JP3916812B2 - Fa用のグラフィック操作パネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画面データに基いて外部装置の状態に関連するグラフィック表示を行うグラフィック操作パネルに係り、特にグラフィック表示の拡張機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
FA(Factory Automation)化された生産現場における各種搬送機、加工機、試験機や、レジャー施設の自動サービス提供機器、建築物のセキュリティ管理装置、健康・医療器具など、制御対象を制御する制御システムにはグラフィック操作パネルが広く用いられている。一般に、グラフィック操作パネルは制御対象の近傍に設けられ、オペレータに制御対象の状態を報知するとともにオペレータの指示を受け付けるようになっており、HMI(Human Machine Interface )の役割を果たしている。
【0003】
これらのグラフィック操作パネルは、液晶表示装置(以後LCDと呼ぶ)などからなる表示部、および該LCDをタッチパネル式としたり操作キーを別途配置したりすることにより設けた入力部を両方備えた表示ユニットと、表示部の表示状態を制御する表示制御ユニットとが一体的に組み合わせられるものである。例えば図5に示すように、表示制御ユニット51は、箱型の筐体の内部にCPUや表示コントローラ、記憶素子、電源回路などが搭載された基板ユニットを収めたものであり、LCD52の背面に組み合わせられる。表示制御ユニット51の記憶素子にはシステムプログラムや画面データが格納されており、外部装置からの信号が入力されると表示コントローラによって画面データがLCD52に送られて、外部装置の状態に関連するグラフィック表示が行われる。
【0004】
従って、LCD52をタッチパネル式としてここからグラフィック表示に関連する指示入力を行うことで表示画像を制御することができるようにしたものは、同図のように正面の面積がほぼLCDの面積で決まり、奥行きがほぼ表示制御ユニット51の厚みで決まる薄型で小型の装置となる。操作キーが設けられるものも、LCD52の額縁の部分に必要最小限のキーが配置されている場合が多いので、キーボードが別体として設けられる一般のパーソナルコンピュータや、パーソナルコンピュータの機能を圧縮した携帯端末などとは異なって、表示機能を主体とするパネルとしての性格が強い。このようにグラフィック表示を主目的とするために一体化された構成により、グラフィック操作パネルは制御システムに組み込みやすく、HMIとしてふさわしいものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のグラフィック操作パネルでは、その表示機能の変更や追加が製造後では不可能であるために、表示機能を拡張しようとすると製造段階から表示制御ユニットに作り込む必要があった。拡張機能としては、例えば外部から入力されたビデオ信号を表示部のグラフィック表示画面に重ねて表示するオーバーレイ表示機能や、表示部で表示中の画面を外部の表示装置にも同時に表示する外部モニタ同時表示機能などがある。所望する拡張機能はグラフィック操作パネルのユーザごとに異なるのが一般的であるので、ユーザの要求を満たそうとすると、予想される要求ごとに別々の拡張機能を搭載した製品を作り分けなければならない。
【0006】
これにより、製造コストが上昇するとともに、製造後に要求度の低いことが判明した製品はグラフィック操作パネル全体が無駄な在庫になるという問題が起こる。また、拡張機能を含んだ表示制御ユニットの一部が故障すると、基板全てを交換する必要があり、ユーザ側の出費が増大してしまうという問題もある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コストで能率的に表示機能を拡張することのできるグラフィック操作パネルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のFA用のグラフィック操作パネルは、上記課題を解決するために、外部装置の状態に関連するグラフィック表示を行う表示部、および上記グラフィック表示に関連する入力指示操作を