JP3899000B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像板の透過光束を観察者の網膜に直接投影する眼球投射型画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
眼球投射型の画像表示装置として、図13に示す光学系を含むものが、例えば特開平2−136818号公報で提案されている。この画像表示装置の光学系30は、図示しないフレームによって観察者の眼前に保持されており、観察者の眼球31に向かって配置された複数の構成部分、すなわち点光源32、映像板である透過型液晶パネル33、接眼レンズ34を備えている。このような構成を備えた画像表示装置において、点光源32から出射された光は、液晶パネル33を透過する。液晶パネル33を透過した光によって形成される画像又は映像は、接眼レンズ34によって瞳孔35で結像され、水晶体36と硝子体37を介して網膜38に投影される。このように、この画像表示装置では点光源32が瞳孔35上で結像するように構成されているため、光束の指向性がよい。また、観察者31が近視であるか遠視であるかに拘わらず、液晶パネル33の画像を鮮明に観察できる。反面、観察者31が光学系30から僅かに眼を逸らしただけでも光束が虹彩によってけられ、映像を観察できなくなる。例えば、通常の大人の場合、暗い場所での瞳孔直径は約7mmであるから、瞳孔35が約±3.5mm以上動くと、画像を観察できない。また、明るい場所では瞳孔直径は約4mmとなるので、瞳孔35が約±2mm動くと、画像を観察できない。
【0003】
一方、面光源を液晶パネルに密着して配置する構成が提案されている。この構成では、観察者がその眼前に着脱する画像表示装置の場合、装置の小型化の要請から、面光源と液晶パネルとの距離を十分にとることができない。その結果、液晶パネルを透過した光が全方位に放射され、指向性の無い光束が瞳孔に導かれる。そのため、瞳孔に光束を投射する光学系の収差を補正しなければならず、光学系の構成が著しく複雑になる。また、観察者は自分自身の水晶体で映像を網膜に収束する必要がある。しかし、液晶パネルと瞳孔との距離は限られているので、特に視力の悪い人は眼鏡を装着する必要がある。さらに、観察者が外界を観察するために液晶パネルから視線をそらせても、液晶パネルを透過した光が観察者の瞳孔に入り、そのために外界の様子を良好に観察できない。
【0004】
そこで、これら問題を解消する方法として、多数の点光源を二次元(平面的に)配置した面光源を備えた画像表示装置が、特開平8−211325号公報で開示されている。しかし、この装置は、構成が複雑で、小型化できないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本願発明は、観察者が自分自身で見え方および見易さを調整できる画像表示装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の目的を達成するためになされたもので、観察者の眼球の網膜に映像板を透過した光を収束させて送り、当該網膜に映像を投影する画像表示装置であって、
光源と、
光源から出た光を散乱する散乱体と、
散乱体で散乱された光を透過する映像板と、
映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系を備えており、
映像板から見た散乱体の大きさを調整可能に制限するための機構を備えていることを特徴とする。
【0009】
本発明の他の形態の画像表示装置は、観察者の眼球の網膜に映像板を透過した光を収束させて送り、当該網膜に映像を投影する画像表示装置であって、
光源と、
光源から出た光を散乱する散乱体と、
散乱体で散乱された光を透過する映像板と、
映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系を備えており、
光軸と直交する軸を中心として散乱体を回転させる機構を備えていることを特徴とする。
【0011】
本発明の他の形態の画像表示装置は、映像板からみた大きさの変化に対応して光源の明るさが変化することを特徴とする。
【0013】
本発明の他の形態の画像表示装置は、光源から放射された光が観察者の瞳孔近傍で結像するように設計されていることを特徴とする。
【0014】
本発明の他の形態の画像表示装置は、散乱体が観察者の瞳孔と共役関係を保つように設計されていることを特徴とする。
【0015】
本発明の他の形態の画像表示装置は、散乱体で散乱した光が観察者の瞳孔近傍で結像するように設計されていることを特徴とする。
【0016】
