JP3857601B2 - コージェネレーションシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電ユニットと、その発電ユニットの排熱を利用して温水を供給する手段とを持つコージェネレーションシステムに関する。特に、水循環経路や熱媒体循環経路の凍結を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
コージェネレーションシステムは、発電ユニットと、発電ユニットの排熱を利用して温水に加熱する加熱手段と、加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯槽と、貯湯槽内の温水を設定温度に調温して温水使用箇所に供給する温水供給手段とを備えている。加熱手段と貯湯槽の間には、貯湯槽内の温水を加熱手段に送って貯湯槽に戻す水循環経路が形成されており、その水循環経路に水を循環させるポンプが組込まれている。
このシステムでは、発電することによって生じる排熱を利用して水を加熱し、加熱された温水を貯湯槽に貯湯する。この貯湯槽内の温水を適温に調温して温水使用箇所(例えば、床暖房システムやフロやシャワーや温水栓)に給湯する。温水使用箇所で必要とされる湯温よりも高温の温水が貯湯槽に貯湯されていれば、貯湯槽内の温水を市水と混合させるのみで必要湯温に調整できる。温水使用箇所で必要とされる湯温よりも低温の温水が貯湯槽に貯湯されていれば、温水供給手段でさらに加熱する必要があるが、発電排熱で加熱された温水を加熱すればよいことから、加熱に要する熱量を少なくすることができる。コージェネレーションシステムは、総合的なエネルギー効率が高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
コージェネレーションシステムを効率的に使用するためには、電力を必要とするときにのみ発電ユニットを運転し、不要時には運転を中止する。発電ユニットの運転中止中は加熱手段と貯湯槽の間で水を循環させるポンプも運転を休止する。このために、発電ユニットの運転中止中に外気温が低下すると、発電ユニットと貯湯槽との間の循環経路内で水が凍結してしまうといった問題があった。
上記の問題は、循環経路を加熱するヒータ等を新たに付加することで解決できるが、新たに加熱機器を付加するとシステムのコスト増大を招いてしまう。
【0004】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、発電ユニットの運転中止中に発電ユニットと貯湯槽の間の循環経路内で水が凍結するのを防止する技術を提供する。この技術では、新たな加熱機器等を付加しないで凍結を防止する。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用と効果】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のコージェネレーションシステムが創作された。そのコージェネレーションシステムは、発電ユニットと、発電ユニットの排熱を利用して温水に加熱する加熱手段と、加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯槽と、貯湯槽内の温水を設定温度に調温して温水使用箇所に供給する温水供給手段を備えている。前記加熱手段と前記貯湯槽の間には、貯湯槽内の温水を加熱手段に送って貯湯槽に戻す第1循環経路(後記する循環経路と区別する為に第1循環経路という)と、その第1循環経路内の温水を循環させるポンプが設けられている。本発明のシステムでは、発電ユニットが運転停止中であって外気温が第1所定温度(第1循環経路内の水が凍結する可能性がある程度の低温に設定されている)以下のときに前記ポンプを強制駆動するポンプ制御装置を備える。
請求項1のコージェネレーションシステムでは、外気温が第1所定温度以下で第1循環経路が凍結する可能性があるときには、第1循環経路のポンプが強制的に駆動される。これにより、貯湯槽内の温水が第1循環経路内を循環する。このために第1循環経路の凍結を防止することができる。発電ユニットが長時間停止して、貯湯槽に冷水が貯められていたとしても、ポンプが強制駆動されることで第1循環経路内を水が流動するために、凍結し難くなる。
強制駆動されるポンプは、コージェネレーションシステムに必須の構成であり、凍結防止のために付加されるものでない。コストアップをまねかずに第1循環経路の凍結を防止できる。
第1所定温度には、例えば0℃前後の値を採用することができる。水の凝固点を考慮したものである。水温は外気温に追従するように低下するので、外気温が低下して0℃になったとしても水温は0℃より高く凍結は生じていないと考えられる。このため、外気温が0℃前後にまで低下したときにポンプを強制駆動することで第1循環経路の凍結を充分防止できる。なお、第1所定温度として0℃より高い温度を採用しても良い。例えば、3℃程度の温度を採用することもできる。外気温が3℃であれば凍結の恐れはないが、測定誤差を考慮して3℃程度でポンプを駆動するようにしても良い。
貯湯槽には様々な形式のものが用いられる。例えば、室外型の大型の貯湯槽でも良いし、給湯器(給湯暖房機)等に備えられる、いわゆるシスターン等をもここでいう貯湯槽に含まれるものである。
【0006】
前記ポンプ制御装置は、外気温が前記第1所定温度よりも低い第2所定温度以下のときに前記ポンプの回転数を上げるようにしても良い。
このようにすると、外気温がさらに低くなるとポンプの回転数が上がり水の循環速度が増す。このため、外気温が低くなっても第1循環経路の凍結が防止される。
【0007】
外気温が著しく低いときや発電ユニットが長時間停止したとき等には、ポンプを駆動するだけでは第1循環経路の凍結を防止できない場合がある。このような場合には、循環する水を加熱して凍結を防止する必要がある。
このために、上述のコージェネレーションシステムにおいて、発電ユニットが運転停止中であり、外気温が前記第1所定温度以下であり、かつ前記第1循環経路内の水温が第3所定温度以下のときに、発電ユニットに内蔵されている加熱器を強制駆動する発電ユニット制御手段が付加された構成にすることが好ましい。
上記の第3所定温度は、水の凝固点に基づいて設定されると良い。例えば、第3所定温度として約1℃を採用することができる。あるいは、外気温の高低に基づいて第3所定温度が決定されるようにしても良い。例えば外気温が0℃のときとマイナス15℃のときでは、後者の方が循環経路内の水温が低下し易い。このために、例えば外気温が0℃のときには第3所定温度として1℃を採用し、外気温がマイナス15℃のときには第3所定温度として3℃を採用するようにしても良い。
