JP3856537B2 - 壁パネル及び耐力壁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、粘りがあって壊れにくい壁パネル及び耐力壁に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
パネル工法やツーバイフォー工法においては、基礎や床体等とこれらの上に積み重ねられた耐力壁とが、アンカーボルトや胴差しボルト等で緊結されて、建物躯体が構築される。また、これらの工法では、木質の枠組材と面材とで耐力壁が構築され、このような耐力壁は、面材によって水平方向の力に対抗し、耐震性を確保できるようになっている(特開平8−120823号)。
【0003】
ここで、アンカーボルト等は、専らパネル等の枠組みの横材と基礎等とを連結固定し、縦材を固定しない。これは、縦材を固定しなくても所定の耐力を得ることができるためである。
【0004】
ところで、実験によれば、耐力壁に限界を超える大きな水平荷重が加えられると、縦材と横材の接合部が破損したり、アンカーボルト等で固定された部分で横材が破損したりして、これが耐力壁全体に影響を及ぼすことがわかった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、粘りがあって壊れにくい壁パネル及び耐力壁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、縦材と横材とが矩形に組まれた枠体と、この枠体の少なくとも一方のパネル面に貼り付けられる面材と、前記枠体の角部の内側に固定される補強金物と、を含み、前記補強金物は、厚肉の板材からなる第一の金物と、薄肉の板材からなる第二の金物と、を含み、前記第一の金物は、前記横材を介して構造体に連結される第一の固定部と、この第一の固定部から屈曲して前記面材と平行に立ち上がる第一の接続部と、が一体的に形成されてなり、前記第二の金物は、前記第一の固定部の端部に接合固定されるとともに前記縦材に固定される第二の固定部と、この第二の固定部から屈曲して前記面材と平行に立ち上がり前記第一の接続部と重ねられて接合固定される第二の接続部と、が一体的に形成されてなることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、壁パネルを形成する枠体の角部の内側に補強金物が取り付けられることから、粘りがあって壊れにくい壁パネルを得ることができる。
【0008】
つまり、補強金物を形成する第一の金物が、横材を介して構造体に連結される第一の固定部を有することから、横材における構造体との連結部が補強される。特に、第一の金物は厚肉の板材からなることから、面に交差する方向の曲げ強度が高く、変形・破損しにくい。そのため、横材が確実に補強される。
【0009】
また、第一の金物とともに補強金物を形成する第二の金物が、第一の固定部の端部に固定されるとともに縦材に固定される第二の固定部を有することから、縦材と横材との接合部が補強され、破損しにくくなる。特に、第二の金物は薄肉の板材からなるため、面に平行な方向の引っ張り強度が高く、かつ、自己の変形を許容しやすい。したがって、第二の固定部は、容易に縦材及び第一の固定部から分離せず、縦材と横材との接合部の破損が防止される。
【0010】
そして、第一及び第二の金物は、それぞれ、第一又は第二の固定部から屈曲して壁パネルの面材と平行に立ち上がる第一又は第二の接続部を有し、この接続部同士を重ねて接合固定されることから、両金物を確実に固定することが簡単となる。また、互いに接合固定された第一及び第二の接続部によって、第一の固定部と第二の固定部との接合部が補強され、変形・破損しにくくなる。特に、第一の接続部及び第一の固定部と、第二の接続部及び第二の固定部とは、それぞれ一体的に形成されることから、屈曲位置で破損しにくい。
【0011】
したがって、このような構成を有する補強金物が枠体の角部の内側に取り付けられることにより、面材の耐力の限界を超える荷重が加えられた場合でも、急激に破壊されない壁パネルを得ることができる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の壁パネルにおいて、前記第一及び第二の固定部は、前記枠体の厚みよりも狭い幅で形成されることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、第一及び第二の固定部が枠体の厚みよりも狭い幅で形成されることから、壁パネルの形成時に補強金物が邪魔になることが防止される。つまり、通常、面材は枠体に接着固定されることから、面材を確実に接着するため、面材と枠体とがプレスされる。このとき、圧力によって枠体が厚み方向に圧縮されるが、各固定部の幅が枠体の元の厚みよりも狭ければ、加圧時に固定部と面材が衝突せず、歪み等のない壁パネルを得ることができる。
【0014】
したがって、第一及び第二の固定部の具体的な幅は、加圧時における枠体の圧縮率を考慮して決定される。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の壁パネルにおいて、前記第一又は第二の接続部は、前記面材に接着固定されることを特徴とする。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、第一又は第二の接続部が面材に接着固定されることから、面材が補強金物によって補強される。このため、面材が急激に壊れにくく、一層粘りのある壁パネルを得ることができる。
【0017】
請求項4記載の発明は、縦材と横材とが矩形に組まれた枠体と、この枠体の少なくとも一方のパネル面に貼り付けられる面材と、前記枠体の角部の内側に固定される補強金物と、を含む壁パネルが、アンカーボルトによって基礎に連結されてなる耐力壁であって、前記補強金物は、厚肉の板材からなる第一の金物と、薄肉の板材からなる第二の金物と、を含み、前記第一の金物は、前記アンカーボルトが貫通して前記横材を介して前記基礎に連結される第一の固定部と、この第一の固定部から屈曲して前記面材と平行に立ち上がる第一の接続部と、が一体的に形成されてなり、前記第二の金物は、前記第一の固定部の端部に接合されるとともに前記縦材に固定される第二の固定部と、この第二の固定部から屈曲して前記面材と平行に立ち上がり前記第一の接続部と重ねられて接合される第二の接続部と、が一体的に形成されてなることを特徴とする。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、補強金物によって横材及び縦材と横材との接合部が補強された壁パネルをアンカーボルトで基礎に連結して耐力壁が形成されることから、粘りがあって壊れにくい耐力壁を実現することができる。
【0019】
つまり、補強金物を形成する第一の金物の第一の固定部が、この固定部を貫通するアンカーボルトによって、横材を介して基礎に連結されることから、横材における基礎との連結部分が補強される。特に、第一の金物は厚肉の板材からなることから、面に交差する方向の曲げ強度が高く、変形・破損しにくい。そのため、横材が確実に補強される。
【0020】
また、第一の金物とともに補強金物を形成する第二の金物が、第一の固定部の端部に固定されるとともに縦材に固定される第二の固定部を有することから、縦材と横材との接合部が補強され、破損しにくくなる。特に、第二の金物は薄肉の板材からなるため、面に平行な方向の引っ張り強度が高く、かつ、自己の変形を許容しやすい。したがって、第二の固定部は、容易に縦材及び第一の固定部から分離せず、縦材と横材との接合部の破損が防止される。
【0021】
そして、第一及び第二の金物は、それぞれ、第一又は第二の固定部から屈曲して壁パネルの面材と平行に立ち上がる第一又は第二の接続部を有し、この接続部同士を重ねて接合固定されることから、両金物を確実に固定することが簡単となる。また、互いに接合固定された第一及び第二の接続部によって、第一の固定部と第二の固定部との接合部が補強され、変形・破損しにくくなる。特に、第一の接続部及び第一の固定部と、第二の接続部及び第二の固定部とは、それぞれ一体的に形成されることから、屈曲位置で破損しにくい。
【0022】
したがって、このような構成を有する補強金物が枠体の角部の内側に取り付けられることにより、面材の耐力の限界を超える荷重が加えられた場合でも、急激に破壊されない壁パネルが得られ、この壁パネルをアンカーボルトで基礎に固定することにより、急激に壊れにくい耐力壁を得ることができる。
【0023】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の耐力壁において、前記第一又は第二の接続部は、前記面材に接着固定されることを特徴とする。
【0024】
請求項5記載の発明によれば、第一又は第二の接続部が面材に接着固定されることから、面材が補強金物によって補強される。このため、面材が急激に壊れにくく、より一層粘りのある耐力壁を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の実施形態を示す一部拡大斜視図である。
【0027】
同図において、壁パネル10は、縦材14と横材16とを矩形に組んだ枠体12と、この枠体12の両パネル面に接着される面材18と、この枠体12の角部の内側に取り付けられる補強金物20と、を有する。
【0028】
なお、同図において、一方の面材18は省略して描いてある。また、縦材14及び横材16は集成材からなり、面材18は合板で形成される。
【0029】
補強金物20は、略L字状の断面形状をなす板材からなる2つの金物22,28を組み合わせて形成される。また、補強金物20は、枠体12の内側に納まる大きさに形成される。特に枠体12の厚み方向の寸法については、面材18貼付作業時の枠体12の圧縮率を考慮し、少なくとも圧縮長さを除いた分だけ小さく形成される。
【0030】
より詳しくは、第一の金物22は、縦125mm、横150mm、厚さ6mmの金属板からなり、この金属板を横方向の中央で直角に屈曲させて形成される。この屈曲位置を挟んで片側が第一の固定部24、反対側が第一の接続部26となる。このとき、第一の固定部24の中央部には、アンカーボルト42を挿入可能な孔24aが、間隔をおいて2つ形成される。これにより、固定部24をアンカーボルト42で基礎40に連結することが可能となる。なお、孔24aが複数あることから、必要に応じてアンカーボルト42の取付位置をずらすことができる。
【0031】
一方、第二の金物28は、縦の長さの最大値250mm、最小値75mm、横の長さの最大値205mm、最小値75mm、厚さ1.6mmの異形金属板を直角に屈曲させて形成される。そして、屈曲位置を境に片側が第二の固定部30,反対側が第二の接続部32となる。なお、異形金属板を屈曲させる際、第二の固定部30が、縦250mm、横幅75mmの矩形をなすようにする。また、第二の固定部30には、図示しない釘等の固定金物を挿入可能な固着孔34が8つ設けられる。このため、固定金物を用いて第二の固定部30を縦材14に固定することが可能となる。なお、孔34は、千鳥状に配置してもよい。
【0032】
そして、第一の金物22の側端面22bが第二の金物28の第二の固定部30に溶接され、併せて、第一の接続部26の裏面が第二の接続部32の表面に溶接されて、補強金物20が形成される。
【0033】
このような補強金物20は、枠体12の角部の内側に合わせて設置され、第二の金物28が、図示しない接着剤で縦材14及び面材18に固定される。確実に接着できる限り、接着剤の種類は特に問わない。また、第二の固定部30については、さらに、固着孔34から固定金物を縦材14に打ち込んで、強固に固定される。
【0034】
本実施形態では、アンカーボルト42で固定される下側の2つの角部に補強金物20が取り付けられるものとする。
【0035】
また、枠体12の下側の横材16には、第一の固定部22の孔24aに連通する貫通孔16aが形成される。第一の固定部22が横材16に接着されないことから、横材16印貫通孔16aを予め形成しておいても、面材18貼付の際の加圧によって、貫通孔16aと孔24aとがずれることがない。
【0036】
このような構成を有する壁パネル10は、横材16の貫通孔16a及びこれに連通する第一の固定部の孔24aに、基礎40から突出するアンカーボルト42を挿入し、図示しないナットで固定して、基礎40に緊結される。これにより、壁パネル10を用いた耐力壁が形成される。
【0037】
本実施形態は、このように構成される。これにより、次のような作用・効果が生ずる。
【0038】
まず、枠体12の下側の2つの角部の内側に補強金物20が取り付けられることから、縦材14と横材16の接合部が補強され、粘りがあって壊れにくい壁パネルが得られる。
【0039】
つまり、補強金物20を形成する第一の金物22が、横材16を介して基礎40に連結される第一の固定部24を有することから、横材16における基礎40との連結部が補強される。特に、第一の金物22は厚肉の板材からなることから、面に交差する方向の曲げ強度が高く、変形・破損しにくい。そのため、横材16が確実に補強される。
【0040】
また、第二の金物28が、第一の固定部24の端部に固定されるとともに縦材14に固定される第二の固定部30を有することから、縦材14と横材16との接合部が補強され、破損しにくくなる。特に、第二の金物28は薄肉の板材からなるため、面に平行な方向の引っ張り強度が高く、かつ、自己の変形を許容しやすい。したがって、第二の固定部30は、容易に縦材14及び第一の固定部24から分離せず、縦材14と横材16との接合部の破損が防止される。
【0041】
そして、第一の金物22の第一の接続部26が、第二の金物28の接続部32に重ねて接合固定されることから、第一及び第二の金物22,28が簡単かつ確実に固定される。また、互いに接合固定された第一及び第二の接続部26,32によって、第一及び第二の固定部24,30の接合部が補強され、変形・破損しにくくなる。特に、第一の接続部26及び第一の固定部24と、第二の接続部32及び第二の固定部30とは、それぞれ一体的に形成されることから、屈曲位置で破損しにくい。
【0042】
さらに、第二の金物28が縦材14及び面材18に接着固定されることから、面材18と縦材との接合部が補強されるとともに、面材18自体も補強される。そのため、面材18の耐力が向上し、一層壊れにくい壁パネル10が得られる。
【0043】
また、このような壁パネル10が、横材16の貫通孔16a及び第一の固定部24の孔24aから挿入されるアンカーボルト42で基礎40に緊結されることから、横材16と縦材14との接合部及び面材18のみならず、横材16そのものが急激に壊れにくい。このため、粘りがあって壊れにくい耐力壁が簡単に形成される。
【0044】
なお、本発明の実施の形態は、上述の例に限られるものではなく、発明の範囲内において種々変更することができる。
【0045】
例えば、補強金物の全体の寸法を、枠体の角部の内側に取り付け可能な範囲において任意に変更したり、第一の金物及び第二の金物の厚みを等しくしたりすることができる。また、第二の金物を面材にのみ接着したり、逆に面材への固定を省略したりすることもできる。さらに、補強金物を、枠体の4つの角部全ての内側に取り付けたり、一部のみに取り付けたりすることもできる。あるいは、基礎の代わりに、床パネルや他の壁パネル等の構造体に、胴差しボルト等の固定手段を用いて連結固定して、耐力壁を形成しても良い。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、壁パネルを形成する枠体の角部の内側に補強金物が取り付けられることから、粘りがあって壊れにくい壁パネルを得ることができる。
【0047】
請求項2記載の発明によれば、第一及び第二の固定部が枠体の厚みよりも狭い幅で形成されることから、壁パネルの形成時に補強金物が邪魔になることが防止される。
【0048】
請求項3記載の発明によれば、第一又は第二の接続部が面材に接着固定されることから、面材が補強金物によって補強される。このため、面材が急激に壊れにくく、一層粘りのある壁パネルを得ることができる。
【0049】
請求項4記載の発明によれば、補強金物によって横材及び縦材と横材との接合部が補強された壁パネルをアンカーボルトで基礎に連結して耐力壁が形成されることから、粘りがあって壊れにくい耐力壁を実現することができる。
【0050】
請求項5記載の発明によれば、第一又は第二の接続部が面材に接着固定されることから、面材が補強金物によって補強される。このため、面材が急激に壊れにくく、より一層粘りのある耐力壁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 壁パネル
12 枠体
14 縦材
16 横材
18 面材
20 補強金物
22 第一の金物
24 第一の固定部
26 第一の接続部
28 第二の金物
30 第二の固定部
32 第二の接続部
40 基礎(構造体)
42 アンカーボルト
Claims (5)
- 縦材と横材とが矩形に組まれた枠体と、この枠体の少なくとも一方のパネル面に貼り付けられる面材と、前記枠体の角部の内側に固定される補強金物と、を含み、
前記補強金物は、厚肉の板材からなる第一の金物と、薄肉の板材からなる第二の金物と、を含み、
前記第一の金物は、前記横材を介して構造体に連結される第一の固定部と、この第一の固定部から屈曲して前記面材と平行に立ち上がる第一の接続部と、が一体的に形成されてなり、
前記第二の金物は、前記第一の固定部の端部に接合固定されるとともに前記縦材に固定される第二の固定部と、この第二の固定部から屈曲して前記面材と平行に立ち上がり前記第一の接続部と重ねられて接合固定される第二の接続部と、が一体的に形成されてなることを特徴とする壁パネル。 - 請求項1記載の壁パネルにおいて、
前記第一及び第二の固定部は、前記枠体の厚みよりも狭い幅で形成されることを特徴とする壁パネル。 - 請求項1又は請求項2記載の壁パネルにおいて、
前記第一又は第二の接続部は、前記面材に接着固定されることを特徴とする壁パネル。 - 縦材と横材とが矩形に組まれた枠体と、この枠体の少なくとも一方のパネル面に貼り付けられる面材と、前記枠体の角部の内側に固定される補強金物と、を含む壁パネルが、アンカーボルトによって基礎に連結されてなる耐力壁であって、
前記補強金物は、厚肉の板材からなる第一の金物と、薄肉の板材からなる第二の金物と、を含み、
前記第一の金物は、前記アンカーボルトが貫通して前記横材を介して前記基礎に連結される第一の固定部と、この第一の固定部から屈曲して前記面材と平行に立ち上がる第一の接続部と、が一体的に形成されてなり、
前記第二の金物は、前記第一の固定部の端部に接合されるとともに前記縦材に固定される第二の固定部と、この第二の固定部から屈曲して前記面材と平行に立ち上がり前記第一の接続部と重ねられて接合される第二の接続部と、が一体的に形成されてなることを特徴とする耐力壁。 - 請求項4記載の耐力壁において、
前記第一又は第二の接続部は、前記面材に接着固定されることを特徴とする耐力壁。
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