本発明の他の形態の画像表示装置は、光源が紫外光或は青色光を発するダイオードであり、散乱体が光源からの光を白色に変換する蛍光物質を含むことを特徴とする。
【0017】
本発明の他の形態の画像表示装置は、光源が赤色、緑色、青色の光を発する光源の組み合わせであることを特徴とする。
【0018】
本発明の他の形態の画像表示装置は、光源と散乱体が一つのエレクトロルミネッセンスで形成されていることを特徴とする。
【0019】
本発明の他の形態の画像表示装置は、散乱体が水平方向の長さが垂直方向の長さに比べて大きい形を有することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の複数の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する複数の実施の形態を表示した複数の図面において同一又は対応する部材又は部分に同一の符号が付してある。また、発明の理解を容易にするために、以下の説明では適宜方向を表す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」及びそれらを含む用語)を用いるが、特許請求の範囲に記載の発明はそれらの用語の持つ意味によって限定的に解釈されるものでない。
【0021】
実施の形態1:
図1(a)、(b)に示すように、本発明に係る眼球投射型画像表示装置1は、人(画像観察者2)がその頭部に着脱自在に装着して画像(動画又は静止画)を観察するもので、観察者2の眼球に画像を投射する光学部3と、この光学部3を眼前に安定的に支持するために観察者2の頭部に保持されるフレーム4と、光学部3に映像信号を送信する映像信号送信部5から構成されており、映像信号送信部5はフレーム4に内蔵されている。しかし、フレーム4の構成、映像信号送信部5の配置などは単なる一例であって、本発明が図示する構成に限定されるものでない。
【0022】
本発明の最も特徴とする光学部3の構成が図2に示されている。図示するように、光学部3の筐体6(図1参照)には、観察者2の右側又は左側の眼球7に向かって、光源8、散乱体9、透過型映像板10、接眼レンズ11が組み込まれている。
【0023】
光源8には種々の発光装置を用いることができるが、本実施の形態では発光ダイオード(LED)が利用されている。発光ダイオードとしては、白色発光ダイオード、紫外光或は青色光を発するダイオードが使用できる。なお、光源8は、ある限られた領域から発光するものであればよい。
散乱体9は、この散乱体9に入射した光を散乱させる材料で構成されており、観察者2が画像表示装置1を装着した状態で体軸と平行な方向(垂直方向)の辺長さ、体軸と直交する方向(水平方向)の辺の長さが異なる長方形を有する。例えば、散乱体9は、透光性材料(例えば、透過ガラス又は透過プラスチック)に光を散乱させる微粒子(例えば金属粉)を混入させるか、透明材料からなる板の表面に凹凸を付けて作ることができる。表面の凹凸は、板を成形する金型の対応する面に凹凸を付けておくことにより、または成形又は加工された板の表面をブラスト処理して付けることができる。その他、散乱体9として、紙、すりガラス板を利用することもできる。また、光源8として紫外光或は青色光を発するダイオードを使用する場合、光源からの光を白色に変換する蛍光物質を散乱体9に含めるのが好ましい。
透過型映像板10は、透過型の液晶パネルが利用される。この液晶パネルは、フルカラー液晶パネル又はモノクロ液晶パネルによって構成されており、映像信号送信部5(図1参照)と電気的に接続され、該映像信号送信部5から出力される映像信号に基づいて画像を表示するようにしてある。
接眼レンズ11には、通常、球面又は非球面の凸レンズが用いられる。この接眼レンズ11は一つのレンズで構成することもできるが、複数のレンズを組み合わせて構成した組レンズであってもよい。
【0024】
以上の構成を供えた表示装置によれば、光源8から出射した光は散乱体9に投射される。散乱体9は点光源8から受けた光を散乱し、映像板10に投射する。一方、映像信号送信部5には、例えば図1に示すように、映像信号発信機22から映像信号受信機23を介して映像信号が送信される。そして、映像信号送信部5で受信した映像信号は映像板10に送信され、これにより映像板10の液晶パネル映像が表示される。この映像は、散乱体9から送られた光によって接眼レンズ11に投射され、観察者2の瞳孔12を通過し、水晶体13によって網膜14に投射される。
【0025】
このとき、図3(a)、(b)に示すように、映像板10の1点から見た散乱板9の見込み角θ1は、散乱体9と映像板10の間の距離に応じて変化する。また、この見込み角θ1は、光軸15と直交する方向に関する散乱体9の幅aと、光軸15と平行な方向に関する散乱体9と映像板10の距離dによって決めることができる。
