JP3909197B2 - ロータリー四方弁 - Google Patents

ロータリー四方弁 Download PDF

Info

Publication number
JP3909197B2
JP3909197B2 JP2000225596A JP2000225596A JP3909197B2 JP 3909197 B2 JP3909197 B2 JP 3909197B2 JP 2000225596 A JP2000225596 A JP 2000225596A JP 2000225596 A JP2000225596 A JP 2000225596A JP 3909197 B2 JP3909197 B2 JP 3909197B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
port
main valve
pressure
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000225596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002039416A (ja
Inventor
久寿 広田
克己 小山
徳巳 津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TGK Co Ltd
Original Assignee
TGK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TGK Co Ltd filed Critical TGK Co Ltd
Priority to JP2000225596A priority Critical patent/JP3909197B2/ja
Publication of JP2002039416A publication Critical patent/JP2002039416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3909197B2 publication Critical patent/JP3909197B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
    • F25B41/26Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves of fluid flow reversing valves

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロータリー四方弁に関し、特にエアコンシステムで暖房運転と冷房運転との切り換え時に冷媒の流れを切り換えるロータリー四方弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エアコンシステムにおいて、運転モードの切り換えに必要な冷媒流路の切り換えに四方弁が使われている。
【0003】
図13は四方弁を使用したエアコンシステムの構成を示す図である。
このエアコンシステムにおいて、四方弁101は4つのポートA〜Dを有し、そのポートAは、室内熱交換器102、減圧装置103および室外熱交換器104を介してポートBに接続され、ポートCは、アキュムレータ105およびコンプレッサ106を介してポートDに接続されている。
【0004】
四方弁101は、冷房運転時は、実線で示したように、ポートAとポートCが連通し、ポートBとポートDが連通するように切り換えられる。したがって、コンプレッサ106にて圧縮された高温・高圧の冷媒は、四方弁101のポートDに入り、ポートBから室外熱交換器104に送られ、ここで冷媒は熱交換されて凝縮され、減圧装置103にて断熱膨張されて低温・低圧になる。この低温・低圧の冷媒は、室内熱交換器102で室内の暖かい空気と熱交換されて蒸発され、四方弁101のポートAおよびポートCを通ってアキュムレータ105に入り、ここで気液分離されたガス冷媒がコンプレッサ106に戻る。
【0005】
一方、暖房運転のとき、四方弁101は、破線で示したように、ポートAとポートDが連通し、ポートBとポートCが連通するように切り換えられる。したがって、コンプレッサ106にて圧縮された高温・高圧の冷媒は、四方弁101のポートDおよびポートAを通って室内熱交換器102に入り、ここで熱交換されて室内の冷たい空気を加熱する。この室内熱交換器102にて凝縮された冷媒は、減圧装置103にて断熱膨張されて低温・低圧になり、室外熱交換器104での熱交換により蒸発され、四方弁101のポートBおよびポートCを通ってアキュムレータ105に入り、ここで気液分離されたガス冷媒がコンプレッサ106に戻る。
【0006】
このように、四方弁101は、その冷媒流路を切り換えることにより、エアコンシステムの運転モードを切り換えることができる。
