JP2002333012A - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JP2002333012A
JP2002333012A JP2002048162A JP2002048162A JP2002333012A JP 2002333012 A JP2002333012 A JP 2002333012A JP 2002048162 A JP2002048162 A JP 2002048162A JP 2002048162 A JP2002048162 A JP 2002048162A JP 2002333012 A JP2002333012 A JP 2002333012A
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cam
hinge
fixed
fixed cam
axial direction
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JP2002048162A
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Hideo Kato
秀夫 加藤
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Katoh Electrical Machinery Co Ltd
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Katoh Electrical Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でかつ構造が簡単で安価に製
造できる、ヒンジ装置を提供する。 【解決手段】 装置本体の端部とディスプレー体
の端部に各々突設され互いに軸方向に軸芯を共通にして
重ね合わせた各取付筒体を、これらの各取付筒体内に組
み込んだ、固定カムと、固定部材と、前記固定カムに対
向して摺動可能かつ前記固定部材と共に回転するように
設けた摺動カムと、この摺動カムを前記固定カム側へ押
圧する弾性手段とを少なくとも有するヒンジ構成部材で
連結することにより、前記装置本体とディスプレー体を
相対的に折り畳み可能に構成したヒンジ装置において、
前記ヒンジ構成部材を用いて単体のヒンジ体を構成し、
このヒンジ体を外側に位置する取付筒体より内側に位置
する取付筒体へ向けて挿入し、前記各取付筒体の一方の
ものへ前記固定カムを、他方のものへ前記固定部材をそ
れぞれ係嵌合させることにより、前記装置本体と前記デ
ィスプレー体を相対的に折り畳み可能に連結すると共
に、前記ヒンジ体の一部を内側に位置する取付筒体へ軸
方向へ抜け出ないように係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯電話機、携帯
用コンピュータ、電子手帳等の折畳式小型電子機器に用
いて好適なヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヒンジ装置として、装置
本体の端部とディスプレー体の端部に各々突設され互い
に軸方向に軸芯を共通にして重ね合わせた各取付筒体
を、これらの各取付筒体内に組み込んだ、固定カムと、
固定部材と、前記固定カムに対向して摺動可能かつ前記
固定部材と共に回転するように設けた摺動カムと、この
摺動カムを前記固定カム側へ押圧する弾性手段とを少な
くとも有するヒンジ構成部材で連結することにより、前
記装置本体とディスプレー体を相対的に折り畳み可能に
構成したヒンジ装置が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来公知のヒ
ンジ装置は、ヒンジ装置を構成する各ヒンジ構成部材を
個々に各取付筒体の中に組み込む構成のため組立作業が
煩雑となって製作コストが高くついてしまうという問題
があった。近年における産業界はコストダウンの荒波に
さらされており、この種の電子機器の技術分野でも小型
化とコストダウンの要請は非常に厳しいものがある。
【0004】この発明の目的は、上述したヒンジ装置に
求められる技術的要請に答えることができ、また、小型
