JP3860668B2 - 縁縫いテープと縁縫いテープ製造方法 - Google Patents

縁縫いテープと縁縫いテープ製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3860668B2
JP3860668B2 JP27274398A JP27274398A JP3860668B2 JP 3860668 B2 JP3860668 B2 JP 3860668B2 JP 27274398 A JP27274398 A JP 27274398A JP 27274398 A JP27274398 A JP 27274398A JP 3860668 B2 JP3860668 B2 JP 3860668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
sewing
edge
thread
woven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27274398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000096425A (ja
Inventor
世志弘 木村
Original Assignee
世志弘 木村
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP27274398A priority Critical patent/JP3860668B2/ja
Application filed by 世志弘 木村 filed Critical 世志弘 木村
Priority to ES98122161T priority patent/ES2191248T3/es
Priority to PT98122161T priority patent/PT919651E/pt
Priority to DE69812047T priority patent/DE69812047T2/de
Priority to EP98122161A priority patent/EP0919651B1/en
Priority to TW087119635A priority patent/TW418375B/zh
Priority to US09/203,279 priority patent/US6119614A/en
Priority to CNB981231098A priority patent/CN1143251C/zh
Priority to HK99105408A priority patent/HK1020294A1/xx
Publication of JP2000096425A publication Critical patent/JP2000096425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3860668B2 publication Critical patent/JP3860668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両側縁の繊維溶融部を縫い糸で包み込んだ縁縫いテープまたはラベルに関し、さらにテープ素材の両側縁における繊維溶融部を正確且つ緻密に被覆する縁縫い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
市販の繊維製品に縫着するポリエステル製の織ラベルは、細幅織機で帯状に織り上げ、さらに1枚ごとに寸断する。細幅織機による織成方法は、生産効率が低くてコストが高いという欠陥があるため、レピア織機などの高速織機を用いて合成繊維で広幅織物を織り上げ、この広幅織物を帯状にヒートカットする方法が現在の主流になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
広幅織物を帯状にヒートカットすると、該広幅織物の横糸を溶融切断し、得た織テープの両側縁に線状の繊維溶融部が生じる。この繊維溶融部は、ポリエステル繊維であると硬いガラス様を呈し、触感や外観において全体組織との違和感が著しい。この織テープから寸断したラベルは、衣服に縫着するために折り曲げると、両側縁の繊維溶融部が折れて溶融突片を生じる。この溶融突片が生じたラベルを衣服に縫着すると、肌着であれば溶融突片が使用者の肌に接触して痒く、着用時に不快感が生じ、皮膚を傷つけることがある。また、スキーウェアなどの外衣であれば、下に着込んだセーターや中衣シャツにほつれが生じたり毛羽立ってしまう。
【0004】
広幅織物のヒートカットで得た織ラベルについて、アパレルメーカーなどの多数のユーザーは繊維溶融部の発生防止を強く要求している。繊維溶融部の発生防止策として、既に、広幅織物を超音波で切断する方法が提案されているが、超音波切断によって繊維の溶融部分が軽減できても、切断個所がほつれやすくなってしまうという問題が残存する。一方、織ラベル両側縁をオーバーロックミシンで縫製して繊維溶融部を縫い糸で包み込むと、両側縁の繊維溶融部による突き出しが減少し、触感や外観に関する全体組織との違和感がかなり解消できる反面、オーバーロック縫製では、用いるウーリー糸と該ウーリー糸と絡み合う縫い糸との存在により、両側縁の縫い幅が太くなるうえにその部分が高く盛り上がり、織ラベルの縫着に際して不便であって美観的にも好ましくない。
【0005】
本発明の目的は、両側縁の縁縫い部が目立たずに美観的に優れ、且つ触感が良好な織テープを提供することである。
【0006】
本発明の他の目的は、両側縁の縁縫い部が目立たずに美観的に優れ、且つ触感が良好な織ラベルを提供することである。
【0007】
本発明の別の目的は、縫着時に折り曲げても突き出し片が発生せず、衣服着用者に不快感を与えない織ラベルを提供することである。
【0008】
本発明のさらに別の目的は、織テープを自動的且つ迅速に縁縫いし、両縁の繊維溶融部を縫い糸で密に包み込む縁縫い方法を提供することである。
【0009】
本発明のさらに別の目的は、織テープを縁縫いの際に引っ張ることがなく、繊維溶融部を包み込む単環縫いについて縫いむら、縫い糸の糸切れや毛羽立ちが発生しない縁縫い方法を提供することである。
【0010】
本発明に関するこれらおよびその他の目的、特徴ならびに利点は、以下の記載によって当業者においていっそう明白になるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る織テープは、広幅織物のヒートカットによって得る織テープであって、このヒートカットによって両側縁に形成された繊維溶融部と、テープ側縁の近辺に沿って糸環部の縫い糸がテープ側縁を越えながら横方向に続く単環縫いとを有する。この織テープでは、単環縫いを形成する1本の縫い糸がテープ側縁と交差しながら相互に密接することにより、該縫い糸で各側縁の繊維溶融部を被覆している。
【0012】
この織テープは、両側縁における単環縫いの縫い糸の傾きがテープ平面から見てほぼ中心線対称であると好ましい。この織テープを横方向に寸断すると、織ラベルを得ることができる。所望に応じて、この織ラベルは、収縮性糸を縫着時に折り曲げ個所となる部位に横糸として部分的に織り込み、織成後の収縮処理によって折り曲げ個所となる部位の両側縁をわずかに凹ませる。
【0013】
本発明の縁縫い方法では、両側縁に繊維溶融部を有するテープ素材を長手方向に向けて立てて送り込み、水平作動のミシン針と前後揺動のルーパとを備えるミシンにおいて、一方のテープ側縁の近辺に沿って縫い糸を前後に送りながら横方向に続く単環縫いを形成する。さらに、この縁縫い方法では、テープ素材を長手方向において反転し、水平作動のミシン針と前後揺動のルーパとを備える反対送りのミシンにおいて、他方のテープ側縁の近辺に沿って縫い糸を前後に送りながら横方向に続く単環縫いを形成する。
【0014】
この縁縫い方法において、ミシン針が押え金の先端部の下方を通過し、糸環部を引っかけたままのルーパが針尖端の前方位置まで下降する際に、該糸環部の縫い糸はテープ側縁と直接接触することなく、押え金の先端部の上面と直接接触すると好ましい。これによって、糸環部の縫い糸は強い引張り力が生じる締め付け時にテープ側縁と直接接触せず、テープの硬軟および厚みなどに関係なく、常に一定した単環縫いを形成する。
【0015】
好ましくは、送り込むテープ素材について、その上縁部を受け止める第1ガイドプレートと下縁部に接する第2ガイドプレートとで位置決めする。第1および第2ガイドプレートは、それぞれ上下方向に位置替え可能であり、第1ガイドプレートのU字部の内周面上方と第2ガイドプレートの水平部上面との垂直距離がテープ素材の横幅に相当する。
【0016】
所望に応じて、広幅織物を織成する際に、縫着時に折り曲げ個所となる部位に横糸として収縮性糸を部分的に織り込む。この広幅織物を帯状にヒートカットしてからテープ側縁の近辺に沿って単環縫いを形成し、得たテープを所定の収縮処理によって収縮性糸を縮ませて部分収縮させ、縫着時に折り曲げ個所となる部位の両側縁をわずかに凹ませる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の織テープは、広幅織物のヒートカットによって形成された繊維溶融部が存在する両側縁の近辺に沿って、縫い糸をテープの前後に送りながら横方向に続く単環縫いを設け、単環縫いを形成する1本の縫い糸がテープ側縁と交差して相互に密接して各側縁の繊維溶融部を被覆する。両側縁における縫い糸は、単環縫いの傾きがテープ平面から見てほぼ中心線対称であると、テープやラベルの捻れを防ぐことができる。縁縫いしたテープは、帯状のままで織リボンとして使用しても、横方向に寸断して織ラベルとして使用してもよい。この縫い糸は、テープ素材の横糸と同じ細い糸を用いると、テープ全体の色調が統一できるので好ましい。このテープは、後処理の熱プレスによって平らにし、テープ全体をほぼ同じ厚みにすることも可能である。
【0018】
織ラベルの場合、縫着時に折り曲げ個所となる部位に横糸として部分的に織り込んだ収縮性糸を有していてもよく、この際には織成後の収縮処理によって折り曲げ個所となる部位の両側縁をわずかに凹ませる。この収縮性糸は、横糸として折り返し部分に幅広に織り込んでも、各折り曲げ個所だけに3〜5本織り込んでもよい。この収縮性糸は、加熱によって縮む熱収縮糸であっても、水または薬品を噴霧または含浸することで縮む水収縮糸や化学反応性収縮糸であってもよい。
【0019】
本発明の縁縫い方法では、繊維溶融部を有するテープ素材を長手方向に向けて立てて送り込み、一方のテープ側縁の近辺に沿って縫い糸を前後に送りながら横方向に続く単環縫いを形成する。この方法において、テープ素材の一側縁を単環縫いした後に、該テープ素材を長手方向において反転し、さらに他方のテープ側縁の近辺に沿って単環縫いを形成してもよい。
【0020】
好ましくは、ミシン針でテープ側縁に単環縫いする際に、該ミシン針は押え金の先端部の下方を通過し、糸環部の縫い糸はテープ側縁と直接接触することなく、押え金の先端部の上面と直接接触する。この結果、糸環部の縫い糸は、強い引張り力が生じる締め付け時にテープ側縁と直接接触せず、テープの硬軟および厚みなどに関係なく、常に一定した単環縫いを形成できる。送り込むテープ素材は、その上縁部を受け止める第1ガイドプレートと下縁部に接する第2ガイドプレートとで位置決めし、第1および第2ガイドプレートはそれぞれ上下方向に位置替え可能である。
【0021】
【実施例】
次に、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は実施例に限定されるものではなく、本発明の精神と範囲を逸脱することなしに当業者が変形可能であることを理解されるべきである。
【0022】
図1または図2のテープ素材2は、公知のように広幅織物3(図15)を帯状にヒートカットして製造し、その両側縁5,5にヒートカットによる繊維溶融部(図示しない)が形成されている。この広幅織物3は、例えば、ポリエステル繊維糸、ナイロン繊維糸、綿糸などで織成され、該広幅織物には少なくともヒートカット部分に合成繊維糸を織り込む。本発明において、テープ素材2には、側縁5の近辺に沿って縫い糸7(図1)を前後に送りながら横方向に続く単環縫い8を設け、該縫い糸はテープ素材の横糸のように細いものでも、ウーリー糸のような太い糸でも使用可能である。一般に、縫い糸7は撚り糸からなるけれども、無撚糸も使用可能である。織リボンの場合には、縫い糸7の番手や色を変えてデザインに変化をつけてもよい。
【0023】
本発明で用いる片側縫い装置10は、図7に示すように1枚の矩形テーブル12上に全部材を載置し、該テーブルは下方設置のキャスタ(図示しない)によって移動自在である。テーブル12の前方中央には、公知の縁縫いミシン14を設置する。ミシン14の前方両側に第1および第2案内部材16,18を垂直にネジ止めし、両案内部材はミシン前面と平行に一直線状に配列する。第1案内部材16の後方には、芯立て棒と円座を有するテープ巻き載置台20を垂直に取り付け、且つ第2案内部材18の後方に水平案内部材22が位置する。また、上下1対のローラ24は、テーブル右側において水平案内部材22の後方に回転自在に設置する。
【0024】
縁縫いミシン14は、テーブル12の裏側に取り付けたマイコン制御のトルクモータ(図示しない)で駆動し、該ミシンの回転軸に固着したプーリ26およびベルト28を介して、プーリ30を固着したローラ24の回転軸32を同期回動する。ミシン14の前方中央には、回転可能な円形平面の突出台34を水平に取り付け、周面に刻み目を有する水平の押え円盤36を突出台34の周面と近接させて設置する(図9参照)。押え円盤36は、ミシン前面上方から前方斜め下向きに張り出したアーム38によって回転可能に支承する。図10に示すように、湾曲平面の押え金37は、突出台34の上方において近接設置し、該突出台の左側方から前方突出面まで延びてテープ素材2の側縁と接触し(図11参照)、突出台34および押え円盤36は矢印方向に間欠的に回動する。押え金37の上面は、図11のようにテープ素材2の側縁から約0.2mm上方に位置する。
【0025】
ミシン14において、ミシン針40は、図9に示すように突出台34の上面と近接させて水平に取り付け、図10の線40aで示すように押え円盤36上まで水平方向に往復作動し、この際に図11の位置40bで示すように押え金37の先端部の下方を通過している。一方、ルーパ42は、図8に示すように垂直バー44の下端に横向きに突出させた爪部材であり、該垂直バーはミシン前面上方から前方へ水平に突き出した揺動バー46に固着する。図9の一点鎖線から明らかなように、ルーパ42は、ミシン針40が前端まで前進して後退作動する直後に該針の針穴後方の位置42aまで下降し、針40の後退とともに上昇し、後端まで後退した際に針尖端の前方位置42bまで下降する。
【0026】
縫い糸7の糸巻き載置台48は、テーブル12(図7)の後方中央に配置し、ミシン14の後側に位置している。載置台48は、1組または2組以上の糸立て棒50と糸立て座52を有し、その上方に糸案内バー54を水平に取り付ける。ミシン針40に通す縫い糸7は、載置台48の糸巻きから糸案内バー54を越え、ミシン14の上方に設置した糸案内台組56を経て針40へ供給する。
【0027】
ミシン14の前面において、図8および図9に示すように、テープ素材2の上縁部を受け止めるU字部58を有する第1ガイドプレート60と、該テープ素材の下縁部に接する水平部62を有する第2ガイドプレート64とを取り付け、これらはほぼ垂直に隣接設置する。第1ガイドプレート60は、U字部58が突出台34と押え円盤36の左側直前において水平面で接線方向に位置するように取り付け(図10参照)、ナット66,66を緩めると上下方向に位置替えできる。また、第2ガイドプレート64は、押え円盤36の下方に位置し、クランプ68を調整して上下方向に位置替え可能である。第1ガイドプレート60のU字部58の内周面上方と第2ガイドプレート64の水平部62上面との垂直距離が、長手方向に立てて水平搬送するテープ素材2の横幅に相当する。
【0028】
図8に示す第1および第2案内部材16,18は、ミシン14の前方両側において、ガイドプレート60,64と一直線状になるように配列する。案内部材16,18は、それぞれ支持板70と水平板72との間に多数本の案内バー74を垂直且つ平行に設置し、各案内バー74と嵌合する貫通孔を設けた案内板76を支持板70と水平板72との間に取り付ける。案内板76は、走行するテープ素材2の横幅に応じて、両端面にねじ込んだ蝶ボルト78を締めて任意の水平位置で固定できる。テープ素材2は、案内バー74の周囲を左右交互に回り込みながら水平板72と案内板76との間を通過する。
【0029】
一方、水平案内部材22は、テーブル12上において第2案内部材18の後方に位置し、その上端面が案内部材18の水平板72と案内板76とのほぼ中間の高さになるように高さ位置を調整できる。水平案内部材22は、左右上端部の間に多数本の案内バー80を水平且つ平行に設置する。縁縫い後のテープ素材2は、第2案内部材18を出て縦向きから水平になり、案内バー80の周囲を上下交互に回り込みながら通過する。1対のローラ24,24は、図12のように上下方向に並べて配置し、水平案内部材22の後方において回転自在に設置する。1対のローラ24,24は、ミシン14と同期して間欠的に回動し、左右両側のボルト82で上方ローラを下方ローラへ押圧することで加圧力を調整できる。ローラ24の下方近傍において、テーブル12に開口84(図12)を設け、1対のローラ24,24で引き取ったテープ素材2をテーブル下方へ送り出し、複数個のローラを経てテープ素材2を巻き芯86で巻き取る。テープ素材2をローラ24,24から上下動自在なローラ88を経て巻芯86に巻き取る際に、ローラ88が下端位置に達するとリミットスイッチ(図示しない)が閉じてモータ89で巻芯86を回転し、一方、ローラ88が上端位置に達すると別のリミットスイッチが開いてモータ89の回転を停止する。所望に応じて、1対のローラ24は、縁縫い後のテープ素材2を熱プレスする加熱可能な金属ローラであってもよく、該テープ素材の表面が光らないようにローラ表面をローレット加工をしたりまたは筒状布を被せる。
【0030】
公知のように、テープ素材2は広幅織物3(図15)から多数本同時に製造され、広幅織物3の織成には紋織機構90(図16)を使用する。紋織機構90は、例えば高速運転のレピア織機,プロジェクタイル織機,エアージェット織機などの広幅織機92と、広幅織物を織る際に縦糸の開口運動を行なうジャカード機94とを組み合わせて構成し、織組織は平織、斜文織、朱子織のいずれでもよい。ジャカード機94では、紋紙のパターンに応じて広幅織機92が複雑な紋様を織り出しでき、織テープ部2aが帯状に並列した文字96(図3)や図柄などを有する広幅織物3を織成する。得た広幅織物3は、幅70〜260cmであり、広幅織機92のブレストビーム96の前方または後方に設置した切断装置によって、例えば案内糸97,97間を帯状にヒートカットする。この切断装置は、例えば、一定間隔を置いて並列に配置した多数本のナイフ98からなり、各ナイフはポリエステル繊維の融点よりも高温の約280℃に加熱する。ヒートカットした多数本のテープ素材2は、その両側縁に線状の繊維溶融部(図示しない)が発生しており、各テープ素材を広幅織機92においてそれぞれ巻芯100に巻き取る。
【0031】
得たテープ素材2の巻芯100は、図7の片側縫い装置10における載置台20の円座の上に載せ、該巻芯からテープ素材2を引き出して第1案内部材16で水平方向に搬送する。第1案内部材16は、長手方向に向けて立ったテープ素材2を縁縫いミシン14へ送り込み、第1ガイドプレート60のU字部58と第2ガイドプレート64の水平部62との間でテープ素材2を正確に位置決めし、突出台34と押え円盤36で間欠的に図7の矢印方向へ送る。テープ素材2について、図11において針位置40bから上方の部分が縁縫い幅hであり、テープ位置を適宜に上下させると縁縫い幅hを調整できる。
【0032】
図11を参照すると、ミシン針40が前進して停止中のテープ素材2に例えば点102aで突き刺さると、針穴に通した縫い糸7がミシン針40とともにテープ裏側から表側へ通過し、テープ表側で糸環部104が生じる。針40が図9の位置40cまで前進してから後退を開始した直後に、ルーパ42がテープ表側において針40の針穴後方の位置42aまで下降し、さらに若干旋回して糸環部104を引っかける。次に針40が後退してテープ素材2から抜け、テープ素材2は図11の矢印方向つまり図7の矢印方向へ距離dだけ間欠的に移動する。ルーパ42は、ミシン針40の後退とともに糸環部104を引っかけたまま上昇し、さらにテープ表側から裏側へ後退移動し、テープ裏側へ来ると下降を開始する。ミシン針40が、図9の実線位置まで後退すると、糸環部104を引っかけたままのルーパ42は針尖端の前方位置42bまで下降する。この際に、糸環部104の縫い糸7は、テープ素材2の側縁と直接接触することなく、押え金37の先端部の上面と直接接触する。ミシン針40が再び前進すると、ルーパ42は逆旋回して糸環部104から外れ、該針はテープ裏側でルーパ42で引き出された糸環部104の中を通過し、点102bでテープ素材2に突き刺さる。この結果、縫い糸7の糸環部104をテープ側縁に縫い付けることができる。ミシン針40の前進とともにルーパ42は上昇を開始し、前記と同様の作動によって位置40bで次の糸環部104を縫い付け、このためにテープ素材2が左方向へ距離dだけ移動すると、図示のように前の糸環部104が押さえ金37の先端部から外れて糸環部104の縫い糸7がテープ側縁と直接接触する。糸環部104の縫い糸7は強い引張り力が生じる締め付け時にテープ側縁と直接接触しないことにより、テープ素材2の硬軟および厚みなどに関係なく、縫い糸7の糸切れや毛羽立ちが生じず、常に一定した単環縫い8を形成することができる。以下、前記の操作を繰り返して縁縫いを行っていく。
【0033】
片側縫い装置10を通過したテープ素材2では、単環縫い8を形成する1本の縫い糸7がテープ側縁の繊維溶融部と交差し、且つその縫い目が重合せずに連続的に存在する。実際には、縫い糸7は図11のような空隙が生じることなく密接し、細い縫い糸であっても繊維溶融部を密に被覆する。片側縫い装置10について、テープ素材2の一方の側縁を縁縫いすると巻芯86(図12)に巻き取り、巻き取ったテープ素材2を再び装置10に通すことにより、図1に示すような両側縁を縁縫いした織テープ106を得る。織テープ106は、両側縁における単環縫い8の縫い糸7の傾きが平面から見てほぼ同じ方向であり、繰り返し模様であればラベル1枚ごとに寸断して織ラベルにしてもよい。この種のテープでは、細い縫い糸7を用いるうえに糸刺し点102a,102bなどが一直線状の1列だけであるから、縫い付け時のテープ位置を適宜に上下させて縁縫い幅hを容易に調整でき、縁縫い幅hを可能な限り狭くするとテープの美観を殆ど損なわない。織テープ106には、テープ素材2の横糸を縫い糸7として用いてもよく、テープ全体の色彩とデザインの統一をとることができる。
【0034】
図3に示す織ラベル110は、縁縫いしたテープ112(図2)から作製する。ラベル110において、両側縁における単環縫い114,115の縫い糸116の傾きは、ラベル平面から見てほぼ中心線対称であり、これによってラベル110の捻れを効果的に防ぐことができる。テープ112を得るには、テープ素材2を両側縫い装置118(図13)を1回走行させる。テープ112の各側縁において、単環縫い114,115を形成する1本の縫い糸116がテープ側縁の繊維溶融部と交差し、且つその縫い目が重合せずに連続的に存在し、細い縫い糸116でも繊維溶融部を密に被覆する。テープ112は、一連の模様ならばそのままテープとして使用してもよい。テープ112は、図2の一点鎖線の位置でラベル1枚ごとに横方向にヒートカットし、図3に示す織ラベル110を得る。ラベル110は、後続の折り曲げ工程において、図3の一点鎖線の位置でエンドホールドする。
【0035】
テープ112製造用の両側縫い装置118は、図7の装置10を2台組み合わせたような構造であるけれども、第1ミシン120ではテープ素材2を図13の矢印方向つまり左方向へ送るため、ミシン14(図7)とはテープ送り方向が反対である。また、第2ミシン122ではテープ素材2を図13の矢印方向へ送るため、ミシン14(図7)とテープ送り方向が同一である。第1ミシン120に関して、テープ巻芯の載置台124から出たテープ素材2は、垂直ローラ126,128および案内部材130を経てミシン120へ送られ、該案内部材130は案内部材16(図8)と同じ構造である。ミシン120を通過したテープ素材2は、垂直ローラ132,134を経て水平案内部材136と上下1対のローラ138を通り、案内部材136とローラ138は水平案内部材22とローラ24(図7)とほぼ同じ構造である。第2ミシン122に関しても前記のミシン14(図7)と同じ構造である。
【0036】
図14に示すように、ミシン120側のローラ138の下方において、テーブル140に開口142を設ける。1対のローラ138,138で引き取ったテープ素材2は、開口142を経てテーブル140の下方へ送り出し、両ローラから上下動自在なローラ144に回し掛けし、さらに上方の水平ローラ145と水平案内部材146を経て、ミシン122側の垂直ローラ148,150へ送り出す。ローラ144の昇降運動により、ミシン120と122との送り速度のずれを緩和できる。一方、ミシン122側では、引き取りローラ152の下方近傍において、テーブル154に開口156を設け、1対のローラ152で引き取ったテープ素材2をテーブル下方へ送り出し、前記の装置10と同様に、テープ素材2を上下動自在なローラ(図示しない)を経て巻芯に巻き取る。
【0037】
両側縫い装置118において、テープ素材2の巻芯158を載置台124の円座の上に載せ、該巻芯からテープ素材2を引き出して案内部材130で水平方向に搬送する。案内部材130により、長手方向に向けて立ったテープ素材2をミシン120へ送り込んで該テープ素材を正確に位置決めし、押え円盤160で間欠的に左方へ送りながら一方の単環縫い115(図2)を形成していく。片側を縁縫いしたテープ素材2は、案内部材136およびローラ138,138を経て水平方向に引き取り、さらにローラ144,145と案内部材146で水平方向に送り出す。テープ素材2は、垂直ローラ148において長手方向に向けて立ち、この際に単環縫い115は下側に位置する。さらに案内部材162により、テープ素材2をミシン122へ送り込み、押え円盤164で間欠的に右方へ送りながら他方の単環縫い114(図2)を形成していく。両側縁を縁縫いしたテープ112は、ローラ152,152で引き取り、テーブル154の下方で巻芯に巻き取る。
【0038】
図6に示すさらに別の織ラベル166では、折り返し個所167の両側縁168がわずかに凹んでいる。織ラベル166に寸断するテープ素材170には、横糸として収縮性糸172を部分的に織り込み、該収縮性糸は、図4のように折り返し個所167となる部位174に幅広に織り込んでも、各折り曲げ個所だけに3〜5本織り込んでもよい。用いる収縮性糸172は、例えば、約140℃で熱収縮する白色のポリエステル高収縮糸(東レ製)やナイロン糸、または水収縮するレーヨン糸などである。織ラベル166では、所定の収縮処理によって部分収縮させ、この凹み幅は、織ラベル166の素材や寸法によって異なるけれども、一般に0.1〜0.4mmであると好ましい。
【0039】
テープ素材170からラベル素材175(図5)を製造するには、縦糸および横糸ともに合成繊維糸である広幅織物176(図17)を織成する際に、縫着時に折り曲げ個所となる部位に横糸として収縮性糸172をラベル間隔をおいて部分的に織り込み、この後に広幅織物176をテープ部170aごとに帯状にヒートカットする。得たテープ素材170(図4)を両側縫い装置118に送り込み、該装置によって両側縁を縁縫いして単環縫い177,177を形成する。次に、両縁縫いしたテープ素材170を約140℃に加熱してプレスすると、図5に示すように折り曲げ部分167の両側縁が例えば約0.3mm凹む。所望に応じて、ラベル素材175にケミカル糊などで樹脂加工を行って形状を整える。ラベル素材175は、樹脂加工の後に別個のヒートカット装置(図示しない)でラベル1枚ごとに横方向にヒートカットし、各カット位置はマーク178の個所である。得た織ラベル166は、後続の折り曲げ工程でエンドホールドしてからプレスする。
【0040】
織ラベル166は、折り返し個所167の両側縁が凹むことによって繊維溶融部が下側に曲げられ、図6のように折り曲げ線180における両側縁の隅部182に繊維溶融部の突き出し片が生じない。また、折り返し個所167の幅が若干狭くなることにより、その部分を裏側に折り曲げた際にラベル本体の縁から露出しないので美観上好ましい。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係る織テープは、広幅織物を帯状にヒートカットしただけの織テープに比べて、両側縁の縁縫い部が目立たずに美観的に優れ、しかも触感が良好になる。織テープから得た織ラベルは、縫着時に折り曲げても突き出し片が発生せず、衣服着用者に不快感を与えることがない。この織ラベルは、肌着に縫着すると肌着の良好な着用感が維持され、スキーウェアなどの外衣に縫着すると、下に着込んだセーターや中衣シャツに障害を与えることがない。
【0042】
本発明の縁縫い方法は、両縁の繊維溶融部を縫い糸で密に包み込むことで織テープの触感が良好であり、且つ縁縫い幅が狭くて美麗な織テープを得ることができ、しかもテープの横糸と同じ糸で縁縫いすると織テープの美観上いっそう好適である。この縁縫い方法では、織テープを縁縫いの際に引っ張ることがなく、単環縫いについて縫いむら、縫い糸の糸切れや毛羽立ちが発生しないので、織テープを自動的且つ迅速に縁縫いすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 広幅織物をヒートカットし、両側縁を縁縫いした織テープの一例を示す概略平面図である。
【図2】 両側縁を縁縫いした別の織テープを示す概略平面図である。
【図3】 図2の織テープを寸断して得た縁縫いラベルを示す概略平面図である。
【図4】 熱収縮性糸を折り返し部分に織り込んださらに別の織テープを示す概略平面図である。
【図5】 図4の織テープに収縮処理を施した後の概略平面図である。
【図6】 図5の織テープから裁断した縁縫いラベルをエンドホールドした状態を示す斜視図である。
【図7】 織テープの側縁を片側ずつ縁縫いする装置を概略的に示す全体平面図である。
【図8】 図7の装置のミシン個所を拡大して示す部分正面図である。
【図9】 図8のA−A線に沿って拡大して示す部分側断面図であり、押え金などを省略している要部側断面図である。
【図10】 図9とほぼ同じ位置における部分平面図であり、押え金を加え且つ拡大率を変えて示す要部平面図である。
【図11】 縁縫いしたテープ側縁を裏側から示す拡大側面図であり、縁縫い状態を判りやすいようにデフォルメしている部分側面図である。
【図12】 図7の装置のテープ巻き取り個所を概略的に示す部分側断面図である。
【図13】 テープの両側縁を連続的に縁縫いする装置を概略的に示す全体平面図である。
【図14】 図13の装置において一方のミシン側から他方のミシン側へ送り込む個所を概略的に示す部分側断面図である。
【図15】 図1または図2の織テープを得るための広幅織物を例示する部分平面図である。
【図16】 広幅織物の織成に用いるジャカード付き織機を例示する概略正面図である。
【図17】 図4の織テープを得るための広幅織物を示す部分平面図である。
【符号の説明】
2 テープ素材
3 広幅織物
5,5 テープ側縁
7 縫い糸
8 単環縫い
10 片側縫い装置
14 縁縫いミシン
34 突出台
36 押え円盤
37 押え金
40 ミシン針
42 ルーパ
58 U字部
60 第1ガイドプレート
62 水平部
64 第2ガイドプレート
114,115 単環縫い
118 両側縫い装置
172 収縮性糸

Claims (8)

  1. 広幅織物のヒートカットによって得る織テープであって、このヒートカットによって両側縁に形成された繊維溶融部と、テープ側縁の近辺に沿って糸環部の縫い糸がテープ側縁を越えてテープ側縁に縫い付けられていくことで横方向に続く単環縫いとを有し、単環縫いを形成する1本の縫い糸がテープ側縁と交差しながら相互に密接することにより、該縫い糸で各側縁の繊維溶融部を被覆し、後処理の熱プレスによって平らにしてテープ全体をほぼ同じ厚みにする縁縫いテープ。
  2. 広幅織物のヒートカットによって得る織テープであって、このヒートカットによって両側縁に形成された繊維溶融部と、テープ側縁の近辺に沿って糸環部の縫い糸がテープ側縁を越えてテープ側縁に縫い付けられていくことで横方向に続く単環縫いとを有し、単環縫いを形成する1本の縫い糸がテープ側縁と交差しながら相互に密接するとともに、両側縁における単環縫いの縫い糸の傾きがテープ平面から見てほぼ中心線対称である縁縫いテープ。
  3. 請求項1または2記載のテープを横方向に寸断して得る縁縫いラベル。
  4. 収縮性糸を縫着時に折り曲げ個所となる部位に横糸として部分的に織り込み、織成後の収縮処理によって折り曲げ個所となる部位の両側縁をわずかに凹ませる請求項3記載のラベル。
  5. 両側縁に繊維溶融部を有するテープ素材から縁縫いテープを製造する方法において、該テープ素材を長手方向に向けて立てて送り込み、水平作動のミシン針と前後揺動のルーパとを備えるミシンにおいて、一方のテープ側縁の近辺に沿って縫い糸を前後に送りながら横方向に続く単環縫いを形成する縁縫いテープ製造方法。
  6. 両側縁に繊維溶融部を有するテープ素材から縁縫いテープを製造する方法において、該テープ素材を長手方向に向けて立てて送り込み、水平作動のミシン針と前後揺動のルーパとを備えるミシンにおいて、一方のテープ側縁の近辺に沿って縫い糸を前後に送りながら横方向に続く単環縫いを形成し、次にテープ素材を長手方向において反転し、水平作動のミシン針と前後揺動のルーパとを備える反対送りのミシンにおいて、他方のテープ側縁の近辺に沿って縫い糸を前後に送りながら横方向に続く単環縫いを形成する縁縫いテープ製造方法。
  7. ミシン針が押え金の先端部の下方を通過し、糸環部を引っかけたままのルーパが針尖端の前方位置まで下降する際に、該糸環部の縫い糸はテープ側縁と直接接触することなく、押え金の先端部の上面と直接接触することにより、糸環部の縫い糸は強い引張り力が生じる締め付け時にテープ側縁と直接接触せず、テープの硬軟および厚みなどに関係なく、常に一定した単環縫いを形成する請求項5または6記載の方法。
  8. 送り込むテープ素材について、その上縁部を受け止める第1ガイドプレートと下縁部に接する第2ガイドプレートとで位置決めし、第1および第2ガイドプレートはそれぞれ上下方向に位置替え可能であり、第1ガイドプレートのU字部の内周面上方と第2ガイドプレートの水平部上面との垂直距離がテープ素材の横幅に相当する請求項5または6記載の方法。
JP27274398A 1997-12-01 1998-09-28 縁縫いテープと縁縫いテープ製造方法 Expired - Lifetime JP3860668B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27274398A JP3860668B2 (ja) 1998-09-28 1998-09-28 縁縫いテープと縁縫いテープ製造方法
PT98122161T PT919651E (pt) 1997-12-01 1998-11-25 Fita tecida e metodo para fazer costuras laterais na mesma
DE69812047T DE69812047T2 (de) 1997-12-01 1998-11-25 Gewebtes Band und Verfahren zum Nähen des Randes
EP98122161A EP0919651B1 (en) 1997-12-01 1998-11-25 Woven tape and method for side-stitching the same
ES98122161T ES2191248T3 (es) 1997-12-01 1998-11-25 Cinta tejida y metodo para coserla lateralmente.
TW087119635A TW418375B (en) 1997-12-01 1998-11-26 Edge sewing tape, edge sewing label, method of edge sewing and method of double-edge sewing
US09/203,279 US6119614A (en) 1997-12-01 1998-12-01 Woven tape and method for side-stitching the same
CNB981231098A CN1143251C (zh) 1997-12-01 1998-12-01 锁边标签带、锁边标签及锁边方法
HK99105408A HK1020294A1 (en) 1997-12-01 1999-11-23 Woven tape and method for side-stitching the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27274398A JP3860668B2 (ja) 1998-09-28 1998-09-28 縁縫いテープと縁縫いテープ製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000096425A JP2000096425A (ja) 2000-04-04
JP3860668B2 true JP3860668B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=17518156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27274398A Expired - Lifetime JP3860668B2 (ja) 1997-12-01 1998-09-28 縁縫いテープと縁縫いテープ製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3860668B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101581716B1 (ko) * 2015-06-10 2015-12-31 현장기 라벨 테두리마감 이송장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4597309B2 (ja) * 2000-04-24 2010-12-15 日本ダム株式会社 織ラベルおよびラベル加工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101581716B1 (ko) * 2015-06-10 2015-12-31 현장기 라벨 테두리마감 이송장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000096425A (ja) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4744317A (en) Mock-linking apparatus for joining two pieces of knitted fabric
TW418375B (en) Edge sewing tape, edge sewing label, method of edge sewing and method of double-edge sewing
US20230399782A1 (en) Article provided with reflective yarn as a safety mechanism
JP3860668B2 (ja) 縁縫いテープと縁縫いテープ製造方法
JP3722967B2 (ja) 縁縫いラベルと縁縫いラベル製造装置
EP0958421B1 (en) Equipment for sewing machines known as "overlocks" for obtaining a flat seam when joining pieces of sheer knit fabric, especially stockings, panty-hose, tights and the like
JP3839150B2 (ja) 織ラベルとその製造方法
US645236A (en) Machine for making trimmings.
JP3400975B2 (ja) 織テープおよびテープ縁縫い方法
JP3126490U (ja) パイピング用テープ
JP4597309B2 (ja) 織ラベルおよびラベル加工方法
JPH0448068B2 (ja)
JPH04352839A (ja) 融着可能な伸縮糸、これを用いた編織品および衣料品
KR0176307B1 (ko) 테이프를 사용한 장식천과 그 제조방법
JP3400982B2 (ja) 偽造防止テープとその製造方法
CN113317579B (zh) 一种袖衩加工工艺
JP7356190B2 (ja) 糸条ミシン縫製構造
JP7444515B1 (ja) 皮革製品
JP2002339185A (ja) 伸縮性の織テープとその製造法
CN113026226B (zh) 一种针织服装缝制用模板、卷绕装置及缝制方法
JP3045863U (ja) 合成繊維製の織ラベル
CN218059466U (zh) 一种用于缝纫机的松线装置及缝纫机
JP2000073248A (ja) ストレッチベルト及びストレッチベルトを備えた衣服
JP3571421B2 (ja) 一本針上飾り糸付き二重環縫目とその縫目を形成するためのミシン
JP3085192U (ja) 伸縮可能な布テープ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150929

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term