JP3875621B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関するもので、特に、ロム ヒューズ(ROM Fuse)を用いて初期設定を行う集積回路チップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、NAND型フラッシュメモリなどのデータの電気的書き換えが可能な不揮発性の半導体メモリを備える集積回路チップ(NAND型EEPROM)においては、初期設定動作にROM Fuseが多く使用されるようになってきている(たとえば、特許文献1参照)。ROM Fuseとは、たとえば図12に示すように、集積回路チップの初期化に必要な各種の初期設定値をメモリセルアレイ(もしくは、専用メモリ)101上の所定のデータ領域101aに格納したものであって、集積回路チップの電源投入(パワーオン)時に、データ領域101a内に格納されている各種の初期設定値が、制御回路103の制御のもと、センスアンプ(S/A)105によって自動的に読み出されるように構成されたものである。ROM Fuseより読み出された各種の初期設定値は、各レジスタ(データラッチ回路)107a,107b,107cに転送され、そこで保持される。そして、各レジスタ107a,107b,107cで保持された各種の初期設定値、たとえばレジスタ107cで保持された書き込み電圧や消去電圧を設定するための初期設定値は、高電圧発生回路109に送られる。これにより、集積回路チップの初期設定動作が行われる。ROM Fuseは、レーザ溶断型などの従来のヒューズに比べ、設計の自由度が高く、また、テスト費用の削減が可能である。そのため、最近では、ROM Fuseの使用の要求が高い。
【0003】
しかしながら、ROM Fuseの場合、初期設定値をデータという形で実際にメモリセルに書き込むものである。このため、データの信頼性の点で、従来のヒューズよりも劣る。その対策として、以下のような方法が検討されている。たとえば、各種の初期設定値を1セットだけでなく、数セット分の初期設定値をROM Fuseに記憶させておく。そして、パワーオン時に、各セットの初期設定値を比較する。こうすることで、データの信頼性を高めることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−176290号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来においては、数セット分の初期設定値をROM Fuseに記憶させておき、パワーオン時に、複数の初期設定値を比較することで、ROM Fuseにおけるデータの信頼性を高めることができるものの、それでもデータは化ける可能性があり、各セットのすべての初期設定値がフェイル(FAIL)になることも考えられる。特に、初期設定動作では、パワーオン時にデータの読み出しを行っている。そのために、読み出されるデータは、電源投入の状況に大きく依存し、場合によっては初期設定値を正しく読み出せないこともある。このような場合には、初期設定動作として、有効な初期設定値を設定することができない。すなわち、初期設定動作において、有効な初期設定値を設定できないということは集積回路チップを初期化できていない、たとえば、リダンダンシのための不良セルの置き換えも、電源のトリミングもできていないということである。
【0006】
有効な初期設定値を設定できなかった場合、集積回路チップは正常なメモリ動作を維持できないばかりでなく、重要なセルデータを消失したり、メモリセルそのものを壊しかねない。したがって、初期設定動作を正常に終了できなかった場合に、セルデータの消失などから集積回路チップを保護する有効な対策が望まれていた。
【0007】
そこで、この発明は、有効な初期設定データを設定できなかった場合には該装置を継続的に動作禁止の状態に設定でき、セルデータの消失やメモリセルの破壊を防止することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明の一態様によれば、複数の不揮発性メモリセルを含み、該装置の動作条件を決定する初期設定データが書き込まれる初期設定データ領域を備えるメモリセルアレイと、電源の投入を検知する検知回路と、前記検知回路による電源投入の検知出力に応じて、前記メモリセルアレイの前記初期設定データ領域内より前記初期設定データを読み出す読出回路と、前記読出回路によって読み出された前記初期設定データが有効データか、無効データかを判定する判定回路と、前記判定回路によって前記初期設定データが無効データと判定された場合に、該装置を動作禁止の状態に設定する設定回路とを具備し、前記設定回路は、チップステータスをフェイル状態に固定させるように構成されたステータス出力回路であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置が提供される
【0009】
上記の構成によれば、電源投入時に初期設定動作を正常に終了することができなかった場合に、メモリセルへのアクセスを制限できるようになる。これにより、無効(異常)な初期設定データにもとづいてメモリ動作が行われることによる破壊から、貴重なセルデータやメモリセルを保護することが可能となるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる、NAND型フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリを備える集積回路チップ(NAND型EEPROM)の構成例を示すものである。図1において、不揮発性の半導体メモリであるメモリセルアレイ11は、データの電気的書き換えが可能な複数の不揮発性メモリセルをマトリクス配列して構成されている。不揮発性メモリセルは、浮遊ゲートと制御ゲートとが積層されたスタックト・ゲート型のMOSトランジスタ構造を有するものである。メモリセルアレイ11には、不良セルを良品セルと置き換えるための冗長ロウセルアレイ11aと冗長カラムセルアレイ11bとが設けられている。また、メモリセルアレイ11の初期設定データ領域12は、EEPROMの初期化に必要な各種の初期設定データを書き込むための領域としてあらかじめ定められている(ROM Fuse)。初期設定データとは、たとえば、電源投入(パワーオン)にともなうEEPROMの立ち上げ時におけるメモリの動作条件などを決定するためのヒューズデータである。
