JP3910279B2 - 灌水用チューブの保持具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長さ方向に沿って延びる一対の耳状部を有し、かつ、長さ方向に複数の灌水用孔が穿設された灌水用チューブを保持する灌水用チューブの保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えば露地や植物栽培用ハウス(以下、ハウスと称する)内で野菜等の植物を栽培する際には、灌水用チューブ(以下、チューブと称する)により上記栽培植物が植え付けられている畝に灌水する。上記のチューブは、灌水方法によってその配設位置が異なるが、畝全体に均一に灌水するために、通常、いわゆる地上設置方式もしくはサイドノズル方式により配設されている。上記の地上設置方式では、畝同士の間あるいは畝上にチューブが敷設される一方、上記のサイドノズル方式では、例えばハウスの両側壁部にチューブが配設される。そして、これらチューブに穿設された灌水用孔から散水することにより、畝全体に灌水するようになっている。
【0003】
ここで、露地での植物栽培において、チューブへの非通水時に、チューブが風で飛ばされて設置位置がずれたり、あるいはチューブが風で裏返されて散水不可となる場合がある。これは、非通水時にはチューブが扁平になると共に軽くなるためである。ちなみに、チューブへの通水時には、通水された水の重みによってチューブが地面に押さえ付けられるため、チューブが風で飛ばされたりすることはない。
【0004】
そこで、例えば実公平3−39022号公報、実公平3−41833号公報では、灌水用のチューブを保持具にて保持すると共に地面に固定するようにしている。詳しくは、これら従来技術では、押さえ部材によってチューブを架台に押さえ付け、上記架台のチューブ載置側とは反対側に取り付けられた差し込み部を地面に差し込むことにより、保持具と一体的にチューブを地面に固定するようにしている。これにより、チューブへの非通水時における上述の不都合を回避している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の保持具は、チューブの各サイズごとに設計されており、保持具1個では、所定のサイズのチューブにしか対応できない。したがって、用いるチューブのサイズに応じて使用者は保持具を使い分けなければならない。また、上記保持具では、押さえ部材によってチューブを架台に止着するようになっているので、個々の保持具に対するチューブの取り付け、取り外し作業が面倒である。以上のことから、上記従来の保持具の構成では、保持具を用いる際の作業性が非常に悪いという問題が生ずる。
【0006】
また、上記従来技術の構成では、チューブを架台に押さえ付けるための押さえ部材を架台に別途設ける必要があるため、部品点数の増加によって保持具の製造コストならびに価格が上昇するという問題が生ずる。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、1個の保持具で互いに種類の異なるチューブの保持に対応することができ、これによって、灌水作業における作業性を向上させることができると共に、保持具の製造コストならびに価格を低減させることができる灌水用チューブの保持具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る灌水用チューブの保持具は、上記の課題を解決するために、長さ方向に沿って延びる一対の耳状部を有し、かつ、長さ方向に複数の灌水用孔が穿設された灌水用チューブを保持する灌水用チューブの保持具であって、上記一対の耳状部が挿通される一対の溝状の支持部を上記灌水用チューブの種類に応じて複数備え、挿通された上記耳状部を当該耳状部に対応した支持部にて支持することによって上記耳状部を有する灌水用チューブを保持することを特徴としている。
【0009】
上記の構成によれば、灌水用チューブは、保持具に設けられた溝状の支持部に耳状部が挿通されることによって保持され、この状態で灌水用チューブに通水することにより灌水用孔から散水される。
【0010】
ここで、1個の保持具には、灌水用チューブの種類に応じて溝状の支持部が複数設けられているので、使用する灌水用チューブに応じて保持具を使い分ける必要がない。その結果、複数種の灌水用チューブの保持・固定を1個の保持具で対応することが可能となる。
【0011】
