JP3874612B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
ハイブリッド車両の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3874612B2 JP3874612B2 JP2001005898A JP2001005898A JP3874612B2 JP 3874612 B2 JP3874612 B2 JP 3874612B2 JP 2001005898 A JP2001005898 A JP 2001005898A JP 2001005898 A JP2001005898 A JP 2001005898A JP 3874612 B2 JP3874612 B2 JP 3874612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- air
- engine
- starting
- fuel injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 107
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 57
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 57
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 12
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 26
- 101100369238 Mus musculus Tgtp2 gene Proteins 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 4
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 4
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- QRYFCNPYGUORTK-UHFFFAOYSA-N 4-(1,3-benzothiazol-2-yldisulfanyl)morpholine Chemical compound C1COCCN1SSC1=NC2=CC=CC=C2S1 QRYFCNPYGUORTK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000007659 motor function Effects 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジンおよびモータを備えたハイブリッド車両の制御装置に関し、特に始動時のエンジンおよびモータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エネルギー問題および環境問題に対して、エンジンとモータの双方を原動力とするハイブリッド車両が有効であるといわれている。すなわちエンジンとモータのハイブリッド車両においては、例えば、減速時などエンジンが負の仕事をするとき、モータをジェネレータとして機能させエネルギーの回生が可能となるので、エンジンのみを原動力とする車両と比較して燃費効率が向上する。また、始動時においては、モータでエンジンの自立回転可能回転数まで上昇させたのち、エンジンに燃料供給し燃焼を開始することが可能なため、始動時の排気低減にも有効である。
【0003】
前述のようにハイブリッド車両においては、エンジンとモータの協調制御を行うことで、エンジンのみの車両と比較して燃費,排気のそれぞれを向上させることが可能である。
【0004】
特開平9−280091号においては、アイドル状態においてはエンジンに供給する混合気の空燃比を理論空燃比よりリーン側に設定するリーン制御手段を備えることを提案している。
【0005】
特開平10−89115号においては、リーン運転時は理論空燃比運転時よりも電動モータによって大きなトルクアシストを行う制御手段を備えることを提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、いずれもハイブリッド車両始動後の通常走行時におけるエンジンとモータの協調制御についての制御装置についての発明であり、始動時における最適化までは保証されていない。
【0007】
