JP3856691B2 - 観察装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手術用顕微鏡装置、スリットランプ装置等の観察装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図1に示すような観察装置としての手術用顕微鏡装置が知られている。その図1において、1は支持ポスト、2は支持アーム、3は支持アームの先端部に装着された手術用顕微鏡取り付け用のブラケットである。
【0003】
その支持アーム2はL字状アーム4と揺動アーム5とから構成されている。L字状アーム4は支持アーム2の上端部に水平回動操作可能に装着されている。揺動アーム5はその内部に配設されたスプリングで上方にバネ付勢されている。
【0004】
揺動アーム5の先端部には水平回動可能に保持されかつ下方に延びるアーム6が設けられている。ブラケット3はそのアーム6に取り付けられている。
【0005】
そのブラケット3に手術用顕微鏡10が取り付けられている。その手術用顕微鏡10は鏡筒11を有する。この鏡筒11内には観察光学系が設けられている。この鏡筒11には接眼レンズ鏡筒11’が設けられている。
【0006】
その手術用顕微鏡10の光学系は、例えば、図2に示すような照明光学系12、観察光学系13を有する。その照明光学系12は、照明光源14、集光レンズ15、照明野絞り16、コリメータレンズ17、プリズム18からなっている。18bはそのプリズム18の反射面である。その照明光源14の照明光は、集光レンズ15、照明野絞り16、コリメータレンズ17、プリズム14を経由して、観察光学系13と共用の対物レンズ19に導かれ、例えば、手術眼Eの眼底Erに導かれ、これにより眼底Erが照明される。なお、Eaは手術眼の瞳孔、Ebは虹彩、Ecは角膜である。
【0007】
観察光学系13は、図3に示すように、右観察光学系13a、左観察光学系13bから構成されている。右観察光学系13aは、レンズ20a、20b、20cからなる変倍レンズ系(ズームレンズ系)20、ビームスプリッタ21、結像レンズ22、像正立プリズム23、眼幅調整プリズム24、視野絞り25、接眼レンズ26を有する。なお、2a1は入射瞳、26aはアイポイントである。
【0008】
左観察光学系13bは、同様に、レンズ30a、30b、30cからなる変倍レンズ系(ズームレンズ系)30、ビームスプリッタ31、結像レンズ32、像正立プリズム33、眼福調整プリズム34、視野絞り35、接眼レンズ36を有する。なお、2b1は入射瞳、36aはアイポイントである。
【0009】
被検眼Eの眼底Erからの反射光は、両観察光学系13a、13bの対物レンズ19から接眼レンズ26、36までの光学部材を経由して術者の眼に導かれ、術者はこれによって眼底Erを観察する。眼底Erからの反射光の一部は、ビームスプリッタ21、31によって反射され、助手用の補助観察光学系40、TV撮像系50に導かれる。
【0010】
その図2において、41、51は結像レンズ、42,52は反射ミラー、43は接眼レンズ、53はTVカメラである。そのTVカメラ53は受像手段53aとしてのCCD撮像素子を有する。
【0011】
照明光学系12の射出瞳18aは、図4に示すように、両観察光学系13a、13bの観察光路2a2、2b2に近接して配置され、その図4において、Oは対物レンズ19の光軸、O1は左観察光学系13aの観察光軸、O2は右観察光学系の観察光軸である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の手術顕微鏡装置を用いて、眼底周辺を観察したい場合がある。このような場合には、図5に示すように被検者Eの角膜Ecにプリズム60をあてがって、眼底Erの周辺部Er’を観察するようにしている。その図5では、頂角θ(例えば45度)のプリズム60が角膜Ecにあてがわれている。
【0013】
このようにプリズム60を角膜Ecにあてがうと、対物レンズ19の光軸O、照明光学系12の照明光軸O’、両観察光学系13a、13bの観察光軸O1、O2が屈折されるので、眼底周辺部Er’が観察される。そのプリズム60の頂角θとして適宜異なるものを用いれば、眼底周辺部Er’の観察部位を適宜変更できる。
【0014】
