JP3905021B2

JP3905021B2 - Construction method of viaduct pier

Info

Publication number: JP3905021B2
Application number: JP2002333782A
Authority: JP
Inventors: 博正田代; 寛河西; 祐一佐野
Original assignee: 株式会社鴻池組
Priority date: 2002-11-18
Filing date: 2002-11-18
Publication date: 2007-04-18
Anticipated expiration: 2022-11-18
Also published as: JP2004169318A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高架橋橋脚の構築方法に関し、特に、地表付近で橋脚梁を柱に構築するとともに、橋脚梁を所定の高さまでリフトアップして回転させることにより、揚重作業や高所作業を不要とするとともに、橋脚梁構築に必要な道路等の占拠幅を最小限にとどめることができる高架橋橋脚の構築方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、鉄筋コンクリート造等の現場打ちの高架橋橋脚の施工は、完成時の位置や角度に基づいて、架台や鉄筋、型枠等を組み立て、コンクリートを打設し、硬化後、橋脚梁や上部桁等を設置するという方法が実施されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の高架橋橋脚の構築方法においては、橋脚梁用の鉄筋及び型枠の設置や、コンクリート打設、吊りによる揚重作業や高所作業に伴う安全面における特別の注意が必要であるとともに、橋脚梁が幅広く土地を占拠することから広い施工用地幅が必要となり、既設道路上に架設する場合は長期間に亘って交通を遮断しなければならない等の問題があった。
【０００４】
本発明は、上記従来の高架橋橋脚の構築方法が有する問題点に鑑み、揚重作業や高所作業を不要とするとともに、橋脚梁構築に必要な道路等の占拠幅を最小限にとどめることができる高架橋橋脚の構築方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の高架橋橋脚の構築方法は、柱により上部桁が支持される高架橋橋脚の構築方法において、少なくとも略柱の長さを有する断面円形の中空の杭を地盤中に構築して、該杭の中空部にプレキャスト部材からなる柱を挿入し、該挿入した柱の上部に高架橋の橋脚梁を構築した後、ジャッキにより橋脚梁及び柱を持ち上げるとともに、橋脚梁及び柱を、該柱の下端部が杭に挿入された状態で、柱を中心に所定の角度回転させて、所定の位置に支持した後、前記柱と杭の中空部との空隙にコンクリートを充填することにより柱を杭に固定することを特徴とする。
【０００６】
この高架橋橋脚の構築方法は、少なくとも略柱の長さを有する断面円形の中空の杭を地盤中に構築して、該杭の中空部にプレキャスト部材からなる柱を挿入し、該挿入した柱の上部に高架橋の橋脚梁を構築した後、ジャッキにより橋脚梁及び柱を持ち上げるとともに、橋脚梁及び柱を、該柱の下端部が杭に挿入された状態で、柱を中心に所定の角度回転させて、所定の位置に支持した後、前記柱と杭の中空部との空隙にコンクリートを充填することにより柱を杭に固定するようにしているので、橋脚梁や橋脚梁と柱との接合部等を地表付近で構築して、従来の橋脚梁用の鉄筋及び型枠の設置や、コンクリート打設、吊りによる揚重作業や高所作業を不要とするとともに、地上での橋脚梁の構築を施工用地幅に適した角度で行っておき、最終的に、橋脚梁を必要な角度に設置し直すことができ、これにより、橋脚梁構築に必要な道路等の占拠幅を最小限にとどめて、長期間に亘る交通遮断等の問題を解消又は著しく軽減軽減することができる。
【０００７】
この場合において、杭頭部分にジャッキ反力をとることができる。
【０００８】
これにより、十分な支持力が確実に得られるとともに、地盤面に反力をとる場合と比較し、地表面の沈下や地盤の移動などの周辺への影響を小さくすることができる。
【０００９】
また、１本の杭あたり少なくとも３台のジャッキを用いることができる。
【００１０】
これにより、作業の安定性が得られるとともに、ジャッキのもり換えを容易にすることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の高架橋橋脚の構築方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１２】
図１〜図４に、本発明の高架橋橋脚の構築方法の一実施例を示す。
この高架橋橋脚の構築方法は、例えば、柱１により橋脚梁２が支持される高架橋橋脚を構築するもので、図１（ａ）に示すように、まず、略柱の長さを有する中空の鋼管杭を地盤中に構築する。