発電ユニットには、改質器とその改質器を加熱する加熱器が内蔵されている。改質器のための加熱器を凍結防止のために流用することが好ましい。
上記構成にすると、第1循環経路の水温が凍結の可能性が高い第3所定温度以下になると、発電ユニットに内蔵されている加熱器が強制的に駆動され、第1循環経路内の水が加熱される。このために、第1循環経路の凍結が防止される。発電ユニットが内蔵する加熱器を利用して凍結防止を行なうために、新たな加熱機器を付加する必要がない。
【0008】
温水供給手段と温水使用箇所との間に、温水を温水供給手段から温水使用箇所(例えば床暖房装置)に送って温水供給手段に戻す第2循環経路が形成されている場合には、第1循環経路と第2循環経路の間に第1熱交換器(後記する熱交換器と区別する為に第1熱交換器という)を設けておき、第2循環経路には、温水使用箇所で使用された後の温水が第1熱交換器を通過して温水供給手段に戻る経路と、温水使用箇所で使用された後の温水が第1熱交換器をバイパスして温水供給手段に戻る経路とを用意しておくことが好ましい。
温水使用箇所で使用された後の温水は、使用前の温水に比べて水温は低下しているが、第1循環経路の凍結防止に役立つ程度の水温を持つ。温水使用箇所で使用された後の温水と第1循環経路内の水が第1熱交換器で熱交換されると、第1循環経路内の水が加熱されるために第1循環経路の凍結が防止される。新たな加熱機器が付加されることなく第1循環経路の凍結を防止することができる。
【0009】
なお、上述の第2循環経路内の温水温度がそれほど高くない場合には、第1循環経路の凍結を効果的に防止できない。このため、前記第2循環経路内の水温が第4所定温度以下のときに、前記第2循環経路内の温水を加熱する加熱器が強制駆動されるようにしても良い。
この形態によると、第1熱交換器に多くの熱が入力されるようになり、第1循環経路の凍結を効果的に防止できる。
【0010】
発電ユニットが燃料電池を備え、燃料電池で生じた排熱を回収する熱媒の循環経路と前記した第1循環経路との間に第2熱交換器を備えるタイプのコージェネレーションシステムでは、熱媒循環経路の凍結を防止する必要がある。熱媒として例えばイオン交換水や蒸留水が用いられる場合には、不凍液を投入することができないために凍結の可能性が高い。熱媒循環経路の凍結を防止できるコージェネレーションシステムが望まれる。このために、上述のコージェネレーションシステムでは、発電ユニットが運転停止中であって外気温が第5所定温度以下のときに熱媒を循環させるポンプを強制駆動する発電ユニット制御手段を付加することが好ましい。
この構成にすると、外気温が低くなり熱媒の凍結の可能性が出てくると熱媒が循環するので熱媒循環経路が凍結し難くなる。なお、第5所定温度は、熱媒の凝固点に基づいて設定されることが好ましい。
【0011】
また、発電ユニットが改質ガスを生成する改質器を備えるタイプのコージェネレーションシステムでは、改質器の加熱器を利用して熱媒を加熱することで熱媒循環経路の凍結を防止することができる。即ち、上述のコージェネレーションシステムにおいて、発電ユニットが運転停止中であり、外気温が前記した第5所定温度以下であり、かつ熱媒循環経路内の熱媒温度が第6所定温度以下のときに、改質器に内蔵されている加熱器を強制駆動する発電ユニット制御手段を付加することで、熱媒循環経路の凍結を防止することができる。第6所定温度は、熱媒の凝固点に基づいて設定されることが好ましい。この場合、外気温の高低に基づいて第6所定温度が設定されるようにしても良い。外気温によって熱媒の温度が低下する度合いが異なるからである。
効率良く改質ガスを生成するために、改質器は加熱器を必要とする。この加熱器の排熱を利用して熱媒を加熱するので、新たな加熱機器等を付加することなく熱媒循環経路の凍結を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
上記した各請求項に記載の発明は、以下に示す形態で好適に実施することができる。
(形態1) 発電ユニットが、燃料電池と改質器とを備える場合には、改質器に内蔵されている加熱器から生じる排熱と、燃料電池の発電で生じる排熱の双方を利用して第1循環経路内の温水を加熱する。
このような形態によると、排熱を有効に利用することができる。この場合、改質器の加熱器の排熱を利用した加熱手段と、燃料電池の排熱を利用した加熱手段の2つの加熱手段から構成されても良い。また、改質器の加熱器の排熱と燃料電池の排熱の双方を利用した一の加熱手段から構成されても良い。
【0013】
【実施例】
(第1実施例)以下、図面を参照して本発明に係るコージェネレーションシステムの第1実施例について説明する。まず、図1を参照して本発明に係るコージェネレーションシステムの構成について説明する。図1は、コージェネレーションシステム10の概略システム図を示したものである。コージェネレーションシステム10は、発電を行なう発電ユニット20と、発電ユニット20の排熱で加熱された温水を利用するユニット15等から構成される。
発電ユニット20は、燃料電池22と、改質器30と、放熱機28等から構成される。改質器30は、炭化水素系の原燃料から水素ガスを生成する。水素を効率よく生成するためには高温度が必要とされることから、改質器30にはバーナ32が内蔵されている。改質器30には、バーナ32の燃焼排ガスを回収するガス管34が接続されており、そのガス管34は熱交換器70を通過するように配置されている。この構成により、バーナ32の燃焼排ガスが熱交換器70に入力されることになる。なお、改質器30は、制御ユニット60によって駆動制御される。
燃料電池22は、複数のセルから構成される。燃料電池22には改質器30と連通する図示省略の配管が接続されている。その配管を介して改質器30で生成された水素ガスが燃料電池22に供給される。燃料電池22は、空気中の酸素を取り込み、取り込まれた酸素と改質器30から供給される水素ガスを反応させて発電を行なう。燃料電池22は、発電の際に発熱する。燃料電池22には熱媒循環経路24が接続されており、その熱媒循環経路24の熱媒(本実施例では蒸留水である)が発電の際の生じる排熱を回収するようになっている。熱媒循環経路24には第1循環ポンプ8が配設されている。この第1循環ポンプ8が駆動することで熱媒が循環する(矢印D1方向に循環する)。第1循環ポンプ8は、制御ユニット60によって駆動制御される。具体的には、燃料電池22の発電運転中に駆動するように制御される。また、後で詳細に説明するが、燃料電池22の運転停止中であっても外気温が低い場合には、第1循環ポンプ8は駆動するように制御される。
