JP3885937B2 - 電子楽器の割当機能表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子楽器の操作子(タッチパネル上で操作を行える所定エリアも含む)に所定の機能を割り当て可能な割当機能表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子楽器に備えられた操作子には、任意の機能が割り当ててある。この割り当て可能な操作子や機能の数は年々多くなる方向にあり、近年では割り当て可能な操作子の数も5〜10、また操作子に割り当てられる機能も10〜20、或いはそれら以上となっている。
【0003】
この傾向は、今後も続くと予想され、そのため現在は何とか1画面上で全ての割り当て内容を表示できるようなレベルではあるが、近い将来は(LCD等の表示文字数が増えたとしても、コストパフォーマンスを考慮すると、そんなに大きな表示装置が安価な電子楽器に採用できるはずはなく)、一度に全ての操作子に割り当てられた内容を表示できなくなってしまう。
【0004】
この「同時にすべての割り当て内容を表示できない」という点に着目して、特開平5−19761号では、「操作子の操作に対応して該操作子に割り当てられている楽音パラメータを検索表示する」ことが開示されている。このような構成により、演奏操作子の動きに連動して、リアルタイムで複数パラメータを順次表示することができるようになる。従ってパラメータ設定ページを探してめくる必要がなくなるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上のような方法では、複数の割り当て可能な操作子が操作される度に、表示器の表示がパラメータ表示のためだけにとられてしまい、その他の演奏情報、例えば、自動伴奏・自動演奏の再生小節数、拍数(Bar Beat)や現行テンポスピード、プレーヤの押鍵状態を検出した結果のコードタイプ・コードルードなどが、常時表示しておくようなことができなくなってしまう。
【0006】
さらに複数の操作子にいろいろな機能を割り当てていくと「どの操作子にどの機能を割り当てていたのか」、また「どの操作子とどの操作子が関連する機能を割り当てたのか」が分からなくなることがある。
【0007】
特に以上のような操作子への機能割り当て情報は、電子オルガンなどで言うところのレジストレーションデータとして記憶させておくことが可能であり、しかもこのレジストレーションデータは、1台の電子オルガン当たり、おおよそ30〜50セット同時に記憶することができる。さらにこのようなレジストレーションデータは、フレキシブルディスクなどの持ち運び可能な外部記憶媒体に記憶させておくことが可能であるため、例えば先生などが作成したレジストレーションデータを生徒など他の人が使う場合も多々ある。
【0008】
このようになると、「どの操作子に何の機能が割り当てられているか」ということも大事だが、「この機能に関連した機能、すなわち1つの機能群にまとめられる機能は、他のどの操作子にどういった機能として割り当てられているか」が分かるようになる方が重要である。
【0009】
たとえば、割り当て可能な機能の中に自動伴奏系の制御に関する「1.スタート、2.ストップ、3.フィルイン、(更にはイントロスタートやエンディングスタートなどもある)」が、どの操作子に割り当てられているかは非常に密接な関係にあるため、独立して把握する(上記機能の1つ1つを各操作子のどれに関係するかを1つ1つ別個に把握する)よりも、それらを関連のある一群として一括して(又は相対的に)把握できるようにする必要がある。
【0010】
本発明は斯かる実情に鑑み、関連する機能のかたまりを1つの機能群として、割り当てられた複数の操作子及びそれらの機能の内容を表すものを一括表示し、操作子間の関係が一目で把握できる構成を有する電子楽器の割当機能表示装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明に係る電子楽器の割当機能表示装置の構成は、
複数の操作子と、
各操作子に割り当てられた任意の機能の内容を格納する記憶手段と、
上記記憶手段に格納された機能群を選択できる選択手段と、
上記機能内容を表示する表示手段と、
上記選択手段で関連のある機能群が選択された場合に、少なくともその選択された機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容を、上記表示手段に一括表示させる制御手段と
を有することを基本的特徴としている。
【0012】
上記構成によれば、選択手段で選択された機能群に関し、上記表示手段で、少なくとも該機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容が一括表示されることになる。このように割り当てられた複数の操作子及びそれらの機能の内容を表すものが一括表示されるため、関連する機能のかたまりを1つの機能群として、上記操作子間との関係が一目で把握できるようになる。
【0013】
請求項2の構成は、
複数の操作子と、
各操作子に割り当てられた任意の機能の内容を格納する記憶手段と、
上記記憶手段に格納された機能群を選択できる選択手段と、
上記機能内容を表示する表示手段と、
少なくとも上記選択手段で表示選択が可能な関連のある全ての機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容を、上記表示手段にマトリックス状に一括表示させる制御手段と
を有することを特徴としている。
【0014】
この構成では、上記表示手段における表示に関し、上記選択手段で表示選択が可能な関連のある全ての機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容が少なくともマトリックス状に一括表示されることになる。そのため、関連する機能群の全ての内容と、これらの機能が割り当てられた操作子間の関係が一目で把握できるようになる。
【0015】
請求項3の構成は、
複数の操作子と、
各操作子に割り当てられた任意の機能の内容を格納する記憶手段と、
上記記憶手段に格納された機能群を選択できる選択手段と、
上記機能内容を表示する表示手段と、
上記選択手段による選択で、表示選択が可能な関連のある全ての機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容をマトリックス状に一括表示する画面と、該機能群の中からさらに選択手段により選択された機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容の一括表示画面とを、上記表示手段に選択的に表示させる制御手段と
を有することを特徴としている。
【0016】
上記構成では、上記表示手段には、表示選択が可能な関連のある全ての機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容をマトリックス状に一括表示する画面と、該機能群の中から特定の機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容の一括表示画面とが、選択手段による選択によって、選択的に表示できるようになり、このような表示切り替えで、ユーザは、関連する機能群の全ての内容と、これらの機能が割り当てられた操作子間の関係が一目瞭然に把握できるし、またその機能群の中の一群を選択して部分的に表示させることで、よりその内容を掘り下げて把握できるようにもなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る割当機能表示装置を備えた電子オルガン100の構成を示す斜視図である。同図に示すように、該電子オルガン100は、外面上、上段側にLCDからなる後述するパネル表示手段4、その横に回転ダイヤル式のインクリメンタで構成される選択手段3、次の段に上鍵盤124、その下の段に下鍵盤126、その下面に垂下されたニーレバースイッチ14、その下のエクスプレッションペダル12の左右に設けられたフットスイッチ(FTSWL)12a及び(FTSWR)12b、一番下に足鍵盤128が備えられている。
【0018】
図2は、上記電子オルガン100の回路構成の概要を示す回路図である。同図に示すように、システムバス110に、回路全体を制御すると共に後述する割当表示機能の制御手段5を構成するCPU112、フラッシュメモリで構成され、上記CPU112で読み込まれて、本電子オルガン100の制御を行うプログラムを格納するROM114(その他後述するように各機能群とその機能群で各種設定などに使用される操作子1との関係が格納されている)、後述する機能群の割当内容を記憶しておくワークレジスタとしても使用されるRAM116がつなげられており、さらにキースキャン回路120を介して、上鍵盤124、下鍵盤126、足鍵盤128も接続されている。これらの鍵盤には別にアフタータッチ検出回路122が接続されていて、該システムバス110につなげられている。またシステムバス110につながっているアサインメモリ132があり、それによって各チャンネル毎に割り当てられたトーンジェネレータ134が接続されていて、上記CPU112の制御で複数同時発音が可能となっている。またこれらのチャンネルから出力された楽音データは、同じくCPU112で制御されるDSP136によってリバーブやその他の音響効果が付加され、デジタルアナログ変換回路138でアナログ信号に変換され、サウンドシステム140から楽音として出力される。
【0019】
ここでは、パネルスイッチ10(図面上示されたものはA、B、Cの3つだが、もちろんそれ以上あっても良い)、エクスプレッションペダル12の左右フットスイッチFTSWL12a及びFTSWR12b、ニーレバースイッチ14などで構成される操作子1が操作子スキャン手段16を介して上記システムバス110に、また回転ダイヤル式インクリメンタで構成される選択手段3とLCDで構成される表示手段4とが、上記システムバス110に接続されている。従って、上記システムバス110を介して各回路は、CPU112に制御されると共に、必要なデータのやりとりもなされる。
【0020】
さらに上記選択手段3及びLCDで構成される表示手段4も、上記システムバス110に接続されている。
【0021】
図3は、本発明の上記実施例である機能ブロック構成を示すブロック図である。本構成は、上記パネルスイッチ10・エクスプレッションペダル12の左右フットスイッチFTSWL12a及びFTSWR12b・ニーレバースイッチ14などの操作子1と、これらの操作子1に各割り当てられた任意の機能の内容を格納する上記ROM114及びRAM116で構成される記憶手段2と、該記憶手段2に格納された機能群(関連のある機能群;カテゴリ)を選択できる上記回転ダイヤル式インクリメンタで構成される選択手段3と、上記機能内容(関連のある機能群の場合も含む)と上記各操作子1との関連を表示する上記LCDで構成される表示手段4と、上記選択手段3による選択で、表示選択が可能な関連のある全ての機能群(カテゴリ)に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容をマトリックス状に一括表示する画面(後述の図4参照)と、該機能群の中からさらに選択手段3により選択された機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容の一括表示画面(後述の図5及び図6参照)とを、上記表示手段4によって選択的に表示させる上記CPU112で構成される制御手段5とを有している。
【0022】
上記構成では、上記ROM114から読み出され、RAM116上に展開される記憶手段2に、図面に示すように、各機能群(カテゴリ)と、その機能群で各種設定などに使用される操作子1との関係が記憶されている。
【0023】
すなわち、図3及び図4の中で、APO(AutoPlayOrchestra;自動伴奏機能)の機能群は、FTSWL12a(エクスプレッションペダル12の左側フットスイッチ)、FTSWR12b(同ペダル12の右側フットスイッチ)、KNEE L(ニーレバースイッチ14)に各対応しており、ここでは、夫々上記APOのスタートスイッチ、同ストップスイッチ、フィルインとして使用される。
【0024】
同様にREG(Regist)の機能群は、PNL A(パネルスイッチ10のA)、PNL B(パネルスイッチ10のB)、PNL C(パネルスイッチ10のC)に各対応しており、これらには、ユーザによる任意の機能群が登録できるようになっており、後述するように、PNL Aを押すことで次の番号のレジストレーションに切り替わり(バンクは変わらない)、PNL Bを押すことで前の番号のレジストレーションに切り替わり(バンクは変わらない)、PNL Cを押すことで所定のレジスト内容にジャンプすることになる。
【0025】
同様にHPCS(Hand Percussion)の機能群は、各鍵盤の選択された特定鍵の選択された特定鍵のオンオフで使用され、ここでは、UP KEY(上鍵盤124の特定鍵)、LW KEY(下鍵盤126の特定鍵)、PD KEY(足鍵盤128の特定鍵)に各対応しており、その表示された機能の上記各鍵を押鍵することで、特定種類のハンドパーカッション効果(アック主の打楽器音を鳴らすなど曲中のリズムに変化を付けるために使用される)が利用できるようになる。
【0026】
同様にGLD(Glide)の機能群は、各鍵盤の押鍵につき、アフタータッチ検出回路122で検出されたアフタータッチ(アナログ127段階)の検出値を所定の閾値によって0か1かで検出し、UK AFT(上鍵盤)、LK AFT(下鍵盤)、PK AFT(足鍵盤)の鍵盤の系列にグライド効果(音程を変化させ、ハワイアンギターのスライド演奏などのような演奏効果)をかけることになる。
【0027】
その他同図に示された「SEQ」は、シーケンサの機能群を示し、また「USP」は、アッパーソロプラスのことを意味し、演奏の中でソロ音色を効果的に促すことができる機能である。
【0028】
本構成では、電子オルガン100を起動した直後は、デフォルトの画面状態は、図4に示すような全機能群(カテゴリ)と割当操作子との関係をマトリックス状態で、上記表示手段4に一括表示できるようになっている。その状態から上記選択手段3を左右どちらかに回転させることで、制御手段5は、画面表示を変え、図5や図6のように、各機能群毎に、操作子とその機能群に包含される機能名との対応関係が、表示手段4に表わせるようになっている。
【0029】
それに基づいて、ユーザが上記各操作子1を操作することで、その操作状況を、操作子スキャン手段16が検出して、制御手段5に伝え、操作された操作子1に対応する機能を起動させることができるようになっている。
【0030】
図7は、本電子オルガン100のメインフローチャートを示している。同図に示すように、電源がONされると、最初に初期設定がなされる(ステップS101)。この際、ROM114にデフォルトで設定されている各機能群とその機能群で各種設定などに使用される操作子1との関係を示す内容がRAM116上に展開される。
【0031】
次に操作子スキャン手段16によりパネルスキャンが行われ(ステップS102)、そのスキャン結果に基づき、CPU112により、パネル情報が設定される(ステップS103)。上記スキャン中には、上記したパネルスイッチ10、エクスプレッションペダル12の左右フットスイッチFTSWL12a・FTSWR12b及びニーレバースイッチ14などのスキャンも行われる。またパネル情報の設定では、音色スイッチなどの操作にあわせてトーンジェネレータ134やDSP136へも必要に応じて設定がなされる。
【0032】
次にキースキャン回路120により、上鍵盤124、下鍵盤126及び足鍵盤128などのキースキャンがなされ(ステップS104)、そのスキャン結果に基づき、CPU112により、キー情報が設定される(ステップS105)。該キー情報の設定では、検出されたキーオンオフ操作にあわせてトーンジェネレータ134やDSP136へ設定がなされる。
【0033】
さらにCPU112により、RAM116上に格納された割当操作情報が検出され(ステップS106)、それに基づき各操作子1とそれに対応する機能が関連づけられ、割当操作処理が行われる(ステップS107)。この場合、各操作子1と対応する機能は、フラグ管理で行われるように設定される。
【0034】
そして割当内容が後述する図8に示すように表示手段4に表示される(ステップS108)。この表示状態は、上述した図4のような全機能群の割当状態をマトリックス状にして示したり、また図5や図6のような各割当機能群毎の詳細を示すことになる。
【0035】
それから本電子オルガン100の押鍵状態に応じた処理などが実行されるが、このフローチャートでは、上記APO機能群に関する操作子が操作されたものとして、そのフラグデータを基に自動伴奏処理が実行された状態で示されている(ステップS109)。その後、ステップS102にループし、以上の処理を繰り返す。
【0036】
図8は、上記図7のステップS108に示された割当内容表示処理の処理フローを示すフローチャートである。
【0037】
同図に示すように、表示モードがマトリックス表示モードか否かがチェックされる(ステップS201)。デフォルトでは図4のようなマトリックス表示に設定されており、後にユーザが上記選択手段3によって、詳細表示を要求した場合に表示手段4の画面表示が切り替わるようになっている。
【0038】
上記ステップS201で、表示モードがマトリックス状態であれば(ステップS201;Yes)、図4のように全操作子割当がマトリックス状に表示される(ステップS202)。反対に表示モードがマトリックス状態でなければ(ステップS201;No)、後述するステップS204に示す機能群の選択処理に移行する。
【0039】
上記全操作子割当がマトリックス状に表示された(ステップS202)後、ユーザによる選択手段3の回転操作が検出され、詳細表示が要求されているか否かがチェックされる(ステップS203)。詳細表示が要求されていない場合(ステップS203;No)は、該割当内容表示処理は終了し、図7のステップS109以降の処理に復帰する(もちろんループ処理も含む)。
【0040】
反対に詳細表示が要求されている場合(ステップS203;Yes)は、機能群の選択処理に移行する(ステップS204)。その後表示手段4に、図5や図6に示されるような詳細表示が選択された機能群に関する操作子名と詳細機能が表示される(ステップS205)。その後該割当内容表示処理は終了し、図7のステップS109以降の処理に復帰する(もちろんループ処理も含む)。
【0041】
以上詳述した本実施例に係る構成によれば、表示手段4に、表示選択が可能な関連のある全ての機能群に関係する操作子名(省略表示)及びそれら操作子に割り当てられている機能名(省略表示)をマトリックス状に一括表示する図4のマトリックス状表示画面と、該機能群の中からさらに特定の機能群に関係する操作子名及びそれら操作子に割り当てられている機能名を一括表示する図5や図6のような表示画面とが、選択手段3による選択によって、選択的に表示できるようになる。そのため、このような表示切り替えで、ユーザは、関連する機能群の全ての内容と、これらの機能が割り当てられた操作子1間の関係が一目瞭然に把握できるし、またその機能群の中の一群を選択して部分的に表示させることで、よりその機能の内容を掘り下げて把握できるようにもなる。
【0042】
尚、本発明の電子楽器の割当機能表示装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜請求項3記載の電子楽器の割当機能表示装置によれば、関連する機能のかたまりを1つの機能群として、割り当てられた複数の操作子及びそれらの機能の内容を表すものを一括表示し、操作子間の関係が一目で把握できるようになるという優れた効果を奏し得る。
【0044】
特に請求項2及び請求項3のように、表示選択が可能な関連のある全ての機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容をマトリックス状に一括表示することで、ユーザは、関連する機能群の全ての内容と、これらの機能が割り当てられた操作子間の関係が一目瞭然に把握できるようになる。
【0045】
また請求項3の構成のように、上記マトリックス状の表示と、上記機能群の中からさらに選択手段により選択された機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容の一括表示とが、選択的に表示切り替えできるようになることで、ユーザは、関連する機能群の全ての内容と、これらの機能が割り当てられた操作子間の関係が一目瞭然に把握できるし、またその機能群の中の一群を選択して部分的に表示させることで、よりその内容を掘り下げて把握できるようにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る割当機能表示装置を備えた電子オルガン100の構成を示す斜視図である。
【図2】上記電子オルガン100の回路構成の概要を示す回路図である。
【図3】本発明の上記実施例である機能ブロック構成を示すブロック図である。
【図4】全機能群と割当操作子との関係をマトリックス状に一括表示した画面状態説明図である。
【図5】上記機能群中Auto Play Orckestraが選択された場合の該機能と割当操作子との関係を示す一括表示画面の説明図である。
【図6】上記機能群中Registが選択された場合の該機能と割当操作子との関係を示す一括表示画面の説明図である。
【図7】本電子オルガン100のメインフローを示すフローチャートである。
【図8】上記図7のステップS108に示された割当内容表示処理の処理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 操作子
2 記憶手段
3 選択手段
4 表示手段
5 制御手段
10 パネルスイッチ
12 エクスプレッションペダル
12a 左側フットスイッチ
12b 右側フットスイッチ
14 ニーレバースイッチ
16 操作子スキャン手段
100 電子オルガン
110 システムバス
112 CPU
114 ROM
116 RAM
120 キースキャン回路
122 アフタータッチ検出回路
124 上鍵盤
126 下鍵盤
128 足鍵盤
132 アサインメモリ
134 トーンジェネレータ
136 DSP
138 デジタルアナログ変換回路
140 サウンドシステム

Claims (3)

  1. 複数の操作子と、
    各操作子に割り当てられた任意の機能の内容を格納する記憶手段と、
    上記記憶手段に格納された機能群を選択できる選択手段と、
    上記機能内容を表示する表示手段と、
    上記選択手段で関連のある機能群が選択された場合に、少なくともその選択された機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容を、上記表示手段に一括表示させる制御手段と
    を有することを特徴とする電子楽器の割当機能表示装置。
  2. 複数の操作子と、
    各操作子に割り当てられた任意の機能の内容を格納する記憶手段と、
    上記記憶手段に格納された機能群を選択できる選択手段と、
    上記機能内容を表示する表示手段と、
    少なくとも上記選択手段で表示選択が可能な関連のある全ての機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容を、上記表示手段にマトリックス状に一括表示させる制御手段と
    を有することを特徴とする電子楽器の割当機能表示装置。
  3. 複数の操作子と、
    各操作子に割り当てられた任意の機能の内容を格納する記憶手段と、
    上記記憶手段に格納された機能群を選択できる選択手段と、
    上記機能内容を表示する表示手段と、
    上記選択手段による選択で、表示選択が可能な関連のある全ての機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容をマトリックス状に一括表示する画面と、該機能群の中からさらに選択手段により選択された機能群に関係する操作子名称及びそれら操作子に割り当てられている関係機能内容の一括表示画面とを、上記表示手段に選択的に表示させる制御手段と
    を有することを特徴とする電子楽器の割当機能表示装置。
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