【0012】
図2は、上記メモリセルアレイ11の具体的な構成例を示すものである。この例の場合、メモリセルアレイ11は、複数のプレーン110を有して構成されている。各プレーン110においては、16個のメモリセルMCが直列に接続されて1つのNANDセルユニットNCUを構成している。ワード線WLn(n=0〜15)が共通に配設された複数のNANDセルユニットNCUは、データ消去の最小単位となるセルブロックB0,B1,〜,Bnを構成している。複数のセルブロックB0,B1,〜,Bnは、ビット線BLを共通にして配置されている。このようなプレーン110に対して、たとえば図3に示すように、各セルブロックBnが初期設定データを記憶するための初期設定データ領域12として定められる。
【0013】
初期設定データ領域12は、ビット線BLおよびワード線WLnの選択駆動により、データの書き込み、消去、および、読み出しの各動作が可能とされている。しかしながら、後述するように、EEPROMの通常のメモリ動作においては、外部からのアクセスが禁止されている。したがって、データの一括消去あるいはブロック単位の消去の際にも、この初期設定データ領域12は消去対象より除外される。
【0014】
NAND型フラッシュメモリの場合、たとえば図2に示すように、初期設定データ領域12の最小単位は、データ消去の最小単位であるセルブロックBnである。セルブロックBnは、他のセルブロックB0〜Bn−1と同じ構造である。そのため、レイアウトや回路動作については、通常のNAND型フラッシュメモリの場合と同様であり、設計が容易である。これに対し、初期設定データ領域12に記憶される初期設定データのサイズが小さい場合などは、通常のNAND型フラッシュメモリに比べて、ワード線が少ないセルブロック構成としてもよい。これにより、セルブロックBnを他のセルブロックB0〜Bn−1と同じ構造とする場合よりも、初期設定データ領域12の占有面積(メモリセルアレイのサイズ)を小さくすることができる。
【0015】
また、NAND型フラッシュメモリには、複数のメモリセルMCから同時にデータの読み出しを行う「ページ」と称する複数のカラムアドレスからなる単位がある。各ページPn(n=0〜15)には、“0”から“15”まで順番にアドレスがふられている。通常のメモリ動作では、指定されたページアドレスに対し、いっせいにデータの読み出し動作が行われる。
【0016】
メモリセルアレイ11の各ビット線BLは、たとえば図1に示すように、読出回路としてのセンスアンプ(S/A)回路21を介して、データレジスタ22に接続されている。また、このEEPROMには、ビット線BLを選択するためのカラムデコーダ23、および、ワード線WLnを選択するためのロウデコーダ24が設けられている。
【0017】
アドレスデータAD、コマンドデータCMD、および、入出力データDAは、I/Oバッファ25を介して入出力される。そして、アドレスデータADは、アドレスレジスタ26および初期設定データラッチ回路27に取り込まれる。コマンドデータCMDは、コマンドレジスタ28に取り込まれる。入出力データDAのうち、書き込み用のデータは、データバスBUSを介して、データレジスタ22に取り込まれる。
【0018】
アドレスレジスタ26から発生されるロウアドレスはロウデコーダ24に送られ、そこでデコードされる。また、上記アドレスレジスタ26から発生されるカラムアドレスはカラムデコーダ23に送られ、そこでデコードされる。これにより、メモリセルMCの選択がなされる。
【0019】
データ書き込み動作やデータ消去動作に用いられる各種の高電圧は、昇圧回路オシレータにより構成された高電圧発生回路29により発生される。この高電圧発生回路29からの高電圧は、上記メモリセルアレイ11、上記センスアンプ回路21、および、上記ロウデコーダ24にそれぞれ供給される。
【0020】
コマンドレジスタ28に取り込まれたコマンドデータCMDは、たとえば、制御回路30でデコードされる。これにより、制御回路30によるデータ書き込み動作やデータ消去動作のためのシーケンス制御がなされる。たとえば、データ書き込み動作時には、選択されたメモリセルMCでのデータの書き込み動作、および、書き込み状態を確認するためのベリファイ動作が行われる。そして、書き込み不十分のメモリセルMCには、再度、データの書き込みを行うという制御がなされる。データ消去動作時には、選択されたセルブロックB0,B1,〜,Bn−1でのデータの消去動作、および、消去状態を確認するためのベリファイ動作が行われる。そして、消去不十分の場合には、再度、データの消去を行うという制御がなされる。書き込みモードまたは消去モードの設定により、上述した一連のデータ書き込み動作またはデータ消去動作のための各シーケンス制御を行うのが、制御回路30である。
【0021】
また、制御回路30は、上記高電圧発生回路29、上記センスアンプ回路21、上記アドレスレジスタ26、上記コマンドレジスタ28、上記初期設定データラッチ回路27の他、レディ/ビジィ(Ready/Busy)バッファ31、初期設定データラッチ回路33、チップ情報データラッチ回路34、および、ステータス回路(設定回路)35などを制御する。
【0022】
レディ/ビジィバッファ31は、電源投入によるEEPROMの立ち上げ時において、初期設定動作(EEPROMの初期化)が終了するまでの間、外部にアクセス禁止を知らせるためのレディ/ビジィ信号(R/B=L(ビジィ状態))を出力する。
【0023】
このEEPROMには、さらに、パワーオンリセット回路(検知回路)32、内部タイマ回路36、一致検出回路37、ベリファイチェック回路38、および、判定回路39などが設けられている。
【0024】
パワーオンリセット回路32は電源投入により動作し、その結果として、検知信号(LOWVDDn=H)を上記制御回路30および上記ステータス回路35に出力する。
【0025】
ベリファイチェック回路38は、上述したベリファイ動作を実行するものである。書き込み不十分の場合には、フェイル信号(PROG_FAILn=L)を上記ステータス回路35に出力する。消去不十分の場合には、フェイル信号(ERASE_FAILn=L)を上記ステータス回路35に出力する。
【0026】
