JP3880255B2 - 画像合成システム及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は画像合成システムに関する。特に、本発明は、MPEG(Moving Picture Coding Experts Group)方式で圧縮された画像データと、ランレングス方式で圧縮された画像データとを合成する画像合成システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は本発明の前提となる画像合成システムを説明する図である。本図に示すように、本発明の前提となる画像合成システムにおいては、MPEG方式で圧縮された主画像データと、ランレングス方式で圧縮された映画、カラオケの字幕などの副画像データとがそれぞれ復号され、半透明合成処理後、再生表示が行われる。
【0003】
MPEG方式では、動き補償のため、次のフレームの予測画像として参照されるように、復元画像が画像データバッファに蓄積されている。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】
しかしながら、MPEGデコード、ランレングスデコードのデコード処理、合成処理をソフトウエアで処理する場合に、従来はMPEGデコード後の画像データバッファ上で副画像の合成処理を行っていたためMPEGデコード後の画像データバッファに蓄積されている復元画像が書き換えられていた。
【0005】
このように、画像データバッファの主画像の復元画像が副画像と合成されているため、MPEGデコード時に次のフレームの予測画像として画像データバッファに蓄積されている復元画像を参照できない。
【0006】
また、パーソナルコンピュータには、MPEGデコーダのハードウエアを搭載し、MPEG動画を表示するものがある。
このようなパーソナルコンピュータでは、パーソナルコンピュータのCPU(Central Processing Unit)の処理負荷に余裕がないと前述した主画像と副画像を半透明合成処理することができないという問題がある。
【0007】
このため、パーソナルコンピュータの表示装置に特別のハードウエアを設ける場合があった。
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、特別のハードウェアを設けずにソフトウェアのみで実現し、且つ合成処理の負荷を少なくするための画像合成システム及び方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記問題点を解決するために、MPEG方式で圧縮された主画像データと、前記MPEGと異なる方式で圧縮された副画像データとを合成する画像合成システムにおいて、前記主画像データが逆量子化され、逆DCT処理された後、Iピクチャ形式データ、Pピクチャ形式データ、Bピクチャ形式データの伸長をマクロブロックデータ毎に行うMC処理部と、前記MC処理部に入力する前記主画像データの前記Iピクチャ形式データのマクロブロックデータを格納するマクロブロック格納部と、前記副画像データをMPEG方式のマクロブロックデータに変換し、副画像として主画像に重なる部分のマクロブロックデータと前記マクロブロック格納部に格納されている前記Iピクチャ形式データのマクロブロックデータとを半透明合成したIピクチャに対する差分マクロブロックデータを作成し、前記MC処理部で伸長が行われるBピクチャ形式データのマクロブロックデータとして出力する副画像マクロブロック生成部とを備え、前記MC処理部は、副画像処理時は、前記副画像マクロブロック生成部で作成されたBピクチャ形式のマクロブロックデータを、前記マクロブロック格納部により格納されるマクロブロックデータと同一内容のIピクチャ形式データを参照して伸長することを特徴とする画像合成システムを提供する。
【0011】
この手段により、副画像と合成し、作成したIピクチャ、Pピクチャの画像がMC処理部で伸長されるので、合成画像の復元が可能になり、且つ合成処理の負荷が少なくなり、MPEGデコーダを搭載したパーソナルコンピュータの表示装置に特別のハードウェアを必要としなくなった。
好ましくは、前記副画像がランレングス方式で圧縮されてもよい。この手段により、ランレングス方式で圧縮された副画像は、映画、カラオケの字幕などに使用される。
【0012】
好ましくは、前記半透明合成の処理は:コントラスト値が0から15の16通りの合成比を持つ場合には、
Y3=(k×(Y2Y1))÷16
U3=(k×(U2U1))÷16
V3=(k×(V2V1))÷16
【0013】
ただし、k=コントラスト値+1(コントラスト値=0の時はk=0とする)
ここに、Y1、U1、V1:主画像の輝度、色差データ
Y2、U2、V2:副画像の輝度、色差データ
Y3、U3、V3:合成後の差分の輝度、色差データ
として行われる。
【0014】
この手段により、半透明合成処理の負担を軽減できる。
【0015】