また、灌水用チューブを保持する際には、灌水用チューブの耳状部を支持部に挿通させるだけでよく、逆に、灌水用チューブを保持具から外す際には、灌水用チューブを支持部から抜き取るだけでよい。つまり、従来のように、押さえ部材によって灌水用チューブを保持具に取り付けたり、取り外したりする面倒な作業が必要でない。
【0012】
以上のことから、上記構成によれば、灌水作業における作業性を向上させることができる。また、灌水用チューブを保持具に取り付けるための上記の押さえ部材を別途設ける必要がないため、部品点数を削減して保持具の製造コストならびに価格を低減させることができる。
【0013】
請求項2の発明に係る灌水用チューブの保持具は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成に加えて、上記保持具を固定するために地面またはパイプに差し込まれる差し込み部をさらに備え、上記差し込み部は、少なくとも大きさの異なる複数の柱状部が連結されてなり、各柱状部の幅が、種々のパイプの内径にそれぞれ対応する幅であることを特徴としている。
【0014】
上記の構成によれば、差し込み部を所定のパイプに差し込んだときに、上記複数の柱状部のいずれかが、その稜線でもって上記パイプ内面に当接し、保持具が上記パイプに固定される。したがって、保持具を固定するパイプの内径に応じて、保持具を使い分ける必要がなく、1個の保持具で内径の異なる種々のパイプに対応することができる。
【0015】
請求項3の発明に係る灌水用チューブの保持具は、上記の課題を解決するために、請求項1または2の構成に加えて、保持した灌水用チューブの周面の一部と当接する当接部をさらに備えていることを特徴としている。
【0016】
上記の構成によれば、灌水用チューブは、上記支持部にて一対の耳状部が支持されると共に、周面の一部が当接部にて支持される。したがって、一対の耳状部のみを支持する場合に比べ、灌水用チューブをさらに安定して保持することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図22に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施形態に係る保持具は、サイズの異なる2種の灌水用チューブのうち少なくとも一方を保持できるようになっている。そこで、上記保持具について説明する前に、まず、当該保持具にて保持される上記灌水用チューブについて説明する。
【0018】
図2(a)および図2(b)に示すように、灌水用チューブ20・30は、例えばポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂のフィルムを2枚重ね合わせ、重ね合わされた互いの長さ方向の周縁部同士をヒートシール等により密着させてチューブ状に形成されている。上記周縁部同士の密着部は、灌水用チューブ20においてはその長さ方向に沿った一対の耳状部21・21となり、灌水用チューブ30においても同様、その長さ方向に沿った一対の耳状部31・31となる。また、灌水用チューブ20・30は、図示しないポンプに接続されるようになっており、上記ポンプによる通水時には膨らんで略円筒形状を呈する一方、非通水時には扁平となる。
【0019】
灌水用チューブ20は、通水時において2.0kg/cm2 程度の水圧に耐え得るようになっている一方、灌水用チューブ30は、通水時において0.8kg/cm2 程度の水圧に耐え得るようになっている。灌水用チューブ20の幅W1は例えば62mmである一方、灌水用チューブ30の幅W2は例えば50mmであり、通水時における内径は、灌水用チューブ30よりも灌水用チューブ20の方が大きい。灌水用チューブ20・30は、灌水範囲または灌水量等に応じてどちらか選択されて使用されるようになっている。なお、灌水用チューブ20・30の各々の幅は上記に限定されるわけではない。
【0020】
灌水用チューブ20を構成する2枚のフィルムのうちいずれか一方には、所定の直径を有する複数の灌水用孔22a1 ・22b1 ・22c1 ・22d1 ・22e1 、および、灌水用孔22a2 ・22b2 ・22c2 ・22d2 ・22e2 が穿設されている。灌水用孔22a1 〜22e1 は、灌水用チューブ20における中心線(同図中一点鎖線で示す)よりも一方の耳状部21側に、灌水用チューブ20の長さ方向に例えば60mm間隔でこの順で穿設されている。灌水用孔22a1 〜22e1 と中心線との距離は、それぞれ、例えば18.0mm、7.0mm、1.2mm、14.0mm、3.5mmである。
【0021】