【0014】
また、熱媒循環経路24は、熱交換器74を通過するように配置されている。この構成により、熱媒によって回収された燃料電池22の排熱が熱交換器74に入力されることになる。また、熱媒循環経路24はリザーブタンク26を備えている。リザーブタンク26での熱媒の貯留量が少なくなると、リザーブタンク26に熱媒が供給される。
また、熱媒循環経路24には第1三方弁36が配設されている。第1三方弁36は、1つの入力口と2つの出力口を備える。第1三方弁36によって熱媒循環経路24が二手に分岐している。第1三方弁36の一方の出力口と接続されている熱媒循環経路24は放熱機28を介するように配置されており、他方の出力口と接続されている熱媒循環経路24は放熱機28を介さないように配置されている。この第1三方弁36は、制御ユニット60によってどちらの出力口を開口するかが制御される。この制御により熱媒が放熱機28を経由して循環するか、放熱機28を経由せずに循環するかが切替えられる。具体的には、温度センサT1で測定される熱媒温度が異常に高いときには、熱媒が放熱機28を経由して循環するように第1三方弁36の出力口が切替えられる。放熱機28は、例えば送風を行なうことで熱媒を冷却する。
【0015】
ユニット15は、貯湯槽44と給湯暖房機50と制御ユニット60等から構成される。発電ユニット20と貯湯槽44の間には、温水の循環経路4が配設されている。循環経路4は、貯湯槽44の下部(又は中央)から温水を引出して、貯湯槽44の上部に温水を戻す。循環経路4は、熱交換器70と熱交換器74を通過するように配置されている。循環経路4には第2循環ポンプ6が配設されている。この第2循環ポンプ6が駆動することで貯湯槽44の温水が循環経路4内を循環する(矢印D2方向に循環する)。循環経路4を循環する温水は、熱交換器70と熱交換器74で加熱されて昇温し、再び貯湯槽44で貯湯される。なお、第2循環ポンプ6は、制御ユニット60によって駆動制御される。具体的には、第2循環ポンプ6は、燃料電池22の発電運転中に駆動するように制御される。ただし、燃料電池22の運転停止中であっても外気温が低い場合には第2循環ポンプ6が駆動する場合がある。これについての詳しい説明は後述する。また、循環経路4は、熱交換器80を通過するように配置されている。循環経路4は熱交換器80の入力口80aと出力口80bを介して熱交換器内を通過する。
循環経路4には第2三方弁46が配設されている。第2三方弁46は、2つの入力口と1つの出力口を持つ。第2三方弁46によって循環経路4が二手に分岐している。第2三方弁46の一方の入力口と接続されている循環経路4は貯湯槽44の下部と接続されており、他方の入力口と接続されている循環経路4は貯湯槽44の中央と接続されている。第2三方弁46は、制御ユニット60によっていずれの入力口を開口するかが制御される。この入力口が切替えられることで、貯湯槽44のどの部分(下部又は中央)から温水を循環経路4に誘導するかが切替えられることになる。また、循環経路4には温度センサT2が配設されている。この温度センサT2で測定される水温は、制御ユニット60で監視される。
【0016】
貯湯槽44の下部には市水供給管64と第1排水管66が接続されている。貯湯槽44には市水供給管64から市水が供給される(矢印D3)。市水供給管64には減圧弁42が備えられている。減圧弁42は、貯湯槽44を耐圧以下に維持するために機能する。また、市水供給管64は二手に分岐しており、市水供給管64の一方は貯湯槽44と接続し、他方は後述するミキシングバルブ72の一方の入力口と接続している。ミキシングバルブ72と接続される市水供給管64には、温度センサT3と流量センサVCが配設されている。
第1排水管66は、貯湯槽44からの排水を案内する水管である(矢印D4)。第1排水管66には止水弁48が挿入されている。
【0017】
貯湯槽44の上部には2つの経路が接続されている。その一方は第1温水供給管52であり、他方は圧力逃し弁58を介して第2排水管54である。第1温水供給管52の他端は、ミキシングバルブ72の一方の入力口に接続されている。貯湯槽44の温水は、第1温水供給管52を介してミキシングバルブ72へ誘導される(矢印D5)。また、第1温水供給管52には温度センサT4と流量センサVHが配設されている。
また、貯湯槽44が耐圧以上になった場合には圧力逃し弁58が作用し、貯湯槽44の温水が圧力逃し弁58を介して第2排水管54へと誘導される(矢印D6)。第2排水管54は前述の第1排水管66と連通しており、第2排水管54に誘導された温水は第1排水管66を経由して排水される。
【0018】
ミキシングバルブ72には、第1温水供給管52を介して貯湯槽44の温水が入力され、市水供給管64を介して市水が入力される。ミキシングバルブ72の2つの入力口は、それぞれの開口度が可変である。即ち、温水と市水の入力比率が可変である。2つの入力口の開口度は、制御ユニット60によって制御される。開口度が制御されることで、例えば市水を遮断して第1温水供給管52からの温水のみをミキシングバルブ72に入力することが可能であり、逆に温水を遮断して市水供給管64からの市水のみを入力することも可能である。また、入力比率を例えば温水70%、市水30%とすることも可能である。ミキシングバルブ72では、入力された温水と市水が混合される。ミキシングバルブ72の出力口には、第2温水供給管76の一端が接続されている。第2温水供給管76の他端は給湯暖房機50と接続されている。ミキシングバルブ72で混合された温水は、第2温水供給管76に案内されて給湯暖房機50に導入される。
なお、第1温水供給管52や第2温水供給管76にはポンプが配設されていないが、貯湯槽44の温水は次のようにして給湯暖房機50に誘導される。貯湯槽44は常に満たされている状態にあり、さらに貯湯槽44の温水には市水供給管64からの市水の供給圧力が常に加えられている。この直圧作用により、給湯暖房機50に備えられる弁(図示省略)を開放すると、貯湯槽44の温水が第1温水供給管52、ミキシングバルブ72、第2温水供給管76を介して給湯暖房機50へと誘導される。
【0019】
給湯暖房機50には、バーナ38が備えられている。給湯暖房機50のバーナ38は、ガスを燃料をとして燃焼する。ガスは、給湯暖房機50に接続されているガス管82から導入される。このバーナ38は、加熱能力可変に燃焼することができる。また給湯暖房機50には外気温センサTXが配設されている。
また、給湯暖房機50には高温水用往路管84と、低温水用往路管86と、風呂追い炊き用往路管88と、風呂追い炊き用復路管90と、高温水用復路管92と、給湯管94と、低温水用復路管96のそれぞれの一端が接続されている。
高温水用往路管84の他端は、例えば温水式暖房機(図示省略)に接続されている。給湯暖房機50からは、高温水用往路管84を介して約80度の高温水が温水式暖房機等に供給される。また、高温水用復路管92は、低温水用復路管96と接続されている。温水式暖房機等で使用されて水温が低下した温水は、高温水用復路管92から低温水用復路管96へ誘導され、給湯暖房機50に戻る。
低温水用往路管86の他端は、例えば床暖房機(図示省略)と接続されている。給湯暖房機50からは、低温水用往路管86を介して約60度の低温水が床暖房機等に供給される。床暖房機等で使用されて水温が低下した温水は、低温水用復路管96を介して給湯暖房機50に戻る。
低温水用復路管96には第3三方弁98が配設されている。第3三方弁98は、1つの入力口と2つの出力口を有する。第3三方弁98の一方の出力口と接続されている低温水用復路管96は、熱交換器80の入力口80cに接続されている。また、他方の出力口と接続されている低温水用復路管96は、熱交換器80をバイパスして給湯暖房機50に直接接続されている。熱交換器80と接続されている低温水用復路管96は、入力口80cと出力口80dを介して熱交換器内を通過する。第3三方弁98は、制御ユニット60によっていずれの出力口とされるかが切替えられる。この切替により、低温水用復路管96の温水が、熱交換器80を介して給湯暖房機50に戻るか、熱交換器80をバイパスして給湯暖房機50に直接戻るかが切替えられる。なお、第3三方弁98は、通常時には低温水用復路管96の温水が熱交換器80をバイパスして給湯暖房機50に戻るようになされている。
【0020】
風呂追い炊き用往路管88の他端は、風呂釜(図示省略)と接続されている。その風呂釜には風呂追い炊き用復路管90の他端が接続されている。風呂追い炊き用往路管88と復路管90を介して風呂釜にある温水が循環するようにされている。循環する風呂釜の温水はバーナ38で加熱される。これにより、風呂釜の温水の追い炊きが行なわれる。
給湯管94の他端は、例えば洗面所や台所の蛇口と接続されている。洗面所や台所で温水の供給を受ける者は、予め給湯温度を設定できる。この給湯温度の設定は、給湯暖房機50に備えられるリモコン85で行なわれる。
なお、本実施例では、貯湯槽44の温水(即ち第2温水供給管76を介して給湯暖房機50に入力された温水)は、上述の給湯用の温水として使用される。即ち高温水用の温水や低温水用の温水は、貯湯槽44の温水が使用されたものではない。
【0021】
ここで、図2を参照して低温水用の温水がどのようにして供給されるかを説明する。図2は、給湯暖房機50の内部を示したものであり、特にシスターンとそれに接続される低温水用の往路管86と復路管96を示したものである。なお、この図2では、給湯暖房機50と接続される他の配管(高温水用往路管84等)は図示していない。
図2に示されるように、給湯暖房機50にはシスターン51が備えられている。シスターン51は、貯水タンクとして機能する。シスターン51には低温水用往路管86と低温水用復路管96の一端がそれぞれ接続されている。低温水用往路管86には低温水用ポンプ7が配設されている。低温水用ポンプ7は、制御ユニット60によって駆動制御される。具体的には、床暖房機等が使用されるときに、低温水用ポンプ7は駆動する。低温水用ポンプ7が駆動することでシスターン51の(水)温水が、低温水用往路管86、床暖房機等、低温水用復路管96を循環する。即ち、低温水用往路管86と低温水用復路管96によって、シスターン51の(水)温水が循環する経路が形成されている。また、低温水用往路管86は、バーナ38で加熱できるように配置されている。バーナ38によりシスターン51から循環する温水が加熱され、水温(本実施例では約60度)が維持される。
なお、高温水用の温水も低温水用の温水と同様にシスターン51内の温水が供給される。高温水用往路管84には高温水用ポンプ(図示省略)が配設され、さらには高温水用往路管84内の温水を加熱できるようにバーナ38が配置されている。なお、高温水としては約80度前後の温水が使用される。
【0022】
次に、図3を参照して制御ユニット60とそれに接続される各種装置の構成を説明する。図3は、制御ユニット60に各種装置が接続される様子を示したブロック図である。なお、図3には本発明を特徴付けるセンサと装置のみを示している。制御ユニット60は、発電ユニット10とユニット15の双方のユニットを構成する機器を統括的に制御する。
図3に示されるように、制御ユニット60は、CPU102とROM104とRAM106と出力ポート108と入力ポート110から構成される。これらCPU102、ROM104及びRAM106はバス109によって出力ポート108及び入力ポート110と相互に接続されている。
CPU102は、ROM104に格納された制御プログラムに従ってコージェネレーションシステム10を構成する各種装置を統括的に制御する。ROM104に格納される制御プログラムには、外気温センサTXや温度センサT1の温度に基づいて第1三方弁36の切替や第1循環ポンプ8の駆動を行なう処理や、外気温センサTXや温度センサT2の温度に基づいて第2三方弁46の切替や第2循環ポンプ6の駆動を行なう処理等を実現するためのプログラムが含まれている。RAM106は、ワークメモリとして使用されるメイン記憶素子であって、温度等の各種データや出入力信号等が各種プログラムの実行に応じて格納される。
【0023】
入力ポート110には、外気温センサTXと、温度センサT1〜T4と、流量センサVC,VHが接続されている。また、入力ポート110は、給湯暖房機50を介してリモコン85から信号を受信することができる。
外気温センサTXは、外気温を所定のデータ形式に変換して出力する。温度センサT1〜T4は、水温や熱媒温度を所定のデータ信号に変換して出力する。また、流量センサVC,VHは、それぞれが配設されている水管の流量を所定のデータ信号に変換して出力する。これらの各温度センサ、流量センサは、水温又は流量が常時測定され、その測定結果を常時出力している。
