JP3892936B2 - 自着性シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として結束用等として好適な自着性シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々の部材の結束や固定用(以下、単に「結束用」と記す)等として、柔軟なフィルム基材の両面に粘着剤層を設けてなる粘着シートもしくは粘着テープ(以下、単に「粘着シート」と記す)が、その接合簡便性を生かして、広く使用されている。このような結束用粘着シートには、粘着剤層同士の接着性(以下、「自着性」と記す)に優れていると共に、高温環境下もしくは低温環境下でも容易に剥離しないという性能が要求されている。
【0003】
上記結束用粘着シートの一例として、特開昭58−149269号公報では、「支持体とこれに設けられた自着性ポリマー層からなる野菜、電子部品、建築資材などの各種物品を結束固定するための自着性テープにおいて、上記の自着性ポリマー層が、ネオプレンゴム20〜80重量%とブチル系ゴム80〜20重量%とからなる混合物の存在下で(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリロニトリルおよびスチレン系不飽和単量体のなかから選ばれた少なくとも一種を前記混合物100重量部に対して10〜100重量部の割合でラジカル重合反応させて得られる変性ゴムを含むものであることを特徴とする結束固定用の自着性テープ」が提案されている。
【0004】
又、他の例として、特開昭61−138684号公報では、「テープ基材の一方の面に、例えば、スチレン−イソプレン−スチレン型ブロック共重合体及び天然ゴムを含有したエラストマー100重量部に対し、ファクチス20〜40重量部及び粘着付与樹脂30重量部以下を含有してなる自着性粘着剤層を設けるとともに、他方の面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル酸エステル共重合体又は塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性樹脂系膜形成剤から成る非粘着性層を設けたことを特徴とする結束用粘着テープ」が提案されている。
【0005】
しかし、上記提案に見られるような従来の自着性シートは、高温に曝されると自着性ポリマー層もしくは自着性粘着剤層が凝集破壊して軟化し、結束対象の各種物品を汚染するという問題点がある。又、ジエン系ポリマーを含有する自着性ポリマーもしくは自着性粘着剤は、長期の耐候性に劣るという問題点もある。
【0006】
上記問題点に対応する一つの方法として、自着性ポリマーもしくは自着性粘着剤を架橋する方法が挙げられるが、この方法で作製された自着性シートは、フィルム基材の回復力(反発力)によって、端部から次第に剥離が発生するという問題点がある。又、別の方法として、自着性ポリマーもしくは自着性粘着剤のガラス転移温度を高くする方法が挙げられるが、この方法で作製された自着性シートは、冬季や寒冷地のような低温環境下で使用する場合、初期接着性に欠けるという問題点がある。
【0007】
上述の如く、低温環境下でも優れた初期接着性を有し、且つ、高温環境下でも容易に剥離しない自着性シートは実用化されていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題点を解決するため、優れた自着性を有すると共に、低温環境下でも優れた初期接着性を発揮し、高温環境下に長期間放置されても容易に剥離せず、耐久性に優れる自着性シートを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明(以下、「第1発明」と記す)による自着性シートは、下記(a)成分〜(e)成分を含有してなる光重合性組成物を、剥離性の表面を有するフィルム基材の剥離面に塗布し、光重合させて得られる自着性シートであって、該自着性シートの接着層の部分架橋ポリマーのゲル分率が5〜60重量%であり、ゾル分の重量平均分子量が50000〜700000であり、且つ、ガラス転移温度が−10℃〜+30℃であることを特徴とする。
(a)成分:アルキル基の炭素数が2〜18のアルキル(メタ)アクリレート
(b)成分:上記(a)成分と共重合可能な不飽和二重結合を有するビニル系モノマー
(c)成分:光重合開始剤
(d)成分:一分子中に2個以上の不飽和二重結合を有する多官能ビニル系化合物
(e)成分:ラジカル連鎖移動剤
【0010】
又、請求項2記載の発明(以下、「第2発明」と記す)による自着性シートは、上記第1発明による自着性シートにおいて、光重合性組成物が、(a)成分60〜100重量部、(b)成分0〜40重量部、(c)成分0.01〜5重量部、(d)成分0.01〜2重量部、(e)成分0.005〜2重量部、さらに、(f)成分として重量平均分子量が2000〜30000のエチレン−ブチレン系マクロマー1〜50重量部を含有してなることを特徴とする。
