JP3869714B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像記録装置に関し、特にたとえばディジタルカメラに適用され、複数の静止画像信号を記録媒体に形成されたかつ各々が所定サイズを有する複数の単位領域に記録する、画像記録装置に関する。
【0002】
【従来技術】
ディジタルカメラでは、連続撮影モード(連写モード)が選択されると、たとえば1/15秒に1回の割合で被写体が撮影され、撮影された画像信号はバッファメモリに格納される。所定回数の撮影が完了すると、バッファメモリに格納された複数の画像信号の記録処理が行われる。具体的には、複数の画像信号を個別に含む複数の画像ファイルが記録媒体のデータ領域に形成され、複数の画像ファイルを個別に管理するファイル管理情報が記録媒体の管理領域に書き込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、記録処理が行われる間、バッファメモリへの新規の画像信号の書き込みは禁止される。記録媒体が光磁気ディスクのようなディスク記録媒体であれば、1つの画像信号の記録処理に2秒程度の時間がかかる場合がある。すると、連続撮影回数が40回のときは、40個の画像信号がバッファメモリに確保されてから次回の撮影が可能になるまでに80秒程度の時間が必要となる。
【0004】
なお、記録処理のうちで最も長い時間を費やすのは、ファイル管理情報の作成処理である。これは、データ領域と管理領域とが別々に形成されており、データ領域からファイル管理領域へのヘッドシークが必要となるからである。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、連続撮影された画像信号の記録に要する時間を短縮できる、画像記録装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に従う画像記録装置は、連続撮影された複数フレームの静止画像データを格納する結合ファイルを記録媒体に記録する記録手段、および記録手段によって記録された結合ファイルを複数フレームの静止画像データをそれぞれ格納する複数の画像ファイルに変換する変換手段を備え、記録媒体はデータ領域とファイル管理領域とが径方向に分割して形成されたディスク記録媒体であり、記録手段は、複数フレームの静止画像データをデータ領域に書き込むデータ書き込み手段、および複数フレームの静止画像データを結合ファイルとして管理するための第1ファイル管理情報をデータ書き込み手段の書き込み処理が完了した後にファイル管理領域に書き込む管理情報書き込み手段を含み、変換手段は、管理情報書き込み手段によって書き込まれた第1ファイル管理情報を複数フレームの静止画像データを複数の画像ファイルとして管理するための第2ファイル管理情報に更新する更新手段を含み、データ領域は複数の単位領域を有し、データ書き込み手段は、各フレームの先頭が各単位領域の先頭と一致するか、各フレームの末尾が各単位領域の末尾と一致するように、複数フレームの静止画像データをデータ領域に書き込む。
【0007】
【作用】
請求項1の発明によれば、結合ファイルは、連続撮影された複数フレームの静止画像データを格納する。記録手段は、このような結合ファイルを記録媒体に記録する。変換手段は、記録手段によって記録された結合ファイルを複数フレームの静止画像データをそれぞれ格納する複数の画像ファイルに変換する。ここで、記録媒体は、データ領域とファイル管理領域とが径方向に分割して形成されたディスク記録媒体である。また、記録手段はデータ書き込み手段および情報書き込み手段を含み、変換手段は更新手段を含む。データ書き込み手段は、複数フレームの静止画像データをデータ領域に書き込む。管理情報書き込み手段は、複数フレームの静止画像データを結合ファイルとして管理するための第1ファイル管理情報を、データ書き込み手段の書き込み処理が完了した後にファイル管理領域に書き込む。更新手段は、管理情報書き込み手段によって書き込まれた第1ファイル管理情報を複数フレームの静止画像データを複数の画像ファイルとして管理するための第2ファイル管理情報に更新する。
【0008】
さらに、データ領域は複数の単位領域を有し、データ書き込み手段は、各フレームの先頭が各単位領域の先頭と一致するか、各フレームの末尾が各単位領域の末尾と一致するように、複数フレームの静止画像データをデータ領域に書き込む。
【0009】
請求項の発明によれば、複数の単位領域の各々は所定サイズを有し、記録手段は、複数フレームの静止画像データの各々についてデータサイズを所定サイズで割り算したときの余りと所定サイズとの差分を算出する算出手段をさらに含み、データ書き込み手段は、算出手段によって算出された複数の差分にそれぞれ相当する複数のダミーデータを複数フレームの静止画像データの先頭または末尾にそれぞれ付加する。
【0010】
請求項の発明によれば、記録手段は複数フレームの静止画像データにそれぞれ対応する複数のサイズ情報をデータ領域に書き込むサイズ情報書き込み手段をさらに含み、第1ファイル管理情報および第2ファイル管理情報の各々は複数フレームの静止画像データと複数のサイズ情報とのリンク状態を示す。