四方弁101としては、従来よりスライドタイプとロータリータイプとが知られている。スライドタイプの四方弁は、直線状に4つのポートが配置され、それらポートの内側開口部の隣接する2つを連通させることができるカップを摺動させることにより流路切り換えを行っている。これに対し、ロータリータイプの四方弁は、ポートDによって高圧の冷媒が導入される高圧室内に他の3つのポートA〜Cが同一平面上に開口し、ポートAおよびポートBがポートCから等距離に配置されていて、カップ状の主弁を低圧のポートCを中心に回動させることでポートCをポートAまたはポートBと選択的に連通させ、連通されていないポートは高圧導入のポートDと連通させるようにしている。このとき、ポートCとポートAまたはポートBとの冷媒流路切り換えは、カップ状の主弁をポートCを中心に回転駆動し、ポートAおよびポートBが開口している面上を摺動させながら行っている。
【0007】
ここで、エアコンが既に起動していて、一方の運転モードで動いているときには、ポートDが接続されている高圧室にはコンプレッサ106から高圧の冷媒が導入されて高圧になっており、一方、カップ状の主弁の中は低圧側の冷媒流路を形成しているため、主弁には大きな差圧がかかっており、主弁はその差圧によって摺動面に押し付けられている状態になっている。この状態で、他方の運転モードに切り換えようとする場合、主弁は差圧によって動くことができない。そこで、従来では、流路の切り換えは、一旦、主弁の差圧をなくしてから行うようにしている。差圧をなくすには、カップ状の主弁を開けて、高圧のポートDと他のすべてのポートA〜Cとをつなぐことで行う。これにより差圧がなくなって主弁を摺動面に押し付けている力がなくなるので、主弁を小さな力で駆動して切り換えることができるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、流路切り換え時にすべてのポートを均圧にして主弁にかかる差圧をなくすことは、冷凍サイクル内の圧力がほぼ初期状態に戻ることになり、流路切り換え後は、運転を最初から開始しなければならないため、システム的に非常に効率が悪いという問題点があった。
【0009】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、システム効率をあまり悪化させることなく流路切り換えが可能なロータリー四方弁を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、カップ状の主弁と、前記主弁によって選択的に接続される第1および第2ポートと、前記主弁によって前記第1または第2ポートに接続される低圧側の第3ポートと、前記主弁によって接続されていないポートに接続される高圧側の第4ポートとを備え、前記第3ポートと前記第1または第2ポートとの流路の切り換えを前記第3ポートの軸線位置を回動中心として前記主弁を回動させることで行うロータリー四方弁において、前記第3ポートを開閉するよう前記主弁に設けられ、通常時は開弁している低圧閉じ弁と、前記流路を切り換えるときに開弁して、高圧側の前記第4ポートを、前記低圧閉じ弁の背圧室と連通させて前記第3ポートを閉止させるとともに、前記第1または第2ポートと連通させて前記第1、第2および第4ポートを均圧させるパイロット弁と、を備えていることを特徴とするロータリー四方弁が提供される。
【0011】
このようなロータリー四方弁によれば、主弁の切り換えを行うときに、パイロット弁により低圧閉じ弁が低圧側の第3ポートを閉止して他の3つのポートと隔離し、他の3つのポートを均圧させてから主弁を回動させるようにした。これにより、低圧閉じ弁が低圧と高圧との差圧をそのまま保持しながら、主弁を切り換えることができるため、システムの効率に与える影響を小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態によるロータリー四方弁の通常動作時の状態を示す断面図、図2は本発明の第1の実施の形態によるロータリー四方弁の切り換え時の動作状態を示す断面図である。
【0013】
ロータリー四方弁は、冷媒流路の切り換えを行う機構を収容した第1ボディ1と、コンプレッサ、室内熱交換器、室外熱交換器およびアキュムレータへそれぞれ接続するためのポートを収容した第2ボディ2と、冷媒流路を切り換える駆動源であるステッピングモータ3とを備えている。
【0014】
第2ボディ2は、図示の断面では、室内熱交換器に接続されるポートAとアキュムレータに接続されるポートCとが示されており、これ以外にこの断面図では表されていないが、室外熱交換器に接続されるポートBおよびコンプレッサに接続されるポートDが第1ボディ1によって囲まれる空間に開口している。第2ボディ2のポートCに連通して上面に開口する部分には、弁座4が圧入形成されている。
【0015】
第2ボディ2の上面には、これらのポートA,Dを連通させるとともに第1ボディ1によって囲まれる空間とは遮断するようにカップ状の主弁5が配置されている。この主弁5は、その上部に弁座4と同一軸線上に形成され第1ボディ1に形成された軸受に軸支される軸6を有し、下部は弁座4の周囲を部分的に囲むように形成されている。これにより、主弁5は、弁座4をガイドとして第2ボディ2の上面を摺動しながら回動することができる。
