JP3914729B2 - コネクタのナット保持構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路基板に搭載されるコネクタをねじ部材とナットを用いて固定する際に、コネクタ側にナットを装着し保持しておく技術として有効利用できるコネクタのナット保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の回路基板にはコネクタが搭載されることが多い。その場合、コネクタは回路基板に対して固定され、電子機器の回路と接続される。コネクタを回路基板に固定する方法として、小ねじやボルトのようなねじ部材とナットを用いる方法が広く知られている。この方法は、例えば半田付けによる固定方法に比べて、熱源や特別な装置が不要であること、着脱作業性に優れていること、確実に固定できること、等の利点が得られるからである。
【0003】
このねじ部材とナットを用いた固定方法では、固定作業の利便性を図るために、予め、ナットをコネクタのハウジングに装着しておくことが行われている。例えば、実公平6−37588号公報には、六角ナット付きコネクタの技術が記載されている。
【0004】
この技術は、中央部にねじ穴を有する取り付け用の六角ナットと、その六角ナットを受け入れ保持した挿入穴を有するインシュレータとを含む六角ナット付きコネクタに係るもので、挿入穴の形状に配慮し、かつ、挿入穴に止め金物をセットすることで、六角ナットの抜けを防止する構成としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に記載の六角ナット付きコネクタでは、確かに、六角ナットの抜けを防止する形態で、六角ナットを受け入れ保持できる利点が得られるものの、次のような問題もある。
【0006】
第1に、挿入穴に六角ナットと止め金物の両方をセットしなければならないため、作業工数が増加する問題があること。
【0007】
第2に、止め金物を別部品として製作しなければならないため、コスト高になること。
【0008】
第3に、別部品として存在する止め金物は、コネクタの小型化、薄型化、軽量化を図る際に支障となる弱点があること。
【0009】
これらの解決手段として、例えば図8に示すように、インサート成形法によって、コネクタボディーの樹脂製ハウジング300内に六角ナット301を埋め込む方法も考えられる。しかし、このようにナットをインサート成形する方法を採用した場合にはコスト高になる問題がある。
【0010】
さらに、六角ナット301のねじ穴302は両端(上下)において露出させなければならない。そのため、六角ナット301は浅く埋め込む形態となる。その結果、六角ナット301のハウジング300に対する固定力が弱くなり、ねじを六角ナット301に取り付けて締め付けるときにナットがねじとともに動いてしまったり、ハウジング300が変形したりする問題がある。
【0011】
本発明の課題は、小型化、薄型化、軽量化のニーズに対応しつつ、構成の簡素化及び作業工数の低減等によるコストダウンを可能にしたコネクタのナット保持構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るコネクタのナット保持構造は、コネクタの樹脂製ハウジングと一体に設けられたナット保持部と、そのナット保持部内に着脱可能に保持されたナットとを備え、ナット保持部は、ナットの出し入れ口を有するナット収容室と、そのナット収容室内へ収容されるナットのねじ穴と同軸に設けられたねじ部材挿通穴と、ナット収容室内へ収容されたナットがナットの出し入れ口から抜け出すのを防止するロック片とを備えている。
【0013】
本発明によれば、ナットの抜け出しをロック片により防止する構成とすることで、ナット保持部の構成を簡素化することができる。また、ナット保持部は樹脂製ハウジングと一体に設けられていて、ナット以外に別部品を必要としない。これにより、コネクタの小型化、薄型化、軽量化のニーズに対応しつつ、構成の簡素化及び作業工数の低減等によるコストダウンを図ることができる。
【0014】
前記ロック片は、ナットをナット収容室に出し入れする方向に沿って延びるアーム部分と、そのアーム部分の自由端側に設けられてナット収容室の出し入れ口側に配置されたフック部とを備え、そのフック部がナットの外周面に接触してナットをロック状態とすることが望ましい。このように構成すれば、アーム部分の長さを大きくして、ロック片の作動を円滑にすることができる。