この場合、鋼管杭３は、地盤の性状等に応じて、全長に亘って均一の径、材質のもののほか、本実施例に示すように、上部と下部で異なる径（特に限定されるものではないが、本実施例においては、拡頭タイプの回転貫入鋼管杭としている。）、材質のものを用いることもできる。
【００１３】
その後、図１（ｂ）に示すように、杭３の中空部３１にプレキャスト部材からなる柱（ＣＦＴ柱）１を挿入する。
そして、図２（ａ）〜（ｂ）に示すように、挿入した柱１の上部に高架橋の橋脚梁２を構築し、ジャッキ４により橋脚梁２を持ち上げて所定の高さに支持する。
次に、図３（ａ）に示すように、この持ち上げた橋脚梁２を所定の角度回転させ、その後、図３（ｂ）に示すように、橋脚梁２とともに回転した柱１を、杭３の中空部３１との空隙にコンクリート５を充填することにより杭３に固定する。
【００１４】
この場合、リフトアップの際には、橋脚梁２の下部２１と杭頭部分３２にそれぞれジャッキ反力をとるようにする。
そして、もり換えを行うことができるように、１本の杭あたり少なくとも３台（荷重に応じて、通常、３台乃至４台又はそれ以上の台数）のジャッキ４を組み合わせるとともに、複数の架台６を用いてジャッキストロークのもり換えを行いながら、所定の高さまで持ち上げる。
そして、橋脚梁２を所定の角度回転させる手段としては、特に限定されるものではないが、適宜の高さ位置の架台６と架台６の間に、ガイドレールを有する円環状の２枚の支持板（図示省略）を配設し、支持板同士をガイドレールに沿って相対的に回転させることにより、柱１を中心軸として、橋脚梁２及び柱１を所定の角度回転させるようにする。
【００１５】
柱１と杭３との固定が完了した後は、図４（ａ）に示すように、ジャッキ４と架台６を撤去し、図４（ｂ）に示すように、隣接する柱１の橋脚梁２上に上部桁７を架設する。
この場合、上部桁７の付帯構造としては、高欄、防音壁、軌道等（図示省略）を構築することができる。
【００１６】
かくして、本実施例の高架橋橋脚の構築方法は、略柱１の長さを有する中空の杭３を地盤中に構築して、該杭３の中空部３１に柱１を挿入するとともに、該挿入した柱１の上部に高架橋の橋脚梁２を構築し、ジャッキ４により橋脚梁２を持ち上げて所定の高さに支持した後、橋脚梁２及び柱１を所定の角度回転させ、橋脚梁２と共に回転した柱１を杭３に固定することから、橋脚梁２や橋脚梁２と柱１との接合部等を地表付近で構築して、従来の橋脚梁２用の鉄筋及び型枠の設置や、コンクリート打設、吊りによる揚重作業や高所作業を不要とするとともに、橋脚梁２を所定の高さに持ち上げてから回転させることから、地上での橋脚梁２の構築を施工用地幅に適した角度で行っておき、最終的に、橋脚梁２を必要な角度に設置し直すことができ、これにより、橋脚梁２構築に必要な道路等の占拠幅を最小限にとどめて、長期間に亘る交通遮断等の問題を解消又は著しく軽減軽減することができる。
そして、杭頭部分３２にジャッキ反力をとることにより、十分な支持力が確実に得られるとともに、地盤面に反力をとる場合と比較し、地表面の沈下や地盤の移動などの周辺への影響を小さくすることができる。
また、１本の杭あたり少なくとも３台のジャッキ４を用いることにより、作業の安定性が得られるとともに、ジャッキ４のもり換えを容易にすることができる。
【００１７】
ところで、上記実施例においては、ジャッキ４により橋脚梁２及び柱１を持ち上げて所定の高さに支持した後、持ち上げた橋脚梁２及び柱１を所定の角度回転させるようにしたが、このほか、周辺の状況等に応じて、橋脚梁２及び柱１を所定の角度回転させた後、ジャッキ４により橋脚梁２及び柱１を持ち上げて所定の高さに支持するようにしたり、ジャッキ４により橋脚梁２及び柱１を途中まで持ち上げ、持ち上げた橋脚梁２及び柱１を所定の角度回転させた後、さらに、橋脚梁２及び柱１を持ち上げて所定の高さに支持するようにすることにより、橋脚梁２及び柱１の回転を作業のし易い比較的低い位置で行うようにすることもできる。
【００１８】
以上、本発明の高架橋橋脚の構築方法について、その実施例を説明したが、本発明の高架橋橋脚の構築方法は、上記実施例の記載に限定されるものではなく、例えば、柱を介して橋脚梁を持ち上げるなど、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することが可能である。
また、図示による高架橋の形状、杭・柱・橋脚梁等の材料や種類及び橋脚梁の持ち上げ方法等はその一例であり、本発明の趣旨はこれらに限定されるものではない。
【００１９】
【発明の効果】