【0011】
請求項の発明によれば、変換手段はキー操作が行われたときに変換処理を実行する。
【0012】
【発明の効果】
この発明によれば、連続撮影された静止画像データの記録に要する時間を短縮することができる。
【0013】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10はイメージセンサ12を含む。イメージセンサ12の前面には色フィルタ(図示せず)が装着され、被写体の光像はこの色フィルタを介してイメージセンサ12に照射される。
【0015】
電源スイッチ46が投入されると、システムコントローラ40はバッテリ電源(図示せず)をシステム全体に供給するとともに、対応する状態信号をCPU38に与える。CPU38は、たとえば15fpsでの撮影をTG(Timing Generator)14に命令するとともに、信号処理回路22およびビデオエンコーダ28に所定の処理命令を与える。
【0016】
TG14は、SG(Signal Generator)16から出力される垂直同期信号および水平同期信号に基づいてタイミング信号を生成し、イメージセンサ12をラスタスキャン方式で駆動する。イメージセンサ12からは1/15秒毎にカメラ信号(電荷)が出力され、出力されたカメラ信号は、CDS/AGC回路18およびA/D変換器20を経て、ディジタル信号であるカメラデータとして信号処理回路22に入力される。
【0017】
信号処理回路22は、入力されたカメラデータに色分離,白バランス調整,YUV変換などの処理を施してYUVデータ(表示画像データ)を生成し、生成した表示画像データをメモリ制御回路24に与える。表示画像データは、メモリ制御回路24によって図2に示す表示画像データ領域26aに書き込まれる。
【0018】
ビデオエンコーダ28は、メモリ制御回路24を通して表示画像データ領域26aから表示画像データを読み出し、読み出した表示画像データをコンポジット画像信号にエンコードする。エンコードされたコンポジット画像信号はモニタ30に与えられ、この結果、被写体のリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ30に表示される。
【0019】
メニューキー44によって連続撮影モード(連写モード)が選択されかつ連写回数Mがたとえば40回に設定された状態でシャッタボタン42が操作されると、連続撮影操作が行われたことを示す状態信号がシステムコントローラ40からCPU38に与えられる。CPU38は、露光量や白バランスなどの撮影条件を調整した後、TG14に40回の露光を命令する。TG14は、1/15秒に1回の割合で合計40回の露光を行い、各々の露光によって得られたカメラ信号をイメージセンサ12から読み出す。読み出された各フレームのカメラ信号は上述と同じ要領で表示画像データに変換され、変換された表示画像データは、メモリ制御回路24によってSDRAM26の表示画像データ領域26aに格納される。
【0020】
CPU38は、1フレーム分のカメラ信号がイメージセンサ12から読み出される毎にJPEGコーデック32に圧縮命令を与える。JPEGコーデック32は、メモリ制御回路24を通して表示画像データ領域26aから表示画像データを読み出し、読み出された表示画像データにJPEG圧縮を施す。これによって生成された圧縮画像データ(JPEG圧縮データ)は、メモリ制御回路24によってSDRAM26のJPEG圧縮データ領域26bに書き込まれる。
【0021】
CPU38はさらに、1フレーム分のJPEG圧縮が行われる毎に自らJPEGヘッダを作成する。作成されたJPEGヘッダは、メモリ制御回路24を通してSDRAM26に与えられ、図2に示すJPEGヘッダ領域26cに書き込まれる。なお、JPEGヘッダには、撮影時のシャッタスピードおよび絞り量,撮影画像の解像度,JPEG圧縮の圧縮率に関連するQファクタ,JPEGデータサイズを示す情報や表示画像データを縮小しかつ圧縮したサムネイル画像などが含まれる。
【0022】
40回の露光処理,40回の圧縮処理および40回のJPEGヘッダ作成処理が完了した時点で、SDRAM26には図2に示すようにJPEG圧縮データ0〜39およびJPEGヘッダ0〜39がマッピングされる。なお、連続撮影操作に応答してイメージセンサ12の露光が開始されてからMフレーム分のJPEG圧縮データおよびJPEGヘッダがSDRAM26に確保されるまでの処理を、連続撮影処理と定義する。
【0023】
CPU38はμiTRONのようなリアルタイムOSを搭載しており、JPEG圧縮データ0〜39およびJPEGヘッダ0〜39と後述するパッドデータ0〜39とを含む結合ファイルを光磁気ディスク36に記録する結合ファイル記録処理は、連続撮影処理と並行して行なわれる。光磁気ディスク36は着脱自在でかつ不揮発性のディスク記録媒体であり、記録面には図3に示す要領でFAT(File Allocation Table)領域36a,ルートディレクトリ領域36bおよびデータ領域36cが形成される。データ領域36cには複数の空きクラスタ(クラスタ:単位領域)が離散的に分布し、FAT領域36aには書込済みクラスタのリンク状態を示すFAT情報が書き込まれる。また、ルートディレクトリ領域36bには、ディレクトリエントリが書き込まれる。
