JP3892571B2

JP3892571B2 - Manufacturing method of rubber crawler

Info

Publication number: JP3892571B2
Application number: JP3668698A
Authority: JP
Inventors: 義彦小野
Original assignee: Bridgestone Corp
Current assignee: Bridgestone Corp
Priority date: 1998-02-02
Filing date: 1998-02-02
Publication date: 2007-03-14
Anticipated expiration: 2018-02-02
Also published as: JPH11216783A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴムク−ラ中に埋設する芯金をゴム中の所定の位置に配置するゴムク−ラの製法を提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】
芯金を埋設したゴムク−ラの製法にあっては、埋設される芯金をモ−ルドの所定の位置にセットしなくてはならないが、通常は芯金に形成された一対の角部が嵌り合う窪みを形成した下モ−ルドを備え、この窪み内に芯金の角部を嵌合して芯金を所定の位置にセットし、これに上モ−ルドを合わせて未加硫ゴムを充填して加硫成型するものである。
【０００３】
そして、通常はゴムク−ラの内周面に形成される突起と芯金の角部とは略同じ形状であるため、突起を形成する下モ−ルドの窪みは芯金の角部とはほぼ同じ形状となっており、このため芯金の角部をこれに嵌合するだけで芯金は正確な位置にセットされることになる。
【０００４】
しかるにゴムク−ラの内周面に形成される突起と芯金の角部の形状とが大きく異なっている場合には、下モ−ルドの窪み内に芯金の角部を挿入しても芯金の正確な位置決めはなされない。
そして芯金の位置決めが不正確なまま加硫成型がなされてゴムク−ラが成型された場合には、ゴムク−ラのバランスがくずれるために走行時に不測の振動が生じたり、スプロケット、アイドラ−、ロ−ラ等との係合に不具合を生じ脱輪の発生も多くなってしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかるモ−ルド内での芯金の位置決めを正確にする方法を提供するものであり、加硫中におけるゴムの流れにも芯金のセット位置がずれることのないゴムク−ラの製法を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の課題を解決するためになされたものであって、その要旨は、ゴムクロ−ラの内周面を画定するキャビテイを有する下モ−ルドと、ゴムクロ−ラの外周面を画定するキャビテイを有する上モ−ルドとを合致させ、キャビティ内部に芯金を配置し、これに未加硫ゴムを充填して加硫成型するゴムクロ−ラの製法において、下モ−ルドのキャビテイにゴムクロ−ラの突起を形成する一対の窪みを一定ピッチをもって連設し、更に当該一対の窪み間に芯金の中央部を挟む突条を形成し、芯金に形成された一対の角部を前記窪み内に納めると共に当該突条間に芯金の中央部を挟んで芯金を下モ−ルドにセットし、その後スチ−ルコ−ド及び未加硫ゴムをキャビテイ内に配置かつ充填し、未加硫ゴムを加硫成型するゴムクロ−ラの製法にかかるものである。
【０００７】
そして、好ましくは、一対の突条間に芯金の中央部を挟んだ際、突条の先端は芯金中央部の厚さの略半分程度に達するもので、更に突条の強度の面を考慮すると、これが立ち上がる下モ−ルドにおける基部の幅が５〜１５ｍｍであるのが好ましい。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明は以上の構成を備えたものであり、下モ−ルドに芯金が正確にセットされることとなり、これによって得られるゴムク−ラはその内部に埋設された芯金の位置決めが正確になり、所期のゴムク−ラを得ることができることとなるのである。
【０００９】
そして、これをゴムク−ラの側から考察すれば極めて耐久性の高いゴムク−ラを得ることとなるものである。即ち、ゴムク−ラにおける一対の突起間はスプロケットやアイドラ−の縁端部が接触しつつ転動することとなるが、芯金の突起間の中央部とゴムクロ−ラの内周面であるゴム部上を交互に転動し、このためゴム部間に集中して加わる歪みによって芯金の中央部とゴム部との接着界面に繰り返し歪みが集中し、ここに剥離を生じやすくなる。
【００１０】
しかるに、この下モ−ルドにおける一対の突条、即ち芯金をモ−ルド内の所定の位置にセットする一対の突条によって、芯金の中央部とゴム部との境界部に凹条が形成されることになる。従って、この凹条がスプロケット等の転動時の歪みを吸収しかつ分散するものであって、この部位の接着剥離の発生を極めて低減することとなるのである。
【００１１】
【実施例】
以下、本発明を図面をもって更に詳細に説明する。
図１は本発明に用いられる下モ−ルドの中央断面図であり、図２は下モ−ルドの窪み部における断面図である。そして図３は下モ−ルドのキャビティ平面図である。図中、符号１は下モ−ルドであり、この下モ−ルド１の中央のキャビティ２にはゴムクロ−ラの内周面より突出する突起を形成する一対の窪み３、３が備えられ、これが長手方向に一定ピッチをもって連続している。そして、この一対の窪み３、３間の前後に一対の突条４、４が窪み３、３とは逆側に突出して形成されたものである。
【００１２】
下モ−ルド１のキャビティ２内にセットされる芯金１０はその角部１２を前記窪み３、３内に入れると共に、芯金１０の中央部１３を一対の突条４、４間にこれを挟み込ませてセットすることになる。即ち、芯金１０は角部１２が下モ−ルド１のキャビティ２内に挿入され、中央部１３が一対の突条４、４にて挟まれてキャビティ２内の所定の位置にセットされる。尚、この芯金１０にあって、角部１２は芯金１０の幅方向に長尺の形状としたものであり、下モ−ルド１の窪み３の形状とは大きく異なっている例である。