【0016】
主弁5の内側には、弁座4と同一軸線上を進退可能に形成された低圧閉じ弁7を有している。この低圧閉じ弁7は、弁座4との間に介挿配置されたばね8によって開弁方向へ付勢されている。低圧閉じ弁7は、また、その背圧室と低圧のポートCとの間を連通させるオリフィス9が中央部に形成されており、そのオリフィス9の背圧室側にはストレーナ10が嵌合されている。さらに、低圧閉じ弁7の外周部には、金属ばねにより外側に向かって常に押し付けられているピストンリング11が嵌合されており、外周部からの冷媒のリークを極力抑えるようにしている。また、主弁5の上部には、第1ボディ1によって囲まれた空間と低圧閉じ弁7の背圧室とを連通させるパイロットポート12が設けられている。このパイロットポート12は、オリフィス9よりも通路断面を十分大きくしてある。さらに、主弁5には、低圧閉じ弁7の背圧室とポートCに連通される側のポート、図示の位置ではポートAとの間に逆止弁13が設けられている。
【0017】
主弁5の軸6の基部は、扇状に形成された突起14が一体に形成され、その円周方向両端には、主弁5の切り換えに使用されるねじりコイルばね15が円周方向両側から圧縮するように係止されている。
【0018】
主弁5の上部には、その軸6を中心に回動可能なカム16が設けられている。このカム16は、主弁5に設けられたパイロットポート12を含む円周上にて摺動可能なパイロット弁17が設けられており、そのパイロット弁17はコイルばね18によって主弁5の上部面に付勢されている。カム16は、また、主弁5の軸6に形成された突起14の外側に円弧状に一体に形成された突起が垂下されていて、ねじりコイルばね15の一端と係止している。
【0019】
カム16は、その外周面に歯が周設されており、第1ボディ1の上部に軸支された二段ギヤ20を介してステッピングモータ3の出力軸に設けられたギヤ21に噛合され、減速ギヤを構成している。このカム16は、また、第1ボディ1の上部より垂下されて一体に形成されたストッパ22により、ある回転範囲以上に機械的に回動しないようにしている。
【0020】
ステッピングモータ3は、第1ボディ1の中に保持された軸受23と軸受を兼ねたキャップ24とによって軸支されている。軸受23は、第1ボディ1に圧入されたキャップ25によって押えられており、そのキャップ25の内周部にはスリーブ26がろう付けされている。このスリーブ26の他端は、キャップ24によってろう付けされている。また、キャップ25の外周にはOリング27が設けられて、ステッピングモータ3と第1ボディ1との間のシールを成している。これにより、ステッピングモータ3は、摺動する軸封装置を設けることなく、カム16へ回転動力を伝達させることができる。
【0021】
また、主弁5の回転位置を検出するために、主弁5にマグネット28が埋設され、第1ボディ1にホール素子29が埋設されている。さらに、カム16上部には、リーフスプリング30が配置されていて、カム16および主弁5を第2ボディ2の上部摺動面に付勢するようにしている。
【0022】
以上の構成において、図示しないポートDから第1ボディ1によって形成された空間へ高圧が導入されている状態で、低圧のポートCを図1のポートAから図示しない別のポートBへ切り換えるときの動作を簡単に説明する。切り換え前では、主弁5のパイロットポート12は、パイロット弁17によって閉じられており、したがって、低圧閉じ弁7の背圧室には高圧導入がないため、その背圧室はオリフィス9を介して低圧のポートCと均圧しており、低圧閉じ弁7は、ばね8により弁座4から離れる方向へ移動されている。
【0023】
この状態で、ステッピングモータ3によりカム16が回転されると、それとともに移動するパイロット弁17は、図2に示したように、パイロットポート12の閉止位置から外れる。これにより、第1ボディ1内の高圧がパイロットポート12を介して低圧閉じ弁7の背圧室に導入され、低圧閉じ弁7を弁座4に着座させて低圧側のポートCを閉止するとともに、背圧室に導入された高圧は、逆止弁13を介してポートAに導入される。これで、低圧のポートCだけが閉止され、ポートAは、高圧下にある他のポートB,Dと同じ圧力になってくる。カム16は、回転するとき、その突起19によってねじりコイルばね15の一端を係止しながら回転する。このとき、ねじりコイルばね15の他端は、主弁5の突起14に係止されたままであるため、カム16の回転とともにねじりコイルばね15のばね力が強くなっていく。一方で、ポートA,B,Dが均圧になっていくことで主弁5の差圧がなくなり、主弁5を第2ボディ2の状面に押し付ける力が弱くなっていく。そして、主弁5の押し付け力よりもねじりコイルばね15の力が勝ってきた時点で、ねじりコイルばね15が主弁5を回転させて冷媒流路の切り換えを行う。
【0024】
主弁5が回転されることにより、主弁5の切り換え方向へ移動していたカム16内のパイロット弁17の直下に主弁5のパイロットポート12が位置するようになる。これにより、パイロットポート12が閉じるため、低圧閉じ弁7の背圧室への高圧導入がなくなる。すると、低圧閉じ弁7の背圧室は、オリフィス9を介して低圧のポートCと均圧になるため、低圧閉じ弁7はばね8によって弁座4から離れていき、図1に示したような状態になる。