さらに、本発明は、MPEG方式で圧縮された主画像データと、前記MPEGと異なる方式で圧縮された副画像データとを合成する画像合成方法において、前記主画像データが逆量子化され、逆DCT処理された後、Iピクチャ形式データ、Pピクチャ形式データ、Bピクチャ形式データの伸長をマクロブロックデータ毎に行う工程と、逆DCT処理された後前記主画像データの前記Iピクチャ形式データのマクロブロックデータを格納する工程と、前記副画像データをMPEG方式のマクロブロックデータに変換し、副画像として主画像に重なる部分のマクロブロックデータと格納されている前記Iピクチャ形式データの前記マクロブロックデータとを半透明合成したIピクチャに対する差分マクロブロックデータを作成し、Bピクチャ形式データのマクロブロックデータとして出力し、副画像処理時は、前記副画像データが半透明合成されたBピクチャ形式データのマクロブロックデータを前記格納されているIピクチャ形式データのマクロブロックデータと同一内容のIピクチャ形式データを参照して伸長する工程とを備えることを特徴とする画像合成方法を提供する。
【0016】
この手段により、上記発明と同様に、副画像と合成し、作成したBピクチャの画像がMC処理部で伸長されるので、合成画像の復元が可能になり、且つ合成処理の負荷が少なくなり、MPEGデコーダを搭載したパーソナルコンピュータの表示装置に特別のハードウェアを必要としなくなった。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像合成システムの概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、画像合成システムには記憶装置100が設けられ、記憶装置100はMPEG(Moving Picture Coding Experts Group)方式等で圧縮符号化された主画像データと、ランレングス方式等で圧縮符号化された映画、カラオケの字幕などの副画像データとの多重化データを記憶している。
【0018】
記憶装置100にはデータ分離部110が接続され、データ分離部110は記憶装置100から読み出した多重化データから、圧縮主画像データと圧縮副画像との分離処理を施す。
データ分離部110には主画像処理部120と副画像処理部130が接続され、主画像処理部120にはデータ分離部110から分離処理された圧縮主画像が入力され、副画像処理部130にはデータ分離部110から分離処理された圧縮副画像が入力される。
【0019】
主画像処理部120にはハフマン復号部121が設けられ、ハフマン復号部121はデータ分離部110に接続され、MPEG方式等で圧縮符号化された画像データのハフマン復号処理を施す。
ハフマン復号部121には逆量子化部122が接続され、逆量子化部122はMPEG方式等で圧縮符号化された画像データの逆量子化処理を施す。
【0020】
逆量子化部122にはIDCT(Inverse Discrete Cosine Transfer)部123が接続され、IDCT部123はMPEG方式等で圧縮符号化された画像データのIDCT処理を施す。
IDCT部123にはMC(動き補償)部124が接続され、MC処理部124は、予測メモリ1、予測メモリ2を有し、IDCT後のデータ、つまり、1ピクチャ分のIピクチャ(Intra−Coded Picture)、Pピクチャ(Pedictive−Coded Picture)、Bピクチャ(Bidirectionally Predictive Coded−Picture)のマクロブロックデータを入力するとともに、MPEG方式等で圧縮符号化された画像データのMC処理を施し、MC後の画像データは1枚の復元画像として表示され、予測メモリ1、予測メモリ2は画像データバッファであり、Iピクチャ、Pピクチャの場合は、次のフレームの予測画像として参照されるように復元画像として表示された画像データを蓄積する。
【0021】
さらに、IDCT部123には副画像処理部130のマクロブロック格納部133が接続され、マクロブロック格納部133は、IDCT処理された画像データのうち後述するIピクチャのマクロブロックデータだけを格納する。
副画像処理部130には副画像復号部131が設けられ、副画像復号部131はランレングス方式等で圧縮符号化された副画像の復号処理を行なう。
【0022】
副画像復号部131には副画像フレームバッファ132が接続され、副画像フレームバッファ132は副画像復号部131により復号処理された画像データを保持する。
副画像フレームバッファ132にはマクロブロック分離部134が接続され、マクロブロック分離部134は副画像フレームバッファ132により保持された画像データをMPEG方式等のマクロブロックデータとして分離する。
【0023】
マクロブロック分離部134には差分マクロブロック作成部135が接続され、差分マクロブロック作成部135は、マクロブロック分離部134で分離されたマクロブロックデータを入力し、マクロブロック分離部134で分離されたマクロブロックデータが副画像として主画像の位置に重なる部分である場合、マクロブロック格納部133からIピクチャのマクロブロックデータを読み込み、マクロブロック格納部133から読み込んだIピクチャのマクロブロックデータとマクロブロック分離部134で分離されたマクロブロックデータから半透明合成処理した差分ブロックデータを作成する。
