JP3858597B2 - インク滴の異常吐出の検査 - Google Patents

インク滴の異常吐出の検査 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、印刷ヘッドの異常検出を行う技術に関し、特に、ノズルからのインク滴の異常吐出を検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ヘッド駆動回路を備え、印刷ヘッド上の複数のノズルからインク滴を吐出するプリンタが存在した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のプリンタにおいては、インク滴を吐出する旨の指示が出されていないにもかかわらず、何らかの理由によってインク滴が吐出されつづけることがあった。
【0004】
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、印刷ヘッドのインク滴の異常吐出を検出することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下のような印刷装置において、所定の処理を行う。この印刷装置は、印刷媒体にインク滴でドットを記録することによって、印刷媒体上に画像を印刷する印刷装置であって、複数のノズルを備えた印刷ヘッドと、複数のノズルを駆動してドットの記録を行わせるヘッド駆動部と、複数のノズルからのインク滴の吐出の有無を検査する検査部と、各部を制御するための制御部と、を備える。
【0006】
このような印刷装置において、まず、ヘッド駆動部に対して、複数のノズルからインク滴を吐出しないように実質的に指示を出す。そして、複数のノズルに関して、インク滴の吐出検査を行う。このような態様とすれば、インク滴の異常吐出を検出することができる。
【0007】
なお、ヘッド駆動部が、各ノズルごとに設けられてインク滴を吐出する吐出駆動素子と、吐出駆動素子に供給する駆動信号を生成する駆動信号生成部と、吐出駆動素子に供給される駆動信号を各ノズルごとに選択的に遮断しまたは通過させるゲート部と、を備える場合には、以下のようにすることが好ましい。すなわち、インク滴を吐出しないように実質的に指示を出す際、駆動信号生成部に駆動信号を生成させる。そして、ゲート部に対して、複数のノズルの吐出駆動素子に対する駆動信号を遮断するように、実質的に指示を出す。このような態様とすれば、ゲート部の故障によるインク滴の異常吐出を検知することができる。
【0008】
また、吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、少なくとも駆動信号生成部への電力の供給を停止することが好ましい。このような態様とすれば、インク滴の異常吐出によって、印刷装置や印刷媒体が汚されるのを防止することができる。
【0009】
なお、印刷装置が、外部に情報を提示する情報提示部を備える場合には、次のようにすることが好ましい。すなわち、吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、情報提示部を通じて動作異常である旨を表示する。このような態様とすれば、ユーザは、インク滴の吐出異常が発生したことを知ることができる。
【0010】
また、印刷装置が、外部に情報を送信するための通信インタフェイス部を備えるものである場合には、次のようにすることが好ましい。すなわち、吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、通信インタフェイス部を通じて外部に動作異常信号を送信する。このような態様とすれば、遠隔地にいる管理者や管理用コンピュータに対して、吐出異常があった旨を通知することができる。
【0011】
なお、検査部が、光を射出する発光部と、光を受ける受光部と、を有するものであるときには、以下のようにすることが好ましい。すなわち、発光部から光を射出する。そして、各ノズルのインク滴の軌跡と光とが交わるように、印刷ヘッドを一定速度で搬送する。このような態様とすれば、各ノズルにつき同等の精度で異常吐出の有無を検査することができる。
【0012】
なお、本発明は、以下に示すような種々の態様で実現することが可能である。(1)印刷装置、印刷制御装置。
(2)吐出異常の検査方法、印刷制御方法。
(3)上記の装置や方法を実現するためのコンピュータプログラム。
(4)上記の装置や方法を実現するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
(5)上記の装置や方法を実現するためのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号。
【0013】
【発明の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
A.実施形態の概要:
B.装置の構成:
C.ドット抜け検査部の構成と原理:
D.ドット抜け検査部を使用した吐出異常検査:
E.その他:
【0014】
A.実施形態の概要:
図1は、ドット抜け検査部を使用するインク滴の吐出異常の検査の方法を示す説明図である。印刷ヘッド36は、ヘッド上の各ノズル#1〜#48のインク滴の軌跡が順にドット抜け検査部40のレーザ光Lと交わるように、ドット抜け検査部40上を搬送される。その際、駆動信号生成回路206は駆動信号を生成し、各ノズルのピエゾPEにむけて供給しているが、トランスファゲート406が、すべてのノズルについて、駆動信号生成回路206からの駆動信号を遮断している。したがって、トランスファゲート406が正常に動作している限り、各ノズルからはインク滴は吐出されない。しかし、何らかの異常により少なくとも一部のノズルからインク滴が吐出されている場合には、そのノズルのインク滴の軌跡とレーザ光Lが交わったときに、異常吐出されたインク滴によってレーザ光Lが遮られる。このため、ドット抜け検査部40は、その異常吐出を検知することができる。インク滴の異常吐出が検出されると、駆動信号生成回路206への電力の供給が停止される。
【0015】
トランスファゲート406が駆動信号を遮断しようとしているにもかかわらずあるノズルからインク滴が吐出され続けると、そのノズルのピエゾ素子PEの発する熱によって、印刷ヘッド上の回路が異常に高温になるおそれがある。そして、その熱によって印刷ヘッド上の回路が破壊されるおそれがある。しかし、上記のような態様では、インク滴の異常吐出を検知して駆動信号生成回路206への電力の供給を停止するため、ヘッドを駆動するしくみに異常が生じた場合にも、印刷ヘッド36上の回路が異常に高温になって破壊される可能性が低い。また、異常吐出されるインク滴によって、印刷装置が汚され続けることがなく、印刷において、不良の印刷物を大量に作り出すことがない。
【0016】
B.装置の構成:
図2は、カラーインクジェットプリンタ20を含むコンピュータシステムの全体構成を示す説明図である。このコンピュータシステムは、カラーインクジェットプリンタ20と、プリンタ20が接続されているホストコンピュータ100と、ホストコンピュータ100に接続されている液晶ディスプレイ(表示装置)110と、同じくホストコンピュータ100に接続されているキーボード(入力装置)120と、マウス(入力装置)130を備えている。
【0017】
コンピュータ100では、所定のオペレーティングシステムの下で、アプリケーションプログラムが動作している。このアプリケーションプログラムは、キーボード120と、マウス130によって操作される。そして、オペレーティングシステムに組み込まれたプリンタドライバを介して、アプリケーションプログラムから、プリンタ20に転送するための画像データが出力される。
【0018】
図3は、カラーインクジェットプリンタ20の主要な構成を示す概略斜視図である。このプリンタ20は、用紙スタッカ22と、図示しないステップモータで駆動される紙送りローラ24と、プラテン板26と、キャリッジ28と、ステップモータ30と、ステップモータ30によって駆動される牽引ベルト32と、キャリッジ28のためのガイドレール34とを備えている。キャリッジ28には、多数のノズルを備えた印刷ヘッド36が搭載されている。
【0019】
図3の右端におけるキャリッジ28の待機位置にはドット抜け検査部40が設けられている。ドット抜け検査部40は、発光素子40aと受光素子40bとを備えており、これらの素子40a,40bを利用してインク滴の飛行状態を調べることによってドット抜けを検査する。ドット抜け検査部による検査の詳細な内容については後述する。
【0020】
印刷用紙Pは、用紙スタッカ22から紙送りローラ24によって巻き取られて、プラテン板26の表面上を副走査方向へ送られる。キャリッジ28は、ステップモータ30により駆動される牽引ベルト32に牽引されて、ガイドレール34に沿って主走査方向に移動する。主走査方向は、副走査方向に垂直である。
【0021】
図4は、プリンタ20の操作パネル70を示す正面図である。この操作パネル70は、図2に示すように、プリンタ20の正面右下に設けられており、クリーニング指示を入力するクリーニング指示入力部としてのクリーニング指示ボタン72と、プリンタの状態を表示する情報提示部としての液晶窓73と、電源スイッチ74と、電源が入っているときに点灯する電源ランプ75と、給紙を行う場合、排紙を行う場合に操作する給紙/排紙スイッチ76と、用紙に異常がある場合に点灯する用紙チェックランプ79と、カートリッジ内にインクが無くなった場合に点灯するインクエンドランプ77、78を備えている。
【0022】
図5は、プリンタ20の電気的な構成を示すブロック図である。プリンタ20は、ホストコンピュータ100から供給された信号を受信する受信バッファメモリ50と、印刷データを格納するイメージバッファ52と、プリンタ20全体の動作を制御するシステムコントローラ54と、メインメモリ56とを備えている。
【0023】
システムコントローラ54には、キャリッジモータ30を駆動する主走査駆動ドライバ61と、紙送りモータ31(図3において省略。)を駆動する副走査駆動ドライバ62と、ドット抜け検査部40を駆動する検査部ドライバ63と、モデム42を駆動するモデムドライバ64と、印刷ヘッド36を駆動するヘッド駆動ドライバ66と、液晶窓73を駆動する情報提示部ドライバ68と、が接続されている。
【0024】
なお、操作パネル70の電源スイッチ74、電源ランプ75、給紙/排紙スイッチ76、用紙チェックランプ79、インクエンドランプ78、77などは、図5においては省略されている。また、紙送りモータ31は、クリーニング機構200(後述する)を動作させるモータとしても使用されている。
【0025】
ホストコンピュータ100のプリンタドライバ(図示せず)は、ユーザの指定した印刷モード(高速印刷モード、高画質印刷モード等)に基づいて、印刷動作を規定する各種のパラメータ値を決定する。このプリンタドライバは、さらに、これらのパラメータ値に基づいて、その印刷モードで印刷を行うための印刷データを生成して、プリンタ20に転送する。転送された印刷データは、一旦、受信バッファメモリ50に蓄えられる。プリンタ20内では、システムコントローラ54が、受信バッファメモリ50から印刷データの中から必要な情報を読取り、これに基づいて、各ドライバに対して制御信号を送る。
【0026】
イメージバッファ52には、受信バッファメモリ50で受信された印刷データを色成分毎に分解して得られた複数の色成分の印刷データが格納される。ヘッド駆動ドライバ66は、システムコントローラ54からの制御信号に従って、イメージバッファ52から各色成分の印刷データを読出し、これに応じて印刷ヘッド36に設けられた各色のノズルアレイを駆動する。
【0027】
プリンタの印刷ヘッド36の各ノズルに至るインク通路には、図1に示すように、ピエゾ素子PEが設けられている。各ピエゾ素子PEには、各ピエゾ素子PEを変形させるための駆動信号がヘッド駆動ドライバ66内の駆動信号生成回路206から供給される。駆動信号の電圧でピエゾ素子PEが変形することによって、各ノズルからインク滴が吐出される。このピエゾ素子PEが、特許請求の範囲にいう「吐出駆動素子」に相当する。
【0028】
また、駆動信号生成回路206から各ピエゾ素子PEに至る経路の途中には、トランスファゲート406が設けられている。トランスファゲート406には、シリアル印刷信号PRT(i)(iはノズルの番号)が供給されており、トランスファゲート406は、シリアル印刷信号PRT(i)に応じて駆動信号を遮断する。その結果、ある瞬間において、一部のノズルからインク滴が吐出され、他のノズルからはインク滴が吐出されないこととなる。そして、各ノズルから選択的に吐出されたインク滴によって、印刷用紙P上にドットが形成され、画像が形成される。なお、トランスファゲート406は印刷ヘッド36上に設けられている。これらピエゾ素子PE、駆動信号生成回路206、トランスファゲート406がヘッド駆動ドライバ66(図5参照)を構成する。なお、駆動信号生成回路206が、特許請求の範囲にいう「駆動信号生成部」に相当し、トランスファゲート406が特許請求の範囲にいう「ゲート部」に相当する。
【0029】
C.ドット抜け検査部の構成と原理:
図6は、ドット抜け検査部40の構成と、その検査方法の原理を示す説明図である。図6は、印刷ヘッド36を下面側から見た図であり、印刷ヘッド36の6色分のノズルアレイと、ドット抜け検査部40を構成する発光素子40aおよび受光素子40bが模式的に描かれている。
【0030】
印刷ヘッド36の下面には、ブラックインクを吐出するためのブラックインクノズル群KD と、濃シアンインクを吐出するための濃シアンインクノズル群CD と、淡シアンインクを吐出するための淡シアンインクノズル群CL と、濃マゼンタインクを吐出するための濃マゼンタインクノズル群MD と、淡マゼンタインクを吐出するための淡マゼンタインクノズル群ML と、イエローインクを吐出するためのイエローインクノズル群YD とが形成されている。
【0031】
各ノズル群の複数のノズルは副走査方向SSに沿ってそれぞれ1列のノズル列として配列されている。印刷時には、キャリッジ28(図3参照)とともに印刷ヘッド36が主走査方向MSに移動しつつ、各ノズルからインク滴が吐出される。
【0032】
発光素子40aは、射出位置における外径が約1mm以下の光束Lを射出するレーザである。このレーザ光Lは、図6に示すように、副走査方向SSに対して約26度傾いた方向に射出され、受光素子40bで受光される。すなわち、レーザ光Lは、副走査方向SSに沿って配列されている各ノズル列に対して約26度傾いた方向に射出される。
【0033】
ドット抜け検査の際には、まず、図6の矢印ARで示されているように印刷ヘッド36を一定速度で移動させて、濃イエローYD のノズル群から順にレーザ光Lに近づけていく。このとき、レーザ光Lは、印刷ヘッド36が送られるにつれて、濃イエローYD のノズル群の後端からノズル#48,#47,#46,,,の順に各ノズルの下方を(相対的に)横切ることとなる。なおここでは、印刷ヘッド36の1色分のノズル群がそれぞれ48個のノズル#1〜#48を有しているものと仮定している。
【0034】
そして、レーザ光Lは、濃イエローYD のノズル群の前端に位置するノズル#1を横切ると、次には、淡マゼンタインクノズル群ML のノズル群の後端からノズル#48,#47,#46,,,の順に各ノズルの下方を横切る。同様にして、図6において矢印a1 ,a2 ,a3 などに示すように、ブラックインクノズル群KD の前端のノズル#1にいたるまで、各ノズルの下方をひとつずつ(相対的に)横切ることとなる。
【0035】
各ノズルには、レーザ光Lがインク滴の軌跡を横切る時にインク滴がレーザ光Lを横切るようなタイミングを含む前後一定の時間、インク滴の吐出指示が出される。これにより、レーザ光Lが遮断されたか否かを十分確実に検出できる。
【0036】
ノズルから正常にかつ下方の想定した範囲内にインク滴が吐出されると、吐出されたインク滴は、途中でレーザ光Lを横切るので、受光素子40bにおける受光が一時的に中断されるか、または弱くなり、受光される光量が所定の閾値未満となる。この場合には、そのノズルに目詰まりが無いと判断することができる。一方、あるノズルの駆動期間内に受光素子40bで受光される光量が所定の閾値以上のときには、そのノズルは目詰まりしている可能性があると判断される。
【0037】
D.ドット抜け検査部を使用した吐出異常検査:
図7は、ドット抜け検査部を使用した吐出異常検査の手続きを示すフローチャートである。このプリンタ20は、ドット抜け検査部40を使用してインク滴の異常吐出の検査を行う。インク滴の吐出異常の検査の際には、まず、ステップS1で、駆動信号生成回路206(図1参照)に駆動信号を生成させつつ、トランスファゲート406に各ノズルのピエゾPEへの駆動信号を遮断させる。すなわち、各ノズルからインク滴を吐出しないようにする。
【0038】
そして、ステップS2で、ドット抜け検査の場合と同様、図6の矢印ARで示されているように、印刷ヘッド36を一定速度で移動させて、濃イエローYD のノズル群から順に各ノズルのインク滴の軌跡がレーザ光Lと交差させて、インク滴が吐出されているか否かを検査する。すべてのノズルのインク滴の軌跡がレーザ光Lと交差したのち、システムコントローラ54は、ステップS3において、インク滴が吐出されたか否かを判断する。すべてのノズルのインク滴の軌跡がレーザ光Lと交差するまでの間に、レーザ光Lが遮られた場合には、システムコントローラ54は、インク滴が吐出されたと判断する。なお、印刷ヘッド36を一定速度で移動させるため、各ノズルにつき、同等の精度で異常吐出の有無を検査することができる。
【0039】
ステップS3において、インク滴の吐出があったと判断した場合には、システムコントローラ54は、ステップS4において、駆動信号生成回路206(図1参照)への電力の供給を遮断し、駆動信号の生成を停止させる。そして、図4に示すように、ステップS5において、情報提示部ドライバ68を通じて液晶窓73にインク滴の吐出異常があった旨を表示する。
【0040】
また、ステップS6において、モデムドライバ64を通じてモデム42(図5参照)を制御して、電話回線を通じて吐出異常があった旨をサーバに通知する。したがって、インク滴の異常吐出に対応できる人間がプリンタ20のそばにいない場合にも、サーバが管理者に対してプリンタ20のインク滴の異常吐出を通知することができる。ここで、情報提示部ドライバ68および液晶窓73が、特許請求の範囲にいう「情報提示部」に相当し、モデムドライバ64およびモデム42が、特許請求の範囲にいう「通信インタフェイス部」に相当する。
【0041】
一方、ステップS3において、インク滴が吐出されなかったと判断した場合には、システムコントローラ54は、処理を終了する。
【0042】
なお、モデムに代えて、ネットワークカード等の通信インタフェイス部を備える態様として、吐出異常を検出した場合には、ネットワークカードを介してネットワーク上のコンピュータに吐出異常を通知するような態様とすることもできる。そして、吐出異常である旨の情報を受け取ったネットワーク上のコンピュータが、プリンタ20を使用しないように、ネットワークの設定を変更するような態様とすることもできる。
【0043】
このようなインク滴の異常吐出の検査は、印刷の際に主走査を1回行うたびに行うようにすることができる。また、主走査を複数回行うたびに1回行うようにすることもできる。さらに、印刷ヘッド上のノズルを複数のノズルグループに分けて、複数回の主走査においてそれぞれ1個のノズルグループについて吐出異常の検査を行うようにすることもできる。
【0044】
図8は、システムコントローラ54の機能部および各部を駆動するドライバを示すブロック図である。以上に説明したようなインク滴の異常吐出の検査は、システムコントローラ54(図5参照)が、主走査駆動ドライバ61、検査部ドライバ63、ヘッド駆動ドライバ66を制御して行う。すなわち、システムコントローラ54の機能部としての信号生成制御部54fが、ヘッド駆動ドライバ66内の駆動信号生成回路206に駆動信号を生成させる。そして、信号遮断制御部54gが、ヘッド駆動ドライバ66内のピエゾ素子PEに駆動信号が供給されないようにトランスファゲート406を制御する。そのようにして、システムコントローラ54がノズルからインク滴を吐出しないように実質的に指示を出す(ステップS1)。このような機能を果たすシステムコントローラ54の機能部を、吐出停止制御部54aとして図8に示す。
【0045】
また、システムコントローラ54の機能部としての吐出検査制御部54bが、印刷ヘッド36を検査部40に対して相対的に送るように主走査駆動ドライバ61を制御し、検査部ドライバ63を制御してインク滴の吐出の有無を検査する(ステップS2)。システムコントローラ54の機能部としての電力遮断制御部54cが、ヘッド駆動ドライバ66内の駆動信号生成回路206への電力の供給を遮断する(ステップS4)。これらのシステムコントローラ54の機能部としての吐出検査制御部54b、電力遮断制御部54cを図8に示す。
【0046】
さらに、システムコントローラ54の機能部としての異常表示制御部54dが、液晶窓73を通じて動作異常である旨を表示し(ステップS5)、システムコントローラ54の機能部としての異常通知制御部54eが、モデム42を通じて動作異常信号を送信する(ステップS6)。これらのシステムコントローラ54の機能部としての異常表示制御部54dおよび異常通知制御部54eを図8に示す。
【0047】
E.その他:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0048】
(1)図9は、ドット抜け検査部40の他の構成を示す説明図である。上記実施例においては、図6に示すように、レーザ光Lの光軸はノズル列の方向に対して所定の角度を有していた。しかし、レーザ光Lの光軸は、図9に示すように、ノズル列の方向に対して平行であってもよい。すなわち、検査部は、複数のノズルからのインク滴の吐出の有無を検査することができるものであればよい。
【0049】
(2)上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
【0050】
(3)本発明は、一般にインク滴を吐出するタイプの印刷装置に適用可能であり、カラーインクジェットプリンタ以外の種々の印刷装置に適用可能である。例えば、インクジェット方式のファクシミリ装置やコピー装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドット抜け検査部を使用するインク滴の吐出異常の検査の方法を示す説明図。
【図2】プリンタ20を含むコンピュータシステムの全体構成を示す説明図。
【図3】本発明の一実施例としてのカラーインクジェットプリンタ20の主要な構成を示す概略斜視図。
【図4】プリンタ20の操作パネルを示す正面図。
【図5】プリンタ20の電気的な構成を示すブロック図。
【図6】ドット抜け検査部40の構成と、その検査方法の原理とを示す説明図。
【図7】ドット抜け検査部を使用した吐出異常検査の手続きを示すフローチャート。
【図8】システムコントローラ54の機能部および各部を駆動するドライバを示すブロック図。
【図9】ドット抜け検査部40の他の構成を示す説明図。
【符号の説明】
20…カラーインクジェットプリンタ
22…用紙スタッカ
24…紙送りローラ
26…プラテン板
28…キャリッジ
30…キャリッジモータ
31…紙送りモータ
32…牽引ベルト
34…ガイドレール
36…印刷ヘッド
40…ドット抜け検査部
40a…発光素子
40b…受光素子
42…モデム
50…受信バッファメモリ
52…イメージバッファ
54…システムコントローラ
54a…吐出停止制御部
54b…吐出検査制御部
54c…電力遮断制御部
56…メインメモリ
61…主走査駆動ドライバ
62…副走査駆動ドライバ
63…検査部ドライバ
64…モデムドライバ
66…ヘッド駆動ドライバ
68…情報提示部ドライバ
70…操作パネル
72…クリーニング指示ボタン
73…液晶窓
74…電源スイッチ
75…電源ランプ
76…給紙/排紙スイッチ
77…インクエンドランプ
78…インクエンドランプ
79…用紙チェックランプ
100…ホストコンピュータ
200…クリーニング機構
206…駆動信号生成回路
406…トランスファゲート
AR…矢印
D…濃シアンインクノズル群
L…淡シアンインクノズル群
D…ブラックインクノズル群
L…レーザ光
D…濃マゼンタインクノズル群
L…淡マゼンタインクノズル群
MS…主走査方向
P…印刷用紙
PE…ピエゾ素子
PRT…シリアル印刷信号
SS…副走査方向
D…イエローインクノズル群

Claims (13)

  1. 印刷ヘッドに設けられた複数のノズルからインク滴を吐出することによって印刷媒体に印刷を行う印刷装置のインク滴の吐出異常の検査方法であって、
    (a)前記複数のノズルを駆動してドットの記録を行わせるヘッド駆動部に対して、前記複数のノズルからインク滴を吐出しないように、指示を出す工程と、
    (b)前記指示が出された状態において、前記複数のノズルに関してインク滴の吐出検査を行う工程と、
    を備えるインク滴の吐出異常の検査方法。
  2. 請求項1記載のインク滴の吐出異常の検査方法であって、
    前記ヘッド駆動部は、
    各ノズルごとに設けられてインク滴を吐出する吐出駆動素子と、前記吐出駆動素子に供給する駆動信号を生成する駆動信号生成部と、前記吐出駆動素子に供給される前記駆動信号を各ノズルごとに選択的に遮断しまたは通過させるゲート部と、を備え、
    前記工程(a)は、
    (a1)前記駆動信号生成部に駆動信号を生成させる工程と、
    (a2)前記ゲート部に対して、前記複数のノズルの前記吐出駆動素子に対する前記駆動信号を遮断するように、指示を出す工程と、
    を備えるインク滴の吐出異常の検査方法。
  3. 請求項2記載のインク滴の吐出異常の検査方法であって、
    前記ヘッド駆動部は、
    各ノズルごとに設けられてインク滴を吐出する吐出駆動素子と、前記吐出駆動素子に供給する駆動信号を生成する駆動信号生成部と、を備え、
    前記方法は、さらに、
    (c)前記吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、少なくとも前記駆動信号生成部への電力の供給を停止する工程、
    を備えるインク滴の吐出異常の検査方法。
  4. 請求項1記載のインク滴の吐出異常の検査方法であって、
    前記印刷装置は、外部に情報を提示する情報提示部を備え、
    前記インク滴の吐出異常の検査方法は、さらに、
    (c)前記吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、前記情報提示部を通じて動作異常である旨を表示する工程、を備えるインク滴の吐出異常の検査方法。
  5. 請求項1記載のインク滴の吐出異常の検査方法であって、
    前記印刷装置は、外部に情報を送信するための通信インタフェイス部を備えるものであり、
    前記インク滴の吐出異常の検査方法は、さらに、
    (c)前記吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、前記通信インタフェイス部を通じて外部に動作異常信号を送信する工程、を備えるインク滴の吐出異常の検査方法。
  6. 請求項1記載のインク滴の吐出異常の検査方法であって、
    前記工程(b)は、
    (b1)光を射出する工程と、
    (b2)前記各ノズルのインク滴の軌跡と前記光とが交わるように、前記印刷ヘッドを一定速度で搬送する工程と、を含む、インク滴の吐出異常の検査方法。
  7. 印刷媒体にインク滴でドットを記録することによって、前記印刷媒体上に画像を印刷する印刷装置であって、
    複数のノズルを備えた印刷ヘッドと、
    前記複数のノズルを駆動してドットの記録を行わせるヘッド駆動部と、
    前記複数のノズルからのインク滴の吐出の有無を検査する検査部と、
    前記各部を制御するための制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記ヘッド駆動部に対して、前記複数のノズルからインク滴を吐出しないように、指示を出す吐出停止制御部と、
    前記指示が出された状態において、前記複数のノズルに関してインク滴の吐出検査を行う吐出検査制御部と、を有する印刷装置。
  8. 請求項7記載の印刷装置であって、
    前記ヘッド駆動部は、
    各ノズルごとに設けられてインク滴を吐出する吐出駆動素子と、
    前記吐出駆動素子に供給する駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
    前記吐出駆動素子に供給される前記駆動信号を各ノズルごとに選択的に遮断しまたは通過させるゲート部と、を備え、
    前記吐出停止制御部は、
    前記駆動信号生成部に駆動信号を生成させる信号生成制御部と、
    前記ゲート部に対して、前記複数のノズルの前記吐出駆動素子に対する前記駆動信号を遮断するように、指示を出す信号遮断制御部と、を備える印刷装置。
  9. 請求項7記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、さらに、
    前記吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、少なくとも前記駆動信号生成部への電力の供給を停止する電力遮断制御部、を備える印刷装置。
  10. 請求項7記載の印刷装置であって、さらに、
    外部に情報を提示する情報提示部を備え、
    前記制御部は、さらに、
    前記吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、前記情報提示部を通じて動作異常である旨を表示する異常表示制御部を備える印刷装置。
  11. 請求項7記載の印刷装置であって、さらに、
    外部に情報を送信するための通信インタフェイス部を備え、
    前記制御部は、さらに、
    前記吐出検査においてインク滴の吐出が検出された場合に、前記通信インタフェイス部を通じて外部に動作異常信号を送信する異常通知制御部を備える印刷装置。
  12. 請求項7記載の印刷装置であって、さらに、
    前記検査部は、
    光を射出する発光部と、
    前記光を受ける受光部と、を有し、
    前記吐出検査制御部は、
    前記各ノズルのインク滴の軌跡と前記光とが交わるように、前記印刷ヘッドを一定速度で搬送する、印刷装置。
  13. 複数のノズルからインク滴を吐出することによって印刷媒体に印刷を行う印刷装置を接続したコンピュータに、前記印刷装置を制御させるための、コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記複数のノズルを駆動してドットの記録を行わせるヘッド駆動部に対して、前記複数のノズルからインク滴を吐出しないように、指示を出す機能と、
    前記指示が出された状態において、前記複数のノズルに関してインク滴の吐出検査を行う機能と、
    をコンピュータに実現させるための、コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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