また、灌水用孔22a2 〜22e2 は、灌水用チューブ20における中心線よりも他方の耳状部21側に、灌水用チューブ20の長さ方向に例えば60mm間隔でそれぞれ穿設されている。灌水用孔22a2 〜22e2 と中心線との距離は、それぞれ、例えば18.0mm、7.0mm、1.2mm、14.0mm、3.5mmである。なお、灌水用孔22a2 〜22e2 は、灌水用孔22a1 〜22e1 とは逆の順序でそれぞれ穿設されている。
【0022】
一方、灌水用チューブ30を構成する2枚のフィルムのうちいずれか一方には、所定の直径を有する複数の灌水用孔32a1 ・32b1 、および、灌水用孔32a2 ・32b2 が穿設されている。灌水用孔32a1 ・32b1 は、灌水用チューブ30における中心線よりも一方の耳状部31側に、灌水用チューブ30の長さ方向にこの順で穿設されている。灌水用孔32a1 ・32b1 の上記長さ方向の間隔は、例えば10mmであり、灌水用孔32a1 ・32a1 の上記長さ方向の間隔は、例えば100mmである。また、灌水用孔32a1 ・32b1 と中心線との距離は、それぞれ、例えば7mm、2mmである。
【0023】
これに対して、灌水用孔32a2 ・32b2 は、灌水用チューブ30における中心線よりも他方の耳状部31側に、灌水用チューブ30の長さ方向に穿設されている。灌水用孔32a2 ・32b2 の上記長さ方向の間隔は、例えば10mmであり、灌水用孔32a2 ・32a2 の上記長さ方向の間隔は、例えば100mmである。また、灌水用孔32a2 ・32b2 と中心線との距離は、それぞれ、例えば7mm、2mmである。なお、灌水用孔32a2 ・32b2 は、灌水用孔32a1 ・32b1 とは逆の順序でそれぞれ穿設されており、灌水用孔32a1 ・32b2 の上記長さ方向の間隔は、例えば50mmである。
【0024】
したがって、灌水用チューブ20・30に通水し、灌水用孔22a1 〜22e1 ・22a2 〜22e2 、または、灌水用孔32a1 ・32b1 ・32a2 ・32b2 から水滴を飛ばすことにより、例えば露地にて栽培植物35…が植え付けられている畝36…(図3参照)に灌水する。さらに、灌水用チューブ20においては、チューブの長さ方向に沿って延びる複数の凸状部23…を備えており、通水時には捩じれ難いようになっている。
【0025】
なお、上記した灌水用孔同士の間隔、および、各灌水用孔と中心線との距離は一例であり、これに限定されるわけではない。また、畝36の数および幅、栽培植物35の種類は、特に限定されるものではない。
【0026】
なお、灌水用チューブ20・30への通水時における灌水用孔22a1 〜22e1 ・22a2 〜22e2 、または、灌水用孔32a1 ・32b1 ・32a2 ・32b2 からの散水角度は、畝36全体を均一に灌水できるように、所定角度(例えば仰角27°〜90°程度)に設定されている。また、灌水用チューブ20・30は、繰り返し耐圧疲労強度が優れると共に、耐膨潤性、耐熱性、耐寒性、耐引裂性、耐衝撃性等を備えている。
【0027】
なお、灌水用チューブ20・30の内径は、特に限定されるものではなく、灌水用チューブ20・30に供給される水量や水圧等に応じて、適宜設定することが可能となっている。また、例えば各灌水用孔からの水滴の飛距離に変化をつけるために、孔径や散水角度、灌水用孔同士の間隔、穿設位置等を適宜変更することが可能となっている。
【0028】
次に、上記した灌水用チューブ20・30の保持具について以下に説明する。
【0029】
図1、図4(a)ないし4(d)に示すように、本実施形態に係る保持具1は、例えば上述の地上設置方式にて使用されるものであり、例えば鉄やアルミニウム等の金属、あるいはABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂で形成されている。このような保持具1は、例えば金型等による一体成形で得ることができる。
【0030】
上記保持具1は、灌水用チューブ20・30のうち少なくとも一方を保持する保持部2を備えている。この保持部2は、第1溝部2a・2a(支持部)と、第2溝部2b・2b(支持部)と、凹部2c(当接部)とを有して形成されている。第1溝部2a・2aと第2溝部2b・2bとは、その間に介在する側壁2d・2d(当接部)によって所定間隔おいて形成されている。
【0031】