【0025】
次に、以上の主弁5の切り換え動作を、図1および図2とともに、図3ないし図6を参照して詳細に説明する。
図3は主弁の切り換え動作前の状態を示す説明図であって、(A)は図1のa−a矢視断面を示し、(B)は図1のb−b矢視断面を示している。図4はカムの動作開始状態を示す説明図であって、(A)は図1のa−a矢視断面を示し、(B)は図1のb−b矢視断面を示している。図5は主弁の切り換え動作直前の状態を示す説明図であって、(A)は図1のa−a矢視断面を示し、(B)は図1のb−b矢視断面を示している。図6は主弁の切り換え動作後の状態を示す説明図であって、(A)は図1のa−a矢視断面を示し、(B)は図1のb−b矢視断面を示している。
【0026】
ここでは、ロータリー四方弁が冷房運転状態から暖房運転状態へ切り換える場合を例にして説明する。冷房運転モードにあるとき、ロータリー四方弁は、図3の(A)に示したように、主弁5が第2ボディ2の摺動面に植設されたポートA側のストッパ31に当接された回転位置にある。これにより、コンプレッサに接続された高圧のポートDは室外熱交換器へ接続されたポートBと連通状態にあり、室内熱交換器へ接続されたポートAはアキュムレータへ接続された低圧のポートCと連通状態にある。このとき、高圧導入のパイロットポート12は、図3の(B)に示したように、断面扇形のパイロット弁17によって閉じられており、ねじりコイルばね15の両端が主弁5の軸6に一体に形成された突起14の円周方向両側から圧縮するように係止されている。
【0027】
ここで、ステッピングモータ3が回転してカム16が回転されると、主弁5については、図4の(A)に示したように、変化はないが、カム16に設けられているパイロット弁17および、カム16より垂下されている突起19が(B)に示したように、図の時計回り方向に回転する。カム16が所定角度以上回転すると、パイロット弁17は、パイロットポート12の位置から外れていき、開弁状態になる。これにより、パイロットポート12を介して低圧閉じ弁7の背圧室に高圧が導入され、低圧閉じ弁7を閉弁状態にするとともに、その低圧閉じ弁7の背圧室から逆止弁13を介してポートAに高圧が導入され、ポートAをポートB,Dと均圧になるようにする。これと同時に、カム16より垂下されている突起19は、一端が主弁5の突起14に係止されているねじりコイルばね15の他端を回転方向に移動させる。このとき、主弁5は、ポートB,Dの高圧によって第2ボディ2の上部摺動面に押し付けられて固定されているため、ねじりコイルばね15はカム16の回転とともにばね力が強くなっていく。
【0028】
このようにカム16が回転していき、カム16が第1ボディ1の上部より垂下されているストッパ22に当接して、図5の(B)に示した位置で停止する。ここで、カム16がその停止位置にて停止した後、またはその停止位置に到達する前に、ポートAとポートB,Dとが均圧して第2ボディ2の摺動面への主弁5の押し付け力がなくなったある時点で、図6に示したように、ねじりコイルばね15が突起14を介して主弁5を図の時計回り方向へ回転させる。主弁5はポートB側のストッパ32に機械的に当接して止る。これにより、コンプレッサに接続された高圧のポートDは室内熱交換器へ接続されたポートAと連通状態にされ、室外熱交換器へ接続されたポートBとは遮断される。
【0029】
このとき、主弁5が回転することで、主弁5のパイロットポート12がカム16に設けられたパイロット弁17によって閉じられるため、低圧閉じ弁7の背圧室への高圧導入がなくなる。これにより、低圧閉じ弁7の背圧室が低圧のポートCと均圧していき、その後、低圧閉じ弁7はばね8によって弁座4から離れ、室外熱交換器へ接続されたポートBはアキュムレータへ接続された低圧のポートCと連通状態にされる。これにより、ロータリー四方弁は暖房運転モードへの切り換えを完了する。
【0030】
図7は本発明の第2の実施の形態によるロータリー四方弁の通常動作時の状態を示す断面図、図8は本発明の第2の実施の形態によるロータリー四方弁の切り換え時の動作状態を示す断面図である。これらの図において、図1および図2に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付してその詳細は省略する。
【0031】