メモリセルアレイ11の初期設定データ領域12に書き込まれる初期設定データは、具体的には、ウェハテストの結果により明らかになった不良アドレスデータ、データ書き込み動作およびデータ消去動作のための各種のパラメータ(電圧値データ、書き込み,消去の制御ループ数など)、メモリ容量や仕様に関するコードおよびメーカコードなどのチップ情報(IDコード)である。
【0027】
ここで、初期設定データの初期設定データ領域12への書き込みは、チップをパッケージングした後の、製品出荷の前に、たとえば特定のコマンド入力により行うものとする。すなわち、ロウデコーダ24およびカラムデコーダ23は、初期設定データ領域12を含めて、メモリセルアレイ11の全体をアクセス可能に構成されている。しかし、通常のデータ書き込みまたは読み出し動作では、初期設定データ領域12にはアドレスが割り当てられていない。つまり、外部アドレスによって、初期設定データ領域12を指定することはできない。I/Oバッファ25に特定のコマンドデータCMDが入力されたときのみ、制御回路30は、アドレスレジスタ26を制御する。そして、アドレスレジスタ26に、初期設定データ領域12をアクセスするのに必要な内部アドレスを発生させる。これにより、初期設定データ領域12に初期設定データを書き込むことができるようになっている。
【0028】
このように、初期設定データがメモリセルアレイ11の初期設定データ領域12内に記憶されたROM Fuseを備えるEEPROMでは、電源投入時、初期設定データ領域12内に書き込まれた初期設定データを読み出して保持する、初期設定動作が行われる。図1には、不良アドレスデータを保持するための初期設定データラッチ回路27と、高電圧発生回路29および内部タイマ回路36を制御するパラメータを保持するための初期設定データラッチ回路33と、チップ情報を保持するためのチップ情報データラッチ回路34とを示している。この初期設定データ領域12のデータ読み出しと、その読み出した初期設定データの、初期設定データラッチ回路27,33およびチップ情報データラッチ回路34への転送制御は、制御回路30によって制御される。ただし、読み出した初期設定データの、初期設定データラッチ回路27,33およびチップ情報データラッチ回路34への転送制御は、後述するように、上記判定回路39の判定結果にもとづいて行われる。
【0029】
すなわち、電源を投入すると、パワーオンリセット回路32が動作する。これにより、電源投入を判断した制御回路30は、電源安定化のために一定の待ち時間を経過した後、読み出しモードを設定する。そして、初期設定データ領域12をアクセスするための内部アドレスを、アドレスレジスタ26に発生させる。この初期設定データ領域12をアクセスするための内部アドレスは、前述したように、通常のメモリ動作では割り当てられていない。上記内部アドレスに応じて、ロウデコーダ24およびカラムデコーダ23によりアクセスされた初期設定データ領域12内の初期設定データは、センスアンプ回路21によって自動的に読み出される。そして、その読み出された初期設定データはデータレジスタ22に転送され、保持される。データレジスタ22で保持された初期設定データは、その有効性が、判定回路39によって確認される。これにより、データレジスタ22で保持された初期設定データのうち、判定回路39によって有効データと判定された初期設定データのみが、データバスBUSを介して、初期設定データラッチ回路27,33およびチップ情報データラッチ回路34に転送されて、それぞれ保持される。
【0030】
以上の初期設定動作の間、制御回路30は、レディ/ビジィバッファ31を介して、外部にアクセス禁止を知らせるレディ/ビジィ信号(R/B=L(ビジィ状態))を出力させる。初期設定動作が正常に終了したら、制御回路30はレディ/ビジィバッファ31を制御して、レディ/ビジィ信号をスタンバイ状態(Ready(R/B=H))にセットする。
【0031】
図4は、初期設定データラッチ回路27の構成例を示すものである。初期設定データラッチ回路27は、冗長ロウセルアレイ11aおよび冗長カラムセルアレイ11bの大きさに応じて決定される、不良アドレスデータの書き込みに必要な個数のラッチ回路LA1〜LAmによって構成される。各ラッチ回路LA1〜LAmは、ラッチ本体27aと、不良アドレスデータを取り込むためのクロックト・インバータ27bと、保持されている不良アドレスデータを入力側のデータバスBUSに取り出すためのクロックト・インバータ27cとを有する。この初期設定データラッチ回路27は、電源投入時やテストモード時などに発生されるリセット信号RSTによりリセットされる。しかし、通常のメモリ動作ではリセットされない。
【0032】
初期設定データラッチ回路33およびチップ情報データラッチ回路34の構成も、初期設定データラッチ回路27と同様の構成となっている。
【0033】
初期設定動作が正常に終了すると、レディ/ビジィ信号R/Bがレディ状態(=H)となり、通常のメモリ動作、つまりデータの読み出し、書き込みおよび消去の各動作が可能になる。この通常の動作モードでは、I/Oバッファ25にアドレスデータADが入力されると、アドレスレジスタ26に取り込まれたアドレスデータADと、初期設定データラッチ回路27に保持されている不良アドレスデータとの一致/不一致が、一致検出回路37により検出される。一致が検出されると、置換制御信号37aがカラムデコーダ23に、置換制御信号37bがロウデコーダ24に、それぞれ出力される。この置換制御信号37a,37bによってロウデコーダ24およびカラムデコーダ23が制御され、これにより、冗長ロウセルアレイ11aおよび冗長カラムセルアレイ11bによる不良セルの置換が行われる。
【0034】
初期設定データラッチ回路33に保持された所望のパラメータによって、内部タイマ回路36が制御される。これにより、メモリ動作に必要な所定のタイマ信号が、内部タイマ回路36から発生される。また、初期設定データラッチ回路33に保持された所望のパラメータによって、高電圧発生回路29が制御される。これにより、データ書き込み、データ消去、データ読み出しの各動作モードに応じた所定の電圧が、高電圧発生回路29から発生される。
【0035】
この実施形態において、好ましくは、メモリセルアレイ11の初期設定データ領域12に記憶されている初期設定データを読み出してチェックし、あるいは、書き換えができるテストモードを設定できるようにする。具体的には、あらかじめ定められたコマンドデータCMDの入力によって、テストモードを設定できるようにしておく。
【0036】