そしてこの状態で上モ−ルドを合わせ、これによって構成されるキャビティ内にスチ−ルコ−ドを張設し、かつ未加硫ゴムを充填して加硫することとなる。
【００１３】
図４は本発明の製法にて得られたゴムクロ−ラの内周側平面図、図５は外周側平面図、図６は右側面図である。又、図７はＡ−Ａ線での断面図であり、図８はＢ−Ｂ線での断面図である。図中、符号２０はゴムクロ−ラであり、これは無端状のゴム弾性体２１を基体とし、芯金１０の翼部１１がここに埋設され、これらを外囲いしてスチ−ルコ−ド２２が共に埋設されている。そして芯金１０の角部１２に対してはその前後面１２₁ 、１２₂ にゴム弾性体２２と一体としたゴム部材２３がこれを覆ってゴムクロ−ラの駆動突起２４が形成されたものである。
【００１４】
そして、芯金１０の中央部１３はゴムクロ−ラの内周面と略同一平面とされ、前後端には溝２５が形成されるが、これは前記した下モ−ルド１に形成した一対の突条４、４にて形成されたものである。尚、溝２５にて挟まれたゴム部３０は芯金１０の中央部１３よりやや内周側に背丈を高くしておくのがよい。符号２６はゴムラグである。
【００１５】
本発明の製法によって得られるゴムクロ−ラ２０は以上の通りであって、ゴム中に埋設された芯金１０はゴムクロ−ラの所定の位置に配置されて埋設されるものであり、しかも芯金１０の中央部の縁端に下モ−ルド１の突条４にて形成される溝２５が構成されるものである。
【００１６】
一般に、ゴムクロ−ラにあって、スプロケットやアイドラ−はゴムクロ−ラの内周面より突出する一対の突部間を転動する形式のものが殆どであるが、これは埋設された芯金の中央部との衝突が繰り返されることとなるため、ここに騒音と振動が生ずることとなる。しかるに、本発明によって得られたゴムクロ−ラ２０はかかる衝突に基づく騒音と振動を低減するものとなる。即ち、芯金の中央部１３の幅方向縁部にそって溝部２５が形成されることから、スプロケットやアイドラ−は中央部１３から芯金１０の存在しないゴム部３０に移動する際、及びゴム部３０から芯金１０の中央部１３へ乗り上げる際に、特にゴム部３０に集中する歪みをこの溝２５にて吸収しかつ歪みを分散することとなり、スプロケットやアイドラ−の転動をスム−ズになし、かつゴム部３０への亀裂、両者の界面剥離を生ずることなく走行することができることとなったものである。
【００１７】
【発明の効果】
本発明のゴムクロ−ラの製法は以上の通りであって、芯金をゴムクロ−ラの所定位置に埋設可能としたものであって、更にこれにより得られるゴムクロ−ラは極めて特徴のあるものであり、その工業的価値は高い。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明に用いられる下モ−ルドの中央断面図である。
【図２】図２は下モ−ルドの窪み部における断面図である。
【図３】図３は下モ−ルドの平面図である。
【図４】図４は本発明の製法にて得られたゴムクロ−ラの内周側平面図である。
【図５】図５は図４のゴムクロ−ラの外周側平面図である。
【図６】図６は図５のゴムクロ−ラの右側面図である。
【図７】図７はＡ−Ａ線での断面図である。
【図８】図８はＢ−Ｂ線での断面図である。
【符号の説明】
１‥‥下モ−ルド、
２‥‥下モ−ルドのキャビティ、
３‥‥ゴムクロ−ラの突起を形成する窪み、
４‥‥窪み間に備えた突条、
１０‥‥芯金、
１１‥‥芯金の翼部、
１２‥‥芯金の角部、
１２₁ 、１２₂ ‥‥芯金の角部の前後面、
１３‥‥芯金の中央部、
２０‥‥ゴムクロ−ラ、
２１‥‥ゴム弾性体、
２２‥‥スチ−ルコ−ド、
２３‥‥芯金の角部の前後面を覆うゴム部材、
２４‥‥ゴムクロ−ラの駆動突起、
２５‥‥窪み間に備えた突条にて構成される溝、
２６‥‥ゴムラグ、
３０‥‥隣接する芯金間のゴムクロ−ラ中央部のゴム部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a method for producing a rubber cooler in which a metal core embedded in a rubber cooler is disposed at a predetermined position in the rubber.
[0002]
[Prior art]
In the manufacturing method of the rubber cooler in which the core metal is embedded, the core metal to be embedded must be set at a predetermined position of the mold. Usually, a pair of corner portions formed on the core metal are not provided. It has a lower mold with a recess that fits into it, the corner of the core is fitted into this recess, the core is set at a predetermined position, and the upper mold is aligned with this to unvulcanized rubber Is vulcanized and molded.
[0003]
In general, the protrusions formed on the inner peripheral surface of the rubber cooler and the corners of the cored bar have substantially the same shape. Therefore, the depressions in the lower mold forming the projections are substantially the same as the corners of the cored bar. Therefore, the core bar is set at an accurate position only by fitting the corner portion of the core bar to the same shape.
[0004]
However, if the protrusion formed on the inner peripheral surface of the rubber cooler and the shape of the corner of the core bar are significantly different, the core can be inserted even if the corner of the core bar is inserted into the recess of the lower mold. Gold is not accurately positioned.
And if the rubber cooler is molded by vulcanization molding with inaccurate positioning of the core bar, the balance of the rubber cooler is lost, causing unexpected vibration during traveling, sprockets, idlers, There is a problem in engagement with a roller or the like, and the occurrence of wheel removal increases.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a method for accurately positioning the cored bar in such a mold, and a method for producing a rubber cooler in which the set position of the cored bar is not shifted by the flow of rubber during vulcanization. Is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above problems, and the gist of the present invention is to define a lower mold having a cavity defining an inner peripheral surface of a rubber crawler and an outer peripheral surface of the rubber crawler. In the manufacturing method of a rubber crawler where the upper mold having cavities is matched, a metal core is placed inside the cavity, and this is filled with unvulcanized rubber and vulcanized, the rubber mold is placed in the cavity of the lower mold. -A pair of recesses that form protrusions of the rod are connected at a constant pitch, and a protrusion that sandwiches the central portion of the core metal between the pair of recesses is formed, and the pair of corners formed on the core metal is The cored bar is placed in the lower mold with the central part of the cored bar sandwiched between the ridges, and then the steel cord and unvulcanized rubber are placed and filled in the cavity. How to make a rubber crawler that vulcanizes and molds vulcanized rubber Is shall.
[0007]
Preferably, when the central portion of the core bar is sandwiched between the pair of protrusions, the tip of the protrusion reaches approximately half the thickness of the central portion of the core bar, and the surface of the strength of the protrusion is further increased. Considering this, it is preferable that the width of the base in the lower mold where this rises is 5 to 15 mm.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention has the above-described configuration, and the core metal is accurately set in the lower mold, and the rubber cooler obtained thereby accurately positions the core metal embedded therein. Thus, the desired rubber cooler can be obtained.
[0009]
If this is considered from the rubber cooler side, an extremely durable rubber cooler can be obtained. That is, the edge of the sprocket or idler rolls between the pair of protrusions in the rubber cooler, but the center portion between the protrusions of the core metal and the rubber that is the inner peripheral surface of the rubber track. Rolls alternately on the part, and therefore, strain is concentrated on the adhesive part between the central part of the metal core and the rubber part due to the strain applied concentrated between the rubber parts, and peeling easily occurs here.
[0010]
However, a pair of ridges in the lower mold, that is, a pair of ridges that set the cored bar at a predetermined position in the mold, the concave line is formed at the boundary between the central part of the cored bar and the rubber part. Will be formed. Therefore, this concave line absorbs and disperses the strain at the time of rolling of the sprocket or the like, and the occurrence of adhesion peeling at this part is extremely reduced.
[0011]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a central cross-sectional view of a lower mold used in the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view of a recessed portion of the lower mold. FIG. 3 is a cavity plan view of the lower mold. In the figure, reference numeral 1 denotes a lower mold, and a cavity 2 at the center of the lower mold 1 is provided with a pair of recesses 3 and 3 that form protrusions protruding from the inner peripheral surface of the rubber track. This is continuous with a constant pitch in the longitudinal direction. And a pair of protrusions 4 and 4 are formed in the front and rear between the pair of depressions 3 and 3 so as to protrude on the opposite side to the depressions 3 and 3.
[0012]
The metal core 10 set in the cavity 2 of the lower mold 1 has its corner 12 inserted into the recesses 3 and 3, and the central part 13 of the metal core 10 is interposed between the pair of protrusions 4 and 4. Will be set. That is, the metal core 10 has a corner portion 12 inserted into the cavity 2 of the lower mold 1, and a central portion 13 sandwiched between the pair of protrusions 4, 4 and set at a predetermined position in the cavity 2. . In this cored bar 10, the corners 12 are elongated in the width direction of the cored bar 10, which is an example that is greatly different from the shape of the recess 3 in the lower mold 1. .
In this state, the upper mold is matched, and a steel cord is stretched in the cavity constituted by this, and the unvulcanized rubber is filled and vulcanized.
[0013]
4 is a plan view of the inner periphery of the rubber crawler obtained by the manufacturing method of the present invention, FIG. 5 is a plan view of the outer periphery, and FIG. 6 is a right side view. 7 is a cross-sectional view taken along line AA, and FIG. 8 is a cross-sectional view taken along line BB. In the figure, reference numeral 20 denotes a rubber crawler, which has an endless rubber elastic body 21 as a base, and the wing portion 11 of the cored bar 10 is embedded therein, and surrounds them to a steel cord 22. Are buried together. A rubber member 23 integrated with a rubber elastic body 22 is formed on the front and rear surfaces 12 ₁ and 12 ₂ of the corner portion 12 of the core metal 10 to cover the rubber member 23 so that a driving protrusion 24 of a rubber crawler is formed. is there.
[0014]
The central portion 13 of the metal core 10 is substantially flush with the inner peripheral surface of the rubber crawler, and a groove 25 is formed at the front and rear ends. This is a pair of the lower mold 1 formed above. The ridges 4 and 4 are formed. The rubber part 30 sandwiched between the grooves 25 should preferably have a height that is slightly higher on the inner peripheral side than the central part 13 of the cored bar 10. Reference numeral 26 denotes a rubber lug.
[0015]
The rubber crawler 20 obtained by the manufacturing method of the present invention is as described above, and the cored bar 10 embedded in the rubber is disposed and embedded at a predetermined position of the rubber crawler. A groove 25 formed by the ridge 4 of the lower mold 1 is formed at the edge of the central portion of 10.
[0016]
Generally, in a rubber crawler, sprockets and idlers are mostly of a type that rolls between a pair of protrusions protruding from the inner peripheral surface of the rubber crawler. Since the collision with the central portion is repeated, noise and vibration are generated here. However, the rubber crawler 20 obtained by the present invention reduces noise and vibration due to such a collision. That is, since the groove 25 is formed along the edge in the width direction of the central portion 13 of the metal core, the sprocket or idler moves from the central portion 13 to the rubber portion 30 where the metal core 10 does not exist, and the rubber. When climbing from the portion 30 to the central portion 13 of the cored bar 10, particularly the strain concentrated on the rubber portion 30 is absorbed by the groove 25 and the strain is dispersed, thereby smoothing the rolling of the sprocket and idler. It is possible to travel without causing cracks in the rubber part 30 and interfacial peeling between the two.
[0017]
【The invention's effect】
The manufacturing method of the rubber crawler of the present invention is as described above, and the core bar can be embedded in a predetermined position of the rubber crawler. Further, the rubber crawler obtained thereby is very characteristic. Yes, its industrial value is high.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a central sectional view of a lower mold used in the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a depression in a lower mold.
FIG. 3 is a plan view of the lower mold.
FIG. 4 is a plan view of the inner peripheral side of a rubber crawler obtained by the manufacturing method of the present invention.
5 is a plan view of the outer peripheral side of the rubber track of FIG. 4. FIG.
6 is a right side view of the rubber crawler of FIG. 5. FIG.
FIG. 7 is a cross-sectional view taken along line AA.
FIG. 8 is a cross-sectional view taken along line BB.
[Explanation of symbols]
1 ... Lower mold,
2 ... Lower mold cavity,
3. A depression that forms the protrusion of the rubber track,
4 ... the ridges in the dent,
10 ... Core metal,
11 ... Wings of cored bar,
12 ... corner of the core,
12 ₁ , 12 ₂ ... Front and rear surfaces of the corners of the cored bar,
13 ... The central part of the core,
20 ... Rubber Crawler,
21 ... Rubber elastic body,
22 Steel code,
23... Rubber member covering the front and rear surfaces of the corners of the cored bar,
24 ... rubber roller drive protrusion,
25... Groove composed of protrusions provided between the recesses,
26 ... Rubber lugs,
30 ... Rubber part at the center of the rubber crawler between adjacent cores.

Claims

ゴムクローラの内周面を画定するキャビテイを有する下モールドと、ゴムクローラの外周面を画定するキャビテイを有する上モールドとを合致させ、キャビティ内部に芯金を配置し、これに未加硫ゴムを充填して加硫成型するゴムクローラの製法において、下モールドのキャビテイにゴムクローラの突起を形成する一対の窪みを一定ピッチをもって連設し、更に当該一対の窪み間に芯金の中央部を挟む突条を形成し、芯金に形成された一対の角部を前記窪み内に納めると共に当該突条間に芯金の中央部を挟んで芯金を下モールドにセットし、その後スチールコード及び未加硫ゴムをキャビテイ内に配置かつ充填し、未加硫ゴムを加硫成型することを特徴とするゴムクローラの製法。 A lower mold having a cavity that defines the inner peripheral surface of the rubber crawler and an upper mold having a cavity that defines the outer peripheral surface of the rubber crawler are matched with each other, and a cored bar is disposed inside the cavity, and unvulcanized rubber is placed on the mold. In a method of manufacturing a rubber crawler that is filled and vulcanized, a pair of depressions that form protrusions of the rubber crawler are connected to the cavity of the lower mold at a constant pitch, and the central portion of the core metal is sandwiched between the pair of depressions. A ridge is formed, a pair of corners formed on the core metal is placed in the recess, and the core metal is set in the lower mold with the central part of the core metal sandwiched between the ridges, and then the steel cord A method for producing a rubber crawler, comprising placing and filling vulcanized rubber in a cavity and vulcanizing and molding unvulcanized rubber.

突条間に芯金の中央部を挟んだ際、突条の先端は芯金中央部の厚さの半分に達する請求項第１項記載のゴムクローラの製法。When sandwiching the central portion of the core between the ribs, the tip of the protrusion is Gomuku b over la production method as in claim 1 wherein reaching the half of the thickness of the core central portion.

突条の下モールドにおける基部の幅が５〜１５ｍｍである請求項第１項記載のゴムクローラの製法。Gomuku b over la production method as in claim 1 wherein the width of the base portion in the lower mold ridges is 5 to 15 mm.