JP3873645B2 - 簡易スイベルホース継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は各種機器に油圧ホース等の液圧ホースを連結するための簡易スイベルホース継手に関し、特に継手構成部材として曲り形状をなす剛性の管体を備えたものに適用して好適な簡易スイベルホース継手に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来、油圧機器等の各種機器に油圧ホース等を連結する場合、ホース端部にねじ部を有する継手金具を固定しておき、この継手金具のねじ部を相手側機器の対応するねじ部にねじ込むことでホース連結を行っていた。
しかしながらこの場合、継手金具を回転操作するとホースが一緒に回転して捩れを生じてしまったり、或いはホースの他方の端部が他の機器に固定状態にある場合には一方の端部を相手側機器に良好に連結することが難しくなるなどの問題があった。
【0003】
そこでこの問題を解決するための簡易スイベルホース継手として、図10に示すようなものが提案されている(特開平2−118297)。
同図において、200及び201は簡易スイベルホース継手202における金属製の継手本体及びニップル(管体)である。
ニップル201は嵌入部204を有しており、この嵌入部204がホース206の端部内周面に嵌入された状態で、ホース206の端部外周面にソケット金具208がかしめ付けられることでホース206端部に固定されている。
【0004】
一方、継手本体200は筒状をなしていて一端側外周面に相手側機器との螺合用の雄ねじ部210が形成され、また内周面には大径の嵌合凹部212が形成されていて、そこにニップル201の端部に形成された大径の環状突部214がOリング216を介して液密に且つ回転可能に嵌合されている。
【0005】
この継手本体200とニップル201とは、継手本体200の内周面に形成された径方向内向きの段付部218と止め輪220とにより互いに軸方向に固定されている。
詳しくは、ニップル201は継手本体200に対し段付部218と大径の環状突部214との当接に基づいて図中右方向への抜けが防止され、また止め輪220によって逆方向の相対移動が阻止されている。
【0006】
この簡易スイベルホース継手202の場合、次のようにして継手本体200とニップル201との組付け及びホース206との接続固定が行われる。
即ち、図10(B)に示しているようにニップル201を後端から継手本体200の前端側開口222を通じその内部に挿通してニップル201の前端の大径の環状突部214と継手本体200の段付部218とを当接させ、その後に止め輪220を嵌め込んでニップル201と継手本体200とを軸方向に固定する。
しかる後ニップル201の嵌入部204をホース206内部に嵌入させ、その後ソケット金具208をかしめ加工することでニップル201とホース206とを互いに固定状態とする。
【0007】
図11は簡易スイベルホース継手の他の従来例を示したもので(特開平9−72473)、この図の簡易スイベルホース継手224もまた、基本的に図10に示す簡易スイベルホース継手202と同様の構造のものであって、継手本体200とニップル(管体)201とを有しており、そのニップル201の嵌入部204をホース206内部に嵌入させた状態でソケット金具208によりホース206端部に固定されるようになっている。
【0008】
また継手本体200とニップル201とは、ニップル201の前端に形成された大径の環状突部214と継手本体200に形成された径方向内向きの段付部218との当接により軸方向に抜止めされるようになっている。
従ってこの簡易スイベルホース継手224における継手本体200とニップル201との組付け及びホース206との接続の手順も基本的に上記と同様の手順で行われる。
【0009】
これら簡易スイベルホース継手202,224の場合、継手本体200がホース206に対して回転可能であり、従って相手側機器との接続に際して継手本体200を回転操作したとき、ホース206が一緒に回転してしまうといったことがなく、従って円滑にホース206の連結、即ち配管作業を行うことができる利点がある。
【0010】