初期設定データ領域12に不良セルがあった場合に、これを無視して初期設定データを書き込んだとすると、初期設定動作を正常に終了できない。すなわち、初期設定データ領域12から読み出される初期設定データの信頼性が悪い場合、データラッチ回路27,33,34に初期設定データとして有効なデータを格納できない。また、初期設定データ領域12の良品セルに正しく書き込まれた初期設定データであっても、電源投入の状況によっては、初期設定データ領域12内から初期設定データを正確に読み出すことができない場合がある。この場合も、初期設定動作を正常に終了できない。たとえば、初期設定データラッチ回路33に保持された、高電圧発生回路29を制御するためのパラメータが初期設定データとして有効なデータでない場合、電圧異常を起こし、場合によっては貴重なセルデータを消失したり、メモリセルMCを破壊したりする可能性がある。
【0037】
そこで、初期設定動作においては、初期設定データ領域12内より読み出された初期設定データが有効なデータか否かを判定する必要がある。そして、データラッチ回路27,33,34に有効な初期設定データを格納できない場合には、チップステータスをフェイル(Fail)状態に固定する。そして、それを外部に出力する。これにより、初期設定動作を正常に終了できない場合の、貴重なセルデータの消失やメモリセルMCの破壊を防止することが可能となる。
【0038】
以下に、初期設定データ領域12内より読み出された初期設定データが有効なデータか否かを判定する方法について説明する。
【0039】
図5は、初期設定データ領域12における初期設定データの記憶例を示すものである。ここでは、初期設定データとしての不良アドレスデータ(制御データ)を例に説明する。また、不良アドレスデータは4ビットで表わされ、不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdが初期設定データ領域12の各列(ここでは、1列=1ワード線)に書き込まれている場合を示している。最初の不良アドレスデータXaが“0101”であるとすると、これを第0列に書き込む。そして、第1列には、その不良アドレスデータXaと相補関係にある“1010”なる参照データ/Xaを、不良アドレスデータXaと対にして記憶する。また、次の不良アドレスデータXbが“1100”であれば、これを第2列に記憶する。そして、その不良アドレスデータXbと相補関係にある“0011”なる参照データ/Xbを、第3列に記憶する。同様に、次の不良アドレスデータXcが“1010”であれば、これを第4列に記憶する。そして、初期設定データ領域12の第5列には、その参照データ/Xcとしての“0101”を記憶する。最後の不良アドレスデータXdが“1000”であれば、これを第6列に記憶する。そして、初期設定データ領域12の第7列には、その参照データ/Xdとしての“0111”を記憶する。
【0040】
制御回路30による初期設定動作においては、初期設定データ領域12内より読み出された不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdが有効データか否かを、参照データ/Xa,/Xb,/Xc,/Xdにもとづいて判定する。そして、有効性が確認された不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdのみ、初期設定データラッチ回路27に転送し、各ラッチ回路LA1〜LA4で保持させるようにする。
【0041】
この不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdの有効性の確認、つまり有効データか否かの判定は、たとえば図6に示すように、上記判定回路39によって行われる。この判定回路39は、不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdを、インバータ回路39aを介して、比較回路(たとえば、EXNOR回路)39bに入力する。また、この比較回路39bに、不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdと対をなす参照データ/Xa,/Xb,/Xc,/Xdを入力する。この場合、不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdおよび参照データ/Xa,/Xb,/Xc,/Xdは、センスアンプ回路21によって初期設定データ領域12内より同時に読み出され、順次、データレジスタ22を介して供給される。こうして、不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdと参照データ/Xa,/Xb,/Xc,/Xdとの一致/不一致によって、不良アドレスデータXa,Xb,Xc,Xdの有効性を確認する。
【0042】
すなわち、不良アドレスデータXa(Xb,Xc,Xd)と参照データ/Xa(/Xb,/Xc,/Xd)との相補関係が確認された場合に、判定回路39の出力として、判定信号COMP(=H)が比較回路39bより上記ステータス回路35に出力される。これにより、初期設定データ領域12内より読み出された不良アドレスデータXa(Xb,Xc,Xd)は有効な初期設定データであるとして、不良アドレスデータXa(Xb,Xc,Xd)の初期設定データラッチ回路27への転送が行われる。つまり、不良アドレスデータXa(Xb,Xc,Xd)を初期設定データラッチ回路27に転送するための転送ゲート(図示していない)がオンされる。
【0043】
一方、不良アドレスデータXa(Xb,Xc,Xd)と参照データ/Xa(/Xb,/Xc,/Xd)との相補関係が確認されなかった場合は、判定回路39の出力として、判定信号COMP(=L)が比較回路39bより上記ステータス回路35に出力される。これにより、初期設定データ領域12内より読み出された不良アドレスデータXa(Xb,Xc,Xd)は有効な初期設定データではない、つまり無効なデータであるとして、上記したように、チップステータスがFail状態に固定される。
【0044】