【0024】
CPU38は、結合ファイル記録処理において所定のアクセス要求をディスクドライブ34に出力する。ディスクコントローラ34aは、磁気ヘッド34bおよび光ピックアップ34cを制御して、アクセス要求に応じた態様で光磁気ディスク36にアクセスする。ここで、CPU38は、連続撮影処理と結合ファイル記録処理との間で処理が円滑に行われるように、図4に示すような指示リスト38aを用いる。
【0025】
シャッタボタン42が押されたとき、CPU38は、“記録処理開始”,“フォルダ作成”,“ファイル作成”および“ファイルオープン”の各々に対応するコマンドおよびパラメータを指示リスト38aに設定する。“記録処理開始”によって結合ファイル記録処理が開始される。また、“フォルダ作成”によって連写フォルダが図3に示すデータ領域36cに新規に作成され、“ファイル作成”によって当該新規連写フォルダの下階層に結合ファイルが作成される。さらに、“ファイルオープン”の設定によって当該新規結合ファイルを特定するためのハンドル番号が作成される。
【0026】
なお、“フォルダ作成”では、連写フォルダのフォルダ名および“0”を示すサイズ情報がデータ領域36cに書き込まれ、FAT領域36aのFAT情報が更新され、そして当該連写フォルダが属するサブディレクトリのサイズ情報(ルートディレクトリ領域36bに存在)が更新される。また、“ファイル作成”では、結合ファイルのファイル名および“0”を示すサイズ情報がデータ領域36cに書き込まれ、FAT領域36aのFAT情報が更新され、そして当該結合ファイルが属するサブディレクトリのサイズ情報が更新される。
【0027】
また、1フレーム分のJPEG圧縮データおよびJPEGヘッダがSDRAM26に格納される毎に、JPEGヘッダ用の“ファイル書き込み”とJPEG圧縮データ用の“ファイル書き込み”とパッドデータ用の“ファイル書き込み”とが指示リスト38aに設定される。いずれの“ファイル書き込み”もパラメータとして結合ファイルのハンドル番号を有する。なお、JPEGヘッダおよびJPEG圧縮データからなるデータを“JPEGデータ”と定義する。
【0028】
パッドデータは、各フレームのJPEGデータの先頭アドレスをクラスタの先頭アドレスと一致させるために付加されるデータである。JPEGデータサイズはフレームによって異なりうるため、パッドデータサイズは、各フレームのJPEGデータサイズをクラスタサイズによって割り算し、割り算値の余りをクラスタサイズから引算することによって求められる。図2に示すように、SDRAM26にはパッドデータ領域26dが形成されており、算出されたサイズのパッドデータは、当該パッドデータ領域26dから読み出される。
【0029】
JPEGヘッダ,JPEG圧縮データおよびパッドデータはそれぞれ40フレーム分用意されるため、合計120個の“ファイル書き込み”が指示リスト38aに設定される。この120個の“ファイル書き込み”の設定が完了すると、各フレームのJPEGデータサイズおよびフレーム数“40”を示すファイルサイズ情報が作成され、当該ファイルサイズ情報がSDRAM26に格納され、そして当該ファイルサイズ情報用の“ファイル書き込み”が指示リスト38aに設定される。
【0030】
こうして設定された“ファイル書き込み”が実行されることで、40フレーム分のJPEGヘッダ,JPEG圧縮データおよびパッドデータとファイルサイズ情報とが結合ファイルに蓄積されていき、図6に示すように結合ファイルが得られる。図6によれば、各フレームのJPEGヘッダの先頭はクラスタ境界に接する。また、ファイルサイズ情報に含まれるサイズおよびフレーム数は、いずれも4バイトで表現される。
【0031】
結合ファイルの作成が完了すると、“ファイルクローズ”および“記録処理終了”が指示リスト38aに設定される。“ファイルクローズ”の実行によって、FAT領域36aに書き込まれたFAT情報,データ領域36cに書き込まれた当該結合ファイルのサイズ情報,およびルートディレクトリ領域36bに書き込まれた上階層のサブディレクトリのサイズ情報が更新される。つまり、今回作成された結合ファイルの書き込み領域(クラスタ)にリンクが形成されるようにFAT情報が更新されるとともに、結合ファイルのサイズ情報および当該結合ファイルが属するサブディレクトリのサイズ情報が更新される。結合ファイル記録処理は、“記録処理終了”によって終了される。
【0032】
光磁気ディスク36のデータ領域36cは、図5に示すようなディレクトリ構造を有する。ルートディレクトリ“DCIM”の下階層に複数のサブディレクトリ“***SANYO”(***:100から始まる3桁のディレクトリ番号)が形成され、任意のサブディレクトリの下階層に連写フォルダ“SEQ××××”(××××:0001から始まる4桁のフォルダ番号)が形成される。連写フォルダは現時点で選択されているサブディレクトリの下階層に新規に作成され、結合ファイルは当該連写フォルダの下階層に作成される。新規に作成される連写フォルダには、同じサブディレクトリに属する最新の連写フォルダのフォルダ番号に続くフォルダ番号が割り当てられる。一方、結合ファイルのファイル名は、常に“SEQT0000.DAT”とされる。