【0015】
前記ロック片は、アーム部分の弾性によりフック部がナットの軸方向に変位可能に構成されていることが望ましい。このように構成すれば、フック部をナットの軸方向に変位させることでナットの出し入れを容易にかつ円滑に行うことができる。
【0016】
前記ナットは六角ナットであり、ナット収容室は六角ナットの外周に形成された六面のうち相対する二面に接触する壁面を有し、フック部は六角ナットの隣り合う二面に接触する凹面を有する構成とすることもできる。そのように構成すれば、六角ナットの形状を有効活用できるようにナット保持部を構成することができる。
【0017】
前記ナットの出し入れ口の幅とナット収容室の相対する壁面間の間隔とがほぼ同一であり、かつ、出し入れ口の口縁には、ナット挿入時のガイド面が設けられていることが望ましい。このように構成すれば、ナット収容室内へナットを容易に挿入することができる。
【0018】
前記フック部の外面側には、ナットをナット収容室へ挿入する際にアーム部の弾性を利用してフック部をナット収容室の上方へ変位させるための変位用斜面が設けられていることが望ましい。この変位用斜面を設けた場合、ナットをナット収容室へ挿入するだけで、フック部が上方へ変位する。これによりナットの挿入操作を容易にすることができる。
【0019】
前記ナット収容室には、そのナット収容室へ収容されたナットの浮き上がりを制限するための押さえ片が設けられていることが望ましい。押さえ片によって、ナットが必要以上に浮き上がらないように制限することができる。これによりナットに対してねじ部材をねじ込みやすくなる。
【0020】
前記ロック片には、ナットのねじ穴にねじ込むねじ部材との干渉を防ぐための切り欠き孔が設けられていることが望ましい。この切り欠き孔を設けた場合、ねじ部材が長目の場合にねじ部材との干渉を防ぐ作用を発揮する。
【0021】
前記コネクタのハウジングは両端を有し、ナット保持部はハウジングの両端部にそれぞれ設けられ、各ナット保持部には、ハウジングを手で持つときにロック片に触れないようにするための保護片が設けられていることが望ましい。保護片を設けた場合、ナット保持部がナットを正常に保持する機能に影響を及ぼさないようにすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をハードディスク用のコネクタに適用した実施の形態について説明する。図1及び図2は本発明の実施の形態に係るコネクタの正面図及び平面図である。図3は同実施の形態に係るコネクタのナット保持部の拡大斜視図である。図4はナットにねじ部材をねじ込む方向を示す正面図である。
【0023】
この実施の形態で示すコネクタは、電子機器に装備されるハードディスク(図示せず)と回路基板CBとを着脱可能に接続するために回路基板CBに実装されるもので、次のように構成されている。
【0024】
このハードディスク用コネクタは、ハードディスク側のコネクタ部と接続される端子群1と、回路基板CBに接続されるソルダーテール群2と、それら端子群1及びソルダーテール群2を保持する樹脂製ハウジング3と、その樹脂製ハウジング3と一体に設けられたナット保持部5と、そのナット保持部5内に着脱可能に保持されたナット6とを備えている。
【0025】
ナット保持部5は、図3及び図4に示すように、ハウジング3の両端部にそれぞれ設けられている。即ち、このナット保持部5は、ナット6の出し入れ口51を有するナット収容室52と、そのナット収容室52内へ収容されるナット6のねじ穴61と同軸に設けられたねじ部材挿通穴53と、ナット収容室52内へ収容されたナット6がナットの出し入れ口51から抜け出すのを防止するロック片54とを備えている。
【0026】
ロック片54は、ナット6をナット収容室52に出し入れする方向Fに沿って延びるアーム部分55と、そのアーム部分55の自由端側に設けられてナット収容室52の出し入れ口51側に配置されたフック部56とを備え、そのフック部56がナット6の外周面に接触してナット6をロック状態とする構成としている。この構成により、アーム部分55の長さを大きくして、ロック片54の作動を円滑にすることができる。アーム部分55の長さが短い場合には、アーム部分55に比較的大きな変位量となる弾性を付与することが難しくなるからである。
【0027】