第1溝部2a・2aは、灌水用チューブ20の一対の耳状部21・21が挿通されるような大きさの切り込みが水平方向に入れられたものであり、灌水用チューブ20への通水時および非通水時の両方において、挿通された一対の耳状部21・21を支持するようになっている。特に、灌水用チューブ20への通水時には、第1溝部2a・2aにより、灌水用チューブ20の耳状部21・21の上方への移動や灌水用チューブ20の円周方向への回転等が規制されると共に、後述する開口部2fからの灌水用チューブ20の逃げが防止されるようになっている。その結果、上記灌水用チューブ20は、第1溝部2a・2aにて所定位置および所定角度で保持・固定されるようになっている。
【0032】
第1溝部2a・2aの切り込み方向の最大幅D1は、灌水用チューブ20の非通水時の折り径W1(図2(a)参照)よりも2mm程度大きく形成されている。これにより、扁平な状態の灌水用チューブ20を、第1溝部2a・2aに容易に挿通させることができると共に、第1溝部2a・2aから容易に抜き取ることができるようになっている。
【0033】
また、保持部2において、第1溝部2a・2aにおける切り込みの上面を形成する上面部2e・2e間は開口部2fとなっている。この開口部2fの幅、すなわち、上面部2e・2e間の距離E1は、灌水用チューブ20において一対の耳状部21・21を除いた部分の外径R1(図11参照)よりもやや大きくなっている。これにより、灌水用チューブ20の灌水用孔22a1 〜22e1 ・22a2 〜22e2 が開口部2fから露出されるようになり、灌水用チューブ20が保持具1にて保持されていても、散水に支障が生じることがない。
【0034】
第2溝部2b・2bは、側壁2d・2dを介して第1溝部2a・2aの下方に形成されており、第1溝部2a・2aと同様の構成となっている。すなわち、第2溝部2b・2bは、灌水用チューブ30の一対の耳状部31・31が挿通されるような大きさの切り込みが水平方向に入れられたものであり、灌水用チューブ30への通水時および非通水時の両方において、挿通された一対の耳状部31・31をそれぞれ支持するようになっている。特に、灌水用チューブ30への通水時には、第2溝部2b・2bにより、灌水用チューブ30の耳状部31・31の上方への移動や灌水用チューブ30の円周方向への回転等が規制されると共に、側壁2d・2d間からの灌水用チューブ30の逃げが防止されるようになっている。その結果、上記灌水用チューブ30は、第2溝部2b・2bにて所定位置および所定角度で保持・固定されるようになっている。
【0035】
第2溝部2b・2bの切り込み方向の最大幅D2は、灌水用チューブ30の非通水時の折り径W2(図2(b)参照)よりも2mm程度大きく形成されている。これにより、扁平な状態の灌水用チューブ30を、第2溝部2b・2bに容易に挿通させることができると共に、第2溝部2b・2bから容易に抜き取ることができるようになっている。
【0036】
凹部2cは、例えば灌水用チューブ30の下側周面に沿うように湾曲した凹状をなしており、凹部2cを形成する外壁2gも同様に湾曲している。これにより、保持部2に挿通された灌水用チューブ30は、一対の第2溝部2b・2bだけでなく凹部2cでも支持され、保持部2において確実に、かつ、安定して保持されるようになる。
【0037】
側壁2d・2dの一端面は、灌水用チューブ20の一対の耳状部21・21を第1溝部2a・2aに挿通し、灌水用チューブ20を通水によって膨張させたときに、上記灌水用チューブ20の周面の一部と当接するように、湾曲して形成されている。これにより、灌水用チューブ20は、第1溝部2a・2aだけでなく側壁2d・2dによっても支持されるので、一対の耳状部21・21のみを支持する場合に比べ、灌水用チューブ20をさらに安定して保持することができる。
【0038】
側壁2d・2d間の距離E2は、灌水用チューブ30において一対の耳状部31・31を除いた部分の外径R2(図17参照)と略等しくなっている。この場合でも、灌水用チューブ30の灌水用孔32a1 ・32b1 ・32a2 ・32b2 が側壁2d・2d間から露出されており、灌水用チューブ30が保持具1にて保持されていても、散水に支障が生じることがない。
【0039】
なお、保持部2における、灌水用チューブ20・30の長さ方向に沿った幅F1は、特に限定されるものではない。
【0040】
また、保持具1は、平板部3を備えている。平板部3は、保持部2の底部、すなわち、外壁2gの底部から、保持部2にて保持される灌水用チューブ20・30の幅方向に延設して設けられている。そして、保持部2と平板部3とは、上記底部以外でも、上記灌水用チューブ20・30の挿通方向の略中央部で、鉛直方向に延びる平板状の連結部4により連結されている。また、平板部3の灌水用チューブ20・30を保持する側と反対側には、地面またはパイプに差し込まれるペグ部5(差し込み部)が設けられている。
