JP3897943B2

JP3897943B2 - Plastic pallet

Info

Publication number: JP3897943B2
Application number: JP30193899A
Authority: JP
Inventors: 国宏寺野; 徳昭原; 塩屋　　圭
Original assignee: Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
Current assignee: Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
Priority date: 1999-10-25
Filing date: 1999-10-25
Publication date: 2007-03-28
Anticipated expiration: 2019-10-25
Also published as: JP2001122262A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、荷物の保管、運搬の際に使用するフォークリフト用合成樹脂製パレットに係り、特に支柱部に接続する部分のデッキボードを補強した軽量で、堅牢な合成樹脂製パレットに関する。
【０００２】
【従来の技術】
荷物の保管、運搬用の合成樹脂製パレットは、耐腐食性、耐汚染性に優れており広く使用されているが、曲げ強度、耐衝撃強度に問題がある。合成樹脂製パレットは、上部デッキボードと下部デッキボードとをその両端部及び中間部に配設した中空構造の支柱部で連結し、支柱部と上下デッキボードで囲まれた空間部をフォークリフトのフォーク差込口としている。そして、１つの製造方法においては、予め支柱部の部分で上下の部品に分割成形し、これらの部品を突き合わせ溶着することによって一体に成型される。この突き合わせ溶着によるパレットは、デッキボードの下面に補強リブが設けられ、支柱部は上下面及び側面を閉じた中空構造とされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
パレットは、荷物を載置して保管する際に、パレットの両端部に台座をおいて支持する、いわゆるラック積みが行われる。このようなラック積みにおいて、載置した荷物によって荷重がかかると、両端部は支えられているが中央部が浮いた状体となっているために、パレット全体としては中央部が下がり弓状に変形する。また、チェーンコンベアによって移送される際にも、下部デッキボードに応力がかかるとデッキボードが変形するという問題がある。
【０００４】
特に、ハンドリフト（手動による小型のフォークリフト）やパレットトラックの使用を可能にするために、パレットの下面には大きな開口が設けられる。即ち、各支柱部を連結する部分の下部デッキボードを残し、前記下部デッキボードで囲まれた部分を切り欠いて比較的大きな開口とする。パレットの下面に大きな開孔を設けることは、パレット全体としての強度を低下させることになる。
【０００５】
また、このように下面に比較的大きな開口を設けたパレットでは、ハンドリフトの差し込みを容易にするために、下部デッキボードの高さはできるだけ低いことが望ましい。下部デッキボードの高さを低くすれば、ハンドリフトの差し込みが容易になり、ハンドリフトによる運搬作業を能率的に行うことができる。しかしながら、下部デッキボードの高さを単純に低くするだけでは、下部デッキボードの強度が低下し、ひいてはパレット全体の強度を低下させることになる。
【０００６】
合成樹脂製パレットでは、どのような構造にすれば曲げ強度を大きくすることができるとともに、軽量化を図ることができるかが課題である。この発明では、デッキボードの変形を少なくすることにより、パレット全体の強度を向上させることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するために次のような構成とした。即ち、この発明に係る合成樹脂製パレットは、上部デッキボードと下部デッキボードを中空構造の支柱部で連結し、前記支柱部と上下デッキボードで囲まれた空隙をフォーク差込口とし、下部デッキボードは各支柱部を連結するように梁状に設け、各下部デッキボードで囲まれた部分を大きな開口とし、前記上部デッキボードと下部デッキボードの下面には補強リブを設けてなるパレットであって、少なくとも下部デッキボードの下面に設けた補強リブのうちフォーク差込方向とほぼ直交する補強リブの支柱部に接続する部分を支柱部と支柱部の中間部分よりも肉厚に形成するとともに、肉厚を支柱部に向かって水平方向に徐々に厚くしたことを特徴とする。前記支柱部に接続する部分の肉厚は、支柱部に向かって補強リブの側面をテーパ面にして徐々に肉厚となるように形成してもよいし、支柱部に向かって補強リブの側面を段状にして徐々に肉厚となるように形成してもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明を図示する実施形態について詳細に説明する。図示するパレットは、四隅の支柱部とその中間に設けた支柱部を上部デッキボード及び下部デッキボードで連結してなる四方差しパレットである。パレット１は、四隅の支柱部３とその中間に設けた中間支柱部５及び中央部の中央支柱部７を、上部デッキボード９と下部デッキボード１０で連結してなり、上下デッキボード９、１０と支柱部３及び支柱部５で囲まれた空隙をフォーク差込口１１とした四方差しパレットである。
【０００９】
上記パレット１は、予め各支柱部の略中央部で水平方向に分割して上部デッキボードを有する上部品６と、下部デッキボードを有する下部品８とに成形され、その後、上部品６と下部品８とを支柱部において突き合わせ溶着することにより一体に成形される。上部デッキボード９の下面（内側面）と下部デッキボード１０の下面（外側面）には、それぞれ縦横に補強リブが設けられ、各支柱部は中空構造とされている。
【００１０】
下部品８は、図３に示すように、各支柱部を連結するように下部デッキボード１０を梁状に設け、各下部デッキボードで囲まれた部分を大きな開口１９としている。このように、開口１９を設けることによってハンドリフトの使用が可能になる。下部デッキボード１０は、ハンドリフトの差し込みを容易にするために、上面（内側面）をフォーク差し込み方向に向かってほぼ平滑な湾曲面とする。一方、下部デッキボード１０の下面（外側面）は前記湾曲面に対応する凹部２０となし、前記凹部２０内に補強リブ２１、２３を略格子状に設け、補強リブ２１はフォークの差し込み方向とは直交している。
【００１１】
前記補強リブ２１、２３の間隔は適宜決定することができるが、図示する実施形態では、図３においてフォークの縦方向の差込口側が、横方向の差込口側よりも間隔が狭く形成されている。そして、フォーク差込方向と直交する方向の補強リブ２１のうち、支柱部に接する部分２１Ａの肉厚を支柱部と支柱部との中間部分２１Ｂの肉厚よりも厚く形成してなる。ここで、補強リブの肉厚とは、パレットの高さ方向ではなく、水平方向における厚さである。
【００１２】
デッキボードの変形を防止するためには、補強リブ全体に肉厚を大きくすればよいが、パレット自体の重量が重くなるとともに、コストアップとなる。そこで、下部デッキボード１０の変形を効果的に防止するために、集中応力を受けやすいデッキボードと支柱部との連結部を補強するに当たり、フォーク差込方向と直交する方向の補強リブ２１のうち、支柱部に接する部分２１Ａの肉厚を支柱部と支柱部との中間部分２１Ｂの肉厚よりも厚く形成した。図示する実施形態では、補強リブ２１は、支柱部に向かって肉厚を徐々に厚く形成することによって、支柱部に接する部分２１Ａの肉厚を厚くしている（図５参照）。補強リブ２１の肉厚を支柱部に向かって徐々に厚くすることにより、成型時の樹脂をスムーズに流すことができる。
【００１３】
このように、補強リブ２１において、支柱部に接する部分２１Ａの肉厚を厚く形成することによって下部デッキボード１０の変形が防止されるとともに、支柱との直角を保つことによってパレット全体の変形も防止される。尚、支柱部に接する部分２１Ａの肉厚を厚く形成するには、実施形態のように支柱部に向かって補強リブの側面をテーパ面にして徐々に厚く形成してもよいが、補強リブの側面を段状にして徐々に厚く形成してもよい。
【００１４】
また、フォーク差込方向と直交する方向の補強リブ２１が、フォーク差込方向と同一方向の補強リブ２３によって３つ以上に区切られている場合には、中間部分における区切りよりも支柱部に接続する区切りの範囲全体を同じ厚肉としてもよい。また、徐々に肉厚にする場合も、全体を同じ肉厚にする場合も、補強リブ２３によって区切られた範囲に限定することなく、補強リブ２３を挟んで連続的に形成してもよい。
【００１５】
下部デッキボード１０の変形が防止されれば、それだけ下部デッキボードの高さを低くすることができるとともに、下部デッキボードを低くした分だけフォーク差込口の高さを大きくすることができる。従って、ハンドリフトの差込が容易になるという効果も得られる。
【００１６】
上記における下部デッキボード１０の構成は、上部デッキボード９にも適用することができる。図６は、上部デッキボード９の下面（内側面）の構造を示す。上部デッキボード９は、天板１３と前記天板１３の下面に縦横に設けた補強リブ１５、１７とからなり、補強リブ１５はフォークの差し込み方向とは直交している。前記補強リブ１５は、支柱部に接する部分１５Ａの肉厚を支柱部と支柱部との中間部分１５Ｂの肉厚よりも厚く形成してなる。補強リブ１５は、支柱部に向かって肉厚を徐々に厚く形成することによって、支柱部に接する部分１５Ａの肉厚を厚くしている。
【００１７】
支柱部に接する部分１５Ａの肉厚を厚く形成するには、下部デッキボードの構成と同様に、フォーク差込方向と同一方向の補強リブ１７によって３つ以上に区切られている場合は、中間部分における区切りよりも支柱部に接続する区切りの範囲全体を同じ厚肉としてもよい。また、徐々に肉厚にする場合も、全体を同一の肉厚にする場合も、補強リブ１７によって区切られた範囲に限定することなく、補強リブ１７を挟んで連続的に形成してもよい。
【００１８】
上記のように、上部デッキボードにおいても、支柱部に接する部分の補強リブの肉厚を中間部分よりも厚く形成した場合には、上部デッキボードの変形も小さく押さえられるから、下部デッキボードの変形防止と相まって、パレット全体としての変形が一層防止されることになる。
【００１９】
尚、上記実施形態では、四方差しパレットについて説明したが、二方差しパレットであってもよく、両面使用のパレットにも適用することができる。また、下部デッキボードを省略した、いわゆるスキッドパレットにも応用することができる。
【００２０】
【発明の効果】
この発明に係る合成樹脂製パレットは、デッキボードの補強リブにおいて、フォーク差込方向に直交する補強リブのうち、支柱部に接する部分の肉厚を支柱部と支柱部との中間部分の肉厚よりも厚く形成したから、デッキボードの撓みが少なく、曲げ強度の大きいパレットをえることができる。また、フォーク差込方向に直交する補強リブの全体を厚肉にするものではないから、それだけ軽量なパレットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】一部を切り欠いたパレットの半分の平面図である。
【図２】パレットの右半分の正面図である。
【図３】隅部を示す下部デッキボードの底面図である。
【図４】図３Ｘ−Ｘ線における断面図である。
【図５】補強リブの一部を示す説明用斜視図である。
【図６】隅部を示す上部デッキボードの下面図である。
【符号の説明】
１パレット
３四隅の支柱部
５中間支柱部
７中央支柱部
９上部デッキボード
１０下部デッキボード
１１フォーク差込口
１３天板
１５、１７補強リブ
１５Ａ支柱に接続する部分の補強リブ
１５Ｂ支柱部と支柱部の中間部分の補強リブ
１９開口
２０凹部
２１、２３補強リブ
２１Ａ支柱に接続する部分の補強リブ
２１Ｂ支柱部と支柱部の中間部分の補強リブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a synthetic resin pallet for forklifts used for storage and transportation of luggage, and more particularly to a lightweight and robust synthetic resin pallet in which a deck board connected to a support column is reinforced.
[0002]
[Prior art]
Synthetic resin pallets for storing and transporting luggage are widely used because they have excellent corrosion resistance and contamination resistance, but have problems in bending strength and impact strength. The synthetic resin pallet connects the upper deck board and lower deck board with support columns with a hollow structure arranged at both ends and the middle part, and the space surrounded by the support columns and the upper and lower deck boards is connected to the fork of the forklift. It is an insertion slot. In one manufacturing method, the upper and lower parts are divided and formed in advance at the column portion, and these parts are joined together by butt welding. The pallet by butt welding has a hollow structure in which reinforcing ribs are provided on the lower surface of the deck board and the upper and lower surfaces and side surfaces are closed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When pallets are loaded and stored, so-called rack stacking is performed in which pallets are placed on both ends of the pallet and supported. In such rack stacking, when a load is applied by the loaded luggage, both ends are supported but the central part is in a floating shape, so the center part of the pallet as a whole is lowered and bowed Deform. Also, when transported by a chain conveyor, there is a problem that the deck board is deformed when stress is applied to the lower deck board.
[0004]
In particular, a large opening is provided in the lower surface of the pallet in order to enable use of a hand lift (manual small forklift) or a pallet truck. That is, the lower deck board of the portion connecting the support columns is left, and the portion surrounded by the lower deck board is cut out to make a relatively large opening. Providing a large opening on the lower surface of the pallet reduces the strength of the pallet as a whole.
[0005]
Further, in such a pallet having a relatively large opening on the lower surface, it is desirable that the height of the lower deck board is as low as possible in order to facilitate insertion of the handlift. If the height of the lower deck board is lowered, it becomes easy to insert the handlift, and the carrying work by the handlift can be efficiently performed. However, simply lowering the height of the lower deck board decreases the strength of the lower deck board, which in turn decreases the strength of the entire pallet.
[0006]
The problem with synthetic resin pallets is how to increase the bending strength and reduce the weight of the pallet. An object of the present invention is to improve the strength of the entire pallet by reducing the deformation of the deck board.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is configured as follows. That is, in the synthetic resin pallet according to the present invention, the upper deck board and the lower deck board are connected by a hollow structure column part, and a gap surrounded by the column part and the upper and lower deck boards is used as a fork insertion port. The board is a pallet that is provided in a beam shape so as to connect each column part, and a part surrounded by each lower deck board has a large opening, and a reinforcing rib is provided on the lower surface of the upper deck board and the lower deck board. In addition, at least a portion of the reinforcing rib provided on the lower surface of the lower deck board that is connected to the column portion of the reinforcing rib that is substantially orthogonal to the fork insertion direction is made thicker than the intermediate portion of the column portion and the column portion, The thickness is gradually increased in the horizontal direction toward the support column. The thickness of the portion connected to the support column may be formed such that the side surface of the reinforcement rib gradually becomes thicker toward the support column, and the side surface of the reinforcement rib toward the support column. May be formed so as to gradually increase in thickness.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments illustrating the present invention will be described in detail below. The pallet shown in the figure is a four-way pallet formed by connecting a pillar portion at four corners and a pillar portion provided in the middle by an upper deck board and a lower deck board. The pallet 1 is formed by connecting an upper column board 9 and a lower deck board 10 to an upper column board 9 and a lower deck board 10, which are composed of four column support units 3, an intermediate column unit 5 provided in the middle, and a central column support unit 7. And a four-way pallet having a fork insertion port 11 defined by a space surrounded by the column portion 3 and the column portion 5.
[0009]
The pallet 1 is preliminarily divided in a horizontal direction at a substantially central portion of each support column and is formed into an upper part 6 having an upper deck board and a lower part 8 having a lower deck board. The parts 8 are integrally formed by butting and welding the parts 8 at the support columns. Reinforcing ribs are provided vertically and horizontally on the lower surface (inner surface) of the upper deck board 9 and the lower surface (outer surface) of the lower deck board 10, and each column portion has a hollow structure.
[0010]
As shown in FIG. 3, the lower part 8 is provided with a lower deck board 10 in a beam shape so as to connect the support columns, and a portion surrounded by each lower deck board is a large opening 19. Thus, the use of the hand lift becomes possible by providing the opening 19. The lower deck board 10 has an upper surface (inner side surface) as a substantially smooth curved surface toward the fork insertion direction in order to facilitate insertion of a hand lift. On the other hand, the lower surface (outer surface) of the lower deck board 10 is formed as a concave portion 20 corresponding to the curved surface, and reinforcing ribs 21 and 23 are provided in the concave portion 20 in a substantially lattice shape. Are orthogonal.
[0011]
Although the interval between the reinforcing ribs 21 and 23 can be determined as appropriate, in the illustrated embodiment, the vertical insertion port side of the fork is formed narrower than the horizontal insertion port side in FIG. ing. Of the reinforcing ribs 21 in the direction orthogonal to the fork insertion direction, the thickness of the portion 21A that contacts the support column is formed thicker than the thickness of the intermediate portion 21B between the support column and the support column. Here, the thickness of the reinforcing rib is not the height direction of the pallet but the thickness in the horizontal direction.
[0012]
In order to prevent the deformation of the deck board, it is sufficient to increase the thickness of the entire reinforcing rib, but this increases the weight of the pallet itself and increases the cost. Therefore, in order to effectively prevent the deformation of the lower deck board 10, the reinforcing rib 21 in the direction orthogonal to the fork insertion direction is used to reinforce the connecting portion between the deck board and the column part that are easily subjected to concentrated stress. The thickness of the portion 21A that is in contact with the support column is formed to be thicker than the thickness of the intermediate portion 21B between the support column and the support column. In the illustrated embodiment, the reinforcing rib 21 is formed so as to gradually increase in thickness toward the support column, thereby increasing the thickness of the portion 21A in contact with the support column (see FIG. 5). By gradually increasing the thickness of the reinforcing rib 21 toward the support column, the resin during molding can flow smoothly.
[0013]
As described above, in the reinforcing rib 21, the lower deck board 10 is prevented from being deformed by forming the thick portion 21A in contact with the strut portion, and the entire pallet is prevented from being deformed by maintaining a right angle with the strut. Is done. In order to increase the thickness of the portion 21A in contact with the column portion, the side surface of the reinforcing rib may be gradually formed with a tapered surface toward the column portion as in the embodiment. The side surface may be stepped and gradually thickened.
[0014]
Further, when the reinforcing ribs 21 in the direction orthogonal to the fork insertion direction are divided into three or more by the reinforcing ribs 23 in the same direction as the fork insertion direction, the reinforcement ribs 21 are connected to the support column rather than the division in the intermediate portion. It is good also considering the whole range of the division | segmentation to carry out as the same thick wall. In addition, when the thickness is gradually increased or when the entire thickness is the same, the thickness may be continuously formed with the reinforcing rib 23 interposed therebetween without being limited to the range delimited by the reinforcing rib 23.
[0015]
If the deformation of the lower deck board 10 is prevented, the height of the lower deck board can be lowered accordingly, and the height of the fork insertion port can be increased by the amount of lowering the lower deck board. Therefore, the effect that the insertion of the hand lift becomes easy is also obtained.
[0016]
The above-described configuration of the lower deck board 10 can also be applied to the upper deck board 9. FIG. 6 shows the structure of the lower surface (inner surface) of the upper deck board 9. The upper deck board 9 includes a top plate 13 and reinforcing ribs 15 and 17 provided vertically and horizontally on the lower surface of the top plate 13, and the reinforcing ribs 15 are orthogonal to the direction in which the fork is inserted. The reinforcing rib 15 is formed such that the thickness of the portion 15A in contact with the column portion is thicker than the thickness of the intermediate portion 15B between the column portion and the column portion. The reinforcing rib 15 is formed so as to gradually increase in thickness toward the support column, thereby increasing the thickness of the portion 15A in contact with the support column.
[0017]
In order to increase the thickness of the portion 15A in contact with the column portion, in the same way as the structure of the lower deck board, when the section is divided into three or more by the reinforcing ribs 17 in the same direction as the fork insertion direction, It is good also considering the whole range of the division | segmentation connected to a support | pillar part as the same thickness rather than the division | segmentation in. In addition, when the thickness is gradually increased or when the entire thickness is the same, the thickness may be continuously formed with the reinforcing rib 17 interposed therebetween without being limited to the range delimited by the reinforcing rib 17. .
[0018]
As described above, even in the upper deck board, if the thickness of the reinforcing rib in the part in contact with the support column is thicker than the middle part, the deformation of the upper deck board can be suppressed to a small extent. Combined with the prevention, the deformation of the entire pallet is further prevented.
[0019]
In the above-described embodiment, the four-way pallet has been described. However, a two-way pallet may be used, and the two-sided pallet can also be applied. It can also be applied to a so-called skid pallet in which the lower deck board is omitted.
[0020]
【The invention's effect】
The synthetic resin pallet according to the present invention is such that, in the reinforcing rib of the deck board, the thickness of the portion in contact with the column portion of the reinforcing rib perpendicular to the fork insertion direction is the thickness of the intermediate portion between the column portion and the column portion. Since it is formed thicker, a pallet with a large bending strength can be obtained with less bending of the deck board. In addition, since the entire reinforcing rib perpendicular to the fork insertion direction is not thickened, a lighter pallet can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a half of a pallet with a part cut away.
FIG. 2 is a front view of the right half of the pallet.
FIG. 3 is a bottom view of a lower deck board showing corners.
4 is a cross-sectional view taken along line X-X in FIG. 3;
FIG. 5 is an explanatory perspective view showing a part of a reinforcing rib.
FIG. 6 is a bottom view of the upper deck board showing the corners.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pallet 3 Four-column support | pillar part 5 Middle support | pillar part 7 Central support | pillar part 9 Upper deck board 10 Lower deck board 11 Fork insertion port 13 Top plate 15, 17 Reinforcement rib 15A Reinforcement rib 15B of the part connected to a support | pillar Reinforcing rib 19 in the middle part of the part Opening 20 Recesses 21, 23 Reinforcing rib 21A Reinforcing rib 21B in the part connected to the strut Reinforcing rib in the middle part of the strut part and the strut part

Claims

上部デッキボードと下部デッキボードを中空構造の支柱部で連結し、前記支柱部と上下デッキボードで囲まれた空隙をフォーク差込口とし、下部デッキボードは各支柱部を連結するように梁状に設け、各下部デッキボードで囲まれた部分を大きな開口とし、前記上部デッキボードと下部デッキボードの下面には補強リブを設けてなるパレットであって、少なくとも下部デッキボードの下面に設けた補強リブのうちフォーク差込方向とほぼ直交する補強リブの支柱部に接続する部分を支柱部と支柱部の中間部分よりも肉厚に形成するとともに、肉厚を支柱部に向かって水平方向に徐々に厚くしたことを特徴とする合成樹脂製パレット。The upper deck board and the lower deck board are connected by a support column with a hollow structure, and the gap surrounded by the support column and the upper and lower deck boards is used as a fork insertion port, and the lower deck board has a beam shape so as to connect each support column The pallet is a pallet in which a portion surrounded by each lower deck board is formed as a large opening, and a reinforcing rib is provided on the lower surface of the upper deck board and the lower deck board, and at least a reinforcement provided on the lower surface of the lower deck board The portion of the rib that is connected to the column portion of the reinforcing rib that is substantially orthogonal to the fork insertion direction is made thicker than the intermediate portion between the column portion and the column portion, and the thickness is gradually increased in the horizontal direction toward the column portion. Synthetic resin pallet characterized by thickening.

前記支柱部に接続する部分の肉厚は、支柱部に向かって補強リブの側面をテーパ面にして徐々に肉厚となるように形成することを特徴とする請求項１記載の合成樹脂製パレット。 2. The synthetic resin pallet according to claim 1, wherein the thickness of the portion connected to the support portion is formed so as to gradually become thicker with the side surfaces of the reinforcing ribs tapered toward the support portion. .

前記支柱部に接続する部分の肉厚は、支柱部に向かって補強リブの側面を段状にして徐々に肉厚となるように形成することを特徴とする請求項１記載の合成樹脂製パレット。 The synthetic resin pallet according to claim 1, wherein the thickness of the portion connected to the support column is formed such that the side surface of the reinforcing rib is stepped toward the support column and gradually increases in thickness. .