JP2009205775A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ピックアップ装置に組み込まれている偏光ビームスプリッタの取り付け位置を設定する。
【解決手段】 レーザーダイオード1から放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が入射されるとともに入射されるレーザー光の透過動作及び反射動作を選択制御する制御膜Sが接着される制御面が形成されている第1プリズム3Aと該第1プリズム3Aに形成されている制御面に接着固定される対向面を備えた第2プリズム3Bにて構成された偏光ビームスプリッタ3を備え、第1プリズム3Aの制御面に当接する第1及び第2の位置決めピン11、12を光学部品が固定される基台に設け、前記第1及び第2位置決めピンに第1プリズム3Aの制御面を押圧当接させた状態にて偏光ビームスプリッタ3を基台に接着固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスクに記録されている信号の読み出し動作を行う光ピックアップ装置に関する。
光ピックアップ装置から照射されるレーザー光を光ディスクに設けられている信号記録層に照射することによって信号の読み出し動作を行うことが出来る光ディスク装置が普及している。
信号記録層に記録されている信号の光ピックアップ装置による読み出し動作は、レーザーダイオードから放射されるレーザー光を信号記録層に照射させ、該信号記録層から反射されるレーザー光の変化を光検出器によって検出することによって行われている。
レーザー光によって信号記録層に記録されている信号を読み出すためには、レーザー光を信号記録層に集光させるフォーカシング制御動作及び信号記録層に渦巻き状に設けられている信号トラックにレーザー光を追従させるトラッキング制御動作を正確に行う必要がある。
斯かるフォーカシング制御動作を行う方法としては、種々あるが非点収差の発生を利用した非点収差法が一般的に行われている。また、トラッキング制御方法としても種々あるが、メインビームと2つのサブビームを使用する3ビーム法が一般的に行われている。
更に、最近では正確なフォーカシング制御動作を行うためにメインビームだけでなくサブビームも使用する差動非点収差法が採用されている。斯かるフォーカシング制御動作に利用される非点収差法、差動非点収差法及びトラッキング制御動作に利用される3ビーム法は、2つのサブビームが各々照射される2つのサブビーム用受光部とメインビームが照射されるメインビーム用受光部が組み込まれている光検出器を設け、この光検出器から得られる信号によりフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を生成させることによって各制御動作を行うように構成されているが、斯かる技術は、周知であるのでその説明は省略する。
光ピックアップ装置における光ディスクに記録されている信号の読み出し動作や信号の記録動作を正確に行うためには、前述したフォーカシング制御動作やトラッキング制御動作を正確に行うことが必須の条件となる。斯かるフォーカシング制御動作やトラッキング制御動作を正確に行うためには、光ピックアップ装置を構成する各部品、特にレーザー光の光路を形成する光学部品の固定位置を正確にする必要がある。
レーザー光の光路を変更制御する素子として偏光ビームスプリッタと呼ばれる光学部品が多く採用されているが、斯かる偏光ビームスプリッタは2つのプリズムを透過と反射を選択制御する制御膜を挟むように対向接着させるように構成されている。斯かる偏光ビームスプリッタは、レーザーダイオードから放射されたレーザー光を光ディスクに設けられている信号記録層に集光させるべく設けられている対物レンズの方向へ導くとともに信号記録層から反射されるレーザー光である戻り光を光検出器に導くように設けられているので、その取り付け位置を正確にしなければ光ピックアップ装置における前述した各制御動作を正確に行うことが出来ないことになる。
光ピックアップ装置に組み込まれる偏光ビームスプリッタを正確な位置に固定するため
の技術が開発されている。(特許文献1参照。)
特開2006−99875号公報
前述した特許文献に開示されている従来技術は、偏光ビームスプリッタを構成するプリズムの位置を正確に固定することは出来るものの斯かる技術は偏光ビームスプリッタを構成するプリズムの外側の位置を規定するようにされているので、偏光ビームスプリッタ自体が正確に製造されていなければ反射や透過を制御する偏光面の位置が正確な位置に固定されないという問題がある。