【0024】
差分マクロブロック作成部135により作成された差分マクロブロックデータは主画像処理部120内のMC処理部124の入力側に出力される。
さらに、マクロブロック分離部134にはスキップドマクロブロック作成部136が接続され、マクロブロック分離部134は、マクロブロック分離部134で分離されたマクロブロックのうち副画像が主画像の位置に重ならない部分のマクロブロックをスキップドマクロブロックとし、スキップドマクロブロック作成部136にその旨を通知する。
【0025】
なお、スキップドマクロブロックでは差分マクロブロックデータが0である。スキップドブロック作成部136ではマクロブロック分離部134から通知を受けると、MC処理部124に入力側に対してスキップドマクロブロックであることをフラグなどで通知し、スキップドマクロブロックデータがMC処理部124の入力側に出力される。
【0026】
副画像処理時は、主画像処理部120内のMC処理部124の入力側では、副画像処理部130の差分マクロブロック作成部135でBピクチャとして作成した差分マクロブロックデータが入力される。
【0027】
副画像処理時は、MC処理部124は、マクロブロック格納部133に格納されたマクロブロックデータのIピクチャと同じフレームが予測メモリ1又は予測メモリ2に格納されているので、マクロブロック格納部133に格納されたマクロブロックデータのIピクチャと同じフレームを参照画像として副画像処理部で作成したBピクチャのマクロブロックデータにMC処理を施し、MC後の画像データは1枚の画像データとして表示される。
図2は主画像のマクロブロックデータの形式を示す図である。本図(a)に示すように、主画像処理部120のIDCT部123でIDCT処理され、MC処理部124に入力されるマクロブロックデータの形式は、本図に示すように、縦16画素、横16画素分のYUV(Y:輝度信号、U:R−Yの色差信号、V:B−Yの色差信号、R:Red、B:Blue)データとする。
【0028】
本図(b)に示すように、UVデータについてそれぞれYデータの縦横1/2とし、8ビットのYデータ4個に対し8ビットのUVデータそれぞれ1個が対応することとする。
図3は副画像フレームバッファ132に格納されるマクロブロックデータ形式を示す図である。本図(a)に示すように、副画像処理部130の副画像復号部131で復号され副画像フレームバッファ132に格納される副画像のデータ形式は、本図(b)に示すように、1画素当り0〜15の値を持つ4ビットのコントラスト値(Constrast)と、0〜15の値を持つ4ビットのインデックス値(Index)との計8ビットの副画像フレームデータと、4ビットのインデックス値からYUV各8ビットの色データを参照する副画像カラーテーブルとから構成されているものとする。
【0029】
本図(c)に示すように、マクロブロック分離部134から出力される副画像のマクロブロックデータ形式は、縦16画素、横16画素分のYUVデータ及びコントラスト値で構成されているものとする。
ここで、コントラスト値0は透明を現し、コントラスト値15は非透明を現し、コントラスト値1〜14は半透明を現す。
【0030】
図4はMPEG方式の主画像データのピクチャ構成を示す図である。MPEG方式のピクチャタイプには、そのピクチャのみで伸長が可能なIピクチャ(Intra−Coded Picture)と、前のIピクチャ又はPピクチャ(Pedictive−Coded Picture)を参照して伸長するPピクチャと、2つのIピクチャ又はPピクチャを参照して伸長するB(Bidirectionally Predictive Coded−Picture)ピクチャが存在する。
【0031】
また、圧縮データに現れるピクチャの順番と表示するピクチャの順番には違いがある。本図に示すように、圧縮データの順番を、
I0、P1、B2、B3、P4、B5、B6、I7、B8、…
とすると、表示の順番は、
I0、B2、B3、P1、B5、B6、P4、B8、I7、…
となり、Bピクチャの前にあるIピクチャ又はPピクチャはBピクチャの後に表示されることになる。
【0032】
なお、図中、I、P、Bはピクチャタイプを示し、ピクチャタイプに続く数字は圧縮データに現れるピクチャの順番である。
このように、Iピクチャ、Pピクチャは他のピクチャに参照されるが、Bピクチャは他のピクチャに参照されることはない。
すなわち、MC処理部124の予測メモリ1、予測メモリ2にはIピクチャ又はPピクチャが記憶され、Bピクチャは記憶されない。
【0033】
MC処理部124では、各ピクチャの参照、伸長等のMC処理が行われる。
本実施の形態では、Bピクチャが参照に用いられないため、副画像データを合成した画像データをMPEG方式のBピクチャとして処理する方法が取られる。図5はマクロブロック分離部134により作成されるマクロブロックデータを説明する図である。マクロブロック分離部134は、本図(a)に示すように、副画像フレームバッファ132から主画像サイズの副画像の左上から右方向に順番に縦16画素、横16画素のマクロブロックデータを取り出す。