給湯暖房機50は、リモコン85を用いて使用者が設定した給湯設定温度を所定のデータ信号に変換して出力する。各センサや給湯暖房機50から出力された信号は入力ポート110で受信され、入力ポート110で受信された信号はバス109を介してCPU102、ROM104、RAM106に取り込まれる。RAM106では、各温度センサで測定された温度データや、各流量センサで測定された流量データが常時更新される(書換えられる)。
【0024】
出力ポート108には、第1三方弁36、第2三方弁46、第3三方弁98、第1循環ポンプ8、低温水用ポンプ7、第2循環ポンプ6、改質器30、燃料電池22、給湯暖房機50、ミキシングバルブ72が接続されている。
第1三方弁36、第3三方弁98は、制御ユニット60からの信号に基づいて出力口を切替える。また、第2三方弁46は、制御ユニット60からの信号に基づいて入力口を切替える。各ポンプ6,7,8は、制御ユニット60からの信号に基づいて駆動する。
改質器30は、制御ユニット60からの信号に基づいてその起動と停止を行なう。改質器30が駆動しているときには、バーナ32で加熱が行なわれる。また、改質器32は、制御ユニット60からの信号に基づいて改質器本体の駆動を行なわずにバーナ32のみ駆動させることができる。燃料電池22は、制御ユニット60からの信号に基づいて発電運転を行なう。
給湯暖房機50は、制御ユニット60からの信号に基づいて第2温水供給管76から温水を導入するように弁を開放する。この場合、給湯される温水が設定温度よりも低い場合には、バーナ38を用いて加熱を行なう。また、給湯暖房機50は、低温水(シスターン51から循環する温水)が60度より低い場合には、バーナ38を用いて低温水として用いられる温水を加熱する。さらに、給湯暖房機50は、高温水(シスターン51から循環する温水)が80度より低い場合には、バーナ38を用いて高温水として用いられる温水を加熱する。
ミキシングバルブ72は、制御ユニット60からの信号に基づいて2つの入力口の開口比率を変更する。
【0025】
次に、図4を参照して制御ユニット60が行なう処理について説明する。なお、以下で説明する処理は、本発明を特徴づける処理についてのみ説明する。従って、ミキシングバルブ72での入力口の開口比率の決定処理、決定された開口比率に従ってミキシングバルブ72を駆動する処理、給湯処理、高温水の供給処理、低温水の供給処理等については公知の処理が実施されれば良く、本明細書での説明は省略するものとする。
制御ユニット60は、燃料電池22の発電運転条件を満たすか否かを常時監視している(ステップS2)。この開始条件は、例えば貯電量が所定値以下になったときや、1日の運転開始時が決まっている場合にはその運転開始時になったとき等、種々の条件に設定することができる。発電運転条件を満たした場合(ステップS2でYESの場合)は、まず、改質器30を起動するための信号を出力する(ステップS4)。このステップS4の処理を行なうことにより改質器30が起動して改質ガスが生成される。そして改質器30のバーナ32の燃焼排ガスが熱交換器70に入力されることになる。
ステップS4の処理を行うと、次に燃料電池22に起動信号を出力することで、燃料電池22を起動する(ステップS6)。さらには、第1循環ポンプ8を起動する(ステップS8)。第1循環ポンプ8が起動すると、燃料電池22の排熱を回収する熱媒が循環し、熱交換器74に燃料電池22の排熱が入力されることになる。
【0026】
制御ユニット60は、次に第2循環ポンプ6を起動する(ステップS10)。この処理により貯湯槽44の温水が循環経路4を循環し、循環する温水が熱交換器70や熱交換器74で加熱されて昇温する。なお、このステップS10の処理を行なうときには、貯湯槽44の中央から温水が循環するようにされている。即ち、第2三方弁46の入力口が、貯湯槽44の中央から温水が循環するように設定されている。これは、以下の理由による。
貯湯槽44内の熱量を有効に利用するためには貯湯槽44から給湯暖房機50に高温の温水を供給しなければならない。このために、第1温水供給管52が接続される貯湯槽44の上部は高温に保つ必要がある。また、貯湯槽44内の蓄熱量が少ない場合には貯湯槽44の下部の水温が低い。このため、貯湯槽44内の温水の昇温が不充分になってしまう。このような事態が生じると、貯湯槽44の温水を高温に維持することができない。このため、燃料電池22の発電運転開始当初は、温水を貯湯槽44の中央から循環させることで、貯湯槽44の上部の温水を効率よく昇温させることにしている。
【0027】
次に、制御ユニット60は、燃料電池22の発電運転の停止条件を満たしたかについてを常時監視する(ステップS12)。ステップS12では、例えば、所定の貯電量に達したときや、予め設定された運転時間が終了したときに等にYESとされる。停止条件を満たしたとき(ステップS12でYESの場合)は、改質器30、燃料電池22、第1循環ポンプ8、第2循環ポンプ6のすべてを停止させる。具体的には、駆動を停止するための信号をすべての装置に対して出力する(ステップS20)。
一方、このステップS12でNOの場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、燃料電池22が運転を開始してから所定時間経過したか否かが判別される(ステップ14)。ここでNOと判別されると、ステップS12に戻り、再び停止条件を満たしたか否かが判別される。所定時間経過した場合(ステップS14でYESの場合)には、第2三方弁46の入力口を切替える(ステップS16)。具体的には、入力口を切替える信号を第2三方弁46に対して出力する。燃料電池22の発電時間が長くなると、それだけ発電ユニット20で生じる排熱も多くなる。このため、排熱を用いて貯湯槽44の温水全体を充分に昇温させることができる。貯湯槽44の上部の温水のみならず下部の温水をも昇温させるためにステップS16の処理を行なう。
なお、所定時間経過したか否かを基準とするのではなく、温度センサT2での測定温度に基づいて第2三方弁46を切換えるようにしても良い。この場合、例えば温度センサT2での測定温度が40度以下の場合には貯湯槽44の中央から温水が循環するようにし、測定温度が40度以上の場合には貯湯槽44の下部から温水が循環するようにしても良い。
ステップS16で第2三方弁46の切替を行なうと、制御ユニット60は燃料電池22の発電運転の停止条件を満たすか否かを判別する(ステップS18)。このステップS18では、上述のステップS12と同様に、例えば所定の貯電量に達したとき等にYESとされる。このステップS18でNOの場合は、発電運転の停止条件を満たすまでその監視を続ける。停止条件を満たした場合(ステップS18でYESの場合には、改質器30、燃料電池22等を停止させる(ステップS20)