本発明の高架橋橋脚の構築方法によれば、少なくとも略柱の長さを有する断面円形の中空の杭を地盤中に構築して、該杭の中空部にプレキャスト部材からなる柱を挿入し、該挿入した柱の上部に高架橋の橋脚梁を構築した後、ジャッキにより橋脚梁及び柱を持ち上げるとともに、橋脚梁及び柱を、該柱の下端部が杭に挿入された状態で、柱を中心に所定の角度回転させて、所定の位置に支持した後、前記柱と杭の中空部との空隙にコンクリートを充填することにより柱を杭に固定するようにしているので、橋脚梁や橋脚梁と柱との接合部等を地表付近で構築して、従来の橋脚梁用の鉄筋及び型枠の設置や、コンクリート打設、吊りによる揚重作業や高所作業を不要とするとともに、地上での橋脚梁の構築を施工用地幅に適した角度で行っておき、最終的に、橋脚梁を必要な角度に設置し直すことができ、これにより、橋脚梁構築に必要な道路等の占拠幅を最小限にとどめて、長期間に亘る交通遮断等の問題を解消又は著しく軽減軽減することができるため、既存の道路に沿って高架橋を構築する場合や狭小な場所に高架橋を構築する場合等でも、用地の買収等を行うことなく高架橋を構築することができる。
【００２０】
この場合、杭頭部分にジャッキ反力をとることにより、十分な支持力が確実に得られるとともに、地盤面に反力をとる場合と比較し、地表面の沈下や地盤の移動などの周辺への影響を小さくすることができる。
【００２１】
また、１本の杭あたり少なくとも３台のジャッキを用いることにより、作業の安定性が得られるとともに、ジャッキのもり換えを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の高架橋橋脚の構築方法の一実施例を示し、（ａ）は鋼管杭の施工を示す工程図、（ｂ）は鋼管杭への柱の挿入を示す工程図である。
【図２】同実施例の高架橋橋脚の構築方法を示し、（ａ）は柱への橋脚梁の構築を示す工程図、（ｂ）は橋脚梁と柱の持ち上げを示す工程図である。
【図３】同実施例の高架橋橋脚の構築方法を示し、（ａ）は橋脚梁の回転を示す工程図、（ｂ）は柱と鋼管杭の固定を示す工程図である。
【図４】同実施例の高架橋橋脚の構築方法を示し、（ａ）は架台とジャッキを撤去した状態を示す工程図、（ｂ）は上部桁を架設した状態を示す工程図である。
【符号の説明】
１柱
２橋脚梁
２１下部
３杭
３１中空部
３２杭頭部分
４ジャッキ
５コンクリート
６架台
７上部桁[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for constructing a viaduct pier, and in particular, constructs a pier beam in a column near the ground surface, and lifts and rotates the pier beam to a predetermined height, so that lifting work and height work are unnecessary. In addition, the present invention relates to a method for constructing a viaduct pier capable of minimizing the occupation width of roads and the like necessary for pier construction.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, construction of on-site viaduct bridge piers such as reinforced concrete structures is based on the position and angle at the time of completion, assembling the gantry, rebar, formwork, etc., placing concrete, hardening, pier beams, upper girders, etc. The method of installing is implemented.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional method for constructing a viaduct pier, special attention is required in terms of safety associated with installation of reinforcing bars and formwork for pier beams, concrete placement, lifting work by lifting and work at high places. At the same time, since the bridge piers widely occupy the land, a wide construction width is required, and when it is constructed on an existing road, there is a problem that the traffic must be blocked for a long period of time.
