JP3849300B2 - トンネル掘削機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炭鉱等の地山を掘進してその後方に掘穴を形成するトンネル掘削機に係る、特に、掘削土砂の取込効率の向上を図ったトンネル掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】
炭鉱等の地山を掘進するトンネル掘削機として、掘削機本体の前部に設けられた回転カッタによって地山を掘削し、その掘削土砂をチェーンコンベヤやベルトコンベヤ等によって後方へ搬送するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかるトンネル掘削機においては、掘削土砂の掻き寄せ及び排土に関して未だ改良の余地があり、掻き寄せ及び排土効率が高いトンネル掘削機の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく創作された本発明は、地山を掘削すると共に掘削土砂を中央に掻き寄せるように相互に逆回転する一対の回転カッタと、それら回転カッタの後方に水平に配置され掘削土砂を中央に集土すべく両端から中央にかけて互いに逆螺旋状に形成されたフライトを有するスクリューカッタと、該スクリューカッタの後方にその長手方向に沿って配置され掘削土砂を掘削機の前進に伴って押す排土板と、該排土板に上記スクリューカッタの中央後方に位置して形成された排土口とを備えたものである。
【0005】
本発明によれば、相互に逆回転する一対の回転カッタによって掘削された土砂は、先ずそれら回転カッタの相互逆回転によって回転カッタ間に掻き寄せられ、次にその後方のスクリューカッタに両端から中央にかけて互いに逆螺旋状に形成されたフライトによって中央に集土された後、その後方の排土板に掘削機の前進に伴って押され、排土板にスクリューカッタの中央後方に位置して形成された排土口から排土される。このように、掘削土砂は、回転カッタおよびスクリューカッタによって中央に掻き寄せられて集土された後、排土板の排土口から取り込まれて排土されるので、掻き寄せ及び排土効率が高まる。
【0006】
また、上記排土板が、スクリューカッタの上部を覆うように断面S字状に形成されていてもよい。この構成によれば、掘削土砂を押す排土板がスクリューカッタをスクリューコンベヤとして機能させるケーシングをも兼用することになるため、スクリューカッタのスクリューコンベヤとしての機能が高まり、掘削土砂の効率的な掻き寄せが可能となる。
【0007】
また、上記スクリューカッタの上方に、掘削土砂を排土口に案内すべく回転する集土パドルを配置してもよい。この構成によれば、集土パドルは、その回転によりスクリューカッタの回転と協同して、掘削土砂を排土口に案内する。よって、掘削土砂が効率的に排土口に取り込まれる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0009】
図1は炭鉱において石炭が混ざった地山を掘進するトンネル掘削機の正面図、図2は上記トンネル掘削機の側断面図、図3は図2の III-III線断面図、図4は図2の IV-IV線断面図、図5は図2の V-V線断面図である。
【0010】
図1乃至図3に示すように、このトンネル掘削機1は、前進後退用の左右一対のクローラ2が設けられたカッタ保持体3を有する。カッタ保持体3には、掘穴の上部内面および側部内面にそれぞれ当接すべく径方向に移動する上部支保板4および側部支保板5が、リンク機構6、7(平行リンク機構等)およびジャッキ8、9(電動または油圧ジャッキ等)を介して設けられている。上部支保板4は平板状に形成され、側部支保板5は各回転カッタ10、10の回転域に合わせて円弧状に形成されている。
【0011】
回転カッタ10は、カッタ保持体3に水平方向に所定間隔を隔てて2個並設されており、地山を掘削するものである。各回転カッタ10は、カッタ保持体3に設けられた支持ブロック11に軸支された回転軸12と、回転軸12の先端に周方向に所定間隔を隔てて放射状に取り付けられた3本のカッタスポーク13と、各カッタスポーク13に取り付けられ実質的に地山を掘削するカッタピック14とをそれぞれ有している。各回転カッタ10のカッタスポーク13は、互いに干渉することなく同一平面上で噛み合うように配置されている。なお、カッタスポーク13の本数は3本に限らず2本でも4本以上でもよく、カッタスポーク13の周方向の間隔も等間隔でなくてもよい。