受け付ける入力部を備えた表示ユニットと、与えられた画面データに基いて上記表示部の表示状態を制御する表示制御ユニットとが一体的に組み合わせられるFA用のグラフィック操作パネルにおいて、上記表示制御ユニットは、当該表示制御ユニットから転送された画面データに対して表示機能を拡張する拡張ユニットが着脱可能なインタフェースを備え、上記拡張ユニットは、上記表示制御ユニットに装着されると、上記インタフェースを介し上記表示制御ユニットに組み込まれる一方、上記拡張ユニットと上記表示制御ユニットとの間に、上記表示制御ユニットから上記拡張ユニットに設けられる処理回路へ画面データを供給する経路と、上記処理回路からの画面データを上記表示制御ユニットを介して上記表示ユニットへ出力する経路と、上記表示制御ユニットから上記表示ユニットへ画面データを出力する第1バッファICをOFF状態とする経路とが形成されることを特徴としている。
【0009】
上記の発明によれば、表示制御ユニットには拡張バスコネクタなどのインタフェースが設けられており、表示制御ユニットの表示機能を拡張する拡張ボードなどの拡張ユニットを着脱することができるようになっている。従って、表示制御ユニットには与えられた画面データをそのまま表示部に表示するといった基本機能のみを予め搭載しておき、拡張機能の種類ごとに拡張ユニットを別途製造すればよい。ユーザは必要に応じて拡張ユニットをインタフェースを介して装着するだけで、所望する拡張機能を追加することができる。
【0010】
これにより、拡張機能に対するユーザからの個別の要求に応えるために別々の製品を製造する必要がなくなり、製造コストを低く抑えることができる。このとき、拡張ユニットをユーザに供給するだけでよいので、製品全体が無駄な在庫になるようなことがない。また、表示制御ユニットあるいは拡張ユニットが故障しても、故障した方を交換するだけでよいので、ユーザ側の出費は最小限に抑えられる。その上、拡張機能のインタフェース仕様を公開すれば、サードパーティが拡張ユニットを製造および販売することも可能になるので、拡張機能の他種類化および拡張ユニットの低コスト化が促進される。
【0011】
以上により、低コストで能率的に表示機能を拡張することのできるグラフィック操作パネルを提供することができる。
【0012】
また、FA用のグラフィック操作パネルは、外部装置の状態に関連するグラフィック表示を行う表示部、および上記グラフィック表示に関連する入力指示操作を受け付ける入力部を備えた表示ユニットと、与えられた画面データに基いて上記表示部の表示状態を制御する表示制御ユニットとが一体的に組み合わせられるFA用のグラフィック操作パネルにおいて、上記表示制御ユニットは、表示機能を拡張する拡張ユニットが着脱可能なインタフェースを備え、上記拡張ユニットは、上記表示制御ユニットに装着されると上記インタフェースを介し上記表示制御ユニットに組み込まれる一方、上記拡張ユニットと上記表示制御ユニットとの間に、上記表示制御ユニットが上記表示ユニットへ出力する画面データと同じ画面データを、上記拡張ユニットが外部に向けて出力するように、上記表示制御ユニットから上記拡張ユニットに設けられる処理回路へ画面データを供給する経路が形成されたものであってもよい。
【0013】
上記の発明によれば、拡張ユニットは、装着とともにインタフェースを介して自動的に表示制御ユニットに組み込まれて拡張機能が有効になる、すなわち拡張機能が基本機能に優先した状態あるいは基本機能に拡張機能が加わった状態でグラフィック表示が行われる。例えば、拡張機能がビデオ信号のオーバーレイ表示機能である場合、拡張ユニットが装着されると、基本機能を提供する表示制御ユニットから直接表示ユニットへ画面データが転送される経路が絶たれ、表示制御ユニットから拡張ユニットを通して画面データが転送される経路が自動的に形成される。拡張ユニットに画面データが転送されると、そこで画面データにビデオ信号を割り込ませる処理が行われ、処理された信号は表示制御ユニットに戻された後、表示ユニットに供給される。この場合は拡張機能が基本機能に優先した状態である。
【0014】