【0011】
さらに、請求項3記載の発明(以下、「第3発明」と記す)による自着性シートは、上記第1発明又は第2発明による自着性シートにおいて、(b)成分がN−ビニルピロリドンであることを特徴とする。
【0012】
第1発明による自着性シートに用いられる光重合性組成物に(a)成分として含有されるアルキル基の炭素数が2〜18、好ましくは4〜14、のアルキル(メタ)アクリレートとしては、特に限定されるものではないが、例えば、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(アミル)(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、イソミリスチル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)アクリレート等が挙げられ、好適に用いられる。尚、ここで言う「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート」もしくは「メタクリレート」を意味する。
【0013】
上記アルキル基の炭素数が2〜18のアルキル(メタ)アクリレートは、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良いが、得られる自着性シートの接着層の粘着性と凝集力のバランスを好適に保つためには、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以下となるアルキル(メタ)アクリレートを用いることが好ましい。
【0014】
光重合性組成物に(b)成分として含有される上記(a)成分と共重合可能な不飽和二重結合を有するビニル系モノマーとしては、特に限定されるものではないが、例えば、N−ビニルピロリドン、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、アクリロイルモルフォリン、ビニルピリジン、ポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート等が挙げられ、好適に用いられる。
【0015】
上記不飽和二重結合を有するビニル系モノマーは、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0016】
又、上記不飽和二重結合を有するビニル系モノマーは、例えば、アクリル酸、メタクリル酸等のような弱酸のカルボキシル基よりも弱酸性の官能基を有する化合物や2級のアンモニウム基よりも弱塩基性の官能基を有する化合物のような低極性もしくは中極性のモノマーであることが好ましい。
【0017】
上記不飽和二重結合を有するビニル系モノマーを(a)成分である前記アルキル(メタ)アクリレートと共重合させることにより、得られる自着性シートの接着層の耐熱性や自着速度(相互拡散速度)等を幅広く調整することが可能となる。
【0018】
光重合性組成物に(c)成分として含有される光重合開始剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、商品名「イルガキュアー184」(チバガイギー社製)、商品名「イルガキュアー651」(チバガイギー社製)、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(例えば、商品名「ダロキュアー2959」、メルク社製)、ハロゲン化ケトン等のケトン系光重合開始剤;α−ヒドロキシ−α,α’−ジメチルアセトフェノン(例えば、商品名「ダロキュアー1173」、メルク社製)、メトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等のアセトフェノン系光重合開始剤;ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾインエーテル系光重合開始剤;ベンジルジメチルケタール等のケタール系光重合開始剤;アシルホスフィノキシド、アシルホスフォナート等の燐含有光重合開始剤等が挙げられ、好適に用いられる。
【0019】
上記光重合開始剤は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0020】
光重合性組成物に(d)成分として含有される一分子中に2個以上の不飽和二重結合を有する多官能ビニル系化合物(以下、単に「多官能ビニル系化合物」と記す)としては、特に限定されるものではないが、例えば、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート等が挙げられ、好適に用いられる。
【0021】
上記多官能ビニル系化合物は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0022】
上記多官能ビニル系化合物は、架橋剤としての機能を有し、得られる自着性シートの接着層の耐熱性を向上させる。但し、過剰な架橋は自着性シートの自着性を阻害するので、架橋度が適正な範囲となるような量で含有させることが好ましい。
【0023】
光重合性組成物に(e)成分として含有されるラジカル連鎖移動剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、分子中にラウリルメルカプタンのようなメルカプト基を有する化合物やジスルフィド基、ハロゲン基、フェノール基、共役二重結合基等を有する化合物あるいはアルファメチルスチレンダイマーのようなビニル基のラジカル成長反応において連鎖移動反応を生じさせる官能基を有する化合物等が挙げられ、好適に用いられる。
【0024】
上記ラジカル連鎖移動剤は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0025】
第1発明による自着性シートは、上述した(a)成分〜(e)成分を含有してなる光重合性組成物を、剥離性の表面を有するフィルム基材の剥離面に塗布し、光重合させて得られるが、該自着性シートの接着層の部分架橋ポリマーのゲル分率が5〜60重量%、好ましくは10〜40重量%、であり、ゾル分の重量平均分子量が50000〜700000であり、且つ、ガラス転移温度が−10℃〜+30℃であることが必要である。
【0026】
上記接着層の部分架橋ポリマーのゲル分率が5重量%未満であると、高温での凝集力が不十分となり、コールドフローを起こして、自着性シートの側面(サイド)がべたつき易くなることがあり、逆に60重量%を超えると、相互拡散して自着するまでの時間が長くなり、接着層同士を接着しても自着性シートの有する内部応力によって剥離が生じることがある。
【0027】
上記接着層の部分架橋ポリマーのゲル分率は、前述した(d)成分である多官能ビニル系化合物(架橋剤)の種類や量を適正に選択し、架橋度を適正な範囲とすることにより調整することが出来る。
【0028】
又、上記接着層のゾル分の重量平均分子量が50000未満であると、凝集力が乏しくなって自着性シートにべたつきが発生することがあり、逆に700000を超えると、相互拡散して自着するまでの時間が長くなり過ぎることがある。
【0029】
上記接着層のゾル分の重量平均分子量は、前述した(d)成分である多官能ビニル系化合物(架橋剤)と(e)成分であるラジカル連鎖移動剤の種類や量を適正に選択し、複合させることにより調整することが出来る。
【0030】
さらに、上記接着層のガラス転移温度が−10℃未満であると、凝集力が乏しくなって、自着性シートにべたつきが発生することがあり、逆に+30℃を超えると自着性が乏しくなることがある。
【0031】
第2発明による自着性シートは、上述した第1発明による自着性シートにおいて、光重合性組成物が、前述した(a)成分60〜100重量部、(b)成分0〜40重量部、(c)成分0.01〜5重量部、(d)成分0.01〜2重量部、(e)成分0.005〜2重量部、さらに(f)成分として後述する重量平均分子量が2000〜30000のエチレン−ブチレン系マクロマー1〜50重量部を含有してなることが必要である。
【0032】
上記(a)成分であるアルキル基の炭素数が2〜18のアルキル(メタ)アクリレートの含有量が60重量部未満であるか、もしくは、(b)成分である上記(a)成分と共重合可能な不飽和二重結合を有するビニル系モノマーの含有量が40重量部を超えると、得られる自着性シートの凝集力や耐熱性等と自着性や自着速度等とのバランスが不適正なものとなることがある。
【0033】
又、上記(c)成分である光重合開始剤の含有量が0.01重量部未満であると、光重合が十分に起こらないことがあり、逆に5重量部を超えると、光重合によって得られるポリマーの重量平均分子量が小さくなって、自着性シートの凝集力や耐熱性等が乏しくなることがある。
【0034】
さらに、上記(d)成分である一分子中に2個以上の不飽和二重結合を有する多官能ビニル系化合物(架橋剤)の含有量が0.01重量部未満であると、必要且つ十分な架橋が起こらないことがあり、逆に2重量部を超えると、架橋が過剰となり過ぎて、自着性シートの自着性が乏しくなることがある。
【0035】
さらに又、上記(e)成分であるラジカル連鎖移動剤の含有量が0.005重量部未満であるか、もしくは、2重量部を超えると、連鎖移動が不十分もしくは過剰となり、得られるポリマーの重量平均分子量を適正な範囲に調整するのが困難となることがある。
【0036】
第2発明による自着性シートに用いられる光重合性組成物には、上記(a)成分と(b)成分との合計量100重量部に対し、(f)成分として重量平均分子量が2000〜30000のエチレン−ブチレン系マクロマー1〜50重量部が含有される。
【0037】
上記エチレン−ブチレン系マクロマーとは、アニオン重合で合成された一方の末端に水酸基を有するエチレン−ブチレン系オリゴマーを主原料とし、その水酸基部分にアクリレート基を有する化合物がグラフトされたものである。
【0038】
上記エチレン−ブチレン系マクロマーの具体例としては、特に限定されるものではないが、例えば、商品名「KRATON LIQUID PolymerHPVM−1251」(Shell Chemical社製)、「KLP L−1203」(油化シェル社製)等が挙げられ、好適に用いられる。
【0039】
上記エチレン−ブチレン系マクロマーは、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0040】
光重合性組成物に上記エチレン−ブチレン系マクロマーを含有させることにより、ポリオレフィン、テフロン、シリコーン、凹凸の表面を有する無機部材等のいわゆる難接着性被着体に対する接着性が著しく向上した自着性シートを得ることが可能となる。
【0041】
上記エチレン−ブチレン系マクロマーの重量平均分子量が2000未満であると、光重合によって得られるポリマーの凝集力が乏しくなって、自着性シートにべたつきが発生することがあり、逆に30000を超えると、ポリマーが硬くなって、自着性シートの自着性が乏しくなることがある。
【0042】
又、前記(a)成分と(b)成分との合計量100重量部に対する上記エチレン−ブチレン系マクロマーの含有量が1重量部未満であると、難接着性被着体に対する自着性シートの接着性が十分に向上しないことがあり、逆に50重量部を超えると、光重合によって得られるポリマーが硬くなって、自着性シートの自着性が乏しくなることがある。
【0043】
第3発明による自着性シートは、上述した第1発明又は第2発明による自着性シートにおいて、(b)成分である(a)成分と共重合可能な不飽和二重結合を有するビニル系モノマーがN−ビニルピロリドンであることが必要である。
【0044】
(b)成分としてN−ビニルピロリドンを用いることにより、自着性、低温環境下における初期接着性、高温環境下における耐久性等に一段と優れる自着性シートを得ることが可能となる。
【0045】
第1発明〜第3発明による自着性シートに用いられる光重合性組成物には、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に応じて、必須成分である上述の(a)成分〜(e)成分(第1発明もしくは第3発明)又は(a)成分〜(f)成分(第2発明もしくは第3発明)以外に、粘着付与樹脂、増粘剤、チキソトロープ剤、増量剤、充填材等の各種添加剤の1種もしくは2種以上が含有されていても良い。
【0046】
上記粘着付与樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、ロジン樹脂、水添ロジン樹脂、ロジンエステル樹脂、水添ロジンエステル樹脂、不均化ロジン樹脂、不均化ロジンエステル樹脂、重合ロジン樹脂、重合ロジンエステル樹脂等のロジン系もしくは変性ロジン系樹脂;テルペン樹脂、水添テルペン樹脂等のテルペン系樹脂;テルペンフェノール樹脂、水添テルペンフェノール樹脂等のテルペンフェノール系樹脂;C5系(脂肪族系)石油樹脂、C9系(芳香族系)石油樹脂等の石油系樹脂;クマロンインデン樹脂、水添クマロンインデン樹脂等のクマロンインデン系樹脂等が挙げられ、好適に用いられるが、なかでも不飽和結合の少ない粘着付与樹脂がより好適に用いられる。
【0047】
上記粘着付与樹脂は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0048】
上記増粘剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム等が挙げられ、好適に用いられる。上記増粘剤は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0049】
上記チキソトロープ剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、コロイダルシリカ、ポリビニルピロリドン等が挙げられ、好適に用いられる。上記チキソトロープ剤は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0050】
上記増量剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、炭酸カルシウム、クレー、タルク、酸化チタン等が挙げられ、好適に用いられる。上記増量剤は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0051】