【0026】
いま、図3(a)に示すように、光軸15と直交する方向に関する散乱体9の幅aが小さく、散乱体9と映像板10の距離dが大きいとき、映像板10の1点から見た散乱板9の見込み角θ1は小さい。また、映像板10の1点から見た散乱板9の見込み角θ1は、映像板10の1点を透過する光束の広がり角θ2に関係しており、見込み角θ1が小さい場合には、接眼レンズ11、瞳孔12、水晶体13を経て、網膜14に投影される映像板10の1点の像を構成する光束の広がり角θ2も小さい。したがって、この状態では、目のレンズすなわち水晶体13の屈折の影響を受け難い。結果、近視又は遠視などの観察者2であっても、自分自身で水晶体13を調整することなく、その映像を鮮明に観察できる。当然、普段眼鏡をかけている人は、眼鏡を装着しているか否かに拘わらず、映像を鮮明に観察できる。また、画像表示装置1を装着していない一方の眼で景色を見ながら、画像表示装置1を装着した他方の眼で映像を見たとき、これら景色と映像を無理無く重ねることができる。
【0027】
反面、このような構成では、映像板10の1点を透過する光束の広がり角θ1が小さいため、集光位置近傍に瞳孔12がないと映像の一部または全部が瞳孔12でさえぎられ、観察者2は全体の映像を見ることができない。そのため、接眼レンズ11と瞳孔12の位置を正確に調整する必要があり、観察者にとって見にくい画像表示装置になる。
【0028】
一方、図3(b)に示すように、散乱体9の幅aが大きく、散乱体9と映像板10の距離dが小さいとき、映像板10の1点から見た散乱板9の見込み角θ1が大きくなり、接眼レンズ11、瞳孔12、水晶体13を経て、網膜14に投影される映像板10の1点の像を構成する光束の広がり角θ2が大きくなる。そのため、接眼レンズ11で光束が収束されないことから、接眼レンズ11と瞳孔12の位置を正確に調整する必要がなく、観察者にとって見安い画像表示装置になる。
【0029】
反面、このような構成では、映像板10と接眼レンズ11の間隔、水晶体13と網膜14の間隔を正確に調整する必要がある。そのため、普段眼鏡をかけている人は、映像を鮮明に観察するために、眼鏡を装着するか、映像板10と接眼レンズ11の間隔を調整する必要がある。また、画像表示装置1を装着していない方の眼で景色を見ながら、画像表示装置1を装着した方の眼で映像を見たとき、これら景色と映像を重ねることができない。
【0030】
このような理由から、図2に示す実施の形態1に係る画像表示装置1の光学部3は、光源8と映像板10の間で散乱体9を移動する機構101を備えている。移動機構101の具体的な構成は種々考えられる。例えば、散乱体9をフレーム1010によって固定支持するとともに、このフレーム1010を光軸15と平行な方向に向けて移動できるように筐体6に支持する。このとき、筐体6がフレーム1010をガイドするガイド部材として機能するように構成してもよいし、筐体6にはガイド溝等のガイド部を形成するとともにフレーム1010にはガイド部によってガイドされる被ガイド部を形成し、これらガイド部と被ガイド部との協働によってフレーム1010が移動できるように構成してもよい。また、フレーム1010には光軸15の方向に伸びるラック(歯部)を形成するとともに筐体6には該ラックと係合する小歯車(ピニオン)を回転自在に設け、この歯車を観察者2が回転することによってフレーム1010と散乱体9を光軸方向に往復移動できるようにしてもよい。
【0031】
この移動機構101により、図3(a)と図3(b)の状態を任意に選択できるだけでなく、両者の中間状態を作り出すことができ、観察者は映像の見え方および見易さを自在に調節して映像を観察できる。
【0032】
なお、移動機構10を採用した画像表示装置1にあっても、光源8と映像板10の間隔は、瞳孔12と網膜14の間隔程度(例えば約15mm)以上が望ましい。また、本実施の形態では、透過型の散乱体9を採用しているが、この散乱体は反射型に代えることができる。映像板10についても同様で、本実施の形態では透過型の映像板を採用しているが、反射型の映像板に代えることができる。
【0033】
実施の形態2:
実施の形態1では、散乱体9が光源8と映像板10の間を連続的に移動する構成を採用したが、図4に示すように、光源8と映像板10との間の複数の位置に任意に散乱体9を位置決め可能な散乱体保持機構102を設けてもよい。この散乱体保持機構102は、例えば、2つの壁1020を光軸15について対称に配置するとともに、これら壁1020の対向面に光軸15を挟んで対称に複数の散乱体保持溝1021又は保持部を形成し、一方の壁1020に形成された保持溝1021とこれと対称位置にある他方の壁1020に形成された保持溝1021に対して光軸15と直交する方向から散乱板9を差し込んでその両端縁を両保持溝1021に保持させるよう、構成することができる。