本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ピックアップ装置を提供しようとするものである。
本発明は、レーザーダイオードから放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が入射されるとともに入射されるレーザー光の透過動作及び反射動作を選択制御する制御膜が接着される制御面が形成されている第1プリズムと該第1プリズムに形成されている制御面に接着固定される対向面を備えた第2プリズムにて構成された偏光ビームスプリッタを備え、第1プリズムの制御面に当接する第1及び第2の位置決めピンを光学部品が固定される基台に設け、前記第1及び第2位置決めピンに第1プリズムの制御面を押圧当接させた状態にて偏光ビームスプリッタを基台に接着固定するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明は、第1及び第2位置決めピンに当接する第1プリズムの制御面の面積を第2プリズムの対向面の面積より大にしたことを特徴とするものである。
そして、本発明は、レーザーダイオードから放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が入射されるとともに入射されるレーザー光の透過動作及び反射動作を選択制御する制御膜が接着される制御面が形成されている第1プリズムと該第1プリズムに形成されている制御面に接着固定される対向面を備え、且つ第1プリズムと同一の第2プリズムにて構成された偏光ビームスプリッタを備え、第1プリズムの制御面に当接する第1位置決めピンと第2プリズムの対向面に当接する第2位置決めピンを光学部品が固定される基台に設け、第1位置決めピンに第1プリズムの制御面を押圧させるとともに第2位置決めピンに第2プリズムの対向面を押圧当接させた状態にて偏光ビームスプリッタを基台に接着固定するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明は、第1プリズムの制御面と第2プリズムの対向面とを第1位置決めピン又は第2位置決めピン方向にずらせて配置したことを特徴とするものである。
そして、本発明は、レーザーダイオードから放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が入射されるとともに入射されるレーザー光の透過動作及び反射動作を選択制御する制御膜が接着される制御面が形成されている第1プリズムと該第1プリズムに形成されている制御面に対抗する対向面を備え、且つ第1プリズムと同一の第2プリズムにて構成された偏光ビームスプリッタを備え、前記第1プリズムの制御面に当接する第1及び第2位置決めピンを光学部品が固定される基台に設け、前記第1及び第2位置決めピンに第1プリズムの制御面を押圧当接させた状態にて第1プリズムを基台に接着固定するとともに前記第1及び第2位置決めピンに第2プリズムの対向面を押圧当接させた状態にて第2プリズムを基台に接着固定するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の光ピックアップ装置は、レーザーダイオードから放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が入射されるとともに入射されるレーザー光の透過動作及び反射動作を選択制御する制御膜が接着される制御面が形成されている第1プリズムと該第1プリズムに形成されている制御面に接着固定される対向面を備えた第2プリズムにて構成された偏光ビームスプリッタを備え、第1プリズムの制御面に当接する第1及び第2の位置決めピンを光学部品が固定される基台に設け、前記第1及び第2位置決めピンに第1プリズムの制御面を押圧当接させた状態にて偏光ビームスプリッタを基台に接着固定するようにしたので、即ち第1位置決めピン及び第2位置決めピンによって制御面の位置を決定するようにしたので、レーザー光の透過動作及び反射動作を制御する制御膜を正確な位置に設置することが出来る。
従って、本発明によればレーザーダイオードから放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光を光検出器に対して正確な位置に照射させることが出来、光ピックアップ装置における信号読み取り動作、フォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作を正確に行うことが出来る。
図1は本発明に係る光ピックアップ装置を示す要部の斜視図、図2、図3及び図4は本発明の実施例を示す要部の平面図である。
まず、光ピックアップ装置の構成について図1を参照して説明する。図1において、1はレーザー駆動回路から供給される駆動信号に対応した出力のレーザー光L1を放射するレーザーダイオードであり、斯かるレーザー光L1は断面が楕円状のレーザー光である。
2は前記レーザーダイオード1から放射されるレーザー光L1が入射される回折格子であり、メインビームである0次光とサブビームである+1次光及び−1次光より成るレーザー光L2を生成出射する作用を成すものである。
3は前記回折格子2から出射されるレーザー光L2が入射される偏光ビームスプリッタであり、三角柱状の第1プリズム3A及び第2プリズム3Bにて構成されている。前記第1プリズム3Aの制御面3aと第2プリズム3Bの対向面3bの間にはレーザー光の透過動作及び反射動作を選択的に制御する制御膜Sが接着固定されている。
図1に示した偏光ビームスプリッタ3は本発明に係る一実施例であり、図1及び図2に示すように第1プリズム3Aの制御面3aの面積の方が第2プリズム3Bの対向面3bの面積より大きくなるように構成されている。
前記偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜Sは、光ディスクに照射されるレーザー光L3を透過させるとともにレーザー光の出力を制御するべく設けられているフロントモニター用ダイオード4へ照射されるモニター用レーザー光L4を反射させ、また、前記制御膜Sは後述するように光ディスクから反射される戻り光を制御用レーザー光L9として反射させる作用も成すように構成されている。
5は前記偏光ビームスプリッタ3の制御膜Sを透過したレーザー光L3が入射されるコリメートレンズであり、入射されるレーザー光L3を平行光であるレーザー光L5に変更する作用を成すものである。6は前記レーザー光L5が入射される反射ミラーであり、前記レーザー光L5の全てをレーザー光L6として光ディスクの方向へ反射させる作用を成すものである。斯かる反射ミラー6は、一般的には立ち上げミラーと呼ばれている。
7は前記反射ミラー6から反射されたレーザー光L6が入射される1/4波長板であり、レーザー光L6の位相を1/4波長ずらせることによって直線偏光光から円偏光光に変換する作用を成すものである。8は前記1/4波長板7を透過したレーザー光L7が入射される対物レンズであり、光ディスクに設けられている信号記録層に絞ったレーザー光L8として集光させる作用を成すものである。また、前記対物レンズ8は、光ディスクの信号面に対して垂直方向への変位動作によってフォーカシング制御動作を行うとともに光ディスクの径方向への変位動作によってトラッキング制御動作を行うように構成されている。斯かる動作を行う対物レンズは、例えば4本の支持ワイヤーにてフォーカシング制御方向及びトラッキング制御方向へ変位可能に設けられているが、斯かる構成は周知であるので、その説明は省略する。
前記対物レンズ8によって光ディスクの信号記録層に照射されたレーザー光L8は前記信号記録層から反射された戻り光として光ディスク側から前記対物レンズ8に入射される。前記対物レンズ8に入射された戻り光は、前記1/4波長板7、反射ミラー6及びコリメートレンズ5の同一光路を通して前記偏光ビームスプリッタ3に入射される。
このようにして、前記偏光ビームスプリッタ3に入射される戻り光の位相は前記1/4波長板7を往復透過するため、周知のように1/2波長だけずれたレーザー光、即ち偏光方向が変換された直線偏光光に変換されることになる。このようにして直線偏光光の偏光方向が変換された戻り光が前記偏光ビームスプリッタ3に入射されると、該偏光ビームスプリッタ3に形成されている制御膜Sによって制御用レーザー光L9として反射されることになる。
9は前記偏光ビームスプリッタ3の制御膜Sにて反射された制御用レーザー光L9が入射されるセンサーレンズであり、該制御用レーザー光L9をPDICと呼ばれる光検出器10に設けられている受光部に集光レーザー光L10として照射させる作用を有している。また、前記センサーレンズ9にはシリンドリカルレンズ等が組み込まれており、非点収差法によるフォーカシング制御動作を行うために非点収差を発生させるように構成されているが、斯かる点は周知であるので、その説明は省略する。
前述したように本発明に係る光ピックアップ装置は、レーザーダイオード1、回折格子2、偏光ビームスプリッタ3、フロントモニター用ダイオード4、コリメートレンズ5、反射ミラー6、1/4波長板7、対物レンズ8、センサーレンズ9及び光検出器10等にて構成されているが、斯かる光学部品は光ピックアップ装置の基台(図示せず)に設けられている個々の取り付け位置に接着剤等によって固定されている。尚、斯かる基台は、金属製のダイカストにて成型されることが多い。
図1に示した光ピックアップ装置において、レーザーダイオード1から放射されるレーザー光L1は、回折格子2、偏光ビームスプリッタ3、コリメートレンズ5、反射ミラー6及び1/4波長板7を通して対物レンズ8に入射され、該対物レンズ8の集光動作によって光ディスクの信号記録層に照射されることになる。
前記信号記録層に照射されたレーザー光L8は該信号記録層から反射されて戻り光として対物レンズ8に入射される。前記対物レンズ8に入射された戻り光は、1/4波長板7、反射ミラー6及びコリメートレンズ5を介して偏光ビームスプリッタ3に入射される。
このようにして前記偏光ビームスプリッタ3に入射された戻り光は、該偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜Sによって制御用レーザー光L9として反射される。このようにして得られる制御用レーザー光L9はセンサーレンズ9に入射されるとともに集
光レーザー光L10として光検出器10に設けられている受光部に照射される。
光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が光検出器10に設けられている受光部に照射されると、該受光部に設けられている4分割センサー等からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号が生成され、これらのエラー信号を使用してフォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作が行われることになる。
以上に説明したように本発明に係る光ピックアップ装置は構成されているが、次に本発明の要旨、即ち偏光ビームスプリッタ3の固定動作について説明する。
図1において、11及び12は第1及び第2位置決めピンであり、前記基台に固装されている。図2は前記偏光ビームスプリッタ3と第1位置決めピン11及び第2位置決めピン12との関係を示すものである。
図2に示すように第1位置決めピン11及び第2位置決めピン12は、第1プリズム3Aの制御膜Sが接着されている面、即ち制御面3aに当接するように構成されている。第1プリズム3A及び第2プリズム3Bは、共に三角柱状にて構成されており、制御膜Sを挟んで第1プリズム3Aの制御面3aと第2プリズム3Bの対向面3bとを接着させることによって偏光ビームスプリッタ3は組み立て製造されることになる。
このようにして製造された偏光ビームスプリッタ3は、図2に示したように第1プリズム3Aの制御面3aの中の第2プリズム3Bの対向面3bの外側の部分を前記第1位置決めピン11及び第2位置決めピン12に対して押圧当接させながら紫外線硬化型の接着剤にて基台に対して固着する動作が行われる。
斯かる接着固定動作を行う結果、偏光ビームスプリッタ3は基台の所望の取り付け位置に固定されることになるが、前記第1位置決めピン11及び第2位置決めピン12によって第1プリズム3Aの制御面3aの位置が決定されるので、特に第2プリズム3Bを挟んで第1位置決めピン11及び第2位置決めピン12を配置したので、第1プリズム3Aの制御面3aの位置、即ち制御膜Sを所望の位置に正確に固定することが出来る。このようにして偏光ビームスプリッタ3に設けられている制御膜Sを正確な位置に固定することが出来るので、光ピックアップ装置の光学特性を向上させることが出来る。
図3は本発明に係る他の実施例であり、同図に示すように第1プリズム3A及び第2プリズム3Bは同一形状で同一の大きさのプリズムであり、第1プリズム3Aの制御面3aに対して第2プリズム3Bの対向面3bが第1位置決めピン11方向にずれるように構成されている。斯かる構成の偏光ビームスプリッタ3では、第1プリズム3Aの制御面3aを第2位置決めピン12に押圧当接させるとともに第2プリズム3Bの対向面3bを第1位置決めピン11に押圧当接させた状態にて基台に対する接着固定動作が行われる。
斯かる構成においても、制御膜Sの位置が第1位置決めピン11及び第2位置決めピン12によって決定されるので、光ピックアップ装置の光学特性を向上させることが出来る。尚、本実施例では、第1プリズム3Aの制御面3aに対して第2プリズム3Bの対向面3bが第1位置決めピン11方向にずれるように構成したが、反対に第1プリズム3Aの制御面3aに対して第2プリズム3Bの対向面3bを第2位置決めピン12方向にずらすように構成することも出来る。
図4は本発明に係る他の実施例であり、第1プリズム3Aの制御面3aを第1位置決めピン11及び第2位置決めピン12に押圧当接させるだけでなく第2プリズム3Bの対向面3bを第1位置決めピン11及び第2位置決めピン12に押圧当接させるように構成さ
れている。斯かる構成においても第1プリズム3Aの制御面3aに設けられている制御膜Sを正確な位置に固定することが出来るので、光ピックアップ装置の光学特性を向上させることが出来る。
尚、斯かる構成においては、第1プリズム3Aの制御面3aに接着固定されている制御膜Sと第2プリズム3Bの対向面3bとの間に空間部が介在するため、屈折率の変化に伴って収差が発生するが、斯かる収差補正を第2プリズム3Bにて行うように構成すれば何等問題はない。
本発明に係る光ピックアップ装置を示す要部の斜視図である。 本発明の実施例を示す要部の平面図である。 本発明の実施例を示す要部の平面図である。 本発明の実施例を示す要部の平面図である。
符号の説明
1 レーザーダイオード
2 回折格子
3 偏光ビームスプリッタ
3A 第1プリズム
3B 第2プリズム
8 対物レンズ
10 光検出器
11 第1位置決めピン
12 第2位置決めピン

Claims (7)

  1. レーザーダイオードから放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が入射されるとともに入射されるレーザー光の透過動作及び反射動作を選択制御する制御膜が接着される制御面が形成されている第1プリズムと該第1プリズムに形成されている制御面に接着固定される対向面を備えた第2プリズムにて構成された偏光ビームスプリッタを備えた光ピックアップ装置であり、第1プリズムの制御面に当接する第1及び第2の位置決めピンを光学部品が固定される基台に設け、前記第1及び第2位置決めピンに第1プリズムの制御面を押圧当接させた状態にて偏光ビームスプリッタを基台に接着固定するようにしたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 第1及び第2位置決めピンに当接する第1プリズムの制御面の面積を第2プリズムの対向面の面積より大にしたことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 第1位置決めピンと第2位置決めピンとの間に第2プリズムの対向面を配置したことを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. レーザーダイオードから放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が入射されるとともに入射されるレーザー光の透過動作及び反射動作を選択制御する制御膜が接着される制御面が形成されている第1プリズムと該第1プリズムに形成されている制御面に接着固定される対向面を備え、且つ第1プリズムと同一の第2プリズムにて構成された偏光ビームスプリッタを備えた光ピックアップ装置であり、第1プリズムの制御面に当接する第1位置決めピンと第2プリズムの対向面に当接する第2位置決めピンを光学部品が固定される基台に設け、前記第1位置決めピンに第1プリズムの制御面を押圧させるとともに第2位置決めピンに第2プリズムの対向面を押圧当接させた状態にて偏光ビームスプリッタを基台に接着固定するようにしたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 第1プリズムの制御面と第2プリズムの対向面とを第1位置決めピン又は第2位置決めピン方向にずらせて配置したことを特徴とする請求項4に記載の光ピックアップ装置。
  6. レーザーダイオードから放射されるレーザー光及び光ディスクの信号記録層から反射される戻り光が入射されるとともに入射されるレーザー光の透過動作及び反射動作を選択制御する制御膜が接着される制御面が形成されている第1プリズムと該第1プリズムに形成されている制御面に対抗する対向面を備え、且つ第1プリズムと同一の第2プリズムにて構成された偏光ビームスプリッタを備えた光ピックアップ装置であり、第1プリズムの制御面に当接する第1及び第2位置決めピンを光学部品が固定される基台に設け、前記第1及び第2位置決めピンに第1プリズムの制御面を押圧当接させた状態にて第1プリズムを基台に接着固定するとともに前記第1及び第2位置決めピンに第2プリズムの対向面を押圧当接させた状態にて第2プリズムを基台に接着固定するようにしたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  7. 第2プリズムにて透過光の収差を補正するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の光ピックアップ装置。
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