【0041】
ペグ部5は、保持部2および平板部3と一体となって保持部2の下部に垂下状に形成されており、保持具1本体を地面やパイプに対して固定できるようになっている。このペグ部5は、先端部5aおよび大きさの互いに異なる複数の柱状部が連結されて構成されている。上記複数の柱状部は、具体的に、第1柱状部5b、第2柱状部5c、および第3柱状部5dからなり、この順で連結されている。。そして、先端部5aが第1柱状部5bと連結されている一方、第3柱状部5dが平板部3に連結されている。なお、本実施形態では、柱状部の数を3個としているが、これに限定されることはない。
【0042】
先端部5aは、全体としては略逆正四角錐形状を呈しているが、第1柱状部5bとの連結部近傍においては、対向する2側面が内部に窪んでおり、水平方向の断面が略『H』形となるように形成されている。一方、第1柱状部5b、第2柱状部5c、および第3柱状部5dは、全体としては略正四角柱形状をそれぞれ呈しているが、それぞれの各端部以外では、先端部5aと同様に、対向する2側面が内部に窪んでおり、水平方向の断面が同様に略『H』形となるように形成されている。
【0043】
ペグ部5をこのような断面形状で構成することにより、ペグ部5を地面に差し込んだときに、土がそれぞれの窪みに入り込むので、保持具1が地面に対して安定して固定されると共に、保持具1が地面から不用意に抜けにくくなる。なお、ペグ部5の全体形状および上記断面形状はあくまでも一例であり、上記に限定されることはない。
【0044】
また、第1柱状部5b、第2柱状部5c、および第3柱状部5dにおける水平方向の幅G1、G2、G3は、種々のパイプの内径にそれぞれ対応する幅となっており、しかも、この順で上記幅は次第に大きくなっている。これにより、図5に示すように、所定の内径を有するパイプ6にペグ部5を挿入したときに、第1柱状部5b、第2柱状部5c、および第3柱状部5dのいずれかが、その稜線でもってパイプ6の内面と当接し、保持具1がパイプ6に対して固定されることになる。したがって、保持具1を固定するパイプ6の内径に応じて、保持具1を使い分ける必要がなく、1個の保持具1で内径の異なる種々のパイプ6に対応することができる。なお、同図では、第2柱状部5cの稜線とパイプ6の内面とが当接している様子を示している。
【0045】
次に、灌水用チューブ20・30のどちらか一方を保持具1にて保持すると共に、この保持具1を地面に固定する場合について以下に説明する。
【0046】
保持具1にて、灌水用チューブ20を保持する際には、図6および図7に示すように、灌水用チューブ20の一対の耳状部21・21を、保持具1の第1溝部2a・2aに挿通させる。このとき、灌水用チューブ20は、まだ通水されていないので扁平となっている。そして、図8に示すように、畝36…に灌水できるようにペグ部5を例えば地面7に差し込み、保持具1を地面7に固定する。なお、予め保持具1を地面7の所定の場所に差し込んでおき、その後、灌水用チューブ20を保持具1の第1溝部2a・2aに挿通させるようにしてもよい。
【0047】
この状態で灌水用チューブ20に通水すると、図9ないし図11に示すように、灌水用チューブ20が膨らんで略円筒形状を呈するようになり、灌水用チューブ20の灌水用孔22a1 〜22e1 ・22a2 〜22e2 (図2(a)参照)から所定角度で散水される。このとき、一対の耳状部21・21は第1溝部2a・2aにて支持されると共に、灌水用チューブ20の周面の一部は側壁2d・2dの一端面と当接して支持される。なお、図9および図10は、通水時における灌水用チューブ20および保持具1の斜視図を示しており、特に図9は、保持具1における灌水用チューブ20の保持状態を分かりやすくするために、保持具1の一端面と同じ平面で灌水用チューブ20を切り落としたときの、灌水用チューブ20および保持具1の斜視図を示している。
【0048】
そして、灌水用チューブ20による所定の灌水を終えると、灌水用チューブ20への通水を止めることにより、灌水用チューブ20は再び扁平となる。したがって、その後は灌水用チューブ20を巻き取ることにより、灌水用チューブ20を容易に回収することができる。
【0049】
