジスタ、1002…セレクタ、1003…セレクタ、1004…セレクタ、1005…セレクタ、1006…16tap積算器、1006a…乗算器、1006b…加算器、1007…16tap積算器、1008…16tap積算器、1009…16tap積算器、1010…加算器、1011…16tap積算器、1012…加算器、1013…セレクタ、1014…セレクタ、1015…受信データ、1016…受信データ、1017…受信データ、1018…受信データ、1019…拡散符号、2001…フリップフロップ、2002…乗算器、2003…加算器。
Claims (5)
- CDMAによる下り回線のRF帯域の無線信号を受信するアンテナと、前記アンテナで受信されたRF帯域の無線信号をダウンコンバートおよび帯域制限して出力するRF部と、前記RF部の出力をA/Dコンバートして出力するA/D変換器と、前記A/D変換器の出力を用いてセルサーチおよびパスサーチを行うサーチ部と、該サーチ部のサーチ結果を利用して受信信号の復調を行う復調部とを有するCDMA受信装置であって、
前記サーチ部は、下り回線に含まれるセルサーチ用チャネルとパスサーチ用チャネルとで変調方式が異なるCDMAセルラシステムにおいて、セルサーチに用いるマッチドフィルタとパスサーチに用いるマッチドフィルタを時分割で共用するにあたり、セルサーチ時はパスサーチ時におけるタップ長の2倍の長さをもってサーチすることを特徴とするCDMA受信装置。 - 請求項1記載のCDMA受信装置であって、該CDMAセルラシステムは、基地局間非同期セルラシステムであることを特徴とするCDMA受信装置。
- 請求項1記載のCDMA受信装置であって、該CDMAセルラシステムは、セルサーチ用チャネルがBPSK変調方式、パスサーチ用チャネルがBPSK変調方式以外(例えばQPSK変調)で変調されていることを特徴とするCDMA受信装置。
- 請求項1記載のCDMA受信装置であって、前記サーチ部は、前記A/D変換器からの出力信号である受信データが入力されるシフトレジスタと、第1および第2の積算部とを有し、
前記セルサーチを行う場合には、前記シフトレジスタから、前記第1の積算部には該シフトレジスタに格納される受信データのうちの第1の部分データを入力し、前記第2の積算部には該シフトレジスタに格納される受信データのうちの第2の部分データを入力し、
前記第1の積算部は、セルサーチ用拡散符号のうち第1の部分系列を係数として該係数と前記第1の部分データとの積算結果を出力し、
前記第2の積算部は、セルサーチ用拡散符号のうち第2の部分系列を係数として該係数と前記第2の部分データとの積算結果を出力し、
前記第1および第2の積算部の出力の和を相関結果として出力し、
前記パスサーチを行う場合には、前記シフトレジスタから、前記第1および第2の積算部に該シフトレジスタに格納される受信データの一部である同じ部分データを入力し、
前記第1の積算部は、パスサーチ用拡散符号のうちのI成分の系列を係数として該係数と前記部分データとの積算結果をI成分の相関結果として出力し、
前記第2の積算部は、パスサーチ用拡散符号のうちのQ成分の系列を係数として該係数と前記部分データとの積算結果をQ成分の相関結果として出力することを特徴とするCDMA受信装置。 - 請求項1記載のCDMA受信装置であって、
下り回線に含まれるチャネルをサーチする際に、I相とQ相で用いる拡散符号が異なるチャネルをサーチする時と、I相とQ相で用いる拡散符号が等しいチャネルをサーチする時とで、タップ長を異ならせる機能を有するマッチドフィルタを具備することを特徴とするCDMA受信装置。
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