【0033】
したがって、連続撮影時に選択されているサブディレクトリが“102SANYO”で、当該サブディレクトリの下階層に存在する最新の連写フォルダが“SEQ0003”であれば、連続撮影操作に応答して連写フォルダ“SEQ0004”が新規に作成され、当該連写フォルダの下階層に結合ファイル“SEQT0000.DAT”が作成される。
【0034】
図5によれば、サブディレクトリ“102SANYO”の下階層に形成された連写フォルダ“SEQ0002”,“SEQ0003”および“SEQ0004”に結合ファイル“SEQT0000.DAT”が格納されている。また、サブディレクトリ“101SANYO”の下階層に形成された連写フォルダ“SEQ0001”に複数の画像ファイル“SEQ0101.JPG”,“SEQ0102.JPG”…が格納され、サブディレクトリ“102SANYO”の下階層に形成された連写フォルダ“SEQ0001”に複数の画像ファイル“SEQ0301.JPG”,“SEQ0302.JPG”…が格納されている。これは、サブディレクトリ“100SANYO”または“102SANYO”の下階層の連写フォルダ“SEQ0001”に格納された結合ファイルの分割処理は完了したものの、サブディレクトリ“102SANYO”の下階層の連写フォルダ“SEQ0002”,“SEQ0003”および“SEQ0004”に格納された結合ファイルの分割処理は未だ完了していないことを意味する。
【0035】
ファイル分割処理は、オペレータによるメニューキー44の操作に応答してCPU38によって実行される。このとき、指示リスト38aは用いられない。まず、現時点で選択されているサブディレクトリの中から最新の連写フォルダが検出され、検出された連写フォルダに格納された結合ファイルがオープンされる。次に、オープンされた結合ファイルに含まれるファイルサイズ情報から各フレームのJPEGデータのサイズ情報およびフレーム数が検出される。サイズ情報およびフレーム数の検出が完了すると、データ領域36cから結合ファイルのファイル名およびサイズ情報が削除される。続いて、各々のJPEGデータのファイル名およびサイズ情報がデータ領域36bに書き込まれ、当該ファイル名およびサイズ情報にリンクが形成されるようにFAT領域36aのFAT情報が更新される。これによって、結合ファイルが複数の画像ファイルに変換される。さらに、このようなファイル変換に伴って上階層のサブディレクトリのサイズが変化するため、ルートディレクトリ領域36bに書き込まれた当該サブディレクトリのサイズ情報も更新される。
【0036】
このように、連続撮影操作が行われると、まず結合ファイルが光磁気ディスク36のデータ領域36cに作成され、FAT領域36aのFAT情報およびルートディレクトリ領域36bのサイズ情報が更新される。結合ファイルを複数の画像ファイルに分割するときは、まずデータ領域36cに書き込まれたファイル名およびサイズ情報が一括して更新され、続いてFAT領域36aのFAT情報が更新される。その後、ルートディレクトリ領域36bのサイズ情報が更新される。このため、ヘッドシークの回数が抑制され、連続撮影された画像ファイルの記録に要する時間を短縮することができる。つまり、連続撮影操作の応答特性を改善することができる。
【0037】
CPU38は、具体的には図8〜図14に示すフロー図を処理する。このうち、図8〜図11は連続撮影処理を示し、図12は結合ファイル記録処理を示し、そして図13および図14はファイル分割処理を示す。なお、これらのフロー図に対応するプログラムは、ROM48に記憶されている。
【0038】
まず図8を参照して、ステップS1ではスルー画像表示処理を行う。具体的には、TG14に撮影命令を与え、信号処理回路22およびビデオエンコーダ28に処理命令を与える。これによって、スルー画像がモニタ30に表示される。ステップS3ではシャッタボタン42の操作の有無を判別し、YESであればステップS5でシャッタスピード,絞り量,白バランスなどの撮影条件を調整する。
【0039】
ステップS7ではカウンタ38pのカウント値Pをリセットし、続くステップS9では“記録処理開始”を指示リスト38aに設定する。ステップS11ではカウント値Pをインクリメントし、ステップS13では“フォルダ作成”を指示リスト38aに設定する。ステップS15では、“フォルダ作成”によって新規に作成された連写フォルダのフォルダ番号を最大フォルダ番号MaxFldNumとして設定する。ステップS17ではカウント値Pをインクリメントし、ステップS19では“ファイル作成”を指示リスト38aに設定する。ステップS21ではカウント値Pをインクリメントし、ステップS23では“ファイルオープン”を指示リスト38aに設定する。
【0040】
カウント値Pは、図4に示す指示リスト38aのリスト番号に対応する。したがって、“記録処理開始”,“フォルダ作成”,“ファイル作成”および“ファイルオープン”は、リスト番号“0”〜“4”の欄に個別に設定される。