また、例えば拡張機能が、外部の表示装置にも同じ画面を表示する外部モニタ同時表示機能である場合、拡張ユニットが装着されると基本機能は維持されたまま、同じ画面データが拡張ユニットから外部の表示装置に向けて出力されるように、基本機能を提供する表示制御ユニットと拡張ユニットとの間に経路が自動的に形成される。この場合は基本機能に拡張機能が加わった状態である。上記のいずれの場合にも、拡張機能を解除するには拡張ユニットを取り外すだけでよい。
【0015】
このように、拡張ユニットを着脱するだけで拡張機能の有効あるいは無効が決定されるので、拡張機能の取り扱いをユーザ側で容易に行うことができる。
【0016】
請求項2に係る発明のFA用のグラフィック操作パネルは、上記課題を解決するために、請求項1記載のグラフィック操作パネルにおいて、上記表示制御ユニットは画面データを出力する上記第1バッファICを有し、上記拡張ユニットは上記表示制御ユニットから与えられる画面データを上記表示制御ユニットに出力する第2バッファICを有し、該第2バッファICは上記第1バッファICと同じ電源電圧で動作し、上記拡張ユニットは、上記表示制御ユニットに装着されると、上記拡張ユニットと上記表示制御ユニットとの間に、上記第1バッファICへの電源ラインを上記第2バッファICに接続するための電源経路が形成されることを特徴としている。
【0017】
表示部の電源電圧は例えば5Vの場合と3.3Vの場合とがあり、表示制御ユニットの電源電圧は表示ユニットに合わせて選択される。上記の発明によれば、拡張ユニットの電源電圧は、装着されると表示制御ユニットの電源電圧に適合するようになっているので、表示制御ユニットの電源電圧が変更されても、すなわち表示制御ユニットが異なる電源電圧の機種に変更されても拡張ユニットの設計変更が不要である。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明のグラフィック操作パネルの一実施の形態について図1ないし図5に基づいて説明すれば以下の通りである。図1に本実施の形態に係るグラフィック操作パネル1の構成を示す。グラフィック操作パネル1は、LCD2および本体制御ユニット3から構成され、前述の図5と同様に一体的に組み合わせられる。このグラフィック操作パネル1には後述するように拡張ユニット4を装着することができるようになっている。
【0019】
LCD(表示ユニット)2は例えばTFT液晶表示装置からなり、本体制御ユニット3とのインタフェースであるTFT−I/Fコネクタ2aを備えていて、本体制御ユニット3のTFT−I/Fコネクタ3fと接続されている。LCD2は表示部と入力部とを兼ねており、表示部としては、本体制御ユニット3からTFT−I/Fコネクタ3f・2aを介して転送された画面データを基に表示領域でグラフィック表示を行うことで機能する。入力部としては、LCD2をタッチパネル方式として表示領域からグラフィック表示に関連する入力指示を受け付けることで機能するようにしてもよいし、LCD2の額縁に操作キーを設けて入力指示を受け付けることで機能するようにしてもよい。なお、LCD2の代りにプラズマ表示装置やEL表示装置を用いることもできる。
【0020】
本体制御ユニット(表示制御ユニット)3は、CPU3a、メモリ3b、表示コントローラ3c、電源回路3d、バッファ回路3e、TFT−IFコネクタ3f、および拡張バスコネクタ3gを有している。これらは内部バスで接続されている。CPU3aはシステムプログラムやグラフィック表示のアプリケーションプログラムを実行し、内部バスにおける画面データの流れを制御する。また、表示コントローラ3cや後述する拡張ユニット4の動作も制御する。さらに、LCD2からの入力指示操作に応じた制御も行う。メモリ3bは上記システムプログラムやアプリケーションプログラム、画面データなどを外部から与えられることにより格納しており、必要に応じてRAMやEPROMなど複数種類のメモリが用意される。
【0021】
表示コントローラ3cはCPU3aによりメモリ3bから読み出された画面データを時系列的に取り込んでLCD2に供給する。また、拡張ユニット4が装着された場合には取り込んだ画面データを表示信号処理回路4aに供給する。電源回路3dは、LCD2、本体制御ユニット3、および拡張ユニット4のそれぞれに電源電圧を供給するものであり、5Vと3.3Vとを切り替えることができるようになっている。電源電圧はLCD2の動作電圧を基準にして決定されるため、LCD2の機種に応じて製造段階からいずれかの電源電圧が選択されて固定される。