[0004]
In view of the problems of the above-mentioned conventional viaduct pier construction method, the present invention eliminates the need for lifting work and height work and minimizes the occupation width of roads and the like necessary for pier beam construction. An object of the present invention is to provide a method for constructing an elevated viaduct.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a method for constructing a viaduct pier according to the present invention is a method for constructing a viaduct pier in which an upper girder is supported by a column, and a hollow pile having a circular section having at least a substantially column length is provided in the ground. After constructing and inserting a pillar made of a precast member into the hollow portion of the pile and constructing a viaduct bridge on the upper part of the inserted pillar, the pier beam and the column are lifted by a jack, and the pier beam and the column are In a state where the lower end of the column is inserted into the pile, the column is rotated by a predetermined angle around the column and supported at a predetermined position, and then the concrete is filled into the gap between the column and the hollow portion of the pile. characterized in that to secure the posts to the pile by.
[0006]
This viaduct pier construction method is to construct a hollow pile with a circular cross section having at least a substantially column length in the ground, insert a column made of a precast member into the hollow portion of the pile, and After constructing the viaduct bridge on the upper part, lift the bridge pier and column with jacks and rotate the pier beam and column by a predetermined angle around the column with the lower end of the column inserted into the pile. Since the pillar is fixed to the pile by filling the gap between the pillar and the hollow portion of the pile with concrete after being supported at a predetermined position, the bridge pier or the joint between the pier beam and the pillar Etc. are constructed near the surface of the earth, making it unnecessary to install conventional reinforcing bars and formwork for bridge piers, concrete placement, lifting work by lifting and work at high places, and construction of pier bridges on the ground. It is done at an angle suitable for the construction width, and finally The bridge piers can be re-installed at the required angle, thereby minimizing or remarkably reducing problems such as long-term traffic blockage by minimizing the occupation width of roads and the like necessary for pier construction. Can be reduced.
[0007]
In this case, a jack reaction force can be applied to the pile head portion.
[0008]
As a result, a sufficient support force can be obtained reliably, and the influence on the surroundings such as subsidence of the ground surface and movement of the ground can be reduced as compared with a case where a reaction force is applied to the ground surface.
[0009]
Moreover, at least three jacks can be used per pile.
[0010]
Thereby, the stability of the work can be obtained and the replacement of the jack can be facilitated.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a construction method of a viaduct pier according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
1 to 4 show an embodiment of a method for constructing a viaduct pier according to the present invention.
This viaduct pier construction method is, for example, to construct a viaduct pier in which a pier 2 is supported by a column 1 and, as shown in FIG. 1 (a), first, a hollow steel pipe having a substantially column length. Build piles in the ground.
In this case, depending on the properties of the ground, the steel pipe pile 3 has a uniform diameter and material over the entire length, as shown in the present embodiment, and different diameters at the upper and lower parts (particularly, However, in this embodiment, the head-expanding type rotary penetrating steel pipe pile is used.) The material can also be used.
[0013]
Thereafter, as shown in FIG. 1B, a column (CFT column) 1 made of a precast member is inserted into the hollow portion 31 of the pile 3.
Then, as shown in FIGS. 2A to 2B, a viaduct bridge 2 is constructed above the inserted column 1, and the bridge 2 is lifted by a jack 4 and supported at a predetermined height.
Next, as shown in FIG. 3 (a), this lifted pier 2 is rotated by a predetermined angle, and then, as shown in FIG. It fixes to the pile 3 by filling the space with the hollow part 31 of the concrete 5.