かつ構造が簡単で安価に製造できる、ヒンジ装置を提供
せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために請求項1の発明は、装置本体の端部とディスプレ
ー体の端部に各々突設され互いに軸方向に軸芯を共通に
して重ね合わせた各取付筒体を、これらの各取付筒体内
に組み込んだ、固定カムと、固定部材と、前記固定カム
に対向して摺動可能かつ前記固定部材と共に回転するよ
うに設けた摺動カムと、この摺動カムを前記固定カム側
へ押圧する弾性手段を有するヒンジ体で連結することに
より、前記装置本体とディスプレー体を相対的に折り畳
み可能に構成したヒンジ装置において、前記ヒンジ構成
部材を用いて単体のヒンジ体を構成し、このヒンジ体を
外側に位置する取付筒体より内側に位置する取付筒体へ
向けて挿入し、前記各取付筒体の一方のものへ前記固定
カムを、他方のものへ前記固定部材をそれぞれ係嵌合さ
せることにより、前記装置本体と前記ディスプレー体を
相対的に折り畳み可能に連結すると共に、前記ヒンジ体
の一部を内側に位置する取付筒体へ軸方向へ抜け出ない
ように係止させることによって、装置本体とディスプレ
ー体を相対的な開閉可能に連結する作業を容易としたも
のである。
【0006】請求項2の発明は、装置本体の端部とディ
スプレー体の端部に各々突設され互いに軸方向に軸芯を
共通にして重ね合わせた各取付筒体を、これらの各取付
筒体内に組み込んだ、固定カムと、固定部材と、前記固
定カムに対向して摺動可能かつ前記固定部材と共に回転
するように設けた摺動カムと、この摺動カムを前記固定
カム側へ押圧する弾性手段とを少なくとも有するヒンジ
構成部材で連結することにより、前記装置本体とディス
プレー体を相対的に折り畳み可能に構成したヒンジ装置
において、シャフトの両側に固定カムと固定部材を設置
し、前記シャフトに摺動可能、かつ前記固定部材と共に
回転するように摺動カムを取り付け、この摺動カムと前
記固定部材との間に弾性部材を弾設することによって単
体のヒンジ体を構成し、このヒンジ体を外側に位置する
取付筒体より内側に位置する取付筒体へ向けて挿入し、
前記各取付筒体の一方のものへ前記固定カムを、他方の
ものへ前記固定部材をそれぞれ係嵌合させることによ
り、前記装置本体と前記ディスプレー体を相対的に折り
畳み可能に連結すると共に、前記ヒンジ体の一部を内側
に位置する取付筒体へ軸方向へ抜け出ないように係止さ
せることによって、請求項1と同じように装置本体とデ
ィスプレー体の連結を容易とし、かつ、ヒンジ体の構成
も簡単にしたものである。
【0007】請求項3の発明は、前記各取付筒体にそれ
ぞれ内周軸方向に係止凸条部を設け、前記ヒンジ体の固
定カムと固定部材にそれぞれ外周に軸方向へ伸び前記係
止凸条部と係合する係止溝を設けることによって、各取
付筒体に対する固定カムと固定部材の係嵌合を容易とし
たものである。
【0008】請求項4の発明は、前記固定カムのカム部
は、所定角度に空けて設けた凹部とこの各凹部同士をつ
なぐ概ね平坦な棚部とから構成され、前記摺動カムのカ
ム部は前記固定カムとの相対的回転角度により前記凹部
に落ち込んだり前記凸部に圧接したりする複数の凸部で
構成することによって、装置本体に対するディスプレー
体の操作性の向上を図るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
携帯電話機に実施した場合について説明する。図1乃至
図2において、指示記号1と2は携帯電話機Aの送話部
を構成する装置本体と受話部を構成するディスプレー体
であり、装置本体1側にはキーボード1aとマイクロフ
ォン1bがその表面に設けられ、ディスプレー体側に
は、ディスプレー部2aとスピーカー2bが設けられて
いる。
【0010】装置本体1とディスプレー体2の各端部か
らは、取付筒体3,3・4,4が突設されており、この
各取付筒体のうち、装置本体1側から突設した取付筒体
3,3は両外側に位置し、ディスプレー体2から突設さ
れた取付筒体4,4は取付筒体3,3の内側に位置して
いる。そして、互いの取付筒体3,3・4,4を軸芯を
共通にして軸方向へ重ね合わせ、各ヒンジ体B,Cを各
取付筒体3,3・4,4内へ装入することにより、装置
本体1とディスプレー体2が互いに相対的に開閉可能に