しかしながら、プリズム60を用いて眼底周辺部Er’を観察するので、光の屈折分散作用によって、非点収差、色収差が生じる。図6は手術眼Ecにプリズム60をあてがっていない状態での非点収差を模式的に描いた図であって、横軸は合焦位置を原点として、前後にデフォーカスしたときのデフォーカス量を示している。縦軸は各デフォーカス量位置での点像Qの大きさと形状を示している。プリズム60を角膜Ecにあてがっていないときには、合焦状態からデフォーカス量が大きくなったとしても、点像Qはほぼ円形を保ったままである。これに対して、図7は手術眼にプリズム60をあてがった状態での非点収差を模式的に描いた図であって、前後にデフォーカスしたときのデフォーカス量を示している。縦軸は各デフォーカス量位置での点像の大きさと形状を示している。
【0015】
プリズム60を角膜Ecにあてがったときには、円形となる点像Qの位置が合焦位置からずれ、かつ、合焦位置前側から合焦位置後側に合焦状態が変化するに伴って縦長の楕円形の状態から最小円を経由して横長の楕円形を呈する状態になるという非点収差が生じる。
【0016】
また、図8は手術眼にプリズムをあてがっていない状態での非点収差、色収差を模式的に描いた図であって、横軸は合焦位置を原点として、前後にデフォーカスしたときのデフォーカス量を示している。縦軸は各デフォーカス量位置での点像Qの大きさと形状を示している。プリズム60を角膜Ecにあてがっていないときには、合焦状態からデフォーカス量が大きくなったとしても、点像Qはほぼ円形を保ったままである。また、R、G、Bに分離した色収差もほとんど見られない。デフォーカス量が大きくなるに伴ってわずかに見られるのみであり、合焦位置では観察にほとんど支障がない。
【0017】
これに対して、図9は手術眼Ecにプリズム60をあてがった状態での非点収差、色収差を模式的に描いた図であって、横軸は合焦位置を原点として、前後にデフォーカスしたときのデフォーカス量を示している。縦軸は各デフォーカス量位置での点像Qの大きさと形状を示している。プリズム60を角膜Ecにあてがったときには、円形となる点像Qの位置が合焦位置からずれ、かつ、合焦位置前側から合焦位置後側に合焦状態が変化するに伴って縦長の楕円形の状態から最小円を経由して横長の楕円形を呈する状態になるという非点収差が生じる。また、同時に、合焦位置でもプリズム60の屈折作用によって色収差が生じている。ここでは、R、G、Bの三色を用いて、色収差が模式的に描かれており、色が分離する方向は、プリズム60の屈折力の方向であり、ここでは、縦軸方向である。
【0018】
このように、色収差が生じていると、図10に示すように、非点収差を除去したとしても、色収差が残ることになる。
【0019】
このような非点収差、色収差があると、プリズム60を手術眼Eの角膜Cにあてがって眼底周辺部Er’を観察したときに、眼底像が歪みかつ色が分離して見え、シャープな眼底周辺部Erの像を見ることができず、眼底周辺部Er’の手術をしにくい。
【0020】
特に、眼内レンズ(IOL)が組み入れられた手術眼を手術する場合には、その非点収差、色収差の影響が大きく、シャープな眼底周辺部Er’を観察し難いという不都合がある。
【0021】
更に、プリズム60を手術眼Eの角膜にあてがって、レーザ光による眼底の凝固治療を行うときにも非点収差が生じる。
【0022】
そこで、本発明の第1の目的は、非点収差を除去することのできる観察装置を提供することにある。
【0023】
本発明の第2の目的は、色収差を除去することのできる観察装置を提供することにある。
【0024】
本発明の第3の目的は、眼底治療を行う観察装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の観察装置は、対物レンズから接眼レンズに至るまでの間の観察光学系の観察光路に変倍レンズ系と結像レンズとを有し、前記対物レンズから前記変倍レンズ系に至るまでの間が手術眼の眼底からの反射光を平行光束として前記変倍レンズ系にリレーする観察光路となっていると共に、前記変倍レンズ系から前記結像レンズに至るまでの間が前記変倍レンズを通して得られた反射光束を前記結像レンズに平行光束としてリレーする観察光路となっている観察装置において、前記手術眼にプリズムをあてがったときに生じる非点収差のパワーを打ち消す非点収差打ち消し用光学素子が観察光路の観察光軸を中心に互いに相対回転可能な一対のバリアブルシリンダレンズからなり、該バリアブルシリンダレンズが前記対物レンズから前記接眼レンズに至るまでの間の観察光学系の観察光路のいずれかの箇所に設けられ、前記観察光学系に、前記対物レンズを介して前記眼底にパターン像を投影する投影光学系が設けられると共に、前記眼底からの反射光を受像する受像手段が設けられたことを特徴とする。
【0029】
請求項に記載の観察装置は、請求項1に記載の観察装置において、観察倍率に応じて変動し得る非点収差を補正可能な非点収差補正量自動変更手段を有し、該非点収差補正量自動変更手段は、前記バリアブルシリンダレンズを回転駆動させるバリアブルシリンダレンズ回転駆動手段を備え、該バリアブルシリンダレンズ駆動手段は、前記非点収差を打ち消すために該非点収差の補正量に基づいて前記バリアブルシリンダレンズを前記観察光軸を中心に相対回転させて、そのパワーを変更することを特徴とする。
【0031】
請求項3に記載の観察装置は、請求項2に記載の観察装置において、記受像手段は画像処理装置に接続され、前記非点収差補正量変更手段は、前記受像手段に受像されたパターン像を前記画像処理装置により解析することに基づいて前記非点収差の補正量を演算し、その演算結果に基づいて前記バリアブルシリンダレンズ回転駆動手段により前記バリアブルシリンダレンズを回転駆動させることを特徴とする。
【0032】
請求項に記載の観察装置は、請求項2に記載の観察装置において、前記非点収差補正量自動変更手段は、基準の頂角を有するプリズムでの各観察倍率に対する非点収差の補正量を記憶するメモリを備え、前記基準の頂角を有するプリズムとは異なる頂角を有するプリズムのある観察倍率に対する補正量を一旦決定後、他の観察倍率に対する補正量を前記メモリに記憶されている補正量に基づいて補正することを特徴とする。
【0033】
請求項5に記載の観察装置は、請求項1に記載の観察装置において、前記観察光学系の観察光路のいずれかの個所に、前記手術眼に前記プリズムをあてがったときに生じる色収差を打ち消す方向にパワーを有する色消し光学素子が設けられていることを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図11、図12は本発明に係わる観察装置の光学系を示す説明図である。この図11、図12において、図2、図3に示した構成要素と同一構成要素については、同一符号を付して説明することとし、異なる構成要素について重点的に説明することとする。
【0040】
両観察光学系13a、13bは対物レンズ19から変倍レンズ系20(30)に至るまでの間が眼底Erからの反射光を平行光束として変倍レンズ系20(30)にリレーする観察光路となっており、変倍レンズ20(30)から結像レンズ22(32)に至るまでの間が、変倍レンズ20(30)を通して得られた反射光を結像レンズ22(32)に平行光束としてリレーする観察光路となっている。なお、26(36)は接眼レンズである。
【0041】
ここでは、手術眼Eの角膜Ecにコンタクトプリズム60をあてがったときに生じる非点収差のパワーを打ち消す非点収差打ち消し用光学素子61が変倍レンズ系20(30)と結像レンズ22(32)との間に設けられている。
【0042】
その非点収差打ち消し用光学素子61は、図13、図14に示すように一対のバリアブルシリンダーレンズ61A、61Bから構成されている。バリアブルシリンダーレンズ61Aは凸のシリンダーレンズから構成され、バリアブルシリンダーレンズ61Bは凹のシリンダーレンズから構成されている。
【0043】
バリアブルシリンダーレンズ61Aの母線軸61Cとバリアブルシリンダー61Bの母線軸61Dとが平行な場合、そのパワーは0ディオプターであり、バリアブルシリンダーレンズ61Aの母線軸61Cとバリアブルシリンダー61Bの母線軸61Dとが直交する場合、そのパワーが最大となる。
【0044】
このバリアブルシリンダーレンズ61A、61Bは観察光軸O1、O2の回りに一体回転可能であると共に相対回転可能とされている。バリアブルシリンダーレンズ61A、61Bを観察光軸O1、O2の回りに一体回転させると、コンタクトプリズム60の手術眼Eへのあてがい方によって生じる非点収差の方位に非点収差打ち消し用光学素子61を対応させることができ、その非点収差打ち消し用光学素子61の方位を固定した状態で、バリアブルシリンダーレンズ61Aとバリアブルシリンダーレンズ61Bとのいずれか一方を相対回転させて、非点収差打ち消し用光学素子61のパワーを適宜変更すると、コンタクトプリズム60を手術眼Eにあてがったときに生じる非点収差を打ち消すことができる。
【0045】
図15はその一例を模型眼を使って説明したものであり、この図15において、62は模型眼の眼底相当部、63は角膜相当部であり、角膜相当部63に頂角θが45度のコンタクトレンズ60をあてがった状態が示されている。その対物レンズ19の焦点距離fは200mm、結像レンズ22(32)の焦点距離fは170mm、変倍レンズ系20(30)による観察倍率は4.2倍であり、この観察倍率4.2倍のときの非点収差を打ち消すときの非点収差打ち消し用光学素子61のパワーは−0.017ディオプターであった。
【0046】
この非点収差打ち消し用光学素子61を用いないときには、図7を用いて説明したように非点収差が生じるが、この非点収差打ち消し用光学素子61を用いて非点収差を打ち消す方向にパワーを設定すると、図6に示すように非点収差を打ち消すことができる。
【0047】
その観察倍率を6.3倍とすると、非点収差打ち消し用光学素子61のパワーは−0.043ディオプターであり、同様に観察倍率を10.5倍としたときの非点収差打ち消し用光学素子61のパワーは−0.11ディオプターであり、同様に観察倍率を16倍としたときの非点収差打ち消し用光学素子61のパワーは−0.284ディオプターであり、観察倍率を21倍としたときの非点収差打ち消し用光学素子61のパワーは−0.445ディオプターである。
【0048】
図16は本発明に係わる観察装置の変形例を示し、この変形例では、非点収差打ち消し用光学素子61を対物レンズ19と変倍レンズ系20(30)との間に設けたものである。
【0049】
このように、非点収差打ち消し用光学素子61を対物レンズ19と変倍レンズ系20(30)との間で眼底Erからの反射光束を平行にリレーする箇所に設けると、観察倍率の変更に応じて非点収差打ち消し用光学素子61のパワーを変更しなくとも、変倍のいかんにかかわらず非点収差を打ち消すことができるので、操作上便利である。
【0050】
また、非点収差打ち消し用光学素子を対物レンズ19と変倍レンズ系20(30)との間で眼底Erからの反射光束を平行にリレーする箇所、又は、変倍レンズ系20(30)を通して得られた反射光束を結像レンズ22(33)に平行にリレーする箇所に設けると、一対のバリアブルシリンダーレンズ61A、61Bの間隔に左右されずに非点収差を打ち消すことができるので、打ち消し補正を容易に行うことができるが、対物レンズ19から接眼レンズ26(36)に至るまでの観察光学系の観察光路へのいずれの箇所に配設しても良い。
(実施例2)
図17は本発明の観察装置の第2実施例を示す光学系の説明図であって、この観察装置は、画像処理装置64と、非点収差補正量自動変更手段の一部を構成するバリアブルシリンダレンズ回転駆動手段65とを備えている。バリアブルシリンダレンズ回転駆動手段65は、例えばステッピングモータを備えている。TVカメラ53の受像出力は画像処理装置64に入力され、画像データはモニターTV66に出力される。画像処理装置64は非点収差を補正するための解析プログラムを有する。
【0051】
モニターTV66の画面66Aには図18に示すように眼底周辺部Er’の眼底像Er”が表示される。非点収差が生じていると、模式的に示すように、画像の流れ67が生じる。例えば、血管68の輪郭線の像が流れて見える。画像処理装置64はその血管68の像を抽出し、バリアブルシリンダレンズ駆動手段65に駆動信号を出力する。バリアブルシリンダレンズ駆動手段65は、その輪郭線の流れに対応する方位にバリアブルシリンダレンズ61A、61Bを一体回転させる。
【0052】
次いで、その方位に一対のバリアブルシリンダレンズ61A、61Bの一方の母線軸を固定し、バリアブルシリンダレンズ駆動手段65は、他方のバリアブルシリンダレンズ61A、61Bをその輪郭線の像の流れの大きさに対応して相対回転させ、これにより、非点収差打ち消し用光学素子61は、非点収差を打ち消すパワーを有するディオプターに設定される。すると、図19に示すように、例えば、血管68の輪郭線の像の流れの大きさが小さくなる。図19に示すように、非点収差が残存する眼底像が得られた場合には、画像処理装置64は、再度、その血管68の像を抽出し、バリアブルシリンダレンズ駆動手段65に駆動信号を出力する。バリアブルシリンダレンズ駆動手段65は、再度その輪郭線の像の流れの大きさに対応してバリアブルシリンダレンズを観察光軸を中心に相対回転させ、非点収差を打ち消すパワーを有するディオプターを設定する。
【0053】