ところでこれら簡易スイベルホース継手202,224の場合、上記のようにニップル201を後端から継手本体200の前端側開口222を通してその内部に挿通し、継手本体200とニップル201との組付けを行うものであることから、ニップル201が直管状をなしている場合には継手本体200とニップル201との組付け及びその後のホース206との接続固定を行うことができるものの、ニップル201即ち剛性の管体が継手本体200の軸線に対し曲り形状をなしている場合にはそれらの組付けができない問題がある。
【0011】
この場合において、簡易スイベルホース継手を図12に示すような簡易スイベルホース継手226、即ち継手本体228及び管体230の形状を、継手本体228に対し管体230をその前端から継手本体228内に挿入し得る形状とした上、継手本体228に一体に形成したスリーブ232の後端部を、管体230挿入後に内向きに曲げ加工し、これによって形成した係合部234を管体230の径方向外向きの段付部236に係合させることによって抜止めするようになすことが考えられる。
【0012】
しかしながらこのようにした場合、継手本体228と管体230との組付けに際して専用のプレス機を用いたスリーブ232の曲げ加工が必要であって組付けのための加工が大掛りとなり、また継手本体228の軸方向長が必然的に長くなってしまうといった問題が生ずる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明者等は次のような簡易スイベルホース継手、即ち(イ)筒状をなし、軸方向前端側に相手側のねじ部との螺合用のねじ部を有するとともに後端側の内周面に断面円形の雌嵌合面を有する継手本体と、(ロ)継手本体とともに簡易スイベルホース継手を構成する管状の部材であって、軸方向前端側に継手本体の後端側開口から継手本体内に挿入される挿入部を有し、その挿入部の外周面に形成された断面円形の雄嵌合面を上記雌嵌合面に相対回転可能に嵌合させるとともに、後端部に上記ホースとの接続部を有する剛性の管体と、(ハ)継手本体の内周面又は管体の挿入部の外周面の一方に形成された環状の保持溝内部に継手本体又は管体と一体回転する状態で径方向に弾性変形可能に保持された断面円形且つ全体としてCリング状をなす弾性止め輪と、(ニ)他方に形成され、弾性止め輪を回転可能に係合させて弾性止め輪とともに挿入部の継手本体からの抜止めをなす環状の係合溝と、(ホ)それら継手本体と管体の挿入部との間を液密にシールするシール部材とを具備して成る簡易スイベルホース継手を案出した。
【0014】
図13はその具体的な一例を示している。
同図に示しているようにこの例において、管体230は第1部材231と第2部材233とから成っており、それらがろう付けにより一体に接合されている。
管体230は前端側に挿入部240を有しており、その挿入部240が、継手本体228の後端側開口242よりその内部に挿入され、そして挿入部240の外周面の雄嵌合面244が、継手本体228の内周面の雌嵌合面246に回転可能に嵌合され、且つそれらの間がOリング216により液密にシールされている。
【0015】
継手本体228の側、詳しくはここでは継手本体228における雌嵌合面246には環状の保持溝248が形成されていて、そこに断面円形且つ概略Cリング状をなす弾性止め輪250が径方向に弾性変形可能に保持されている。
一方管体230の側、詳しくは挿入部240における雄嵌合面244には、雌嵌合面246における保持溝248に対応する軸方向位置に係合溝252が形成されており、そこに弾性止め輪250の一部が入り込んで、それら係合溝252と弾性止め輪250とが軸方向に係合している。
【0016】
この簡易スイベルホース継手238の場合、液体流通時に管体230に対し図中右向きの圧力、即ち管体230を継手本体228から抜き出す方向に力が作用するが、この例では係合溝252と弾性止め輪250との軸方向の係合に基づいてその力を受け、管体230を抜け防止する。
【0017】
この例の簡易スイベルホース継手238の場合、図14に示しているように管体230の前端側に設けた挿入部240を、弾性止め輪250を弾性変形させつつ継手本体228の後端側開口242を通じその内部に挿入するだけで、簡単に継手本体228と管体230とを抜止状態に組み付けることができる。