上記事情に鑑み本発明では、ハイブリッド車両の始動時において、始動状態に応じて、最適なエンジンとモータの始動を実現する制御装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するべく、本発明のハイブリッド車両の制御装置は、基本的には、燃料の燃焼によって作動するエンジンと電気エネルギーで作動する電動モータを動力源に持つハイブリッド車両の制御装置であって、始動時目標モータ回転数を演算する手段と、前記始動時目標モータ回転数に基づいて始動時目標エンジントルクを演算する手段と、前記始動時目標エンジントルクと前記始動時目標モータ回転数とに応じて始動時目標空燃比を求める手段と、前記始動時目標エンジントルクに基づいて目標燃料噴射量を演算する手段と、前記始動時目標空燃比と前記目標燃料噴射量から目標空気量を演算する手段と、前記目標燃料噴射量に基づいて燃料噴射量を制御する手段と、前記目標空気量に基づいて空気量を制御する手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明のハイブリッド車両の制御装置の他の態様としては、燃料の燃焼によって作動するエンジンと電気エネルギーで作動する電動モータを動力源に持つハイブリッド車両の制御装置であって、始動時目標モータ回転数を演算する手段と、前記始動時目標モータ回転数に基づいて始動時目標エンジントルクを演算する手段と、前記始動時目標エンジントルクと前記始動時目標モータ回転数とに応じて始動時目標空燃比を求める手段と、前記始動時目標エンジントルクと前記始動時目標空燃比に基づいて目標空気量を演算する手段と、空気量を検出する手段と、前記空気量と始動時目標空燃比に基づいて目標燃料噴射量を演算する手段と、前記目標燃料噴射量に基づいて燃料噴射量を制御する手段と、前記目標空気量に基づいて空気量を制御する手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明のハイブリッド車両の制御装置の具体的な態様としては、前記始動時モータ回転数は、前記エンジンに関するパラメータもしくは前記モータに関するパラメータに基づいて演算し、前記エンジンに関するパラメータは、エンジン冷却水温とし、前記モータに関するパラメータは、バッテリーの蓄電量とすることを特徴としている。
本発明は、例えば、始動時においては、まずバッテリーの蓄電量SOC(Stateof Charge)等のモータに関するパラメータに基づいて、モータの始動回転数を決定する。次にモータの始動回転数に基づいて、エンジンの自立回転数を維持するのに必要なエンジンの目標トルクを演算する。エンジンの目標トルクに基づいて、目標空燃比を演算し、目標トルク,目標空燃比を実現するよう目標燃料噴射量、目標空気量を決定し、燃料噴射量および空気量を制御するものである。目標トルクを実現する目標燃料噴射量はたとえば燃料の気化率を考慮して決定するのもよい。燃料の気化率はエンジンの冷却水温から推定して得ることも可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1に実施例1の概念図を示す。図1に示されるように、始動時目標モータ回転数を演算する手段と、始動時目標モータ回転数に基づいて始動時目標エンジントルクを演算する手段と、始動時目標モータ回転数と始動時目標エンジントルクに基づいて始動時目標空燃比を演算する手段と、始動時目標エンジントルクに基づいて目標燃料噴射量を演算する手段と、始動時目標空燃比と目標燃料噴射量から目標空気量を演算する手段と、目標燃料噴射量に基づいて燃料噴射量を制御する手段と、目標空気量に基づいて空気量を制御する手段とを備えている。
【0010】
図3は本実施例を示すハイブリッド車両のシステム図である。
【0011】
燃料の燃焼圧を原動力とするエンジン1と電気エネルギーを原動力とするモータ2の二つの原動機を有する。バッテリー6から供給される電気エネルギーはインバータ5を介してモータ2に供給される。またモータの動力は変速機4を適切なトルクに変換され、プーリー7を介してエンジンに伝わる。運転条件に応じては、エンジンの動力が逆にプーリー7を介して、モータ2に伝わりモータ2内で発電を行い、発電された電気エネルギーはバッテリー6に蓄電される。このように、モータは駆動力アシストおよびジェネレータの2つの機能を有するが、車両の運転状態に応じてどちらの機能を用いるかはモータ/ジェネレータコントロールユニット10によって制御される。エンジンおよびモータのトルクは駆動シャフト8を介して、変速機3に入力されるここで車両の運転状態に応じて適切なトルクを出力されるよう変速比が変速機コントロールユニット11によって制御される。エンジン1の運転状態はエンジンコントロール9によって制御される。
【0012】
図4はエンジンのシステム図である。多気筒で構成されるエンジン1において、外部からの空気はエアクリーナ12を通過し、吸気マニホールド15,コレクタ16を経てシリンダー内に流入する。流入空気量は電子スロットル14により調節される。エアフロセンサ13では流入空気量が検出される。クランク角センサ25では、クランク軸の回転角1度毎に信号が出力される。水温センサ24はエンジンの冷却水温度を検出する。またアクセル開度センサ23は、アクセル