[0014]
In this case, jacking reaction force is applied to the lower portion 21 and the pile head portion 32 of the bridge pier 2 at the time of lift-up.
In addition, at least three jacks (generally three to four or more depending on the load) are combined with each other, and a plurality of mounts 6 can be combined so that replacement can be performed. Lift up to a predetermined height while changing the jack stroke.
The means for rotating the pier 2 by a predetermined angle is not particularly limited, but two annular supports having guide rails between the gantry 6 and the gantry 6 at an appropriate height position. A plate (not shown) is provided, and the support plates are rotated relative to each other along the guide rail, whereby the bridge pier 2 and the column 1 are rotated by a predetermined angle with the column 1 as a central axis.
[0015]
After the fixation between the pillar 1 and the pile 3 is completed, the jack 4 and the gantry 6 are removed as shown in FIG. 4A, and the pier beam of the adjacent pillar 1 as shown in FIG. 4B. The upper girder 7 is installed on 2.
In this case, as an incidental structure of the upper girder 7, a rail, a soundproof wall, a track, etc. (not shown) can be constructed.
[0016]
Thus, in the construction method of the viaduct pier of this embodiment, the hollow pile 3 having the length of the column 1 is constructed in the ground, the column 1 is inserted into the hollow portion 31 of the pile 3, and the insertion The bridge pier 2 is constructed on the upper part of the pillar 1 and the pier 2 is lifted by the jack 4 and supported at a predetermined height, and then the pier 2 and the pillar 1 are rotated by a predetermined angle, together with the pier 2 Since the rotated column 1 is fixed to the pile 3, a bridge pier 2 or a joint between the pier beam 2 and the column 1 is constructed near the ground surface, and a conventional reinforcing bar and formwork for the pier 2 are installed. The construction of the pier beam 2 on the ground can be used as the construction ground width because it does not require concrete lifting, lifting work by hanging, or work at high places, and the pier beam 2 is lifted to a predetermined height and then rotated. It is possible to go at an appropriate angle, and finally to re-install the pier 2 at the required angle. Can, thereby, the occupying width of roads required for the piers beam 2 construct with minimal, it is possible to eliminate or significantly reduce alleviate the problem of traffic blocking etc. for a long period of time.
And, by taking jack reaction force on the pile head portion 32, sufficient support force can be surely obtained, and compared to the case where reaction force is applied to the ground surface, the ground surface sinks or the ground moves to the periphery. The influence of can be reduced.
Further, by using at least three jacks 4 per pile, work stability can be obtained and the jacks 4 can be easily replaced.
[0017]
In the above embodiment, the pier 2 and the column 1 are lifted by the jack 4 and supported at a predetermined height, and then the lifted pier 2 and the column 1 are rotated by a predetermined angle. Depending on the surrounding conditions, the pier 2 and the pillar 1 are rotated by a predetermined angle, and then the pier 2 and the pillar 1 are lifted by the jack 4 and supported at a predetermined height. The bridge pier 2 and the column 1 are lifted halfway, and the lifted pier 2 and the column 1 are rotated by a predetermined angle, and then the pier beam 2 and the column 1 are further lifted and supported at a predetermined height. Thus, the pier 2 and the column 1 can be rotated at a relatively low position where the work is easy.
[0018]
As mentioned above, although the Example was described about the construction method of the viaduct pier of this invention, the construction method of the viaduct pier of this invention is not limited to description of the said Example, For example, it is a pier via a pillar. It is possible to make appropriate changes within a range that does not depart from the gist, such as lifting a beam.
Further, the shape of the viaduct shown in the figure, materials and types of piles, columns, bridge piers, and the like, and a method for lifting the pier bridges are examples thereof, and the gist of the present invention is not limited thereto.