一方、灌水範囲または灌水量等を考慮して例えば灌水用チューブ30を使用する場合は、図12および図13に示すように、灌水用チューブ30の一対の耳状部31・31を保持具1の第2溝部2b・2bに挿通させる。このとき、灌水用チューブ30は、まだ通水されていないので扁平となっている。そして、図14に示すように、畝36…に灌水できるようにペグ部5を地面7に差し込み、保持具1を地面7に固定する。なお、予め保持具1を地面7の所定の場所に差し込んでおき、その後、灌水用チューブ30を保持具1の第2溝部2b・2bに挿通させるようにしてもよい。
【0050】
この状態で灌水用チューブ30に通水すると、図15ないし図17に示すように、灌水用チューブ30が膨らんで略円筒形状を呈するようになり、灌水用チューブ30の灌水用孔32a1 ・32b1 ・32a2 ・32b2 (図2(b)参照)から所定角度で散水される。このとき、一対の耳状部31・31は第2溝部2b・2bにて支持されると共に、灌水用チューブ30の周面の一部が凹部2cと当接して面支持される。なお、図15および図16は、通水時における灌水用チューブ30および保持具1の斜視図を示しており、特に図15は、保持具1における灌水用チューブ30の保持状態を分かりやすくするために、保持具1の一端面と同じ平面で灌水用チューブ30を切り落としたときの、灌水用チューブ30および保持具1の斜視図を示している。
【0051】
そして、灌水用チューブ30による所定の灌水を終えると、灌水用チューブ30への通水を止めることにより、灌水用チューブ30は再び扁平となる。したがって、その後は灌水用チューブ30を巻き取ることにより、灌水用チューブ30を容易に回収することができる。
【0052】
以上のように、灌水用チューブ20・30は、灌水範囲または灌水量等に応じてどちらか一方が作業者によって選択されるが、本実施形態の保持具1は、第1溝部2a・2aおよび第2溝部2b・2bを備えており、どちらのチューブが選択されても、選択されたチューブを確実に保持できるようになっている。つまり、本実施形態では、選択されたチューブのサイズに応じて保持具1を使い分ける必要がない。
【0053】
したがって、灌水用チューブ20・30の選択にかかわらず、作業者は同一の保持具1を用いることができ、灌水作業における作業性を従来よりも向上させることができる。また、1個の保持具1で種々のチューブを保持することができるので、各々のチューブに対応した保持具を逐一形成する場合に比べ、保持具1を節約することができる。
【0054】
また、本実施形態の保持具1を使用する際には、灌水用チューブ20の一対の耳状部21・21を、第1溝部2a・2aに挿通させる、または第1溝部2a・2aから抜き取るだけの作業であり、従来のように、押さえ部材を用いたチューブの面倒な脱着作業が必要でない。したがって、このような面からも、灌水作業における作業性を向上させることができる。また、上記のような押さえ部材を別途設ける必要がなく、しかも、保持具1を金型等による一体成形で得ることができるため、保持具1の製造コストならびに価格を低減させることができる。
【0055】
また、従来で用いられている上記の押さえ部材は、通常、伸縮性、弾力性を有するゴムやプラスチック等で構成されているため、耐候性に乏しい。したがって、上記の押さえ部材を有する保持具を特に露地で使用した場合には、押さえ部材が劣化しやすく、保持具としての寿命が短くなる。
【0056】
しかし、本実施形態の保持具1は、そのような耐光性に乏しい押さえ部材を用いていないので、押さえ部材を有する従来の保持具よりも比較的長く使用することができる。
【0057】
なお、上記の保持具1が、例えば150cm程度の間隔をおいて設けられても、灌水用チューブ20・30は、通水時に水圧等で捩じれることはなく、また、保持具1・1間で極端に垂れ下がることもない。これは、灌水用チューブ20・30は、ヒートシール等がなされた一対の耳状部21・21または耳状部31・31をそれぞれ長さ方向に備えており、かつ、適度な剛性を有しているためであり、灌水用チューブ20に到っては、長さ方向に沿って延びる凸状部23…をさらに備えているためである。したがって、通水時には、灌水用チューブ20・30全体にわたり、散水角度がほぼ正確に維持される。
【0058】
なお、畝36…に植え付けられている栽培植物35…が例えばネギである場合、ネギは成長するにつれて背丈が急激に高くなる。したがって、保持具1を地面7に固定したままでは、近辺のネギが障害となってより遠くの畝36…まで灌水することができない。
【0059】