26の踏み込み量を検出し、それによって運転者の要求トルクを検出する。アクセル開度センサ23,エアフロセンサ13,電子スロットル14に取り付けられた開度センサ17,クランク角センサ25,水温センサ24のそれぞれの信号はコントロールユニット9に送られ、これらセンサ出力からエンジンの運転状態を得て、空気量,燃料噴射量,点火時期のエンジンの主要な操作量が最適に演算される。コントロールユニット9内で演算された燃料噴射量は開弁パルス信号に変換され、燃料噴射弁18に送られる。またコントロールユニット9で演算された点火時期で点火されるよう駆動信号が点火プラグ19に送られる。噴射された燃料は吸気マニホールドからの空気と混合されエンジン1のシリンダー内に流入し混合気を形成する。混合気は所定の点火時期で点火プラグ19から発生される火花により爆発しその燃焼圧によりピストンを押し下げエンジンの動力となる。爆発後の排気は排気マニホールド10を経て三元触媒11に送り込まれHC,CO,NOxの各排気成分は触媒内で浄化され、再び外部へと排出される。排気還流管27を通って排気の一部は吸気側に還流される。還流量はバルブ28によって制御される。A/Fセンサ22はエンジン1と三元触媒21の間に取り付けられており、排気中に含まれる酸素濃度に対して線形の出力特性を持つ。排気中の酸素濃度と空燃比の関係はほぼ線形になっており、したがって酸素濃度を検出するA/Fセンサ22により空燃比を求めることが可能となる。コントロールユニット9ではA/Fセンサ22の信号から三元触媒上流の空燃比を算出し、エンジンシリンダー内混合気の空燃比が目標空燃比となるよう燃料噴射量もしくは空気量に逐次補正するF/B制御を行う。図5はエンジンコントロールユニット9の内部を示したものである。エンジンコントロールユニット9内にはA/Fセンサ,温度センサ,スロットル弁開度センサ,エアフロセンサ,エンジン回転数センサ,水温センサの各センサ出力値が入力され、入力回路32にてノイズ除去等の信号処理を行った後、入出力ポート33に送られる。入力ポートの値はRAMに保管され、CPU29内で演算処理される。演算処理の内容を記述した制御プログラムはROM30に予め書き込まれている。制御プログラムに従って演算された各アクチュエータ作動量を表す値はRAMに保管された後、出力ポートに送られる。火花点火燃焼時に用いられる点火プラグの作動信号は点火出力回路内の一次側コイルの通流時はONとなり、非通流時はOFFとなるON・OFF信号がセットされる。点火時期はONからOFFになる時である。出力ポートにセットされた点火プラグ用の信号は点火出力回路34で燃焼に必要な十分なエネルギーに増幅され点火プラグに供給される。また燃料噴射弁の駆動信号は開弁時ON,閉弁時OFFとなるON・OFF信号がセットされ、燃料噴射弁駆動回路35で燃料噴射弁を開くに十分なエネルギーに増幅され燃料噴射弁に送られる。電子スロットル14の目標開度を実現する駆動信号は、電子スロットル駆動回路36を経て、電子スロットル14に送られる。以下、ROM30に書き込まれる制御プログラムについて述べる。また、モータ/ジェネレータコントロールユニット10および変速機コントロールユニット11との間で各種データを通信するためのインターフェース37を備え、モータおよび変速機との強調制御が可能である。図6は制御全体を表したブロック図で、燃料先行型のトルク制御の構成となっている。本制御は始動時モータ回転数演算部,始動時目標トルク演算部,燃料噴射量演算部,始動時目標当量比演算部,目標空気量演算部,実空気量演算部,目標スロットル開度演算部,スロットル開度制御部からなる。
【0013】
まず、始動時モータ回転数演算部ではバッテリーの蓄電量SOC(State Of
Charge)から最適な始動時目標モータ回転数TgNeを演算する。次に目標トルク演算部で始動時目標モータ回転数TgNeとエンジン回転数Neから目標トルクTgTcを演算する。次に目標トルクを実現する燃料噴射量とTI0を演算する。燃料噴射量補正部では、燃料噴射量TI0がシリンダー内空気の位相に合うように、位相補正を施す。補正後の燃料噴射量をTIとする。目標当量比演算部では、目標トルクTgTcと始動時目標モータ回転数TgNeから目標当量比
TgFbyaを演算する。燃料と空気の比を当量比であつかうのは演算上都合がよいからであり、空燃比で扱うことも可能である。目標空気量演算部では燃料噴射量TI0と目標当量比TgFbyaから目標空気量TgTpを演算する。後述するが、目標空気量TgTpは便宜的に一サイクル当たりに一シリンダ内に流入する空気量に規格化した値としている。実空気量演算部ではエアフロセンサで検出される空気の質量流量であるQaを、TgTpと同次元である一サイクル当たりに一シリンダ内に流入する実空気量Tpに換算して出力する。目標スロットル開度演算部では、目標空気量Tpと実空気量Tpに基づいて目標スロットル開度TgTvoを演算する。スロットル開度演算部では目標スロットル開度TgTvoと実開度Tvoからスロットル操作量Tdutyを演算する。Tdutyは、スロットルモータ駆動用電流を制御する駆動回路へ入力されるPWM信号のデューティ比を表す。以下、各制御ブロックの詳細説明を行う。
1.始動時モータ回転数演算部(図7)
