JP3850798B2 - 布地の樹脂加工方法 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、布地の樹脂加工方法に関し、更に詳しくは、布地の一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、また、布地を傷めることなく他面側に剥がれにくい粘着性又は非粘着性の樹脂被膜を簡易に形成することができる布地の樹脂加工方法に関する。
背景技術
不要となった衣類やカーテン、布団カバー等の布地に紙と同様に印刷等を容易に行うことができれば、布地の再利用用途が拡がるが、一般に、布地は腰が弱く張りがないので、紙と同様に扱うことが困難である。
一方、従来より、布地に樹脂製のフィルムやシートを熱溶着する方法等が知られているが、布地を熱で傷めたり布地への付着性が不十分で容易に剥がれたりする欠点があった。
発明の開示
したがって、本発明の目的は、布地の一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、また、布地を傷めることなく他面側に剥がれにくい粘着性又は非粘着性の樹脂被膜を簡易に形成することができる布地の樹脂加工方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、第1の方法として、平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート上に、60重量%の水と40重量%の再湿潤形粘着性重合物としての酢酸ビニル重合物とを含む98重量%の水性樹脂エマルジョンと、56重量%の水と40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物としてのエチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物と4重量%の揮発性有機溶媒とを含む2重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなる略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンを膜状に塗布し、その上に通湿性を有する布地を押しつけて密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去し、その後前記樹脂シートを布地の片面側から剥離することを特徴とする布地の樹脂加工方法を提供する。
上記樹脂加工方法によれば、布地の一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、該布地の他面側を略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンの乾燥固形分で固めることができるので、適度の張りと折り曲げ加工性を有する樹脂加工布を提供することができる。しかも、前記固形分の大半を占める再湿潤形粘着性重合物は乾燥状態では非粘着性であり、また、微量に含まれる非再湿潤形弱粘着性共重合物も乾操状態では弱粘着性であるので、乾燥状態では非粘着性の樹脂加工布とすることができ、樹脂シートを剥がした表面をすべすべした平滑面とすることができる。また、前記固形分が再湿潤形粘着性重合物のみの場合は乾燥時に硬化し脆弱なものとなるが、前記固形分に含まれる微量の非再湿潤形弱粘着性共重合物は、乾燥時に弾力性を有するので、再湿潤形粘着性重合物と均一に混ざり合うことにより折り曲げても亀裂が生じたり欠けたり割れたりしない樹脂加工布とすることができる。したがって、本発明により形成される樹脂加工布は例えばメモ用紙や折り紙等に代わり得る材料として好適に用いることができる。
さらに、前記水性樹脂混合エマルジョンの水分を蒸発除去した後、樹脂シートは樹脂加工布から容易に剥がすことができるが、積極的に剥がす力を加えない限り樹脂加工布に貼り付いているので、この樹脂シートを貼り付けたまま例えばインクジェットプリンター等で樹脂加工布の布地面側に印刷を行うことができる。このとき樹脂シートが台紙として好適に機能するので、ジャム等を起こすことなく円滑に印刷を行うことができる。
なお、上記の方法で作られた樹脂加工布の布地面側に、染料インクとインクジェットプリンターによる模様形成を行う場合、樹脂加工布の布地面側に、染料インクの滲みや混色を防止するための前処理液を予めしみ込ませて乾燥させておくことが好ましい。
また、本発明は、第2の方法として、平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート上に、60重量%の水と40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物としての酢酸ビニル・アクリル重合物とを含む80重量%の水性樹脂エマルジョンと、60重量%の水と40重量%の再湿潤形粘着性重合物としての酢酸ビニル重合物とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンと、56重量%の水と40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物としてのエチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物と4重量%の揮発性有機溶媒とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなる略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンを塗布し、その上に上記第1の方法により形成した樹脂加工布の樹脂シート剥離面側を押しつけて密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去し、その後前記樹脂シートを前記樹脂加工布の片面側から剥離することを特徴とする布地の樹脂加工方法を提供する。
上記樹脂加工方法によれば、一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、他面側には乾燥時に粘着性を有し何回も貼ったり剥がしたりできる略非再湿潤粘着形の粘着面を有し、且つ、略再湿潤粘着形固形分による適度の張りを有する樹脂加工布を提供することができる。
さらに、略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンの水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去した後、樹脂シートは樹脂加工布から容易に剥がすことができるが、積極的に剥がす力を加えない限り樹脂加工布に貼り付いているので、樹脂加工布に樹脂シートを貼り付けたまま例えばインクジェットプリンター等で布地面側に印刷を行うことができる。このとき樹脂シートが台紙として好適に機能するので、ジャム等を起こすことなく円滑に印刷を行うことができる。