【0028】
また、制御ユニット60は、燃料電池22の運転条件を満たさないとき(即ち発電運転を行なっていないとき;ステップS2でNOの場合)は、凍結防止処理を行なう(ステップS22)。図5を参照してステップS22の凍結防止処理について説明する。
凍結防止処理では、制御ユニット60は、まず外気温が3度以下であるか否かを判別する(ステップS30)。この処理は、外気温センサTXから受信している外気温データが3度以下になった場合にYESとされる。外気温が3度以下の場合(ステップS30でYESの場合)には、第2循環ポンプ6を起動する(ステップS32)。即ち、第2循環ポンプ6を強制的に駆動する。このステップS32の処理を行なうことにより、貯湯槽44の温水(燃料電池22が長時間運転しなかった場合には冷水になっている可能性がある)が循環経路4を循環し、循環経路4の凍結が防止される。なお、このステップS32では、第2循環ポンプ6を最小能力(本実施例では1200rpm)で駆動させる。消費電力を抑えるためである。
ステップS32の処理を行なうと、次に外気温が1度以下になったか否かを監視する(ステップS34)。外気温が1度以下になった場合(ステップS34でYESの場合)は、第2循環ポンプ6の回転数を上げる(ステップS36)。具体的には1800rpmに回転数を上げる。外気温が1度以下になると、循環経路4の凍結の可能性が高くなるので、第2循環ポンプ6の回転数を上げて循環経路4内の流動速度を上げる。
【0029】
第2循環ポンプ6の回転数を上げた場合、又は、外気温が1度以上ある場合(ステップS34でNOの場合)は、外気温が3度以上になったか否かを監視する(ステップS38)。外気温が3度以上になった場合(ステップS38でYESの場合)は、第2循環ポンプ6を停止させて凍結防止処理を終了する(ステップS46)。外気温が3度以上であると循環経路4の凍結の可能性がほぼなくなるからである。
外気温が3度以上ではない場合(ステップS38でNOの場合)は、次に循環経路4の水温を監視し、その水温が1度以下かを判別する(ステップS40)。このステップS40の処理は、温度センサT2から受信している温度データが1度以下になった場合にYESとされる。循環経路4の水温が1度以下の場合(ステップS40でYESの場合)には、改質器30のバーナ32を起動する(ステップS42)。即ち、改質器30のバーナ32を強制的に駆動する。具体的には、バーナ32を起動するように改質器30に対して信号を出力する。このステップS42の処理を行うことによって、バーナ32の燃焼排ガスが熱交換器70に入力し、熱交換器70によって循環経路4の水が加熱されることになる。このために、循環経路4(貯湯槽44)の凍結が防止される。また、循環経路4の水温が1度以上であるならば(ステップS40でNOの場合)、ステップS38に戻り再び外気温を監視する。
改質器30のバーナ32を駆動すると、循環経路4の水温が5度まで上昇したか否かが監視される(ステップS44)。水温が5度まで上昇した場合(ステップS44でYESの場合)には、循環経路4がしばらく凍結する可能性はないものとして第2循環ポンプ6、改質器30のバーナ32を停止し、凍結防止処理を終了する(ステップS46)。
なお、第2循環ポンプ6を停止した後に所定のタイマーをスタートし、タイマーが所定時間に達した場合に再び第2循環ポンプ6を起動するような形態を採用しても良い。また、第2循環ポンプ6をステップS46で停止させずに第2循環ポンプ6がしばらくの間駆動するような形態を採用しても良い。両形態ともに循環経路4の凍結を効果的に防止することができる。
ステップS46の処理を行なった場合、又は、ステップS30でNOと判別された場合には、上述のステップS2に戻って燃料電池22の発電運転条件を満たすか否かを再び監視する。
なお、上述の凍結防止処理が行なわれているときに、燃料電池22の運転条件が満たされた場合には、すべての凍結防止処理を終了し、ステップS4からの処理を行なう。燃料電池22が発電運転を始めると、第2循環ポンプ6が駆動し、さらに発電ユニット20の排熱で循環経路4の水が加熱されるために、凍結防止処理を行なう必要がないからである。
【0030】
上記した第1実施例に係るコージェネレーションシステム10では、外気温に基づいて第2循環ポンプ6が強制的に駆動される。このため、貯湯槽44の温水が循環して循環経路4の凍結が防止される。また、長時間燃料電池22が停止し、貯湯槽44が冷水になっていたとしても、循環経路4を水が流動するので凍結を防止することができる。
また、極寒状態等で第2循環ポンプ6を駆動するだけでは循環経路4の凍結を防止できない場合であっても、循環経路4の水温が1度以下になれば改質器30のバーナ32が強制的に駆動される。このため、バーナ32の排熱が熱交換器70に入力し、熱交換器70によって循環経路4の水が加熱される。このために、循環経路4の凍結を防止することができる。
このコージェネレーションシステム10では、新たな機器等が付加されることなく、従来から備えられる第2循環ポンプ6や改質器30に内蔵されているバーナ32を利用して循環経路4の凍結が防止されている。
【0031】
(第2実施例)次に本発明の第2実施例について説明する。第2実施例に係るコージェネレーションシステムは、そのハード構成は第1実施例と同様である。しかしながら、第2実施例では、制御ユニット60が行なう凍結防止処理が第1実施例の凍結防止処理と異なる。以下では、第1実施例と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
【0032】
図6を参照して第2実施例の制御ユニット60が行なう凍結防止処理について説明する。なお、図6おけるステップS60〜S70までの処理は、上述した図5のステップS30〜S40までの処理と同様である。従って、以下ではステップS60〜S70までの処理の説明を省略し、ステップS72の処理から説明を行なう。
制御ユニット60は、循環経路4の水温が1度以下になった場合(ステップ70でYESの場合)は、第3三方弁98を切替る(ステップS72)。詳しくは、低温水用復路96の温水が、熱交換器80を介して給湯暖房機50に戻るように第3三方弁98の出力口を切替える。このステップS72の処理を行なうことにより、低温水用復路管96の温水が熱交換器80を通過するようになる。このために、循環経路4の水が、低温水用復路管96の温水と熱交換して加熱される。ただし、この熱交換はシスターン51から低温水が循環していなければ行なうことができないために、次のステップS74の判別が行なわれる。即ち、ステップS74では、低温水用ポンプ7が駆動しているか否かが判別される。このステップS74でNOの場合には、低温水用ポンプ7を起動し、さらには、給湯暖房機50のバーナ38を起動する(ステップS76)。これにより低温水が循環することになり、熱交換器80に低温水が入力されることになる。