上記充填材としては、特に限定されるものではないが、例えば、ガラスバルーン、アルミナバルーン、セラミックバルーン等の無機中空体;ナイロンビーズ、アクリルビーズ、シリコーンビーズ、ポリエチレンビーズ等の有機球状体;塩化ビニリデンバルーン、アクリルバルーン等の有機中空体;ポリエステル、レーヨン、ナイロン等の単繊維等が挙げられ、好適に用いられる。
【0052】
上記充填材は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0053】
第1発明〜第3発明による自着性シートに用いられる光重合性組成物の作製方法は、特別なものではなく、万能ミキサー、プラネタリウムミキサー、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等の通常の混合装置を使用して、常温もしくは加温下で、必須成分である(a)成分〜(e)成分(第1発明もしくは第3発明)又は(a)成分〜(f)成分(第2発明もしくは第3発明)、及び、必要に応じて含有させる各種添加剤の1種もしくは2種以上からなる組成物を、均一に攪拌混合して、所望の光重合性組成物を得れば良い。
【0054】
第1発明〜第3発明による自着性シートは、予め作製された上記光重合性組成物を、剥離性の表面を有するフィルム基材の剥離面に塗布し、光照射することにより光重合反応を生起せしめ、光重合性組成物を光重合させることによって製造される。
【0055】
上記剥離性の表面を有するフィルム基材としては、特に限定されるものではないが、紙、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンフィルム、テフロンフィルム、ポリイミドフィルム等が挙げられ、好適に用いられる。
【0056】
フィルム基材の剥離面に対する光重合性組成物の塗布方法は、特別なものではなく、ロールコーター、コンマコーター、ナイフコーター、グラビアコーター、カーテンコーター、リップコーター、ダイコーター等の通常の塗布装置を使用して、一般的な溶液塗布方式で行えば良い。
【0057】
光重合性組成物の塗布厚みは、特に限定されるものではないが、ほぼそのまま自着性シートの製品厚みとなることを考慮すると、100〜5000μmであることが好ましい。
【0058】
又、上記自着性シートの製造時に、自着性シートに補強効果や厚みを付与するために、芯材が用いられても良い。
【0059】
上記芯材としては、特に限定されるものではないが、不織布、ガラスシート、ガラスマット、商品名「ソフ」(積水化工社製)等が挙げられ、好適に用いられる。上記芯材は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0060】
上記芯材を用いる場合、フィルム基材の剥離面に光重合性組成物を塗布し、その上に芯材を積層し、さらにその上に光重合性組成物を塗布した後、光照射を行って光重合性組成物を光重合させ、一挙に自着性シートを製造しても良いし、上記工程を分割して、段階的に自着性シートを製造しても良い。
【0061】
光重合性組成物を光重合させるための光照射に用いられるランプの種類としては、光波長400nm以下に発光分布を有するものが用いられ、特に限定されるものではないが、例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、ケミカルランプ、ブラックライトランプ、マイクロウェーブ励起水銀灯、メタルハライドランプ等が挙げられ、好適に用いられるが、なかでも光重合開始剤の活性波長領域の光を効率良く発光すると共に、得られるポリマーの粘弾性的性質を架橋により低下させるような短波長の光や光重合性組成物を加熱蒸発させるような長波長の光を多く発光しないケミカルランプがより好適に用いられる。
【0062】
上記光照射時の光照射強度は、得られるポリマーの重合度を左右する主因子であり、目的とする製品が具備すべき性能に応じて適宜設定されれば良いが、例えば、通常のアセトフェノン基を有する開裂型の光重合開始剤が用いられている場合、光重合開始剤の光分解に有効であって、且つ、他の組成成分による光吸収を伴わない波長領域(光重合開始剤の種類によって異なるが、通常365〜420nm)の光で照射強度が0.1〜100mW/cm2 であることが好ましい。
【0063】
本発明による自着性シートの製造で行われる上記光重合においては、空気中の酸素や光重合性組成物中の溶存酸素により光重合反応が阻害される恐れがあるので、酸素による反応阻害を防止し得るプロセス的手法で光照射を行うことが好ましい。
【0064】
上記酸素による反応阻害を防止し得るプロセス的手法としては、特に限定されるものではないが、例えば、光重合性組成物をPETフィルムやテフロンフィルム等の透明フィルムで覆って空気を遮断し、この透明フィルムを介して光重合性組成物に光照射して光重合を行わせる方法や、窒素ガス、炭酸ガス等の不活性ガスにより空気が置換され、且つ、光透過性の窓を有するイナートゾーン中で光重合を行わせる方法等が挙げられ、いずれも好適に採用される。
【0065】
上記方法のうち、イナートゾーンを使用する場合、光重合性組成物の重合を転化率99.7%以上となるまで十分に完結させるためには、イナートゾーン中の酸素濃度が5000ppm以下であることが好ましい。
【0066】
光重合性組成物を光重合させて得られるポリマーの重量平均分子量は、雰囲気中の酸素濃度の増加とともに低下する。従って、完全にイナートな雰囲気下で光重合を行った場合と同程度の重量平均分子量を有するポリマーを得るためには、イナートゾーン中の酸素濃度が1000ppm以下であることがより好ましい。
【0067】
又、光重合性組成物の表層部分は内層部分よりも酸素による反応阻害をより受け易いので、得られるポリマーの表層部分の凝集力を内層部分の凝集力と同程度にするためには、イナートゾーン中の酸素濃度が300ppm以下であることがさらに好ましい。
【0068】
【作用】
第1発明による自着性シートは、(a)成分〜(e)成分を含有してなる光重合性組成物を光重合させて得られ、且つ、その接着層の部分架橋ポリマーのゲル分率、ゾル分の重量平均分子量及びガラス転移温度がそれぞれ特定の範囲となるように設定されているので、自着性に優れると共に、低温環境下でも優れた初期接着性を発揮し、且つ、高温環境下に長期間放置されても容易に剥離せず、耐久性に優れる。
【0069】
又、第2発明による自着性シートは、上記第1発明による自着性シートにおいて、、光重合性組成物が、特定量の(a)成分〜(e)成分を含有し、さらに特定量の(f)成分を含有するので、より優れた自着性、低温環境下での初期接着性、高温環境下での耐久性等を発揮すると共に、難接着性被着体に対する接着性にも優れる。
【0070】
さらに、第3発明による自着性シートは、上記第1発明又は第2発明による自着性シートにおいて、(b)成分としてN−ビニルピロリドンを用いるので、一段と優れた自着性、低温環境下での初期接着性、高温環境下での耐久性等を発揮すると共に、難接着性被着体に対する接着性にも優れる。
【0071】
【発明の実施の形態】
本発明をさらに詳しく説明するため以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。尚、実施例中の「部」は「重量部」を意味し、「%」は、特に記載の無い限り、「重量%」を意味する。
【0072】
(実施例1)
【0073】
(1)光重合性組成物の調製
セパラブルフラスコ中に、(a)成分として2−エチルヘキシルアクリレート60部、(b)成分としてN−ビニルピロリドン40部、(c)成分として商品名「イルガキュアー184」(チバガイギー社製)0.1部、(d)成分としてヘキサンジオールジアクリレート0.05部及び(e)成分としてラウリルメルカプタン0.05部を投入し、均一に攪拌混合した後、窒素ガスを30分間パージして系内の溶存酸素を除去し、光重合性組成物を調製した。
【0074】
(2)自着性シートの作製
上記で得られた光重合性組成物を、10℃に維持されている冷却ステンレス板に密着させた剥離性の表面を有するポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(厚み38μm)基材の剥離面上に、塗布厚みが500μmとなるように塗布し、その塗布面上に、剥離性の表面を有するPETフィルム(厚み38μm)の剥離面を積層した。次いで、長さ600mm、40Wのケミカルランプを紫外線の光源として使用し、その照射面の光強度が2mW/cm2 となるようにケミカルランプの高さを設定して、積層されたPETフィルム面を介して5分間紫外線を照射し、光重合性組成物の光重合を行った後、PETフィルム基材を剥離して、非粘着性の表面を有する自着性シートを得た。尚、上記光強度は、波長365nmに最大感度を有する光強度測定機(型式「UVR−1」、東京光学機械社製)を用いて測定した光強度である。
【0075】
(3)評価
上記で得られた自着性シートの性能(▲1▼ゲル分率、▲2▼重量平均分子量、▲3▼ガラス転移温度、及び、▲4▼電線結束性)を以下の方法で評価した。その結果は表1に示すとおりであった。尚、評価は、特に記載の無い限り、23℃−65%RHの雰囲気下で行った。
【0076】
▲1▼ゲル分率
自着性シートから採取された試料100gを50ccのテトラヒドロフラン(THF)に溶解し、23℃−65%RHの雰囲気下で24時間放置した。次いで、得られた膨潤ゲル溶液を200メッシュのステンレス製膜で濾過した後、濾過残存物の乾燥重量を測定し、試料重量に対する比率を算出してゲル分率(%)を求めた。
【0077】
▲2▼重量平均分子量
