JP3856355B2 - 消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、消耗電極を用いる交流ガスシールドアーク溶接方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開昭56−165564号公報(以下、第1の技術という。)には、溶接電流を直流にしてプラス側を電極(以下、ワイヤという)に、またマイナス側を母材に接続し、パルス電流値、パルス電流期間およびベース電流値を所定の値に保ち、ベース電流期間をワイヤ送給量に略反比例して変化させることにより、ワイヤ先端に形成される溶滴をパルス電流に同期して溶融池へ移行させるガスシールドアーク溶接方法が開示されている。この技術の場合、母材への入熱が大きいから、溶込みが深く、余盛の少ない溶接ビードが得られる。そこで、比較的板厚が厚いワークに適用すると良好な溶接結果が得られる。
【0003】
また、特開平1−186279号公報(以下、第2の技術という。)には、溶接電流を交流にすると共に、ワイヤ送給速度に対応した交流出力の周波数を定め、ワイヤの材質や直径などに応じた通電期間および電流値を持つ逆極性電流を通電して溶接するガスシールドアーク溶接方法および装置が開示されている。この技術の場合、母材への入熱は比較的小さいから溶込みは比較的浅いが、ワイヤの溶融量が多いため溶着量を大きくすることができる。そこで、薄板やルートギャップが大きい継手に適用すると良好な溶接結果が得られる。
【0004】
また、特開平5−138355号公報(以下、第3の技術という。)には、上記第1と第2の技術を組合せ、直流溶接および交流溶接を交互に繰り返すと共にその時間比率を制御して溶接するガスシールドアーク溶接方法および装置が開示されている。この技術の場合、任意の溶け込みや余盛形状が得られ、また、直流および交流の周期に応じた規則的なビード波が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第1の技術を薄板やルートギャップが大きい継手に適用すると、母材が溶融し過ぎてしまい、溶融金属の溶落ちや過大なアンダーカットなどの溶接欠陥が発生しやすい。また、第2の技術では第1の技術の短所を補うことができるが、明瞭なビード波を得ることができない。また、第3の技術では、規則的なビード波を得ることはできるが、直流期間と交流期間によって溶け込み深さが変化し、溶け込み深さが均一にならない。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、薄板やルートギャップが大きい継手を溶接することができ、明瞭なビード波が得られ、しかも溶け込み深さを均一にすることができる消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接方法および装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP(棒プラス)極性の第1の電流IP1を供給する期間TP1とワイヤの臨界電流値よりも小さいEN(棒マイナス)極性の第1の電流IB1を供給する期間TB1を交互に繰り返す第1の繰返し期間T1と、ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP極性の第2の電流IP2を供給する期間TP2と前記第1の電流IB1よりも小さいEN極性の第2の電流IB2を供給する期間TB2を交互に繰り返す第2の繰返し期間T2を設け、前記第1の繰返し期間T1と第2の繰返し期間T2を交互に繰り返しながら溶接することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1において、前記EP極性の第1の電流IP1を前記EP極性の第2の電流IP2よりも大きくかつ前記期間TP1を前記期間TP2よりも短くすることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3の発明は、請求項1ないし請求項2いずれかにおいて、前記繰返し期間T1と第2の繰返し期間T2の比率を変化させることを特徴とする。
【0010】
また、請求項4の発明は、直流電源と、入力側が直流電源に接続され出力側がワイヤおよび母材に接続される交流変換装置と、この交流変換装置を駆動し、当該交流変換装置からの出力によって母材側にワイヤの電極成分を溶接する消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接装置において、前記ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP(棒プラス)極性の第1の電流I P1 を供給する期間T P1 と前記ワイヤの臨界電流値よりも小さいEN(棒マイナス)極性の第1の電流I B1 を供給する期間T B1 を交互に繰り返す第1の繰返し期間T1を設定する第1の期間設定手段と、前記ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP極性の第2の電流I P2 を供給する期間T P2 と前記第1の電流I B1 よりも小さいEN極性の第2の電流I B2 を供給する期間T B2 を交互に繰り返す第2の繰返し期間T2を設定する第2の期間設定手段と、前記第1の期間設定手段により設定される前記第1の繰返し期間T1と、前記第2の期間設定手段により設定される第2の繰返し期間T2を交互に切り換えて繰り返させる切換手段とを備え、前記切換手段によって切り換えられる前記第1の繰返し期間T1と第2の繰返し期間T2を交互に繰り返しながら溶接することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接装置の接続図、図2は電流波形図である。図で、1は直流電源であり、商用交流を直流に変換する整流回路と、整流された電流を交流に変換する入力側インバータ回路と、変換された交流を降圧する変圧器と、変換された交流を再び直流に変換する整流回路等から構成されており、入力された3相の商用交流を直流に変換する。なお、直流電源1は2電源で構成され、出力端子1aは出力端子1bに対してプラス側、出力端子1bは出力端子1cに対してプラス側になるように構成されている。2は出力側インバータ回路で、2個のトランジスタ2a,2bで構成され、直流電源1の出力を略矩形の交流に変換する。ここで、トランジスタ2aのコレクタは上記出力端子1aに、エミッタはトランジスタ2bのコレクタに、ベースは後述する駆動回路17にそれぞれ接続されている。また、トランジスタ2bのエミッタは上記出力端子1cに、ベースは後述する駆動回路17にそれぞれ接続されている。3はワイヤで、トランジスタ2aのエミッタとトランジスタ2bのコレクタとの接続点4に接続されている。なお、5はワイヤ送給ローラである。6は母材で、上記出力端子1bに接続されている。
【0012】
71は電流IP1の値を設定するためのIP1設定器、81は電流IB1の値を設定するためのIB1設定器で、それぞれ第1の切換スイッチ91および第3の切替スイッチ20を介して直流電源1に接続されている。101は電流IP1を供給する期間TP1を設定するためのTP1設定器、111は電流IB1を供給する期間TB1を設定するためのTB1設定器で、それぞれ第1の時間信号発生器121に接続されている。第1の時間信号発生器121は切換スイッチ91と極性判定器16に接続されている。
【0013】
72は電流IP2の値を設定するためのIP2設定器、82は電流IB2の値を設定するためのIB2設定器で、それぞれ第2の切換スイッチ92および第3の切替スイッチ20を介して直流電源1に接続されている。102は電流IP2を供給する期間TP2を設定するためのTP2設定器、112は電流IB2を供給する期間TB2を設定するためのTB2設定器で、それぞれ第2の時間信号発生器122に接続されている。第2の時間信号発生器122は切換スイッチ92と極性判定器16に接続されている。
【0014】
13は第1の期間T1の値を設定するためのT1設定器、14は第2の期間T2を設定するためのT2設定器で、それぞれ期間信号発生器15を介して第3のスイッチ20に接続されている。極性判定器16は第1および第2の時間信号発生器121、122からの信号に基づいて出力側インバータ回路2の駆動回路17に所定の信号を出力する。
【0015】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
始めに回路の動作について説明する。溶接作業に先立ち、ワイヤの材質および直径、シールドガスの組成、アーク長およびワイヤ送給速度等に応じて以下の設定をする。すなわち、IP1設定器71、IP2設定器72によりワイヤ3の臨界電流値よりも大きい電流IP1、IP2の値をそれぞれ設定する。また、IB1設定器81、IB2設定器82によりワイヤ3の臨界電流値よりも小さい電流IB1、IB2(ただし、IB1>IB2)の値をそれぞれ設定する。また、TP1設定器101、TP2設定器102、TB1設定器111、TB2設定器112により電流IP1、電流IP2、電流IB1、電流IB2を供給する期間TP1、期間TP2、期間TB1、期間TB2の値をそれぞれ設定する。なお、期間TP1および期間TP2はワイヤ3の先端に形成された溶滴が離脱できる程度の短い時間で良い。さらに、T1設定器13およびT2設定器14により期間T1と期間T2の値を設定する。なお、期間T1および期間T2については後述する。
【0016】
図示しない起動ボタンが押されると、図示しないシールドガスが供給され、ワイヤ3が送給される。なお、図2には示していないが、アークスタート時の過渡状態、すなわちワイヤ3が母材6に接触してアークが発生してから所定の時間が経過するまでは、電流IP1と同じ大きさの電流が供給され、通常溶接状態になると期間T1が開始する。
【0017】
期間T1の場合、切換スイッチ20は期間信号発生器15から第1の期間T1であることを示す信号を受け、切換スイッチ91を直流電源1に接続する。時間信号発生器121はTP1設定器101、TB1設定器111により設定された期間TP1、期間TB1の値に基づいて切換スイッチ91を切換える。この結果、直流電源1は、IP1設定器71およびIB1設定器81により設定された電流IP1および電流IB1を出力端子1a,1b,1cに出力する。一方、極性判定器16は第1の時間信号発生器121からの信号が期間TP1の時はトランジスタ2aをオン、トランジスタ2bをオフ、また期間TB1ではトランジスタ2aをオフ、トランジスタ2bをオンとする信号を駆動回路17に出力する。この結果、期間TP1ではEP極性に、期間TB1ではEN極性になる。
【0018】
期間T1が終了すると、期間T2が開始する。期間T2の場合、切換スイッチ20は期間信号発生器15から第2の期間T2であることを示す信号を受け、切換スイッチ92を直流電源1に接続する。時間信号発生器122はTP2設定器102、TB2設定器112により設定された期間TP2、期間TB2の値に基づいて切換スイッチ92を切換える。この結果、直流電源1は、IP2設定器72およびIB2設定器82により設定された電流IP2および電流IB2を出力端子1a,1b,1cに出力する。一方、極性判定器16は第2の時間信号発生器122からの信号が期間TP2の時はトランジスタ2aをオン、トランジスタ2bをオフ、また期間TB2ではトランジスタ2aをオフ、トランジスタ2bをオンとする信号を駆動回路17に出力する。この結果、期間TP2ではEP極性に、期間TB2ではEN極性となる。
【0019】
次に溶接現象について説明する。
(1)期間T1では、先ずEP極性の電流IP1によりワイヤ3が溶融し、電流IP1による電磁ピンチ力によりワイヤ3の先端に形成された溶滴はワイヤ3から離脱して母材6に移行する。そして、次のEN極性の電流IB1によりアークが維持されると共に、ワイヤ3は少し溶融される。
(2)期間T2では、期間T1の場合と同様に、先ずEP極性の電流IP2によりワイヤ3が溶融し、電流IP2による電磁ピンチ力によりワイヤ3の先端に形成された溶滴はワイヤ3から離脱して母材6に移行する。そして、次のEN極性の電流IB2では、ワイヤ3は少し溶融される。
(3)期間T1と期間T2の溶接現象はほぼ同じであるが、ワイヤ3の溶融量はEN極性の電流IB1と電流IB2の値によって大きく左右され、IB1>IB2であるから、期間T1のアーク長は期間T2のアーク長よりも長くなる。この結果、アーク長は期間T1と期間T2に同期して変動し、明瞭なビード波が形成される。一方、溶け込みは電流IP1および電流IP2の値によって決まり、アーク長の変動があっても、その影響は小さい。
(4)なお、IB1>IB2とするだけでなく、IP1>IP2、TP1<TP2にすると、溶け込みの変化を制御しながらより明瞭なビード波を形成することができる。
【0020】
以下に具体的な溶接例を示す。
【0021】
(a)アルミニウム(A5052)の溶接例
母材の板厚:6mm、 ワイヤ材質:A5052
ワイヤ径:1.2φ、 ワイヤ送給速度:8m/min
シールドガス:アルゴン
IP1=IP2=300A、IB1=50A、IB2=35A
TP1=TP2=TB1=TB2=2ms、T1=T2=200ms
(b)鉄鋼(SPCC)の溶接例
母材の板厚:3.2mm、 ワイヤ材質:メタルコアードワイヤ
ワイヤ径:1.2φ、 ワイヤ送給速度:5m/min
シールドガス:マグガス(Ar+20%CO2)
IP1=400A、IB1=70A、IP2=350A、IB2=50A
TP1=1.5ms、TP2=2ms、TB1=17ms、TB2=20ms
T1=185ms、T2=220ms
そして、上記いずれの場合にも、良好な溶接結果を得ることができた。
【0022】
なお、上記溶接例では、期間T1および期間T2をそれぞれ期間TP1または期間TP2と期間TB1または期間TB2の和の倍数とするとともにそれぞれを同期させて制御したが、期間T1および期間T2は期間TP1と期間TB1または期間TP2と期間TB2の和の倍数でなくてもよい。すなわち期間T1および期間T2を期間TP1と期間TB1あるいは期間TP2と期間TB2の関数としてではなく、独立に定めてもよい。
【0023】
また、溶接開始時において、通常溶接状態になった時、期間T1から開始するするようにしたが期間T2から開始するするようにしても良いことを確認した。
【0024】
また、上記では、直流電源1を2電源で構成したが、直流電源1を1電源とし、出力側インバータ回路をフルブッリジ構成として2個のトランジスタを交互に動作させるようにすると、上記したように期間T1および期間T2を期間TP1または期間TP2および期間TB1または期間TB2と独立に定めてもよいから、既存の直流電源を用いて本発明の溶接方法を実施することができる。
【0025】
さらに、上記では、出力電流を所定の値に制御する定電流特性の直流電源としたが、定電電圧特性の直流電源を用い、電流IP1、電流IP2、電流IB1、電流IB2に略等しい電流が得られるように、出力電圧をそれぞれ設定するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP極性の第1の電流IP1を供給する期間TP1とワイヤの臨界電流値よりも小さいEN極性の第1の電流IB1を供給する期間TB1を交互に繰り返す第1の繰返し期間T1と、ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP極性の第2の電流IP2を供給する期間TP2と第1の電流IB1よりも小さいEN極性の第2の電流IB2を供給する期間TB2を交互に繰り返す第2の繰返し期間T2を設け、第1の繰返し期間T1と第2の繰返し期間T2を交互に繰り返しながら溶接するから、溶込み深さが均一になる。また、得られるビード波の外観はティグ溶接によって形成されるビード波の外観に近く、表面が滑らかで極めて美麗であるにもかかわらず波目が明瞭なものとなる。したがって、溶接ビードが構造物の表面に露出する場合も、美観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接装置の接続図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る電流波形図である。
【符号の説明】
IP1 EP極性の第1の電流
IP2 EP極性の第2の電流
IB1 EN極性の第1の電流
IB2 EN極性の第2の電流
T1 第1の繰返し期間
T2 第2の繰返し期間
TP1 電流IP1の期間
TP2 電流IP2の期間
TB1 電流IB1の期間
TB2 電流IB2の期間
Claims (4)
- ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP(棒プラス)極性の第1の電流IP1を供給する期間TP1とワイヤの臨界電流値よりも小さいEN(棒マイナス)極性の第1の電流IB1を供給する期間TB1を交互に繰り返す第1の繰返し期間T1と、ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP極性の第2の電流IP2を供給する期間TP2と前記第1の電流IB1よりも小さいEN極性の第2の電流IB2を供給する期間TB2を交互に繰り返す第2の繰返し期間T2を設け、前記第1の繰返し期間T1と第2の繰返し期間T2を交互に繰り返しながら溶接することを特徴とする消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接方法。
- 前記EP極性の第1の電流IP1を前記EP極性の第2の電流IP2よりも大きくかつ前記期間TP1を前記期間TP2よりも短くすることを特徴とする請求項1に記載の消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接方法。
- 前記第1の繰返し期間T1と第2の繰返し期間T2の比率を変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項2いずれかに記載の消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接方法。
- 直流電源と、入力側が直流電源に接続され出力側がワイヤおよび母材に接続される交流変換装置と、この交流変換装置を駆動し、当該交流変換装置からの出力によって母材側にワイヤの電極成分を溶接する消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接装置において、
前記ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP(棒プラス)極性の第1の電流I P1 を供給する期間T P1 と前記ワイヤの臨界電流値よりも小さいEN(棒マイナス)極性の第1の電流I B1 を供給する期間T B1 を交互に繰り返す第1の繰返し期間T1を設定する第1の期間設定手段と、
前記ワイヤの臨界電流値よりも大きいEP極性の第2の電流I P2 を供給する期間T P2 と前記第1の電流I B1 よりも小さいEN極性の第2の電流I B2 を供給する期間T B2 を交互に繰り返す第2の繰返し期間T2を設定する第2の期間設定手段と、
前記第1の期間設定手段により設定される前記第1の繰返し期間T1と、前記第2の期間設定手段により設定される第2の繰返し期間T2を交互に切り換えて繰り返させる切換手段と、
を備え、
前記切換手段によって切り換えられる前記第1の繰返し期間T1と第2の繰返し期間T2を交互に繰り返しながら溶接することを特徴とする消耗電極式の交流ガスシールドアーク溶接装置。
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JPH11291042A JPH11291042A (ja) | 1999-10-26 |
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- 1998-04-07 JP JP09484198A patent/JP3856355B2/ja not_active Expired - Lifetime
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