JP3855931B2 - 光ヘッド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般的には、光ヘッド装置に関し、より特定的には、光検知器の位置調整を行なう構造を備える光ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD(Compact Disc)またはDVD(Digital Versatile Disc)などに書き込まれた情報を読み取ったり、反対にCDまたはDVDに情報を記録するために光ヘッド装置が使用される。
【0003】
このような光ヘッド装置では、光源から発せられた光ビームがCDまたはDVDに向けて照射され、その反射光が光検知器(PDIC;Photo Diode IC)へと向かう。この際、光検知器の受光部において焦点があった光ビームを適切な位置に受光するために、光検知器を適切な位置に移動させ固定する必要がある。そして、このような光検知器の位置調整を容易に行なうことを目的とする光ヘッド装置が、特開平2−301028号公報に光ピックアップ装置として開示されている(特許文献1)。
【0004】
図5は、特許文献1に開示されている光ピックアップ装置を示す斜視図である。図5を参照して、光ピックアップ装置は、光学ヘッドベース104と、光学ヘッドベース104上に設けられた可動板103と、可動板103を光学ヘッドベース104上に固定する接着剤105と、可動板103に固定され一体化された金属板102と、金属板102上に装着された光検知器101とを備える。接着剤105は、可動板103の周縁部分に設けられているほか、可動板103と光学ヘッドベース104との間にも介在している。つまり、接着剤105を介在させることによって、可動板103は光学ヘッドベース104上の空中に浮いた状態で位置決めされている。
【0005】
光ピックアップ装置の組み立て作業について説明すると、光検知器101が装着された金属板102と一体化した状態の可動板103と、光学ヘッドベース104との位置決めを行なう。この際、光ビームが光スポットとして光検知器101の受光部に集光するように、可動板103と光学ヘッドベース104との3次元的な位置決めを行なう。位置決めを行なった可動板103と光学ヘッドベース104との相対的な位置関係を治具などによって保持する。可動板103と光学ヘッドベース104との間に接着剤105を塗布し両者を固定する。
【0006】
図6は、特許文献1に開示されている別の光ピックアップ装置を示す断面図である。図6を参照して、光ピックアップ装置は、主表面を有する光学ヘッドベース204と、主表面上に設けられた可動板203と、可動板203の頂面に設けられた金属板202と、金属板202に設けられた光検知器201とを備える。可動板203および金属板202は、その一方端において固定ネジ207によって光学ヘッドベース204に固定されている。金属板202の他方端には、調整ネジ206が設けられている。調整ネジ206を締めることによって、金属板202の一方端を支点として金属板202を屈曲させることができる。
【0007】
図6に示す光ピックアップ装置では、可動板203を光学ヘッドベース204上で移動させることによって、光学ヘッドベース204の主表面に平行な平面における光検知器201の位置調整を行なう。また、調整ネジ206を締めたり緩めたりすることによって、光学ヘッドベース204の主表面に垂直な方向における光検知器201の位置調整を行なう。
【0008】
【特許文献1】
特開平2−301028号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示す光ピックアップ装置では、光検知器101の位置を固定するために接着剤105を可動板103と光学ヘッドベース104との間に介在させている。しかし、接着剤105は硬化する際に体積が収縮する。このため、光ビームが集光する位置に一度光検知器101が位置調整されたにもかかわらず、可動板103と光学ヘッドベース104との間に介在する接着剤105の収縮によって、光検知器101が位置調整された位置からずれて固定されるおそれある。一般的には、光検知器101の位置調整は数μm単位の精度で行なわれるため、特許文献1に記載されているように可動板103に面取りなしの可動板を使用した場合であっても、接着剤105の収縮による影響は無視できないものと考えられる。
【0010】
また、接着剤105は比較的大きい値の線膨張係数を有する。このため、接着剤105の硬化後においても、光ピックアップ装置が使用される熱環境が変化することによって、光検知器101の位置がずれてしまう場合がある。さらに、治具などにより可動板103と光学ヘッドベース104との相対的な位置関係を保持した状態で、可動板103と光学ヘッドベース104との間のわずかな隙間に接着剤105を注入することは困難である。このため、光ピックアップ装置の組み立て作業性が低下するという問題が発生する。
【0011】
図6に示す光ピックアップ装置では、光検知器201を所定の位置に固定するため、金属板202は屈曲した状態に保持される。このため、金属板202は常にテンションがかかった状態となり、そのテンションによって金属板202にクリープが発生するおそれがある。特に、金属板202が屈曲しやすいように設けられた一方端付近の切り欠き部分や調整ネジ206が金属板202に接触する部分などでは、特に集中してテンションがかかる。このような部分に局所的なクリープが発生することによって、金属板202に生じるひずみ量が時間の経過とともに変化し光検知器201の位置がずれてしまうという問題が発生する。
【0012】
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、容易かつ正確に光検知器の位置調整を行なうことができ、位置調整後においても光検知器の位置ずれが生じない信頼性の高い光ヘッド装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明の1つの局面に従った光ヘッド装置は、光学記録媒体で反射された光が通過する第1の取付け面を含むベース部材と、第1の取付け面に接触する第2の取付け面と、第2の取付け面と反対側に位置する第3の取付け面とを含む支持部材と、第1の取付け面に設けられるガイド部材と、支持部材を第1の取付け面の所望の位置に固定する第1の接着部材と、第3の取付け面に設けられ、第1の取付け面を通過した光を受光する光検知器と、光検知器を第3の取付け面の所望の位置に固定する第2の接着部材とを備える。第3の取付け面は、第1の取付け面から第1の距離に位置する第1の部分および第1の取付け面から第1の距離よりも大きい第2の距離に位置する第2の部分を有する。第3の取付け面は、第1の取付け面を通過した光が進行する方向にほぼ垂直方向に延在する。ガイド部材は、第1の部分から第2の部分に向かう方向に延在する案内面を有する。支持部材を第1の取付け面上で直線的にスライド移動させることによって、光検知器は第1の取付け面を通過した光が進行する方向における適切な位置に位置調整される。第1の接着部材は、支持部材と第1の取付け面との間に介在しないように設けられており、第2の接着部材は、光検知器と第3の取付け面との間に介在しないように設けられている。
【0014】
このように構成された光ヘッド装置によれば、光検知器を第3の取付け面で移動させることによって、第1の取付け面を通過した光が進行する方向に垂直な平面における最適な位置に光検知器を位置調整し、支持部材を第1の取付け面で移動させることによって、第1の取付け面を通過した光が進行する方向における最適な位置に光検知器を位置調整することができる。このため、光検知器の3次元的な位置調整を容易かつ正確に行なうことができるとともに、光ヘッド装置の組み立て作業を迅速に行なうことができる。また、第1の取付け面を通過した光は第3の取付け面に対して垂直に入射するため、光検知器の受光部に対して光を垂直方向に入射させることが容易になる。
【0015】
また、光ヘッド装置は第1および第2の接着部材を備える。第1および第2の接着部材は支持部材および光検知器が第1および第3の取付け面で固定される位置を制限しない。このため、支持部材および光検知器を第1および第3の取付け面で自由に移動させてそれぞれを所定の位置に位置決めした上で、支持部材および光検知器をその位置に固定することができる。また、本発明では、支持部材および光検知器を第1および第3の取付け面で移動させることによって光検知器の位置調整を行なうため、支持部材と第1の取付け面との間、および光検知器と第3の取付け面との間に接着部材が介在することがない。このため、接着部材の収縮による影響を受けることなく、光検知器を適切な位置に固定することができる。
【0016】
また、光ヘッド装置はガイド部材を備えるため、支持部材をガイド部材の案内面に沿って移動させることによって光検知器の位置調整を行なうことができる。これにより、光検知器の位置調整をさらに容易かつ正確に行なうことができる。
【0017】
この発明の別の局面に従った光ヘッド装置は、光学記録媒体で反射された光が通過する第1の取付け面を含むベース部材と、第1の取付け面に接触する第2の取付け面と、第2の取付け面と反対側に位置する第3の取付け面とを含む支持部材と、第3の取付け面に設けられ、第1の取付け面を通過した光を受光する光検知器とを備える。第3の取付け面は、第1の取付け面から第1の距離に位置する第1の部分および第1の取付け面から第1の距離よりも大きい第2の距離に位置する第2の部分を有し、かつ第1の取付け面を通過した光が進行する方向にほぼ垂直方向に延在する。支持部材は、第1および第2の部分に第2の取付け面に向かう力を加えても、第1および第2の距離がほぼ一定に保たれるように構成されている。支持部材を第1の取付け面上で直線的にスライド移動させることによって、光検知器は第1の取付け面を通過した光が進行する方向における適切な位置に位置調整される。
【0018】
このように構成された光ヘッド装置によれば、第3の取付け面は第1の取付け面からの距離がそれぞれ異なる第1の部分と第2の部分とを有しているため、光検知器を第3の取付け面で移動させるか、支持部材を第1の取付け面で移動させるかによって、第1の取付け面を通過した光が集光する位置に光検知器を移動させることができる。
【0019】
より具体的に説明すると、光検知器を第3の取付け面で移動させることによって、第1の取付け面を通過した光が進行する方向に垂直な平面における最適な位置に光検知器を位置調整し、支持部材を第1の取付け面で移動させることによって、第1の取付け面を通過した光が進行する方向における最適な位置に光検知器を位置調整することができる。また、第1の取付け面を通過した光は第3の取付け面に対して垂直に入射するため、光検知器の受光部に対して光を垂直方向に入射させることが容易になる。
【0020】
したがって、支持部材を介在させて光検知器をベース部材に設けることによって、光検知器の3次元的な位置調整を容易かつ正確に行なうことができる。また、光ヘッド装置の組み立て作業を迅速に行なうことができる。
【0021】
また、外部から力が加えられても第1の取付け面から第3の取付け面までの距離が保たれるように、支持部材は十分な剛性をもって構成されている。このため、光検知器の位置調整が行なわれた後においても光検知器を調整が行なわれた位置に確実に保持することができる。これにより、信頼性の高い光ヘッド装置を実現することができる。
【0022】
また好ましくは、光ヘッド装置は、支持部材を第1の取付け面の所望の位置に固定する第1の接着部材と、光検知器を第3の取付け面の所望の位置に固定する第2の接着部材とをさらに備える。第1の接着部材は、支持部材と第1の取付け面との間に介在しないように設けられており、第2の接着部材は、光検知器と第3の取付け面との間に介在しないように設けられている。このように構成された光ヘッド装置によれば、第1および第2の接着部材は支持部材および光検知器が第1および第3の取付け面で固定される位置を制限しない。このため、支持部材および光検知器を第1および第3の取付け面で自由に移動させてそれぞれを所定の位置に位置決めした上で、支持部材および光検知器をその位置に固定することができる。また、本発明では、支持部材および光検知器を第1および第3の取付け面で移動させることによって光検知器の位置調整を行なうため、支持部材と第1の取付け面との間、および光検知器と第3の取付け面との間に接着部材が介在することがない。このため、接着部材の収縮による影響を受けることなく、光検知器を適切な位置に固定することができる。
【0023】
また好ましくは、第1および第2の接着部材は、紫外線硬化性の接着剤である。このように構成された光ヘッド装置によれば、第1および第2の接着部剤に紫外線を照射することによって短時間で接着剤を硬化させることができる。これにより、接着剤が硬化するまでの間に生じる支持部材および光検知器の位置ずれを防止することができる。また、光ヘッド装置の組み立て作業を迅速に行なうことができる。
【0025】
また好ましくは、光ヘッド装置は、第1の部分から第2の部分に向かう方向に延在する案内面を有し、第1の取付け面に設けられるガイド部材をさらに備える。このように構成された光ヘッド装置によれば、支持部材をガイド部材の案内面に沿って移動させることによって光検知器の位置調整を行なう。これにより、光検知器の位置調整をさらに容易かつ正確に行なうことができる。
【0026】
また好ましくは、第3の取付け面は、第1の取付け面に対して傾斜しており、第1および第3の取付け面が交差する角度は5°以上30°以下である。このように構成された光ヘッド装置によれば、光検知器の位置調整を容易かつ迅速に行なうことができるとともに、光ヘッド装置の小型化を図ることができる。
【0027】
つまり、第1および第3の取付け面が交差する角度が5°よりも小さい場合、支持部材または光検知器の調整距離は大きくなる。このため、第1の取付け面の面積が第1の取付け面に接触する第2の取付け面の面積よりも余裕をもって大きくなるように第1の取付け面を設ける必要がある。これにより、第1の取付け面を含むベース部材の大きさが大きくなり光ヘッド装置の小型化が図れないという問題が発生する。また、第1および第3の取付け面が交差する角度が30°よりも大きい場合、支持部材または光検知器の調整距離が小さくなりすぎてしまう。このため、光検知器の位置調整を行なうための支持部材または光検知器の移動に精度の高い位置決め操作が要求されることとなる。そこで、第1および第3の取付け面が交差する角度を5°以上30°以下にすることによって、このような問題を解決し、上述の効果を奏することができる。
【0028】
また好ましくは、支持部材を第1の取付け面上でスライド移動させることによって、光検知器は第1の取付け面を通過した光が進行する方向における適切な位置に位置調整され、光検知器を第3の取付け面上でスライド移動させることによって、光検知器は第1の取付け面を通過した光が進行する方向に垂直な平面における適切な位置に位置調整される。
【0029】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0030】
(実施の形態)
図1は、この発明の実施の形態における光ヘッド装置を示す断面図である。図1を参照して、光ヘッド装置1は、箱形状のベース部材3と、ベース部材3の内部に設けられたレーザーダイオード13、ハーフミラー17および打ち上げミラー15と、ベース部材3の外周に位置する取付け面3aに設けられたくさび型ブロック8と、くさび型ブロック8の取付け面8bに設けられた光検知器(PDIC)5とを備える。くさび型ブロック8は、取付け面8bの反対側に位置する取付け面8aを有する。くさび型ブロック8は、取付け面8aが取付け面3aに接触するようにベース部材3に設けられている。
【0031】
ベース部材3およびくさび型ブロック8はともにアルミニウムから形成されている。また、ベース部材3およびくさび型ブロック8をプラスチックから形成しても良い。プラスチックを使用した場合、光ヘッド装置1の軽量化および製造コストの削減を図ることができる。
【0032】
ハーフミラー17、打ち上げミラー15および光検知器5は、一直線上に配置されている。ハーフミラー17上でその直線に垂直に交わる別の直線上には、ハーフミラー17から距離を隔ててレーザーダイオード13が設けられている。ハーフミラー17は、入射する光の50%を透過させ、残りの50%を反射する半透鏡である。取付け面3aとは別に設けられたベース部材3の側壁には中継用基板11が設けられている。光検知器5から延びる配線が中継用基板11に接続されており、その配線はさらに図示しない制御基板に接続されている。
【0033】
ハーフミラー17、打ち上げミラー15および光検知器5が設けられた直線上には、ベース部材3の取付け面3a部分およびくさび型ブロック8に孔3mおよび8mがそれぞれ形成されている。くさび型ブロック8は、紫外線硬化性の接着剤29によってベース部材3の取付け面3aに固定されている。光検知器5は、紫外線硬化性の接着剤26によってくさび型ブロック8の取付け面8bに固定されている。紫外線硬化性の接着剤26および29を使用することによって、紫外線が照射されてから10秒程度の短時間で接着剤26および29を硬化させ、光検知器5およびくさび型ブロック8を固定することができる。これにより、光ヘッド装置1の生産性を向上させることができる。
【0034】
なお、本実施の形態では、くさび型ブロック8および光検知器5の固定に紫外線硬化性の接着剤を使用したが、はんだや瞬間接着剤(シアノアクリレート系接着剤)を使用してもよい。瞬間接着剤を使用した場合、紫外線硬化性の接着剤を使用した場合と比較して、紫外線照射のための装置を省略でき光ヘッド装置1の製造装置を簡略化できるという利点がある。
【0035】
また、ベース部材3およびくさび型ブロック8をプラスチックから形成している場合には、プラスチックを取付け面3aおよび8bに溶着することによって、くさび型ブロック8および光検知器5をそれぞれ取付け面3aおよび8bに固定することもできる。
【0036】
図2は、図1中のII−II線上に沿った断面図である。図2を参照して、ベース部材3の底面側の外部には、ベース部材3に近い方から順にコリメータレンズ23、対物レンズ25および光ディスク27が設けられている。打ち上げミラー15、コリメータレンズ23、対物レンズ25および光ディスク27は、一直線上に配置されている。その直線はハーフミラー17、打ち上げミラー15および光検知器5が設けられた直線に垂直に交わる。
【0037】
図1および図2を参照して、レーザーダイオード13からは、それぞれ波長が異なる2種類のレーザー光が出射される。一方の波長を有するレーザー光は、CDに記録された情報を読み取ったり、CDに情報を記録するために用いられる。また、他方の波長を有するレーザー光は、DVDに記録された情報を読み取ったり、DVDに情報を記録するために用いられる。
【0038】
レーザーダイオード13から出射されたレーザー光は、ハーフミラー17に向かって進む。ハーフミラー17は光軸に対して傾いて設けられており、ハーフミラー17によってレーザー光の進路が90°変えられる。その後、レーザー光の進路は光軸に対して傾いて設けられた打ち上げミラー15によって再び90°変えられ、ベース部材3の外部に設けられたコリメータレンズ23および対物レンズ25へと向かう。コリメータレンズ23を通過することによってレーザー光は平行光に変換される。平行光に変換されたレーザー光は対物レンズ25を通過したのち光ディスク27の表面に集光する。
【0039】
レーザー光は光ディスク27で反射され、対物レンズ25、コリメータレンズ23および打ち上げミラー15を介してハーフミラー17へと向かう。そして、ハーフミラー17を透過したレーザー光は、ベース部材3およびくさび型ブロック8に形成された孔3mおよび8mを通過し、光検知器5の受光部へと集光する。
【0040】
レーザーダイオード13から波長が異なる2種類のレーザー光が出射されるのに対応して2種類のレーザー光を別々に受光するため、光検知器5には受光部が2箇所に設けられている。2箇所に設けられた受光部は、たとえば0.1mm離れて配置されている。
【0041】
図3は、図1中のくさび型ブロックおよび光検知器を示す斜視図である。図3を参照して、光検知器5は、くさび型ブロック8を介してベース部材3に取り付けられている。くさび型ブロック8の取付け面8bは、ベース部材3の取付け面3a(くさび型ブロック8の取付け面8a)に対して傾斜して形成されている。つまり、取付け面3aから取付け面8bまでの距離は、くさび型ブロック8の一方端から他方端に向かうにつれて単調増加する。取付け面8bと取付け面3aとが交差する角度θは、5°≦θ≦30°の関係を満たす。
【0042】
図4は、図3中の矢印IVが示す方向から見たくさび型ブロックおよび光検知器を示す平面図である。図4を参照して、ベース部材3の取付け面3aにくさび型ブロック8が設けられており、くさび型ブロック8の取付け面8bに光検知器5が設けられている。取付け面8bは、取付け面3aから距離がH1である部分8pと、取付け面3aからの距離がH1よりも大きいH2である部分8qとを有する。
【0043】
くさび型ブロック8はアルミニウムから形成されている。また、くさび型ブロック8は断面形状が台形の四角柱であり、表面に切り欠きなどは設けられていない。このため、くさび型ブロック8は十分な剛性を有し、部分8pおよび8qに取付け面8aに向かう力を加えても距離H1およびH2は一定に保たれる。
【0044】
図1から図3を参照して、くさび型ブロック8の取付け面8bは、光ディスク27で反射されたレーザー光の進行する方向(図3中の矢印31に示す方向)に垂直方向に延在している。取付け面8bに設けられた光検知器5の受光部に対して光ディスク27で反射されたレーザー光は垂直方向に入射する。このため、光検知器5において、より安定して光ディスク27からの情報を読み取ったりすることができる。
【0045】
図2および図3を参照して、ベース部材3の取り付け面3aには、案内面21aを有するガイド部材21が設けられている。案内面21aは取付け面3aに垂直に連なっており、取付け面3aから取付け面8bまでの距離が単調増加するくさび型ブロック8の一方端から他方端に向かう方向に延びている。案内面21aにくさび型ブロック8の側壁8cが接触するようにくさび型ブロック8が設けられている。案内面21aは、くさび型ブロックの側壁8cよりも長い距離に渡って延びている。
【0046】
この発明の実施の形態に従った光ヘッド装置1は、光学記録媒体としての光ディスク27で反射されたレーザー光が通過する第1の取付け面としての取付け面3aを含むベース部材3と、取付け面3aに接触する第2の取付け面としての取付け面8aと、取付け面8aと反対側に位置する第3の取付け面としての取付け面8bとを含む支持部材としてのくさび型ブロック8と、取付け面8bに設けられ、取付け面3aを通過したレーザー光を受光する光検知器5とを備える。取付け面8bは、取付け面3aから第1の距離としてのH1に位置する第1の部分としての部分8p、および取付け面3aからH1よりも大きい第2の距離としてのH2に位置する第2の部分としての部分8qを有する。くさび型ブロック8は、部分8pおよび8qに取付け面8aに向かう力を加えても、H1およびH2がほぼ一定に保たれるように構成されている。
【0047】
光ヘッド装置1は、くさび型ブロック8を取付け面3aの所望の位置に固定する第1の接着部材としての接着剤29と、光検知器5を取付け面8bの所望の位置に固定する第2の接着部材としての接着剤26とをさらに備える。接着剤26および29は、紫外線硬化性の接着剤である。
【0048】
取付け面8bは、取付け面3aを通過したレーザー光が進行する方向にほぼ垂直方向に延在する。光ヘッド装置1は、部分8pから部分8qに向かう方向に延在する案内面21aを有し、取付け面3aに設けられるガイド部材21をさらに備える。
【0049】
取付け面8bは、取付け面3aに対して傾斜しており、取付け面3aおよび8bが交差する角度は5°以上30°以下である。
【0050】
光ディスク27で反射されハーフミラー17を透過したレーザー光は、光検知器5の受光部に焦点があった状態で照射されなければならない。特に、光ヘッド装置1ではレーザーダイオード13から波長の異なる2種類のレーザー光が出射されるため、それぞれのレーザー光が光検知器5において離れて位置する受光部に正しく照射される必要がある。このため、光ヘッド装置1の組み立て時において光検知器5の位置調整を行なう必要がある。以下において、光検知器5の位置調整を行なう手順について説明する。
【0051】
図3を参照して、取付け面8bが位置する平面をX−Y平面とし、取付け面8bに垂直方向(レーザー光が光検知器5に向かう矢印31に示す方向)をZ軸方向とする。まず、ベース部材3の取付け面3aにくさび型ブロック8を仮止めした状態で、光検知器5を取付け面8b上で移動させる。レーザー光が光検知器5の受光部に照射されるようにX−Y平面における光検知器5の位置調整を行なう。この際、光検知器5を取り付け面8b上で回転させることによって、波長の異なるレーザー光の各々が光検知器5の所定の受光部にそれぞれ照射されるように位置調整を行なう。
【0052】
X−Y平面において位置調整された光検知器5を取付け面8bに仮止めした状態で、くさび型ブロック8をベース部材の取付け面3a上で移動させる。レーザー光が光検知器5の受光部で焦点があうようにZ軸方向における光検知器5の位置調整を行なう。この際、くさび型ブロック8の側壁8cをガイド部材21の案内面21aに沿うようにくさび型ブロック8をスライド移動させる。くさび型ブロック8の移動にガイド部材21を使用することによって、くさび型ブロック8をよりスムーズに最適な位置に移動させることができる。
【0053】
くさび型ブロック8を取付け面3a上で移動させることによって、X−Y平面における光検知器5の位置がずれる。そこで、光検知器5を取付け面8b上で移動させることによって、再びレーザー光が光検知器5の受光部に照射される位置に調整する。
【0054】
取付け面3aおよび8bは平坦な平面に形成されているため、光検知器5およびくさび型ブロック8を取付け面8bおよび3a上で安定して移動させることができる。また、μmの単位で位置調整が可能なステージを使用して光検知器5およびくさび型ブロック8の移動を行なうこともできる。これにより、光検知器5の位置調整を容易かつ正確に行なうことができる。
【0055】
以上の調整作業によって、光検知器5は受光部にレーザー光が照射される最適な位置に位置決めされる。このように位置決めされたくさび型ブロック8および光検知器5を固定するために、くさび型ブロック8の側壁と取付け面3aとの境界部分および光検知器5の側壁と取付け面8bとの境界部分に接着剤29および26を塗布する。接着剤29および26に紫外線を照射し接着剤29および26を硬化させる。
【0056】
この発明の実施の形態に従った光ヘッド装置1は、くさび型ブロック8を取付け面3a上でスライド移動させることによって、光検知器5は取付け面3aを通過したレーザー光が進行する方向における適切な位置に位置調整され、光検知器5を取付け面8b上でスライド移動させることによって、光検知器5は取付け面3aを通過したレーザー光が進行する方向に垂直な平面における適切な位置に位置調整される。
【0057】
このように構成された光ヘッド装置1によれば、くさび型ブロック8を介在させて光検知器5を設けているため、光検知器5の位置調整を容易かつ正確に行なうことができる。また、光検知器5およびくさび型ブロック8の固定に接着剤26および29を使用しているため、取付け面8bおよび3a上で位置調整された任意の場所に光検知器5およびくさび型ブロック8を固定することができる。
【0058】
さらに、ベース部材3の取付け面3aとくさび型ブロック8の取付け面8aとの間、およびくさび型ブロック8の取付け面8bと光検知器5との間のいずれにも接着剤が介在しない。このため、接着剤の硬化時における収縮や硬化後の熱変化による膨張または伸縮などの影響を受けることなく、光検知器5の位置を確実に保持することができる。また、くさび型ブロック8は十分な剛性を有するため、光検知器5の位置はさらに確実に保持される。以上の理由から、レーザー光が安定して光検知器5で受光される信頼性の高い光ヘッド装置1を実現することができる。
【0059】
また、取付け面8bと取付け面3aとが交差する角度θは、5°≦θ≦30°の関係を満たしている。角度θがこのような関係を満たすようにくさび型ブロック8を構成することによって、光検知器5の位置調整を容易かつ正確に行なうことができ、取付け面3aの面積を小さくしてベース部材3を設計することができる。つまり、角度θが5°以上であるため、光検知器5の位置調整時においてくさび型ブロック8を取付け面3a上で移動させる距離を短くすることができる。これにより、取付け面3aの面積を小さくしてベース部材3を構成し、光ヘッド装置1の小型化を図ることができる。また、角度θが30°以下であるため、くさび型ブロック8をある程度長い距離を移動させて光検知器5の位置調整を行なうことができる。
【0060】
たとえば、取付け面8bと取付け面3aとが交差する角度θが10°であった場合を想定する。この場合、Z軸方向に1mmずれた光検知器5の位置を補正するために、くさび型ブロック8を取付け面3a上で5.5mmほど移動させれば良い。以上の理由から、くさび型ブロック8を取付け面3a上で移動させる際に精度が高い位置決め操作が要求されず、光検知器5の位置調整を容易かつ正確に行なうことができる。
【0061】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に従えば、容易かつ正確に光検知器の位置調整を行なうことができ、位置調整後においても光検知器の位置ずれが生じない信頼性の高い光ヘッド装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態における光ヘッド装置を示す断面図である。
【図2】 図1中のII−II線上に沿った断面図である。
【図3】 図1中のくさび型ブロックおよび光検知器を示す斜視図である。
【図4】 図3中の矢印IVが示す方向から見たくさび型ブロックおよび光検知器を示す平面図である。
【図5】 特許文献1に開示されている光ピックアップ装置を示す斜視図である。
【図6】 特許文献1に開示されている別の光ピックアップ装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光ヘッド装置、3 ベース部材、3a,8a,8b 取付け面、5 光検知器、8 くさび型ブロック、8p,8q 部分、21 ガイド部材、21a 案内面、26,29 接着剤、27 光ディスク。
Claims (7)
- 光学記録媒体で反射された光が通過する第1の取付け面を含むベース部材と、
前記第1の取付け面に接触する第2の取付け面と、前記第2の取付け面と反対側に位置し、前記第1の取付け面から第1の距離に位置する第1の部分および前記第1の取付け面から前記第1の距離よりも大きい第2の距離に位置する第2の部分を有し、かつ前記第1の取付け面を通過した光が進行する方向にほぼ垂直方向に延在する第3の取付け面とを含む支持部材と、
前記第1の部分から前記第2の部分に向かう方向に延在する案内面を有し、前記第1の取付け面に設けられるガイド部材と、
前記支持部材を前記第1の取付け面の所望の位置に固定する第1の接着部材と、
前記第3の取付け面に設けられ、前記第1の取付け面を通過した光を受光する光検知器と、
前記光検知器を前記第3の取付け面の所望の位置に固定する第2の接着部材とを備え、
前記支持部材を前記第1の取付け面上で直線的にスライド移動させることによって、前記光検知器は前記第1の取付け面を通過した光が進行する方向における適切な位置に位置調整され、
前記第1の接着部材は、前記支持部材と前記第1の取付け面との間に介在しないように設けられており、前記第2の接着部材は、前記光検知器と前記第3の取付け面との間に介在しないように設けられている、光ヘッド装置。 - 光学記録媒体で反射された光が通過する第1の取付け面を含むベース部材と、
前記第1の取付け面に接触する第2の取付け面と、前記第2の取付け面と反対側に位置し、前記第1の取付け面から第1の距離に位置する第1の部分および前記第1の取付け面から前記第1の距離よりも大きい第2の距離に位置する第2の部分を有し、かつ前記第1の取付け面を通過した光が進行する方向にほぼ垂直方向に延在する第3の取付け面とを含む支持部材と、
前記第3の取付け面に設けられ、前記第1の取付け面を通過した光を受光する光検知器とを備え、
前記支持部材は、前記第1および第2の部分に前記第2の取付け面に向かう力を加えても、前記第1および第2の距離がほぼ一定に保たれるように構成されており、
前記支持部材を前記第1の取付け面上で直線的にスライド移動させることによって、前記光検知器は前記第1の取付け面を通過した光が進行する方向における適切な位置に位置調整される、光ヘッド装置。 - 前記支持部材を前記第1の取付け面の所望の位置に固定する第1の接着部材と、前記光検知器を前記第3の取付け面の所望の位置に固定する第2の接着部材とをさらに備え、
前記第1の接着部材は、前記支持部材と前記第1の取付け面との間に介在しないように設けられており、前記第2の接着部材は、前記光検知器と前記第3の取付け面との間に介在しないように設けられている、請求項2に記載の光ヘッド装置。 - 前記第1および第2の接着部材は、紫外線硬化性の接着剤である、請求項3に記載の光ヘッド装置。
- 前記第1の部分から前記第2の部分に向かう方向に延在する案内面を有し、前記第1の取付け面に設けられるガイド部材をさらに備える、請求項2に記載の光ヘッド装置。
- 前記第3の取付け面は、前記第1の取付け面に対して傾斜しており、前記第1および第3の取付け面が交差する角度は5°以上30°以下である、請求項2から5のいずれか1項に記載の光ヘッド装置。
- 前記支持部材を前記第1の取付け面上でスライド移動させることによって、前記光検知器は前記第1の取付け面を通過した光が進行する方向における適切な位置に位置調整され、前記光検知器を前記第3の取付け面上でスライド移動させることによって、前記光検知器は前記第1の取付け面を通過した光が進行する方向に垂直な平面における適切な位置に位置調整される、請求項1から6のいずれか1項に記載の光ヘッド装置。
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