非点収差補正量自動変更手段は、その非点収差が所定量以下となるまで、一対のバリアブルシリンダレンズ61A、61Bを相対回転駆動する。
【0054】
この第2実施例によれば、コンタクトプリズム60として頂角θの異なるものを用いて、眼底周辺部Er’の観察部位を変更したときでも、自動的に非点収差を補正でき、シャープな眼底周辺部Er’の画像が得られる。
(実施例3)
図20は本発明の観察装置の第3実施例を示す光学系の説明図であって、ここでは、この観察装置は、メモリ29を備えている。
【0055】
そのメモリ29には、例えば角膜相当部63に頂角θが45度のコンタクトプリズム60をあてがったときでかつ観察倍率を4.2倍としたときに非点収差打ち消し用光学素子61が必要とするパワー量−0.017ディオプター、観察倍率を6.3倍としたときに非点収差打ち消し用光学素子61が必要とするパワー量−0.043ディオプター量、観察倍率を10.5倍としたときに非点収差打ち消し用光学素子61が必要とするパワー量−0.11ディオプター、観察倍率を10.5倍としたときに非点収差打ち消し用光学素子61が必要とするパワー量0.284ディオプター、観察倍率を21倍としたときに非点収差打ち消し用光学素子61が必要とするパワー量−0.445ディオプターが補正値として保存されている。
【0056】
ここでは、そのメモリ69に保存されている補正値を基準の頂角θを有するコンタクトプリズム60での各観察倍率に対する補正値とする。画像処理装置64は、その基準の頂角θを有するコンタクトプリズム60とは異なる頂角を有するコンタクトプリズムが手術眼Eにあてがわれたときに非点収差を打ち消すためのパワー量(補正量)を演算する演算プログラムが組み込まれている。
【0057】
術者は、基準の頂角θを有するコンタクトプリズム60とは異なるコンタクトプリズム60が手術眼Eにあてがわれたときには、最初に、画面66Aを見つつ非点収差打ち消し用光学素子61を観察光軸O1、O2回りに回転させて、非点収差を打ち消すためのパワー量を設定する。
【0058】
例えば、頂角30度のコンタクトプリズム60を手術眼Eにあてがってかつ観察倍率が10.5倍のときに非点収差を打ち消すために非点収差打ち消し用光学素子61のパワー量が−0.05ディオプターであったとする。
【0059】
術者が観察倍率を変更したときには、例えば、10.5倍から21倍に変更したときには、画像処理装置64はメモリ69から基準の頂角θを有するコンタクトプリズム60の補正値であってかつ観察倍率が10.5倍のときの補正値−0.11と基準の頂角θを有するコンタクトプリズム60の補正値であってかつ観察倍率が21倍のときの補正値−0.445とを読み込み、画像処理装置64はこの読み込まれたデータに基づいて、観察倍率が10.5倍のときの補正値の何倍の補正比を必要とするかを演算する。ここでは、その補正比は約4倍である。
【0060】
画像処理装置64は、この補正比に基づいて、頂角30度のコンタクトプリズム60を手術眼Eにあてがってかつ観察倍率を21倍に設定したときに非点収差打ち消し用光学素子61が必要とする補正量を演算する。
【0061】
バリアブルシリンダ回転駆動手段65は、その補正量演算結果に基づいて、非点収差打ち消し用光学素子61を相対回転させる。ここでは、補正比が約4倍であるので、非点収差打ち消し用光学素子61のパワー量が−0.2ディオプターとなるように、非点収差打ち消し用光学素子61を回転させる。
【0062】
この第3実施例によれば、基準の頂角を有するプリズムとは異なる頂角を有するプリズムとは異なる頂角を有するプリズムのある観察倍率に対する補正量が一旦決定された後は、他の観察倍率に対する補正量がメモリ69に記憶されている補正量に基づいて補正される。
【0063】
従って、第3実施例によれば、非点収差の補正を迅速に行うことができる。
(実施例4)
図21、22は本発明に係わる観察装置の第3実施例を示し、色収差打ち消し用光学素子70を観察光学系13a、13bに設けたものである。
【0064】
この第4実施例では、対物レンズ19から変倍レンズ系20(30)に至るまでの間で、手術眼Eの眼底Erからの反射光束を平行光束として変倍レンズ系20(30)に導く観察光路に色収差打ち消し用光学素子70が設けられている。
【0065】
この色収差打ち消し用光学素子70は、ここでは、図23、図24に示すように、一対のバリアブルプリズム70A、70Bから構成されている。
【0066】
バリアブルプリズム70Aはプリズム71aと71bとの貼り合わせから構成され、バリアブルプリズム70Bはプリズム71cと71dとの貼り合わせから構成されている。プリズム71aとプリズム71b、プリズム71cとプリズム71dとは基本波長(d線)の屈折率ndが同じである。プリズム71aはその分散νがプリズム71bの分散νよりも小さい。プリズム71dはその分散νがプリズム71cの分散νよりも小さい。ここでは、バリアブルプリズム70A、70Bは同一構成とされている。
【0067】
色収差はプリズムの屈折力の方向に生じる。図22では、コンタクトプリズム60によって、紙面奥側からの反射光が屈折されて対物レンズ19に導かれる様子が示され、ここでは、そのコンタクトプリズム60によって、R、G、B波長の光線R’、G’、B’が分離された状態が示されている。各光線R’、G’、B’が色収差打ち消し用光学素子70を通過したときに平行光束となるように、色収差打ち消し用光学素子70を回転調整すると、コンタクトプリズム60の屈折作用に基づく色収差が除去される。
【0068】
従って、図25に示すように、変倍レンズ系20(30)と接眼レンズ26(36)との間に、非点収差打ち消し用光学素子61を配置すると共に、対物レンズ19と変倍レンズ20(30)との間に、色収差打ち消し用光学素子71を配置すれば、その非点収差打ち消し用光学素子61を用いて、図9に示すような非点収差のある点像を図10に示すように非点収差が除去されて色収差のみが残存する点像に修正でき、次いで、色収差打ち消し用光学素子70を用いて色収差を補正すれば、図8に示すように、非点収差、色収差が除去された点像Qが得られることになる。
(実施例5)
図26は本発明に係わる観察装置の第5実施例の光学系を示し、ここでは、画像処理装置64は手術眼Eにコンタクトプリズム60をあてがったときに生じる色収差をデジタル的に解析処理して補正する補正手段としての補正プログラムを組み込んだものである。
【0069】
色収差があると、図27に模式的に示すように、TVモニター66のモニター画面66aに、白色の点像QがR、G、Bの三色に分離されて、点像R’、G’、B’が得られる。
【0070】
その図27に示す画像をRレイヤー、Gレイヤー、Bレイヤーの各レイヤーに分解する。そして、各レイヤー毎の対応する点像Qのピクセルの番地をそれぞれ記憶する。画像処理装置64は、例えば、図28に示すように、番地Xi、Yjの点像G’を記憶するGレイヤー、図29に示すように番地Xi、Yj+yの点像R’を記憶するRレイヤー、図30に示すように番地Xi、Yj−yの点像B’を記憶するBレイヤーを、画像処理装置64によって重ね合わせる処理を行う。
【0071】
このように、受像素子上でR、G、Bの三色に分離して得られた点像をデジタル的に一点に合致させて色収差補正を行うと、色消しプリズム61を観察光学系13a、13bに設けなくとも、図31に示すように、色消しをデジタル的にかつソフトウエア処理によって行うことができる。
(実施例6)
図27は本発明に係わる観察装置の第6実施例の光学系を示し、ここでは、変倍レンズ系20(30)と非点収差打ち消し用光学素子61との間に眼底Erにパターン像を投影する投影光学系72が設けられている。その投影光学系72はリング状パターン板73と投影レンズ74とハーフミラー75とから構成されている。リング状パターンは変倍レンズ系20、対物レンズ19をコンタクトプリズム60に導かれ、コンタクトプリズム60により屈折されて、眼底Erの眼底周辺部Er’に導かれる。
【0072】
眼底周辺部Er’には、図33に示すように、リングパターン像76が形成される。このリングパターン像を非点収差打ち消し用プリズム61のパワーがない状態で受像素子53aが受像すると、図34に示すように、非点収差に起因する像の流れ77を有するリングパターン像78が得られる。
【0073】
画像処理装置64はそのリングパターン像78を解析処理する解析処理手段を有し、そのリングパターン像の流れ78に基づいて補正量を演算し、その演算結果に基づいてバリアブルシリンダ駆動手段65に駆動信号を出力し、バリアブル駆動手段65はその駆動信号に基づいて非点収差が打ち消されるように非点収差打ち消し用光学素子61を駆動する。
【0074】
この第6実施例によれば、既知のリング像に基づいて非点収差量を演算するので、非点収差量を正確に決定できる。
【0075】