この第2の実施の形態では、低圧閉じ弁7は、二重の筒状に一体形成され、ドーナツ状の背圧室41を有している。この低圧閉じ弁7をその軸線方向に進退自在に保持する主弁5においても、その上部より垂下された筒状部42に低圧閉じ弁7の内側の筒状部が嵌合されている。主弁5は、また、第1ボディ1によって囲まれる空間と低圧閉じ弁7のドーナツ状の背圧室41との間に通路43およびパイロット弁44が設けられている。パイロット弁44は、ばね45によって開弁方向に付勢され、頂部が常時カム16の下面に形成された押圧部46に当接するようにしている。このカム16の下面には、押圧部46を中心に少なくとも主弁5が回動する角度分だけ円周方向両側に円弧状の凹部46a(図8参照)が形成されている。すなわち、この押圧部46は、円弧状の凹部46aの中心部分が滑らかに***した形状になっている。これにより、カム16が図7の位置からステッピングモータ3によっていずれかの方向に回転されると、パイロット弁44の当接面が押圧部46から凹部46aに移るようになり、パイロット弁44は、ばね45によって開弁状態となり、高圧を低圧閉じ弁7の背圧室41に導入できるようにしている。
【0032】
パイロット弁44は、また、その先端部にスプール弁47が固着されており、カム16の回転動作に伴うパイロット弁44の開弁動作に同期して主弁5の筒状部42に設けられた通路48を閉じるよう動作する。この通路48は、通常動作時では、低圧閉じ弁7のドーナツ状の背圧室41と低圧閉じ弁7の中央軸線位置に設けられた通路49を介して低圧のポートCと連通するようにしている。
【0033】
以上の構成において、図示しないポートDから第1ボディ1によって形成された空間へ高圧が導入されている状態で、低圧のポートCを図7に示したポートAから図示しない別のポートBへ切り換えるときの動作を簡単に説明する。切り換え前では、パイロット弁44はカム16の下面に形成された押圧部46により押下されて閉じており、また、低圧閉じ弁7の背圧室41は通路48,49を介して低圧のポートCと連通状態になっており、低圧閉じ弁7は、ばね8により弁座4から離れる方向へ移動されている。
【0034】
この状態で、ステッピングモータ3によりカム16が回転されると、図8に示したように、カム16の下面に形成された押圧部46が移動して凹部46aがパイロット弁44の上部に位置することにより、パイロット弁44が開くとともに筒状部42の通路48がスプール弁47によって閉じられる。これにより、第1ボディ1内の高圧が低圧閉じ弁7の背圧室41に導入され、低圧閉じ弁7を弁座4に着座させて低圧側のポートCを閉止する。低圧閉じ弁7が弁座4に着座することにより逆止弁13への通路が開き、背圧室41に導入された高圧が逆止弁13を介してポートAに導入される。これで、低圧のポートCだけが閉止され、ポートAは、高圧下にある他のポートB,Dと同じ圧力になってくる。カム16は、回転するとき、その突起19がねじりコイルばね15の一端を係止しながら回転していく。一方で、ポートA,B,Dが均圧になっていくことで、主弁5を第2ボディ2の状面に押し付ける力が弱くなり、主弁5の押し付け力よりもねじりコイルばね15の力が勝ってきた時点で、ねじりコイルばね15が主弁5を一気に回転させて冷媒流路の切り換えを行う。
【0035】
主弁5が回転されると、パイロット弁44がカム16の下面に形成された押圧部46の下に移動してくる。これにより、パイロット弁44がその押圧部46により押下されて閉じられる。これにより、低圧閉じ弁7の背圧室41への高圧導入がなくなるとともに、その背圧室41は、通路48,49を介して低圧のポートCと連通状態になるため、低圧閉じ弁7はばね8によって弁座4から離れ、図7に示したような状態になる。
【0036】
次に、以上の主弁5の切り換え動作を、図7および図8とともに、図9ないし図12を参照して詳細に説明する。
図9は主弁の切り換え動作前の状態を示す説明図であって、(A)は図7のc−c矢視断面を示し、(B)は図7のd−d矢視断面を示している。図10はカムの動作開始状態を示す説明図であって、(A)は図7のc−c矢視断面を示し、(B)は図7のd−d矢視断面を示している。図11は主弁の切り換え動作直前の状態を示す説明図であって、(A)は図7のc−c矢視断面を示し、(B)は図7のd−d矢視断面を示している。図12は主弁の切り換え動作後の状態を示す説明図であって、(A)は図7のc−c矢視断面を示し、(B)は図7のd−d矢視断面を示している。
【0037】
ここでは、ロータリー四方弁が冷房運転状態から暖房運転状態へ切り換える場合を例にして説明する。冷房運転モードにあるとき、ロータリー四方弁は、図9の(A)に示したように、主弁5が第2ボディ2の摺動面に植設されたポートA側のストッパ31に当接された回転位置にある。これにより、コンプレッサに接続された高圧のポートDは室外熱交換器へ接続されたポートBと連通状態にあり、室内熱交換器へ接続されたポートAはアキュムレータへ接続された低圧のポートCと連通状態にある。このとき、パイロット弁44は、図9の(B)に示したように、カム16の下面に形成された押圧部46の直下に位置しているため、その押圧部46より押下されて閉じており、ねじりコイルばね15の両端が主弁5の軸6に一体に形成された突起14の円周方向両側から圧縮するように係止されている。
【0038】