【0041】
【表1】
Figure 0003869714
【0042】
表1を参照して、“記録処理開始”ではコマンドとしてFILE_STRTが設定され、“フォルダ作成”ではコマンド,パラメータ1および2としてFOLDER_CREATE,ドライブ番号およびファイルパスが設定される。また、“ファイル作成”ではコマンド,パラメータ1および2としてFILE_CREATE,ドライブ番号およびファイルパスが設定され、“ファイルオープン”ではコマンド,パラメータ1および2としてFILE_OPEN,ドライブ番号およびファイルパスが設定される。
【0043】
現時点で選択されているサブディレクトリが“102SANYO”であり、かつ当該サブディレクトリに形成されている最新の連写フォルダが“SEQT0003”である場合、“フォルダ作成”で設定されるファイルパスは“\\DCIM\\102SANYO\\SEQT0004”となる。これによって、サブディレクトリ“102SANYO”の下階層に連写フォルダ“SEQT0004”が新規に作成される。続く“ファイル作成”では“\\DCIM\\102SANYO\\SEQT0004\\SEQT0000.DAT”がファイルパスとして設定され、これによって新規に作成された連写フォルダ“SEQT0004”の下階層に結合ファイル“SEQT0000.DAT”が作成される。さらに、当該結合ファイルをオープンする場合、“ファイルオープン”で設定されるファイルパスは“\\DCIM\\102SANYO\\SEQT0004\\SEQT0000.DAT”となる。
【0044】
ステップS25では垂直同期信号の発生の有無を判別し、YESであればステップS27でカウンタ38nのカウント値Nを初期化する。ステップS29では、1フレーム分の表示画像データを取り込むべく、TG14に露光命令を与え、信号処理回路22に処理命令を与える。表示画像データは、SDRAM26の表示画像データ領域26aに確保される。ステップS31ではJPEGコーデック32に圧縮命令を与える。JPEGコーデック32は、表示画像データ領域26aから表示画像データを読み出し、読み出した表示画像データにJPEG圧縮を施す。JPEG圧縮によって生成されたJPEG圧縮データは、SDRAM26のJPEGデータ領域26bに格納される。ステップS33では、JPEGヘッダを自ら作成し、JPEGヘッダをSDRAM24のJPEGヘッダ領域26cに書き込む。
【0045】
ステップS35ではカウント値Pをインクリメントし、ステップS37ではJPEGヘッダ用の“ファイル書き込み”を指示リスト38aに設定する。ステップS39ではカウント値Pをインクリメントし、ステップS41ではJPEG圧縮データ用の“ファイル書き込み”を指示リスト38aに設定する。表1から分かるように、“ファイル書き込み”では、コマンド,パラメータ1,2および3として、FILE_WRITE,ハンドル番号(後述するファイルオープン処理によって獲得),SDRAMアドレスおよびデータサイズが設定される。したがって、ステップS37では直前のステップS33でSDRAM26に格納されたJPEGヘッダの先頭アドレスおよびデータサイズがパラメータ2および3とされ、ステップS41では直前のステップS31の処理に基づいてSDRAM26に格納されたJPEG圧縮データの先頭アドレスおよびデータサイズがパラメータ2および3とされる。
【0046】
ステップS43では、ステップS31およびS33でそれぞれ作成されたJPEG圧縮データおよびJPEGヘッダのトータルサイズを求め、当該トータルサイズを示すサイズ情報を図7に示すインデックス情報テーブル38tに設定する。サイズ情報は、現時点のカウント値Nに関連付けられる。
【0047】
ステップS45ではカウント値Nをインクリメントし、続くステップS47では数1に従ってパッドデータサイズを算出する。
【0048】
【数1】
パッドデータサイズ=クラスタサイズ−(トータルサイズ%クラスタサイズ)“トータルサイズ%クラスタサイズ”は、直前のステップS43で求められたトータルサイズをクラスタサイズで割り算したときの余りを意味する。このような余りをクラスタサイズから引算することによって、パッドデータサイズが求められる。
【0049】
ステップS51ではパッドデータ用の“ファイル書き込み”を指示リスト38aに設定する。上述のように、“ファイル書き込み”では、コマンド,パラメータ1,2および3として、FILE_WRITE,ハンドル番号,SDRAMアドレスおよびデータサイズが設定される。一方、SDRAM26には、図2に示すようにパッドデータ領域26dが形成されている。このため、ステップS51では、パッドデータ領域26dの先頭アドレスおよび算出されたパッドデータサイズがパラメータ2および3とされる。
【0050】
ステップS53ではカウント値Nが連写回数Mに達したかどうか判断し、NOであればステップS25に戻る。このため、ステップS27〜S53の一連の処理はM回繰り返される。M=40のとき、SDRAM26には図2に示す要領でJPEGデータ0〜39およびJPEGヘッダ0〜39がマッピングされ、指示リスト38aには合計120個の“ファイル書き込み”が設定される。
