JP3884890B2 - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理装置及びその方法に関し、特に入力した画像データに対してカラー判定を行う画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿画像を読み取って記録媒体に出力する画像処理装置において、縮小レイアウトと呼ばれる機能が知られている。該機能によれば、読み取った複数枚の原稿画像をそれぞれ1/nサイズに縮小し、該原稿画像と同一サイズの記録用紙上に、該縮小したn枚の原稿画像をレイアウト出力する機能である。
【0003】
また、この縮小レイアウト機能によってレイアウト出力された個々の縮小原稿画像を、元の原稿サイズに復元する機能が拡大レイアウトと呼ばれる。
【0004】
また、原稿画像を読み取ることによって画像データを入力する画像処理装置において、読み取った原稿画像がモノクロであるかカラーであるかを示すカラーモードを自動検出するオートカラーセレクト(Auto Color Select:ACS)機能を備えるものが知られている。
【0005】
従来の画像処理装置においてACSを行う際には、原稿をプリスキャンすることによって、カラー原稿であるか白黒原稿であるかを判断し、該判断結果に応じたカラーモードに基づいて、該原稿画像に対して適切な画像処理を施していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像処理装置においてACSを実行する際には、原稿の全面を判定対象としていた。従って、例えば縮小レイアウト処理によって1枚の記録用紙上にレイアウト出力された複数の画像全てについて、拡大レイアウト処理をACSと共に実行する場合に、該複数の画像中に一つでもカラー画像が存在していると、たとえ他の画像が全て白黒であったとしても、全ての画像についてカラーモードによる画像処理が施されてしまっていた。これにより、拡大レイアウト後の画像品位の低下や、処理時間の増大等の不都合が生じていた。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、拡大レイアウト処理時において、最適なカラーモードによる画像処理を可能とする画像処理装置及びその方法、及び画像処理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
【0010】
即ち、複数の縮小画像が配置された対象画像から各縮小画像を拡大して出力する拡大レイアウトモードを有する画像処理装置であって、前記対象画像を入力する入力手段と、前記対象画像の拡大レイアウトの分割数と拡大レイアウトされる前記複数の縮小画像の出力順とを設定し、該分割数及び該出力順とに基づいて、前記対象画像の拡大出力の対象となる有効画像領域を設定する第1の設定手段と、前記有効画像領域内においてACS判定対象となるACS判定領域をユーザに設定させる第2の設定手段と、前記ACS判定領域に対してのみ有彩/無彩の判定を行って該ACS判定領域におけるカラーモードを得る判定手段と、前記判定手段で得られたカラーモードに基づいた画像処理を前記対象画像内の前記有効画像領域の画像部分に施して該画像部分を拡大出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
以下、図1〜図4を参照して、本実施形態に係る画像形成装置の基本的な構成について説明する。
【0016】
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。同図によれば、本実施形態の画像形成装置はスキャナ部380とプリンタ部3871に大別される。以下、それぞれの構成について詳細に説明する。
【0017】
<スキャナ部構成>
まず図1を参照して、スキャナ部380の構成について詳細に説明する。
【0018】
[装置構成の概要]
スキャナ部380において、101はカラー画像信号を検出するCCDであり、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順でインラインに乗った構成であっても、また、3ラインCCDで、それぞれにRフィルタ・Gフィルタ・Bフィルタをかけた構成であっても良いし、更に、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になっていても構わない。311は、CCD101が実装された基板である。
【0019】
300はスキャナCPUであり、不図示のROMに格納された制御プログラムに基づいて、同じく不図示のRAM等を作業領域として、スキャナ部380全体を制御する。312はCCD基板311から送られるアナログ画像信号をデジタル化した後にデジタル画像処理を行う構成を画像処理基板上に構成したデジタル画像処理部である。
【0020】
301は原稿台ガラス、302は原稿給紙装置(DF)である。尚、原稿給紙装置302に代えて不図示の圧板を装着する構成も可能である。