図7に示されるものであり、バッテリーの蓄電量SOC(State Of Charge)から最適な始動時目標モータ回転数TgNeを演算する。なお、SOCが所定値以下の時は、モータによる始動は行わず、TgNe=0とする。
2.始動時目標トルク演算部(図8)
図8に示されるものであり、TgTcは目標燃焼圧相当トルクを示す。TgTcは始動時目標モータ回転数TgNeと実エンジン回転数Neから演算される。
TgNe=0のときはエンジンだけで自立回転可能なトルクを出力するよう演算される。TgTlはアイドル回転数維持分相当空気流量である。ここに、オフアイドル時はトルク制御、アイドル時は出力制御であるので、アイドル制御の操作量は出力と比例関係にあるストイキ時の空気流量とする。出力からトルクへ次元変換を行うためのゲインを設けてある。またエアコン(AC)ON時は相当負荷を補正する。また電機負荷がある時は相当負荷を補正する。またTgTlはシリンダ内にオイルが逆流しない程度の空気量を確保するためのBCV分として下限値を設ける。アイドルF/B制御はF/F分の誤差を補正するために、アイドル時のみ機能する。F/B制御の制御量は回転数Neとし、操作量は空気量とする。F/B制御のアルゴリズムはここでは特に示さないが、例えばPID制御などが考えられる。アイドル判定部は、アクセル開度Apoが所定値より小さい場合にアイドルとする。TblTgTa,TblTgTfの設定値は実機のデータから決定するのが望ましい。
3.燃料噴射量演算部(図9)
ここでは目標燃焼圧トルクTgTcを燃料噴射量に変換する。ここにTI0は一気筒,一サイクルあたりの燃料噴射量であり、したがって、TI0はトルクと比例する。この比例関係を用いてTgTcをTI0に変換する。ゲインでもよいが、多少の誤差があることを考慮してテーブル変換としてもよい。設定値は実機データから決定するのが望ましい。また図9に示されるように水温Twnに応じてTI0の値を変化させてもよい。これは始動時の燃料の気化率を考慮することで、より最適な燃料をエンジン供給することを可能とするためである。
4.燃料噴射量補正部(図10)
ここでは燃料噴射量TI0をシリンダ内空気の位相に合わせるための補正を行う。スロットルからシリンダまでの空気の伝達特性を無駄時間+一次遅れ系で近似している。無駄時間を表すパラメータn1、一次遅れ系の時定数相当パラメータKairの設定値は実機データから決定するのが望ましい。またn1,Kairは種々の運転条件によって変化させてもよい。
5.始動時目標当量比演算部(図11)
ここでは、始動時目標当量比の演算を行う。始動時目標当量比マップMtgfbaを目標燃焼圧トルクTgTcと始動時目標モータ回転数TgNeから参照される値を目標当量比TgFbyaとする。
6.目標空気量演算部(図12)
ここでは目標空気量を演算する。便宜上、目標空気量は一サイクル当たりに一シリンダ内に流入する空気量に規格化した値として演算する。図12に示されるように目標空気量TgTpは
TgTp=TI0×(1/TgFbya)
で演算される。
7.実空気量演算部(図13)
ここでは実空気量を演算する。便宜上、実空気量は図13に示されるように一サイクル当たりに一シリンダ内に流入する空気量に規格化した値として演算する。ここにQaはエアフロセンサ13で検出された空気流量である。またKはTpが理論空燃比時の燃料噴射量となるよう決定する。Cylはエンジンの気筒数である。
8.目標スロットル開度演算部(図14)
ここでは目標空気量TgTpと実空気量Tpと回転数Neから目標スロットル開度TgTVOを求める。本ブロックでは目標空気量TgTPと実空気量Tpから目標スロットル開度TgTVOをF/B制御によって求める。F/B制御はPID制御としている。各ゲインはTgTPとTpの偏差の大きさで与えるようにしているが、具体的な設定値は実機データより求めるのが望ましい。またD分には高周波ノイズ除去のためのLPF(LowPassFilter)を設けている。
9.スロットル開度制御部(図15)
ここでは、目標スロットル開度TgTVOと実スロットル開度Tvoからスロットル駆動用操作量Tdutyを演算する。なお、前述したようにTdutyはスロットルモータ駆動用電流を制御する駆動回路へ入力されるPWM信号のデューティ比を表す。ここでは、TdutyをPID制御により求めるものとしている。なお、詳細は特記しないがPID制御の各ゲインは実機を用いて最適値にチューニングするのが望ましい。
(実施例2)
図2に実施例2の概念図を示す。図2に示されるように、始動時目標モータ回転数を演算する手段と、始動時目標モータ回転数に基づいて始動時目標エンジントルクを演算する手段と、始動時目標モータ回転数と始動時目標エンジントルクに基づいて始動時目標空燃比を演算する手段と、始動時目標エンジントルクと始動時目標空燃比に基づいて目標空気量を演算する手段と、空気量を検出する手段と、空気量と始動時目標空燃比に基づいて目標燃料噴射量を演算する手段と、目標燃料噴射量に基づいて燃料噴射量を制御する手段と、目標空気量に基づいて空気量を制御する手段とを備えている。