【0022】
バッファ回路3eは、そのON/OFF動作によって、表示コントローラ3cから出力された画面データをLCD2に供給する経路の接続/遮断を決定するものであり、バッファIC31e、インバータ32e、および抵抗33eからなる。バッファIC31eは、そのVCC端子に電源回路3dから電源電圧が印加されており、OE*端子に“Low”の信号が入力されたときにON状態となり、入力端子から画面データを取り込んで出力端子から出力することが可能である。このバッファIC31eは電源電圧が5Vでも3.3Vでも動作し、3.3V動作時に5Vの電圧が加わっても壊れないよう保護回路を有する5Vトレラント仕様のものである。
【0023】
インバータ32eは入力される信号の位相を反転して上記OE*端子に入力する。インバータ32eの入力側は拡張バスコネクタ3gに接続されており、またこの入力側と電源ラインとの間に抵抗33eが接続されている。拡張ユニット4が装着されていない状態では電源ラインから抵抗33eを介してインバータ32eに“High”の信号が入力されるので、OE*端子に入力される信号が“Low”となってバッファIC31eはON状態となる。従って、表示コントローラ3cからLCD2に向かう画面データの経路が接続される。一方、後述するように拡張ユニット4が装着されると、インバータ32eの入力側は拡張ユニット4側で接地されるため、OE*端子に入力される信号が“High”となってバッファIC31eはOFF状態となる。従って、表示コントローラ3cからLCD2に向かう画面データの経路は遮断される。
【0024】
TFT−IFコネクタ3fは、前述したTFT−IFコネクタ2aと同様にLCD2と本体制御ユニット3とのインタフェースであり、本体制御ユニット3からLCD2へ画面データや電源電圧を供給するとともに、LCD2の入力部からの信号を本体制御ユニット3に伝える。拡張バスコネクタ3gは、拡張ユニット4を着脱可能とする拡張機能用のインタフェースであり、拡張ユニット4と接続されることにより、本体制御ユニット3の内部バスや電源ラインを拡張ユニット4内のものと接続する。同図には、CPU3a、表示コントローラ3c、バッファIC31eからのバス、バッファIC31eのOE*端子に接続される信号ライン、および電源ラインが拡張バスコネクタ3gによって拡張ユニット4に接続されている状態を示してある。
【0025】
上記の構成のグラフィック操作パネル1は、拡張ユニット4が装着されていない状態では、表示コントローラ3cから出力された画面データはバッファIC31eおよびTFT−I/Fコネクタ3fを介してLCD2に供給される。このようにして行われる通常のグラフィック表示をグラフィック操作パネル1の表示の基本機能として、次に表示機能を拡張する場合について説明する。
【0026】
図1に拡張ユニットの一例としての拡張ユニット4の構成を示す。拡張ユニット4は、拡張バスコネクタ4a、表示信号制御回路4b、バッファIC4c、および接地ライン4dを有している。拡張バスコネクタ4aは、拡張バスコネクタ3gと同様に本体制御ユニット3と拡張ユニット4とのインタフェースであり、拡張バスコネクタ3gに接続されることにより拡張ユニット4の内部バスや電源ラインを本体制御ユニット3内のものと接続する。表示信号制御回路4bは転送された画面データに対して拡張機能に関する処理を行うLSIであり、本体制御ユニット3のメモリ3bに格納されたアプリケーションプログラムに従ってCPU3aがその動作制御を行う。従って、表示信号制御回路4bは拡張バスコネクタ4a・3gを介してCPU3aおよび表示コントローラ3cに接続される。
【0027】
バッファIC4cは表示信号制御回路4bで処理された画面データを本体制御ユニット3のバッファ回路3eの出力側に戻すものである。バッファIC4cは、そのVCC端子が拡張バスコネクタ4a・3gを介して本体制御ユニット3の電源ラインに接続されており、OE*端子が接地されている。従って、拡張ユニット4が装着されている間はバッファIC4cは常にON状態となって入力された画面データを出力するようになっている。なお、このバッファIC4cもバッファIC31eと同様に電源電圧が5Vでも3.3Vでも動作し、5Vトレラント仕様のものである。
【0028】
また、接地ライン4dは拡張バスコネクタ4a・3gを介して本体制御ユニット3のインバータ32eの入力側に接続される。これにより、拡張ユニット4が装着されている間は本体制御ユニット3のバッファIC31eは常にOFF状態となり、表示コントローラ3cから出力された画面データは全て拡張ユニット4側を通る。従って、LCD2には表示信号処理回路4bで所定の処理を施された画面データのみが表示される。このようにバッファIC31e・4cのON/OFF状態を制御することにより、拡張ユニット4を本体制御ユニット3に装着するだけで拡張ユニット4が本体制御ユニット3に組み込まれて拡張機能が有効になる。
【0029】
以上のように、本体制御ユニット3には拡張ユニット4を着脱することができるインタフェースが設けられている。従って、本体制御ユニット3には与えられた画面データをそのままLCD2に表示するといった基本機能のみを予め搭載しておき、拡張機能の種類ごとに拡張ユニットを別途製造すればよい。ユーザは必要に応じて拡張ユニットをインタフェースを介して装着するだけで、所望する拡張機能を追加することができる。
【0030】
これにより、拡張機能に対するユーザからの個別の要求に応えるために別々の製品を製造する必要がなくなり、製造コストを低く抑えることができる。このとき、拡張ユニットをユーザに供給するだけでよいので、製品全体が無駄な在庫になるようなことがない。また、表示制御ユニットあるいは拡張ユニットが故障しても、故障した方を交換するだけでよいので、ユーザ側の出費は最小限に抑えられる。その上、拡張機能のインタフェース仕様を公開すれば、サードパーティが拡張ユニットを製造および販売することも可能になるので、拡張機能の他種類化および拡張ユニットの低コスト化が促進される。従って、低コストで能率的に表示機能を拡張することのできるグラフィック操作パネルを提供することができる。
【0031】
また、上記の例は、拡張機能が基本機能に優先した状態でグラフィック表示が行われる場合について示したものである。拡張機能を解除する際には、拡張ユニット4を本体制御ユニット3から取り外すだけでよい。このように、拡張ユニット4を着脱するだけで拡張機能の有効あるいは無効が決定されるので、拡張機能の取り扱いをユーザ側で容易に行うことができる。また、上述したように拡張ユニット4の電源電圧は、LCD2に合わせて設定された本体制御ユニット3の5Vあるいは3.3Vの電源電圧のいずれにも適合するようになっている。これにより、LCD2の機種が変更されて本体制御ユニット3の電源電圧が変更されても、拡張ユニット4はそのままで対応可能であるので、設計変更が不要である。
【0032】
次に、上記の拡張機能がビデオ信号のオーバーレイ表示である場合を例にとって、表示信号処理回路4bの詳細な説明を行う。図2は、オーバーレイ表示を実現するための表示信号処理回路4bの構成を示したものである。この表示信号処理回路4bは、例えばVGAやNTSC、PALなどのビデオ信号をグラフィック表示の画面データに割り込ませる処理を行うものであり、オーバーレイ表示制御部11、A/Dコンバータ12、メモリR/Wアービタ13、メモリ14、およびマルチプレクサ15から構成される。
【0033】
A/Dコンバータ12は、拡張ユニット4に外部から入力されたアナログのビデオ信号をA/D変換し、デジタルの割り込みデータとしてメモリ14に出力する。オーバーレイ表示制御部11は、拡張バスコネクタ4a・3gのCPUI/Fを介して本体制御ユニット3のCPU3aの指示を受け、表示コントローラ3cから拡張バスコネクタ4a・3gを介して転送されてくる画面データに従って、メモリR/Wアービタ13の動作を制御する。メモリR/Wアービタ13はA/Dコンバータ12から出力された割り込みデータを所定のタイミングでメモリ14に書き込む。
【0034】
また、メモリR/Wアービタ13は表示コントローラ3cから割り込ませる位置に対応する画面データが転送されたタイミングでメモリ14から割り込みデータを読み出す。マルチプレクサ15は、オーバーレイ表示制御部11の制御により、表示コントローラ3cから割り込み位置に対応しない画面データが転送されてきたときに、これを入力信号として選択して出力する一方、割り込み位置に対応する画面データが転送されてきたときに、メモリR/Wアービタ13によってメモリ14から読み出された割り込みデータを入力信号として選択して出力する。これにより、LCD2には画面データの所定位置にビデオ信号が割り込んだ信号が供給され、オーバーレイ表示が行われる。なお、上記の構成で、A/Dコンバータ12を各種画像処理を施す画像処理エンジンに置き換えてもよい。
【0035】
以上は、拡張ユニット4を装着すると拡張機能が基本機能に優先した状態となる場合について説明したが、次に、拡張機能が基本機能に追加されて両機能とも有効となる場合について説明する。
【0036】
図3は、グラフィック操作パネル1に、前述の拡張ユニット4の代りに、外部に信号を取り出す拡張機能を提供する拡張ユニット5を装着した状態を示すものである。拡張ユニット5は、拡張バスコネクタ5a、表示信号処理回路5bおよびバッファIC5cを有している。バッファIC5cは外部インタフェース用ドライバICであり、バッファIC31eとは別系統で電源供給を受け、グラフィック操作パネル1の外部への出力端子に接続されている。また、拡張ユニット4のような接地ライン4dはない。従って、拡張バスコネクタ5aは、本体制御ユニット3のバッファIC31eの出力側、およびインバータ32eの入力側との接続を行わない。その他については、表示信号処理回路5bおよびバッファIC5cは、それぞれ表示信号処理回路4bおよびバッファIC4dと同様の接続関係となっている。
【0037】
上記の構成により、拡張ユニット5が本体制御ユニット3に装着されても、本体制御ユニット3のバッファIC31eは常にON状態を保つので、表示コントローラ3cから出力される画面データはLCD2へ供給されると同時に、拡張ユニット5へ供給されて外部に取り出される。このように、拡張ユニット5が装着されると基本機能は維持されたまま、同じ画面データが拡張ユニット5から外部に向けて出力されるように、本体制御ユニット3と拡張ユニット5との間に経路が自動的に形成される。従って、拡張ユニット5は本体制御ユニット3に装着された際に本体制御ユニット3に組み込まれて、表示の基本機能および拡張機能が同時に有効になる。なお、拡張機能の解除については拡張ユニット4の場合と同様である。
【0038】
次に、拡張機能が、外部の表示装置にもLCD2と同じグラフィック表示を同時に表示させる外部モニタ同時表示機能である場合を例にとって、表示信号処理回路5bの詳細な説明を行う。図4は、外部モニタ同時表示機能を実現するための表示信号処理回路5bの構成を示したものである。この表示信号処理回路5bは、表示コントローラ3cから出力される画面データをアナログの信号に変換して出力することにより、グラフィック操作パネル1から離れた場所にあるCRTなどの外部モニタにも同時にグラフィック表示を可能にするものであり、メモリ21、メモリR/Wアービタ22、同期信号ジェネレータ23、D/Aコンバータ24、およびコネクタ25から構成される。なお、この場合は表示信号処理回路5bは本体制御ユニット3のCPU3aとは接続されず、またバッファIC5cが省略される。
【0039】
メモリR/Wアービタ22は、表示コントローラ3cから転送されてきた画面データを、そのタイミングでメモリ21に書き込む。また、メモリ21の画面データを、同期信号ジェネレータ23から出力されるVGA、NTSC、PALなどのビデオ信号に準拠した基準信号に同期したタイミングで読み出す。D/Aコンバータ24はメモリ21から読み出された画面データをアナログのRGB信号などに変換し、同期信号ジェネレータ23から出力される基準信号に同期したタイミングで出力する。出力されたアナログの信号はコネクタ25から外部に取り出される。なお、D/Aコンバータ24の代りにLVDS(Low Voltage Differential Signaling)やGVIF(Giga bit Video Interface)などの長距離伝送用のインタフェースを用いることも可能である。
【0040】