【0034】
このように構成された実施の形態2の画像表示装置によれば、実施の形態1と同様に観察者が映像の見え方および見易さを自在に調節して映像を観察できる。また、実施の形態1よりも更に構造を簡単にできる。
【0035】
実施の形態3:
図5は、実施の形態3に係る画像表示装置1の光学部3の一部を示す。この光学部3において、散乱体9の映像板10側又は光源1側には、散乱板9の開口率を調整する機構103が配置されている。開口率調整機構103は、散乱体9の横方向開口率を調整する横方向調整部1031と、散乱体9の縦方向開口率を調整する縦方向調整部1032を備えている。横方向調整部1031は、光軸15を挟んでその左右に配置された一対の横方向可動板1033を有する。これら横方向可動板1033は、図示しないが、光学部3の筐体6又は筐体内に設けたガイド部によって左右に移動できるように支持されており、観察者2によってそれぞれの位置が自由に調整できるようにしてある。これに代えて、2つの横方向可動板1033を図示しない歯車機構又はラック・アンド・ピニオン機構によって連結し、一方の横方向可動板1033を横方向(左方向又は右方向)に移動すると、その動きに基づいて他方の横方向可動板1033が逆の横方向(右方向又は左方向)に移動するように、すなわち光軸15を挟んで左右対称に2つの横方向可動板1033が移動するように、構成してもよい。同様に、縦方向調整部1032は、光軸15を挟んでその上下に配置された一対の縦方向可動板1034を有する。これら縦方向可動板1034は、図示しないが、光学部3の筐体6又は筐体内に設けたガイド部によって上下に移動できるように支持されており、観察者2によってそれぞれの位置が自由に調整できるようにしてある。横方向可動板1033と同様に、2つの縦方向可動板1034を図示しない歯車機構又はラック・アンド・ピニオン機構によって連結し、一方の縦方向可動板1034を縦方向(上方向又は下下方向)に移動すると、その動きに基づいて他方の縦方向可動板1034が逆の縦方向(下方向又は上方向)に移動するように、すなわち光軸15を挟んで上下対称に2つの縦方向可動板1034が移動するように、構成してもよい。このように、横方向可動板1033と縦方向可動板1034はそれぞれ独自の機構によって移動することができるが、横方向可動板1033と縦方向可動板1034を歯車機構によって連結し、横方向可動板1033を接近(又は離間)する方向に移動すると、その動きに連動して縦方向可動板1034が接近(又は離間)する方向に移動するようにしてもよい。
【0036】
このような構成を採用した画像表示装置によれば、映像板10からみた散乱体9の開口(開口率)を調整できる。そして、散乱体9の開口を小さくすることにより、散乱体9と映像板10の距離を大きくした場合と同様の効果が得られ、また散乱体9の開口が大きくすることにより、散乱体9と映像板10の距離を小さくした場合と同様の効果が得られる。そのため、観察者は、横方向可動板1033、縦方向可動板1034の間隔を調整して、映像の見え方および見易さを自在に調整できる。
【0037】
実施の形態4:
図6は、実施の形態4に係る画像表示装置1の光学部3を示す。この光学部3において、散乱板9は、回転機構105によって、光軸15と直交する軸を中心として回転できるように支持されている。この回転機構105は、例えば光軸15と直交する方向に伸びる軸1051を一体的に備えている。また、軸1051は、筐体6に設けた軸受部(図示せず)によって支持されている。さらに、軸1051の一端は筐体6から突出し、その突出部に固定した歯車(図示せず)を観察者2が操作できるようにしてある。このような構成を採用した画像表示装置1によれば、軸1051を操作することにより散乱板9を回転することで、映像板10からみた散乱体9の大きさを変化できる。そのため、実施の形態1から3と同様に、観察者が映像の見え方および見易さを自在に調節できるという効果がある。
【0038】
実施の形態5:
図7は、実施の形態5に係る画像表示装置1の光学部3を示す。この光学部3では、散乱体9として、散乱度を調整可能な可変散乱板106が使用されている。また、可変散乱板106は、観察者2が操作可能な散乱度調整装置107に接続されている。可変散乱板106としては、現在市場に提供されている可変散乱板又は将来的に市場に提供されるであろう種々の可変散乱板が利用可能である。例えば、可変散乱板106として現在利用可能なものには、2枚の板ガラスの間に液晶シートを介在した調光ガラスがある。また、将来的に利用可能な可変散乱板としては、スマートゲル中に高濃度の顔料や光散乱粒子などの色材を分散させて作製されるスマート調光素子がある。