例えば挿入部240の側(係合溝252)に弾性止め輪250を装着しておいて挿入部240を継手本体228内部に挿入すると、弾性止め輪250が係合溝252内部で一旦縮径変形した後、継手本体228の保持溝248の位置で再び原形状に拡径変形して保持溝248内部に嵌り込み、ここにおいて継手本体228と管体230とが弾性止め輪250を介して軸方向に互いに固定状態となる。
【0018】
しかしながらこの種形態の簡易スイベルホース継手238の場合、その後以下のような不都合が発生することが判明した。
この簡易スイベルホース継手238では、液体流通時にその液圧によって弾性止め輪250が変形してしまわないように、これを硬く高強度の材料で構成するが、この場合、液圧の作用によって継手本体228と管体230とに対し図15中矢印で示しているように互いに反対方向の力が強く作用したとき、係合溝252の開口側縁部、詳しくは係合溝252のエッジ部(角部)が高強度の弾性止め輪250によって押し潰されるように変形してしまい、この結果継手本体228と管体230とが円滑に相対回転し難くなってしまう。
【0019】
弾性止め輪250は図14に示しているように周方向の一部が切り欠かれた形状をなしており、その切欠部254の位置する部位においては係合溝252のエッジ部が弾性止め輪250によって変形させられず、そのままの形状を保持している一方で、他のエッジ部は弾性止め輪250によって変形してしまい、この結果弾性止め輪250における切欠部254と、変形しないまま残った係合溝252のエッジ部とが周方向に嵌り合った状態となって、継手本体228と管体230とが円滑に相対回転できなくなってしまうのである(弾性止め輪250は継手本体228と一体回転状態で保持溝248内部に保持されている)。
【0020】
以上管体230が曲り形状をなしている簡易スイベルホース継手238について述べたが、図13の簡易スイベルホース継手238は管体230がストレート形状をなしているものについても適用可能なものであり、この場合においても上記と同様の問題が発生する。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の簡易スイベルホース継手はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、油等液体を所定の圧力で流通させる液圧ホースを相手側に連結するための簡易スイベルホース継手において、(イ)筒状をなし、軸方向前端側に相手側のねじ部との螺合用のねじ部を有するとともに後端側の内周面に断面円形の雌嵌合面を有する継手本体と、(ロ)該継手本体とともに前記簡易スイベルホース継手を構成する管状の部材であって、軸方向前端側に該継手本体の後端側開口から該継手本体内に挿入される挿入部を有し、該挿入部の外周面に形成された断面円形の雄嵌合面を前記雌嵌合面に相対回転可能に嵌合させるとともに、後端部に前記ホースとの接続部を有する剛性の管体と、(ハ)前記継手本体の内周面又は前記管体の挿入部の外周面の一方に形成された環状の保持溝内部に該継手本体又は管体と一体回転する状態で径方向に弾性変形可能に保持された、断面円形且つ周方向の一部が切り欠かれた形態をなして前記保持溝内部に保持された状態で周方向の両端が離隔して位置する全体としてCリング状をなす弾性止め輪と、(ニ)他方に形成されて該弾性止め輪を回転可能に係合させ、該係合作用によって液圧の作用による前記挿入部の前記継手本体からの抜けを阻止する環状の係合溝と、(ホ)それら継手本体と管体の挿入部との間を液密にシールするシール部材とを具備させ、更に、前記弾性止め輪を相対回転させる側の溝である前記係合溝の開口側縁部であって前記液体の流通時に該弾性止め輪に当接して該弾性止め輪に作用する軸方向の圧力を受ける部分を面取りして、圧力作用時に該弾性止め輪に対して略面接触させるための、前記係合溝の溝側壁面に対し斜めの面となる受面を予め形成してあることを特徴とする。
【0022】
請求項2のものは、請求項1において、前記受面がテーパ面であることを特徴とする。
【0023】
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記受面を継手本体の軸方向に0.3mm以上の幅で形成してあることを特徴とする。
【0024】
請求項4のものは、請求項1〜の何れかにおいて、前記管体が前記継手本体の軸線に対して曲り形状をなしていることを特徴とする。
【0025】
請求項5のものは、請求項において、前記管体が前記雄嵌合面を有する前端側の第1部材と、前記ホースとの接続部を有する後端側の第2部材とを接合した形態のものであることを特徴とする。
【0026】
【作用及び発明の効果】
上記のように請求項1の簡易スイベルホース継手は、弾性止め輪を相対回転させる側の溝である係合溝の開口側縁部を面取りして、圧力作用時に弾性止め輪に対し面で接触させるための受面を予め形成しておくようにしたものである。
図15に示す簡易スイベルホース継手238の場合、係合溝252の開口側縁部が尖ったエッジ形状をなしており、そのエッジ部が弾性止め輪250に対しほぼ線で接触した状態となる。
このため圧力作用時に弾性止め輪250によってそのエッジ部に対し局部的に大きな力がかかり、これによってそのエッジ部が変形してしまう。
【0027】
これに対し請求項1の簡易スイベルホース継手では、係合溝の開口側縁部が面取りされていて同部分が予め受面として形成されており、圧力作用時に弾性止め輪に対し面で接触するようになしてあるため、係合溝の開口側縁部の変形を良好に防止することができ、これにより継手本体と管体とを良好に相対回転させ得る状態に保持することができる。
また本発明に従い、係合溝の開口側縁部を面取りしてそこに受面を形成しておくことで、例えば組付けの際にその係合溝に弾性止め輪を装着する場合、その装着作業性が良好となる利点も得られる。
【0028】
ここで上記受面はテーパ面となしておくことができる(請求項2)。
更にこのテーパ面等の受面は継手本体における軸方向において0.3mm以上の幅で形成しておくことができる(請求項3)。
これよりも受面の幅寸法が小さいと液圧作用時に弾性止め輪からの力を十分に分散して受けることができず、変形を生じ易くなってしまう。
尚この受面の幅の上限値は弾性止め輪の半径分の寸法としておくことができる
【0029】
上記説明から明らかなように、本発明は管体が継手本体の軸線に対し曲り形状をなしている簡易スイベルホース継手に適用して効果が大なるものであり(請求項)、更にまたこの場合においてその管体を前端側の第1部材と後端側の第2部材とを接合した形態で構成しておくことができる(請求項)。
このようにすることで容易に管体に対し直角ないしこれに近い急角度の曲げ形状を付与することができる。
【0030】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は本例の簡易スイベルホース継手であって、金属製の継手本体12と、同じく金属製の管体14とを備えており、その継手本体12が図2に示しているように機台16と接続ポート18との間の狭い空間内において接続ポート18に接続されている。
【0031】
管体14は後端部にホースとの接続部20を有しており、その接続部20においてホース22(この例では油圧ホース:内圧は例えば1.5MPa〜20.5MPa位まで)の端部に接続固定されている。
本例において、管体14は前端側の第1部材24と後端側の第2部材26とを接合(銅ろう付接合)して構成してある。
ここで第1部材24はブロック状をなしており、また第2部材26は円管状をなしている。
【0032】
継手本体12は、図3及び図5に拡大して示しているように短い円筒形状をなす部材であって、前端側外周面に雄ねじ部28を有しており、その雄ねじ部28において接続ポート18の雌ねじ部に螺合されるようになっている。
【0033】
継手本体12は後端側に大径且つ多角形状の工具係合用の係合部32を有している。
この係合部32と雄ねじ部28との間には環状の溝が形成されており、そこにOリング34が保持されている。
係合部32の内周面36bは継手本体12における前端側の内周面36aに対して大径とされており、その内周面36bの一部が雌嵌合面38とされている。
【0034】
一方管体14、詳しくは第1部材24は前端部に挿入部39を有していてその外周面40に雄嵌合面42が形成され、挿入部39が継手本体12の後端側開口44を通じて継手本体12内に挿入された上、雄嵌合面42が雌嵌合面38に回転可能に嵌合されている。
尚これら継手本体12と第1部材24とは、それらの間に介装されたOリング(シール部材)48によって液密にシールされている。
【0035】
第1部材24は、その内部に直角に折れ曲った通路50を有しており、内部に通路52を有する第2部材26がこの第1部材24から直角に立ち上がった状態で且つ内部の通路52を第1部材24の通路50に連通させる状態で第1部材24に接合され、一体化されている。
尚第1部材24における挿入部39の内周面46の内径は、継手本体12における上記内周面36aの内径と同径とされている。
【0036】
継手本体12の雌嵌合面38には環状の保持溝54が形成されており、そこに金属製の弾性Cリング(弾性止め輪)56が軸方向に固定且つ径方向に弾性変形可能に保持されている。
一方第1部材24の雄嵌合面42には、保持溝54に対応する軸方向位置において環状の係合溝58が形成されており、保持溝54に保持された弾性Cリング56がこの係合溝58に係合させられ、以って第1部材24が継手本体12から抜止めされている。
尚、継手本体12における内周面36bには、その後端側開口44に連続してテーパ形状のガイド面60が形成されている。
【0037】
第2部材26の後端部に備えられた接続部20は、図4に詳しく示しているように互いに軸方向に固定状態とされた金属製の内スリーブ62と外スリーブ64とを有しており、その内スリーブ62が管体14の主体を成す金属製の円筒体の端部に接合一体化されている。
【0038】
接続部20は内スリーブ62と外スリーブ64との間に環状のホース挿入空間を形成しており、そこにホース22の端部を挿入させた状態で、外スリーブ64が求心方向にかしめ付けられることで、接続部20とホース22の端部との固定が行われている。
【0039】
図5は継手本体12と管体14、具体的には第1部材24との組付けの手順を示したもので、本例の簡易スイベルホース継手10の場合、予め第1部材24の係合溝58内に弾性Cリング56を嵌め込んだ状態としておいて(このとき第1部材24の外周面40にOリング48が装着されている)、前端側の挿入部39を継手本体12の後端側開口44を通じてその内部に挿入し、雄嵌合面42を継手本体12の雌嵌合面38に回転可能に嵌合させる。
【0040】
このとき係合溝58に拡径状態で保持されている弾性Cリング56は、継手本体12内への挿入時にガイド面60のガイド作用で縮径変形させられ(図6(I)〜(III))、そして第1部材24の継手本体12への挿入が完了した時点で、具体的には係合溝58が対応する軸方向位置に到ったところで、この弾性Cリング56が再び元の形状に拡径して図3に示す状態、即ち保持溝54内部に嵌り込んで保持され、そしてその一部が係合溝58に係合した状態となる(図6(IV))。
ここにおいて継手本体12と第1部材24とが軸方向に抜止状態で組み付けられる。
【0041】
以上のような本例の簡易スイベルホース継手10の場合、管体14が曲り形状をなしていても支障なくその管体14と継手本体12とを抜止状態に組み付けることができる。
しかもその際にプレス機等専用の加工機を必要とせず、ただ単に管体14の挿入部39を継手本体12に挿入するだけで自動的にそれらの組付けを完了することができる。
更にまた本例の簡易スイベルホース継手10の場合、図12に示すものと異なって継手本体12の軸方向長を短くでき、継手本体12をコンパクトに構成することができる。
【0042】
本例において、弾性Cリング56は自由形状の状態において外径が保持溝54における溝底面の内径よりも大きくされており、図3に示す継手本体12と管体14との組付状態の下で自身の弾性力により保持溝54の溝底面に強く押圧されており、弾性Cリング56が継手本体12と一体回転するようになっている。
即ち弾性Cリング56が継手本体12と共回りする状態で継手本体12の保持溝54内に保持されている。
【0043】
ここで弾性Cリング56は、図5に示しているように周方向の一部が所定周長に亘って切り欠かれた形状をなしており、その切欠部68によって弾性的に縮径又は拡径変形可能とされている。
【0044】
本例においては、図3及び図7に示しているように保持溝54の溝深さが弾性Cリング56の半径寸法とほぼ同じとされている。一方係合溝58は溝深さがこれよりも深いものとされている。
また係合溝58の前後一対の溝側壁面58a,58bは軸方向に対し直角な面とされている。
尚、弾性Cリング56は継手本体12及び管体14の第1部材24よりも硬い高強度の材料にて構成されている。
【0045】
係合溝58は、その開口側縁部であって圧力作用時に弾性Cリング56に当接して弾性Cリング56に作用する軸方向の圧力を受ける部分が面取りされており、そこに弾性Cリング56に対して面で接触するためのテーパ面(受面)66が所定軸方向長Cに亘って環状に形成されている。本例においてCの値は0.8〜1.2mmとされている。
【0046】
即ち本例においては係合溝58の、弾性Cリング56に対し当接する開口側縁部がテーパ形状に切り欠かれて(面取りされて)おり、これにより形成されたテーパ面66において弾性Cリング56に対し面で接触するように構成されている。
尚保持溝54側における後側の溝側壁面54bは軸方向に対し直角な面とされており、また前側の溝側壁面54aについてはテーパ形状の面とされている。
【0047】
ここで溝側壁面54aをテーパ形状の面としているのは以下の理由からである。
第1部材24の外周面40にOリング48を装着した状態で継手本体12と管体14の第1部材24とを組み付ける際、Oリング48はその弾性により径方向内向きに多少押し潰された状態で挿入される。従って保持溝54の軸方向位置まで挿入された時点で一旦拡径する。
更に第1部材24を押し込んだときに、溝側壁面54aをテーパ形状の面としていることでOリング48に傷が付いたり余分な力がかかったりすることを防ぐことができるとともに、Oリング48が保持溝54に引っ掛ってしまうのを防止することができ、継手本体12と管体14の第1部材24とを組み付ける際の作業性を良好なものとすることができるのである。
【0048】
本例の場合、上述したように弾性Cリング56は継手本体12の保持溝54内に一体回転状態に保持されており、継手本体12を管体14に対し相対回転させたとき、弾性Cリング56が管体14に対し相対回転する。
詳しくは弾性Cリング56が、一部を係合溝58内部に係入させた状態で係合溝58に対し相対回転する。
【0049】
この状態で即ち図3に示す状態で、簡易スイベルホース継手10内部に油等の液体を所定圧力で流通させたとき、管体14に対し図中右方向、即ち抜き出す方向に大きな力が作用する。
このとき図7(B)に示しているように弾性Cリング56と係合溝58とが軸方向に係合してその力を受け、管体14が継手本体12から抜け出るのを阻止する。
【0050】
その際、係合溝58は開口側縁部に形成したテーパ面66において弾性Cリング56に面で接触し、そのテーパ面66において弾性Cリング56に作用する軸方向の圧力を受ける。
このため液圧作用時に係合溝58の開口側縁部に対し強い力が働くにも拘わらず、同部分が変形してしまうのが良好に防止される。これにより継手本体12と管体14とが良好な回転状態を保持することができる。
【0051】
また本例によれば弾性Cリング56を係合溝58内に組み付ける際、テーパ面66のガイド作用によって組付性が良好である利点が得られる。
尚、管体14における第1部材24を十分硬い材料で且つ高強度の材料で構成しておけば、係合溝58における開口側縁部を、90°の角度をなすエッジ形状となしておいた場合であってもその変形を回避することが可能である。
【0052】
しかしながらこのようにすると第1部材24に要するコストが高くなってしまう。
しかるに本例によれば第1部材24の構成材として安価な材料を用いつつ、係合溝58の開口側縁部の変形を良好に防止して、継手本体12と管体14との良好な回転状態を保持することができる。
【0053】
尚、この例では係合溝58の側のみテーパ面66を形成しており、保持溝54の側については、具体的には液圧作用時に弾性Cリング56に当接して力を受ける後側の溝側壁面54bについては上記のようなテーパ面66は形成しておらず、開口側縁部が90°の角度をなすエッジ形状のままとされている。
【0054】
この後側の溝側壁面54bにも係合溝58の側と同じようにテーパ面を形成してしまうと、液圧作用時にそのテーパ面の作用で弾性Cリング56が縮径させられてしまい、これによって弾性Cリング56が保持溝54から外れてしまう恐れが生ずる。
そこでこの例では、弾性Cリング56と一体回転する側の保持溝54についてはそのようなテーパ面は形成していない。
【0055】
図8は本発明の他の実施例を示している。
この例は管体14側、詳しくは第1部材24の側に保持溝54を設けて、その保持溝54において弾性Cリング56を保持する一方、継手本体12の側に環状の係合溝58を設けてその係合溝58内に弾性Cリング56の一部を係入させるようになした例である。
【0056】
この例において、弾性Cリング56に対し相対回転する側の係合溝58に受面としてのテーパ面66を設けている点では上記実施例と同様であるが、この例では弾性Cリング56が縮径方向の自身の弾性力に基づいて保持溝54の溝底面に強く押圧され、弾性Cリング56が第1部材24と一体回転する状態で保持溝54内に保持されている。
【0057】
また受面としてのテーパ面66は、液圧作用時において弾性Cリング56に作用する圧力を受ける側の開口側縁部に形成されている点で上記実施例と同じであるが、ここではテーパ面66が係合溝58における後側の溝側壁面58bに続いて設けられている点で上記実施例と異なっている。尚、他の点については上記実施例と同様である。
【0058】
この例においても、液圧作用時に弾性Cリング56が保持溝54から外れるのを防止しつつ、係合溝58の開口側縁部が弾性Cリング56との当接によって局部的に変形してしまい、継手本体12と管体14との良好な相対回転が阻害されるのを防止することができる。
【0059】
図9は参考例を示している。
この例は、係合溝58における前側の溝側壁面58aを後側の溝側壁面58bとともに軸方向に対し直角な面として形成する一方、弾性Cリング56を断面四角形状に形成し、その一面を、具体的には溝側壁面58aに対向する側の一面を軸方向に直角な当接面70として形成し、その当接面70を溝側壁面58aに対し面で接触させるようになしたものである。
【0060】
この例においても液圧作用時に弾性Cリング56に作用する圧力を溝側壁面58aと当接面70とによって面で受けることができ、係合溝58における開口側縁部に局部的に大きな力が働いて同部分が変形を生じ、このことによって継手本体12と管体14との円滑な相対回転が阻害されるといった問題を解決することができる。
【0061】
尚、この例では継手本体12側に保持溝54を設けて、そこに断面四角形状の弾性Cリング56を一体回転状態に保持させ、その弾性Cリング56の一部を第1部材24側の係合溝58内に相対回転可能に係入させるようにしているが、場合によって保持溝54を第1部材24の側に、また係合溝58を継手本体12の側に設けて、その第1部材24側の保持溝54側に弾性Cリング56を一体回転状態に保持させ、その一部を継手本体12側の係合溝58内に相対回転可能に係入させるようになすことも可能である。
【0062】
更にその場合において、係合溝58の後側の溝側壁面58bに対し弾性Cリング56の後側の一面を当接面70となして、その当接面70を後側の溝側壁面58bに面接触させることで、弾性Cリング56に作用する圧力を受けるようになすことも可能である。
【0063】
以上本発明の実施例を詳述したがこれらはあくまで一例示である。
例えば第1及び第2の実施例においては受面をテーパ面となしているが、この受面は曲面形状、例えば弾性Cリングの外周面形状に対応した部分円曲面をなすように形成することも可能である。
また上例は何れも管体14が曲り形状をなす簡易スイベルホース継手に本発明を適用した場合の例であるが、本発明は管体14が継手本体12の軸方向に直線状に延びるストレート形状のものである場合においても適用可能であるし、また全体としてCリング状をなす弾性止め輪として上例以外の他の様々な形態のものを用いることが可能であるし、更に本発明は水を流通させるホース用の継手としても適用することが可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である簡易スイベルホース継手を示す図である。