図7は、初期設定動作において、初期設定データの有効性を確認するようにした場合の処理の流れを示すものである。すなわち、電源を投入すると、パワーオンリセット回路32が動作する(ステップS1)。これにより、電源投入を判断した制御回路30は、電源が安定化するまで待機する(ステップS2)。その後、読み出しモードを設定する。これにより、アドレスレジスタ26によって発生させた内部アドレスに応じて、センスアンプ回路21によって初期設定データ領域12内の初期設定データが自動的に読み出される(ステップS3)。そして、読み出された初期設定データ(制御データおよび参照データ)は、順次、判定回路39に送られる。これにより、その初期設定データの有効性の確認がなされる(ステップS4)。有効性が確認された場合(PASS)には、その初期設定データが、初期設定データラッチ回路27,33またはチップ情報データラッチ回路34に転送される(ステップS5)。一方、上記ステップS4において、初期設定データの有効性が確認されなかった場合(FAIL)には、判定回路39からステータス回路35に判定信号COMP(=L)が出力される。こうして、初期設定データ領域12内より読み出されたすべての初期設定データについての有効性の確認が終了するまで(ステップS6)、上記ステップS4以降の処理が繰り返される。
【0045】
本実施形態においては、たとえば図3に示したように、メモリセルアレイ11を構成する複数のプレーン110の各セルブロックBnを、それぞれ初期設定データ領域12として設定するようにしている。そして、それぞれの初期設定データ領域12には、同一の初期設定データ(制御データX,参照データ/X)を書き込むようにしている。このように、数セット分の初期設定データをもたせることによって、初期設定データのデータとしての信頼性を向上できる。したがって、たとえ初期設定データの信頼性が極端に悪いような場合であっても、初期設定動作の精度(正常終了の確率)をより高めることが可能となっている。
【0046】
このような方法によれば、読み出した不良アドレスデータの有効性のみでなく、たとえば、初期設定データ領域12に不良セルが存在するような場合にも、正確な(有効な)不良アドレスデータの初期設定データラッチ回路27への転送制御が可能になる。
【0047】
不良アドレスデータの有効性を確認する判定回路39としては、図6に示した構成に限らず、たとえば不良アドレスデータXを比較回路39bに直接入力し、比較回路39bに入力する参照データ/Xを、インバータ回路39aを介して供給するようにしてもよい。また、不良アドレスデータの正当性を高めるために、比較回路にECCを用いることも可能である。さらに、EEPROMの構成によっては、一致検出回路37によって判定回路39を兼用させるように構成することも可能である。
【0048】
なお、初期設定動作における初期設定データの読み出し方法および有効性の確認方法については、たとえば特開2001−176290号公報に各種の方法が開示されており、ここでの詳細な説明は割愛する。
【0049】
次に、初期設定データの有効性が確認されず、初期設定動作を正常に終了できなかった場合の対策について説明する。この実施形態においては、初期設定動作を正常に終了できなかった場合、ステータス回路35によってチップステータスをFail状態に固定する(PASS/FAIL信号=L)。これにより、重要なセルデータの消失やメモリセルMCの破壊から、EEPROMを保護する。
【0050】
すなわち、ステータス回路35は、たとえば図8に示すように、ナンド回路35aの一方の入力端に、ベリファイチェック回路38からのデータ書き込みのフェイル信号(PROG_FAILn=L)が供給される。また、このナンド回路35aの他方の入力端には、ベリファイチェック回路38からのデータ消去のフェイル信号(ERASE_FAILn=L)が供給される。ナンド回路35aの出力はインバータ回路35bを介して、ナンド回路35cの一方の入力端に供給される。このナンド回路35cの他方の入力端には、ナンド回路35dの出力が供給される。ナンド回路35cの出力は、ナンド回路35dの一方の入力端に供給される。このナンド回路35dの他方の入力端には、制御回路30からのリセット信号(STATUS_RSTn)が供給される。ナンド回路35dの出力は、ナンド回路35eの一方の入力端に供給される。そして、このナンド回路35eの出力はインバータ回路35fに供給され、このインバータ回路35fよりPASS/FAIL信号として取り出される。このPASS/FAIL信号は、上記I/Oバッファ25および上記制御回路30に供給される。
【0051】
なお、ナンド回路35eの他方の入力端には、ナンド回路35gの出力が供給される。このナンド回路35gの一方の入力端には、上記パワーオンリセット回路32の出力(検知信号LOWVDDn)が供給される。また、ナンド回路35gの他方の入力端には、ナンド回路35hの出力が供給される。このナンド回路35hの一方の入力端には、上記判定回路39の出力(判定信号COMP)が供給される。また、このナンド回路35hの他方の入力端には、ナンド回路35gの出力が供給される。そして、ナンド回路35hの出力はインバータ回路35iにも供給され、このインバータ回路35iよりフェイル信号PWON_FAILnとして取り出される。このフェイル信号PWON_FAILnは、上記I/Oバッファ25、上記コマンドレジスタ28、上記高電圧発生回路29、および、上記内部タイマ回路36に供給されるものである。
【0052】
この例の場合、電源投入の検知信号(LOWVDDn=H)および有効性確認のための判定信号COMP(=L)によって、フェイル信号(PROG_FAILn=L),(ERASE_FAILn=L)に応じて制御されるPASS/FAIL信号が“L”に固定される。つまり、電源投入時に初期設定動作が正常に終了されない場合、チップステータスをFail状態に設定するためのPASS/FAIL信号が、制御回路30からのリセット信号(STATUS_RSTn=H)によってリセット(PASS/FAIL信号=H)されないようになっている。
【0053】
この“L”に固定されたPASS/FAIL信号は、初期設定動作が正常に終了されなかったことを示す入出力データDAとして、I/Oバッファ25より外部に出力される。また、このPASS/FAIL信号(=L)は、制御回路30に供給される。これにより、有効でない初期設定データの各データラッチ回路27,33,34への転送制御が阻止されるとともに、その後の通常のメモリ動作が継続的に禁止されることになる。したがって、通常のメモリ動作が有効でない初期設定データを用いて行われることによる、重要なセルデータの消失やメモリセルMCの破壊からEEPROMを保護できる。
【0054】
