JP3855155B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、インバ−タ回路からの高周波電力によって放電灯を点灯させる放電灯の点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に、従来の放電灯装置の回路図を示す(従来例1)。図において、1は商用電源から得られる直流電源、2及び3は、インバ−タ回路を構成するMOSFETからなるスイッチング素子、4は放電灯の電流を制限するための2つの副巻線を有するチョ−クコイル、5は放電灯、6は放電灯に並列に接続されたコンデンサ、7は結合コンデンサ、10及び11は抵抗及びコンデンサからなるMOSFET 2の起動回路、チョ−クコイル4の2つの副巻線はそれぞれ抵抗8及び9を介してMOSFET 2及び3が交互にON、OFFするようそのゲ−ト、ソ−ス間に接続する。
【0003】
なお、商用電源から直流電源を得る場合の直流電源1の構成例を図7示す。図に示すように、1aは商用電源、1bはダイオ−ドブリッジ、1cは例えば昇圧コンバ−タ等から成る定電圧回路で定電圧化された後、平滑コンデンサ1dで平滑化され、直流電源として負荷回路出力されるように構成される。
【0004】
以下、この図6に示した従来例の回路の動作を説明する。図において、直流電源1が投入されると、抵抗10及びコンデンサ11からの起動電流によってMOSFETは交互に高周波数で駆動され放電灯5は点灯に至る。
【0005】
また、図8に従来の別の放電灯装置の回路図を示す(従来例2)。図において、図6及び図7と同一または相当部分は同一符号で示す。
【0006】
13は変流器などで構成される放電灯5の電流検出回路、12は内部に電圧制御発振器(以下VCOと呼ぶ)などの発振周波数を可変に制御する回路を内蔵し上記放電灯電流検出回路13を入力として、常に放電灯5の検出電流を一定にするよう上記MOSFET 2及びMOSFET 3からなるインバ−タ回路を他励駆動するインバ−タ制御回路であり、放電灯5の動作周囲温度、経年変化等の影響を受けずに一定の放電灯電流で点灯できるものである。また、放電灯5の検出電流を一定に制御することにより、定格電流が同じで定格電力の異なる複数の放電灯に対応できるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例1では、MOSFETの駆動周波数は、いわゆる自励発振回路であるため発振回路を構成する回路定数や負荷の条件に影響される。具体的には、放電灯5の動作周囲温度、経年変化等の影響を受けて放電灯の出力電力が影響を受ける問題があった。
【0008】
また、図のように構成された同一の点灯回路に定格電流が同一で定格電圧の異なる放電灯を装着した場合、即ち、定格電力の異なる複数の放電灯を1種類の点灯装置で共用しようとした場合に、それぞれの放電灯の定格電力に対応した異なる出力電力で点灯することが困難である問題があった。
【0009】
また、従来例2では、VCOを内蔵した高価で複雑な制御回路が必要である問題点があった。
【0010】
この発明は、従来装置の上記の問題点を解決するためになされたもので、この発明の第1の目的は、放電灯5の電流を周囲動作温度、経年変化等による特性の変化に対して少なくなるように制御する点灯回路を提供することを目的とする。
【0011】
また、この発明の第2の目的は、同一の点灯装置で定格電流がほぼ同一で定格電力の異なる複数の放電灯をそれぞれの定格電力に対応して点灯することを可能とする点灯回路を提供することを目的とする。
【0012】
また、この発明の第3の目的は、VCOなどの高価で複雑な制御回路を必要とせず安価で簡単な構成で上記第1及び第2の目的を達成する点灯回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る放電灯点灯装置は、直流電源と、上記直流電源から供給される直流を高周波電流に変換するインバータ回路と、このインバータ回路に接続されるチョークコイル、放電灯及び結合コンデンサよりなる放電灯負荷回路と、この放電灯負荷回路に設けられた上記チョークコイルの副巻線で上記インバータ回路のスイッチング素子を駆動する放電灯点灯装置において、上記スイッチング素子の発振周波数を検出する周波数検出手段と、
この周波数検出手段により検出された検出発振周波数を直流電圧に変換する周波数−電圧変換手段と、この周波数−電圧変換手段の出力に基づいて、予め定めた発振周波数に近づくように上記スイッチング素子の発振周波数を変化させることにより上記放電灯の電流を制御する制御手段を備える。
【0014】
また、周波数検出手段は、放電灯負荷回路に設けられたチョークコイルの副巻線に発生する高周波電圧を積分する積分回路の出力電圧に基づいて、スイッチング素子の発振周波数を検出するものである。
【0015】
また、周波数−電圧変換手段は、周波数検出手段の出力を非反転入力に、出力をダイオードを介して反転入力に入力し、周波数検出手段の出力のピーク値を直流電圧に変換する演算増幅器を備える。
【0016】
また、周波数−直流電圧変換手段は、周波数検出手段の出力のピーク値から整流電圧を得る整流回路と、この整流回路の上記整流電圧を非反転入力に、出力をエミッタフォロア接続されたトランジスタのベースに、上記エミッタフォロア接続された上記トランジスタのエミッタからダイオードを介して反転入力に電圧帰還するよう接続された演算増幅器とを備える。
【0017】
また、演算増幅器を比較器に代え、上記比較器の出力端子から直流電源の正極に接続される抵抗と、上記直流電源の負極に接続されるコンデンサとを備える。
【0018】
また、制御手段は、周波数−電圧変換手段の出力を反転入力に、予め定めた発振周波数を制御する基準電圧を非反転入力に入力する演算増幅器を備え、上記演算増幅器の出力によりスイッチング素子の発振周波数を変化させるものである。
【0019】
また、基準電圧を直流電源の負極に接続されたツェナーダイオードから得るようにしたものである。
【0020】
また、制御手段は、検出されたスイッチング素子の発振周波が予め定めた値より低いときに、上記スイッチング素子の発振周波数を高め、予め定めた値になるようにするように制御するものである。
【0021】
また、制御手段は、定格電流が等しいか、または、概略等しい複数の全ての種類の放電灯に対して、周波数検出手段により検出された検出発振周波数を予め定めた値より大きくするように制御し、上記複数の種類の放電灯が1つの種類の装置で置換装着できるようにしたものである。
【0022】
また、制御手段は、定格電流が等しいか、または、概略等しい複数種類の放電灯のうち、定格出力の大きいものを選択し、そのうち大きい順に少なくとも1種類以上の放電灯を除いた残りの放電灯に対して、検出されるスイッチング素子の発振周波が予め定めた値より大きくするように制御し、上記複数の種類の放電灯が1つの種類の装置で置換装着できるようにしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1である放電灯点灯装置の構成を示す回路図、図2は動作波形説明図、図3は動作特性説明図である。図1において、1は商用電源から得られる直流電源、2及び3は、インバ−タ回路を構成するMOSFETからなるスイッチング素子、4は放電灯の電流を制限するための2つの副巻線を有するチョ−クコイル、5は放電灯、6は放電灯に並列に接続されたコンデンサ、7は結合コンデンサ、10及び11は抵抗及びコンデンサからなるMOSFET 2の起動回路、チョ−クコイル4の2つの副巻線はそれぞれ抵抗8及び9を介してMOSFET 2及び3が交互にON、OFFするようそのゲ−ト、ソ−ス間に接続する。なお、副巻線の端子ab及びcdは図示の極性でMOSFET 2及びMOSFET 3に接続される。
【0024】
71はスイッチング素子の発振周波数を検出する周波数検出手段、72は周波数検出手段71により検出された検出発振周波数に対応した直流電圧に変換する周波数−電圧変換手段、73は周波数−電圧変換手段72の出力に基づいて、スイッチング素子の発振周波数を変化させることにより上記放電灯の電流を制御する制御手段である。
【0025】
周波数検出手段71は、チョ−クコイル4の副巻線cd間に直列に接続された抵抗21、22、抵抗21、22の接続点がベースに、エミッタが副巻線cdのc端子側に、コレクタが抵抗23を介して安定化された直流電源Vcに、それぞれ接続されたトランジスタ24、トランジスタ24のコレクタとエミッタの間に接続されたコンデンサ25から構成される。周波数−電圧変換手段は、非反転入力端子はトランジスタ24のコレクタに、反転入力端子は出力端子にアノ−ドが接続されたダイオ−ド28のカソ−ドに接続された演算増幅器(以下OP AMPと呼ぶ)26、ダイオ−ド28のカソ−ドとトランジスタ24のエミッタ間に並列に接続されたコンデンサ27及び抵抗29から構成される。なお、抵抗23とコンデンサ25は放電灯負荷回路に設けられたチョークコイルの副巻線に発生する高周波電圧を積分する積分回路である。
【0026】
制御手段73は、直流電源Vcとトランジスタ24のエミッタ間に直列に接続された抵抗30及び31、反転入力端子が抵抗32を介してダイオ−ド28のカソ−ドに、非反転入力端子が抵抗30及び31の接続点にそれぞれ接続されたOPAMP34、OPAMP34の反転入力端子と出力端子間接続された抵抗33、OP AMP34の出力とMOSFET 3のゲ−トに直列に接続された抵抗36、ダイオ−ド35から構成される。
なお、OPAMP26及びOP AMP34の駆動電源は、制御電源Vcに接続される。
【0027】
次に、図1、図2により基本的な動作を説明する。図2(a)は発振周波数が低い場合のコンデンサ25の電圧、同図(b)は同図(a)に対応したコンデンサ27の電圧、同図(c)は発振周波数が高い場合のコンデンサ25の電圧、同図(d)は同図(c)に対応したコンデンサ27の電圧を示す。
図1において、直流電源1が投入されると、抵抗10及びコンデンサ11からの起動電流によってMOSFET 2がONし、その後はMOSFET 3及びMOSFET 2が交互にチョ−クコイル4の副巻線に発生した電圧で高周波駆動され放電灯5は点灯する。
【0028】
また、周波数検出手段71のトランジスタ24はチョ−クコイル4の副巻線に発生した高周波電圧がそのベ−スに印加されているため1サイクル毎にON、OFFを繰り返す。この時、トランジスタ24がONからOFFに転じた後、そのコレクタ電圧はコンデンサ25と抵抗23の積分作用により図2(a)、または、図2(c)の波形図のようになる。積分された電圧のピ−ク値はトランジスタ24のOFF期間が長い場合は大きく、OFF期間が短い場合は小さい。換言すれば、発振周波数が小さい場合は、コンデンサ25の電圧のピ−ク値は、図2(a)のように大きく、発振周波数が大きい場合は図2(c)のように小さくなる。
【0029】
コンデンサ25の電圧は、周波数−電圧変換手段72のOP AMP26及びダイオ−ド28でピ−ク検出されコンデンサ27の両端には図2(b)または(d)に示すように、発振周波数に対応した直流電圧が得られる。
【0030】
コンデンサ27の電圧は、制御手段73のOP AMP34の反転入力に印加され、抵抗30及び抵抗31で与えられる基準電圧と比較増幅されて、コンデンサ27の電圧が大きい場合はOPAMP34の出力電圧は小さく、コンデンサ27の電圧が小さい場合はOP AMP34の出力電圧が大きくなる。即ち、チョ−クコイル4の副巻線cdから得られる発振周波数に対応してOP AMP34の出力電圧の大きさが変化し、これによってMOSFET 3のONからOFFに転ずるタイミングが変わるため、仮に、発振周波数が小さくなればOP AMP34の出力電圧が小さくなり、副巻線cdから抵抗9を介してMOSFET 3のゲートに流れる電流は、ダイオード35、抵抗36を介してOP AMP34に流れるためインバータ回路の発振周波数は高くなり、周波数変動を補正するように作用する。
【0031】
抵抗23及びコンデンサ25の積分定数及びOP AMP34の増幅率を抵抗33により適当に定めることで、周波数の変動に対する周波数の補正量の大きさを、また、OP AMP34の非反転入力端子に与える基準電圧を抵抗30及び抵抗31で適当に定めることにより、OP AMP34の出力が低下し始める発振周波数を、即ち、周波数変動に対する補正を開始する周波数を定めることができる。
【0032】
また、OP AMP34の非反転入力に与える基準電圧を変化させることで、発振周波数が小さくなるように変動した場合に、その値を高くなるように補正する発振周波数の値を定めて制御する。
【0033】
同様にして、ランプの周囲温度、経年変化による特性の変化等によって、発振周波数が変動したときは、その変動を小さく補正するように制御する。
【0034】
次に、同一の点灯装置に定格電流が同じで、定格電力の異なる複数の放電灯A、B及びCを装着した場合の動作について図3により説明する。
図3は、同一の点灯装置に定格電流が同じで、定格電力の異なる複数の放電灯A、B及びCを装着した場合の動作特性を示した図である。図3(a)は、 図6に示した従来の放電灯点灯装置の動作特性説明図であり、また、図3(b)及び図3(C)は図1に示したこの発明の放電灯点灯装置の動作特性を示した図である。なお、放電灯の定格電力はAが小、Bが中、Cが大である。
【0035】
図3(a)に示すように、図6に示す従来の実施例では定格電力の小さい放電灯を装着した場合、定格電力の大きい放電灯を装着した場合に比べて放電灯5の両端電圧が小さく、従ってチョ−クコイル4の電圧が大きくなり、そのため、チョ−クコイル4の副巻線の電圧が大きくなり、スイッチング素子の発振周波数が相対的に小さくなる。このように、発振周波数が小さくなると、チョ−クコイル4のインダクタンスに対応して放電灯5の電流が相対的に増加し、定格電流が同じで定格電力の異なる複数の放電灯を同一の電流で点灯することが困難である問題点があった。
【0036】
しかし、図1に示したこの発明の放電灯点灯装置において、OP AMP34の出力が低下し始める周波数を図3(b)に図示したf1のように、放電灯Cの発振周波数より高くなるように、即ち、放電灯A、B、C全ての放電灯の発振周波数より高くなるように抵抗30及び抵抗31を選定してOP AMP34の非反転入力端子の電圧を定めれば、f1より小さい発振周波数領域はf1の発振周波数で一定にすることができる。ここで、直流電源1の値を放電灯の両端電圧に比べ大きな適当な値に選定すれば、放電灯A、放電灯B及び放電灯Cの電流を実用的な範囲で概略等しくすることができる。即ち、本実施例によれば、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を同一の点灯装置に装着してもその定格電力に対応した電力で点灯することができ、放電灯点灯装置の種類を減らすことができる。
【0037】
また、図3(C)は図1に示したこの発明の放電灯点灯装置において、OP AMP34の出力が低下し始める周波数f1を図示のように放電灯Cの発振周波数より小さく、放電灯A及び放電灯Bの発振周波数より高くなる値になるように抵抗30及び抵抗31を選定してOP AMP34の非反転入力端子の電圧を定めた場合で、定格出力の大きい放電灯Cについては制御しないようにしたものであるが、f1より小さい発振周波数領域はf1の発振周波数で一定にすることができる。この場合でも、周波数が低下し始める周波数f1及び直流電源1の値を適当に選定すれば放電灯A及び放電灯Bの電流を放電灯Cの電流と実用的な範囲で概略等しくすることができるとともに、定格電力の大きい放電灯Cを装着している場合、即ち、発熱の大きい放電灯を装着している場合は、OP AMP34の出力電位は高くなり、その損失も小さくなるので点灯回路装置の熱設計上有利になる。
【0038】
以上のように、本実施の形態によれば、発振周波数の変動に対する周波数の補正量の大きさと、周波数変動に対する補正を開始する発振周波数を定めることができるので、放電灯の電流を予め定めた目標の値に制御することができる。
また、ランプの周囲温度、経年変化による特性の変化等によって、発振周波数が変動しても、その変動を小さく補正するように制御することが出来、放電灯の電流を上記変化に対して概略一定に安定化できる。
また、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を同一の点灯装置に装着してもその定格電力に対応した電力で点灯することができ、放電灯点灯装置の種類を減らすことができる。
また、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を同一の点灯装置に装着しても発熱の大きい放電灯を装着している場合は、OP AMP34の出力電位は高くなり、その損失も小さくなるので点灯回路装置の熱設計上有利になる。
【0039】
なお、本実施の形態では、複数の放電灯A、B及びCを装着した場合、図3(C)に示すように周波数f1を放電灯Cの発振周波数より小さく、放電灯A及び放電灯Bの発振周波数より高くなる値になるようにし、放電灯Cを除いた制御をする場合を示したが、制御しない放電灯を定格出力の大きいもの1つだけでなく、定格出力の大きいものを選択し、そのうち、大きい順に複数個選択してもよ
【0040】
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2である放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。図において、図1と同一または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
【0041】
本実施の形態は実施の形態1の図1で示したOP AMP34の非反転入力の基準電圧を定める抵抗の代わりにツェナ−ダイオ−ド41を使用したものである。
動作は実施の形態と同様であるが、発振周波数に対応したコンデンサ27の電圧が、ツェナ−ダイオ−ド41の電圧より大きい場合に、OP AMP34の出力が低下し、発振周波数を高くする。
【0042】
従って、ツェナ−ダイオ−ド41の電圧を適当に定めることによって、実施の形態1と同じ効果が得られる。
【0043】
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3である放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。図において、図1と同一または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
【0044】
放電灯の発振周波数はテレビなどの赤外線リモコンの搬送信号周波数などとの混信を避けるため40KHz程度以上の高周波数に設定される。仮に、最低発振周波数を40KHzに定めたすると、複数の放電灯を装着することを勘案し発振周波数範囲が概略40KHz〜100KHz程度の範囲で変動しても回路動作的にそれに追従できる回路素子を選定する必要がある。
図2(C)において、仮に発振周波数が100KHzの場合に発振周波数の変動に対して精度良く5V程度のピ−ク値を持つ三角波信号を検出する場合は、 実施の形態1、2で示した図1、図4のピ−ク検出用OP AMP26は、10V/μs程度のスル−レ−トを持つ高速で高価なものが必要になる。
【0045】
本実施の形態は高速で高価なスル−レ−トを持つOP AMPを必要としないものである。
【0046】
図5において、周波数−電圧変換手段72は、アノ−ドがトランジスタ24のコレクタに、カソ−ドがOP AMP56の非反転入力端子に接続されたダイオ−ド51とダイオ−ド51のアノードとトランジスタ24のエミッタ間に接続されたコンデンサ25からなり、コンデンサ25に得られた三角波のピ−ク値をコンデンサ52の両端に直流電圧として出力する整流回路、コンデンサ52に並列に接続された放電抵抗53、整流回路の整流電圧を非反転入力に、出力をエミッタフォロア接続されたトランジスタ57のベ−スに、トランジスタ57のエミッタからダイオ−ド55を介して反転入力に電圧帰還するよう接続されたOP AMP56、OP AMP56の反転入力とトランジスタ24のエミッタ間に接続された抵抗54、トランジスタ57のエミッタとトランジスタ24のエミッタ間に接続された抵抗58から構成される。
なお、トランジスタ57のコレクタは直流電源Vcに接続され、図示してないがOP AMP56の駆動電源も直流電源Vcに接続されている。
【0047】
制御回路73は、抵抗58に並列に直列接続された抵抗59、60、反転入力端子が抵抗60及び抵抗61の接続点に、アノ−ドが抵抗58と抵抗60の接続点に接続され、内部の非反転入力端子に基準電圧を与えるツェナ−ダイオ−ドを内蔵したOP AMP(以降、可変3端子レギュレ−タと呼ぶ)62、可変3端子レギュレ−タ62の反転入力端子と出力端子(以降、カソ−ドと呼ぶ)間に接続された抵抗61から構成される。なお、可変3端子レギュレ−タとしては、例えば日立製HA17431シリ−ズ等がこれに該当する。
【0048】
図5の周波数−電圧変換手段72において、以下の(1)式が成り立つ。
VC52=VC25−VD51 (1)
ここで VC25:コンデンサ25の電圧のピ−ク値
VC52:コンデンサ52に得られる直流電圧
VD51:ダイオ−ド51の順方向降下電圧
また、OP AMP56の反転入力端子は(1)式のVC52と一致するように動作するので以下の(2)式が成り立つ。
VC52=VR54=VR58−VD55 (2)
ここで VR54:抵抗54の電圧
VR58:抵抗58の電圧
VD55:ダイオ−ド55の順方向降下電圧
(2)式に(1)式を代入すれば、以下の(3)式が成り立つ。
VC25−VD51=VR58−VD55 (3)
(3)式を整理すると、以下の(4)式となる。
VR58=VC25−(VD51−VD55) (4)
ここで、VD51=VD55に成るように、ダイオ−ド51及びダイオ−ド55を選定すれば 以下の(5)式が成り立つ。
VR58=VC25 (5)
【0049】
即ち、抵抗58の両端には、発振周波数に対応した電圧であるコンデンサ25のピ−ク値に等しい直流電圧が得られる。そして、抵抗58の電圧を制御手段73の抵抗59及び抵抗60で分圧し、発振周波数が低下し始める電圧を与え、抵抗61で増幅率を定めれば、図1及び図4にそれぞれ示した実施の形態1、2と同じ制御が可能となる。
【0050】
以上のように、本実施の形態によれば、実施の形態1、2と同じ効果が得られる。
また、トランジスタ57はエミッタフォロア接続されているので、抵抗59及び抵抗60の直列回路に対する出力インピ−ダンスは小さく、抵抗58の両端電圧の抵抗59及び抵抗60の直列抵抗値による影響を小さくできる。
また、コンデンサ25に得られる立ち上がり速度の速い三角波のピ−ク値を直流に変換する手段として価格の安いダイオ−ド51とコンデンサ52を用い、一旦直流に変換した後で、価格の安い低速度のOP AMP56、エミッタフォロア接続されたトランジスタ57等を用いてダイオ−ド51の順方向電圧降下分の補正や得られた直流電圧の出力インピ−ダンス変換を行っているので、安価で大きい発振周波数まで制御可能とすることができる。
【0051】
なお、3端子レギュレ−タ62を、図1及び図4におけるOP AMP34の構成にしてもよい。
【0052】
また、本実施例によればOP AMP56の入出力は直流電圧信号なので、実用的にはOP AMPよりもさらに安価な比較器(以降、コンパレ−タと呼ぶ)でこれを代替することが可能である。OP AMP56をオ−プンコレクタ出力のコンパレ−タで代替する場合は、その出力端子にVcに接続される抵抗と、Vcの負極に接続される動作を安定化させるコンデンサを追加付加すれば置換可能である。
【0053】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0054】
この発明に係る放電灯点灯装置は、直流電源と、上記直流電源から供給される直流を高周波電流に変換するインバータ回路と、このインバータ回路に接続されるチョークコイル、放電灯及び結合コンデンサよりなる放電灯負荷回路と、この放電灯負荷回路に設けられた上記チョークコイルの副巻線で上記インバータ回路のスイッチング素子を駆動する放電灯点灯装置において、上記スイッチング素子の発振周波数を検出する周波数検出手段と、
この周波数検出手段により検出された検出発振周波数を直流電圧に変換する周波数−電圧変換手段と、この周波数−電圧変換手段の出力に基づいて、予め定めた発振周波数に近づくように上記スイッチング素子の発振周波数を変化させることにより上記放電灯の電流を制御する制御手段を備えたので、発振周波数の変動に対する周波数の補正量の大きさと、周波数変動に対する補正を開始する発振周波数を定めることができるので、放電灯の電流を予め定めた目標の値に制御することができる。
また、ランプの周囲温度、経年変化による特性の変化等によって、発振周波数が変動しても、その変動を小さく補正するように制御することが出来、放電灯の電流を上記変化に対して概略一定に安定化できる。
また、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を同一の点灯装置に装着しても その定格電力に対応した電力で点灯することができ、放電灯点灯装置の種類を減らすことができる。
【0055】
また、周波数検出手段は、放電灯負荷回路に設けられたチョークコイルの副巻線に発生する高周波電圧を積分する積分回路の出力電圧に基づいて、スイッチング素子の発振周波数を検出するので、変流器などで構成される放電灯の電流検出回路、VCOを内蔵した高価で複雑な制御回路などが不要で安価にすることができる。
【0056】
また、周波数−電圧変換手段は、周波数検出手段の出力を非反転入力に、出力をダイオードを介して反転入力に入力し、周波数検出手段の出力のピーク値を直流電圧に変換する演算増幅器を備えたので、変流器などで構成される放電灯の電流検出回路、VCOを内蔵した高価で複雑な制御回路などが不要で安価にすることができる。
【0057】
また、周波数−直流電圧変換手段は、周波数検出手段の出力のピーク値から整流電圧を得る整流回路と、この整流回路の上記整流電圧を非反転入力に、出力をエミッタフォロア接続されたトランジスタのベースに、上記エミッタフォロア接続された上記トランジスタのエミッタからダイオードを介して反転入力に電圧帰還するよう接続された演算増幅器とを備えたので、高価で高速なOP AMPを不要にすることができる。
【0058】
また、演算増幅器を比較器に代え、上記比較器の出力端子から直流電源の正極に接続される抵抗と、上記直流電源の負極に接続されるコンデンサと、を備えたので、さらに安価にすることができる
【0059】
また、制御手段は、周波数−電圧変換手段の出力を反転入力に、予め定めた発振周波数を制御する基準電圧を非反転入力に入力する演算増幅器を備え、上記演算増幅器の出力によりスイッチング素子の発振周波数を変化させるので、発振周波数の変動に対する周波数の補正量の大きさと、周波数変動に対する補正を開始する発振周波数を定めることができるので、放電灯の電流を予め定めた目標の値に制御することができる。
また、ランプの周囲温度、経年変化による特性の変化等によって、発振周波数が変動しても、その変動を小さく補正するように制御することが出来、放電灯の電流を上記変化に対して概略一定に安定化できる。
また、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を同一の点灯装置に装着してもその定格電力に対応した電力で点灯することができ、放電灯点灯装置の種類を減らすことができる。
【0060】
また、基準電圧を直流電源の負極に接続されたツェナーダイオードから得るようにしたので、発振周波数の変動に対する周波数の補正量の大きさと、周波数変動に対する補正を開始する発振周波数を定めることができるので、放電灯の電流を予め定めた目標の値に制御することができる。
【0061】
また、制御手段は、検出されたスイッチング素子の発振周波が予め定めた値より低いときに、上記スイッチング素子の発振周波数を高め、予め定めた値になるようにするように制御するので、放電灯の電流を予め定めた目標の値に制御することができる。
また、ランプの周囲温度、経年変化による特性の変化等によって、発振周波数が変動しても、その変動を補正するように制御することが出来、放電灯の電流を上記変化に対して概略一定に安定化できる。
また、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を同一の点灯装置に装着してもその定格電力に対応した電力で点灯することができ、放電灯点灯装置の種類を減らすことができる。
【0062】
また、制御手段は、定格電流が等しいか、または、概略等しい複数の全ての種類の放電灯に対して、周波数検出手段により検出された検出発振周波数を予め定めた値より大きくするように制御し、上記複数の種類の放電灯が1つの種類の装置で置換装着できるようにしたので、放電灯の電流を予め定めた目標の値に制御することができる。
また、ランプの周囲温度、経年変化による特性の変化等によって、発振周波数が変動しても、その変動を補正するように制御することが出来、放電灯の電流を上記変化に対して概略一定に安定化できる。
また、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を 同一の点灯装置に装着してもその定格電力に対応した電力で点灯することができ、放電灯点灯装置の種類を減らすことができる。
【0063】
また、制御手段は、定格電流が等しいか、または、概略等しい複数種類の放電灯のうち、定格出力の大きいものを選択し、そのうち大きい順に少なくとも1種類以上の放電灯を除いた残りの放電灯に対して、検出されるスイッチング素子の発振周波が予め定めた値より大きくするように制御し、上記複数の種類の放電灯が1つの種類の装置で置換装着できるようにしたので、放電灯の電流を予め定めた目標の値に制御することができる。
また、ランプの周囲温度、経年変化による特性の変化等によって、発振周波数が変動しても、その変動を補正するように制御することが出来、放電灯の電流を上記変化に対して 概略一定に安定化できる。
また、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を同一の点灯装置に装着してもその定格電力に対応した電力で点灯することができ、放電灯点灯装置の種類を減らすことができる。
また、定格電流が同一で定格電力の異なる複数の放電灯を同一の点灯装置に装着しても 発熱の大きい放電灯を装着している場合は、OP AMP34の出力電位は高くなり、その損失も小さくなるので点灯回路装置の熱設計上有利にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の放電灯点灯装置を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の放電灯点灯装置の動作波形説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の放電灯点灯装置の動作特性説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の放電灯点灯装置を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態3の放電灯点灯装置を示す回路図である。
【図6】 従来の放電灯点灯装置の回路図である。
【図7】 従来の放電灯点灯装置の直流電源の構成を示す回路図である。
【図8】 従来の放電灯点灯装置の別の回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源、2、3 MOSFET、4 チョ−クコイル、ab チョ−クコイル4の副巻線、cd チョ−クコイル4の副巻線、5 放電灯、6 コンデンサ、7 結合コンデンサ、8、9、10 抵抗、11 コンデンサ、21、22、23 抵抗、24 トランジスタ、25 コンデンサ、26 OPアンプ、27 コンデンサ、29、30、31、32、33 抵抗、34 OPアンプ、35 ダイオ−ド、36 抵抗、Vc 直流制御電源、41 ツェナ−ダイオ−ド、51 ダイオ−ド、52 コンデンサ、54、55 抵抗、55 ダイオ−ド、56 OPアンプ、57 トランジスタ、58、59、60、61 抵抗、62 可変3端子レギュレ−タ、71 周波数検出手段、72 周波数−電圧変換手段、73 制御手段。
Claims (10)
- 直流電源と、上記直流電源から供給される直流を高周波電流に変換するインバータ回路と、このインバータ回路に接続されるチョークコイル、放電灯及び結合コンデンサよりなる放電灯負荷回路と、この放電灯負荷回路に設けられた上記チョークコイルの副巻線で上記インバータ回路のスイッチング素子を駆動する放電灯点灯装置において、
上記スイッチング素子の発振周波数を検出する周波数検出手段と、
この周波数検出手段により検出された検出発振周波数を直流電圧に変換する周波数−電圧変換手段と、
この周波数−電圧変換手段の出力に基づいて、予め定めた発振周波数に近づくように上記スイッチング素子の発振周波数を変化させることにより上記放電灯の電流を制御する制御手段を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 周波数検出手段は、放電灯負荷回路に設けられたチョークコイルの副巻線に発生する高周波電圧を積分する積分回路の出力電圧に基づいて、スイッチング素子の発振周波数を検出することを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
- 周波数−電圧変換手段は、周波数検出手段の出力を非反転入力に、出力をダイオードを介して反転入力に入力し、周波数検出手段の出力のピーク値を直流電圧に変換する演算増幅器を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の放電灯点灯装置。
- 周波数−直流電圧変換手段は、周波数検出手段の出力のピーク値から整流電圧を得る整流回路と、この整流回路の上記整流電圧を非反転入力に、出力をエミッタフォロア接続されたトランジスタのベースに、上記エミッタフォロア接続された上記トランジスタのエミッタからダイオードを介して反転入力に電圧帰還するよう接続された演算増幅器とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の放電灯点灯装置。
- 演算増幅器を比較器に代え、上記比較器の出力端子から直流電源の正極に接続される抵抗と、上記直流電源の負極に接続されるコンデンサとを備えたことを特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装置。
- 制御手段は、周波数−電圧変換手段の出力を反転入力に、予め定めた発振周波数を制御する基準電圧を非反転入力に入力する演算増幅器を備え、上記演算増幅器の出力によりスイッチング素子の発振周波数を変化させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 基準電圧を直流電源の負極に接続されたツェナーダイオードから得るようにしたことを特徴とする請求項6記載の放電灯点灯装置。
- 制御手段は、検出されたスイッチング素子の発振周波が予め定めた値より低いときに、上記スイッチング素子の発振周波数を高め、予め定めた値になるようにするように制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 制御手段は、定格電流が等しいか、または、概略等しい複数の全ての種類の放電灯に対して、周波数検出手段により検出された検出発振周波数を予め定めた値より大きくするように制御し、上記複数の種類の放電灯が1つの種類の装置で置換装着できるようにしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 制御手段は、定格電流が等しいか、または、概略等しい複数種類の放電灯のうち、定格出力の大きいものを選択し、そのうち大きい順に少なくとも1種類以上の放電灯を除いた残りの放電灯に対して、検出されるスイッチング素子の発振周波が予め定めた値より大きくするように制御し、上記複数の種類の放電灯が1つの種類の装置で置換装着できるようにしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
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