JP3866514B2 - 腐食性液体を入れる金属管のねじ接続部 - Google Patents

腐食性液体を入れる金属管のねじ接続部 Download PDF

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Description

【0001】
本願発明は、内部コーティングされている又は内部コーティングされていない、特に、腐食性液体を入れるための2本の金属管の間のねじ接続部に関する。
【0002】
金属管のねじ接続部は、地表に石油又はガスを引き上げるためのプロダクションチューブング、又は、井戸の周辺の地面を支えるケーシングパイプの様な油井又はガス井において使用されていることが既に知られている。
【0003】
その様なねじ接続部には概して2種類ある。
【0004】
a)一体型のもの。すなわち第1の管の端部が雄の接続要素を持ち、接続すべき第2の管の端部が雌の接続要素を持つもの。
【0005】
b)結合されたもの。すなわち接続される管の端部の各々が雄の接続要素を持ち、各端部が、各端部にある雌の接続要素からなる短いカップリングにねじ込まれているもの。
【0006】
フランス特許FR−A−1 489 013は、台形ねじを持つ一体型のねじ接続部を開示しており、雄の要素の端部が凹型円錐形を持ち、その凹型円錐形が、結合部組立体の端部において、雌の要素のねじ山の基部に設けられた凸型円錐形の肩部に接触している。また、雄の要素の外側の端部の縁がわずかに面取りされていて雌の要素上の対応する凹型の円錐台形部分に係合して接触しており、それにより、接続要素を連続して数回続けて使用した後でも非常にすぐれたガス密封を保証する。
【0007】
その特許は、液体の流れが非常に激しい場合又は管の金属を管内の液体が腐食性を持つ場合に、管の接続部の内部がエナメル又はエポキシ樹脂の層でコーティングされるという選択例を開示する。
【0008】
管内の液体の流れが塩化物及び又は溶存酸素又は二酸化炭素含有の水からなり、その結果、使用される金属に対し強い腐食性がある場合にも、内部コーティングされた管が必要とされるであろう。
【0009】
肩部に攻撃的な液体が浸透使用とすることを防ぐために、FR−A−1489013は、雄の端部のコーティング部分と、管の内部コーティング部分につながる肩部との両方に接する補助的な密閉リングのために、雄の内部にハウジングを設けることを提案する。
【0010】
欧州特許出願EP−A−0759497は、油田からの炭化水素の回収を改善するための水注入井用のねじ接続部を開示する。そのような井戸に注入された水は通常酸化塩水であり、それは非常に強い腐食性がある。
【0011】
EP−A−0759497は、ねじ切りされかつ結合された(T&C)接続部を開示しており、管継ぎ手は、内側に、突出する中央部分の両側に向う、雌のねじ山に続く環状の肩部を持ち、管は、外側に、管の端部に向って、環状の横方向の受け面に続くねじ山を持ち、その受け面は管継ぎ手の肩部と相補するもので、最終的には環状の半径方向面で終端する平坦な区域となる。
【0012】
軟質の合成素材でできた密閉リングが、管の端部と端部との間に挿入され、それらの管の端部によって圧縮されており、接続がなされる端部におけるその位置は、管継ぎ手の対応する面への管の受け面の推力によって決定される。管の内面及び環状端部面は、圧縮されたリングによって接続部の金属部分に腐食性液体が浸透することを防ぐように、合成樹脂で被覆されている。
【0013】
EP−A−0759497も、T&C接続部のために開示された解決策から直接に導かれる一体ねじ切り接続部のための解決策を開示する。そのケースでは受け面が雌の要素の自由端部まで移動する。
【0014】
その軟質の合成材料のリングによって発揮される接触圧力は、FR−A−l489013に開示されるような金属重ねの弾性変形の結果生じるものよりもかなり小さいので、そのような軟質の合成材料でできた密閉リングを用いる接続部は、完全に気密に、特にガスを通さないようにすることはできない。
【0015】
本願発明は、金属管、特に、腐食性の液体を入れる金属管のために、非常に信頼できる気密性を提供しようとするものである。
【0016】
金属管は何回も外したり再び接続したりできるものでなければならないので、ねじ切り接続部は数回の取り付け取り外しにもかかわらず機械的ストレスに対して良好な密閉性及び高い抵抗力を維持しなければならない。
【0017】
ねじ切り接続部は、また、一体化接続部及びT&C接続部のような形状にできなければならず、さらに、その場合には、比較的経済的に製造される管継ぎ手を用いなければならない。
【0018】
さらに、ねじ切り接続部は、
・ 中に入る液体による腐食性に対し耐性のある金属の2本の管の間と、
・ 耐腐食性はないが、腐食性のある液体に対して不活性の内部コーティングを施した金属の2本の管の間と、
・ 腐食に強い金属の管と内部コーティングを施した金属の管との間とに設けることができなければならない。
【0019】
明らかに、内部コーティングを用いると、高価でない(よって安価な)金属の使用が可能になる。
【0020】
内部コーティングされた管を使う場合には、数百ミリメートルの厚さの薄いコーティングと、数ミリメートル程度の厚さのチューブ形状の被覆で主要管の内部を覆ってそこに付着させ、それら内部を覆うチューブの構成素材が多分に比較的傷つきやすいというコーティングとのどちらにも対応できる接続部の製造に努めてきた。
【0021】
第1の観点では、本願発明は2本の金属管、特に腐食性液体を入れるための管の間に一体型のねじ切り接続部を提供し、この接続部は、この接続部の第1の管の端部の外側に形成された雄の要素と、第2の管の端部の内側に形成された雌の要素とからなる種類のものである。
【0022】
その雄の要素は雄のねじ切り部分と雄のねじ切りされていない部分とからなり、後者はこの雄の要素の自由端部側に配置される。
【0023】
その雌の要素は雌のねじ切り部分と雌の要素の自由端部の反対側のねじ切りされていない部分とからなる。
【0024】
雄又は雌のねじ切りされた部分は、例えば、円錐形状ねじ山又は2つの円柱形2段階ねじ山を公知の方法で組合せたものとすることができる。雄の要素の雄のねじ切り部分は、雌の要素の雌のねじ切り部分にねじ込まれ、雄の要素のねじ切りされていない部分は雌の部分のねじ切りされていない部分と協働する。
【0025】
雄の要素の雄のねじ切りされていない部分は、その自由端部に向って、
・ 管の厚さの一部にわたって形成された環状横方向受け面と、
・ 減少した外径を持つノーズの外側周面と、
・ 第1管の内側周面を結合する環状半径方向面とを備える。
【0026】
前記環状半径方向面は、この書面の残りの部分において第1管の管上内側端面と称する。
【0027】
雌の要素の雌のねじ切りされていない部分は、その要素の自由端部の反対側に向って、
・ 雄の要素の受け面を相補するショルダーを形成する環状横方向受け面と、
・ 補強領域と呼ばれる領域の内側周面と、
・ シールリング用の内側周面のハウジング面と、
・ 第2管の内側周面を結合する環状半径方向面とからなる。
【0028】
この環状の半径方向面はこの書面の残りの部分において第2管の環状内側端面と称する。
【0029】
雄の要素の受け面は雌の要素の受け面に接触する。
【0030】
2本の管の環状の内側端部面は互いに対面しさらに互いに距離を置いて配置されている。
【0031】
管の環状の内側端面を形容する「半径方向」はこの書面ではそれらの面が接続軸に対して垂直又はほとんど垂直方向を向くことを示す。
【0032】
合成材料でできたシールリングは2本の管の環状内側端面の間に直接又は間接的に挿入され、管内の流体に対する第1の密閉手段を提供し、シールリングは2本の管の環状内側端面によって直接又は間接的に軸方向に圧縮される。
【0033】
シールリングは、当然に、結合された管内の流体に対し不活性な材料から形成される。
【0034】
接続部の雄及び雌の要素のねじ切りされていない部分の各々も、又、ねじ切り部分と受け面の間に配置された環状金属シール面を備えており、雄の要素の雄のの金属シール面が、正の直径干渉により雌の要素の雌の金属シール面に当接する。
【0035】
この書面において半径方向に干渉する2つの回転面の共役点の間の「直径干渉」という用語は、雄の面の基準点と雌の面上の対応する接触点との間の組立前に計測された直径の代表的差を意味し、雄及び雌の金属シール面の間の接触圧力の値は、直径干渉の値の一次関数となる。
【0036】
更に、雄の要素のノーズの外側周面と雌の要素の補強領域の向き合う周面との間にすきまが維持される。
【0037】
したがって、本願発明は、2つの適切に配置され、各々がそれ自体の機能を持つ連続するシール手段を用いた非常に密閉性の高い一体的ねじ付き接続部の製造の問題を解決する。すなわち、通常の接触圧力を受けるシールリングは流体の腐蝕性のある液相を閉じ込むが、非常に高い接触圧力を受ける密閉面は接続部の全体に渡って締め付けする接続部を提供する。
【0038】
シール面の部分の管の比較的厚みがあるということは、非常に高い接触圧力を発生することができるということを意味する。
【0039】
ノーズの外側周面と補強領域の内側周面のと間に維持されるすきまは、シール面の間の接触圧力が解放されることを防ぐ。
【0040】
シール面とシールリングのと間で当接する受け面の挿入物は更にどのような腐蝕の危険性も減少させる。
【0041】
本願発明は、2本の金属管、特に、2本の管の各々の端部の外側に形成された雄の要素及び管継ぎ手の各々の端部の内側に形成された雌の要素からなり、雌の要素は管継ぎ手に背合わせで配置され、腐蝕性のある液体を入れるための2本の管の間にT&C接続部も提供する。
【0042】
各々の雄の要素は、雄のねじ部分及び雄のねじ切りされていない部分からなり、後者は考察中には雄の要素の事由端部側に配置されている。
【0043】
各々の雌の要素は考察中においてねじ部分と雌の要素の自由端部の反対側のねじ切りされていない部分とからなる。
【0044】
雄及び雌のねじ切りされた部分は、例えば、円錐形状ねじ又は公知の方法で2つの円筒状の二条ねじを組合せたものとすることができる。各々の雄の要素の雄のねじ切りされた部分は対応する雌の要素の雌のねじ切りされた部分にねじ込まれ、さらに、各々の雄の要素のねじ切りされていない部分は対応する雌の部分のねじ切りされていない部分と協働する。
【0045】
各々の雄の要素のねじ切りされていない部分は、その要素の自由端部に向って、
・ 管の厚みの一部にわたって形成された環状横方向受け面と、
・ 減少する外径を持つノーズの外側周面と、
・ 考慮下での管の内側周面を結合する環状の半径方向面とからなる。
【0046】
前述の環状の半径方向面はこの書面の他の部分では、2本の管の環状の内側端面と称する。それらは互いに向き合いさらに互いに距離を置くようには位置される。
【0047】
管継ぎ手の雌の各要素の雌のねじ切りされていない部分は、前述の要素の自由端部の反対側に向かって、
・ 雄の要素の受け面と相補する肩部を形成する環状の横方向受け面と、
・ 補強領域と称する区域の内側周面と、
・ 管継ぎ手の他方の雌の要素のハウジング面と共通する面を持つシールリングのためのハウジング面とからなる。
【0048】
雄の各要素の受け面は対応する雌の要素の受け面に当接する。
【0049】
合成物質でできたシールリングは2本の管の環状の内側端面の間に直接又は間接的に挿入され、管内の流体に第1シール手段を提供し、そのリングは2本の管の環状の内側端面によって直接的又は間接的に圧迫される。
【0050】
シールリングは当然であるが結合された管内の液体に対し不活性な材料から形成される。
【0051】
接続部の雄及び雌の要素の各々のねじ切りされていない部分の各々も、ねじ切りされた部分と受け面との間に配置された環状の金属シール面を含み、雄の各要素の雄の金属シール面が、正の直径干渉によって、対応する雌の要素の雌の金属シール面に当接する。
【0052】
更に、各々の雄の要素のノーズの外側周面と、対応する雌の要素上の対面する補強領域の周面との間にすきまが維持される。
【0053】
本願発明は、一体化した接続部に関する理由と同じ理由で高い密閉性のT&C接続部の製造の問題を克服する。
【0054】
指摘しない限り本願発明の一体化した接続部及びT&C接続部の両方に用いることができるより好ましい解法又は利点を開示する。
【0055】
2本の管の環状の内側端面の外径及び内径が実質的に等しいことが望ましい。
【0056】
雄の要素の受け面は非常に開放された凹状円錐形状面で、雌の要素の受け面は雄の受け面と同様な頂点角を持つ凸型円錐形状であることが望ましい。更に、これら受け面の頂点半角が70度から85度の範囲にあることが望ましい。
【0057】
雌の要素の補強区域の内側周面の直径が雌の受け面からの距離とともに減少するが都合よく、それにより後者が機械的に強化される傾向がある。
【0058】
この書面の他の部分では、省略語「補強面」は、雌の要素の補強区域の内側周面のために用いる。
【0059】
雌の要素の受け面とそれの補強面との間の角度は直角又は鈍角が望ましい。
【0060】
雄及びメスの金属シール面は、ほぼ同一の頂点半角を持つ円錐形状面で、直径が雄の要素の自由端部に向かって減少すると都合がよい。
【0061】
雄及び雌の金属シール面の頂点半角は望ましくは2度から30度の範囲にある。
【0062】
シールリングがハウジングを特に組立ての際に外れることを防止するために、そのシールリングの外側周面が雌の要素に設けられたハウジングの周面の少なくとも1つの断面に都合よく当接する。
【0063】
また、シールリングには、そのシールリングをハウジングから外に放出し、腐食性相が接続部に入り込むような、軸線方向への半径方向のずれを防止するために機械的なブロック手段を設けることが有利である。それらの手段は、例えば、そのシールリングをノーズに、又は、管の端面に取り付ける手段とすることができる。
【0064】
シールリングと接触する管の環状端面には、さらに、そのシールリングをしっかりと留め、それが軸線に向かって半径方向に移動することを防ぐためにわずかに凸状の円錐形状を与えることができる。
【0065】
管のコストを制限するために、それらは、中に収容する流体による腐食に対してはほとんど耐性がない材料から形成されるのが望ましく、それらの内側周面にさらにそれらの環状内側端面にはコーティングが施され、そのコーティングがそれらの面の間で連続し、それにより、それらの間に腐食性の凝縮物または液が浸透するのを確実に防ぐようにされる。
【0066】
したがって、本願発明は複合管に適用可能であり、各管は、腐食に対して耐性が低い主要な金属管からなり、被覆が内側周面及び環状内側端面に施される。その場合には、リングは環状内側端面に形成されたコーティングを介してそれらに間接的に当接する。
【0067】
そのコーティングは、したがって、エポキシ樹脂のような材料の比較的薄い層とすることができ、それは、接続部の管の内側周面に、さらに、その環状内側端面に塗布または噴霧される。
【0068】
また、コーティングは厚くすることもできる。
【0069】
管の内側周面のコーティングは、合成材料のチューブまたは主管に裏打ちされた金属を用いて得ることができ、さらに、それらに、セメント固定、接着、接着剤の挿入、溶接、めっき等のような適切な手段を用いて付着させることができる。
【0070】
内側ライニング(内張り)チューブは、望ましくは、主管の環状内側端面と同一の断面に配置される横方向端面を持ち、その環状内側端面上のコーティングの連続性が、環状フランジによって確実に保証され、その環状フランジは、その面の一方によって環状内側単面に付着されるとともに、内側ライニングチューブの端面に付着され、その際フランジの反対面がシールリングに当接する。
【0071】
雄の要素に関しては、フランジはしたがって複合ノーズの先端部を構成し、その外側周面は補強区域の内側周面に関してすきまを持つ。
【0072】
シールリングは、管の内側環状端面に、それらの面に付着されたフランジを介して間接的に当接する。
【0073】
選択的に、フランジの厚さを考慮して、雄の要素上の複合ノーズをフランジによって単独で構成することができ、複合ノーズの金属部分はゼロ長さを持つ。
【0074】
明らかに、フランジは2つの部分の間の液相の通過を防止するように、ライニングチューブの端部に付着されなければならない。つまり、それは例えば接着または他のどのような同等の手段によって付着することができる。
【0075】
望ましくは、また、内側ライニングチューブは、結合材料の比較的厚い層によって主管に付着され、その結合材料は主管及び内側ライニングチューブの両方に接着する。ここで用いる用語「比較的厚い結合層」は、1または2〜3mm程度の厚さを持つ層を意味する。そのような層は、主管の端部にテーパー勾配を設けることによって生じるような管の内側面上の幾何的不連続性を吸収することができる。
【0076】
その場合において、管の環状内側端面に面するフランジの面は、結合層の端面において相補形状と協働する突出アンカー手段を備えるのが都合が良い。
【0077】
フランジは、また、カラーによってその内側直径側に直角に延出することができ、そのカラーは、その周辺外側面を経由して内側ライニングチューブの内側周面に取り付けられる。
【0078】
明らかに、内側ライニングチューブのカラーは、2つの部分の間に液相が通過することを防ぐように取り付けなければならない。また、それらは、接着または他の同等の手段によって取り付けることができる。
【0079】
フランジは内側ライニングチューブと同一の材料から形成され、その結果、結合を容易にし、接続部が熱い場合に管継ぎ手にストレスを与えることを回避することは非常に有利な点である。
【0080】
例えば、内側ライニングの材料をグラスファイバー補強エポキシ樹脂とすることができる。
【0081】
また、有利な点としては、シールリングに当接する環状フランジ面は非常にわずかな凸状の円錐形状面である。そのような処置はフランジが比較的もろい材質から形成されている場合にそのフランジが破損するおそれを減少するということが観察されている。
【0082】
圧縮されている間に破損することがある非常に大きな直径を持つシールリングを必要とするT&C接続部の場合には、そのシールリングは合成材料の変形自在なリングによって構成される等価のシール手段とおきかえることができる。その変形自在なリングは、その変形自在なリングの材質に関して比較的硬質の中央リングの両側に同軸的に配置され、中の流体による腐食性の影響は受けない。2つの変形自在なリングの各々の一方の側が被覆されたまたは被覆されていない管の環状内側端面に当接し、他方の側は中央リングの端面に当接する。
【0083】
有利なことに、変形自在なリングの外側周面は管継ぎ手の内側周辺内でハウジングと当接する。
【0084】
【発明の詳細な説明】
図1は2つの金属管10、10’を示しており、それらは、管10’に既に取り付けられている継手20を用いて互いにねじ込まれる。
【0085】
管10を接続部の第1の管と呼び、管10’を接続部の第2の管と呼ぶ。
【0086】
管10、10’の対面端部の外側には雄の要素1、1’があり、要素1’は要素1と対称的なものである。
【0087】
継手20の2つの端部の各々の内側には雌の要素2、2’があり、それらの雌の要素は、同一であるが、継手の横方向中央線に関して対称である。
【0088】
接続部は対称なので、協働要素1、2による継手20への管10の接続を説明する。管10’は協働要素1’、2’によって継手20に同様な方法で結合される。
【0089】
金属管10及び10’は、例えば、一列の石油又はガス井戸用の製造チュービング又はケーシング管で、炭化水素含有湿りCO又は炭化水素、水及び塩化物(海水)の混合物のような腐蝕性流体を収容及び循環するためのものである。
【0090】
腐蝕性流体の性質に応じて、管10、10’は、その結果、マルテンサイト系ステンレス鋼、22%Cr含有オーステナイト系ステンレス鋼又は28%Cr含有ニッケル合金から製造される。
【0091】
自由端部17に向かって、接続部の雄の要素1の外側には、台形ねじ山を持つ雄の円錐形状ねじ部13が設けられており、台形ねじ山には、環状金属シーリング面14と、環状横方向受け面15と、ノーズ16の外側周縁面の側のそれを越えて延出する部分とからなる、ねじ切りされていない部分が続く。
【0092】
その雄の環状金属シーリング面14は、円錐形状面であり、その直径は管10の自由端部17に向って減少しており、その頂点半角(半頂角)は20度である。ガスの密封を確実にするために、その頂点半角として2度から30度までの他の値を用いることができる。
【0093】
環状の横方向受け面15は、75度の頂点半角を持つ非常に開かれた凹形の円錐面であり、それはその厚みのほんの一部のみが加工されたもので、その受け面の高さは接続部の組立トルクに適合するものである。
【0094】
横方向受け面による厚さの減少のために、受け面15を越えるノーズ16の厚みは比較的小さい。
【0095】
ノーズ16の外側周辺面は、自由端部17に向って直径が減少する円錐形状面であり、それは20度の頂点半角を持つ。
【0096】
ノーズ16は環状面17で終端し、その環状面は半径方向、つまり、接続部の軸線X−Xと直交又はほぼ直交する方向を向く。
【0097】
管10’は、管10の環状半径方向面17に面する環状半径方向面17’の側のその内側周辺の側で終端する。
【0098】
環状面17及び17’は同一の厚さを持っており、また、「管の環状内側端部面」と呼ぶ。
【0099】
雌の要素2の内側周辺面は、雄の要素上の手段に対応する手段を備えており、それは後者と協働することができる。
【0100】
継手20の自由端部から、雌の要素2は、
・ 雄の要素上のものと同様な種類で、相補ねじを持つ雌ねじ23と、
・ 雄の要素のものと傾斜及び方向において対応するテーパー部を持つ円錐形状シーリング面24と、
・ 雄の要素のもの(15)に対応する高さ、テーパー勾配及び方向を持つ、凸状の円錐形状受け面25と、
・ 円錐形状補強面26であって、その直径が受け面からの距離とともに減少し、ノーズ16の外部周辺面の場合のように、それに対する頂点半角が20度である、円錐形状補強面26と、
・ 最後に、継手20の内部周辺部上でそのほぼ中央にあるわずかな窪み内に配置されているシーリングリング40のためのハウジング(21、22、22’)とを備える。
【0101】
雌の円錐形状の補強面26は円錐形状当接面25に関して95度の角度を形成しているという点には注目すべきである。意外にもその様な構成によって、大きな組立トルクが、受け面15、25の高さが比較的低いにもかかわらず、それらの受け面15、25に生じることができるという点が明らかになった。
【0102】
図3に示すシールリング(密閉リング)40が、収容された流体に対し不活性な変形自在な合成物質から作られる。
【0103】
それは2つの端面41、41’からなり、それらは、端縁44、内側周面42、及び外側周面43によって外面上終端する。
【0104】
リング40の外側周面43は、凸状で、また、外見上端縁44、44’の境界を定める2つの円錐状面によって囲まれた円筒状面から構成されている。
【0105】
中央の円筒状面はハウジング21の中央円筒状部分上を押して組立の間にリング40が半径方向に変位することを防ぐ。
【0106】
それに対し、リング40の端縁44、44’の外側円錐状面とハウジング21の端縁22、22’との間にすきまが存在する。それらの端縁も円錐形状である。そのすきまは軸線方向へのmm程度で、継手20が管10’に結合されると、いずれかのすきまによってリング40を導入することができ、または、それは、リング40がハウジングから外れることなく既にそのリング40が導入されている継手20に管10’をねじ込むことができる。
【0107】
リング40の端面41及び41’は、接続部の軸線とほぼ直交する平坦面である。
【0108】
管10’に向う端面41’は管10’の環状内側端面17’を軸線方向に直接に押す。
【0109】
管10に向う端面41は管10の環状内側端面17に面する。
【0110】
以下に、端縁44、44’の役割を組み立て接続に関して考察する。
【0111】
組立前の内側周面42の直径は、管10及び10’の端部のよりも大きい。その差の値を組立接続のために以下に示す。
【0112】
図2は組み立ての終わりの時点での図1の構成要素と同じ構成要素を示す。
【0113】
特に雄の要素1を雌の要素2にねじ込む時には、環状端面17が変形自在の密閉リング40と接触することになる。ねじ込みが継続している場合には、リング40は環状内側端面17及び17’の間で軸線方向に圧縮され、それにより、内部に収容されている腐蝕性流体の液相が続いて接続部に浸透することを防ぐ。
【0114】
ねじ込みの段階では、そのような接続はしかし高圧ガス及び気相に対し完全には気密とはならない。
【0115】
ねじ込みを継続すると、最初には、金属シール面(又は金属密閉面)14及び24が接触するようになり、次に、それらの間に弾性接触圧が設定され、最後に、受け面15が受け面25に接触し、それにより、組立トルクが急激に増加する。
【0116】
金属密閉面14及び24の間の接触圧は、所定の図形に関し、特に、面14、24の所定のテーパー勾配に関し、さらに、所定の金属厚さに関して得られる直径上の衝突の値によって決定される。
【0117】
しかし、金属面14及び24における接触圧は、要素1及び2の金属の降伏応力を越えることはできない。それは、その制限を超えると、金属面14及び24が焼き付くおそれが生じ、また、その後の解体及び再組立後の接続部の特性及び機能が変わるおそれが生じるからである。
【0118】
ノーズ16の外側周面とそれに面する雌の要素2の内側補強面26との間の全面的な接触は、金属シール面14及び24の間の直径方向の衝突の有用性を減少させることがあり、そのような接触を回避するために、ノーズ16の外側周面は、雌の要素2の対面する円錐形状の補強面のように、20度の角度を持つ円錐形状面である。さらに、雌の受け面25の高さは雄の受け面15の高さよりわずかに低く、それにより、組立の間のいつの時でもまた組立の終了時点でも、雌の要素2の内側周辺の補強面26とノーズ16の外側周面との間に、少なくとも0.1mmのすきまを生じさせる。
【0119】
ノーズ16の軸方向長さは接続部の幾何学的形状、特に、シールリング40の軸線方向厚さ及び継手20の受け面25、25’の間の距離の関数である。
【0120】
短いノーズとは、領域26が狭く、半径方向厚さに関して軸方向に比較的幅広のシールリング40を要求することがあるということを意味する。厚さに対するシールリング40の幅の比率は、大きな幅/厚さの比率はリング40を歪ませるおそれがあるので、1.5又はそれ未満で、可能であれば、1に近い値を予定する。
【0121】
組合せノーズを組み立てた場合には、その組合せノーズの金属部分16は選択的にゼロ長さにすることができる。ノーズ16を非常に長くするということは、該部面のテーパー勾配を考慮すると、環状内側端面17には十分な厚さがないということを意味する。
【0122】
さらに、管10、10’の端部は、金属が、必要とする場所18、18’で、つまり、管の内径に向って、変位する。その様な処理は、当業者にテーパー形成としてよく知られている。
【0123】
シールリング40は25%グラスファイバー(ガラス繊維)で補強されたPTFEマトリクスから構成された複合材料から形成されている。低い比率のグラスファイバーを含む材料を用いることができるが、これはその材料の弾性係数を低下させ、リング40は同一接触圧力を得るためにさらに変形しなければならない。
【0124】
800MPa程度の弾性係数を持つ25%グラスファイバーの補強の場合には、シーリングリング40は接続部が容積に応じて組み立てられる場合には10%から25%まで圧縮されなければならず、それにより、リング40の端面41、41’への80から約200MPaまでの接触圧力が保証される。
【0125】
組立後、シールリング40の内側周面42の直径は、管10、10’の端部の直径よりも実質的に小さくてはならない。そうでなければ、そのシールリングは内側に飛び出てしまい、管の内部を移動するツールをじゃまするおそれがある。したがって、リング40の初期の直径は、軸線方向に圧縮された容積が直径を越えて半径方向に変形した容積と等しいことを考慮することによって求められ、リング40はハウジング内に外部からブロックされる。
【0126】
リング40は完全なガスシールを形成することはできず、金属シール面14、24、14’、24’のため、定常状態でリング40の外側周辺に流体の圧力に近いガス圧が存在する。流体が急激に減圧すると、リング40の外側周辺43への逆圧はその内側周辺42における流体の圧力よりも高くなって、リングにハウジングを離れるような力が加わり、その結果、腐蝕性流体相が接続部の金属部分と接触するようになる。
【0127】
リング40の端面41、41’の端部の外側端部44、44’は、ノーズ16、16’の端部と重なり、そのノーズ16及び16’の端部上の変形可能なリングにフィットして、シールリング40が軸線に向って偶発的に変位することを防止する。
【0128】
リング40の軸線に向う半径方向への変位を防ぐ別の手段(図示せず)が、環状端部面17及び17’をわずかに傾けるように機能して、それらの面に90度よりわずかに小さな頂点半角を持つわずかに凸状の円錐形状を与え、それにより、その環状半径方向面が変形自在なリング40を押し込んで、それが軸線に向って半径方向に外れないようにする。したがって、シールリング40の端部41、41’の面に適合する円錐形状が与えられる。
【0129】
図4は、2から3mm程度の厚さのチューブ51、51’によって内側が覆われた低合金鋼状態の管10及び10’の本願発明に係る接続部を示す。
【0130】
それらの内側被覆チューブは、例えば、グラスファイバー補強のエポキシ樹脂から作られる。その様な合成材料は、特に内部に収容された流体が強腐蝕性である場合に適する。例としては、100℃を越える、天然ガス、CO2及び研磨砂粒も含むブリン(=H2O+塩化物)ののホット混合物が該当し、流体圧力は10MPaを越える。
【0131】
グラスファイバー入りのエポキシ樹脂は、管内を移動するツールによって引き起こされる衝撃に対抗する材料であるが、その材料は塑性変形によっては形成することはできない。
【0132】
内側ライニングチューブ51を主管10に貼り付けるためには、セメント又は合成樹脂を比較的厚い結合層52の形状で用い、それは主管10と内側ライニングチューブ51との両方に付着する。米国特許第3482007号はセメンティングによるそのような貼り付け工程の例を示す。
【0133】
十分に厚い結合層52は主管10の端部のテーパー勾配から生じる幾何学的不連続性を吸収することができるという点に注目すべきである。
【0134】
内側ライニングチューブ51は、望ましくは、管10の管状内側端部17と同じ断面の位置で切断され、その切断面が受け面の凸面を越えて配置される程度の長さを持つノーズ16の存在により、切断操作が容易に行うことができる。
【0135】
環状の内側端面17、17’上でコーティングの連続性を保証するために、環状フランジ70、70’が被覆された管/チューブ10+51、10’+51’の端部に埋め込まれて固定されている。
【0136】
したがって、各フランジ70、70’は、金属ノーズ16、16’を持つ複合ノーズの先端部と連続し、シールリング40はチューブの内側環状端面17、17’に付着されたフランジ70、70’を介してそれらの端面に間接的に当接する。
【0137】
2つのフランジ70、70’は、同一で対称的に取り付けられているので、フランジ70のみを説明する。
【0138】
それは接続部に関して半径方向に配置された環状のものを持つ。
【0139】
1つの面71が環状内側端面17及び内側ライニングチューブ51に接着されており、その接着は内側ライニングチューブ51と主管10との間の液相の浸透を防ぐ。
【0140】
面71は、接着層52の端部に形成された相補形状の溝にはまり込む環状突出部を備える。
【0141】
その突出部73及びその溝の組合わせは、裏打ちされた管の端面にそのフランジを固定する。
【0142】
フランジ70の他方の面72はシールリング40を押す。
【0143】
フランジ70は、内側ライニングチューブの場合の様に、グラスファイバーで補強されたエポキシ樹脂から形成されている。そのような材料はシールリング40の材質より硬質であり、それにより、ノーズ16による接触圧力が適切に伝達される。
【0144】
フランジ70の内側周面は内側ライニングチューブ51の内側周面の延長部内に配置された円筒状面である。そのような配置によって、流れの断面が一連の管にそって全体的に一定になる。
【0145】
フランジ70の外側周面74はノーズ16の外側周面の延長部内にほぼ配置された円錐形状面で、これにより、シールリング40の端部44が面74と重なることができる。
【0146】
図5は図4の変形例を示す。フランジ60はその面61上に環状突出部を備えていないが、カラー65によって内径の面上を直角に延びており、その外側周面は接着によって内側ライニングチューブ51の内側集面に付着されている。
【0147】
また、各フランジ60、60’は、複合ノーズの先端部と連続し、シールリング40は管の内側環状端面17、17’に付着されたフランジ60、60’を経由してそれらの面を間接的に押す。
【0148】
フランジ60及びカラー65は、機械的応力に抵抗できる程度の十分な厚さを持つ。
【0149】
カラー65の厚さは、しかし、点検・修理の際に管内を移動するツールから衝撃を受けないように、又はそれを妨げないように制限されており、2から3mmの程度の厚さが完全に適している。
【0150】
また、修理・点検の際に管内を移動するツールと衝突及びそれの通行を妨げないために、カラー65の内側周面は、内側ライニングチューブ51の内側周面と連続するようになっている。
【0151】
図8に示す変形例では、雌の要素上の複合ノーズはフランジ70、70’のみによって組み立てられていて、複合ノーズの金属部分16、16’は長さを持たず、管の内側環状端面17、17’は雌の受け面15、15’の脚部に配置されている。
【0152】
補強領域26、26’の内方周面に関する環状フランジの外側周面の間のすきまは、シール面14、24の間で接触圧力が開放されることを防止し、さらに、フランジ70、70’自体が主要な管から外れることを防止する。
【0153】
受け面62又は72用のわずかに凸状の円錐形状はフランジ60又は70の境界面への過剰な応力を引き起こし、その結果それらのフランジが破壊されるおそれがあるという点にも注意すべきである。それは図4および図5にも示していないが、約85度の頂点半角を持つ凸状の円錐形状部がフランジ60又は70の受け面62又は72のために用いられる。
【0154】
図示していないが、主たる低合金管を被覆し、それと相互に積層し、又は同時押し出し成形することによって、付着された金属耐腐蝕内側ライニングチューブを用いることができる。従って、60又は70のような接着されたフランジによって主管環状内側端面17上のコーティングの連続性が保証される。
【0155】
内側ライニングチューブは、また、十分な延性を持ち、内側ライニングチューブの端部が直角に打ち延ばされて変形領域内で破壊されるおそれなく管の環状内側端面を覆うフランジを形成することができる。そのような高い変形性を持つ内側ライニングチューブは特に熱可塑性合成材料から形成することができる。
【0156】
図6は、軸線方向に非常に幅の広い変形自在なリングを必要とするT&C接続部を示しており、管10、10’の環状内側端面及び内側集面の被覆はエポキシ樹脂タイプの合成材料の約0.04mmの厚さを持つ薄い吹き付け層である。
【0157】
その場合には、シールリングは変形自在なリング31、32によって構成された等価なシール手段によって置き換えられており、それらの変形自在なリング31、32は、グラスファイバー補強のエポキシ樹脂のようなリング31、32の材料に関して比較的硬質の中央リング33の両側に配置されている。変形自在なリング31、32は25%のグラスファイバーで補強されたPTFEである。
【0158】
変形自在なリング31、32は、例えば、中央リング33の端面35、35’に接着することができる。
【0159】
中央リング33の内側周面は管10及び10’の被覆された内側周面の延長部内に配置されている。
【0160】
中央リング33の端面35、35’は、例えば、80度の頂点半角を持つわずかに凸状の切頭円錐形状面で、変形リング31、32を押し込み、それらがそれらのハウジングから外れることを防止する。
【0161】
そのような押し込み効果は、管10、10’の環状端面17、17’を傾斜させて、それらにわずかな凸状の切頭円錐形状を与えることによっても完成することができる。
【0162】
上記の図面に示すように、シールリング31、32の外側周辺は継手120の内側周面上に押し付けられ、組立後に、それらの内側直径は、管10、10’の内側周面の直径と少なくとも同じになる。
【0163】
図7は、エポキシグラスファイバーの管51の内面と整列した低合金鋼の第1の管と、ステンレス鋼又は析出硬化されたニッケル合金のような、流体を内部に収容することによる腐蝕に抵抗する合金の厚い付属品210との間にある一体的なねじ付き接続部を表す。
【0164】
一体的ジョイントから切られて作られたそのような厚い付属品は、通常は、炭化水素井戸の底に見られる。
【0165】
雄のねじ付き要素1は図5のものに似ている。雌のねじ付き要素200は、管210の端部の内側周辺に直接的に形成されており、また、図1乃至5の雌の要素の雌の手段21、23、24、25、26と同様に配置された同一の雌の手段221、223、224、225、226から構成されている。
【0166】
雌の要素200は、管の端部側面210にあるねじ部223と、そのねじ部223から連続する、金属シール面224、環状横方向受け面225、円錐形状補強面226、シールリング40用のハウジング221及び環状半径方向面217、内部端部を備えるねじ切りされていない部分とからなる。
【0167】
雌の要素200の端部に形成された環状内側端面217は、金属管210の本体の内側周面を連結する。
【0168】
図5に示すように、管10の内側コーティングの連続性は、内側ライニングチューブ51に接着され、さらに、管10の環状内側端面17に接着された、巻き付けられたフランジ60によって保証される。
【0169】
対称性により、フランジ60と同一のフランジ60’は管状付属品210の内側周面に接着され、さらに、環状内側端面に接着される。
【0170】
フランジ60’の配置も可能であり、したがって、管210はフランジ60’及びそのカラー65’によって開放されている空間を埋めるような厚さを持つ。
【0171】
主要な管10、210の内側端面17、217は静止した状態で互いに対面するが、それらはコーティング51の存在のために異なる内径を持つ。
【0172】
グラスファイバー入りPTFEのシールリング40は、フランジ60、60’の間に挿入されていて、腐蝕性液相がその接続部に浸透することを防いでいる。
【0173】
シールリング40は、管の内側端面17、217に付着されたフランジ60、60’を介してそれらの面を間接的に押す。
【0174】
以下の例示は、図5に対応する所定の構成のT&C接続部から得られる性能を説明する。
・7”(177.8mm)の外径を持ち、APIL80グレード(551MPaの最小の降伏応力を持つ低合金鋼)の10.36mmの接続される金属管の厚さに対応する29lb/ft(43.2kg/m)の単位長さの質量とを持つケーシングストリング、
・台形ねじ山(1インチあたり5ねじ山)を持つ円錐形ねじ山、
・軸線に対し20度で傾斜する金属シール面、
・75度の頂点半角及び高さ2.5mmの円錐形状受け面、
・管端面にあり、軸線に関して20度で外側に傾く4mm長さのノーズ、
・金属管にセメント接着されたエポキシ樹脂のグラスファイバー複合材料の2.5mm厚さの内側ライニングチューブ、
・同一の厚さの2.5mmのカラーを持つエポキシ樹脂グラスファイバー複合材料の2.5mm厚さのフランジ、
・組立後に15%まで変形する、9.5mmの初期軸線幅及び7.6mmの初期半径方向厚さを持つ、25%のグラスファイバー入りのPTFEのリング、
・組立終了時に加えられた組立トルクは12750N.m.であった。
【0175】
以下のテストが実行された。
・連続する5回の組み立て/分解、
・明細API5CTにしたがう初期水圧による動作、
・初期ガス圧力(上記の水の場合と同一の圧力)での動作、
・第1応力の組合わせ、
初期水圧の35MPa、
+330MPaの張力(L80の最小降伏応力の60%)、
+10°/30mの曲げ角度での曲げ、
+瞬間的減圧。
・第2応力の組合せ、
室温及び100℃での初期ガス圧の35MPa、
+330MPaの張力(L80の最小降伏応力の60%)、
+10°/30mの曲げ角度での3交番サイクル、
+1.4MPa/mnレートでの減圧。
【0176】
それらの動作の判断基準は、内側ライニングチューブの周面とカラーと金属管との間で、明細NACETM0186による「休日テスト」として知られている電気絶縁テストであった。その電気絶縁テスト(13kV、連続電流)は、機械的テストの間に内側ライニングチューブ、フランジ及びカラーのどのような破損でも検出することができる。
【0177】
内側ライニングチューブ、フランジ及びシールリングの構造的結合性は機械的テストの後に視覚によっても検査された。その視覚による検査の結果はすべて満足のゆけるものであった。
【0178】
当然であるが、本願発明は上記の例示に限定されないが、特許請求の範囲に属する実施例はすべて包含する。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、上で詳細に説明した本願発明の特定の実施例の限定されない実施例に関する。
【図1】 図1は、本願発明に係るT&C接続部を構成する2つの管の長手方向断面の概略図を示す。
【図2】 図2は、本願発明の接続部である、結合されている図1に示す管の詳細な断面を示す。
【図3】 図3は、図2の密閉リングの詳細を示す。
【図4】 図4は、本願発明のT&C接続部の中央部分の長手方向断面を示しており、その接続管の内側にはチューブが内張りされている。
【図5】 図5は、図4のねじ切り接続部の別の例を示す。
【図6】 図6は、スプレーコーティングにより内側が被覆された管を用いた、本願発明のT&C接続部の中央部分の長手方向断面を示しており、密閉リングは等価な密閉手段と置き換えられている。
【図7】 図7は、また、雄の要素に対応する管のみに内側ライニングチューブが施されている、本願発明の一体型のねじ切り接続部の中央部分の長手方向断面を示す。
【図8】 図8は、図4のねじ切り接続部の他の例を示す。

Claims (22)

  1. 第1の管(10)の端部の外側に形成された雄の要素(1)及び第2の管(210)の端部の内側に形成された雌の要素(200)からなる、2つの金属管(10、210)の間の一体的ねじ付き接続部であって、
    前記雄の要素(1)が、雄のねじ付き部分(13)と雄のねじが形成されていない部分とからなり、後者が前記雄の要素(1)の自由端部側に設けられており、
    前記雌の要素(200)が、雌のねじ付き部分(223)と雌のねじが形成されていない部分とからなり、後者が雌の要素(200)の自由端部の反対側に配置されており、
    前記雄の要素の前記雄のねじ付き部分(13)が、雌の要素の前記雌のねじ付き部分(223)にねじ締めされ、前記雄の要素(1)のねじが形成されていない部分が前記雌の部分(200)のねじが形成されていない部分と協働し、
    前記雄の要素(1)の前記雄のねじ切りされていない部分が、前記雄の要素の自由端部に向って、管の厚さの一部にわたって形成された環状横方向受け面(15)を備え、減少する外径を持つノーズの外側周面によって延長され、さらに、前記第1の管(10)の前記内側周面を結合する前記第1の管の環状内側端面(17)と呼ぶ半径方向を向いた環状面内で終端し、
    前記雌の要素(200)の前記雌のねじ切りされていない部分が、前記雌の要素の自由端部の反対側に向って、前記雄の要素(1)の前記受け面(15)を相補するショルダーを形成する環状横方向受け面(225)を備え、補強領域(226)と呼ぶ領域の内側周面によって、次にシールリング用のハウジング(221)の内側周面によって延長され、さらに、前記第2の管(210)の前記内側周面を結合する前記第2の管の環状内側端面(217)と呼ぶ半径方向を向いた環状面内で終端し、
    前記雄の要素(1)の前記受け面(15)が前記雌の要素(200)の前記受け面(225)に当接し、
    前記2つの管(10、210)の前記環状内側端面(17、217)が互いに所定の距離離れかつ互いに面するように配置され、
    合成材料のシールリング(40)が前記2つの管(10、210)の前記環状内側端面(17、217)の間に挿入され、さらに、前記環状内側端面によって軸線方向に圧縮される、一体的ねじ付き接続部において、
    a)該接続部の前記雄の及び雌の要素の前記ねじ切りされていない部分の各々が、環状の金属シール面からなっていて前記ねじ部と前記受け面との間に配置されており、前記雄の要素(1)の前記雄の金属シール面(14)が正の直径干渉によって前記雌の要素(200)の前記雌の金属シール面(224)に当接し、
    b)前記雄の要素(1)のノーズ(16)の前記外側周面と前記雌の要素(200)上の補強領域(226)の対面する周面との間に隙間が維持される、一体的ねじ付き接続部。
  2. 2つの管(10、10)の各々の端部の外側に形成された雄の要素(1、1)及び継手(20)の各端部の内側に形成された雌の要素(2、2)からなり、前記雌の要素(2、2)が前記継手(20)に背中合わせで対向して配置された種類の、2つの金属管(10、10)の間のねじ付き及び結合された接続部であって、
    各雄の要素(1、1)が、雄のねじ付き部分(13、13)と雄のねじが形成されていない部分とからなり、後者が前記雄の要素の自由端部側に配置されており、
    各雌の要素(2、2)が、雌のねじ付き部分(23、23)と雌のねじが形成されていない部分とからなり、後者が雌の要素の自由端部の反対側に配置されており、
    各雄の要素(1、1)の前記雄のねじ付き部分(13、13)が、対応する雌の要素(2、2)の前記雌のねじ付き部分(23、23)にねじ締めされ、各雄の要素(1)のねじが形成されていない部分が、前記対応する雌の部分のねじ切りされていない部分と協働し、
    各雄の要素(1、1)の前記雄のねじ切りされていない部分が、前記雄の要素の自由端部に向かって、管の厚さの一部にわたって形成された環状横方向受け面(15、15)を備え、減少する外径を持つノーズの外側周面によって延長され、さらに、前記管(10、10)の前記内側周面を結合する環状内側端面(17,17’)と呼ぶ半径方向を向いた環状面内で終端し、
    前記環状内側端面(17、17)が、互いに所定の距離を置いて互いに対面するように配置され、
    前記継手(20)の各雌の要素(2、2)の前記雌のねじ切りされていない部分が、前記雌の要素の自由端部の反対側に向って、前記対応する雄の要素(1、1)の前記受け面(15、15)を相補するショルダーを形成する環状横方向受け面(25、25)を備え、補強領域(26、26)と呼ぶ内側周面によって、次にシールリング用のハウジング面(22、21)の内側周面によって延長され、前記ハウジング面が継手(20)の他方の雌の要素の前記ハウジング面(22、21)と同様なもので、
    各雄の要素(1、1)の前記受け面(15、15)が対応する雌の要素の前記受け面に当接し、
    合成材料のシールリング(40)が前記2つの管(10、10)の前記環状内側端面(17、17)の間に挿入され、さらに、前記環状内側端面によって軸線方向に圧縮される、ねじ付き及び結合された接続部において、
    a)該接続部の前記雄(1,1)及び雌(2,2)の要素の各々の前記ねじ切りされていない部分の各々が、環状の金属シール面からなっていて前記ねじ部と前記受け面との間に配置されており、各雄の要素(1、1)の前記雄の金属シール面(14、14)が正の直径干渉によって前記対応する雌の要素(2、2)の前記雌の金属シール面(24、24)に当接し、
    b)各雄の要素(1、1)のノーズ(16、16)の前記外側周面と前記対応する雌の要素(2、2)上の補強領域(26、26)の対面する周面との間にすきまが維持される、ねじ付き及び結合された接続部。
  3. 請求項1又は2のねじ付き接続部において、前記管の前記環状内側端面(17、17、217)はほぼ同一の厚さを持つねじ付き接続部。
  4. 請求項1、2又は3のねじ付き接続部において、前記雄の要素の前記受け面(15)は大きく開かれた円錐形状面であり、前記雌の要素(2、200)の前記受け面(25、225)は円錐形状であるが、前記雄の要素(1)の前記受け面(15)の角度に対応する角度の位置において凸状であるねじ付き接続部。
  5. 請求項1乃至4のいずれかのねじ付き接続部において、前記雌の要素(2、200)上の補強領域(26、226)の前記内側周面の直径は前記受け面(25、225)からの距離とともに減少するねじ付き接続部。
  6. 請求項5のねじ付き接続部において、前記雌の要素(2、200)の前記受け面(25、225)と同一の要素の補強面(26、226)との間の角度は90度以上であるねじ付き接続部。
  7. 請求項1乃至6のいずれかのねじ付き接続部において、前記雄(14)の及び雌(24、224)の金属シール面は、実質的に同一の頂点半角を持つ円錐形状面であり、それらの面の直径は前記雄の要素(1)の自由端部に向って減少するねじ付き接続部。
  8. 請求項1乃至7のいずれかのねじ付き接続部において、前記シールリング(40)の前記外側周面(43)は、前記雌の要素(2、200)上に提供されたハウジング(21、221)の周面の少なくとも1つの直線部分に当接するねじ付き接続部。
  9. 請求項1乃至8のいずれかのねじ付き接続部において、前記シールリング(40)は機械的ブロック手段(44、44)を備えていて軸線方向に向かう該リングの半径方向へのずれにより該リングがそのハウジング(21、221)から外れることを防止するねじ付き接続部。
  10. 請求項1乃至9のいずれかのねじ付き接続部において、前記シールリング(40)と接触する接続部の管の前記環状内側端面は、前記シールリング(40)を押し込むようなわずかに円錐形状の凸状面で、そのリングが前記軸線に向って半径方向に変位することを防止するねじ付き接続部。
  11. 請求項1乃至10のいずれかのねじ付き接続部において、前記接続部の少なくとも一方の管の前記内側周面及び環状内側端面(17、17)に、コーティングが施されており、該コーティングは前記2つの面の間で連続することが保証されているようにされているねじ付き接続部。
  12. 請求項11のねじ付き接続部において、前記管の前記内側周面及び前記環状内側端面に用いられているコーティングは吹き付け又は塗布された合成コーティングの層(11、11)であるねじ付き接続部。
  13. 請求項11のねじ付き接続部において、接続予定の前記管の前記内側周面上の前記コーティングは、該接続部の対応する管(10)に取り付けられた内側ライニングチューブ(51)によって構成されており、その横方向端面は、該接続部の前記対応する管(10)の前記環状内側端面(17)と同一の断面内に配置されており、前記環状内側端面(17)上の前記コーティングの連続性は、環状フランジ(60、70)の手段によって保証されており、その面(61、71)の一方は、管(10)の前記環状内側端面(17)に押し付けられ、さらに、内側ライニングチューブ(51)の前記端面に押し付けられ、その反対面(62、72)は前記シールリング(40)に当接し、前記雄の要素の前記ノーズは金属部(16、16)及び前記環状フランジ(60、70)によって構成される複合ノーズであるねじ付き接続部。
  14. 請求項13のねじ付き接続部において、前記雄の要素上の前記複合ノーズは前記環状フランジ(60、70)のみによって構成され、前記複合ノーズの前記金属部分(16、16)の長さがゼロであるねじ付き接続部。
  15. 請求項13または14のねじ付き接続部において、前記内側ライニングチューブ(51)は接着材料の比較的厚い層(52)によって該接続部の管(10)に付着され、前記接着材料が前記主管(10)に接着され、さらに、前記内側ライニングチューブ(51)に接着されるねじ付き接続部。
  16. 請求項13から15までのいずれかのねじ付き接続部において、前記環状の内側端面(17)に向けられている前記フランジ(70)の前記面(71)は、前記接着層(52)の端面内で相補形状の手段と協働する突出するアンカー手段(73)を備えるねじ付き接続部。
  17. 請求項13から15までのいずれかのねじ付き接続部において、前記フランジ(60)は、カラー(65)によって内径の側面上を直角に延出されており、前記カラーはその外側周面を介して前記内側ライニングチューブ(51)の前記内側周面に取り付けられているねじ付き接続部。
  18. 請求項13から17までのいずれかのねじ付き接続部において、前記フランジ(60、60、70、70)は前記内側ライニングチューブ(51、51)と同じ種類の材料から形成されているねじ付き接続部。
  19. 請求項13から18までのいずれかのねじ付き接続部において、前記フランジ(60、70)上の前記リング用の前記受け面(62、72)は非常にわずかな凸状の円錐形状面であるねじ付き接続部。
  20. 請求項2のねじ付き接続部において、前記シールリングは硬質の合成材料の中央リング(33)のいずれかの側面と同軸に配置された変形自在なリング(31、32)によって組み立てられた同等のシールリングであり、前記2つの変形自在なリング(31、32)の各々は、中央リング(33)の一方の端面(35、35)上を、さらに、管(10、10)の前記環状内側端(17、17)上を、軸線方向に押すねじ付き接続部。
  21. 請求項20のねじ付き接続部において、前記変形自在なリング(31、32)は前記中央リング(33)の端面(35、35)に接着されているねじ付き接続部。
  22. 請求項20または21のねじ付き接続部において、前記中央リング(33)の前記端面(35、35)は少なくとも75°の頂点半角を持つ凸状の円錐台面であるねじ付き接続部。
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