上記したように、電源投入時に初期設定動作を正常に終了することができなかった場合に、通常のメモリ動作を禁止するようにしている。すなわち、初期設定データ領域(ROM Fuse)内より読み出した初期設定データの有効性が確認できない場合、チップステータスをFail状態に固定するようにしている。これにより、その後のメモリセルへのアクセスを制限できるようになる。したがって、無効な初期設定データにもとづいてメモリ動作が行われることによる破壊から、貴重なセルデータやメモリセルを保護することが可能となるものである。
【0055】
なお、上述した第1の実施形態においては、ROM Fuse内より読み出した初期設定データの有効性が確認できない場合に、ステータス回路35の出力(PASS/FAIL信号)をFail状態に固定するようにした場合について説明した。この方法に限らず、たとえばコマンドレジスタがコマンドデータを受付けないように構成することも可能である。
【0056】
(第2の実施形態)
図9は、本発明の第2の実施形態にかかり、上記したNAND型EEPROMにおいて、電源投入時にROM Fuse内より読み出した初期設定データの有効性が確認できない場合に、チップステータスをFail状態に固定させるとともに、コマンドレジスタ28によるコマンドデータCMDの受付けを禁止するように構成した場合の例を示すものである。
【0057】
すなわち、電源投入時に初期設定データの有効性が確認できない場合、コマンドレジスタ28をディセーブル状態に設定する。この例の場合、コマンドレジスタ28のリセット入力端子(RSTn)に、ナンド回路28aとインバータ回路28bとを直列接続してなる格納禁止回路28Aを接続する。そして、ナンド回路28aの一方の入力端には、上記制御回路30からのコマンドリセット信号COMMAND_RSTnを入力する。また、ナンド回路28aの他方の入力端には、上記ステータス回路35からのフェイル信号PWON_FAILnを入力する。こうして、フェイル信号PWON_FAILn(=L)によってコマンドレジスタ28がリセットされるようにする。これにより、コマンドデータCMDを受付けないようにさせることが可能となる。その結果、電源投入時に初期設定動作を正常に終了することができなかった場合において、コマンドレジスタ28によるコマンドデータCMDの受付けが禁止される。したがって、外部にPASS/FAIL信号(=L)を出力することができなかった場合に、コマンドデータCMDが入力されたとしても、通常のメモリ動作を禁止することができる。
【0058】
この例の場合、特定のコマンドデータCMDは受付けられるようにして、テストモードなどを設定できるように構成することも可能である。また、PASS/FAIL信号によらず、EEPROMは、コマンドレジスタ28によるコマンドデータCMDの受付けが禁止されるように構成できることは勿論である。つまり、チップステータスをFail状態に固定させることなしに、単に、外部からのコマンドデータCMDを格納するコマンドレジスタ28と、このコマンドレジスタ28をリセットさせる格納禁止回路28Aとによって、設定回路を構成することも可能である。
【0059】
(第3の実施形態)
図10は、本発明の第3の実施形態にかかり、上記したNAND型EEPROMにおいて、電源投入時にROM Fuse内より読み出した初期設定データの有効性が確認できない場合に、チップステータスをFail状態に固定させるとともに、I/Oバッファ25からの入出力データDAが固定されるように構成した場合の例を示すものである。なお、ここでは、I/Oバッファ25におけるデータ出力部だけを取り出して示している。
【0060】
NAND型フラッシュメモリでは、PASS/FAIL信号がFailとなった状態において、データ読み出し動作を実行する。そして、そのときの読み取り結果から、どのセルブロックB0,B1,…,Bnが有効であるかを識別する場合がある。これは、“NAND型フラッシュメモリは不良ブロックを許容する”という特殊な性質によるものである。不良ブロックの読み取り結果としては、常に固定値(たとえば、すべてのメモリセルMCは書き込み済みであるかのような入出力データDA)が出力される。すなわち、初期設定動作を正常に終了できない場合においても、外部への出力データ(入出力データDAに相当する)として、すべてのセルブロックB0,B1,…,Bnが不良ブロックであるかのように見せることが可能である。
【0061】
具体的には、電源投入時に初期設定データの有効性が確認できない場合、たとえば図10に示すように、出力固定回路25aによって、出力バッファ(Buffer)25bへの入力が“L”レベルに固定されるようにする。この例の場合、上記出力固定回路25aは、NMOSトランジスタ25-1、ノア回路25-2、ナンド回路25-3、および、インバータ回路25-4〜25-10 を有して構成されている。すなわち、この出力固定回路25aは、外部からのステータス(STATUS)出力コマンドCMDがI/Oバッファ25に入力されたとき、上記ステータス回路35からのPASS/FAIL信号(=L)を優先的に外部に出力させるように動作する。これに対し、外部からのステータス出力コマンドCMDが入力されていないときは、上記ステータス回路35からのフェイル信号PWON_FAILnに応じて、出力バッファ25bに転送されるデータを変化させる。たとえば、フェイル信号PWON_FAILnが“H”の場合には、入出力データDAである出力データが出力バッファ25bへと入力されるようにする。また、フェイル信号PWON_FAILnが“L”の場合には、出力バッファ25bへの入力が“L”レベルに固定されるようにする。これにより、電源投入時に初期設定動作を正常に終了することができなかった場合(つまり、フェイル信号PWON_FAILnが“L”の場合)に、すべてのセルブロックB0,B1,…,Bnが不良ブロックであるかのような入出力データDAを外部に出力させることが可能となる。
【0062】
本実施形態によれば、初期設定動作が正常に終了されなかったことを示すPASS/FAIL信号(=L)が、I/Oバッファ25より外部に出力されるだけでなく、そのときの入出力データDAから、初期設定動作を正常に終了できなかったことを判断できるようになる。しかも、その入出力データDAは、すべてのセルブロックB0,B1,…,Bnが不良ブロックであるかのように見える。このため、それ以降の通常のメモリ動作へ移行するのを確実に防ぐことが可能となる。
【0063】
出力固定回路としては、必ずしも、ステータス回路35からのPASS/FAIL信号(=L)を優先的に外部に出力させるように構成する必要はない。単に、フェイル信号PWON_FAILnが“L”の場合に出力バッファ25bへの入力が“L”レベルに固定されるように構成することのみによっても、その後の通常のメモリ動作を禁止できるようにすることは可能である。つまり、設定回路としては、出力データを格納する出力バッファ25bと、この出力バッファ25bからの出力を固定させる出力固定回路25aとによって構成されるものであってもよい。
【0064】
(第4の実施形態)
図11は、本発明の第4の実施形態にかかり、上記したNAND型EEPROMにおいて、電源投入時にROM Fuse内より読み出した初期設定データの有効性が確認できない場合に、チップステータスをFail状態に固定させるとともに、高電圧発生回路29や内部タイマ回路36を非活性状態に設定するように構成した場合の例を示すものである。なお、同図(a)は高電圧発生回路29に適用した場合の例であり、同図(b)は内部タイマ回路36に適用した場合の例である。
【0065】
高電圧発生回路29は、たとえば図11(a)に示すように、そのイネーブル(enable)入力端子に電圧発生回路設定回路29Aが接続されている。この電圧発生回路設定回路29Aは、高電圧発生回路29を構成する昇圧回路オシレータをディセーブル状態に設定するためのものである。すなわち、電圧発生回路設定回路29Aは、ナンド回路29aとインバータ回路29bとを直列接続して構成されている。そして、ナンド回路29aの各入力端に、高電圧発生回路29のイネーブル信号(PUMP_ENABLE)および上記ステータス回路35からのフェイル信号PWON_FAILnが供給されるようになっている。
【0066】
内部タイマ回路36は、たとえば図11(b)に示すように、そのイネーブル入力端子に内部タイマ回路設定回路36Aが接続されている。この内部タイマ回路設定回路36Aは、内部タイマ回路36をディセーブル状態に設定するためのものである。すなわち、内部タイマ回路設定回路36Aは、ナンド回路36aとインバータ回路36bとを直列接続して構成されている。そして、ナンド回路36aの各入力端に、内部タイマ回路36のイネーブル信号(TIMER_ENABLE)および上記ステータス回路35からのフェイル信号PWON_FAILnが供給されるようになっている。
【0067】
初期設定動作を正常に終了できなかった場合に、誤って高電圧発生回路29や内部タイマ回路36が動作すると、重要なセルデータを消失したり、メモリセルMCを破壊したりする原因となる。そこで、高電圧発生回路29や内部タイマ回路36を非活性状態に設定することで、初期設定動作を正常に終了できなかった場合にも、誤って重要なセルデータが消失したり、メモリセルMCが破壊されるのを防止できる。
【0068】
この実施形態の場合においても、チップステータスをFail状態に固定させることなく、単に、高電圧発生回路29と、初期設定動作を正常に終了できなかった場合に、この高電圧発生回路29をディセーブル状態に設定するための電圧発生回路設定回路29Aとによって、もしくは、内部タイマ回路36と、初期設定動作を正常に終了できなかった場合に、この内部タイマ回路36をディセーブル状態に設定するための内部タイマ回路設定回路36Aとによって、それぞれ設定回路を構成することが可能である。
【0069】
その他、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0070】
【発明の効果】
以上、詳述したようにこの発明によれば、有効な初期設定データを設定できなかった場合には該装置を継続的に動作禁止の状態に設定でき、セルデータの消失やメモリセルの破壊を防止することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるNAND型EEPROMの構成例を示すブロック図。
【図2】同じく、NAND型EEPROMにおけるメモリセルアレイの具体例を示す構成図。
【図3】同じく、メモリセルアレイの各プレーンに設けられた初期設定データ領域を示す概略図。
【図4】同じく、NAND型EEPROMにおける初期設定データラッチ回路の一例を示す構成図。
【図5】同じく、初期設定データ領域における初期設定データの一例を示す概略図。
【図6】同じく、NAND型EEPROMにおける判定回路の構成例を示す回路図。
【図7】同じく、NAND型EEPROMにおける初期設定動作にかかる処理の流れを説明するために示すフローチャート。
【図8】同じく、NAND型EEPROMにおけるステータス回路の構成例を示す回路図。
【図9】本発明の第2の実施形態にかかり、さらに、コマンドデータの受付けを禁止するようにした場合の例を示すコマンドレジスタの構成図。
【図10】本発明の第3の実施形態にかかり、さらに、I/Oバッファより出力される入出力データを固定するようにした場合の例を示すデータ出力部の構成図。
【図11】本発明の第4の実施形態にかかり、さらに、高電圧発生回路および内部タイマ回路をディセーブル状態に設定するように構成した場合の例を示す構成図。
【図12】従来技術とその問題点を説明するために、NAND型EEPROMにおける初期設定動作を説明するために示す概略図。
【符号の説明】
11…メモリセルアレイ
11a…冗長ロウセルアレイ
11b…冗長カラムセルアレイ
12…初期設定データ領域
21…センスアンプ回路
22…データレジスタ
23…カラムデコーダ
24…ロウデコーダ
25…I/Oバッファ
25a…出力固定回路
25b…出力バッファ
25-1…NMOSトランジスタ
25-2…ノア回路
25-3…ナンド回路
25-4〜25-10 …インバータ回路
26…アドレスレジスタ
27…初期設定データラッチ回路
27a…ラッチ本体
27b,27c…クロックト・インバータ
28…コマンドレジスタ
28A…格納禁止回路
28a…ナンド回路
28b…インバータ回路
29…高電圧発生回路
29A…電圧発生回路設定回路
29a…ナンド回路
29b…インバータ回路
30…制御回路
31…レディ/ビジィ(Ready/Busy)バッファ
32…パワーオンリセット回路
33…初期設定データラッチ回路
34…チップ情報データラッチ回路
35…ステータス回路
35a,35c,35d,35e,35g,35h…ナンド回路
35b,35f,35i…インバータ回路