以上、2種類の拡張機能を例にとって説明したが、その他にLCD2では表示できない大画面の画面データをCRT表示ユニットに出力する拡張機能や、LCD2にパーソナルコンピュータ上などの外部映像を本来の画面データと切り替えて表示する拡張機能、LCD2の特定の画面データを圧縮してLANによりサーバへ転送する拡張機能など、様々なものが提供可能である。もちろん、これらの拡張機能を複数併用することもできる。
【0041】
また、本実施の形態では、グラフィック操作パネル1はLCD2と本体制御ユニット3とが一体的に組み合わせられた状態で使用されるものであったが、これに限ることなく、組み合わせられた状態からLCD2と本体制御ユニット3とを分離して使用できるようにすることも可能である。このようにすれば、本体制御ユニット3を状態表示の対象となる外部装置の近隣に配置し、離れた場所でグラフィック表示のモニタを行わねばならない場合に都合がよい。さらにこのときは、LCD2を複数用意し、その数だけ本体制御ユニット3にインタフェースを設けて、複数箇所でモニタを行っても構わない。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に係る発明のFA用のグラフィック操作パネルは、以上のように、外部装置の状態に関連するグラフィック表示を行う表示部、および上記グラフィック表示に関連する入力指示操作を受け付ける入力部を備えた表示ユニットと、与えられた画面データに基いて上記表示部の表示状態を制御する表示制御ユニットとが一体的に組み合わせられるFA用のグラフィック操作パネルにおいて、上記表示制御ユニットは、上記表示制御ユニットから転送された画面データに対して表示機能を拡張する拡張ユニットが着脱可能なインタフェースを備え、上記拡張ユニットは、上記表示制御ユニットに装着されると、上記インタフェースを介し上記表示制御ユニットに組み込まれる一方、上記拡張ユニットと上記表示制御ユニットとの間に、上記表示制御ユニットから上記拡張ユニットに設けられる処理回路へ画面データを供給する経路と、上記処理回路からの画面データを上記表示制御ユニットを介して上記表示ユニットへ出力する経路と、上記表示制御ユニットから上記表示ユニットへ画面データを出力する第1バッファICをOFF状態とする経路とが形成される構成である。
【0043】
それゆえ、表示制御ユニットには基本機能のみを予め搭載しておき、拡張機能の種類ごとに拡張ユニットを別途製造すればよい。ユーザは必要に応じて拡張ユニットをインタフェースを介して装着するだけで、所望する拡張機能を追加することができる。これにより、拡張機能ごとに別々のグラフィック操作パネルを製造する必要がなくなり、製造コストを低く抑えることができるとともに、製品全体が無駄な在庫になるようなことがない。また、表示制御ユニットあるいは拡張ユニットが故障しても、ユーザ側の出費は最小限に抑えられる。その上、拡張機能のインタフェース仕様を公開すれば、拡張機能の他種類化および拡張ユニットの低コスト化が促進される。
【0044】
以上により、低コストで能率的に表示機能を拡張することのできるグラフィック操作パネルを提供することができるという効果を奏する。
【0045】
また、FA用のグラフィック操作パネルは、外部装置の状態に関連するグラフィック表示を行う表示部、および上記グラフィック表示に関連する入力指示操作を受け付ける入力部を備えた表示ユニットと、与えられた画面データに基いて上記表示部の表示状態を制御する表示制御ユニットとが一体的に組み合わせられるFA用のグラフィック操作パネルにおいて、上記表示制御ユニットは、表示機能を拡張する拡張ユニットが着脱可能なインタフェースを備え、上記拡張ユニットは、上記表示制御ユニットに装着されると上記インタフェースを介し上記表示制御ユニットに組み込まれる一方、上記拡張ユニットと上記表示制御ユニットとの間に、上記表示制御ユニットが上記表示ユニットへ出力する画面データと同じ画面データを、上記拡張ユニットが外部に向けて出力するように、上記表示制御ユニットから上記拡張ユニットに設けられる処理回路へ画面データを供給する経路が形成されたものであってもよい
【0046】
それゆえ、拡張ユニットは、装着とともにインタフェースを介して自動的に表示制御ユニットに組み込まれ、拡張機能が有効になるように画面データの転送経路が形成される。すなわち拡張機能が基本機能に優先した状態あるいは基本機能に拡張機能が加わった状態でグラフィック表示が行われる。また、拡張機能を解除するには拡張ユニットを取り外すだけでよい。