低温水用ポンプ7等を起動した場合、又は、すでにそれらが駆動していた場合(ステップS74でYESの場合)には、循環経路4の水温が5度に達したか否かが判別される(ステップS78)。5度に達した場合(ステップS78でYESの場合)には、第2循環ポンプ6を停止し、さらに第3三方弁98の出力口を再び切替える(ステップS80)。即ち、低温水用復路管96の温水が、熱交換器80を介さずに給湯暖房機50に戻るように第3三方弁98の出力口を切替える。なお、このステップS80の処理では、低温水を用いた床暖房機等が駆動していない場合には、さらに給湯暖房機50のバーナ38を停止し、低温水用ポンプ7を停止する。
【0033】
上記した第2実施例に係るコージェネレーションシステム10では、熱交換器80を用いて循環経路4の水を加熱することでその凍結を防止する。給湯暖房機50にバーナ38は必須の構成であり、新たな加熱機器を付加することなく循環経路4の凍結を防止することができる。
【0034】
(第3実施例)次に本発明の第3実施例について説明する。第3実施例に係るコージェネレーションシステムは、そのハード構成は上記した各実施例と同様である。しかしながら、第3実施例では、熱媒循環経路24の凍結が防止される点で上記各実施例と異なる。以下では、上記した各実施例と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
まず、図7を参照して第3実施例の発電ユニット20の構成について説明する。本実施例の発電ユニット10には交換器71が配設されている。熱媒循環経路24は、熱交換器71を通過するように配置されている。また、改質器30から伸びる燃焼排ガスのガス管34が、途中で分岐している。分岐したガス管34aは、熱交換器71を通過している。この構成により、改質器30のバーナ32の燃焼排ガスが熱交換器71に入力することになる。
【0035】
次に、図8を参照して本実施例の制御ユニット60の行なう処理について説明する。制御ユニット60は、燃料電池22の運転条件を満たすか否かを判別し(ステップS90)、満たす場合(ステップS90でYESの場合)には燃料電池22の発電処理を行なう(ステップS92)。この処理は、上記した第1実施例のステップS4からS20までの処理を行う(図4参照)。
一方、運転条件を満たさない場合(ステップS90でNOの場合)には、熱媒循環経路24の凍結防止処理(ステップS94)と、循環経路4の凍結防止処理(ステップS96)を行なう。ステップS96の凍結防止処理は、第1実施例で説明した凍結防止処理と同様の処理を行う(図5参照)。ステップS94の熱媒循環経路24の凍結防止処理は、次のようにして行なわれる。
【0036】
図9を参照して熱媒循環経路24の凍結防止処理について説明する。まず、制御ユニット60によって外気温が3度より大きいか否かが判別される(ステップS100)。このステップS100でNOと判別されると、ステップS90に戻り燃料電池22の運転条件を満たすか否かが判別される。
一方、外気温が3度より小さい場合(ステップS100でYESの場合)は、第1循環ポンプ8を起動する(ステップS102)。即ち、第1循環ポンプ8を強制的に駆動する。具体的には、起動信号を第1循環ポンプ8に対して出力する。ステップS102の処理を行なうことで、熱媒が熱媒循環経路24を循環する。このために、第1循環ポンプ8が停止していて熱媒が静止しているよりも凍結し難くなる。さらに、熱媒循環経路24の水温(本実施例の熱媒は蒸留水である)が1度以下か否かが判別される(ステップS104)。この処理は、温度センサT1から受信する温度データが1度以下の場合にYESとされ、1度より大きい場合にNOとされる。ステップS104でNOとされた場合には、外気温が3度以上になったか否かを監視する(ステップS106)。外気温が3度以上になった場合(ステップS106でYESの場合)には、第1循環ポンプ8を停止して熱媒循環経路24の凍結防止処理を終了する(ステップS112)。また、外気温が3度以上でないならば(ステップS106でNOの場合)、ステップS104に戻り再び熱媒の温度(水温)を監視する。
ステップS104でYES、即ち水温が1度より小さいならば、改質器30のバーナ32を起動する(ステップS108)。即ち、改質器30に内蔵されているバーナ32を強制駆動する。ステップS108の処理を行なうことによりバーナ32の燃焼排ガスが熱交換器71に入力し、熱交換器71によって熱媒が加熱されることになる。このため、熱媒循環経路24の凍結を防止することができる。ステップS108の処理を行うと、次に熱媒循環経路24の水温が5度以上になったかを確認する(ステップS110)。5度以上になったならば(ステップS110でYESの場合)、しばらく凍結はしないと判断して第1循環ポンプ8を停止し、さらに改質器30のバーナ32を停止する(ステップS112)。
【0037】
第3実施例に係るコージェネレーションシステム10では、外気温が所定温度以下になると第1循環ポンプ8を駆動することで熱媒循環経路24の凍結が防止される。また、第1循環ポンプ8を駆動するだけでは凍結を防止できない場合には、改質器30のバーナ32を駆動し、その燃焼排ガスを用いて熱媒を加熱する。これにより熱媒循環経路24の凍結を完全に防止することができる。
【0038】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
上記した第2実施例では、低温水用復路管96の温水と熱交換することで循環経路4の凍結を防止したが、高温水用復路管92の温水と熱交換するようにしても良い。また、各往路管84,86の温水と熱交換するようにしても良い。このようにしても循環経路4の凍結を防止することができる。
【0039】
また、貯湯槽44がない構成にし、発電ユニット10の排熱で加熱された温水が、給湯暖房機50のシスターン51で貯められる構成にしても良い。