上記ゲル分率の評価中に得られた溶出したゾル分を0.4μmのポアサイズを有するテフロンフィルターで濾過し、濾液を得た。次いで、得られた濾液のGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)測定を行い、標準ポリスチレンを用いて作成された溶出時間及び分子量検量線から計算された所謂ポリスチレン換算分子量として重量平均分子量を求めた。
【0078】
▲3▼ガラス転移温度
粘弾性スペクトロメータを用いて、10Hzの振動周波数でのtanδのピーク温度を求め、ガラス転移温度(℃)とした。
【0079】
▲4▼電線結束性
自着性シートによって10本の電線を結束し、自着性シート面同士の接着状態(初期自着性)を観察すると共に、接着直後及び接着3日後に強制剥離して、剥離状態を観察した。
【0080】
(実施例2)
光重合性組成物の調整において、その配合組成を(a)成分として2−エチルヘキシルアクリレート50部、(b)成分としてN−ビニルピロリドン30部、(c)成分として「イルガキュアー184」0.1部、(d)成分としてヘキサンジオールジアクリレート0.04部、(e)成分としてラウリルメルカプタン0.02部、(f)成分として商品名「KRATON LIQUID Polymer HPVM−1251」(Shell Chemical社製)10部及び粘着付与樹脂(商品名「アルコンP−120」、荒川化学工業社製)20部としたこと以外は実施例1と同様にして、自着性シートを得た。
【0081】
(比較例1)
光重合性組成物の調整において、(e)成分であるラウリルメルカプタンを含有させなかったこと以外は実施例1と同様にして、自着性シートを得た。
【0082】
実施例2及び比較例1で得られた2種類の自着性シートの性能を実施例1と同様にして評価した。その結果は表1に示すとおりであった。
【0083】
【表1】
Figure 0003892936
【0084】
表1に示されるように、本発明による実施例1又は実施例2の自着性シートは、優れた初期自着性を示すと共に、接着直後は再剥離が可能であるにもかかわらず、経時後(接着3日後)は優れた接着状態を発現する。
【0085】
これに対し、光重合性組成物中に(e)成分であるラジカル連鎖移動剤を含有しない比較例1の自着性シートは、部分架橋ポリマーのゲル分率及びゾル分の重量平均分子量が高過ぎるため、初期自着性が不十分であるのみならず、経時後(接着3日後)は自然剥離していた。
【0086】
【発明の効果】
以上述べたように、第1発明〜第3発明による自着性シートは、優れた自着性を有すると共に、低温環境下でも優れた初期接着性を発揮し、且つ、高温環境下に長期間放置されても容易に剥離せず、耐久性に優れるので、各種部材の結束用や固定用等として好適に用いられる。
【0087】
例えば、自動車のワイヤーハーネスの結束等に用いた場合、自着性シートがコールドフローすることによって、束ねたワイヤーハーネスの隙間を次第に埋めていくだけでなく、車両中の配線孔も埋めていくので、高いシール効果を発揮すると共に、ある程度埋めた後は、架橋による凝集力によりコールドフローを停止するので、長時間後に配線孔に隙間が生じることもない。
【0088】
又、第1発明〜第3発明による自着性シートを凹凸の表面を有する難接着性の無機建材等の表面に貼り付けた場合、自然に凹凸面に追従して接着していき、最終的には優れた接着性を発揮するので、接着剤やシーリング剤等としても好適に用いられる。

Claims (3)

  1. 下記(a)成分〜(e)成分を含有してなる光重合性組成物を、剥離性の表面を有するフィルム基材の剥離面に塗布し、光重合させて得られる自着性シートであって、該自着性シートの接着層の部分架橋ポリマーのゲル分率が5〜60重量%であり、ゾル分の重量平均分子量が50000〜700000であり、且つ、ガラス転移温度が−10℃〜+30℃であることを特徴とする自着性シート。
    (a)成分:アルキル基の炭素数が2〜18のアルキル(メタ)アクリレート
    (b)成分:上記(a)成分と共重合可能な不飽和二重結合を有するビニル系モノマー
    (c)成分:光重合開始剤
    (d)成分:一分子中に2個以上の不飽和二重結合を有する多官能ビニル系化合物
    (e)成分:ラジカル連鎖移動剤
  2. 光重合性組成物が、上記(a)成分60〜100重量部、(b)成分0〜40重量部、(c)成分0.01〜5重量部、(d)成分0.01〜2重量部、(e)成分0.005〜2重量部、さらに、(f)成分として重量平均分子量が2000〜30000のエチレン−ブチレン系マクロマー1〜50重量部を含有してなることを特徴とする請求項1記載の自着性シート。
  3. (b)成分がN−ビニルピロリドンであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自着性シート。
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