連結されている。
【0011】ヒンジ体B,Cの構成は、左右対称となる
のみで同じ構造であるから、ヒンジ体Bについてのみ説
明する。とくに、図3乃至図5において、指示記号5
は、シャフトであり、このシャフト5には、一端部にフ
ランジ部6が設けられ、このフランジ部6に続いて断面
略楕円形状の変形軸部7が設けられ、さらにこの変形軸
部7の端部にそれぞれ刻設された係止リング取付用の係
合溝8とEリング用の周溝9とが設けられている。指示
記号10は固定部材であり、この固定部材10はその中
心部軸方向に係止リング取付用の円形孔11aと楕円形
状の変形孔11bから成る段付き孔11を有し、外周に
回り止めを構成する複数の係止溝10a,10a…を設
けてある。そして、変形孔11bへシャフト5の変形軸
部7を挿通係止させ、該シャフト5の係合溝8に嵌着さ
せた係止リング12を段付き孔11内部の円形孔11a
へ収装して該変形孔11bへ係止させることにより、シ
ャフト5から抜け出ないように、かつシャフト5と共に
回転するように該シャフト5へ係止固定されている。
尚、もう一つの周溝9にはEリング13が嵌着されてい
る。
【0012】シャフト5のフランジ部6側には、その中
心部に設けた円形孔14aへシャフト5の変形軸部7を
回転可能に挿通させて、固定カム14がフランジ部6に
よって係止固定されており、このフランジ部6と固定カ
ム14との間には、その中心部に設けた円形孔15aに
変形軸部7を挿通させつつ、例えば合成樹脂製のフリク
ションプレート15が介在させてある。この固定カム1
4には、さらにその外周に回り止めを構成する複数の係
止溝14b,14b…が設けられると共に、その一側面
に複数の凹部16aと平坦な棚部16bから成るカム部
16が設けられている。尚、固定部材10の係止溝10
aと固定カムの係止溝14bとは、その幅が異なってお
り、固定部材10の係止溝10aの方がその深さ、幅共
により深くかつより広くなっている。
【0013】固定カム14と固定部材10との間には変
形軸部7をその中心部軸方向に設けた変形挿通孔17a
へ挿通させて、摺動カム17が、変形軸部7の軸方向へ
摺動可能かつシャフト5と共に回転可能となるように該
シャフト5に取り付けられている。この摺動カム17の
固定カム14のカム部16と対向する側面には、複数の
凸部17b,17bから成るカム部17cが設けられて
いる。
【0014】そして、この摺動カム17と固定部材10
との間には、シャフト5に環巻きさせてコンプレッショ
ンスプリングから成る弾性部材18が弾設され、摺動カ
ム17を常に固定カム14側へ押圧させ、凸部17b,
17bをカム部16へ圧接させている。尚、ちなみにヒ
ンジ全体の大きさは、その最大の部分の外径で略5φで
あり、ヒンジ全体の長さで10mm程度の小型のもので
ある。
【0015】したがって、とくに図1に示したように、
ヒンジ体B,Cを各固定部材10側を先にして外側に位
置する取付筒体3,3の側から装入して該固定部材10
の回り止め用の係止溝10aを取付筒体4,4に設けた
係止凸条部4a,4aと係嵌合させることにより、この
固定部材10をディスプレー体2の内側に位置する取付
筒体4,4の取付孔4b,4b内へ固定させ、次いで固
定カム14の回り止め用の係止溝14b,14b…を装
置本体1の取付筒体3,3の取付孔3a,3a内へ装入
し、そこに設けた係止凸条部3b,3b…と係嵌合させ
ることにより、装置本体1とディスプレー体2の連結が
終了する。
【0016】次いで、内側に位置する取付筒体4の端部
より突出したシャフト5の変形軸部7の周溝9へEリン
グ13を嵌着させて、ヒンジ体B,Cが外へ抜け出てこ
ないように取付筒体4,4の端部へ係止するものであ
る。そして、こうしておいて装置本体1に対してディス
プレー体2を開閉させると、シャフト5は固定部材10
を介してディスプレー体2の取付筒体4と共に回転する
ことになる。もっとも、装置本体1とディスプレー体2
の開閉は相対的であり、装置本体1をディスプレー体2
に対して開閉させる場合もある。この場合は固定カム1
4はこれを係止固定させた取付筒体4と共にシャフト5
の回りを回転することになる。固定部材10の係止溝1
0aの深さや幅を固定カム14の係止溝14bより深く