そこで、このような場合には、図18に示すように、例えば灌水用チューブ20を保持具1にて保持すると共に、この保持具1を栽培植物35…の高さに応じたパイプ6に固定するようにすればよい。これにより、灌水用チューブ20の取り付け高さを栽培植物35…の高さに応じて適宜設定することができ、栽培植物35…の種類・高さに関係なく、所望の灌水を行うことができる。また、保持具1は、種々のパイプの内径に対応した幅のペグ部5を備えているので、パイプ6の内径に応じて保持具1を使い分ける必要がなく、1個の保持具1で十分に対応することができる。
【0060】
なお、本実施形態では、灌水用チューブ20・30のどちらか一方を保持する保持具1について説明したが、図19に示すように、通水時の灌水用チューブ20・30を同時に保持できるように、第1溝部2a・2aと第2溝部2b・2bとの間隔を広げて保持具1を構成してもよい。
【0061】
この場合、灌水用チューブ20・30を併用して灌水作業を行うことができるので、灌水量の増加を図る場合には非常に有効となる。また、灌水用チューブ20・30を両方とも保持部2にて常に保持するようにしておけば、どちらか一方に通水するだけでいつでも所望の灌水を行うことができる。さらにこの場合、灌水用チューブ20・30の保持具1への取り付け、取り外し作業を、通水/非通水時においてその都度行う必要がない。したがって、灌水時における作業性をさらに向上させることができる。
【0062】
また、灌水用チューブ20・30を保持具1にて一度に保持しておけば、例えばそれらのうちいずれかを用いて灌水する、あるいは、それらを併用して灌水する、というように、灌水量、灌水範囲等の灌水条件に応じて灌水方法を選択することができる。その結果、灌水条件に応じた灌水作業を的確に行うことができる。
【0063】
なお、本実施形態の保持具1においては、灌水用チューブ30の下側周面に沿うように断面略円弧状の凹部2cが形成されており、この凹部2cにて上記周面を面支持する構成となっているが、凹部2cの形状は、上記の断面略円弧状に限定されるものではない。
【0064】
例えば図20に示すように、凹部2cにて灌水用チューブ30の下側周面を2点支持するように、凹部2cの断面形状を略ホームベース形または略V字状に形成してもよい。また、図21に示すように、凹部2cにて灌水用チューブ30の下側周面を1点支持するように、凹部2cにおける灌水用チューブ30の支持面を水平に形成してもよい。図20および図21に示すような凹部2cの形状であっても、第2溝部2b・2bおよび凹部2cによって灌水用チューブ30を安定して保持することができる。
【0065】
なお、図22に示すように、灌水用チューブ30の下側周面とは接触しないように凹部2cを形成してもよい。この場合、灌水用チューブ30の周面は凹部2cにて支持されないが、一対の第2溝部2b・2bにて一対の耳状部31・31が確実に支持されているので、灌水用チューブ30が保持具1にて確実に保持されることに変わりはない。
【0066】
【発明の効果】
請求項1の発明に係る灌水用チューブの保持具は、以上のように、長さ方向に沿って延びる一対の耳状部を有し、かつ、長さ方向に複数の灌水用孔が穿設された灌水用チューブを保持する灌水用チューブの保持具であって、上記一対の耳状部が挿通される一対の溝状の支持部を上記灌水用チューブの種類に応じて複数備え、挿通された上記耳状部を当該耳状部に対応した支持部にて支持することによって上記耳状部を有する灌水用チューブを保持する構成である。
【0067】
それゆえ、1個の保持具には、灌水用チューブの種類に応じて溝状の支持部が複数設けられているので、使用する灌水用チューブに応じて保持具を使い分ける必要がない。その結果、複数種の灌水用チューブの保持・固定を1個の保持具で対応することが可能となる。
【0068】
また、灌水用チューブを保持する際には、灌水用チューブの耳状部を支持部に挿通させるだけでよく、逆に、灌水用チューブを保持具から外す際には、灌水用チューブを支持部から抜き取るだけでよい。
【0069】
以上のことから、上記構成によれば、灌水作業における作業性を向上させることができるという効果を奏する。また、灌水用チューブを保持具に取り付けるための押さえ部材を別途設ける必要がないため、部品点数を削減して保持具の製造コストならびに価格を低減させることができるという効果を併せて奏する。
【0070】
請求項2の発明に係る灌水用チューブの保持具は、以上のように、請求項1の構成に加えて、上記保持具を固定するために地面またはパイプに差し込まれる差し込み部をさらに備え、上記差し込み部は、少なくとも大きさの異なる複数の柱状部が連結されてなり、各柱状部の幅が、種々のパイプの内径にそれぞれ対応する幅である構成である。
【0071】