ロック片54は、アーム部分55の弾性によりフック部56がナット6の軸方向に変位可能に構成されている。これは、フック部56をナット6の軸方向に変位させることで、ナット6の出し入れを容易にかつ円滑に行うことができるように配慮したものである。
【0028】
この実施の形態では、ナット6は六角ナットであり、ナット収容室52は六角ナット6の外周に形成された六面のうち相対する二面6a、6bに接触する壁面52a、52bを有する。ナット収容室52の奥の壁面52c、52d(図5参照)も六角ナット6の隣り合う二面6c、6dにそれぞれ緊密に接触する壁面に形成されている。また、フック部56は六角ナット6の隣り合う二面6e、6fに接触する凹面57を有する構成としている。
【0029】
凹面57は、図5及び図6に明示されるように、隣り合う二面6e、6f間の角度(挟角)に合致する鈍角な面に形成されている。これにより、六角ナット6の形状を有効活用できるようにナット保持部5を構成することができる。
【0030】
ナット6の出し入れ口51の幅とナット収容室52の相対する壁面52a、52b間の間隔はほぼ同一に形成されている。さらに、出し入れ口51の口縁には、ナット挿入時のガイド面51aが設けられている。これにより、ナット収容室52内へナット6を容易に挿入できるように配慮している。
【0031】
フック部56の外面側には、ナット6をナット収容室52へ挿入する際にアーム部55の弾性を利用してフック部56をナット収容室52の上方へ変位させるための変位用斜面56aが設けられている。この変位用斜面56aを設けることにより、ナット6をナット収容室52へ挿入するだけで、フック部56が上方へ変位する。これによりナット6の挿入操作を容易に行うことができる。
【0032】
ナット6の挿入後に、フック部56は元の位置に復帰して、ナット6の抜け出しを防止する。変位用斜面56aの傾斜角度はナット6の挿入力との関係でフック部55が上方へ変位しやすい角度に設定される。例えば45度前後に設定される。
【0033】
ナット収容室52には、そのナット収容室52へ収容されたナット6の浮き上がりを制限するための一対の押さえ片5a、5bが設けられている。この押さえ片5a、5bによって、ナット6が必要以上に浮き上がらないように制限されることで、ナット6に対してねじ部材7をねじ込みやすくなる。
【0034】
ロック片54には、ナット6のねじ穴61にねじ込むねじ部材7との干渉を防ぐための切り欠き孔58が設けられている。この切り欠き孔58を設けたことで、ねじ部材7が長目の場合にねじ部材7との干渉を防ぐ作用を発揮する。勿論、ねじ部材7が短い場合にはこの切り欠き孔58は不要である。ただし、この例では、切り欠き孔58はアーム部55を弾性変形しやすくする作用もある。
【0035】
コネクタのハウジング3は図1のように両端を有していて、ナット保持部5はハウジング3の両端部にそれぞれ設けられている。そして、各ナット保持部5には、ハウジング3を手指Hで持つときにロック片54に触れないようにするための保護片59が設けられている。保護片59を設けることで、ナット保持部5がナット6を正常に保持する機能に影響を及ぼさないようにすることができる。
【0036】
すなわち、ナット保持部5のロック片54は弾性変形しやすく構成されていて、そこへナット6が保持される形態となっている。コネクタの基板への実装時にコネクタを手指に持つことも多々あるが、保護片59はロック片54よりも一段高く形成されているため、ロック片54に手指Hが触れないようにすることができる。これによりナット保持部5の保護を図ることができる。
【0037】
ナット収容室52内にナット6を挿入するには、例えば図3に示すように、ナット6を矢印Fで示す方向に単に押し込む操作を行えば良い。その際、ナット6の外周の隣り合う二面6c、6dの中間部分(ナット6のコーナ部62)が出し入れ口51の中央に位置する形態としてそのまま押し込めば良い。
【0038】
これにより、コーナ部62がフック部56の変位用斜面56aに接触し、アーム部55を弾性変形させつつ、フック部56を上方へ押し上げる。そして、ナット6がナット収容室52内に完全に収容されると同時にフック部56が元の位置に復帰し、フック部56の内面側にある凹面57がナット6の隣り合う二面6e、6fに接触する。
【0039】