【0039】
このような構成を備えた画像表示装置1によれば、散乱度調整装置107から供給されるエネルギ又は信号に基づいて可変散乱体106の散乱度が調整される。そして、可変散乱体106の散乱度を小さくすると、ほぼ光源8の発光領域の大きさと光源8と映像板10の距離に応じて、網膜14に投影される映像板10の1点の像を構成する光束の広がり角θ2が決まる。一般的に発光ダイオード等の発光領域は小さいので、網膜14に投影される映像板10の1点の像を構成する光束の広がり角θ2が小さくなり、目のレンズすなわち水晶体13の屈折の影響を受けにくいため、近視又は遠視などの観察者2であっても、自分自身で水晶体13を調整することなく、その映像を鮮明に観察できる。当然、普段眼鏡をかけている人は、眼鏡を装着しているか否かに拘わらず、映像を鮮明に観察できる。また、画像表示装置1を装着していない方の眼で景色を見ながら、画像表示装置1を装着した方の眼で映像を見たとき、これら景色と映像を無理無く重ねることができる。
【0040】
一方、散乱度可変散乱体106の散乱度を大きくすると、散乱度可変散乱体106と映像板10との距離で、網膜14に投影される映像板10の1点の像を構成する光束の広がり角θ2が決まる。散乱度可変散乱体106と映像板10の距離が小さいとθ2が大きくなり、接眼レンズ11で光束が収束されず、接眼レンズ11と瞳孔12の位置を正確に調整する必要がない。しかし、映像板10と接眼レンズ11の間隔、水晶体13と網膜14の間隔を正確に調整する必要がある。そのため、普段眼鏡をかけている人は、映像を鮮明に観察するために、眼鏡を装着するか、映像板10と接眼レンズ11の間隔を調整する必要がある。また、画像表示装置1を装着していない方の眼で景色を見ながら、画像表示装置1を装着した方の眼で映像を見たとき、これら景色と映像を重ねることができない。
【0041】
従って、観察者は、散乱度調整装置107で、散乱度可変散乱体106の散乱度を調整することにより、映像の見え方および見易さを自由に調節できる。
【0042】
実施の形態6:
図8は、実施の形態6に係る画像表示装置1の光学部3を示す。この光学部3は、移動型散乱体を有する実施の形態2の画像表示装置を改良したもので、移動型散乱体9の位置を検出する位置検出器108と、この位置検出器108で検出された散乱体9の位置に応じて光源8の輝度を調整する輝度調整部109を備えている。このように構成された画像表示装置1によれば、散乱体9を移動すると、その移動位置に応じて輝度調整部109が光源8の輝度を調整し、瞳孔12を通過する光量がほぼ一定になるように制御する。したがって、映像の明るさを変えることなく、観察者が見え方および見易さを調節して映像を観測できる。
【0043】
なお、本実施の形態では、移動型散乱体を備えた実施の形態2の画像表示装置に輝度調整部を設けたが、実施の形態3のように開口率調整機構を備えた画像表示装置、実施の形態4のように散乱体の回転機構を備えた画像表示装置、実施の形態5のように散乱度の調整機構を備えた画像表示装置に輝度調整部を設け、開口率・散乱体の角度・散乱度に応じて光源の輝度を調整し、これにより瞳孔を通過する光量がほぼ一定になるように制御することもできる。
【0044】
実施の形態7:
図9は実施の形態7の画像表示装置1を示す。この画像表示装置1において、光源8と瞳孔12が共役関係に設定されている。このように構成された画像表示装置によれば、散乱板9の拡散度が小さい場合、映像板10に表示された映像が瞳孔12又はその近傍に光源8の発光領域の大きさを反映した領域に収束されてマクスウェル視状態になるので、近視又は遠視などの観察者2であっても、自分自身で水晶体13を調整することなく、その映像を鮮明に観察できる。当然、普段眼鏡をかけている人は、眼鏡を装着しているか否かに拘わらず、映像を鮮明に観察できる。また、画像表示装置1を装着していない方の眼で景色を見ながら、画像表示装置1を装着した方の眼で映像を見たとき、これら景色と映像を無理無く重ねることができる。
【0045】
実施の形態8:
図10は実施の形態8の画像表示装置1を示す。この画像表示装置1では、光源8の発光領域の形状が瞳孔12付近で結像されるように構成されている。そのため、散乱板9の拡散度が小さい場合、映像板10に表示された映像が瞳孔12又はその近傍に光源の像として収束されてマクスウェル視状態になるので、近視又は遠視などの観察者2であっても、自分自身で水晶体13を調整することなく、その映像を鮮明に観察できる。当然、普段眼鏡をかけている人は、眼鏡を装着しているか否かに拘わらず、映像を鮮明に観察できる。また、画像表示装置1を装着していない方の眼で景色を見ながら、画像表示装置1を装着した方の眼で映像を見たとき、これら景色と映像を無理無く重ねることができる。
【0046】
実施の形態9:
図11は実施の形態9の画像表示装置1を示す。この画像表示装置1では、散乱板9と瞳孔12が概略共役関係に設定されている。したがって、散乱板9の拡散度が大きい場合、光源8の位置、発光領域の大きさに依存せず、散乱板9の位置によって、映像板10に表示された映像が瞳孔12又はその近傍で散乱体9の大きさを反映した領域に収束されてマクスウェル視状態になるので、近視又は遠視などの観察者2であっても、自分自身で水晶体13を調整することなく、その映像を鮮明に観察できる。当然、普段眼鏡をかけている人は、眼鏡を装着しているか否かに拘わらず、映像を鮮明に観察できる。また、画像表示装置1を装着していない方の眼で景色を見ながら、画像表示装置1を装着した方の眼で映像を見たとき、これら景色と映像を無理無く重ねることができる。
【0047】
実施の形態10:
図12は実施の形態10の画像表示装置1を示す。この画像表示装置1は、散乱板9の像が瞳孔12付近で結像されるように構成されている。したがって、散乱板9の拡散度が大きい場合、映像板10に表示された映像が瞳孔12又はその近傍に散乱体9の像として収束されてマクスウェル視状態になるので、近視又は遠視などの観察者2であっても、自分自身で水晶体13を調整することなく、その映像を鮮明に観察できる。当然、普段眼鏡をかけている人は、眼鏡を装着しているか否かに拘わらず、映像を鮮明に観察できる。また、画像表示装置1を装着していない方の眼で景色を見ながら、画像表示装置1を装着した方の眼で映像を見たとき、これら景色と映像を無理無く重ねることができる。
【0048】
実施の形態11:
上述した実施の形態7から10に示した構成は、実施の形態1から6に示した画像形成装置に適用できる。
その他、上述した画像表示装置では光源として点光源を用いているが、光源は点光源に限るものでなく、管光源であってもよい。
また、光源が発する色(波長成分)は特に限定的ではないが、白色の光を発する光源(例えば、白色LED)を用いることが好ましい。
さらに、光源は単一の色(波長)を発する単一光源に限らず、赤、緑、青の色を発する複数の光源からなるものであってもよい。この場合、発光色を切り換えるタイミングに同期して液晶表示画像を切り換えることができる、所謂シーケンシャル型液晶パネルを利用することができる。
さらにまた、上述の複数の実施の形態では光源と散乱体を別々の部品で構成しているが、これらをエレクトロルミネッセンス(EL)で構成することにより、一部品で構成することができる。この場合、部品点数が減少し、画像表示装置の組立が容易になる。
そして、水平方向の長さが垂直方向の長さに比べて大きい形を有する散乱体を用いた画像表示装置によれば、観察者は、画像を観察している状態で僅かに視線を上下に動かすだけで、外界の景色だけを観察する状態に切り換えることができる。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、観察者の眼球の網膜に映像板の映像を投影する画像表示装置であって、観察者が装着するフレームに、光源と光源から出た光を散乱する散乱体と、散乱体で散乱された光を透過する映像板と、映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系が支持されており、散乱体が光源と映像板の間を移動できることを特徴とする画像表示装置によれば、観察者が見え方および見易さを観察者の好みに調節して映像を観察できる。
【0050】
同様に、観察者の眼球の網膜に映像板の映像を投影する画像表示装置であって、観察者が装着するフレームに、光源と光源から出た光を散乱する散乱体と、散乱体で散乱された光を透過する映像板と、映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系が支持されており、散乱体が光源と映像板の間の任意の位置に設置できる構造を備えていることを特徴とする画像表示装置によれば、観察者が見え方および見易さを観察者の好みに調節して映像を観察できる。
【0051】