或はより広くしたりすると、固定部材10側を先にして
取付筒体4,4より挿入させてやる際に、固定部材10
が外側の取付筒体3,3の係止凸条部3b,3bへつか
えることがないという利点を有する。
【0017】図7と図9において、今、装置本体1をデ
ィスプレー体2に対して閉じた0°の状態においては、
摺動カム17のカム部17cの凸部17bは固定カム1
4のカム部16の凹部16a内の位置にある。この0°
の状態から凸部17bの落ち込んでいる凹部16aはま
だ深さに余裕があるので、つまり凸部17bは凹部16
a内へ完全に落ち込んではいない。したがって、ディス
プレー体2は閉成方向へ回動附勢されることによりこの
状態でロックされた状態となり自然に開くことはない。
ディスプレー体2を開くと凸部17bはカム部16の凹
部16aより平坦な棚部16b上へ移動し、フリクショ
ン機能によりフリーストップに開かれ、約160°の開
成角度になると、再び凹部16aへ落ち込んでいくこと
により自動的に開かれる。この際には凸部17bは凹部
16a内へ完全に落ち込みロックする。そして、160
°を越えてさらに開くことが可能となる。使用が終了し
てディスプレー体2を装置本体1に対して閉じる場合に
は、閉成位置近くで凸部17bが凹部16a内へ落ち込
むことにより吸い込まれるようにして自動的に閉じら
れ、凸部17bが凹部16a内へ完全に落ち込まないこ
とにより、その閉成状態を上述したように維持する。
【0018】尚、ディスプレー体2の開閉操作時の本願
発明に係るヒンジ装置によっての制御は、上述したもの
以外にも各カム部の形状、設置位置等を変えることによ
り、さまざまなバリエーションに構成して、開閉操作時
のフィーリングを変えることができる。それによって本
願発明に係るヒンジ装置は他の小型電子機器のディスプ
レー体開閉用のヒンジ装置として用いることが可能であ
る。
【0019】尚、その他の実施の形態として、カム部1
7cとカム部16を設ける部材を上述した実施の形態の
ものと逆にしても良い。凸部や凹部の形状や設置位置に
ついても用途によってさまざまに変えることが可能であ
る。
【0020】尚、この発明に係るヒンジ装置は、携帯電
話機以外の折畳式小型電子機器のディスプレー体の開閉
用として用いても、カム部材と摺動カム部材に設ける凸
部とカム部の形状、設置位置を変更することにより、必
要とされる機能を安価なコストで得ることができるもの
である。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
請求項1のように構成すると、ヒンジ体を小型で部品点
数が少なく簡単な構成のものとし、製作コストを大幅に
下げることができた上で、ヒンジ体を単体で構成して装
置本体とディスプレー体に設けた取付筒体へ装入させた
上で固定部材と固定カムを各々の取付筒体へ係嵌合さ
せ、ヒンジ体の一部を内側に位置する取付筒体へ係止さ
せるのみで、ヒンジ装置の組み付けが完了するので、組
み付けに要する手間と時間を大幅に節約することによ
り、大幅なコストダウンを図ることができるものであ
る。
【0022】請求項2のように構成すると、ヒンジ体の
構成が可及的に簡単となって更なるコストダウンを図る
ことができるものである。
【0023】請求項3のように構成すると、ヒンジ体の
固定部材と固定カムを各装入した取付筒体へ容易に係嵌
合させることができ組み付け作業が容易となるものであ
る。
【0024】請求項4のように構成すると、簡単な構成
で装置本体とディスプレー体を閉成状態でロックさせて
おくことができ、中間開成角度においてフリーストップ
に開閉させることができ、かつ全開状態で再びロックさ
せることができることから、操作性が向上するという効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話機に実施したこの発明に係るヒンジ装
置の一部分解斜視図である。
【図2】図1に示した携帯電話機の開成状態の側面図で
ある。
【図3】この発明に係るヒンジ装置の正面図である。
【図4】図3に示したヒンジ装置の右側面図である。
【図5】図3に示したヒンジ装置の分解斜視図である。
【図6】図3に示した携帯電話機に実施したヒンジ装置
の部分の拡大断面図である。
【図7】図6に示した拡大断面図に対応し、その動作を
説明する拡大断面図である。
【図8】固定カムと摺動カムの0°時の動作を説明する
ための説明図である。
【図9】固定カムと摺動カムの160°時の動作を説明
するための説明図である。
【符号の説明】
1 装置本体(送話部) 2 ディスプレー体(受話部) 3 取付筒体 3a 取付孔 3b 係止凸条部 4 取付筒体 4a 係止凸条部 4b 取付孔 5 シャフト 10 固定部材 10a 係止溝 12 係止リング 13 Eリング 14 固定カム 16 カム部 16a 凹部 16b 平坦な棚部 17 摺動カム 17b 凸部 17c カム部 18 弾性部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の端部とディスプレー体の端部
    に各々突設され互いに軸方向に軸芯を共通にして重ね合
    わせた各取付筒体を、これらの各取付筒体内に組み込ん
    だ、固定カムと、固定部材と、前記固定カムに対向して
    摺動可能かつ前記固定部材と共に回転するように設けた
    摺動カムと、この摺動カムを前記固定カム側へ押圧する
    弾性手段とを少なくとも有するヒンジ構成部材で連結す
    ることにより、前記装置本体とディスプレー体を相対的
    に折り畳み可能に構成したヒンジ装置において、前記ヒ
    ンジ構成部材を用いて単体のヒンジ体を構成し、このヒ
    ンジ体を外側に位置する取付筒体より内側に位置する取
    付筒体へ向けて挿入し、前記各取付筒体の一方のものへ
    前記固定カムを、他方のものへ前記固定部材をそれぞれ
    係嵌合させることにより、前記装置本体と前記ディスプ
    レー体を相対的に折り畳み可能に連結すると共に、前記
    ヒンジ体の一部を内側に位置する取付筒体へ軸方向へ抜
    け出ないように係止させたことを特徴とする、ヒンジ装
    置。
  2. 【請求項2】 装置本体の端部とディスプレー体の端部
    に各々突設され互いに軸方向に軸芯を共通にして重ね合
    わせた各取付筒体を、これらの各取付筒体内に組み込ん
    だ、固定カムと、固定部材と、前記固定カムに対向して
    摺動可能かつ前記固定部材と共に回転するように設けた
    摺動カムと、この摺動カムを前記固定カム側へ押圧する
    弾性手段とを少なくとも有するヒンジ構成部材で連結す
    ることにより、前記装置本体とディスプレー体を相対的
    に折り畳み可能に構成したヒンジ装置において、シャフ
    トの両側に固定カムと固定部材を設置し、前記シャフト
    に摺動可能、かつ前記固定部材と共に回転するように摺
    動カムを取り付け、この摺動カムと前記固定部材との間
    に弾性部材を弾設することによって単体のヒンジ体を構
    成し、このヒンジ体を外側に位置する取付筒体より内側
    に位置する取付筒体へ向けて挿入し、前記各取付筒体の
    一方のものへ前記固定カムを、他方のものへ前記固定部
    材をそれぞれ係嵌合させることにより、前記装置本体と
    前記ディスプレー体を相対的に折り畳み可能に連結する
    と共に、前記ヒンジ体の一部を内側に位置する取付筒体
    へ軸方向へ抜け出ないように係止させたことを特徴とす
    る、ヒンジ装置。
  3. 【請求項3】 前記各取付筒体はそれぞれ内周軸方向に
    係止凸条部を有し、前記ヒンジ体の固定カムと固定部材
    はそれぞれ外周に軸方向へ伸び前記係止凸条部と係合す
    る係止溝を設けたことを特徴とする、請求項1乃至2の
    いずれかに記載のヒンジ装置。
  4. 【請求項4】 前記固定カムのカム部は、所定角度を空
    けて設けた凹部とこの各凹部同士をつなぐ概ね平坦な棚
    部とから構成され、前記摺動カムのカム部は前記固定カ
    ムとの相対的回転角度により前記凹部に落ち込んだり前
    記棚部に圧接したりする複数の凸部で構成したことを特
    徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のヒンジ装
    置。
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