[0019]
【The invention's effect】
According to the construction method of the viaduct pier of the present invention, a hollow pile having a circular cross section having at least a substantially column length is built in the ground, and a column made of a precast member is inserted into the hollow portion of the pile, After constructing the viaduct bridge on the top of the inserted column, lift the pier beam and the column with a jack , and insert the pier beam and column with the lower end of the column inserted into the pile. Since the pillar is fixed to the pile by filling the space between the pillar and the hollow portion of the pile after the angle is rotated and supported at a predetermined position, the pier beam or the pier beam and the pillar are fixed. The construction of the joints with the ground near the ground surface eliminates the need for conventional reinforcement and formwork for bridge piers, concrete placement, lifting work by lifting, and work at high places. Build the beam at an angle suitable for the construction width. Finally, the bridge piers can be re-installed at the required angle, thereby minimizing the occupational width of roads etc. necessary for the construction of the piers and preventing problems such as long-term traffic blockage. Since it can be eliminated or remarkably reduced, it is possible to construct a viaduct without acquiring a site, etc., even when constructing a viaduct along an existing road or when constructing a viaduct in a narrow place. .
[0020]
In this case, by taking jack reaction force on the pile head part, sufficient support force can be surely obtained, and compared to the case where reaction force is applied to the ground surface, it can move to the surroundings such as subsidence of the ground surface and movement of the ground. The influence of can be reduced.
[0021]
In addition, by using at least three jacks per pile, work stability can be obtained and jack replacement can be facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an embodiment of a method for constructing a viaduct pier according to the present invention, wherein (a) is a process diagram showing construction of a steel pipe pile, and (b) is a process chart showing insertion of a column into the steel pipe pile.
FIGS. 2A and 2B show a method for constructing a viaduct pier according to the embodiment, wherein FIG. 2A is a process diagram showing construction of a pier beam to a column, and FIG. 2B is a process diagram showing lifting of the pier beam and the column;
3A and 3B show a method for constructing a viaduct pier according to the embodiment, where FIG. 3A is a process diagram showing rotation of the pier beam, and FIG. 3B is a process diagram showing fixation of a column and a steel pipe pile.
4A and 4B show a method for constructing a viaduct pier according to the embodiment, wherein FIG. 4A is a process diagram showing a state in which a gantry and a jack are removed, and FIG. 4B is a process diagram showing a state in which an upper girder is installed.
[Explanation of symbols]
1 pillar 2 bridge pier 21 lower 3 pile 31 hollow 32 pile head 4 jack 5 concrete 6 gantry 7 upper girder

Claims

柱により上部桁が支持される高架橋橋脚の構築方法において、少なくとも略柱の長さを有する断面円形の中空の杭を地盤中に構築して、該杭の中空部にプレキャスト部材からなる柱を挿入し、該挿入した柱の上部に高架橋の橋脚梁を構築した後、ジャッキにより橋脚梁及び柱を持ち上げるとともに、橋脚梁及び柱を、該柱の下端部が杭に挿入された状態で、柱を中心に所定の角度回転させて、所定の位置に支持した後、前記柱と杭の中空部との空隙にコンクリートを充填することにより柱を杭に固定することを特徴とする高架橋橋脚の構築方法。In the construction method of the viaduct pier where the upper girder is supported by the pillar, a hollow pile with a circular cross section having at least approximately the length of the pillar is constructed in the ground, and a pillar made of a precast member is inserted into the hollow portion of the pile Then, after constructing the viaduct bridge pier at the upper part of the inserted column, lift the pier beam and column with a jack, and insert the column with the pier beam and column inserted into the pile at the lower end of the column. A method for constructing a viaduct pier characterized in that the pillar is fixed to the pile by filling concrete into the gap between the pillar and the hollow portion of the pile after being rotated at a predetermined angle to be supported at a predetermined position. .

杭頭部分にジャッキ反力をとることを特徴とする請求項１記載の高架橋橋脚の構築方法。 2. The method for constructing a viaduct pier according to claim 1, wherein a jack reaction force is applied to the pile head portion.

１本の杭あたり少なくとも３台のジャッキを用いることを特徴とする請求項１又は２記載の高架橋橋脚の構築方法。 The construction method of a viaduct pier according to claim 1 or 2, wherein at least three jacks are used per pile.