【0014】
本実施例のハイブリッド車両のシステムは図3に示す実施例1と同じである。また、エンジンのシステムは図4に示す実施例1と同じである。エンジンコントロールユニット9の内部も図5に示す実施例1と同じである。
【0015】
図16は制御全体を表したブロック図で、空気先行型のトルク制御の構成となっている。本制御は始動時モータ回転数演算部,始動時目標トルク演算部,燃料噴射量演算部,始動時目標当量比演算部,目標空気量演算部,実空気量演算部,目標スロットル開度演算部,スロットル開度制御部からなる。
【0016】
まず、始動時モータ回転数演算部ではバッテリーの蓄電量SOC(State Of Charge)から最適な始動時目標モータ回転数TgNeを演算する。次に目標トルク演算部で始動時目標モータ回転数TgNeとエンジン回転数Neから目標トルクTgTcを演算する。目標当量比演算部では、目標トルクTgTcと始動時目標モータ回転数TgNeから目標当量比TgFbyaを演算する。燃料と空気の比を当量比であつかうのは演算上都合がよいからであり、空燃比で扱うことも可能である。目標空気量演算部では目標トルクTgTcと目標当量比TgFbyaから目標空気量TgTpを演算する。後述するが、目標空気量TgTpは便宜的に一サイクル当たりに一シリンダ内に流入する空気量に規格化した値としている。実空気量演算部ではエアフロセンサで検出される空気の質量流量であるQaを、TgTpと同次元である一サイクル当たりに一シリンダ内に流入する実空気量Tpに換算して出力する。目標スロットル開度演算部では、目標空気量Tpとエンジン実回転数Neに基づいて目標スロットル開度TgTvoを演算する。スロットル開度演算部では目標スロットル開度TgTvoと実開度Tvoからスロットル操作量Tdutyを演算する。Tdutyは、スロットルモータ駆動用電流を制御する駆動回路へ入力されるPWM信号のデューティ比を表す。燃料噴射量演算部では実空気量Tpと目標当量比TgFbyaから目標燃料噴射量TIを求める。以下、各制御ブロックの詳細説明を行う。
1.始動時モータ回転数演算部(図7)
実施例1におけるものと同じである。
2.始動時目標トルク演算部(図8)
実施例1におけるものと同じである。
3.燃料噴射量演算部(図17)
ここでは燃料噴射量TIを演算される。図17に示されるように、シリンダ内実空気量Tpに目標当量比TgFbyaを乗じて得るものとする。また図17に示されるように水温Twnに応じてTIの値を変化させてもよい。これは始動時の燃料の気化率を考慮することで、より最適な燃料をエンジン供給することを可能とするためである。
4.始動時目標当量比演算部(図11)
実施例1におけるものと同じである。
5.目標空気量演算部(図18)
ここでは目標空気量を演算する。便宜上、目標空気量は一サイクル当たりに一シリンダ内に流入する空気量に規格化した値として演算する。図18に示されるように目標空気量TgTpは目標トルクTgTcとエンジン実回転数Neから演算される基本目標空気量TgTp0を目標当量比TgFbyaで割ることで得られる。
6.実空気量演算部(図19)
ここではシリンダ内実空気量Tpを演算する。便宜上、実空気量は図19に示されるように一サイクル当たりに一シリンダ内に流入する空気量に規格化した値として演算する。ここにQaはエアフロセンサ13で検出された空気流量である。またKはTp0が理論空燃比時の燃料噴射量となるよう決定する。Cylはエンジンの気筒数である。また、Tp0はエアフロセンサ近傍の空気量であり、シリンダ内実空気量Tpを演算するため、吸気管の伝達特性を無駄時間+一次遅れで近似し、基本空気量Tp0に施す。ここに無駄時間はn1、時定数はKairで表す。
7.目標スロットル開度演算部(図20)
ここでは目標空気量TgTpとエンジン実回転数Neから目標スロットル開度TgTVOを求める。
8.スロットル開度制御部(図15)
実施例1におけるものと同じである。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、エンジンおよびモータを備えたハイブリッドエンジンの制御装置において、特に始動時においてエンジンとモータに最適な始動状態を実現するよう、エンジンのトルク,エンジンの空燃比,モータの回転数を制御するので、始動性,排気,燃費が好適に制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のハイブリッド車両の制御装置の概念図。
【図2】本発明の実施例2のハイブリッド車両の制御装置の概念図。
【図3】実施例1,2におけるハイブリッド車両のシステム図。
【図4】実施例1,2におけるエンジンのシステム図。
【図5】実施例1,2におけるエンジンコントロールユニットの内部を表した図。
【図6】実施例1における制御全体を表したブロック図。
【図7】実施例1における始動時モータ回転数演算部を表したブロック図。
【図8】実施例1における始動時目標トルク演算部のブロック図。