【0034】
マクロブロック分離部134が取り出したマクロブロックデータのうち、副画像が主画像に重なる部分のマクロブロックは、縦16画素、横16画素分のコントラスト、Y、U、Vの副画像マクロブロックデータとする。
なお、Yの副画像マクロブロックデータは、後述する半透明合成の計算のためにYA部、YB部、YC部、YD部に分割される。
【0035】
マクロブロック分離部134は、取り出したマクロブロックデータのうち、主画像サイズ中、副画像に重ならないマクロブロックデータをスキップドマクロブロックとし、前述のように、スキップドマクロブロック作成部136に通知する。
【0036】
図6は差分マクロブロック作成部135の処理の流れを示すフローチャートであり、図7は差分マクロブロック作成部135におけるマクロブロックのデータ構成を示す図であり、図7(a)は差分マクロブロック作成部135が取り出す主画像のマクロブロックデータを示し、図7(b)は差分マクロブロック作成部135が取り出す副画像のマクロブロックデータを示し、図7(c)は差分マクロブロック作成部135が出力する半透明合成後の差分マクロブロックデータを示す。
【0037】
図6に示すように、ステップS01において、差分マクロブロック作成部135の処理のイニシャル(初期化)を行う。
ステップS02において、副画像フレームバッファ132から1マクロブロック分のデータを取得する。取得されたマクロブロックデータの構成は図7(a)、(b)に示すように、縦16画素、横16画素分のYUVデータ及びコントラストデータとする。ただし、UVデータについてはMPEGのデータ形式にあわせて縦横1/2のデータサイズとする。
【0038】
ステップS03〜ステップS08では、Bピクチャとして、図7(a)に示すマクロブロックデータのYA部、YB部、YC部、YD部、U部、V部の順に合成後の差分マクロブロックデータを計算し、計算結果を、図示しない出力バッファに格納する。
先ず、ステップS031において、図7(a)に示す形式の主画像データを取得する。
【0039】
ステップS032において、図7(b)に示す形式の副画像データを取得する。
ステップS033において、Bピクチャに対して、合成後の差分マクロブロックデータを計算する。
ステップS034において、計算結果を図7(c)に示す形式の図示しない出力バッファに格納する。
【0040】
ステップS035において、本実施の形態のようにコントラスト値が0から15の16通りの合成比を持つ場合には、合成後の差分計算は、次式にしたがって行う。
Y3=(k×(Y2Y1))÷16
U3=(k×(U2U1))÷16
【0041】
V3=(k×(V2V1))÷16
ただし、k=コントラスト値+1(コントラスト値=0の時はk=0とする)
ここに、Y1、U1、V1:主画像の輝度、色差データ
Y2、U2、V2:副画像の輝度、色差データ
【0042】
Y3、U3、V3:合成後の差分の輝度、色差データ
YA部の画素数分(縦8横8画素分)全て処理したかをチェックして、全て処理終了するまでステップS031〜ステップS34の処理を繰り返す。
ステップS04〜ステップS08はステップS03の処理と同様にYB部、YC部、YD部、U部、V部について処理を行い、1マクロブロック分のマクロブロック作成処理を終了する。
【0043】
以上、副画像データをMPEG方式のマクロブロックデータに変換する方法を説明したが、本実施の形態では、変換したマクロブロックデータをMPEG方式のBピクチャとして処理する方法とした。
Bピクチャの場合には、副画像が合成されても、他のピクチャに参照されることがなく、復号後、すぐに表示されるためである。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、主画像処理部120に特別の処理を加えなくとも、主画像の復号時に副画像と合成した画像の参照を回避することが可能になった。
MPEG方式などの圧縮画像を復号する際には、他のピクチャを参照して復号する場合があるが、本発明では参照されないBピクチャを利用するためである。
【0047】
次に、本発明によれば、CPUの処理負荷に余裕のないMPEGデコーダ搭載のパーソナルコンピュータの表示装置に特別なハードウエアを設ける必要がないことである。
画像合成処理は標準のMPEG方式にMC処理を利用した副画像の半透明合成処理を行えるようにしたためである。
次に、本発明によれば、主画像に映画、カラオケの字幕などの副画像を合成する際の合成処理の負荷をより低減できる。
【0048】
通常の半透明合成計算は次式(1)の計算式によるが、本発明の計算式は次式(2)のようにしたので、計算量は少なくなるためである。
Y3=(k×Y2+(16−k)×Y1)÷16…(1)
Y3=(k×(Y2−Y1))÷16 …(2)
MPEGのPピクチャ、Bピクチャは参照するピクチャとの差分データであり、MC処理部124で参照するピクチャとの足し合わせをするため、半透明合成後の差分計算では足し合わせ前のデータを作成すればよいからである。
【0049】
さらに、差分マクロブロック作成部135で作成されるマクロブロックの数は副画像が含まれるマクロブロックの数だけで済み、映画の字幕ように副画像のサイズが小さい場合は処理量が少ないためである。
次に、本発明によれば、復号後に表示される画像データをアクセスすることなく主画像と副画像の合成が可能になる。
IDCT後のマクロブロックデータに対して副画像のデータを合成するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像合成システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】主画像のマクロブロックデータの形式を示す図である。
【図3】副画像フレームバッファ132に格納されるマクロブロックデータ形式を示す図である。
【図4】MPEG方式の主画像データのピクチャ構成を示す図である。
【図5】マクロブロック分離部134により作成されるマクロブロックデータを説明する図である。
【図6】差分マクロブロック作成部135の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】差分マクロブロック作成部135におけるマクロブロックのデータ構成を示す図である。
【図8】本発明の前提となる画像合成システムを説明する図である。
【符号の説明】
100…記憶装置
110…データ分離部
120…主画像処理部
121…ハフマン復号部
122…逆量子化部
123…IDCT部
124…MC部
130…副画像処理部
131…副画像復号部
132…副画像フレームバッファ
133…マクロブロック格納部
134…マクロブロック分離部
135…差分マクロブロック作成部
136…スキップドマクロブロック作成部

Claims (4)

  1. MPEG方式で圧縮された主画像データと、前記MPEGと異なる方式で圧縮された副画像データとを合成する画像合成システムにおいて、
    前記主画像データが逆量子化され、逆DCT処理された後、Iピクチャ形式データ、Pピクチャ形式データ、Bピクチャ形式データの伸長をマクロブロックデータ毎に行うMC処理部と、
    前記MC処理部に入力する前記主画像データの前記Iピクチャ形式データのマクロブロックデータを格納するマクロブロック格納部と、
    前記副画像データをMPEG方式のマクロブロックデータに変換し、副画像として主画像に重なる部分のマクロブロックデータと前記マクロブロック格納部に格納されている前記Iピクチャ形式データのマクロブロックデータとを半透明合成したIピクチャに対する差分マクロブロックデータを作成し、前記MC処理部で伸長が行われるBピクチャ形式データのマクロブロックデータとして出力する副画像マクロブロック生成部とを備え、
    前記MC処理部は、副画像処理時は、前記副画像マクロブロック生成部で作成されたBピクチャ形式のマクロブロックデータを、前記マクロブロック格納部により格納されるマクロブロックデータと同一内容のIピクチャ形式データを参照して伸長することを特徴とする画像合成システム。
  2. 前記副画像がランレングス方式で圧縮されていることを特徴とする、請求項1に記載の画像合成システム。
  3. 前記半透明合成の処理は:
    コントラスト値が0から15の16通りの合成比を持つ場合には、
    Y3=(k×(Y2−Y1))÷16
    U3=(k×(U2−U1))÷16
    V3=(k×(V2−V1))÷16
    ただし、k=コントラスト値+1(コントラスト値=0の時はk=0とする)
    ここに、Y1、U1、V1:主画像の輝度、色差データ
    Y2、U2、V2:副画像の輝度、色差データ
    Y3、U3、V3:合成後の差分の輝度、色差データ
    として行われることを特徴とする、請求項1に記載の画像合成システム。
  4. MPEG方式で圧縮された主画像データと、前記MPEGと異なる方式で圧縮された副画像データとを合成する画像合成方法において、
    前記主画像データが逆量子化され、逆DCT処理された後、Iピクチャ形式データ、Pピクチャ形式データ、Bピクチャ形式データの伸長をマクロブロックデータ毎に行う工程と、
    逆DCT処理された後前記主画像データの前記Iピクチャ形式データのマクロブロックデータを格納する工程と、
    前記副画像データをMPEG方式のマクロブロックデータに変換し、副画像として主画像に重なる部分のマクロブロックデータと格納されている前記Iピクチャ形式データの前記マクロブロックデータとを半透明合成したIピクチャに対する差分マクロブロックデータを作成し、Bピクチャ形式データのマクロブロックデータとして出力し、
    副画像処理時は、前記副画像データが半透明合成されたBピクチャ形式データのマクロブロックデータを前記格納されていIピクチャ形式データのマクロブロックデータと同一内容のIピクチャ形式データを参照して伸長する工程とを備えることを特徴とする画像合成方法。
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