さらには、第1実施例の凍結防止処理において、外気温に基づいて改質器30のバーナ32を起動させる水温を変えても良い。本実施例では、水温が1度以下になるとバーナ32を起動させている。これを例えば、(1)外気温が3度〜0度の場合は水温が1度でバーナ32を起動し、(2)外気温が0度〜マイナス5度の場合は水温が2度でバーナ32を起動し、(3)外気温がマイナス5度〜マイナス15度の場合は水温が3度でバーナ32を起動する、といった制御を行なっても良い。外気温が低くなる程循環経路4の凍結の可能性が大きくなるので、それに合わせてバーナ32を起動するのである。なお、これと同様に、第2実施例の凍結防止処理において、第3三方弁98の切替えが行なわれる水温を外気温に応じて変更させても良い。また同様に、第3実施例の熱媒循環経路24の凍結防止処理において、改質器30のバーナ32を起動させる熱媒温度を外気温に応じて変更させても良い。
なお、第2実施例において、低温水用往路管86の温水温度が低いときには熱交換器80によって循環経路4を効果的に加熱することができない。このため、低温水用往路管86の温水温度が所定温度以下になった場合には、バーナ38を強制的に駆動して低温水を昇温させることが好ましい。
また、第1実施例で循環経路4の水温が5度以上になると凍結防止処理を終了しているが、所定時間経過後に再度第2循環ポンプ6と改質器30のバーナ32が自動的に起動されるようにしても良い。これは例えばインターバルタイマーを用いて行なうことができる。このようにすると、再び循環経路4の水温が低下する場合であっても自動的に凍結防止処理が行なわれることになる。第2実施例、第3実施例の凍結防止処理でも同様に行なうことができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るコージェネレーションシステムの概略構成図である。
【図2】 給湯暖房機の内部の概略構成図である。
【図3】 制御ユニットとその周辺のブロック図である。
【図4】 制御ユニットで実施される処理のフローチャートである。
【図5】 制御ユニットで実施される凍結防止処理のフローチャートである。
【図6】 制御ユニットで実施される凍結防止処理のフローチャートである(第2実施例)。
【図7】 第3実施例の発電ユニット周辺の概略構成図である。
【図8】 制御ユニットで実施される処理のフローチャートである(第3実施例)。
【図9】 制御ユニットで実施される凍結防止処理のフローチャートである(第3実施例)。
【符号の説明】
6・・第2循環ポンプ
8・・第1循環ポンプ
10・・コージェネレーションシステム
20・・発電ユニット
44・・貯湯槽
50・・給湯暖房機
60・・制御ユニット

Claims (5)

  1. 発電ユニットと、
    発電ユニットの排熱を利用して温水に加熱する加熱手段と、
    加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯槽と、
    貯湯槽内の温水を設定温度に調温して温水使用箇所に供給する温水供給手段と、
    前記加熱手段と前記貯湯槽の間に設けられているとともに前記貯湯槽内の温水を前記加熱手段に送って前記貯湯槽に戻す第1循環経路と、
    その第1循環経路内の温水を循環させるポンプと、
    発電ユニットが運転停止中であって外気温が第1所定温度以下のときに前記ポンプを強制駆動するポンプ制御装置とを備え
    前記ポンプ制御装置は、外気温が前記第1所定温度よりも低い第2所定温度以下のときに前記ポンプの回転数を上げることを特徴とするコージェネレーションシステム。
  2. 前記発電ユニットが運転停止中であり、外気温が前記第1所定温度以下であり、かつ前記第1循環経路内の水温が第3所定温度以下のときに、発電ユニットに内蔵されている加熱器を強制駆動する発電ユニット制御手段が付加されていることを特徴とする請求項1に記載のコージェネレーションシステム。
  3. 発電ユニットと、
    発電ユニットの排熱を利用して温水に加熱する加熱手段と、
    加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯槽と、
    貯湯槽内の温水を設定温度に調温して温水使用箇所に供給する温水供給手段と、
    前記加熱手段と前記貯湯槽の間に設けられているとともに前記貯湯槽内の温水を前記加熱手段に送って前記貯湯槽に戻す第1循環経路と、
    その第1循環経路内の温水を循環させるポンプと、
    発電ユニットが運転停止中であって外気温が第1所定温度以下のときに前記ポンプを強制駆動するポンプ制御装置とを備え、
    前記温水供給手段と前記温水使用箇所との間に、温水を温水供給手段から温水使用箇所に送って温水供給手段に戻す第2循環経路が形成されており、
    第1循環経路と第2循環経路の間には第1熱交換器が設けられており、
    第2循環経路は、温水使用箇所で使用された後の温水が、前記第1熱交換器を通過して温水供給手段に戻る経路と、前記第1熱交換器をバイパスして温水供給手段に戻る経路とを有することを特徴とするコージェネレーションシステム。
  4. 前記第2循環経路内の水温が第4所定温度以下のときに、前記第2循環経路内の温水を加熱する加熱器が強制駆動されることを特徴とする請求項3に記載のコージェネレーションシステム。
  5. 発電ユニットと、
    発電ユニットの排熱を利用して温水に加熱する加熱手段と、
    加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯槽と、
    貯湯槽内の温水を設定温度に調温して温水使用箇所に供給する温水供給手段と、
    前記加熱手段と前記貯湯槽の間に設けられているとともに前記貯湯槽内の温水を前記加熱手段に送って前記貯湯槽に戻す第1循環経路と、
    その第1循環経路内の温水を循環させるポンプと、
    発電ユニットが運転停止中であって外気温が第1所定温度以下のときに前記ポンプを強制駆動するポンプ制御装置とを備え、
    前記発電ユニットが、燃料電池と、改質ガスを生成する改質器を有しており、
    前記加熱手段は、燃料電池で生じた排熱を回収する熱媒の循環経路と第1循環経路との間に設けられた第2熱交換器を有しており、
    前記発電ユニットが運転停止中であって外気温が第5所定温度以下のときに、前記熱媒を循環させるポンプを強制駆動するとともに、前記発電ユニットが運転停止中であり、外気温が第5所定温度以下であり、かつ熱媒循環経路内の熱媒温度が第6所定温度以下のときに、前記改質器に内蔵されている加熱器を強制駆動する発電ユニット制御手段が付加さ れていることを特徴とするコージェネレーションシステム。
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