【0051】
カウント値Nが連写回数Mに達するとステップS53からステップS55に進み、インデックス情報テーブル38tに設定されたMフレーム分のサイズ情報とフレーム数“M”とからなる4×M+4バイトのファイルサイズ情報をSDRAM26に書き込む。ステップS57ではカウント値Pをインクリメントし、続くステップS59ではファイルサイズ情報用の“ファイル書き込み”を指示リスト38aに設定する。このとき、パラメータ2としては当該ファイルサイズ情報の先頭アドレスが設定され、パラメータ3としては“4×M+4バイト”が設定される。
【0052】
ステップS61ではカウント値Pをインクリメントし、続くステップS63では“ファイルクローズ”を指示リスト38aに設定する。さらに、ステップS65ではカウント値Pをインクリメントし、ステップS67では“記録処理終了”を指示リスト38aに設定する。“ファイルクローズ”では、FILE_CLOSEがコマンドとして設定され、クローズするファイルのハンドル番号がパラメータ1として設定される。“記録処理終了”では、FILE_ENDがコマンドとして設定される。
【0053】
ステップS69では、カウンタ38qのカウント値Qを判別する。後述する結合ファイル記録処理では、カウント値Qに対応するリスト番号のコマンドが実行される。カウント値Qは、コマンドが1回実行される毎にインクリメントされ、“記録処理終了”の実行によってリセットされる。したがって、Q=0は、全てのコマンドの処理が完了したことを意味する。ステップS69ではQ=0となったときにYESと判断し、ステップS1に戻る。
【0054】
図12を参照して、結合ファイル記録処理では、まずステップS71でカウント値Qをリセットし、ステップS73でカウント値Qに対応するリスト番号にFILE_STRTが設定されているかどうかを判別する。ここでNOであればステップS71に戻るが、YESであればステップS75でカウント値Qをインクリメントし、インクリメント後のカウント値Qに対応するリスト番号のコマンドをステップS77,S81,S85,S89およびS93の各々で判別する。
【0055】
設定されたコマンドがFOLDER_CREATEであればステップS77でYESと判断し、ステップS79でフォルダ作成処理を行う。具体的には、パラメータ1として設定されたドライブ番号によってディスクドライブ34を特定し、パラメータ2として設定されたファイルパスに基づく連写フォルダ作成要求をディスクドライブ34に与える。これによって、光磁気ディスク36のデータ領域36cに連写フォルダが作成される。つまり、連写フォルダのフォルダ名および“0”を示すサイズ情報がデータ領域36cに書き込まれ、FAT領域36aのFAT情報が更新され、そして当該連写フォルダが属するサブディレクトリのサイズ情報がルートディレクトリ領域36bにおいて更新される。上述の例では、サブディレクトリ“102SANYO”の下階層に連写フォルダ“SEQT0004”が作成される。READY信号がディスクドライブ34から返送されると、連写フォルダの作成が完了したとみなしてステップS75に戻る。
【0056】
設定されたコマンドがFILE_CREATEであればステップS81でYESと判断し、ステップS83でファイル作成処理を行う。つまり、パラメータ1として設定されたドライブ番号によってディスクドライブ34を特定し、パラメータ2として設定されたファイルパスに基づくファイル作成要求をディスクドライブ34に与える。これによって、光磁気ディスク36のデータ領域36cに結合ファイルが作成される。具体的には、結合ファイルのファイル名および“0”を示すサイズ情報がデータ領域36cに書き込まれ、FAT領域36aのFAT情報が更新され、そして当該結合ファイルが属するサブディレクトリのサイズ情報がルートディレクトリ領域36bにおいて更新される。上述の例では、サブディレクトリ“102SANYO”の下階層に作成された連写フォルダ“SEQT0004”のさらに下階層に、結合ファイル“SEQT0000.DAT”が作成される。READY信号がディスクドライブ34から返送されると、結合ファイルの作成が完了したとみなしてステップS75に戻る。
【0057】
設定されたコマンドがFILE_OPENであればステップS85からステップS87に進み、ファイルオープン処理を行う。つまり、パラメータ1として設定されたドライブ番号によってディスクドライブ34を特定し、パラメータ2として設定されたファイルパスに基づく結合ファイルオープン要求をディスクドライブ34に与える。結合ファイルがオープンされたことを示すREADY信号がディスクドライブ34から返送されると、当該結合ファイルに割り当てるハンドル番号を作成する。上述の例では、サブディレクトリ“102SANYO”の下階層の連写フォルダ“SEQT0004”に格納された結合フォルダ“SEQT0000.DAT”が特定され、当該結合ファイル割り当てるハンドル番号が作成される。作成されたハンドル番号は、ステップS37,S41,S51およびS59の“ファイル書き込み”に用いられる。処理を終えると、ステップS75に戻る。
【0058】
設定されたコマンドがFILE_WRITEであればステップS89からステップS91に進み、ファイル書き込み処理を行う。具体的には、パラメータ1に設定されたハンドル番号によって書き込み先の結合ファイルを特定し、パラメータ2および3に設定されたSDRAMアドレスおよびデータサイズに基づいてSDRAM26からデータを読み出し、そしてハンドル番号によって特定した結合ファイルへの読み出しデータの書き込みをディスクドライブ34に要求する。ディスクドライブ34は、1クラスタ分のデータ書き込みが完了する毎に書込クラスタのリンク状態を示すFAT情報を作成する。作成されたFAT情報は、CPU38によってSDRAM26に書き込まれる。処理を終えると、ステップS75に戻る。
【0059】
設定されたコマンドがFILE_CLOSEであればステップS93からステップS95に進み、ファイルクローズ処理を行う。具体的には、SDRAM26に格納されたFAT情報によってFAT領域36aのFAT情報を更新するとともに、ファイルサイズの変更に伴ってルートディレクトリ領域36bのサイズ情報を更新する。処理が完了すると、ステップS75に戻る。
【0060】
設定されたコマンドがFILE_ENDであれば、ステップS93でNOと判断し、ステップS71に戻る。これによってカウント値Qがリセットされ、結合ファイル記録処理は待機状態に移行する。
【0061】
図13に示すファイル分割処理は、ファイル分割のためのメニューキー44の操作に応答して実行される。まずステップS101で、現時点で選択されているサブディレクトリのディレクトリ番号CurDirNumをディレクトリ番号dirnumとして設定するとともに、図8のステップS15で決定された最大フォルダ番号MaxFldNumをフォルダ番号fldnumとして設定する。ステップS103では、ディレクトリ番号dirnumおよびフォルダ番号fldnumによって特定される結合ファイルをオープンすべく、ファイルオープン要求をディスクドライブ34に与える。dirnum=102でfldnum=4であるときは、サブディレクトリ“102SANYO”の下階層の連写フォルダ“SEQT0004”に格納された結合ファイル“SEQT0000.DAT”のオープンが要求される。
【0062】
ステップS105では結合ファイルを実際にオープンできたかどうかを判別する。ディスクドライブ34からNOT READY信号が返送されると、ステップS103で特定した結合ファイルは存在しないとみなして、ステップS107でフォルダ番号fldnumをディクリメントし、ステップS109で更新後のフォルダ番号fldnumを“0”と比較する。fldnum=0であれば、現時点で選択されているサブディレクトリには結合ファイルは1つも存在しないとみなし、処理を終了する。一方、fldnum>0であれば、現時点で選択されているサブディレクトリに結合ファイルが存在する可能性があるとみなし、ステップS103に戻る。したがって、結合ファイルが見つかるか、フォルダ番号fldnumが“0”となるまで、ステップS103〜S109の処理が繰り返される。
【0063】
ディスクドライブ34からREADY信号が返送されると、結合ファイルをオープンできたとみなして、ステップS111以降の処理に進む。ステップS111では、オープンされた結合ファイルに含まれるファイルサイズ情報からフレーム数を検出し、ステップS113では検出されたフレーム数をMとして設定する。ステップS115では検出されたフレーム数Mに基づいてファイルサイズ情報のサイズ(=4×M+4バイト)を算出し、ステップS117では算出されたサイズに基づいてファイルポインタFPを当該ファイルサイズ情報の先頭アドレスに設定する。
【0064】
ステップS119ではカウンタ38nを初期化し、ステップS121ではファイルポインタFPが指向するアドレス以降の4バイト値を図7に示すインデックス情報テーブル38tに設定する。当該4バイト値は、JPEGデータNのサイズを示し、カウント値Nに関連付けられた状態でインデックス情報テーブル38tに設定される。
【0065】
ステップS123ではカウント値Nをインクリメントし、ステップS125ではファイルポインタFPの指向先を4バイト進める。ステップS127ではカウント値Nをフレーム数Mと比較し、N<Mである限り、ステップS121〜S127の処理を繰り返す。この結果、各フレームのJPEGデータのサイズ値がインデックス情報テーブル38tに蓄積される。N=MとなるとステップS127でYESと判断し、ステップS129でカウント値Nを初期化するとともに、ステップS131で注目する結合ファイルのファイル名およびサイズ情報をデータ領域36cから削除する。
【0066】
ステップS133では、ファイル名“SEQ(N+1).jpg”およびサイズ情報“sz_tbl[N]”をデータ領域36cに書き込む。ステップS135ではカウント値Nをインクリメントし、ステップS137ではカウント値Nをフレーム数Mと比較する。そして、N<MであればステップS133〜S137の処理を繰り返し、N=MとなるとステップS139でFAT情報を更新する。具体的には、ファイル名“SEQ(N+1).jpg”およびサイズ情報“sz_tbl[N]”がJPEGデータNに割り当てられるように、FAT領域36aのFAT情報を更新する。これによって、MフレームのJPEGデータが個別に格納されたM個の画像ファイルが得られる。ステップS139の処理を終えると、ステップS141で上階層のサブディレクトリのサイズ情報(ルートディレクトリ領域36bに存在)を更新してからステップS107に移行する。
【0067】
なお、この実施例では、ファイル管理方式としてFAT方式を採用しているが、これに代えてUDF(Universal Disc Format)方式を採用してもよい。また、この実施例では、各フレームのJPEGデータの末尾にパッドデータを付加するようにしているが、パッドデータはJPEGデータの先頭に付加するようにしてもよい。このときも、異なるフレームのJPEGデータが同じクラスタに記録されることはなく、各フレームのJPEGデータを個別に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】SDRAMのマッピング状態の一例を示すブロック図である。
【図3】光磁気ディスクの記録面の構造を示す図解図である。
【図4】指示リストの一例を示す図解図である。
【図5】ディレクトリの階層構造の一例を示す図解図である。
【図6】結合ファイルの一例を示す図解図である。
【図7】指示リストの一例を示す図解図である。
【図8】連続撮影処理を行うときのCPUの動作の一部を示すフロー図である。
【図9】連続撮影処理を行うときのCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
【図10】連続撮影処理を行うときのCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。
【図11】連続撮影処理を行うときのCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
【図12】結合ファイル記録処理を行うときのCPUの動作を示すフロー図である。
【図13】ファイル分割処理を行うときのCPUの動作の一部を示すフロー図である。
【図14】ファイル分割処理を行うときのCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ
12…イメージセンサ
26…SDRAM
32…JPEGコーデック
34…ディスクドライブ
36…光磁気ディスク

Claims (4)

  1. 連続撮影された複数フレームの静止画像データを格納する結合ファイルを記録媒体に記録する記録手段、および
    前記記録手段によって記録された結合ファイルを前記複数フレームの静止画像データをそれぞれ格納する複数の画像ファイルに変換する変換手段を備え、
    前記記録媒体はデータ領域とファイル管理領域とが径方向に分割して形成されたディスク記録媒体であり、
    前記記録手段は、前記複数フレームの静止画像データを前記データ領域に書き込むデータ書き込み手段、および前記複数フレームの静止画像データを前記結合ファイルとして管理するための第1ファイル管理情報を前記データ書き込み手段の書き込み処理が完了した後に前記ファイル管理領域に書き込む管理情報書き込み手段を含み、
    前記変換手段は、前記管理情報書き込み手段によって書き込まれた第1ファイル管理情報を前記複数フレームの静止画像データを前記複数の画像ファイルとして管理するための第2ファイル管理情報に更新する更新手段を含み、
    前記データ領域は複数の単位領域を有し、
    前記データ書き込み手段は、各フレームの先頭が各単位領域の先頭と一致するか、各フレームの末尾が各単位領域の末尾と一致するように、前記複数フレームの静止画像データを前記データ領域に書き込む、画像記録装置。
  2. 前記複数の単位領域の各々は所定サイズを有し、
    前記記録手段は、前記複数フレームの静止画像データの各々についてデータサイズを前記所定サイズで割り算したときの余りと前記所定サイズとの差分を算出する算出手段をさらに含み、
    前記データ書き込み手段は、前記算出手段によって算出された複数の差分にそれぞれ相当する複数のダミーデータを前記複数フレームの静止画像データの先頭または末尾にそれぞれ付加する、請求項記載の画像記録装置。
  3. 前記記録手段は前記複数フレームの静止画像データにそれぞれ対応する複数のサイズ情報を前記データ領域に書き込むサイズ情報書き込み手段をさらに含み、
    前記第1ファイル管理情報および前記第2ファイル管理情報の各々は前記複数フレームの静止画像データと前記複数のサイズ情報とのリンク状態を示す、請求項1または2記載の画像記録装置。
  4. 前記変換手段はキー操作が行われたときに変換処理を実行する、請求項1ないしのいずれかに記載の画像記録装置。
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