【0047】
このように、拡張ユニットを着脱するだけで拡張機能の有効あるいは無効が決定されるので、拡張機能の取り扱いをユーザ側で容易に行うことができるという効果を奏する。
【0048】
請求項に係る発明のFA用のグラフィック操作パネルは、以上のように、請求項1に記載のグラフィック操作パネルにおいて、上記表示制御ユニットは画面データを出力する上記第1バッファICを有し、上記拡張ユニットは上記表示制御ユニットから与えられる画面データを上記表示制御ユニットに出力する第2バッファICを有し、該第2バッファICは上記第1バッファICと同じ電源電圧で動作し、上記拡張ユニットは、上記表示制御ユニットに装着されると、上記拡張ユニットと上記表示制御ユニットとの間に、上記第1バッファICへの電源ラインを上記第2バッファICに接続するための電源経路が形成される構成である。
【0049】
それゆえ、表示制御ユニットの電源電圧が変更されても、すなわち表示制御ユニットが異なる電源電圧の機種に変更されても拡張ユニットの設計変更が不要であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるグラフィック操作パネルおよびそれに装着される拡張ユニットの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の拡張ユニットの一部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のグラフィック操作パネルに装着される拡張ユニットの他の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の拡張ユニットの一部の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のグラフィック操作パネルの外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 グラフィック操作パネル
2 LCD(表示ユニット)
3 本体制御ユニット(表示制御ユニット)
3g 拡張バスコネクタ(インタフェース)
4 拡張ユニット
5 拡張ユニット

Claims (2)

  1. 外部装置の状態に関連するグラフィック表示を行う表示部、および上記グラフィック表示に関連する入力指示操作を受け付ける入力部を備えた表示ユニットと、与えられた画面データに基いて上記表示部の表示状態を制御する表示制御ユニットとが一体的に組み合わせられるFA用のグラフィック操作パネルにおいて、
    上記表示制御ユニットは、当該表示制御ユニットから転送された画面データに対して表示機能を拡張する拡張ユニットが着脱可能なインタフェースを備え、
    上記拡張ユニットは、上記表示制御ユニットに装着されると、上記インタフェースを介し上記表示制御ユニットに組み込まれる一方、
    上記拡張ユニットと上記表示制御ユニットとの間に、上記表示制御ユニットから上記拡張ユニットに設けられる処理回路へ画面データを供給する経路と、上記処理回路からの画面データを上記表示制御ユニットを介して上記表示ユニットへ出力する経路と、上記表示制御ユニットから上記表示ユニットへ画面データを出力する第1バッファICをOFF状態とする経路とが形成されることを特徴とするFA用のグラフィック操作パネル。
  2. 上記表示制御ユニットは画面データを出力する上記第1バッファICを有し、
    上記拡張ユニットは上記表示制御ユニットから与えられる画面データを上記表示制御ユニットに出力する第2バッファICを有し、
    該第2バッファICは上記第1バッファICと同じ電源電圧で動作し、
    上記拡張ユニットは、上記表示制御ユニットに装着されると、上記拡張ユニットと上記表示制御ユニットとの間に、上記第1バッファICへの電源ラインを上記第2バッファICに接続するための電源経路が形成されることを特徴とする請求項1に記載のグラフィック操作パネル。
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