【0012】
各回転カッタ10の回転軸12は、カッタ保持体3にそれぞれ設けられた駆動モータ15(電動または油圧モータ)の駆動軸16に、シンクロギヤボックス17を介して連結されている。シンクロギヤボックス17は、図5に示すように、その内部に複数のギヤ列18を有し、各回転カッタ10、10の回転軸12、12を所定の位相に保持しつつ、相互に同速度で逆回転させるものである。これにより、噛み合うように配置された各カッタスポーク13は、相互の干渉(衝突)が防止されつつ、図1に矢印19で示すように掘削土砂を中央に掻き寄せる方向に、相互に逆回転される。
【0013】
回転カッタ10、10の後方の上部には、図1および図2に示すように、当該回転カッタ10、10の掘削域の上限位置に、サブカッタ20が水平に配置されている。サブカッタ20は、モータ21によって図2に矢印22で示す方向に回転される円柱体23と、円柱体23の表面にその両端から中央にかけて互いに逆螺旋状に形成されたフライト24と、フライト24に取り付けられたカッタピック25とからなり、左右の回転カッタ10、10の回転域から外れて掘削不能な部分を掘削するためのトリミングカッタとして機能すると共に、掘削土砂を両端から中央に掻き寄せる集土機能をも発揮する。
【0014】
サブカッタ20は、リンク機構(図示せず)を介してカッタ保持体3の支持ブロック11に取り付けられており、そのリンク機構をジャッキ(図示せず)によって変位させることにより所定範囲で上下動するようになっている。かかるサブカッタ20の下方には、図1に示すように遮土板26が配置されている。遮土板26は、サブカッタ20で掘削した掘削土砂を下方に案内して後方に行くことを防止する板であり、上記リンク機構に取り付けられてサブカッタ20の上下動に伴って傾動するようになっている。
【0015】
回転カッタ20の後方の下部には、図1、図2および図4に示すように、当該回転カッタ20の掘削域の下限位置に、スクリューカッタ27が水平に配置されている。スクリューカッタ27は、図4に示すように、左右のクローラ2、2の幅より僅かに長く形成された円柱体28と、円柱体28の表面にその両端から中央にかけて互いに逆螺旋状に形成されたフライト29、29と、フライト29の螺旋の間に同様に螺旋状に配置されたカッタピック30とを有している。スクリューカッタ27は、カッタピック30が左右の回転カッタ10、10の未掘削域を掘削するトリミングカッタとしての機能を発揮すると共に、左右のフライト29、29が掘削土砂を左右から中央に集土するスクリューコンベヤとしての機能を発揮するものである。
【0016】
スクリューカッタ27の円柱体28は、アーム部材31の下部に軸支されている。アーム部材31は、トンネルの幅方向(水平方向)に所定間隔を隔てて2個配置されており、図2に示すように、その中央部と上部とにそれぞれ中央部ブラケット32と上部ブラケット33とがそれぞれ取り付けられている。中央部ブラケット32には、長板状のリンクプレート34の一端がピン35を介して連結されている。リンクプレート34の他端は、カッタ保持体3に設けられたブラケット35に、ピン36を介して連結されている。
【0017】
他方、上部ブラケット33には、L字板状のリンクプレート37の一端がピン38を介して連結されている。リンクプレート37の他端は、カッタ保持体3に設けられた支持ブロック11に、ピン39を介して枢支されている。リンクプレート37のコーナ部には、ジャッキ40(電動または油圧ジャッキ)の一端がピン41を介して連結されている。ジャッキ40の他端は、カッタ保持体3に設けられたブラケット42に、ピン43を介して連結されている。この構成によれば、スクリューカッタ27は、リンクプレート34、37を介してカッタ保持体3に支持され、ジャッキ40の伸縮に伴って昇降する。
【0018】
各アーム部材31、31の上部の側面には、図4にも示すように、スクリューカッタ27の円柱体28を回転駆動するための駆動モータ44(電動または油圧モータ)がそれぞれ設けられている。駆動モータ44の回転力は、アーム部材31の内部に収容されたギヤ列(図示せず)によって、スクリューカッタ27の円柱体28に伝達される。そして、スクリューカッタ27は、図2に矢印45で示すように、掘削土砂を下方に巻き込む方向に回転駆動される。なお、上記ギヤ列の代わりに無端チェーンをアーム部材31の内部に設けて、駆動モータ44の回転力をスクリューカッタ27に伝達するようにしてもよい。
【0019】
スクリューカッタ27の後方には、掘削土砂をカッタ保持体3の前進に伴って押す排土板46が、スクリューカッタ27の長手方向に沿って配置されている。排土板46は、図2に示すように、支持ブロック11に取り付けられた上部排土板46aと、アーム部材31に取り付けられた下部排土板46bとからなる。上部排土板46aと下部排土板46bとは、その接点47が切り離されており、ジャッキ40の伸縮によるアーム部材31の揺動に伴って、接点47で相互に屈曲するようになっている。上部排土板46aは平板状に形成されており、下部排土板46bは、スクリューカッタ27の上部の一部を覆うように断面S字状に形成されている。
【0020】
詳しくは、下部排土板46bは、その下半分部がスクリューカッタ27の後方にカッタ27から所定間隔を隔ててそれをケーシングのように略90度の領域で覆うように凹状に形成され、上半分部がスクリューカッタ27の上部の一部を覆うように凸状に形成され、全体として断面S字状に形成されている。また、下部排土板46bの左右両端部には、図4に示すように、掘削土砂を中央へ案内するためのテーパ部48が接続されており、下部排土板46bの中央部には、テーパ部49を介して排土口50が形成されてる。排土口50は、上記スクリューカッタ27の中央後方に位置している。
【0021】
排土口50には、掘削土砂を後方へ搬送するチェーンコンベヤ51が設けられていると共に、図2に示すように掘削土砂をチェーンコンベヤ51に案内するためのスロープ板52が設けられている。チェーンコンベヤ51は、図2乃至図5に示すように、トンネルの後方に延出された樋部材53を有する。樋部材53は、図2に示すように複数の樋部材片54が接続されて構成されており、掘削土砂を後方へ移送する通路となるものである。なお、樋部材片54を継ぎ足すことなくその終端部まで掘削土砂を移送し、そこからは別のベルトコンベヤやトロッコ等(図示せず)によって掘削土砂を移送するようにしてもよい。
【0022】
樋部材53には、図5に示すように、その上面にキャリヤ面55が形成され、下面にリターン面56が形成され、各面55、56の左右端部にはパドル57が係合する凹部58が長手方向に沿って形成されている。パドル57は、図3および図4に示すように、上記キャリヤ面55およびリターン面56に、樋部材53の長手方向に所定間隔を隔てて複数配置されており、それぞれ無端チェーン59で連結されている。この構成によれば、無端チェーン59を図示しない駆動手段で循環させることにより、排土口50から取り込まれた掘削土砂がキャリヤ面55上のパドル57によって後方に移送されることになる。
【0023】
以上の構成からなる本実施形態の作用を述べる。
【0024】
上記トンネル掘削機1によって地山を掘進するときには、上部支保板4および側部支保板5を掘穴の内面にそれぞれ当接させた状態でクローラ2を前進方向に循環駆動させつつ、回転カッタ10、10とサブカッタ20とスクリューカッタ27とチェーンコンベヤ51とをそれぞれ駆動する。すると、切羽は、その殆どの部分(回転カッタ10、10に対向する眼鏡状の部分)が相互に逆回転する一対の回転カッタ10、10によって掘削されると共に、それら回転カッタ10、10の回転域から外れた部分がサブカッタ20およびスクリューカッタ27のカッタピック25、30によって掘削され、掘削土砂となる。掘削土砂は、遮土板26および排土板46に沿って下方に落下する。
【0025】
落下する掘削土砂は、先ず相互に逆回転する各回転カッタ10、10のカッタスポーク13の厚さ部分に押されて回転カッタ10、10の間の下部に掻き寄せられ、次にその後方のスクリューカッタ27に両端から中央にかけて互いに逆螺旋状に形成されたフライト29、29によって中央に集土された後、その後方の排土板46にカッタ保持体3の前進に伴って押され、排土板46の中央に形成された排土口50から排土される。このように、掘削土砂は、回転カッタ10、10およびスクリューカッタ27によって中央に掻き寄せられて集土された後、集土位置に設けられた排土口50から取り込まれて排土されるので、掻き寄せ及び排土効率が高まる。
【0026】
また、本実施形態では、上記排土板46は、図2に示すようにスクリューカッタ27の上部を覆うように断面S字状に形成されているので、掘削土砂を押すのみならずスクリューカッタ27をスクリューコンベヤとして機能させるケーシングをも兼用する。よって、スクリューカッタ27のスクリューコンベヤとしての機能が高まり、集土効率が向上する。すなわち、図2において、スクリューカッタ27の回転により排土板46に沿って上方に跳ね上げられた掘削土砂は、スクリューカッタ27の上部を覆うように断面S字状に形成された排土板46に当って下方に案内され、スクリューコンベヤ27のフライト29によって中央にネジ送りされる。このように、排土板46がスクリューカッタ27をスクリューコンベヤとして機能させるケーシングとなるので、掘削土砂を効率よく中央に集土できる。
【0027】
別の実施形態を図6乃至図9に示す。
【0028】
図示するようにこの実施形態は、基本的には前実施形態と同様の構成となっているので、同様の部分は同一の符合を付して説明を省略し、相違する部分のみを説明する。
【0029】
図7および図8に示すように、排土板60は、断面S字状ではなく平板状に形成され、カッタ保持体3に垂直に取り付けられている。図7に示すように、アーム部材61は、中央部にブラケット62が設けられており、そのブラケット62に挿通されたピン63を介して、カッタ保持体3に設けたブロック64に回動自在に支持されている。アーム部材61の上部とブロック64とは、それぞれブラケット65、66およびピン67、68を介してジャッキ69(電動または油圧ジャッキ)が介設されている。
【0030】
左右のアーム部材61、61の間には、スクリューカッタ27の上方に位置させて、掘削土砂を排土口50に案内すべく回転する集土パドル70が設けられている。集土パドル70は、左右のアーム部材61、61にその間を掛け渡して軸支された回転軸71と、回転軸71に放射状に取り付けられたロッド72とからなる。ロッド72は、図例では軸方向に所定間隔を隔てて、 180度間隔で2本取り付けられているが、これに限らず3本以上取り付けてもよい。
【0031】
集土パドル70のロッド72は、スクリューカッタ27の駆動モータ44によって、図7に矢印73で示すようにスクリューカッタ27と同方向に回転駆動される。この実施形態によれば、集土パドル70は、その回転によりスクリューカッタ27の回転と協同して、掘削土砂を排土口50に案内する。よって、掘削土砂が効率的に排土口50に取り込まれる。本実施形態では、集土パドル70をスクリューカッタ27の上方に設ける都合上、排土板60が平板状に形成されているのである。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るトンネル掘削機によれば、掻き寄せ及び排土効率を可及的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すトンネル掘削機の正面図である。
【図2】上記トンネル掘削機の側断面図である。
【図3】図2の III-III線断面図である。
【図4】図2の IV-IV線断面図である。
【図5】図2の V-V線断面図である。
【図6】別の実施形態を示すトンネル掘削機の正面図である。
【図7】上記トンネル掘削機の側断面図である。
【図8】図7の VIII-VIII線断面図である。
【図9】図7の IX-IX線断面図である。
【符号の説明】
1 トンネル掘削機
10 回転カッタ
27 スクリューカッタ
29 フライト
46 排土板
50 排土口
70 集土パドル

Claims (3)

  1. 地山を掘削すると共に掘削土砂を中央に掻き寄せるように相互に逆回転する一対の回転カッタと、それら回転カッタの後方に水平に配置され掘削土砂を中央に集土すべく両端から中央にかけて互いに逆螺旋状に形成されたフライトを有するスクリューカッタと、該スクリューカッタの後方にその長手方向に沿って配置され掘削土砂を掘削機の前進に伴って押す排土板と、該排土板に上記スクリューカッタの中央後方に位置して形成された排土口とを備えたことを特徴とするトンネル掘削機。
  2. 上記排土板が、スクリューカッタの上部を覆うように断面S字状に形成された請求項1記載のトンネル掘削機。
  3. 上記スクリューカッタの上方に、掘削土砂を排土口に案内すべく回転する集土パドルを配置した請求項1記載のトンネル掘削機。
JP14934098A 1998-05-29 1998-05-29 トンネル掘削機 Expired - Fee Related JP3849300B2 (ja)

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