【図9】実施例1における燃料噴射量演算部のブロック図。
【図10】実施例1における燃料噴射量補正部のブロック図。
【図11】実施例1における始動時目標当量比演算部のブロック図。
【図12】実施例1における目標空気量演算部のブロック図。
【図13】実施例1における実空気量演算部のブロック図。
【図14】実施例1における目標スロットル開度演算部のブロック図。
【図15】実施例1におけるスロットル開度制御部のブロック図。
【図16】実施例1における制御全体を表したブロック図。
【図17】実施例1における燃料噴射量演算部のブロック図。
【図18】実施例1における目標空気量演算部のブロック図。
【図19】実施例1における実空気量演算部のブロック図。
【図20】実施例1における目標スロットル開度演算部のブロック図。
【符号の説明】
1…エンジン、2…モータ/ジェネレータ、3…車体駆動力制御用変速機、4…モータ駆動力制御用変速機、5…インバータ、6…バッテリー、7…プーリー、8…駆動軸、9…エンジンコントロールユニット、10…モータ/ジェネレータコントロールユニット、11…変速機コントロールユニット、12…エアクリーナ、13…エアフロセンサ、14…電子スロットル、15…吸気管、16…コレクタ、17…スロットル開度センサ、18…筒内噴射用燃料噴射弁、19…点火プラグ、20…排気管、21…三元触媒、22…A/Fセンサ、23…アクセル開度センサ、24…水温センサ、25…エンジン回転数センサ、26…アクセル、27…排気還流管、28…排気還流量調節バルブ、29…コントロールユニット内に実装されるCPU、30…コントロールユニット内に実装されるROM、31…コントロールユニット内に実装されるRAM、32…コントロールユニット内に実装される各種センサの入力回路、33…各種センサ信号の入力、アクチュエータ動作信号を出力するポート、34…点火プラグに適切なタイミングで駆動信号を出力する点火出力回路、35…燃料噴射弁に適切なパルスを出力する燃料噴射弁駆動回路、36…電子スロットル駆動回路、37…通信用インターフェース回路。
Claims (5)
- 燃料の燃焼によって作動するエンジンと電気エネルギーで作動する電動モータを動力源に持つハイブリッド車両の制御装置であって、
始動時目標モータ回転数を演算する手段と、前記始動時目標モータ回転数に基づいて始動時目標エンジントルクを演算する手段と、前記始動時目標エンジントルクと前記始動時目標モータ回転数とに応じて始動時目標空燃比を求める手段と、前記始動時目標エンジントルクに基づいて目標燃料噴射量を演算する手段と、前記始動時目標空燃比と前記目標燃料噴射量から目標空気量を演算する手段と、前記目標燃料噴射量に基づいて燃料噴射量を制御する手段と、前記目標空気量に基づいて空気量を制御する手段と、を備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 燃料の燃焼によって作動するエンジンと電気エネルギーで作動する電動モータを動力源に持つハイブリッド車両の制御装置であって、
始動時目標モータ回転数を演算する手段と、前記始動時目標モータ回転数に基づいて始動時目標エンジントルクを演算する手段と、前記始動時目標エンジントルクと前記始動時目標モータ回転数とに応じて始動時目標空燃比を求める手段と、前記始動時目標エンジントルクと前記始動時目標空燃比に基づいて目標空気量を演算する手段と、空気量を検出する手段と、前記空気量と前記始動時目標空燃比に基づいて目標燃料噴射量を演算する手段と、前記目標燃料噴射量に基づいて燃料噴射量を制御する手段と、前記目標空気量に基づいて空気量を制御する手段と、を備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 前記始動時モータ回転数は、前記エンジンに関するパラメータもしくは前記モータに関するパラメータに基づいて演算することを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置。
- 前記エンジンに関するパラメータは、エンジン冷却水温とすることを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド車両の制御装置。
- 前記モータに関するパラメータは、バッテリーの蓄電量とすることを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005898A JP3874612B2 (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | ハイブリッド車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005898A JP3874612B2 (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | ハイブリッド車両の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002213265A JP2002213265A (ja) | 2002-07-31 |