以上、発明の実施の形態では、観察装置としての手術用顕微鏡装置について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、スリットランプにも適用できるものである。
(実施例7)
図35は本発明に係わる観察装置の第7実施例を説明するための光学図であって、この図35において、80は治療用レーザー光を眼底Erに照射するための治療用レーザー光を照射する公知の照射光学系である。この照射光学系80からの治療用レーザー光はプリズム18により反射されて対物レンズ19に導かれるものとなっている。
【0076】
その対物レンズ19とプリズム18との間には、手術眼Eにプリズム60をあてがったときに、このプリズム60を通して治療用レーザー光を眼底Erに照射したときに生じる非点収差を打ち消すための非点収差打ち消し用光学素子81が設けられている。この非点収差打ち消し用光学素子81は第1実施例と同様にバリアブルシリンダーレンズ81A、81Bとから構成される。
【0077】
このものによれば、プリズム60を手術眼Eにあてがった眼底Erのレーザー治療を行う場合にプリズム60の存在による非点収差を除去することができる。
【0078】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項に記載の発明によれば、眼底に既知の形状を有するパターンを投影して、非点収差の解析を行うことができるので、その解析処理を正確に行うことができ、手術眼にコンタクトプリズムをあてがって眼底周辺部を観察するときに生じる非点収差を打ち消すことができる。
【0081】
また、請求項ないし請求項に記載の発明によれば、非点収差を自動的に打ち消すことができるので、便利である。
【0082】
なかでも、請求項に記載の発明によれば、画像を解析して自動的に非点収差を補正できるので、操作上便利である。
【0084】
また、請求項に記載の発明によれば、頂角が基準の頂角と異なるコンタクトプリズムを手術眼にあてがったときでも、その非点収差の補正を迅速に行うことができる。
【0085】
請求項に記載の発明によれば、非点収差の打ち消し、色収差の打ち消しの両方を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 手術用顕微鏡装置の概要を示す図である。
【図2】 手術用顕微鏡装置の従来の光学系の概要を示す側面図である。
【図3】 手術用顕微鏡装置の従来の光学系の概要を示す正面図である。
【図4】 対物レンズと観察光路との関係を説明するための平面図である。
【図5】 手術眼にコンタクトプリズムをあてがったときの観察光軸の屈折状体を説明するための説明図である。
【図6】 非点収差がないとしたときのデフォーカス量と点像との関係を模式的に示す説明図である。
【図7】 非点収差があるとしたときのデフォーカス量と点像との関係を模式的に示す説明図である。
【図8】 非点収差がなくかつ色収差を考慮したときのデフォーカス量と点像との関係を模式的に示す説明図である。
【図9】 非点収差と色収差とがあるとしたときのデフォーカス量と点像との関係を模式的に示す説明図である。
【図10】 非点収差を除去したが色収差が残っているときのデフォーカス量と点像との関係を模式的に示す説明図である。
【図11】 本発明の第1実施例に係わる観察装置の光学系を示す側面図である。
【図12】 本発明の第1実施例に係わる観察装置の光学系を示す正面図である。
【図13】 図11、図12に示す非点収差打ち消し用光学素子の一例を示す斜視図であって、その有するパワーがゼロの状態を示す図である。
【図14】 図11、図12に示す非点収差打ち消し用光学素子の一例を示す斜視図であって、その有するパワーが最大の状態を示す図である。
【図15】 非点収差打ち消し用光学素子の作用を説明するための光学模式図である。
【図16】 本発明に係わる観察装置の変形例の光学系を示す側面図である。
【図17】 本発明の第2実施例に係わる観察装置の光学系を示す正面図である。
【図18】 非点収差補正前の眼底画像を示す図であって、非点収差のために画面上に像の流れが生じている状態を示す模式図である。
【図19】 非点収差補正後の眼底画像を示す図であって、非点収差を補正することによってその眼底像の流れが小さくなっている状態を示す図である。
【図20】 本発明に係わる観察装置の第3実施例を示す光学系の正面図である。
【図21】 本発明に観察装置の第4実施例を示す光学系を示す正面図であって、色消し光学素子を観察光学系に設けた状態を示す図である。