この状態では、ナット6はナット収容室52内で完全に回り止めされた状態で拘束される。従って、図4に示すように、ねじ部材7をナット6にねじ込む作業も容易に行える。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ナットの抜け出しをロック片により防止する構成とすることで、ナット保持部の構成を簡素化することができる。また、ナット保持部は樹脂製ハウジングと一体に設けられていて、ナット以外に別部品を必要としない。これにより、コネクタの小型化、薄型化、軽量化のニーズに対応しつつ、構成の簡素化及び作業工数の低減等によるコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコネクタの正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るコネクタの平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るコネクタのナット保持部の拡大斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るコネクタのナット保持部の拡大正面図である。
【図5】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図6】図2のB部分の拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るコネクタのナット保持部の断面図である。
【図8】従来のナット保持部の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 端子群
2 ソルダーテール群
3 ハウジング
5 ナット保持部
51 出し入れ口
52 ナット収容室
52a、52b 壁面
52c、52d 奥の壁面
53 ねじ部材挿通穴
54 ロック片
55 アーム部
56 フック部
56a 変位用斜面
57 凹面
58 切り欠き孔
59 保護片
6 ナット
6a、6b 相対する二面
6c、6d 隣り合う二面
6e、6f 隣り合う二面
61 ねじ孔
62 コーナ部
7 ねじ部材
H 手指
CB 回路基板
Claims (6)
- コネクタのハウジングに設けられたナット保持部と、そのナット保持部内に着脱可能に保持されたナットとを備え、前記ナット保持部は、前記ナットの出し入れ口を有するナット収容室と、そのナット収容室内へ収容されるナットのねじ穴と同軸に設けられたねじ部材挿通穴と、前記ナット収容室内へ収容されたナットがナットの出し入れ口から抜け出すのを防止するロック片とを備え、
前記ロック片は、前記ナットをナット収容室に出し入れする方向に沿って延びるアーム部分と、そのアーム部分の自由端側に設けられてナット収容室の出し入れ口側に配置されたフック部とを備え、前記フック部が前記ナットの外周面に接触してナットをロック状態とし、
前記ロック片は、前記アーム部分の弾性により前記フック部が前記ナットの軸方向に変位可能に構成され、
前記フック部の外面側には、前記ナットをナット収容室へ挿入する際に前記アーム部分の弾性を利用してフック部をナット収容室の上方へ変位させるための変位用斜面が設けられている、コネクタのナット保持構造。 - 前記ナットは六角ナットであり、前記ナット収容室は六角ナットの外周に形成された六面のうち相対する二面に接触する壁面を有し、前記フック部は六角ナットの隣り合う二面に接触する凹面を有する、請求項1記載のコネクタのナット保持構造。
- 前記ナットの出し入れ口の幅と前記ナット収容室の相対する壁面間の間隔とがほぼ同一であり、かつ、出し入れ口の口縁には、ナット挿入時のガイド面が設けられている、請求項2記載のコネクタのナット保持構造。
- 前記ナット収容室には、そのナット収容室へ収容されたナットの浮き上がりを制限するための押さえ片が設けられている、請求項1〜3の何れかに記載のコネクタのナット保持構造。
- 前記ロック片には、前記ナットのねじ穴にねじ込むねじ部材との干渉を防ぐための切り欠き孔が設けられている、請求項1記載のコネクタのナット保持構造。
- 前記コネクタのハウジングは両端を有し、前記ナット保持部はハウジングの両端部にそれぞれ設けられ、各ナット保持部には、ハウジングを手で持つときにロック片に触れないようにするために、ロック片よりも一段高く形成された保護片が設けられている、請求項1記載のコネクタのナット保持構造。
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