また、本発明は、第3の方法として、平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート上に、60重量%の水と40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物としての酢酸ビニル・アクリル重合物とを含む80重量%の水性樹脂エマルジョンと、60重量%の水と40重量%の再湿潤形粘着性重合物としての酢酸ビニル重合物とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンと、56重量%の水と40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物としてのエチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物と4重量%の揮発性有機溶媒とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなる略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンを塗布し、その上に布地を押しつけて密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去し、その後前記樹脂シートを布地の片面側から剥離することを特徴とする布地の樹脂加工方法を提供する。
上記樹脂加工方法によれば、一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、他面側には乾燥時に粘着性を有し何回も貼ったり剥がしたりできる略非再湿潤粘着形の粘着面を有する樹脂加工布を提供することができる。また、出来上がった樹脂加工布の粘着面同士を貼り合わせるとより強い接着となり、より剥がれ難くなるので、両面に布地表面を有する樹脂加工布を容易に得ることができるものとなる。
さらに、略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンの水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去した後、樹脂シートは樹脂加工布から容易に剥がすことができるが、積極的に剥がす力を加えない限り樹脂加工布に貼り付いているので、樹脂加工布に樹脂シートを貼り付けたまま例えばインクジェットプリンター等で布地面側に印刷を行うことができる。このとき樹脂シートが台紙として好適に機能するので、ジャム等を起こすことなく円滑に印刷を行うことができる。
また、本発明は、第4の方法として、平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート上に、60重量%の水と40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物としての酢酸ビニル・アクリル重合物とを含む非再湿潤強粘着形水性樹脂エマルジョン、又は、60重量%の水と40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物としての酢酸ビニル・アクリル重合物とを含む90重量%の水性樹脂エマルジョンと、56重量%の水と40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物としてのエチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物と4重量%の揮発性有機溶媒とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなる非再湿潤強粘着形水性樹脂混合エマルジョンを塗布し、その上に上記第3の方法により形成した樹脂加工布を押しつけて密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去することにより、樹脂加工布を樹脂シート上に接着することを特徴とする布地の樹脂加工方法を提供する。
上記樹脂加工方法によれば、一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、他面側を樹脂シートに接着した樹脂加工布を提供することができる。また、2枚の樹脂加工布を用いれば樹脂シートに接着することができるので、両面が樹脂加工前の布地と同等の表面状態を有し且つ、内部が樹脂シートで補強されたサンドイッチ構造の樹脂加工布を容易に提供することができる。
好ましくは、前記樹脂シートがセロハンシートである。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1A、図1B、図2A、図2B及び図3は本発明の第1実施例を示したものである。これらの図を参照すると、まず、図1A及び図1Bに示すように、平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シートとして例えばセロハンシート1を準備し、その上に略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン2を膜状に塗布する。この略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン2は、約60重量%の水と約40重量%の再湿潤形粘着性重合物とを含む約98重量%の水性樹脂エマルジョンと、約56重量%の水と約40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物と約4重量%の揮発性有機溶媒とを含む約2重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合したものである。ここで、再湿潤形粘着性重合物としては比較的安価な酢酸ビニル重合物を用いることが好ましいが、同等の性質を有する他の重合物又は共重合物を用いることができる。また、非再湿潤形弱粘着性共重合物としては、エチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物を用いることができるが、同等の性質を有する他の共重合物を代用することができる。さらに、揮発性有機溶媒としては例えばトルエンを用いることができるが、他の揮発性有機溶媒を代用してもよい。これら2種類の水性樹脂エマルジョンを混合してなる略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン2は乳白濁液状であり、各重合物、共重合物が微細な粒子状をなして均等に分散している状態である。
次に、略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン2の上に通湿性を有する布地3を例えばローラー4やヘラ(図示省略)等で押しつけて密着させ、その状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去する。すなわち、略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン2の固形分を乾燥させる。
その後、図3に示すように、セロハンシート1を布地3の片面側から剥離することにより、樹脂加工布5を得る。
上記第1実施例の樹脂加工方法によれば、布地3の一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、該布地3の他面側を略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン2の乾燥固形分で固めることができるので、適度の張りと折り曲げ加工性を有する樹脂加工布5を得ることができる。しかも、上記固形分の大半を占める再湿潤形粘着性重合物は乾燥状態では非粘着性であり、また、微量に含まれる非再湿潤形弱粘着性共重合物も乾燥状態では弱粘着性であるので、乾燥状態では非粘着性の樹脂加工布5とすることができ、樹脂シート1を剥がした表面をすべすべした平滑面とすることができる。また、上記固形分が再湿潤形粘着性重合物のみの場合は乾燥時に硬化し脆弱なものとなるが、上記固形分に含まれる微量の非再湿潤形弱粘着性共重合物は、乾燥時に弾力性を有するので、再湿潤形粘着性重合物と均一に混ざり合うことにより折り曲げても亀裂が生じたり欠けたり割れたりしない樹脂加工布とすることができる。
したがって、この第1実施例の樹脂加工方法により形成される樹脂加工布5は例えばメモ 紙や折り紙等に代わり得る材料として好適に用いることができ、例えば折り鶴を作ったときその形態を保ち得るものとなる。
さらに、水性樹脂混合エマルジョン2の水分を蒸発除去した後、樹脂シート1は樹脂加工布5から容易に剥がすことができるが、積極的に剥がす力を加えない限り樹脂加工布5に貼り付いているので、この樹脂シート1を貼り付けたまま例えばインクジェットプリンター等で樹脂加工布5の布地面側に印刷を行うことができる。このとき樹脂シート1が台紙の役割を果たすので、ジャム等を起こすことなく円滑に印刷を行うことができる。したがって、樹脂加工布5の布地面側に好みのデジタル画像等を印刷してメモ用紙、カレンダー、ポスター等にすることができる。
このとき、樹脂加工布5の樹脂シート剥離面側は再湿潤形粘着性重合物の乾操固形分による平滑面となっているので、この表面に適度の水気を与えて湿潤させると粘着性を発揮するものとなるので、壁、ガラス面、テーブル天板表面等に貼り付けることも可能である。
なお、上記の方法で作られた樹脂加工布5の布地面側に、染料インクとインクジェットプリンターによる模様形成を行う場合、樹脂加工布5の布地面側に、染料インクの滲みや混色を防止するための前処理液を予めしみ込ませて乾燥させておくことが好ましい。
図4A、図4B、図5A、図5B及び図6は、本発明の第2実施例を示したものである。これらの図を参照すると、この第2実施例では、図4A及び図4Bに示すように、平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シートとしての例えばセロハンシート1上に略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン6を塗布する。この略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン6は、約60重量%の水と約40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物とを含む約80重量%の水性樹脂エマルジョンと、約60重量%の水と約40重量%の再湿潤形粘着性重合物とを含む約10重量%の水性樹脂エマルジョンと、約56重量%の水と約40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物と約4重量%の揮発性有機溶媒とを含む約10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなるものである。ここで、非再湿潤形強粘着性重合物としては、酢酸ビニル・アクリル重合物を用いることができるが、同等の性質を有する他の重合物又は共重合物を用いてもよい。また、再湿潤形粘着性重合物としては酢酸ビニル重合物を用いることができるが、同等の性質を有する他の重合物又は共重合物を用いてもよい。また、非再湿潤形弱粘着性共重合物としては、エチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物を混合して用いることができるが、同等の性質を有する他の共重合物を用いることができる。さらに、揮発性有機溶媒としては例えばトルエンを用いることができるが、他の揮発性有機溶媒を用いてもよい。
次に、図5A及び図5Bに示すように、略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン6の上に、上記第1実施例の方法で作成した樹脂加工布5の樹脂シート剥離面側を押しつけて密着させ、その状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去し、更にその後、図6に示すように、樹脂シート1を樹脂加工布5の片面側から剥離することにより片面に粘着性を有する樹脂加工布7を得ることができる。
上記第2実施例の樹脂加工方法によれば、一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、他面側には乾爆時に粘着性を有し何回も貼ったり剥がしたりできる略非再湿潤粘着形の粘着面を有し、且つ、略再湿潤粘着形固形分による適度の張りを有する樹脂加工布7を得ることができる。さらに、略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン6の水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去した後、樹脂シート1は樹脂加工布5から容易に剥がすことができるが、積極的に剥がす力を加えない限り樹脂加工布5に貼り付いているので、樹脂加工布5に樹脂シート1を貼り付けたまま例えばインクジェットプリンター等で布地面側に印刷を行うことができる。このとき樹脂シート1が台紙の役割を果たすので、ジャム等を起こすことなく円滑に印刷を行うことができる。なお、第2実施例の樹脂加工方法においては、略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン6による粘着領域を樹脂加工布5の全面に形成してもよいが、一部の領域のみに形成してもよい。また、ドットマトリックス状、網目状等の形態で分散配置してもよい。
図7A、図7B、図8A、図8B及び図9は、本発明の第3実施例を示したものである。これらの図を参照すると、この第3実施例においては、まず、図7A及び図7Bに示すように、平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シートとしての例えばセロハンシート1上に、略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン8を塗布する。この略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン8は、約60重量%の水と約40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物とを含む約80重量%の水性樹脂エマルジョンと、約60重量%の水と約40重量%の再湿潤形粘着性重合物とを含む約10重量%の水性樹脂エマルジョンと、約56重量%の水と約40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物と約4重量%の揮発性有機溶媒とを含む約10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなるものである。ここで、非再湿潤形強粘着性重合物としては、酢酸ビニル・アクリル重合物を用いることができるが、同等の性質を有する他の重合物又は共重合物を用いてもよい。また、再湿潤形粘着性重合物としては酢酸ビニル重合物を用いることができるが、同等の性質を有する他の重合物又は共重合物を用いてもよい。また、非再湿潤形弱粘着性共重合物としては、エチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物を用いることができるが、同等の性質を有する他の共重合物を用いることができる。さらに、揮発性有機溶媒としては例えばトルエンを用いることができるが、他の揮発性有機溶媒を用いてもよい。
次に、図8A及び図8Bに示すように、略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン8の上に布地3を押しつけてローラー4等で十分密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去し、更にその後、図9に示すように、樹脂シート1を布地3の片面側から剥離することにより樹脂加工布9を得ることができる。
上記第3実施例の樹脂加工方法によれば、一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、他面側には乾燥時に粘着性を有し何回も貼ったり剥がしたりできる略非再湿潤粘着形の粘着面を有する樹脂加工布9を得ることができる。
また、出来上がった樹脂加工布9の粘着面同士を貼り合わせることにより、より強い接着となり、より剥がれ難くなるので、両面に布地表面を有する2枚合わせの樹脂加工布を容易に得ることができるものとなる。
さらに、略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョン8の水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去した後、樹脂シート1は樹脂加工布9から容易に剥がすことができるが、積極的に剥がす力を加えない限り樹脂加工布9に貼り付いているので、樹脂加工布9に樹脂シート1を貼り付けたまま例えばインクジェットプリンター等で布地面側に印刷を行うことができる。このとき樹脂シート1が台紙の役割を果たすので、ジャム等を起こすことなく円滑に印刷を行うことができる。
図10A、図10B、図11A、図11B及び図12は、本発明の第4実施例を示したものである。これらの図を参照すると、この第4実施例の樹脂加工方法においては、まず、図10A及び図10Bに示すように、平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート1の上に非再湿潤強粘着形水性樹脂混合エマルジョン10を塗布する。この非再湿潤強粘着形水性樹脂混合エマルジョン10は、約60重量%の水と約40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物とを含む非再湿潤強粘着形水性樹脂エマルジョン、或いは、約60重量%の水と約40重量%の非再湿潤形強粘着性共重合物とを含む約90重量%の水性樹脂エマルジョンと、約56重量%の水と約40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物と約4重量%の揮発性有機溶媒とを含む約10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなるものである。ここで、非再湿潤形強粘着性重合物としては、酢酸ビニル・アクリル重合物を用いることができるが、同等の性質を有する他の重合物又は共重合物を用いてもよい。また、非再湿潤形弱粘着性共重合物としては、エチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物を用いることができるが、同等の性質を有する他の共重合物を用いることができる。さらに、揮発性有機溶媒としては例えばトルエンを用いることができるが、他の揮発性有機溶媒を用いてもよい。
次に、図11A及び図11Bに示すように、非再湿潤強粘着形水性樹脂混合エマルジョン10の上に上記第3実施例の方法により形成した樹脂加工布9を押しつけてローラー4等で十分に密着させ、その状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去することにより、図12に示すように、樹脂シート1上に接着した樹脂加工布11を得ることができる。
上記第4実施例の樹脂加工方法によれば、一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、他面側を樹脂シート1に接着した樹脂加工布11を得ることができる。また、図13に示すように、2枚の樹脂加工布10,10を用いてそれらを樹脂シート1の両面に接着することができるので、両面が樹脂加工前の布地と同等の表面状態を有し且つ、内部が樹脂シート1で補強されたサンドイッチ構造の樹脂加工布11を容易に提供することができる。
以上図示実施例につき説明したが、本発明は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内でその構成要素に種々の変更を加えることができる。例えば、布地としては織布、不織布、メッシュ等を用いることができる。
産業上の利用可能性
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、布地の一面側を樹脂加工前の布地と同等の表面状態に保ちつつ、また、布地を傷めることなく他面側に剥がれにくい粘着性又は非粘着性の樹脂被膜を簡易に形成することができる布地の樹脂加工方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図1A及び図1Bはそれぞれ本発明の第1実施例に係る樹脂加工方法の最初の工程を示す斜視図及び端面図である。
図2A及び図2Bはそれぞれ上記第1実施例に係る樹脂加工方法の次工程を示す斜視図及び端面図である。
図3は上記第1実施例の最終工程で得られる樹脂加工布の断面拡大図である。
図4A及び図4Bはそれぞれ本発明の第2実施例に係る樹脂加工方法の最初の工程を示す斜視図及び端面図である。
図5A及び図5Bはそれぞれ上記第2実施例に係る樹脂加工方法の次工程を示す斜視図及び端面図である。
図6は上記第2実施例の最終工程で得られる樹脂加工布の断面拡大図である。
図7A及び図7Bはそれぞれ本発明の嵐3実施例に係る樹脂加工方法の最初の工程を示す斜視図及び端面図である。
図8A及び図8Bはそれぞれ上記第3実施例に係る樹脂加工方法の次工程を示す斜視図及び端面図である。
図9は上記第3実施例の最終工程で得られる樹脂加工布の断面拡大図である。
図10A及び図10Bはそれぞれ本発明の第4実施例に係る樹脂加工方法の最初の工捏を示す斜視図及び端面図である。
図11A及び図11Bはそれぞれ上記第4実施例に係る樹脂加工方法の次工程を示す斜視図及び端面図である。
図12は上記第4実施例の最終工程で得られる樹脂加工布の断面拡大図である。
図13は上記第4実施例の変形例により得られる樹脂加工布の断面拡大図である。

Claims (5)

  1. 平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート上に、60重量%の水と40重量%の再湿潤形粘着性重合物としての酢酸ビニル重合物とを含む98重量%の水性樹脂エマルジョンと、56重量%の水と40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物としてのエチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物と4重量%の揮発性有機溶媒とを含む2重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなる略再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンを膜状に塗布し、その上に通湿性を有する布地を押しつけて密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去し、その後前記樹脂シートを布地の片面側から剥離することを特徴とする布地の樹脂加工方法。
  2. 平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート上に、60重量%の水と40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物としての酢酸ビニル・アクリル重合物とを含む80重量%の水性樹脂エマルジョンと、60重量%の水と40重量%の再湿潤形粘着性重合物としての酢酸ビニル重合物とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンと、56重量%の水と40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物としてのエチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物と4重量%の揮発性有機溶媒とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなる略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンを塗布し、その上に請求項1記載の方法により形成した樹脂加工布の樹脂シート剥離面側を押しつけて密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去し、その後前記樹脂シートを前記樹脂加工布の片面側から剥離することを特徴とする布地の樹脂加工方法。
  3. 平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート上に、60重量%の水と40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物としての酢酸ビニル・アクリル重合物とを含む80重量%の水性樹脂エマルジョンと、60重量%の水と40重量%の再湿潤形粘着性重合物としての酢酸ビニル重合物とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンと、56重量%の水と40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物としてのエチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物と4重量%の揮発性有機溶媒とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなる略非再湿潤粘着形水性樹脂混合エマルジョンを塗布し、その上に布地を押しつけて密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去し、その後前記樹脂シートを布地の片面側から剥離することを特徴とする布地の樹脂加工方法。
  4. 平滑表面を有し且つ非吸湿性及び有機溶剤に対する不溶性を有する樹脂シート上に、60重量%の水と40重量%の非再湿潤形強粘着性重合物としての酢酸ビニル・アクリル重合物とを含む非再湿潤強粘着形水性樹脂エマルジョン、又は、60重量%の水と40重量%の非再湿潤形強粘着性共重合物としての酢酸ビニル・アクリル重合物とを含む90重量%の水性樹脂エマルジョンと、56重量%の水と40重量%の非再湿潤形弱粘着性共重合物としてのエチレン・酢酸ビニル共重合物及び酢酸ビニル・アクリル共重合物と4重量%の揮発性有機溶媒とを含む10重量%の水性樹脂エマルジョンとを均一に混合してなる非再湿潤強粘着形水性樹脂混合エマルジョンを塗布し、その上に請求項3記載の方法により形成した樹脂加工布を押しつけて密着させた状態で水分及び揮発性有機溶媒を蒸発除去することにより、樹脂加工布を樹脂シート上に接着することを特徴とする布地の樹脂加工方法。
  5. 前記樹脂シートがセロハンシートであることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1つに記載の布地の樹脂加工方法。
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