JP3874612B2 true JP3874612B2 (ja) | 2007-01-31 |
Family
ID=18873869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005898A Expired - Fee Related JP3874612B2 (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | ハイブリッド車両の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3874612B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015155872A1 (ja) * | 2014-04-10 | 2015-10-15 | 三菱電機株式会社 | エンジン始動制御装置 |
-
2001
- 2001-01-15 JP JP2001005898A patent/JP3874612B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002213265A (ja) | 2002-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3721088B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP3925397B2 (ja) | 電動機付ターボチャージャ制御装置 | |
US8335604B2 (en) | Control system and method for oxygen sensor heater control in a hybrid engine system | |
US10690065B2 (en) | Control device of vehicle | |
JP4065784B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2007032358A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP3984439B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4232524B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2002326526A (ja) | 過給機付き内燃機関と変速機とを有する車両の制御装置 | |
WO2006038306A1 (ja) | 内燃機関の制御装置および内燃機関の制御方法 | |
JP4415509B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JPH10288063A (ja) | ハイブリッドエンジンのアイドリング制御装置 | |
JP5273547B2 (ja) | エンジン制御装置 | |
JP3874612B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP4134762B2 (ja) | 内燃機関の排気制御装置 | |
JP7115632B2 (ja) | 内燃機関の制御方法および制御装置 | |
JP2009091961A (ja) | 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両 | |
JP4241107B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2003322038A (ja) | 内燃機関制御装置 | |
JP3916416B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2004197653A (ja) | 車両制御装置 | |
JP3721987B2 (ja) | 内燃機関の始動制御装置 | |
JP3695070B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2006046297A (ja) | ハイブリッド車の制御装置 | |
JP4858237B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20041014 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051205 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061024 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |