JP3868692B2 - バッテリーの劣化度判定装置及びバッテリーの劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
バッテリーの劣化度判定装置及びバッテリーの劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリーの劣化度を判定する劣化度判定装置であって、特にバッテリーの温度と充電状態とを考慮に入れて劣化度を判定することのできるバッテリーの劣化度判定装置及びバッテリーの劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリーの劣化度を判定するには、自動車用鉛バッテリーの場合には始動性が悪くなった、また電動車両駆動用バッテリーの場合には走行距離が短くなったなどの人の感覚に頼って判定していた。
【0003】
そこで、バッテリーの劣化度、すなわち寿命を客観的に判定するために、バッテリーの寿命がバッテリーの内部抵抗と関係することから、バッテリーの内部抵抗を測定することによって、バッテリーの寿命を判断することが行われていた。
【0004】
さらに、その内部抵抗は温度によって変化することから、内部抵抗を温度補正することによって、より正確に鉛蓄電池の寿命を判定するようにしていた。
【0005】
このような従来の鉛蓄電池の寿命判定装置について、図9に基づいて説明する。
【0006】
図9に示すように、従来の鉛蓄電池の寿命判定装置101は、鉛蓄電池102の内部抵抗を測定する内部抵抗測定手段103と、鉛蓄電池102の温度を測定する温度測定手段104と、温度測定手段104で測定された温度に基づいて、内部抵抗測定手段103で測定された内部抵抗の温度補正を行う温度補正手段105と、温度補正された内部抵抗に基づいて鉛蓄電池102の寿命を判定する寿命判定手段106とから構成されている。
【0007】
この寿命判定装置101において、まず内部抵抗測定手段103によって鉛蓄電池102の内部抵抗が測定され、そのときの温度が温度測定手段104で測定されて温度補正手段105へ送信される。そして、温度補正手段105では温度測定手段104で測定された温度に基づいて内部抵抗測定手段103で測定された内部抵抗を補正する。このとき、温度補正手段105は予め実測した温度−内部抵抗特性を記憶しており、この記憶した特性に基づいて内部抵抗の温度補正を行う。
【0008】
この温度補正された内部抵抗の値は寿命判定手段106に送られ、この寿命判定手段106では予め記憶されたバッテリーの寿命時の内部抵抗のデータと温度補正された内部抵抗とを比較して寿命の判定を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、蓄電池の内部抵抗は温度だけではなく、蓄電池の充電状態によっても変化する。
【0010】
従って、上述したような従来の寿命判定装置のように、内部抵抗を温度によって補正しただけでは蓄電池の寿命を誤って判定してしまうという問題点があった。
【0011】
さらに、バッテリーの内部抵抗が生じる原因には、端子−電極間や電解液の電気抵抗、化学反応に因るもの等、いくつかの原因に分けられる。したがって、新品と劣化品との間の比較を行う場合には、ある特定の抵抗成分に分けて比較すると正確に寿命を判定することができるが、この場合には装置が煩雑になるという問題点があった。
【0012】
例えば、内部抵抗の抵抗成分は、オーミック抵抗成分、活性化分極成分、及び濃度分極成分に分けることができるが、これらを分けて測定するためには、一般的に交流成分を印加し、この交流成分の周波数を変えることによって測定することができる。しかし、このように一定周波数の交流を印可するためには非常に煩雑な装置を必要としていた。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、温度だけではなく、蓄電池の充電状態も考慮に入れて、バッテリーの寿命を判定することのできるバッテリーの劣化度判定装置及びバッテリーの劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明であるバッテリーの劣化度判定装置は、バッテリーの劣化度を算出する劣化度判定装置であって、劣化度の判定対象であるバッテリーの開回路電圧と前記劣化度の判定対象であるバッテリーの充電状態との関係を表す電圧−充電状態特性データと、未使用時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第1の充電状態−抵抗特性データと、寿命時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第2の充電状態−抵抗特性データと、前記未使用時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第1の抵抗−温度特性データと、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第2の抵抗−温度特性データとを格納する記憶装置と、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの温度を測定する温度センサと、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの電圧を測定する電圧センサと、前記劣化度の判定対象であるバッテリーに流れる電流を測定する電流センサと、前記電圧センサで測定された前記開回路電圧から、前記電圧−充電状態特性データに基づいて前記劣化度の判定対象であるバッテリーの充電状態を算出する充電状態算出手段と、この充電状態算出手段で算出された前記充電状態から前記第1の充電状態−抵抗特性データに基づいて、前記未使用時のバッテリーの内部抵抗を算出するとともに、前記充電状態から前記第2の充電状態−抵抗特性データに基づいて、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗データ算出手段と、この内部抵抗データ算出手段で算出された前記未使用時のバッテリーの内部抵抗を前記第1の抵抗−温度特性データと前記温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正するとともに、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗を前記第2の抵抗−温度特性データと前記温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正する温度補正手段と、前記電圧センサで測定された前記開回路電圧と、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの放電時における電流と電圧との相関関係とに基づいて、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗算出手段と、この内部抵抗算出手段で算出された前記劣化度の判定対象であるバッテリーの内部抵抗と、温度補正された前記未使用時のバッテリーの内部抵抗と、温度補正された前記寿命時のバッテリーの内部抵抗とに基づいて、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの劣化度を算出する劣化度算出手段とを含むことを特徴とする。
【0015】
この請求項1の発明によれば、内部抵抗を温度補正するだけではなく、充電状態をも考慮にいれて劣化度を算出するので、より正確な劣化度の判定が可能となる。
【0016】
さらに、劣化度A(%)を具体的な数値として算出することによって、劣化の進行具合を客観的に把握することができる。
【0017】
請求項2に記載の発明であるバッテリーの劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体は、劣化度の判定対象であるバッテリーの開回路電圧と前記劣化度の判定対象であるバッテリーの充電状態との関係を表す電圧−充電状態特性データと、未使用時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第1の充電状態−抵抗特性データと、寿命時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第2の充電状態−抵抗特性データと、前記未使用時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第1の抵抗−温度特性データと、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第2の抵抗−温度特性データとを記憶装置に格納し、これらのデータに基づいて前記劣化度の判定対象であるバッテリーの劣化度を算出する劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体であって、電圧センサで測定された前記開回路電圧から、前記電圧−充電状態特性データに基づいて前記劣化度の判定対象であるバッテリーの充電状態を算出する充電状態算出処理と、この充電状態算出処理で算出された前記充電状態から前記第1の充電状態−抵抗特性データに基づいて、前記未使用時のバッテリーの内部抵抗を算出するとともに、前記充電状態から前記第2の充電状態−抵抗特性データに基づいて、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗データ算出処理と、この内部抵抗データ算出処理で算出された前記未使用時のバッテリーの内部抵抗を前記第1の抵抗−温度特性データと温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正するとともに、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗を前記第2の抵抗−温度特性データと前記温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正する温度補正処理と、前記電圧センサで測定された前記開回路電圧と、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの放電時における電流と電圧との相関関係とに基づいて、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗算出処理と、この内部抵抗算出処理で算出された前記劣化度の判定対象であるバッテリーの内部抵抗と、温度補正された前記未使用時のバッテリーの内部抵抗と、温度補正された前記寿命時のバッテリーの内部抵抗とに基づいて、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの劣化度を算出する劣化度算出処理とを含むことを特徴とする。
【0018】
この請求項2の発明によれば、内部抵抗を温度補正するだけではなく、充電状態をも考慮にいれて劣化度を算出するので、より正確な劣化度の判定が可能となる。
【0019】
さらに、劣化度A(%)を具体的な数値として算出することによって、劣化の進行具合を客観的に把握することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
まず、本実施形態のバッテリーの劣化度判定装置の構成を図1に基づいて説明する。
【0021】
図1に示すように、本実施形態の劣化度判定装置1は、判定対象であるバッテリー2の開回路電圧(OCV)を測定する電圧センサ3と、バッテリー2の温度を測定する温度センサ4と、バッテリー2の電流を測定する電流センサ5と、バッテリー2に接続された負荷6と、各センサからのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器7と、バッテリーの劣化度を算出する劣化度算出装置8と、劣化度を算出するためのデータを格納した記憶装置9とから構成されている。
【0022】
さらに、劣化度算出装置8は、電圧センサ4で測定された開回路電圧から、電圧−充電状態特性データに基づいて判定対象のバッテリー2の充電状態を算出する充電状態算出手段10と、この充電状態算出手段10で算出された充電状態から第1の充電状態−抵抗特性データに基づいて、未使用時のバッテリーの内部抵抗を算出し、同様に充電状態から第2の充電状態−抵抗特性データに基づいて、寿命時のバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗データ算出手段11と、この内部抵抗データ算出手段11で算出された未使用時のバッテリーの内部抵抗を第1の抵抗−温度特性データと温度センサ4で測定された温度とに基づいて温度補正するとともに、寿命時のバッテリーの内部抵抗を第2の抵抗−温度特性データと温度センサ4で測定された温度とに基づいて温度補正する温度補正手段12と、電圧センサ3で測定された開回路電圧と、判定対象のバッテリー2の放電時における電流と電圧との相関関係とに基づいて、バッテリー2の内部抵抗を算出する内部抵抗算出手段13と、この内部抵抗算出手段13で算出されたバッテリー2の内部抵抗と、温度補正された未使用時のバッテリーの内部抵抗と、温度補正された寿命時のバッテリーの内部抵抗とに基づいて、判定対象のバッテリー2の劣化度を算出する劣化度算出手段14とを含んでいる。
【0023】
なお、劣化度算出装置8は、各種の処理を行うためのCPUと、この処理の命令を記憶する記憶手段とを含むマイクロコンピュータなどの通常のコンピュータシステムが含まれる。上記劣化度算出装置8に含まれる充電状態算出手段10、内部抵抗データ算出手段11、温度補正手段12、内部抵抗算出手段13、劣化度算出手段14の各処理の命令やタイミング制約は記憶手段に保持されており、必要に応じてCPUにロードされ、実行がなされる。
【0024】
また、記憶装置9は、劣化度の判定対象であるバッテリー2の開回路電圧とバッテリー2の充電状態との関係を表す電圧−充電状態特性データと、未使用時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第1の充電状態−抵抗特性データと、寿命時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第2の充電状態−抵抗特性データと、未使用時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第1の抵抗−温度特性データと、寿命時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第2の抵抗−温度特性データとを格納している。
【0025】
次に、図2のフローチャートに基づいて本実施形態のバッテリーの劣化度判定装置における劣化度判定処理について説明する。
【0026】
まず、劣化度の判定対象となっているバッテリー2の無負荷で平衡状態にあるときの開回路電圧(OCV)を電圧センサ3によって測定するとともに、電流センサ5でバッテリー2に流れる電流を測定する(S201)。さらに温度センサ4で、このときのバッテリー2の温度を測定する(S202)。この測定された温度、OCV及び電流のアナログ信号はA/D変換器7でデジタル信号に変換されて劣化度算出装置8に送られる。
【0027】
この劣化度算出装置8では、まず充電状態算出手段10において、OCVから記憶装置9に格納されている電圧−充電状態特性データに基づいて充電状態(X)を算出する(S203)。この電圧−充電状態特性データは、開回路電圧(OCV)と充電状態との関係を記録したもので、図3に示すようにOCVと充電状態とは直線的な関係を持っていることが記録されている。
【0028】
ここで、測定されたOCVをVn、満充電時のOCVをVs、放電終止時のOCVをVeとすると、充電状態X(%)は式(1)によって計算することができる。
【0029】
充電状態X(%)=(Vn−Ve)/(Vs−Ve)×100 (1)
例えば、バッテリーの初期特性からVs=12.863(V)、Ve=11.743(V)とし、測定されたOCVがOCV=Vn=12.639(V)だったとすると、充電状態X(%)は式(1)により
と計算することができる。
【0030】
次に、このようにして充電状態X(%)が算出されると、内部抵抗データ算出手段11は記憶装置9に格納されている第1の充電状態−抵抗特性データと第2の充電状態−抵抗特性データとを読み出して、充電状態X(%)から第1の充電状態−抵抗特性データに基づいてバッテリーの未使用時の内部抵抗Rnew(X)を算出するとともに、充電状態X(%)から第2の充電状態−抵抗特性データに基づいてバッテリーの寿命時の内部抵抗Raged(X)を算出する(S204)。
【0031】
ここで、第1の充電状態−抵抗特性データは、新品のバッテリーにおける充電状態と内部抵抗との関係を測定して記録したもので、図4のRnewに示すような相関関係が得られた。
【0032】
同様に、第2の充電状態−抵抗特性データは、寿命が来たときのバッテリーにおける充電状態と内部抵抗との関係を測定して記録したもので、図4のRagedに示すような相関関係が得られた。
【0033】
この図4に示す相関関係に基づいて、充電状態から新品時及び寿命時の内部抵抗を算出する。例えば、充電状態が80%のときには、Raged(80%)=0.0128(Ω)、Rnew(80%)=0.0076(Ω)と求めることができる。
【0034】
ただし、図4に示すように、バッテリーの内部抵抗はバッテリーの充電状態によって変化する。とくに、充電状態が高いところでは、内部抵抗は充電状態に対して直線的な変化を示すが、充電状態が低いところでは急激な増加を示す。
【0035】
ここで、後で述べる劣化度A(%)の算出では、内部抵抗と充電状態とが直線的な関係をもつ領域でのみ意味のある劣化度を算出できるので、この直線関係が成り立つ充電状態領域における充電状態と内部抵抗との相関関係を第1の充電状態−抵抗特性データ及び第2の充電状態−抵抗特性データとして記憶装置9に格納しておく。
【0036】
次に、新品時の内部抵抗Rnew(X)と寿命時の内部抵抗Raged(X)が算出されると、温度補正手段12はこれらの内部抵抗Rnew(X)、Raged(X)を図5に示す第1の抵抗−温度特性データ及び図6に示す第2の抵抗−温度特性データに基づいて温度補正を行う(S205)。
【0037】
温度補正手段12は、温度センサ4で測定された温度と記憶装置9に格納されている第1の抵抗−温度特性データに基づいて未使用時の内部抵抗Rnew(X)の温度補正を行い、温度補正された未使用時の内部抵抗Rnew(X、t)を算出する。
【0038】
同様に、温度補正手段12は、温度センサ4で測定された温度と記憶装置9に格納されている第2の抵抗−温度特性データに基づいて寿命時の内部抵抗Raged(X)の温度補正を行い、温度補正された寿命時の内部抵抗Raged(X、t)を算出する。
【0039】
ここで、第1及び第2の抵抗−温度特性データは、バッテリーの内部抵抗の温度特性を記録したもので、25℃のときの内部抵抗を1とした場合の比抵抗を示している。例えば、未使用時の25℃のときの比抵抗は1.00、30℃のときの比抵抗は0.95となるので、温度補正された未使用時の内部抵抗は、それぞれ
Rnew(80%、25℃)= 0.0076×1.00=0.0076(Ω)、
Rnew(80%、30℃)= 0.0076×0.95=0.00722(Ω)
と算出することができる。
【0040】
このように、充電状態X(%)における内部抵抗Rnew(X)を求め、このRnew(X)を温度補正してRnew(X、t)を算出するので、充電状態と温度補正の両方を考慮に入れた劣化度の算出が可能となる。
【0041】
次に、内部抵抗算出手段13は、開回路電圧(OCV)から劣化度判定時のバッテリー2の内部抵抗を算出する(S206)。
【0042】
まず、バッテリーを放電させると、図7に示すように時間の経過に伴って放電電流が増加していき、一定の電流値に達したところで放電電流は減少し始め、その後、電流値は0になる。
【0043】
このときの電流−電圧特性を図8に示す。この図8において、放電前にはバッテリーの電圧はOCVを示しており、放電が開始されると電圧は放電電流増加時にはVaの直線にしたがって変化し、その後放電電流減少時にはVbの直線にしたがって変化して電流値は0になる。このとき、放電電流値が0(A)になったところでもバッテリーの電圧がOCVまで復帰しないのはバッテリー中で濃度分極等の原因により電圧降下を示すためである。
【0044】
内部抵抗算出手段13は、バッテリー2を放電させて電流と電圧との関係をサンプリングし、図8に示すような電流−電圧特性データを得る。
【0045】
ここで、バッテリーの放電電流増加時の電流と電圧との間には、バッテリーの電圧値をV、放電電流値をI、バッテリーの内部抵抗をRとすると
V=R×I+OCV (2)
の関係が成り立つことから、図8に示す電流−電圧特性データの放電電流増加時の関係に基づいてバッテリーの内部抵抗Rを算出することができる。例えば、図8ではR=−0.0080と計算することができる。
【0046】
このようにして、劣化度判定時の内部抵抗Rと温度補正された未使用時の内部抵抗Rnew(X、t)と温度補正された寿命時の内部抵抗Raged(X、t)とが求められたら、劣化度算出手段14は次式によって劣化度A(%)を算出する(S207)。
【0047】
A(%)={(R−Rnew(X、t))/(Raged(X、t)−Rnew(X、t))}×100 (3)例えば、上述した数値、R=0.0080(Ω)、Rnew(80%、25℃)=0.0076(Ω)、Raged(80%、25℃)=0.0128(Ω)を用いて、計算すると
と計算することができる。
【0048】
このように、劣化度A(%)を具体的な数値として算出することによって、劣化の進行具合を客観的に把握することができる。
【0049】
なお、上述した劣化度判定装置の各処理を実現するためのプログラムは記録媒体に保存することができ、この記録媒体をコンピュータシステムによって読み込ませることにより、前記プログラムを実行してコンピュータを制御しながら上述した劣化度判定装置の各処理を実現することができる。ここで、前記記録媒体とは、メモリ装置、磁気ディスク装置、光ディスク装置等、プログラムを記録することができるような装置が含まれる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバッテリーの劣化度判定装置及びバッテリーの劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体によれば、内部抵抗を温度補正するだけではなく、充電状態をも考慮にいれて劣化度を算出するので、より正確な劣化度の判定が可能となる。
【0051】
さらに、劣化度A(%)を具体的な数値として算出することによって、劣化の進行具合を客観的に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッテリーの劣化度判定装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す劣化度判定装置における劣化度算出処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示す記憶装置9に格納された電圧−充電状態特性データの一例を示す図である。
【図4】図1に示す記憶装置9に格納された第1及び第2の充電状態−抵抗特性データの一例を示す図である。
【図5】図1に示す記憶装置9に格納された第1の抵抗−温度特性データの一例を示す図である。
【図6】図1に示す記憶装置9に格納された第2の抵抗−温度特性データの一例を示す図である。
【図7】図1に示すバッテリー2の放電時の電流と時間の関係を示す図である。
【図8】図1に示すバッテリー2の放電時の電流−電圧特性の一例を示す図である。
【図9】従来の鉛蓄電池の寿命判定装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 劣化度判定装置
2 バッテリー
3 電圧センサ
4 温度センサ
5 電流センサ
6 負荷
7 A/D変換器
8 劣化度算出装置
9 記憶装置
10 充電状態算出手段
11 内部抵抗データ算出手段
12 温度補正手段
13 内部抵抗算出手段
14 劣化度算出手段
101 寿命判定装置
102 鉛蓄電池
103 内部抵抗測定手段
104 温度測定手段
105 温度補正手段
106 寿命判定手段
Claims (2)
- バッテリーの劣化度を算出する劣化度判定装置であって、
劣化度の判定対象であるバッテリーの開回路電圧と前記劣化度の判定対象であるバッテリーの充電状態との関係を表す電圧−充電状態特性データと、未使用時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第1の充電状態−抵抗特性データと、寿命時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第2の充電状態−抵抗特性データと、前記未使用時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第1の抵抗−温度特性データと、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第2の抵抗−温度特性データとを格納する記憶装置と、
前記劣化度の判定対象であるバッテリーの温度を測定する温度センサと、
前記劣化度の判定対象であるバッテリーの電圧を測定する電圧センサと、
前記劣化度の判定対象であるバッテリーに流れる電流を測定する電流センサと、
前記電圧センサで測定された前記開回路電圧から、前記電圧−充電状態特性データに基づいて前記劣化度の判定対象であるバッテリーの充電状態を算出する充電状態算出手段と、
この充電状態算出手段で算出された前記充電状態から前記第1の充電状態−抵抗特性データに基づいて、前記未使用時のバッテリーの内部抵抗を算出するとともに、前記充電状態から前記第2の充電状態−抵抗特性データに基づいて、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗データ算出手段と、
この内部抵抗データ算出手段で算出された前記未使用時のバッテリーの内部抵抗を前記第1の抵抗−温度特性データと前記温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正するとともに、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗を前記第2の抵抗−温度特性データと前記温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正する温度補正手段と、
前記電圧センサで測定された前記開回路電圧と、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの放電時における電流と電圧との相関関係とに基づいて、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗算出手段と、
この内部抵抗算出手段で算出された前記劣化度の判定対象であるバッテリーの内部抵抗と、温度補正された前記未使用時のバッテリーの内部抵抗と、温度補正された前記寿命時のバッテリーの内部抵抗とに基づいて、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの劣化度を算出する劣化度算出手段と
を含むことを特徴とするバッテリーの劣化度判定装置。 - 劣化度の判定対象であるバッテリーの開回路電圧と前記劣化度の判定対象であるバッテリーの充電状態との関係を表す電圧−充電状態特性データと、未使用時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第1の充電状態−抵抗特性データと、寿命時のバッテリーの充電状態と内部抵抗との関係を表す第2の充電状態−抵抗特性データと、前記未使用時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第1の抵抗−温度特性データと、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗と温度との関係を表す第2の抵抗−温度特性データとを記憶装置に格納し、これらのデータに基づいて前記劣化度の判定対象であるバッテリーの劣化度を算出する劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体であって、
電圧センサで測定された前記開回路電圧から、前記電圧−充電状態特性データに基づいて前記劣化度の判定対象であるバッテリーの充電状態を算出する充電状態算出処理と、
この充電状態算出処理で算出された前記充電状態から前記第1の充電状態−抵抗特性データに基づいて、前記未使用時のバッテリーの内部抵抗を算出するとともに、前記充電状態から前記第2の充電状態−抵抗特性データに基づいて、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗データ算出処理と、
この内部抵抗データ算出処理で算出された前記未使用時のバッテリーの内部抵抗を前記第1の抵抗−温度特性データと温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正するとともに、前記寿命時のバッテリーの内部抵抗を前記第2の抵抗−温度特性データと前記温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正する温度補正処理と、
前記電圧センサで測定された前記開回路電圧と、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの放電時における電流と電圧との相関関係とに基づいて、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの内部抵抗を算出する内部抵抗算出処理と、
この内部抵抗算出処理で算出された前記劣化度の判定対象であるバッテリーの内部抵抗と、温度補正された前記未使用時のバッテリーの内部抵抗と、温度補正された前記寿命時のバッテリーの内部抵抗とに基づいて、前記劣化度の判定対象であるバッテリーの劣化度を算出する劣化度算出処理と
を含むことを特徴とするバッテリーの劣化度判定装置における劣化度算出プログラムを記録した記録媒体。
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