【図2】 図1の簡易スイベルホース継手の要部を相手側機器への接続状態で示す図である。
【図3】 同じ簡易スイベルホース継手の要部の構造を示す図である。
【図4】 同じ簡易スイベルホース継手の図3とは異なる要部の構造を示す図である。
【図5】 同じ簡易スイベルホース継手の組付手順の説明図である。
【図6】 同じ簡易スイベルホース継手を組み付ける際の弾性Cリングとガイド面の作用説明図である。
【図7】 同じ簡易スイベルホース継手における受面としてのテーパ面の作用を示す図である。
【図8】 本発明の他の実施例の簡易スイベルホース継手の要部の構造を示す図である。
【図9】 参考例の簡易スイベルホース継手の要部の構造を示す図である。
【図10】 従来の簡易スイベルホース継手の一例を示す図である。
【図11】 従来の簡易スイベルホース継手の図10とは異なる例を示す図である。
【図12】 本発明の簡易スイベルホース継手の利点を説明するために示した比較例図である。
【図13】 本発明者等が案出した簡易スイベルホース継手を比較例として示す比較例図である。
【図14】 図13の簡易スイベルホース継手の組付手順の説明図である。
【図15】 図13及び図14の簡易スイベルホース継手の不具合の説明図である。
【符号の説明】
10 簡易スイベルホース継手
12 継手本体
14 管体
20 接続部
22 ホース
24 第1部材
26 第2部材
28 雄ねじ部(ねじ部)
36a,36b 内周面
38 雌嵌合面
39 挿入部
40 外周面
42 雄嵌合面
44 後端側開口
48 Oリング(シール部材)
54 保持溝
56 弾性Cリング(弾性止め輪)
58 係合溝
58a,58b 溝側壁面
66 テーパ面(受面)
70 当接面

Claims (5)

  1. 油等液体を所定の圧力で流通させる液圧ホースを相手側に連結するための簡易スイベルホース継手において、
    (イ)筒状をなし、軸方向前端側に相手側のねじ部との螺合用のねじ部を有するとともに後端側の内周面に断面円形の雌嵌合面を有する継手本体と、(ロ)該継手本体とともに前記簡易スイベルホース継手を構成する管状の部材であって、軸方向前端側に該継手本体の後端側開口から該継手本体内に挿入される挿入部を有し、該挿入部の外周面に形成された断面円形の雄嵌合面を前記雌嵌合面に相対回転可能に嵌合させるとともに、後端部に前記ホースとの接続部を有する剛性の管体と、(ハ)前記継手本体の内周面又は前記管体の挿入部の外周面の一方に形成された環状の保持溝内部に該継手本体又は管体と一体回転する状態で径方向に弾性変形可能に保持された、断面円形且つ周方向の一部が切り欠かれた形態をなして前記保持溝内部に保持された状態で周方向の両端が離隔して位置する全体としてCリング状をなす弾性止め輪と、(ニ)他方に形成されて該弾性止め輪を回転可能に係合させ、該係合作用によって液圧の作用による前記挿入部の前記継手本体からの抜けを阻止する環状の係合溝と、(ホ)それら継手本体と管体の挿入部との間を液密にシールするシール部材とを具備させ、
    更に、前記弾性止め輪を相対回転させる側の溝である前記係合溝の開口側縁部であって前記液体の流通時に該弾性止め輪に当接して該弾性止め輪に作用する軸方向の圧力を受ける部分を面取りして、圧力作用時に該弾性止め輪に対して略面接触させるための、前記係合溝の溝側壁面に対し斜めの面となる受面を予め形成してあることを特徴とする簡易スイベルホース継手。
  2. 請求項1において、前記受面がテーパ面であることを特徴とする簡易スイベルホース継手。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記受面を継手本体の軸方向に0.3mm以上の幅で形成してあることを特徴とする簡易スイベルホース継手。
  4. 請求項1〜の何れかにおいて、前記管体が前記継手本体の軸線に対して曲り形状をなしていることを特徴とする簡易スイベルホース継手。
  5. 請求項において、前記管体が前記雄嵌合面を有する前端側の第1部材と、前記ホースとの接続部を有する後端側の第2部材とを接合した形態のものであることを特徴とする簡易スイベルホース継手。
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