同様に、観察者の眼球の網膜に映像板の映像を投影する画像表示装置であって、観察者が装着するフレームに、光源と光源から出た光を散乱する散乱体と、散乱体で散乱された光を透過する映像板と、映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系が支持されており、映像板から見た散乱体の大きさを制限するための機構を備えていることを特徴とする画像表示装置によれば、観察者が見え方および見易さを観察者の好みに調節して映像を観察できる。
【0052】
同様に、観察者の眼球の網膜に映像板の映像を投影する画像表示装置であって、観察者が装着するフレームに、光源と光源から出た光を散乱する散乱体と、散乱体で散乱された光を透過する映像板と、映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系が支持されており、光軸と直交する軸を中心として散乱体を回転させる機構を備えていることを特徴とする画像表示装置によれば、観察者が見え方および見易さを観察者の好みに調節して映像を観察できる。
【0053】
同様に、観察者の眼球の網膜に映像板の映像を投影する画像表示装置であって、観察者が装着するフレームに、光源と光源から出た光を散乱する散乱体と、散乱体で散乱された光を透過する映像板と、映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系が支持されており、散乱体が電気信号により散乱度が変わる材料であることを特徴とする画像表示装置によれば、観察者が見え方および見易さを観察者の好みに調節して映像を観察できる。
【0054】
散乱体の位置の変化、または映像板からみた大きさの変化、もしくは散乱度の変化に対応して光源の明るさが変化することを特徴とする画像表示装置によれば、映像の明るさを変えることなく観察者が見え方および見易さを調節して映像を観測できる。
【0055】
光源が観察者の瞳孔と共役関係を保つように設計されていることを特徴とする画像表示装置によれば、映像板に表示された映像が瞳孔又はその近傍に収束されるマクスウェル視に近い状態になるので、近視又は遠視などの観察者でもその映像を鮮明に観察できる。
【0056】
光源から放射された光が観察者の瞳孔近傍で結像するように設計されていることを特徴とする画像表示装置によれば、映像板に表示された映像が瞳孔又はその近傍に収束されるマクスウェル視に近い状態になるので、近視又は遠視などの観察者でもその映像を鮮明に観察できる。
【0057】
散乱体が観察者の瞳孔と共役関係を保つように設計されていることを特徴とする画像表示装置によれば、映像板に表示された映像が瞳孔又はその近傍に収束されるマクスウェル視に近い状態になるので、近視又は遠視などの観察者でもその映像を鮮明に観察できる。
【0058】
散乱体で散乱した光が観察者の瞳孔近傍で結像するように設計されていることを特徴とする画像表示装置によれば、映像板に表示された映像が瞳孔又はその近傍に収束されるマクスウェル視に近い状態になるので、近視又は遠視などの観察者でもその映像を鮮明に観察できる。
【0059】
光源が赤色、緑色、青色の光を発する光源の組み合わせである画像表示装置によれば、フィールドシーケンシャル型の液晶パネルを利用できる。
【0060】
光源と散乱体が一つのエレクトロルミネッセンスで形成されている画像表示装置によれば、光源と散乱体を一部品で構成できるので、部品点数が減少する。
【0061】
そして、水平方向の長さが垂直方向の長さに比べて大きい形を有する散乱体を用いた画像表示装置によれば、観察者は、画像を観察している状態で僅かに視線を上下に動かすだけで、外界の景色だけを観察する状態に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る画像表示装置〔図1(b)〕及び該画像表示装置の利用形態1〔図1(a)〕を示す斜視図。
【図2】 実施の形態1に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す斜視図。
【図3】 実施の形態1に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す図。
【図4】 実施の形態2に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す図。
【図5】 実施の形態3に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の散乱体およびスリットの構成を示す図。
【図6】 実施の形態4に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す斜視図。
【図7】 実施の形態5に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す斜視図。
【図8】 実施の形態6に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す斜視図
【図9】 実施の形態7に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す斜視図
【図10】 実施の形態8に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す図。
【図11】 実施の形態9に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す図。
【図12】 実施の形態10に係る画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す図。
【図13】 従来の画像表示装置に組み込まれた光学部の構成を示す図。
【符号の説明】
1:画像表示装置 2:観察者 3:光学部 4:フレーム 5:映像信号送信部 6:筐体 7:眼球 8:点光源 9:散乱体 10:映像板 11:接眼レンズ 12:瞳孔 14:網膜 15:光軸 101:移動機構 102:散乱体保持構造 103:開口率調整機構 105:回転機構 106:可変散乱板 107:散乱度調整装置 108:位置検出器 109:輝度調整部 a:散乱体の幅 d:散乱体と映像板の距離 θ1:映像板の1点から見た散乱体aの見込み角(全角) θ2:映像板の1点から放出され網膜に結像される光束の広がり角(全角) 30:光学系 31:眼球 32:点光源 33:透過型液晶パネル 34:接眼レンズ 35:瞳孔 36:水晶体 37:硝子体 38:網膜

Claims (10)

  1. 観察者の眼球の網膜に映像板を透過した光を収束させて送り、当該網膜に映像を投影する画像表示装置であって、
    光源と、
    光源から出た光を散乱する散乱体と、
    散乱体で散乱された光を透過する映像板と、
    映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系を備えており、
    映像板から見た散乱体の大きさを調整可能に制限するための機構を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 観察者の眼球の網膜に映像板を透過した光を収束させて送り、当該網膜に映像を投影する画像表示装置であって、
    光源と、
    光源から出た光を散乱する散乱体と、
    散乱体で散乱された光を透過する映像板と、
    映像板を透過した光を収束させて眼球に送るレンズとを含む光学系を備えており、
    光軸と直交する軸を中心として散乱体を回転させる機構を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  3. 映像板からみた大きさの変化に対応して光源の明るさが変化することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像表示装置。
  4. 光源から放射された光が観察者の瞳孔近傍で結像するように設計されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
  5. 散乱体が観察者の瞳孔と共役関係を保つように設計されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 散乱体で散乱した光が観察者の瞳孔近傍で結像するように設計されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
  7. 光源が紫外光或は青色光を発するダイオードであり、散乱体が光源からの光を白色に変換する蛍光物質を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像表示装置。
  8. 光源が赤色、緑色、青色の光を発する光源の組み合わせであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像表示装置。
  9. 光源と散乱体が一つのエレクトロルミネッセンスで形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像表示装置。
  10. 散乱体は、水平方向の長さが垂直方向の長さに比べて大きい形を有することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画像表示装置。
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