ここで、ステッピングモータ3が回転してカム16が回転されると、主弁5については、図10の(A)に示したように、変化はないが、カム16に設けられている押圧部46が(B)に示したように、図の時計回り方向に回転して、パイロット弁44の当接部が押圧部46から凹部46aに移動してくる。カム16が所定角度以上回転すると、パイロット弁44は、カム16の下面に形成された凹部46aに当接し、開弁状態になる。これにより、通路43およびパイロット弁44を介して低圧閉じ弁7の背圧室41に高圧が導入されるとともに、パイロット弁44に固定されたスプール弁47が筒状部42の通路48を閉じることにより、低圧閉じ弁7は弁座4に着座するよう移動して閉弁状態になる。また、低圧閉じ弁7が移動することにより、低圧閉じ弁7の背圧室41は逆止弁13と連通状態になり、第1ボディ1の空間内の高圧が低圧閉じ弁7の背圧室41から逆止弁13を介してポートAに導入され、ポートAをポートB,Dと均圧させていく。これと同時に、カム16より垂下されている突起19は、一端が主弁5の突起14に係止されているねじりコイルばね15の他端を回転方向に移動させる。このとき、主弁5は、ポートB,Dの高圧によって第2ボディ2の上部摺動面に押し付けられているため、ねじりコイルばね15はカム16の回転とともにばね力が強くなっていく。
【0039】
このようにカム16が回転していき、カム16が第1ボディ1の上部より垂下されているストッパ22に当接して、図11の(B)に示した位置で停止する。ここで、カム16がその停止位置にて停止した後、またはその停止位置に到達する前に、ポートAとポートB,Dとが均圧して第2ボディ2の摺動面への主弁5の押し付け力がなくなったある時点で、図12に示したように、ねじりコイルばね15が突起14を介して主弁5を図の時計回り方向へ回転させる。主弁5はポートB側のストッパ32に機械的に当接して止る。これにより、コンプレッサに接続された高圧のポートDは室内熱交換器へ接続されたポートAと連通状態にされ、室外熱交換器へ接続されたポートBとは遮断される。
【0040】
このとき、主弁5が回転することにより、パイロット弁44がカム16の下面に設けられた押圧部46の直下に移動してくる。このため、パイロット弁44は閉じられ、スプール弁47は筒状部42の通路48を開ける。これにより、低圧閉じ弁7の背圧室41への高圧導入がなくなり、その背圧室41の圧力は低圧閉じ弁7の通路49を介して逃げるようになるため、背圧室41はポートCと均圧していく。その後、低圧閉じ弁7はばね8によって弁座4から離れ、室外熱交換器へ接続されたポートBはアキュムレータへ接続された低圧のポートCと連通状態にされる。これにより、ロータリー四方弁は暖房運転モードへの切り換えを完了する。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、低圧閉じ弁を備え、流路を切り換えるときに、低圧側のポートを閉止し、他の3つのポートを均圧させて主弁の回動を容易にする構成にした。これにより、低圧閉じ弁が低圧と高圧との差圧をそのまま保持しながら、主弁を切り換えることができるため、システムの効率に与える影響を小さくすることができる。
【0042】
また、低圧閉じ弁を駆動する高圧を逆止弁を通して主弁の中に導入するようにしたことにより、均圧時間が短くなり、切り換えを素早く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるロータリー四方弁の通常動作時の状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるロータリー四方弁の切り換え時の動作状態を示す断面図である。
【図3】主弁の切り換え動作前の状態を示す説明図であって、(A)は図1のa−a矢視断面を示し、(B)は図1のb−b矢視断面を示している。
【図4】カムの動作開始状態を示す説明図であって、(A)は図1のa−a矢視断面を示し、(B)は図1のb−b矢視断面を示している。
【図5】主弁の切り換え動作直前の状態を示す説明図であって、(A)は図1のa−a矢視断面を示し、(B)は図1のb−b矢視断面を示している。
【図6】主弁の切り換え動作後の状態を示す説明図であって、(A)は図1のa−a矢視断面を示し、(B)は図1のb−b矢視断面を示している。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるロータリー四方弁の通常動作時の状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態によるロータリー四方弁の切り換え時の動作状態を示す断面図である。
【図9】主弁の切り換え動作前の状態を示す説明図であって、(A)は図7のc−c矢視断面を示し、(B)は図7のd−d矢視断面を示している。
【図10】カムの動作開始状態を示す説明図であって、(A)は図7のc−c矢視断面を示し、(B)は図7のd−d矢視断面を示している。
【図11】主弁の切り換え動作直前の状態を示す説明図であって、(A)は図7のc−c矢視断面を示し、(B)は図7のd−d矢視断面を示している。
【図12】主弁の切り換え動作後の状態を示す説明図であって、(A)は図7のc−c矢視断面を示し、(B)は図7のd−d矢視断面を示している。
【図13】四方弁を使用したエアコンシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 第1ボディ