【図22】 図21に示す色消し光学素子の部分を拡大して示す図である。
【図23】 図21に示す色消し光学素子を拡大して示す側面図である。
【図24】 図21に示す色消し光学素子を拡大して示す斜視図である。
【図25】 観察光学系の観察光路に非点収差打ち消し用光学素子と色消し光学素子とを設けた光学系を示す図である。
【図26】 本発明に係わる観察装置の第5実施例を示す光学図である。
【図27】 色収差があるときに画面上で分離して見られる現象をR、G、Bの3つの点像で代表的に描いた図である。
【図28】 G画像のレイヤーのみを抽出して記憶した状態を模式的に示す説明図である。
【図29】 R画像のレイヤーのみを抽出して記憶した状態を模式的に示す説明図である。
【図30】 B画像のレイヤーのみを抽出して記憶した状態を模式的に示す説明図である。
【図31】 各レイヤーを重ねて表示した状態を模式的に示す説明図である。
【図32】 本発明に係わる観察装置の第6実施例の光学系を示す説明図である。
【図33】 図32に示すリング像投影系を用いて眼底周辺部に投影されたパターン像を示す図である。
【図34】 コンタクトプリズムを通して受像素子に得られたパターン像に非点収差がある状態を示す説明図である。
【図35】 治療用レーザーを備えた眼科装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
13a…観察光学系
19…対物レンズ
20…変倍レンズ系
26…接眼レンズ
E…手術眼
Er…眼底

Claims (5)

  1. 対物レンズから接眼レンズに至るまでの間の観察光学系の観察光路に変倍レンズ系と結像レンズとを有し、前記対物レンズから前記変倍レンズ系に至るまでの間が手術眼の眼底からの反射光を平行光束として前記変倍レンズ系にリレーする観察光路となっていると共に、前記変倍レンズ系から前記結像レンズに至るまでの間が前記変倍レンズを通して得られた反射光束を前記結像レンズに平行光束としてリレーする観察光路となっている観察装置において、
    前記手術眼にプリズムをあてがったときに生じる非点収差のパワーを打ち消す非点収差打ち消し用光学素子が観察光路の観察光軸を中心に互いに相対回転可能な一対のバリアブルシリンダレンズからなり、該バリアブルシリンダレンズが前記対物レンズから前記接眼レンズに至るまでの間の観察光学系の観察光路のいずれかの箇所に設けられ、
    前記観察光学系に、前記対物レンズを介して前記眼底にパターン像を投影する投影光学系が設けられると共に、前記眼底からの反射光を受像する受像手段が設けられたことを特徴とする観察装置。
  2. 観察倍率に応じて変動し得る非点収差を補正可能な非点収差補正量自動変更手段を有し、該非点収差補正量自動変更手段は、前記バリアブルシリンダレンズを回転駆動させるバリアブルシリンダレンズ回転駆動手段を備え、該バリアブルシリンダレンズ駆動手段は、前記非点収差を打ち消すために該非点収差の補正量に基づいて前記バリアブルシリンダレンズを前記観察光軸を中心に相対回転させて、そのパワーを変更することを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
  3. 前記受像手段は、画像処理装置に接続され、前記非点収差補正量変更手段は、前記受像手段に受像されたパターン像を前記画像処理装置により解析することに基づいて前記非点収差の補正量を演算し、その演算結果に基づいて前記バリアブルシリンダレンズ回転駆動手段により前記バリアブルシリンダレンズを回転駆動させることを特徴とする請求項2に記載の観察装置。
  4. 前記非点収差補正量自動変更手段は、基準の頂角を有するプリズムでの各観察倍率に対する非点収差の補正量を記憶するメモリを備え、前記基準の頂角を有するプリズムとは異なる頂角を有するプリズムのある観察倍率に対する補正量を一旦決定後、他の観察倍率に対する補正量を前記メモリに記憶されている補正量に基づいて補正することを特徴とする請求項2に記載の観察装置。
  5. 前記観察光学系の観察光路のいずれかの個所に、前記手術眼に前記プリズムをあてがったときに生じる色収差を打ち消す方向にパワーを有する色消し光学素子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
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