【0021】
また、303及び304は原稿を照明する光源(ハロゲンランプ又は蛍光灯等)、305及び306は光源303,304の光を原稿に集光する反射傘、307〜309はプラテン上にセットされた原稿を光学的にCCD101に導く為のミラー、310は前記ミラーの投影光をCCD101上に集光するレンズ、314はハロゲンランプ303,304と反射傘305,306及びミラー307を収容する第1ミラー台(以下、第1キャリッジ)、315はミラー308,309を収容する第2ミラー台(以下、第2キャリッジ)、316は第1キャリッジ314と第2キャリッジ315を副走査方向(図中における左右方向)に駆動するステッピングモータ駆動部である。
【0022】
313は他のデバイスとの外部インターフェイスである。この外部インターフェイス313には、本実施形態では図示しないが、ネットワークに接続する為のLANインターフェイス装置、パソコン等と接続する為のSCSIインターフェイス装置、FAXとして動作させる為のFAX装置等、本スキャナ画像を用いることが要求されるデバイスを接続することが可能であり、本インターフェイスを介してスキャナCPU300と外部装置のCPUとが通信を行なうことにより、所定のタイミングで、所定形式の画像データを外部インターフェイス313から出力することができる。
【0023】
353は、スキャナ部380を画像複写装置の一部として用いる場合に、画像出力を担当するプリンタとの画像データ及び各種命令をやりとりするための専用インターフェイスである。
【0024】
尚、355は、スキャナ部380及びプリンタ部381を含む画像形成装置全体の状態表示、及びユーザ指示入力等を行う操作部であり、LEDパネルや各種操作ボタン等を備える。
【0025】
[スキャン方法]
以下、スキャナ380における具体的なスキャン方法について説明する。
【0026】
DF302、もしくはユーザにより原稿台ガラス301上に原稿が載置されると、操作部355におけるコピーボタン押下等の原稿読み込みイベントの発生に応じて、スキャナCPU300が画像読み取りを行う為の指示を各所に与える。具体的には、光源303,304を点灯させてCCD基板311を動作可能状態にし、デジタル画像処理部312に画像処理パラメータを設定する。
【0027】
各準備が整うと、ステッピングモータ駆動部316を動作させ、第1キャリッジ314を副走査方向に等速駆動し、原稿の全面を順に照射していく。この時、第2キャリッジ315は第1キャリッジ314の1/2の速度で移動するように設計されており、原稿の反射光が的確にCCD101に集光されるようになっている。
【0028】
CCD101は、主走査方向(図中の手前から奥方向)に受光センサが並ぶことによって構成されており、一定周期毎に、各受光センサに対応したレジスタから、光量に比例したアナログ電圧を順々に取り込む事が可能である。この主走査方向における連続的な電圧取り込みと、副走査方向の移動の繰り返しにより、原稿全面を2次元のイメージで読み込むことが可能である。尚、得られた2次元の画像データは、時間軸において1次元の配列をなす。
【0029】
読み取った画像データは、CCD基板311からデジタル画像処理部312に転送され、適切な画像処理が施された後に外部インターフェイス313もしくは、プリンタインターフェイス353のいずれかを介して、スキャナ380の外部に画像データを出力する。
【0030】
[スキャナ画像処理詳細]
以下、スキャナ部380が画像複写装置の一部として動作する場合の、デジタル画像処理部312内におけるデジタル画像処理について詳細に説明する。図2は、デジタル画像処理部312の詳細構成を示すブロック図であり、これらの各構成はスキャナCPU300によって制御される。
【0031】
原稿台ガラス301上の原稿画像は、上述したようにCCD101に導かれてアナログ電気信号に変換された後、デジタル画像処理部312に入力される。デジタル画像処理部312において、入力されたアナログ画像信号はまず、クランプ&Amp&S/H&A/D部102において、サンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位としてクランプされ、所定量に増幅された後にA/D変換されることにより、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に変換される。尚、該構成における処理順はこの例に限定されず、適宜入れ換えることが可能である。
【0032】
そして、得られたRGB信号はシェーディング部103においてシェーディング補正及び黒補正が施された後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部104に入力され、つなぎ処理、MTF補正、原稿検知処理が行われる。ここで、つなぎ処理は、CCD101が3ラインCCDである場合、ライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整して3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正する処理である。またMTF補正は、読取速度や変倍率によって読取のMTFが変わるため、その変化を補正するものであり、原稿検知は、原稿台ガラス301上の原稿を走査することによって原稿サイズを認識する処理である。
【0033】
読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は、入力マスキング部105において、CCD101の分光特性及び光源303,304及び反射傘305,306の分光特性が補正される。入力マスキング部105の出力は、外部I/F部114を介した外部入力信号との切り換えを可能とするセレクタ106に入力される。セレクタ106から出力された信号は、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107と、下地除去部115に入力される。下地除去部115に入力された信号は下地除去処理が施された後、原稿中の黒い文字であるか否かを判定する黒文字判定部116に入力され、黒文字判定信号を生成する。また、セレクタ106のもう一つの出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107においては、まず読み取った画像信号がプリンタで再現可能な範囲内であるか否かを判断し、範囲内であればそのままとし、範囲内でなければ範囲内となるように色空間圧縮処理を行う。そして下地除去処理を行った後、LOG変換によってRGB信号をCMY信号に変換する。
【0034】
そして、黒文字判定部116で生成された黒文字判定信号とのタイミングのずれを補正するために、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107から出力されたCMY信号は、遅延部108でタイミングが調整される。この2種類の信号は、モワレ除去部109でモワレが除去され、変倍処理部110で主走査方向に変倍処理された後、UCR&マスキング&黒文字反映部111に入力される。UCR&マスキング&黒文字反映部111においては、CMY信号に対してUCR処理が施されることによってCMYK信号が生成され、更にマスキング処理されることによりプリンタの出力特性に合致した信号に補正されると共に、黒文字判定信号がCMYK信号にフィードバックされる。UCR&マスキング&黒文字反映部111から出力されたCMYK信号は、γ補正部112で濃度調整された後、フィルタ部113においてスムージング又はエッジ処理が施される。
【0035】
以上のように処理されたCMYK信号は、2値化部117において8ビットの多値信号から2値信号に変換される。尚、この変換方法としては、ディザ法や誤差拡散法、またはそれらを改良した方法、等のいずれであっても構わない。これらの処理を経て、プリンタインターフェイス353もしくは、外部インターフェイス313からプリンタ又は、その他のデバイスに画像信号が送られる。
【0036】
尚、118は本実施形態の特徴であるACS部であり、入力マスキング部105から出力されたCMY信号に基づいてACS処理を行う。このACS部118の詳細については後述する。
【0037】
[画像信号の生成]
以下、スキャナ部380における画像信号の生成処理について、図3を参照して説明する。
【0038】
図3(a)は、スキャナ部380における画像信号の読み取りタイミングを示すタイミングチャートである。同図において、V−ENBLは副走査方向の有効画像区間を表す信号、H−SYNCは主走査方向の同期信号、V−CLKは主走査方向の1画素の同期信号、DATAはCCD101から読み出され、AD変換された画像信号である。尚、DATAとして一つの信号しか記述していないが、実際にはRGBの各色成分毎にData−R,Data−G,Data−Bが存在する。
【0039】
図3(b)は、原稿画像とそれを読み取った画像信号との対応を模式的に表した図である。同図における主走査方向はX方向であり、副走査方向はY方向となる。つまり、CCD101はX方向に画素(受光センサ)を備え、図3(b)においては左方向から右方向に移動しながら画像信号を取り込んでいく。
【0040】
上述したように、V−ENBLは画像の有効領域を示すため、第1キャリッジ314を等速で駆動し、図3(b)の原稿の読み取り開始点に到達した際に、V−ENBLは有効レベルとなり、画像データの先頭、即ち有効領域を示す。このとき、第1キャリッジ314がCCD101に投射している画像は、図3(b)において411〜414で示される、主走査方向の1ライン目に相当する。
【0041】
この時、H−SYNCは主走査方向の同期信号の有効エッジをトリガとして、V−CLKに同期して、CCD101からの画像を読み出していく。読み出された画像は、デジタル画像処理部312内においてデジタルデータに変換され、それぞれ411,412,413・・・414で示される画像データDATAに変換される。
【0042】
H−SYNCの1H分の時間に対し、第1キャリッジ314は次の取り込みラインまで移動する様に正確に制御され、第1ラインの取り込み終了後は、同様に第2ラインのDATA415〜417を取り込む。この動作を逐次連続して繰り返し、最終ラインのDATA418〜420までを取り込む。そして副走査方向の取り込みが終了すると、V−ENBLはオフとなり、画像データが無効になったことを表す。例えば、図3(b)において421は有効画像外の画像データを示す。
【0043】
この様に、スキャナ部380においては原稿を読み取って2次元の画像データとして取り込む事ができる。
【0044】
<プリンタ部の構成>
次に、図1を参照して、プリンタ部381の構成について詳細に説明する。
【0045】
[装置構成の概要]
プリンタ部381において、385はプリンタCPUであり、不図示のROMに格納された制御プログラムに基づいて、同じく不図示のRAM等を作業領域として、プリンタ部381全体を制御する。384は後述する画像形成に供される信号を生成するための画像処理を行う画像処理部である。383はスキャナインターフェイスであり、プリンタ部381を画像複写装置の一部として用いる際に、スキャナデバイスを接続する為のインターフェイスとなる。
【0046】
382は外部インターフェイスである。この外部インターフェイス382には、本実施形態では図示しないが、ネットワークに接続する為のLANインターフェイス装置、パソコン等と接続する為のSCSIインターフェイス装置等、本プリンタに画像を出力することが要求されるデバイスを接続することが可能であり、本インターフェイスを介して、プリンタCPU385と外部装置のCPUとが通信を行なうことにより、所定のタイミングで、所定形式の画像データを外部インターフェイス382から出力することができる。
【0047】
317はM画像形成部、318はC画像形成部、319はY画像形成部、320はK画像形成部である。各画像形成部317〜320の構成は全て同一であるため、以下にM画像形成部317の構成について詳細に説明し、他の画像形成部についての説明は省略する。
【0048】
M画像形成部317において、342は感光ドラムであり、LEDアレイ210からの光が照射されることによって、その表面に潜像が形成される。321は一次帯電器であり、感光ドラム342の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備をする。322は現像器であり、感光ドラム342上の潜像を現像してトナー画像を形成する。尚、現像器322には、現像バイアスを印加して現像するためのスリーブ345が含まれている。323は転写帯電気であり、転写ベルト333の背面から放電を行い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベルト333上の記録紙等へ転写する。尚、本実施形態においては転写効率が良いため、特に残留トナーを清掃するためのクリーナ部を配置していないが、もちろんクリーナ部を装着しても良い。
【0049】
[画像形成方法]
以下、実際の画像形成手順に側して、各構成について説明する。カセット340,341に格納された記録用紙等は、ピックアップローラ339,338によって1枚づつ取り出され、給紙ローラ336,337によって転写ベルト333上に供給される。348は転写ベルトローラであり、転写ベルト333を駆動し、かつ、吸着帯電器346と対になって給紙された記録用紙を所定電位に帯電させることにより、記録用紙を転写ベルト333に吸着させる。347は紙先端センサであり、転写ベルト333上の記録用紙の先端を検知する。尚、紙先端センサ347の検出信号はスキャナ部380へも送られ、スキャナ部380において、画像信号をプリンタ部381に送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0050】
この後、記録用紙は、転写ベルト333によって搬送され、画像形成部317〜320においてMCYKの順にその表面にトナー画像が形成される。K画像形成部320を通過した記録用紙は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除電器349で除電された後、転写ベルト333から分離される。350は剥離帯電器であり、記録用紙が転写ベルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを防止するものである。分離された記録用紙は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351,352で帯電された後、定着器334でトナー画像が熱定着された後、排紙トレイ335に排紙される。
【0051】
[プリンタ画像処理詳細]
以下、画像処理部384における画像処理について詳細に説明する。図4は、画像処理部384の詳細構成を示すブロック図であり、これらの各構成はプリンタCPU385によって制御される。尚、図4に示す構成は、上述したスキャナ部381におけるデジタル画像処理部312の詳細構成と接続されるものである。
【0052】
図1に示すスキャナ部380のプリンタインターフェイス353から出力されたCMYKの画像データは、プリンタ部381のスキャナインターフェイス383に入力される。これは、図4に示すスキャナインターフェイス383からスキャナ画像が入力されることを意味する。スキャナインターフェイス383から入力されたCMYKの画像データは、大容量の画像メモリ部201に一旦格納される。尚、画像メモリ部201としては、基本的に半導体メモリであっても固定記憶装置であっても良いし、またはその組み合わせであっても良く、即ち画像を記憶する為のメモリであればどのような構成であっても良い。
【0053】
尚、216は画像情報テーブルであり、画像メモリ部201に格納される画像データに関する、カラーモード等の情報を保持する。
【0054】
画像データの画像メモリ部201への格納と同時もしくは格納した後に、例えば紙先端センサ347からの紙先端信号等の画像出力要求に対して、画像メモリ部201から画像データが読み出され、エッジ強調部214においてエッジの強調が行われ、出力ガンマ変換部215にてプリンタの特性に合わせたテーブル変換が行われる。そして、CMYKの各画像データはそれぞれ遅延部202〜205に送られ、各色毎の所定の遅延分だけタイミングをずらすことによって紙先端センサとそれぞれの画像形成部との距離の違いを調整する。これにより、4色を所定の位置に印字することが可能となる。そして、LED駆動部206〜209は、それぞれ各色のLED210〜213の駆動信号を生成する。
【0055】
<画像複写機能>
以下、本実施形態の画像形成装置が画像複写機能を実現する場合の動作について説明する。操作部355上に配置されるコピーボタンが押下されると、スキャナ部380はプリンタ部381に対して画像の出力要求を出す。すると、プリンタ部381より画像の読み取り要求がスキャナ部380に与えられ、スキャナ部380において上述したように画像の読み取りが開始される。これと同時、もしくは画像の読み取り終了後に、プリンタ部381は、上述したようにスキャナ部380から入力された画像データに基づいて記録用紙上に画像を形成し、該記録用紙を排紙トレイ335上に排出する。
【0056】
このように、本実施形態の画像形成装置においては、複写動作を可能とする。
<縮小・拡大レイアウト説明>
本実施形態の画像形成装置においては、縮小レイアウトモード及び拡大レイアウトモードによる複写処理が可能である。図5は、本実施形態における縮小/拡大レイアウトモードによる複写処理の概念を示す図である。
【0057】
まず、縮小レイアウトモードについて説明する。図5に示すように、縮小レイアウト対象として4枚の原稿1201〜1204があるとする。この4枚の原稿をそれぞれスキャナ部380において読み込み、プリンタ部381においてこれら4枚の画像を1枚の記録用紙1205上に並べて出力する処理を、縮小レイアウトモードによる複写と称する。図5に示す例の場合、4to1の縮小レイアウトと呼ばれ、即ち4枚の原稿画像を1枚の記録用紙に出力することを示す。その他にも、2to1,9to1,又は16to1等の縮小レイアウトが設定可能であり、これらは例えば操作部355からのユーザ指示に基づいて選択される。尚、これら複数の縮小レイアウト種別においては対象原稿の枚数が異なるだけであり、機能及び制御的には何ら変わらないため、以降は4to1による縮小レイアウトについて説明するとする。
【0058】
次に、拡大レイアウトモードについて説明する。上述した縮小レイアウトモードによって出力された記録用紙を原稿としてスキャナ部380から読み込ませて該原稿中の複数の画像を復元し、プリンタ部381においてそれぞれを別の記録用紙上に出力する処理を、拡大レイアウトモードによる複写と称する。図5に示す例の場合、1枚の原稿1205上の4領域1206〜1209にそれぞれ画像が形成されているとする。この原稿1205をスキャナ部380において読み込み、プリンタ部381においてこれら4領域1206〜1209の画像を、4枚の記録用紙1201〜1204のそれぞれに拡大して分割出力する。図5に示す例の場合、1to4の拡大レイアウトと呼ばれ、即ち1枚の原稿画像を4枚の記録用紙に出力することを示す。
【0059】
尚、拡大レイアウトモードは、縮小レイアウトモードによって出力された画像に対応するものであり、縮小レイアウト出力された原稿をオリジナルの原稿に戻す作用がある。
【0060】
尚、操作部355からのユーザ指示によって、拡大レイアウトモード時における詳細レイアウト設定の変更が可能であることはもちろんである。
【0061】
<一般ACS説明>
以下、読み取り対象である原稿画像がモノクロであるかカラーであるかを自動判定する、一般的なオートカラーセレクト(ACS)機能について説明する。
【0062】
[ACS概要]
ACSは、原稿画像がカラーであるか白黒であるかを判断する。従って、画素毎の彩度を求め、ある閾値以上の画素がどれだけ存在するかによって、カラー判定を行なえば良い。しかしながら、例えば白黒原稿であっても、MTF等の諸処理の影響によって、ミクロ的に見るとエッジ周辺に色画素が多数存在するため、単純に画素単位でACS判定を行うことは一般に困難である。このため、ACS手法として様々な方法が提供されているが、本実施形態はACS方法そのものを特徴とするものではないため、ごく一般的な手法によってACSを行うとして、以下の説明を行う。
【0063】
図6は、図2に示すACS部118の詳細構成を示すブロック図である。尚、図6からも分かるように、ACS部はスキャナCPU300によって制御される。
【0064】
上述したように、白黒画像でもミクロ的に見れば色画素が多数存在するわけであるから、その画素が本当に色画素であるかどうかを、注目画素周辺の色画素の情報によって判定する必要がある。そのために、フィルタ1401によって注目画素の周辺画素を参照するFIFO構造をとる。1402は領域検出回路であり、スキャナCPU300によってセットされたレジスタ1407〜1410に設定された値に基づいて、ACSをかける領域を示すACS領域信号1405を作成する。尚、ACS領域信号1405の作成処理の詳細については後述する。
【0065】
1403は色判定部であり、入力されたACS領域信号1405をイネーブル信号として、注目画素に対してフィルタ1401内に保持された周辺画素を参照することによって、該注目画素が色画素であるか白黒画素であるかを判定し、色判定信号1406を出力する。具体的には、ACS領域信号1405で示されるACS領域について、まずDATA−R,DATA−G,DATA−Bのうちの最小の値を他の2成分の値から減じ、得られた2つの値の差の絶対値を彩度として得る。そして、注目画素に対して、ある閾値よりも大きい彩度を有する画素の特定の連続性を確認できた場合のみ、該注目画素はカラー画素を示すとして色判定信号1406を出力する。
【0066】
1404はカウンタであり、色判定部1403から出力された色判定信号1406をカウントする。そして、該カウント結果が即ちACS判定信号1411として、スキャナCPU300に送られる。原稿全体のスキャン終了後、スキャナCPU300はカウンタ1406から出力されたACS判定信号1411に基づいて、該原稿がカラーであるか白黒であるかを判断することができる。
【0067】
上述したようにスキャナCPU300は、読み込み範囲に対してACSをかける領域を決定し、レジスタ1407〜1410に該領域を示す値を設定する。尚、本実施形態においては、原稿台ガラス301上に載置された原稿のサイズや位置等に関らず、ACS領域を独立に設定することができる。
【0068】
[ACS領域設定]
以下、領域検出回路1402における、レジスタ1407〜1410に設定される値に基づいたACS領域信号1405の作成処理について、図7を参照して詳細に説明する。
【0069】
図7(a)は、図3(a)に示した各信号、及びレジスタ1407〜1410に設定された値に基づいて、ACS領域信号が作成される様子を示すタイミングチャートである。同図において、1501は副走査方向におけるACS領域を示す副走査ACS領域信号であり、V−ENBLの有効エッジのタイミングでH−SYNCのカウントを開始し、レジスタ1407にセットされた値とのコンペアマッチが発生すると、有効レベルHを出力する。そして、レジスタ1408にセットされた値とのコンペアマッチが発生したタイミングで、無効レベルLに戻る。図7(a)の例では、レジスタ1407,1408にそれぞれ、「2」,「5」がセットされていることが分かる。
【0070】
1502は、主走査方向におけるACS領域を示す主走査ACS領域信号であり、H−SYNCの有効エッジのタイミングでV−CLKのカウントを開始し、レジスタ1409にセットされた値とのとコンペアマッチが発生すると、有効レベルHを出力する。そして、レジスタ1410にセットされた値とのコンペアマッチが発生したタイミングで、無効レベルLに戻る。図7(a)の例では、レジスタ1409,1410にそれぞれ、「4」,「10」がセットされていることが分かる。
【0071】
これら副走査ACS領域信号1501と主走査ACS領域信号1502との論理AND演算によって、ACS領域信号1405が生成される。
【0072】
図7(b)は、原稿画像におけるACS領域信号1405の対応を示す図であり、主走査方向はX方向、副走査方向はY方向である。同図において、外側の四角が通常の画像読み取り領域を示し、内側の四角がACS領域を示す。同図において1504〜1509で示される各サイズは、レジスタ1407〜1410の内容に応じて変化する。即ち、各サイズ1504〜1509は、図7(a)において同一番号で示される範囲に対応している。
【0073】
<本実施形態のACS説明>
以上、一般的なACSについて説明したが、以下、本実施形態における特徴的なACSについて、詳細に説明する。
【0074】
[拡大レイアウトモードにおけるACSシーケンス]
以下、本実施形態における拡大レイアウトモードにおけるACS処理のフローチャートを図8に示し、説明する。尚、本フローチャートはスキャナ部380における処理を示すものであり、従って、スキャナCPU300によって制御される。
【0075】
操作部355において拡大レイアウトのコピーモードが設定され、コピーボタン押下などによりジョブが起動されることにより、本実施形態のACSシーケンスが開始される。尚、図8は、1枚の原稿に対するACSシーケンスを示すものである。
【0076】
まずステップS1602において、変数Nにレイアウトの分割数をセットする。例えば図5に示す例の場合には「4」がセットされる。次にステップS1603において、同一原稿に対して行われるスキャン回数を示すスキャンカウンタに、適当な初期値として例えば「1」を設定する。
【0077】
次にステップS1604において、上述したレイアウト分割数Nと、スキャンカウンタとに基づいて、該原稿上において実際に拡大出力の対象となる有効画像領域を設定する。
【0078】
ここで、有効画像領域の設定方法について、図5を参照して説明する。縮小レイアウトモードによって、4枚の原稿1201〜1204を順次読み込むことによって作成された原稿1205について、拡大レイアウトモードにより原稿1204〜1201順(原稿1205における領域1209〜1206順に対応)による逆順での出力を行なう旨が、ユーザによって操作部355を介して指示されている場合について考える。この場合、原稿1205の有効画像領域として、スキャンカウンタが「1」であれば領域1209、「2」であれば領域1208、「3」であれば領域1207、「4」であれば領域1206、がそれぞれ有効画像領域として設定される。
【0079】
そしてステップS1605において、有効画像領域内において、ACS判定対象となるACS判定領域を設定する。これは例えば、設定された有効画像領域内における所定位置の範囲として予めその割合等が設定されているとするが、もちろん、ユーザによる例えば操作部355を介した設定を可能としても良い。ACS範囲を示す値がACS部118内のレジスタ1407〜1410にセットされることにより、図7(b)に示したようにACS判定領域が設定される。ACS部118においては、レジスタ1407〜1410によって規定される領域のみに対してACS判定を行うため、原稿1205上において例えば領域1206がACS領域として設定されると、他の領域1207〜1209については判定対象外となる。従って領域1206のみ、即ち原稿1201のみに対して、ACSが施されることになる。
【0080】
次にステップS1606において、ステップS1605で設定されたACS領域に対してACSを施すためのスキャン(プリスキャン)を実行し、ACSを行うことにより、該ACS領域におけるカラーモードが得られる。
【0081】
そしてステップS1607では、原稿を読み込むための準備としてバックスキャンを行い、第1キャリッジ314を画像の読み取り位置(ホーム位置)まで移動させる。そしてステップS1608において、ステップS1604で有効画像領域として設定された領域のみをスキャン(本スキャン)することによって、該有効画像領域の画像データに対して、ステップS1606で得られたカラーモードに基づいた画像処理を施した拡大レイアウト出力を行うことができる。
【0082】
そしてステップS1609では次のスキャンの準備として、ホーム位置にバックスキャンする。次にステップS1610において、スキャンカウンタをインクリメントした後、ステップS1611でレイアウト分割数Nとスキャンカウンタとを比較することによって、スキャンがレイアウト分割数分終了したか否かを判定する。その結果、まだスキャンを行う必要があれば、制御をステップS1604に移し、終了していれば拡大レイアウト原稿一枚に対するACSシーケンスを終了する。
【0083】
以上説明したように本実施形態によれば、拡大レイアウトモードによる複写処理を行う際に、原稿内の出力対象となる領域のみに対してACSを施すことにより、出力イメージに対して適切なカラーモードに基づいた画像形成が可能となる。従って、拡大レイアウト出力される個々の画像における画質が向上する。
【0084】
また、必要な領域のみに対してスキャンを行うため、最低限の処理時間で最高画質の拡大レイアウト出力が得られる。
【0085】
尚、本実施形態における拡大レイアウト出力の順番は、ユーザによって任意に指定できるものであり、もちろんその設定された順番に応じて、スキャン順を決定することが可能である。
【0086】
また、本実施形態において拡大レイアウト出力される画像のサイズは、必ずしも原稿と同サイズである必要はなく、原稿とは異なるサイズに拡大して出力しても良い。
【0087】
なお、拡大レイアウトモードと類似したコピーモードとして、拡大連写モードが知られている。この拡大連写モードは、1枚の原稿を複数毎に分割して複写することは拡大レイアウトモードと同様であるが、出力された記録用紙には全て、隣り合う画像が重なるように形成されおり、即ち、画像出力装置の最大出力用紙サイズを超えたサイズのイメージ出力を可能とするためのモードである。即ち、拡大連写モードにおいては1枚の原稿イメージを分割して拡大出力するため、該分割エリア毎にACSによってカラーモードを判断し、画像処理を異ならせることは適当ではない。従って、本実施形態で説明したACS処理は、拡大連写モードに対しては不適当である。
【0088】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0089】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図8に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、拡大レイアウト処理時において、最適なカラーモードによる画像処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の全体構成を示す図、
【図2】スキャナ部における画像処理部の構成を示すブロック図、
【図3】スキャナ部における画像信号の生成の様子を示す図、
【図4】プリンタ部における画像処理部の構成を示すブロック図、
【図5】本実施形態における拡大/縮小レイアウトを説明する図、
【図6】ACS部の構成を示すブロック図、
【図7】スキャナ部における画像信号とACS領域の関係を示す図、
【図8】拡大レイアウトモードにおけるACS処理を示すフローチャート、である。
【符号の説明】
101 CCD
118 ACS部
201 画像メモリ部
214 エッジ強調部
215 出力ガンマ変換部
300 スキャナCPU
312 デジタル画像処理部
353 プリンタインタフェース
380 スキャナ部
381 プリンタ部
383 スキャナインタフェース
384 画像処理部
385 プリンタCPU
Claims (3)
- 複数の縮小画像が配置された対象画像から各縮小画像を拡大して出力する拡大レイアウトモードを有する画像処理装置であって、
前記対象画像を入力する入力手段と、
前記対象画像の拡大レイアウトの分割数と拡大レイアウトされる前記複数の縮小画像の出力順とを設定し、該分割数及び該出力順とに基づいて、前記対象画像の拡大出力の対象となる有効画像領域を設定する第1の設定手段と、
前記有効画像領域内においてACS判定対象となるACS判定領域をユーザに設定させる第2の設定手段と、
前記ACS判定領域に対してのみ有彩/無彩の判定を行って該ACS判定領域におけるカラーモードを得る判定手段と、
前記判定手段で得られたカラーモードに基づいた画像処理を前記対象画像内の前記有効画像領域の画像部分に施して該画像部分を拡大出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 複数の縮小画像が配置された対象画像から各縮小画像を拡大して出力する拡大レイアウトモードを有する画像処理装置における画像処理方法であって、
前記対象画像を入力する入力工程と、
前記対象画像の拡大レイアウトの分割数と拡大レイアウトされる前記複数の縮小画像の出力順とを設定し、該分割数及び該出力順とに基づいて、前記対象画像の拡大出力の対象となる有効画像領域を設定する第1の設定工程と、
前記有効画像領域内においてACS判定対象となるACS判定領域をユーザに設定させる第2の設定工程と、
前記ACS判定領域に対してのみ有彩/無彩の判定を行って該ACS判定領域におけるカラーモードを得る判定工程と、
前記判定工程で得られたカラーモードに基づいた画像処理を前記対象画像内の前記有効画像領域の画像部分に施して該画像部分を拡大出力する出力工程と
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 複数の縮小画像が配置された対象画像から各縮小画像を拡大して出力する拡大レイアウトモードを有する画像処理装置における画像処理方法のプログラムコードを記録した記録媒体であって、該プログラムコードは少なくとも、
前記対象画像を入力する入力工程のコードと、
前記対象画像の拡大レイアウトの分割数と拡大レイアウトされる前記複数の縮小画像の出力順とを設定し、該分割数及び該出力順とに基づいて、前記対象画像の拡大出力の対象となる有効画像領域を設定する第1の設定工程のコードと、
前記有効画像領域内においてACS判定対象となるACS判定領域をユーザに設定させる第2の設定工程のコードと、
前記ACS判定領域に対してのみ有彩/無彩の判定を行って該ACS判定領域におけるカラーモードを得る判定工程のコードと、
前記判定工程で得られたカラーモードに基づいた画像処理を前記対象画像内の前記有効画像領域の画像部分に施して該画像部分を拡大出力する出力工程のコードと
を有することを特徴とする記録媒体。
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