2 第2ボディ
3 ステッピングモータ
4 弁座
5 主弁
6 軸
7 低圧閉じ弁
8 ばね
9 オリフィス
10 ストレーナ
11 ピストンリング
12 パイロットポート
13 逆止弁
14 突起
15 ねじりコイルばね
16 カム
17 パイロット弁
18 コイルばね
19 突起
20 二段ギヤ
21 ギヤ
22 ストッパ
23 軸受
24 キャップ
25 キャップ
26 スリーブ
27 Oリング
28 マグネット
29 ホール素子
30 リーフスプリング
31 ストッパ
32 ストッパ
41 背圧室
42 筒状部
43 通路
44 パイロット弁
45 ばね
46 押圧部
46a 凹部
47 スプール弁
48,49 通路
A〜D ポート

Claims (10)

  1. カップ状の主弁と、前記主弁によって選択的に接続される第1および第2ポートと、前記主弁によって前記第1または第2ポートに接続される低圧側の第3ポートと、前記主弁によって接続されていないポートに接続される高圧側の第4ポートとを備え、前記第3ポートと前記第1または第2ポートとの流路の切り換えを前記第3ポートの軸線位置を回動中心として前記主弁を回動させることで行うロータリー四方弁において、
    前記第3ポートを開閉するよう前記主弁に設けられ、通常時は開弁している低圧閉じ弁と、
    前記流路を切り換えるときに開弁して、高圧側の前記第4ポートを、前記低圧閉じ弁の背圧室と連通させて前記第3ポートを閉止させるとともに、前記第1または第2ポートと連通させて前記第1、第2および第4ポートを均圧させるパイロット弁と、
    を備えていることを特徴とするロータリー四方弁。
  2. 前記低圧閉じ弁は、前記主弁が摺動しながら回動する摺動面の前記第3ポートの開口部に設けられた弁座に対して前記第3ポートの軸線方向に接離するように前記主弁内に配置され、通常時はオリフィスを介して前記背圧室と前記第3ポートとが均圧されるとともに前記弁座から離れる方向へ付勢されており、流路切り換え時には前記パイロットを介して前記第4ポートからの高圧の圧力を前記背圧室へ導入することで閉弁するようにしたことを特徴とする請求項1記載のロータリー四方弁。
  3. 前記低圧閉じ弁が閉弁方向へ移動することにより入口が開口されて、前記背圧室に導入された高圧の圧力を、前記主弁によって前記第3ポートと接続されている前記第1または第2ポートの側へ導入する逆止弁を備えていることを特徴とする請求項2記載のロータリー四方弁。
  4. 前記パイロット弁は、前記主弁がとる2つの切り換え位置の間を移動可能に配置され、通常時は前記主弁の切り換え位置にて前記主弁に設けられたパイロットポートを閉じ、流路切り換え時に前記主弁の一方の切り換え位置から他方の切り換え位置へ移動することにより前記パイロットポートを開き、前記主弁が一方の切り換え位置から他方の切り換え位置へ回動してくることにより前記パイロットポートを閉じることを特徴とする請求項2記載のロータリー四方弁。
  5. 前記パイロット弁を保持し、前記主弁の回動軸と同軸に回動可能に配置され、モータによって前記2つの切り換え位置の間を回転駆動されるカムを備えていることを特徴とする請求項4記載のロータリー四方弁。
  6. 前記カムと前記主弁との間に両端が互いに係止するよう配置され、流路切り換え時に前記カムが一方の切り換え位置から他方の切り換え位置へ回動されることによって強くなるばね力が前記第1、第2および第4ポートが均圧されることにより前記第4ポートから導入されていた高圧の圧力による前記主弁の前記摺動面への押し付け力よりも勝ったときに、前記ばね力により前記主弁を他方の切り換え位置へ回動させるようにしたねじりコイルばねを備えていることを特徴とする請求項5記載のロータリー四方弁。
  7. 前記低圧閉じ弁は、前記主弁が摺動しながら回動する摺動面の前記第3ポートの開口部に設けられた弁座に対して前記第3ポートの軸線方向に接離するように前記主弁内に配置され、前記弁座の側と反対側に前記主弁の内側から突設された筒状部により隔離されたドーナツ状の前記背圧室を有し、通常時は前記筒部に設けられたリーク通路および前記低圧閉じ弁の軸線位置に設けられた中央通路を介して前記背圧室と前記第3ポートとが均圧されるとともに前記弁座から離れる方向へ付勢されており、流路切り換え時には前記パイロット弁を介して前記第4ポートからの高圧の圧力を前記背圧室へ導入するとともに前記パイロット弁と同期して動くリーク遮断弁が前記パイロット弁の開弁時に前記リーク通路を閉止するようにしたことを特徴とする請求項1記載のロータリー四方弁。
  8. 前記低圧閉じ弁が閉弁方向へ移動することにより入口が開口されて、前記背圧室に導入された高圧の圧力を、前記主弁によって前記第3ポートと接続されている前記第1または第2ポートの側へ導入する逆止弁を備えていることを特徴とする請求項7記載のロータリー四方弁。
  9. 前記主弁の回動軸と同軸に回動可能に配置され、前記主弁がとる2つの切り換え位置の間をモータによって回転駆動され、前記パイロット弁との当接位置に開弁部、閉弁部および開弁部が円周方向に設けられていて、通常時は前記閉弁部が前記パイロット弁を閉弁状態に保持し、一方の切り換え位置から他方の切り換え位置へ回動されるとき前記開弁部が前記パイロット弁を開弁状態にし、主弁が切り換えられて他方の切り換え位置へ回動されてきたとき前記閉弁部が前記パイロット弁を閉弁状態に戻すようにしたカムを備えていることを特徴とする請求項7記載のロータリー四方弁。
  10. 前記カムと前記主弁との間に両端が互いに係止するよう配置され、流路切り換え時に前記カムが一方の切り換え位置から他方の切り換え位置へ回動されることによって強くなるばね力が前記第1、第2および第4ポートが均圧されることにより前記第4ポートから導入されていた高圧の圧力による前記主弁の前記摺動面への押し付け力よりも勝ったときに、前記ばね力により前記主弁を他方の切り換え位置へ回動させるようにしたねじりコイルばねを備えていることを特徴とする請求項9記載のロータリー四方弁。
JP2000225596A 2000-07-26 2000-07-26 ロータリー四方弁 Expired - Fee Related JP3909197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000225596A JP3909197B2 (ja) 2000-07-26 2000-07-26 ロータリー四方弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000225596A JP3909197B2 (ja) 2000-07-26 2000-07-26 ロータリー四方弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002039416A JP2002039416A (ja) 2002-02-06
JP3909197B2 true JP3909197B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=18719341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000225596A Expired - Fee Related JP3909197B2 (ja) 2000-07-26 2000-07-26 ロータリー四方弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3909197B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105902354B (zh) * 2016-06-25 2017-12-15 上海宝邦医疗器械有限公司 一种正压空气浴理疗舱及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002039416A (ja) 2002-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5911242A (en) Reversing valve and method
JP6556000B2 (ja) 直動式電磁弁及びそれをパイロット弁として備えた四方切換弁
EP2299154A1 (en) Flow path selector valve
US20110232320A1 (en) Flow reversing valve and heat pump device using same
JP2017025986A (ja) 直動式電磁弁及びそれをパイロット弁として備えた四方切換弁
KR100219898B1 (ko) 전환밸브, 유체압축기 및 히트 펌프식 냉동 사이클 장치
JPS5911231Y2 (ja) 可逆冷凍サイクル用逆転弁
JP2003083458A (ja) 四方向切換弁
JP3909197B2 (ja) ロータリー四方弁
JPH05312145A (ja) 可変容量圧縮機
JP2001343076A (ja) 制御弁
JP3957962B2 (ja) 多方向切換弁
JP4156438B2 (ja) 四方切換弁
JP2001343077A (ja) 制御弁
JP2003240134A (ja) 四方向切換弁
JPH0311667Y2 (ja)
JP3809002B2 (ja) ロータリステップ膨張弁および冷凍・冷蔵サイクル装置
JPS6332192A (ja) 可逆圧縮機
JP2003120849A (ja) 集合弁
CN110966431A (zh) 可靠性高的切换阀及冰箱
JP4025006B2 (ja) 双方向弁
JPH0132389B2 (ja)
JP2004125096A (ja) 電動回転式流路切換弁および冷凍・冷蔵庫用の冷凍サイクル装置
JP2002372160A (ja) 四方向切換弁
JP2001193855A (ja) 四方切換弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees