JP3861205B2

JP3861205B2 - Pedestrian boundary waterway building block

Info

Publication number: JP3861205B2
Application number: JP2003184210A
Authority: JP
Inventors: 保雄清水
Original assignee: 揖斐川コンクリート工業株式会社
Priority date: 2003-06-27
Filing date: 2003-06-27
Publication date: 2006-12-20
Anticipated expiration: 2023-06-27
Also published as: JP2005016206A

Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、道路の歩道と車道との間に布設されてなり、歩道と車道との境界を表す境界ブロック部と、道路に降った雨水を排水するための水路を構成するための水路構成用ブロック部の双方の機能を備えたブロックに関するものである。
【０００１】
【従来の技術】
従来、境界ブロック部の下方に設けられる雨水等の排水路は、図８に示すように境界ブロックと暗渠ブロックが別々に作製されたものを用いて施工されていた。通常の施工方法としては、まず、暗渠ブロックを地中に埋設し、その上方に境界ブロックを敷設して、この境界ブロックの排水孔と暗渠ブロックとの間に排水用通路を設けていた。このように施工された排水路は、道路上に降った雨水は、境界ブロックの排水孔、排水用通路を通じて内部水路に流れていくことになる。
【０００２】
しかし、このような施工方法では、暗渠ブロックと境界ブロック部の両方を作製する必要がありコストがかかる上、敷設時においても暗渠ブロックの敷設、排水用の通路敷設及び境界ブロック部の敷設と手間と時間がかかるという問題点があった。
【０００３】
そこで、逆Ｔ字型の基礎付き歩車道境界ブロックやＬ字型側溝ブロックの底面に小さな係止部を設けた凸形状の切り込み凹部を形成し、側面に凹部を連通する１〜数個の貫通孔あるいはブロック長手方向端面に集水溝を片面側あるいは両面側に設けたことを特徴とする排水舗装対応の水路付き境界ブロックが提案された（特許文献１参照）。
【０００４】
このブロックによれば、境界ブロックの下面にすでに排水路が形成されているため、上記のような問題点は解消される。しかし、このブロックでは透水性舗装の雨水等を排水するための手段として、排水孔が側面にいくつか貫通して形成されているか、若しくは端面に集水溝が形成されているだけである。従って、このブロックにおいては、透水性舗装によって浸透した雨水を十分に排水路へ導水することができなかった。また、端面に形成された集水溝に雨水を効率よく集水することができなかった。さらに、集水孔はブロックの側面に別途の工程で孔を形成する必要があり、時間と手間がかかっていた。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００３−７４００８号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は以上のような問題点を鑑みてなされたものであり、水路構成用ブロックと境界ブロックの双方の機能を備え、かつ、排水機能を効果的に発揮できる歩車道境界用水路構成ブロックを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決する手段】
以上のような問題を解決するために請求項１に記載された発明が採った手段は、雨水等の排水路を構成するための内部水路１１を備えた水路構成用ブロック部１０と、該水路構成用ブロック部１１の上面に長手方向に沿って突出して形成され、歩道と車道の境界を表す境界ブロック部２０と、を備えてなり、前記水路構成用ブロック部１０の長手方向端面１２に、水路構成用ブロック部１０と境界ブロック部２０との間部分３３から内部水路１１まで連通して形成された切り欠き部３０と、前記水路構成用ブロック部１０の側壁に沿って形成された横溝３１と、前記水路構成用ブロック部１０の長手方向端面に前記切り欠き部３０と該横溝３１又は内部水路１１と連通して形成された排水溝部３２と、を備えてなり、長手方向端面１２が同一の他の水路構成用ブロックを連結して布設することにより、前記切り欠き部３０は外部から内部水路１１まで連通した排水孔を形成してなり、一方、排水溝部３２は横溝３１を流れてきた雨水を内部水路１１又は切り欠き部３０に導く排水孔を形成してなることを特徴とする歩車道境界用水路構成ブロック１００、とするものである。
【０００８】
請求項１に記載された発明は、水路構成用ブロック部１０としての機能を有する内部水路１１を備えた筒状のブロック１０を下方に形成するとともに、その水路構成用ブロック部１０の上面に道路と車道との境界を表す機能を有する境界ブロック部２０を形成して、水路構成用ブロックと歩車道境界ブロックの双方の機能をもたせたものである。さらに、このブロックの長手方向端面１２に切り欠き部３０を設けてある。この切り欠き部３０は、長手方向端面１２と断面を同じくする歩車道境界用水路構成ブロック１００又は通常のブロックを連設することで、道路上面と内部水路１１とを連通する排水孔となる。これにより道路上面を流れてきた雨水は排水孔（切り欠き部３０）を通じて内部水路１１内に導くことができる。さらに水路構成用ブロック部１０の側壁に長手方向に沿って横溝３１を形成し、かつ長手方向端面１２に横溝３１と切り欠き部３０又は内部水路１１とを連通するように排水溝部３２を形成し、長手方向端面１２と断面を同じくするブロックを連設することで、透水性舗装の内部を浸透してきた雨水を、横溝３１及び排水溝部３２を通して内部水路１１に雨水を集水できるようにしたものである。
【０００９】
また、請求項２に記載された発明が採った手段は、前記切り欠き部３０及び排水溝部３２は、長手方向両側端面１２、１２に形成されてなることを特徴とする請求項１に記載の歩車道境界用水路構成ブロック１００、とするものである。歩車道境界用水路構成用ブロック１００の両端面１２、１２に切り欠き部３０を形成することで、ブロックの両端面１２、１２に排水孔を設けることができるようにしたものである。
【００１０】
また、請求項３に記載された発明が採った手段は、水路構成用ブロック部１０の上面辺部３５に、雨水を排水するための開口部３８が横溝３１を含んで形成されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の歩車道境界用水路構成ブロック１００、とするものである。これは排水効率をさらに上げるために、さらに水路構成用ブロック部１０の上面と側面を含み、かつ横溝３１を含むように雨水を排水するための孔を形成したものである。
【００１１】
また、請求項４に記載された発明が採った手段は、開口部３８には、道路上のゴミを遮断するためのカバー部材５０が取り付けられてなることを特徴とする請求項３に記載の歩車道境界用水路構成ブロック１００、とするものである。これは開口部３８の表面に大きな石、落ち葉、ゴミといったものが排水路内に進入するのを防止するために、カバー部材５０を取り付けたものである。
【００１２】
また、請求項５に記載された発明が採った手段は、境界ブロック部２０は、上面が長手方向に斜めに形成されてなる部位を含んでなることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載のい歩車道境界用水路構成ブロック１００、とするものである。これは、車両が車道から歩道内の駐車場等に進入する場所に低い境界ブロック部２０を設ける必要があるので、その低い境界ブロック部２０を有する水路構成用ブロック部１０と、通常の高さを有する境界ブロック部２０とを連結するときに仲介ブロックとしてしての役割を果たすものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】
本発明の歩車道境界用水路構成ブロックは、雨水等を排水するための水路を構成するための水路構成用ブロック部と道路の脇に設置されて車道と歩道の境界を表す境界ブロック部との両方の機能を併せ持つものである。
【００１４】
水路を構成するための水路構成用ブロック部は、地中内に設置されて排水路を形成するためのものであり、いわゆる暗渠ブロックのように内部水路を構成するために筒状体に形成されているものやいわゆる可変側溝と呼ばれる断面が逆Ｕ字形のものがある。内部水路の形状は特に限定するものではなく、排水路を形成できるものであればよい。
【００１５】
一方、境界ブロック部は、水路構成用ブロック部の上面に、長手方向に沿って突出して形成されているものである。道路の表面から突出させて敷設し、歩道と車道の境界を表すものである。境界ブロック部の形状は特に限定するものではないが、一般的に角が丸みを帯びた長方形の断面を有するように形成される。境界ブロック部の高さは、自動車等の進入を防止するための場所であれば比較的高く形成され、歩道側に駐車場等があって自動車等が横断する可能性のある場所に設置するものであれば低く形成される。また、このように比較的高く形成される境界ブロック部を有するものと低い境界ブロック部を有するものの双方が存在するので、これらを連結するブロックとして、境界ブロック部の上面を斜めに形成してもかまわない。
【００１６】
このように形成された歩車道境界用水路構成ブロックは、長手方向端部のうち、境界ブロック部と水路構成用ブロック部との間部分から水路構成用ブロック部の水路内に連通するように切り欠き部が設けられている。切り欠き部は両端面に設けても片端面に設けてもかまわない。切り欠き部は、端面側に開かれた状態に形成される。この切り欠きによって境界ブロック部と水路構成用ブロック部との間部分に開口が形成される。切り欠き部の大きさ・形状等は特に限定するものではない。切り欠き部は、水路構成用ブロック部を連結して敷設したときに隣接したブロックによって両側の水路構成用ブロック部の間に内部水路と貫通した通路となし、排水路が形成されることになる。なお、ブロック外部との開口は、歩道側と車道側の両側に設ける必要はなく、片側であってもかまわない。
【００１７】
さらに、歩車道境界用水路構成ブロックの側壁には、長手方向に沿って横溝が設けられていて、この横溝の端部から切り欠き部又は内部水路に連通するように長手方向端面に排水溝部が形成されている。この溝の幅は特に限定するものではないが、好ましくは、０．５ｃｍから５ｃｍの幅で形成される。この横溝を設けることによって舗装路内を流れてきた雨水を、横溝を伝わせて排水溝部に集めることができ、さらに排水溝部から切り欠き部若しくは内部水路に集水することができる。特に透水性舗装が表面になされた道路において、透水層と非透水層との間にくる位置に横溝を設ければ、透水層に浸透し、非透水層の表面を流れてきた雨水をこの溝部に集中させることができ、さらに溝部に集中した雨水を排水溝部に集中させて排水することができるようになる。このように切り欠き部や溝によって排水孔を形成すれば、ブロック単体に孔を形成する必要がないため、容易に歩車道境界用水路構成ブロックを作製することができる。勿論、作製時の容易さは多少犠牲にするものの横溝等に小さな孔を空けて使用しても問題はない。
【００１８】
さらに、この歩車道境界用水路構成ブロックには、さらなる排水機能を向上させるために歩車道境界用水路構成ブロックの上面辺部に横溝を含むように開口部を形成してもよい。勿論、開口部の大きさや形状は限定するものではない。さらに、開口部に比較的大きな石やゴミ等の進入を防止するためのカバー部材を設けてもよい。このカバー部材には、小石径より若干小さい孔が開いた平板で形成するとよい。
【００１９】
以上のように作製された歩車道境界用水路構成ブロックは、端面を同じくするブロックを連設することより、切り欠き部及び排水溝部を隣接したブロックの壁面により通路状に形成でき、ブロック外部から内部水路に通ずる排水孔を形成することになる。端面を同じくするブロックとは、端面の周囲断面形状を同じくするブロックのことをいい、連設する場合に、必ずしも本発明に係るブロックでなくてもよいことを意味する。
【００２０】
【実施例】
さて、以下に本発明の最適と思われる実施例を図に沿って説明する。
（実施例１）
図１は、本発明の実施例１における歩車道境界用水路構成用ブロック１００の斜視図を示
すものである。
【００２１】
実施例１における歩車道境界用水路構成用ブロック１００は地中内に設置されて排水路を形成する水路構成用ブロック部１０と、道路表面から突出して形成されて歩道と車道との境を表示する境界ブロック部２０とからなる。
【００２２】
水路構成用ブロック部１０は、外形が略直方体で形成されており、内部には空洞からなる内部水路１１が形成されている。一方、境界ブロック部２０は、水路構成用ブロック部１０の上面の中央に長手方向に沿って突出して形成されている。境界ブロック部２０の高さは、自動車等の横断が困難となるような高さに形成されている。なお、境界ブロック部２０の高さについては、歩道内に自動車が乗り入れる可能性を有する場合には、図２のように境界ブロック部２０が低く形成される。
【００２３】
そして、水路構成用ブロック部１０の長手方向端面１２には、境界ブロック部２０と水路構成用ブロック部１０との間部分３３から内部水路１１に連通するように切り欠き部３０が形成されている。
【００２４】
さらに、水路構成用ブロック部１０の側壁には、長手方向に沿って横溝３１が形成されている。横溝３１を側壁に形成するとき、図７に示すように布設される道路が透水性舗装であった場合には、透水層と非透水層との間にくるように設けるとよい。さらに横溝３１の端部から内部水路１１に連通するように排水溝部３２が形成されている。なお、排水溝部３２は、図３に示すように横溝３１の端部から切り欠き部３０に連通するように設けてもよい。このように形成された横溝３１は、透水層と非透水層との間を伝って流れてくる雨水を横溝３１に集め、その雨水をさらに横溝３１を伝って排水溝部３２に集水することができるようになる。
【００２５】
（実施例２）
図４には、実施例２における歩車道境界用水路構成ブロック１００の斜視図が、図５には、一部断面図が示されている。これは、実施例１の歩車道境界用水路構成ブロック１００の水路構成用ブロック部１０の上面辺部３５に開口部３８を形成してその表面にカバー部材５０を被せたものである。開口部３８は、外部と内部水路１１を貫通するように形成されていて、外部の雨水等を排水路内に導入する役割を果たすものである。この開口部３８は、雨水の排水が集水されてくる横溝３１を含むように開口部３８が形成される。カバー部材５０は、鋼材からなる板状体に孔をあけたものであり、道路上のゴミや石などが内部水路１１内に侵入することを防止するためのものである。
【００２６】
本実施例２の歩車道境界用水路構成ブロック１００によれば、ブロック端部１２のみならず、ブロック中央の位置にも雨水を排水するための排水孔が形成できるため、より高い排水能力を得ることができる。
【００２７】
（実施例３）
図６には実施例３における歩車道境界用水路構成ブロック１００の斜視図が示されている。これは、実施例１の歩車道境界用水路構成ブロックの境界ブロック部２０の上面を途中から斜めに形成したものである。それ以外は実施例１の構成と同様である。
【００２８】
このようにして形成されたブロックは、図１や図２のように高さの異なる歩車道境界用水路構成ブロックの仲介ブロックとしての役割を有するものである。
【００２９】
（敷設方法）
さて、以上のように形成された歩車道境界用水路構成ブロック１００は、図７に示すように、歩車道境界用水路構成ブロック同士を連結して布設することにより、隣接した歩車道境界用水路構成ブロック１００との間に内部水路１１と外部を連通した排水路７０が形成されることになる。なお、このときに歩車道境界用水路構成ブロックに連結するブロックは、必ずしも本発明によるものである必要はなく端面の周囲形状が同じものであればよい。
【００３０】
このように布設された歩車道境界用水路構成ブロック１００は、道路に降った雨水の上面を流れるものについては、矢印Ａに示すように境界ブロック部２０と水路構成用ブロック部１０との間の切り欠き部３０から内部水路１１へ導水させることになる。また、透水性舗装がされた道路に降った雨水は、矢印Ｂに示すように透水性舗装内の透水層を浸透し、非透水層の上面を流れて横溝３１に集水されて、その雨水は排水溝部３２を介して内部水路１１内に導水されることになる。
【００３１】
【発明の効果】
本発明に係る歩車道境界用水路構成ブロックによれば、同様の断面を有するブロックを隣接配置することで、境界用ブロックと水路構成用ブロックの境界部分に排水孔を設けることができ、道路上面を流れてきた雨水を効率的に排水することができる。また、ブロック側面に横溝を、ブロック長手方向端面に排水溝部を設けることで、透水性舗装の透水層と非透水層の間を流れてきた雨水も効率よく内部水路に導水することができる。しかも、これらの排水孔はブロックに直接孔を穿つものではなく、すべて表面の切り欠き部や溝部として形成されるため、その作製が非常に容易である。
【００３２】
また、水路構成用ブロックの両端面に排水孔を形成させることもでき、両端面に形成すれば排水効率があがる。さらに、水路構成用ブロックの上面辺部に開口部を形成することにより、ブロック中央においても排水することができ排水効率をさらにアップできる。このときに表面にカバー部材を取り付けることで、道路上のゴミを遮断することも可能となる。
【００３３】
さらに、境界ブロック部は、上面が長手方向に斜めに形成することで、車両が、車道から歩道内の駐車場等に進入する場所に低い境界ブロック部を設け、通常の高さを有する境界ブロック部とを連結しても、排水機能を損なうことなく、それぞれの連結部位に排水孔を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例１に係る歩車道境界用水路構成ブロックの斜視図である。
【図２】実施例１に係る歩車道境界用水路構成ブロックの境界ブロック部の高さを低く形成したものの斜視図である。
【図３】実施例１に係る歩車道境界用水路構成ブロックの排水溝部のバリエーションを示す斜視図である。
【図４】実施例２に係る歩車道境界用水路構成ブロックの斜視図である。
【図５】実施例２に係る歩車道境界用水路構成ブロックの断面図である。
【図６】実施例３に係る歩車道境界用水路構成ブロックの斜視図である。
【図７】本発明の歩車道境界用水路構成ブロックを道路に布設した状態を示す斜視図である。
【図８】従来の境界ブロックを用いて水路を構成した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１０水路構成用ブロック部
１１内部水路
１２長手方向端面
２０境界ブロック部
３０切り欠き部
３１横溝
３２排水溝部
１００歩車道境界用水路構成ブロックBACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is provided between a sidewalk and a roadway of a road, and is used to construct a boundary block portion representing a boundary between the sidewalk and the roadway, and a waterway structure for draining rainwater that has fallen on the road. The present invention relates to a block having both functions of the block unit.
[0001]
[Prior art]
Conventionally, a drainage channel such as rainwater provided below the boundary block portion has been constructed using a boundary block and a culvert block separately prepared as shown in FIG. As a normal construction method, first, a culvert block was buried in the ground, a boundary block was laid above it, and a drainage passage was provided between the drain hole of the boundary block and the culvert block. In the drainage channel constructed in this way, rainwater that falls on the road flows into the internal channel through the drainage holes of the boundary block and the drainage channel.
[0002]
However, such a construction method requires the production of both a culvert block and a boundary block portion, which is costly, and also lays a culvert block, a drainage passage, and a boundary block portion even during laying. There was a problem that it took time.
[0003]
Therefore, one to several penetrating holes are formed on the bottom of the inverted T-shaped pedestrian boundary block with foundation and L-shaped side groove block with a convex cut-out recess provided on the bottom surface, and the recess communicates with the side surface. A boundary block with a water channel corresponding to drainage pavement, characterized in that a water collecting groove is provided on one side or both sides of a hole or a block longitudinal end surface (see Patent Document 1).
[0004]
According to this block, since the drainage channel is already formed on the lower surface of the boundary block, the above-mentioned problems are solved. However, in this block, as a means for draining rainwater or the like of the water-permeable pavement, some drainage holes are formed through the side surface, or only a water collecting groove is formed on the end surface. Therefore, in this block, rainwater permeated by the water-permeable pavement could not be sufficiently conducted to the drainage channel. Moreover, rainwater could not be collected efficiently in the water collecting groove formed on the end face. Furthermore, the water collecting hole needs to be formed in a separate process on the side surface of the block, which takes time and effort.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2003-74008
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above problems, and has a function of both a waterway configuration block and a boundary block, and can effectively exhibit a drainage function, and a pedestrian boundary waterway configuration block. Is to provide.
[0007]
[Means for solving the problems]
Means invention taken as claimed in claim 1 in order to solve the above problems, a water channel configuration block portion 10 having an internal water passage 11 for forming a drainage channel such as rainwater, the A boundary block portion 20 that protrudes along the longitudinal direction on the upper surface of the waterway configuration block portion 11 and represents the boundary between the sidewalk and the roadway, and is provided on the longitudinal end surface 12 of the waterway configuration block portion 10. , a notch portion 30 formed in communication with the interior water path 11 from between portions 33 of the water channel structure block portion 10 and the boundary block portion 20, which is formed along the side wall of the water channel structure block portion 10 The longitudinal groove 31 is provided with a notch 30 and a drain groove 32 formed in communication with the transverse groove 31 or the internal water channel 11 on the longitudinal end surface of the water channel constituting block 10. Are the same By laying by connecting other waterways configuration block, the notch 30 is formed a drain hole communicating from the outside to the inside water path 11, whereas, the drainage groove 32 has flowed transverse grooves 31 Ayumi carriageway boundary canal building blocks 100, characterized by comprising forming a drainage hole for guiding rainwater into the interior water path 11 or the cutout portion 30, it is an.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, a cylindrical block 10 having an internal water channel 11 having a function as the water channel configuration block unit 10 is formed below, and a road is formed on the upper surface of the water channel configuration block unit 10. The boundary block portion 20 having the function of representing the boundary between the roadway and the roadway is formed, and the functions of both the waterway configuration block and the walking road boundary block are provided. Furthermore, a notch 30 is provided on the longitudinal end face 12 of the block. The notch 30 serves as a drainage hole that connects the road upper surface and the internal water channel 11 by connecting the pedestrian boundary waterway constituting block 100 having the same cross section as the longitudinal end face 12 or a normal block. As a result, rainwater flowing on the upper surface of the road can be guided into the internal water channel 11 through the drainage hole (notch 30). Forming a drainage groove 32 as further along the longitudinal direction to form a transverse groove 31 on the side wall of the channel structure for the block portion 10, and communicates the longitudinal end face 12 to the lateral grooves 31 and the cutout portion 30 or the inner water passage 11 In addition, by connecting blocks having the same cross section as the longitudinal end face 12, rainwater that has permeated the inside of the water-permeable pavement can be collected in the internal water channel 11 through the lateral grooves 31 and the drainage grooves 32. Is.
[0009]
Further, means adopted have been present invention according to claim 2, the notch 30 and the drainage groove 32, according to claim 1, characterized by being formed in the longitudinal direction side end surfaces 12, 12 The pedestrian road boundary waterway constituting block 100 is used. By forming the notch portions 30 in the both end faces 12, 12 of the walking path boundary waterway constituting block 100, drain holes can be provided in the both end faces 12, 12 of the block.
[0010]
Further, the means taken by the invention described in claim 3 is that an opening 38 for draining rainwater is formed in the upper surface side 35 of the waterway constituting block 10 including the lateral groove 31. The pedestrian boundary waterway constituting block 100 according to claim 1 or 2 , wherein the pedestrian road boundary waterway constituting block 100 is provided. In order to further increase the drainage efficiency, a hole for draining rainwater is formed so as to further include the upper surface and the side surface of the water channel constituting block 10 and the lateral groove 31.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the means according to the third aspect, wherein a cover member 50 for blocking dirt on the road is attached to the opening 38. The pedestrian road boundary waterway constituting block 100 is used. In this case, a cover member 50 is attached to the surface of the opening 38 in order to prevent large stones, fallen leaves, dust, and the like from entering the drainage channel.
[0012]
Furthermore, means that the Invention is taken as claimed in claim 5, boundary block 20, one of claims 1, characterized in that it comprises a portion having an upper surface formed by formed obliquely in the longitudinal direction 4 of the The pedestrian road boundary waterway constituting block 100 described above is used. This is because it is necessary to provide a low boundary block portion 20 at a place where the vehicle enters a parking lot or the like on the sidewalk from the roadway, so that the waterway configuration block portion 10 having the low boundary block portion 20 and the normal height are provided. It serves as a mediation block when connecting the boundary block section 20 having
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The pedestrian boundary waterway constituting block of the present invention includes both a waterway constitution block part for constituting a waterway for draining rainwater and the like and a boundary block part that is installed on the side of the road and represents the boundary between the roadway and the sidewalk. It has both functions.
[0014]
The block for waterway configuration for constituting the waterway is for forming a drainage channel installed in the ground, and is formed in a cylindrical body to constitute an internal waterway like a so-called underdrain block. And the so-called variable side groove has an inverted U-shaped cross section. The shape of the internal water channel is not particularly limited as long as the water channel can be formed.
[0015]
On the other hand, the boundary block portion is formed so as to protrude along the longitudinal direction on the upper surface of the water channel constituting block portion. It is laid from the surface of the road and represents the boundary between the sidewalk and the roadway. The shape of the boundary block part is not particularly limited, but is generally formed to have a rectangular cross section with rounded corners. The height of the boundary block part is relatively high if it is a place to prevent the entry of cars, etc., and there is a parking lot on the sidewalk side and installed in a place where cars etc. may cross If so, it is formed low. In addition, since there are both those having a relatively high boundary block portion and those having a low boundary block portion, the upper surface of the boundary block portion may be formed obliquely as a block connecting them. It doesn't matter.
[0016]
The pedestrian boundary waterway constituting block formed in this way is notched so as to communicate with the inside of the waterway constituting block part from the portion between the boundary block part and the waterway constituting block part in the longitudinal end portion. Is provided. The notch may be provided on both end faces or on one end face. The notch is formed in an open state on the end face side. By this notch, an opening is formed in a portion between the boundary block portion and the waterway constituting block portion. The size and shape of the notch are not particularly limited. When the notch portion is connected and laid, the notch portion forms a passage that penetrates the internal water passage between the adjacent water passage constitution block portions by adjacent blocks, and a drainage passage is formed. . The openings to the outside of the block need not be provided on both sides of the sidewalk side and the roadway side, and may be on one side.
[0017]
Further, a lateral groove is provided along the longitudinal direction on the side wall of the pedestrian boundary boundary waterway constituting block, and a drainage groove is formed on the longitudinal end surface so as to communicate with the notch or the internal water channel from the end of the lateral groove. Has been. The width of the groove is not particularly limited, but is preferably formed with a width of 0.5 cm to 5 cm. By providing this horizontal groove, rainwater flowing in the paved road can be collected in the drainage groove portion along the horizontal groove, and further collected from the drainage groove portion to the notch or the internal waterway. Especially on roads with permeable pavement on the surface, if a lateral groove is provided between the permeable layer and the non-permeable layer, rainwater that has penetrated the permeable layer and has flowed through the surface of the non-permeable layer In addition, rainwater concentrated in the groove can be concentrated in the drainage groove and drained. If the drainage hole is formed by the notch or the groove as described above, it is not necessary to form a hole in the single block, so that the pedestrian boundary waterway constituting block can be easily manufactured. Of course, there is no problem even if a small hole is formed in the lateral groove or the like, although the ease of production is somewhat sacrificed.
[0018]
Further, in this pedestrian boundary waterway constituting block, an opening may be formed so as to include a lateral groove on the upper side of the pedestrian boundary waterway constituting block in order to further improve the drainage function. Of course, the size and shape of the opening are not limited. Furthermore, a cover member for preventing the entry of relatively large stones or dust may be provided in the opening. The cover member may be formed of a flat plate having a hole slightly smaller than the pebbles diameter.
[0019]
The pedestrian boundary waterway component block manufactured as described above can be formed into a channel shape with the wall surface of the adjacent block by forming the notch and drainage groove by connecting blocks with the same end face, and from the outside of the block It will form a drain hole leading to the water passage. The block having the same end surface refers to a block having the same peripheral cross-sectional shape of the end surface, and means that it is not necessarily a block according to the present invention when arranged in a row.
[0020]
【Example】
Now, an embodiment considered to be optimal of the present invention will be described with reference to the drawings.
Example 1
FIG. 1 shows a perspective view of a pedestrian boundary waterway constituting block 100 in Embodiment 1 of the present invention.
[0021]
The pedestrian boundary waterway constituting block 100 according to the first embodiment is installed in the ground and forms a drainage channel, and is formed so as to protrude from the road surface and displays the boundary between the sidewalk and the roadway. The boundary block unit 20 is included.
[0022]
Waterway construction block portion 10, the outer shape is formed in a substantially rectangular parallelepiped, the inner aqueous channel 11 is formed consisting of cavities therein. On the other hand, the boundary block portion 20 is formed to protrude along the longitudinal direction at the center of the upper surface of the water channel constituting block portion 10. The height of the boundary block portion 20 is formed such that it is difficult to cross a car or the like. In addition, about the height of the boundary block part 20, when there exists a possibility of a motor vehicle entering a sidewalk, the boundary block part 20 is formed low like FIG.
[0023]
Then, the longitudinal end face 12 of the channel structure for the block portion 10 is cut away portion 30 so as to communicate with the internal water passage 11 is formed from between portions 33 between the boundary block portion 20 and the water channel configuration block portion 10 Yes.
[0024]
Further, a lateral groove 31 is formed in the side wall of the water channel constituting block 10 along the longitudinal direction. When the lateral groove 31 is formed on the side wall, when the road laid as shown in FIG. 7 is a water-permeable pavement, it is preferably provided so as to be between the water-permeable layer and the water-impermeable layer. Further, a drain groove 32 is formed so as to communicate with the internal water channel 11 from the end of the lateral groove 31. The drain groove 32 may be provided so as to communicate with the notch 30 from the end of the lateral groove 31 as shown in FIG. The lateral groove 31 formed in this way collects rainwater flowing between the permeable layer and the non-permeable layer in the lateral groove 31, and further collects the rainwater in the drain groove portion 32 through the lateral groove 31. become able to.
[0025]
(Example 2)
FIG. 4 is a perspective view of the pedestrian road boundary waterway constituting block 100 in the second embodiment, and FIG. 5 is a partial cross-sectional view. In this embodiment, an opening 38 is formed in the upper surface side portion 35 of the waterway constitution block portion 10 of the walking road boundary waterway constitution block 100 of the first embodiment, and the cover member 50 is covered on the surface. The opening 38 is formed so as to penetrate the outside and the internal water channel 11 and plays a role of introducing external rainwater or the like into the drainage channel. The opening 38 is formed so as to include the lateral groove 31 from which rainwater drainage is collected. The cover member 50, which has a hole in the plate of steel is intended to prevent dirt and rocks on the road from entering the interior water path 11.
[0026]
According to the pedestrian boundary waterway constituting block 100 of the second embodiment, a drainage hole for draining rainwater can be formed not only at the block end 12 but also at the center of the block, so that a higher drainage capacity can be obtained. Can do.
[0027]
Example 3
FIG. 6 is a perspective view of the pedestrian boundary boundary waterway constituting block 100 according to the third embodiment. In this embodiment, the upper surface of the boundary block portion 20 of the pedestrian boundary boundary waterway constituting block of the first embodiment is formed obliquely from the middle. Other than that, the configuration is the same as that of the first embodiment.
[0028]
The block formed in this way has a role as an intermediary block for the pedestrian boundary waterway constituting blocks having different heights as shown in FIGS. 1 and 2.
[0029]
(Laying method)
Now, as shown in FIG. 7, the pedestrian boundary waterway constituting block 100 formed as described above is constructed by connecting the pedestrian boundary waterway constituting blocks to each other, thereby laying adjacent pedestrian boundary waterway constituting blocks 100. so that the internal water passage 11 and drainage channel 70 communicating with the outside is formed between the. At this time, the block connected to the pedestrian boundary waterway constituting block does not necessarily have to be the one according to the present invention, and may have the same peripheral shape on the end face.
[0030]
The pedestrian boundary waterway constituting block 100 laid in this way is a cut between the boundary block part 20 and the waterway constituting block part 10 as shown by an arrow A for the one that flows on the upper surface of the rainwater falling on the road. It will be water guide from out portion 30 to the internal water passage 11. Moreover, the rainwater which fell on the road by which the water-permeable pavement was permeated penetrates the water-permeable layer in the water-permeable pavement as shown by an arrow B, flows through the upper surface of the water-impermeable layer and is collected in the lateral groove 31, and the rainwater The water is introduced into the internal water channel 11 through the drainage groove 32.
[0031]
【The invention's effect】
According to the pedestrian boundary waterway constituting block according to the present invention, by arranging adjacent blocks having the same cross section, drainage holes can be provided in the boundary portion between the boundary block and the waterway constituting block, and the upper surface of the road is The flowing rainwater can be drained efficiently. Further, by providing a lateral groove on the side surface of the block and a drainage groove on the end surface in the longitudinal direction of the block, rainwater flowing between the permeable layer and the non-permeable layer of the permeable pavement can be efficiently guided to the internal water channel. Moreover, since these drain holes are not formed directly in the block, but are all formed as cutout portions or groove portions on the surface, the drain holes are very easy to manufacture.
[0032]
Further, drainage holes can be formed on both end faces of the waterway constituting block, and drainage efficiency is improved if formed on both end faces. Furthermore, by forming an opening in the upper side of the block for constructing a water channel, water can be drained even at the center of the block, and drainage efficiency can be further improved. At this time, by attaching a cover member to the surface, it becomes possible to block the garbage on the road.
[0033]
Furthermore, the boundary block portion is formed with a slanted upper surface in the longitudinal direction, so that a low boundary block portion is provided at a place where the vehicle enters a parking lot in a sidewalk from the roadway, and the boundary block has a normal height. Even if it connects with a part, a drainage hole can be formed in each connection part, without impairing a drainage function.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a pedestrian road boundary waterway constituting block according to Embodiment 1. FIG.
FIG. 2 is a perspective view of a pedestrian boundary waterway constituting block according to a first embodiment in which a boundary block portion is formed to have a low height.
FIG. 3 is a perspective view showing a variation of the drainage groove of the pedestrian boundary boundary waterway constituent block according to the first embodiment.
FIG. 4 is a perspective view of a pedestrian boundary waterway constituting block according to a second embodiment.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a pedestrian boundary waterway constituting block according to a second embodiment.
FIG. 6 is a perspective view of a pedestrian boundary waterway constituting block according to a third embodiment.
FIG. 7 is a perspective view showing a state where the pedestrian boundary waterway constituting block of the present invention is laid on the road .
FIG. 8 is a perspective view showing a state in which a water channel is configured using a conventional boundary block.
[Explanation of symbols]
10 waterway construction block 11 inside the water passage 12 a longitudinal edge 20 bounding the block 30 notch 31 lateral groove 32 drainage groove 100 steps carriageway boundary canal building blocks

Claims

雨水等の排水路を構成するための内部水路を備えた水路構成用ブロック部と、該水路構成用ブロック部の上面に長手方向に沿って突出して形成され、歩道と車道の境界を表す境界ブロック部と、を備えてなり、
前記水路構成用ブロック部の長手方向端面に、水路構成用ブロック部と境界ブロック部との間部分から内部水路まで連通して形成された切り欠き部と、
前記水路構成用ブロック部の側壁に長手方向に沿って形成された横溝と、
前記水路構成用ブロック部の長手方向端面に、前記切り欠き部と該横溝又は内部水路と連通して形成された排水溝部と、を備えてなり、
長手方向端面の形状が同一の他の水路構成用ブロックを連結して布設されて、該切り欠き部は外部から内部水路まで連通した排水孔を形成してなり、一方、排水溝部は横溝を流れてきた雨水を内部水路又は切り欠き部に導く排水孔を形成してなることを特徴とする歩車道境界用水路構成ブロック。And waterways configuration block portion with an internal water passage for constituting a drainage such as rainwater, is formed to protrude along the longitudinal direction on the upper surface of the water path forming block unit, the boundary representing a boundary between sidewalk and roadway A block portion, and
The longitudinal end face of the coolant channel configuration block portion, a cutout portion formed in communication with the interior water path from between portions of the water channel structure block portion and the boundary block portion,
A lateral groove formed along the longitudinal direction on the side wall of the water channel constituting block part;
On the longitudinal end surface of the water channel constituting block, the notch and the drainage groove formed in communication with the lateral groove or the internal water channel,
The shape of the longitudinal edge is laid by connecting the same other waterway construction block, the notch portion is formed a drain hole communicating from the outside to the inside water path, while the drainage grooves of the lateral groove Ayumi carriageway boundary canal building blocks, characterized by comprising forming a drainage hole for guiding flowed rainwater inside water path or notches.

前記切り欠き部及び排水溝部は、長手方向両側端面に形成されてなることを特徴とする請求項１に記載の歩車道境界用水路構成ブロック。2. The pedestrian boundary waterway constituting block according to claim 1 , wherein the cutout portion and the drainage groove portion are formed on both end faces in the longitudinal direction.

水路構成用ブロック部の上面辺部に、雨水を排水するための開口部が横溝を含んで形成されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の歩車道境界用水路構成ブロック。The pedestrian boundary waterway constituent block according to claim 1 or 2 , wherein an opening for draining rainwater is formed on the upper side of the waterway constituent block part including a lateral groove.

開口部には、道路上のゴミを遮断するための***を有するカバー部材が取り付けられてなることを特徴とする請求項３に記載の歩車道境界用水路構成ブロック。The pedestrian boundary waterway constituting block according to claim 3 , wherein a cover member having a small hole for blocking dirt on the road is attached to the opening.

前記境界ブロック部は、上面が長手方向に斜めに形成されてなる部位を含んでなることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載の歩車道境界用水路構成ブロック。The pedestrian boundary waterway constituting block according to any one of claims 1 to 4 , wherein the boundary block portion includes a portion having an upper surface formed obliquely in a longitudinal direction.