それゆえ、請求項1の構成による効果に加えて、保持具を固定するパイプの内径に応じて、保持具を使い分ける必要がなく、1個の保持具で内径の異なる種々のパイプに対応することができるという効果を奏する。
【0072】
請求項3の発明に係る灌水用チューブの保持具は、以上のように、請求項1または2の構成に加えて、保持した灌水用チューブの周面の一部と当接する当接部をさらに備えている構成である。
【0073】
それゆえ、一対の耳状部のみを支持する場合に比べ、灌水用チューブをさらに安定して保持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における保持具を示す斜視図である。
【図2】(a)および(b)は、上記の保持具にて保持される灌水用チューブの一構成例をそれぞれ示す平面図である。
【図3】灌水用チューブを保持した保持具を畝と畝との間に配設した状態を示す断面図である。
【図4】(a)は、上記の保持具の平面図であり、(b)は、上記の保持具の正面図であり、(c)は、同図(d)におけるA−A線矢視端面図であり、(d)は、上記の保持具の側面図である。
【図5】上記の保持具にパイプを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図6】上記の保持具に灌水用チューブを挿通し始めた状態を示す斜視図である。
【図7】上記の保持具に灌水用チューブを挿通し終えた状態を示す斜視図である。
【図8】通水前の上記の保持具が地面に固定されている状態を示す断面図である。
【図9】上記の灌水用チューブに通水した状態を示し、かつ、上記の灌水用チューブを保持具の一端面と同一の平面で切り落とした状態を示す斜視図である。
【図10】上記の灌水用チューブに通水した状態を示す斜視図である。
【図11】上記の灌水用チューブに通水した状態を示す断面図である。
【図12】保持具に他の灌水用チューブを挿通し始めた状態を示す斜視図である。
【図13】上記の保持具に上記の灌水用チューブを挿通し終えた状態を示す斜視図である。
【図14】通水前の上記の保持具が地面に固定されている状態を示す断面図である。
【図15】上記の灌水用チューブに通水した状態を示し、かつ、上記の灌水用チューブを保持具の一端面と同一の平面で切り落とした状態を示す斜視図である。
【図16】上記の灌水用チューブに通水した状態を示す斜視図である。
【図17】上記の灌水用チューブに通水した状態を示す断面図である。
【図18】保持具を栽培植物の高さに応じたパイプに取り付けた状態を示す断面図である。
【図19】2種類の灌水用チューブを同時に保持して併用できる保持具の構成を示す正面図である。
【図20】保持具の他の構成例を示す正面図である。
【図21】保持具のさらに他の構成例を示す正面図である。
【図22】保持具のさらに他の構成例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 保持具
2 保持部
2a 第1溝部(支持部)
2b 第2溝部(支持部)
2c 凹部(当接部)
2d 側壁(当接部)
5 ペグ部(差し込み部)
5b 第1柱状部(柱状部)
5c 第2柱状部(柱状部)
5d 第3柱状部(柱状部)
6 パイプ
7 地面
20 灌水用チューブ
21 耳状部
22a1 〜22e1 灌水用孔
22a2 〜22e2 灌水用孔
30 灌水用チューブ
31 耳状部
32a1 灌水用孔
32b1 灌水用孔
32a2 灌水用孔
32b2 灌水用孔

Claims (3)

  1. 長さ方向に沿って延びる一対の耳状部を有し、かつ、長さ方向に複数の灌水用孔が穿設された灌水用チューブを保持する灌水用チューブの保持具であって、
    上記一対の耳状部が挿通される一対の溝状の支持部を上記灌水用チューブの種類に応じて複数備え、挿通された上記耳状部を当該耳状部に対応した支持部にて支持することによって上記耳状部を有する灌水用チューブを保持することを特徴とする灌水用チューブの保持具。
  2. 上記保持具を固定するために地面またはパイプに差し込まれる差し込み部をさらに備え、
    上記差し込み部は、少なくとも大きさの異なる複数の柱状部が連結されてなり、各柱状部の幅が、種々のパイプの内径にそれぞれ対応する幅であることを特徴とする請求項1に記載の灌水用チューブの保持具。
  3. 保持した灌水用チューブの周面の一部と当接する当接部をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の灌水用チューブの保持具。
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