36…内部タイマ回路
36A…内部タイマ回路設定回路
36a…ナンド回路
36b…インバータ回路
37…一致検出回路
37a,37b…置換制御信号
38…ベリファイチェック回路
39…判定回路
39a…インバータ回路
39b…比較回路
110…プレーン
MC…メモリセル
NCU…NANDセルユニット
WLn(n=1〜15)…ワード線
B0,B1,〜,Bn…セルブロック
BL…ビット線
Pn(n=0〜15)…ページ
AD…アドレスデータ
CMD…コマンドデータ
DA…入出力データ
BUS…データバス
LA1〜LAm…ラッチ回路
X…制御データ
Xa,Xb,Xc,Xd…不良アドレスデータ
/X,/Xa,/Xb,/Xc,/Xd…参照データ

Claims (16)

  1. 複数の不揮発性メモリセルを含み、該装置の動作条件を決定する初期設定データが書き込まれる初期設定データ領域を備えるメモリセルアレイと、
    電源の投入を検知する検知回路と、
    前記検知回路による電源投入の検知出力に応じて、前記メモリセルアレイの前記初期設定データ領域内より前記初期設定データを読み出す読出回路と、
    前記読出回路によって読み出された前記初期設定データが有効データか、無効データかを判定する判定回路と、
    前記判定回路によって前記初期設定データが無効データと判定された場合に、該装置を動作禁止の状態に設定する設定回路と
    を具備し
    前記設定回路は、チップステータスをフェイル状態に固定させるように構成されたステータス出力回路であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルアレイは、データの電気的書き換えが可能なNAND型フラッシュメモリであることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記読出回路によって読み出された前記初期設定データを保持するためのデータラッチ回路と、
    前記読出回路によって読み出された前記初期設定データが、前記判定回路によって有効データと判定された場合に、その初期設定データを前記データラッチ回路に転送させる、初期設定動作を制御する制御回路と
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記設定回路は、前記判定回路によって前記初期設定データが有効データと判定された場合に、チップステータスをパス状態に設定する機能を有し、
    前記制御回路は、前記設定回路によるパス状態の設定に応じて、前記初期設定動作を実行することを特徴とする請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルアレイは、不良セルを置換するための冗長セルアレイを有し、
    前記初期設定データは、不良セルを前記冗長セルアレイにより置換するための制御データを含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記初期設定データは、データの書き込み、消去および読み出しの各動作を制御するための制御データを含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記初期設定データは、前記制御データと、前記制御データの有効性を確認するための参照データとを含み、
    前記判定回路は、前記制御データと前記参照データとの一致/不一致により前記初期設定データが有効データか、無効データかを判定することを特徴とする請求項またはに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記参照データは、前記制御データと相補の関係にあるデータであることを特徴とする請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記メモリセルアレイは複数のプレーンを含み、前記複数のプレーンにそれぞれ前記初期設定データ領域が設定されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 前記複数のプレーンにそれぞれ設定された前記初期設定データ領域には同一の初期設定データが書き込まれ、
    前記判定回路は、前記初期設定データ領域のそれぞれに書き込まれた初期設定データごとに、その初期設定データが有効データか、無効データかを判定することを特徴とする請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 外部からの制御信号を格納するレジスタをさらに具備し、
    前記レジスタは、前記設定回路によって該装置が動作禁止の状態に設定されることにより、前記制御信号の一部またはすべての格納を禁止する格納禁止回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 前記制御信号は、コマンド入力データであることを特徴とする請求項11に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 出力信号を格納する出力バッファをさらに具備し、
    前記出力バッファは、前記設定回路によって該装置が動作禁止の状態に設定されることにより、前記出力バッファからの出力を固定させる出力固定回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. 内部タイマ回路と、
    前記設定回路によって該装置が動作禁止の状態に設定されることにより、前記内部タイマ回路を非活性状態に設定する内部タイマ回路設定回路と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  15. 電圧発生回路と、
    前記設定回路によって該装置が動作禁止の状態に設定されることにより、前記電圧発生回路を非活性状態に設定する電圧発生回路設定回路と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  16. 前記制御回路は、前記初期設定動作が終了するまでの間、外部にビジィ信号を出力させることを特徴とする請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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