JP3848688B2 - 刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
刺繍縫い可能なミシンは与えられた縫い目データに基づいて縫い機構をX−Y方向に駆動制御して刺繍縫いを行う構成になっている。
縫い目データは予めメーカ等が作成し、ミシンのメモリに予め格納してあるものや、メモリカード等により供給され、該記憶してある模様の中から所望の模様を選択するように構成されているのが普通である。また近年イメージスキャナ等を用いてユーザが所望の画像を読み込ませて、該画像データに基づいて縫い目データを作成する装置が本願出願人により提案され、実現されている。
このような刺繍縫い可能なミシンは初心者であっても、容易に刺繍模様を形成でき、後者のイメージスキャナを使用するものの場合には、ユーザが独自の模様を刺繍することができる等の優れた効果がある。
このようにメモリに記憶した模様から所望の模様を選択したり、或いはイメージスキャナにより読み込ませた模様を、具体的な刺繍模様として視覚的に確認するために、従来のミシンでは機枠上に表示装置を設け、該表示装置に模様を表示する構成が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような表示装置による表示の場合、ミシン機枠上に設置可能な表示装置の表示面積には限界があるため、模様の原寸大の大きさの表示を行うことが難しい問題があった。そのため、従来は縮小された模様形状を表示するに過ぎず、仕上がり状態の確認や模様の拡大縮小の調整作業が難しくなる等の問題があった。
また、選択した模様或いはイメージスキャナで読み取った模様を具体的にミシンで刺繍縫いする場合、布の所望の位置や方向に刺繍縫いを行わせるための位置合わせが非常に難しい問題があった。
本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様を印刷することのできる印刷装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記目的を達成するために本発明の刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置は、刺繍縫い可能なミシンにおいて縫製される複数の縫い模様に対応する縫い目データと表示/印刷データとを与える手段と、前記縫い目データの縫い方向に関するデータを与える手段と、前記複数の縫い模様を選択する手段と、該選択された縫い模様の前記表示/印刷データに基づいて、該縫い模様形状を原寸大で印刷すると共に該縫い模様形状の縫い開始点と前記縫い方向に関するデータに対応する縫い模様形状の縫い方向に関する表示を印刷するための手段と、を備えたことを特徴とする。
以上の構成において、複数の模様の中から、任意の刺繍すべき模様を選択することにより、選択した模様形状の原寸大の印刷物を簡単に取得できる。そして、例えば該印刷物を布の上に配置すること等により、刺繍縫い前に具体的な仕上がり状態を簡単に確認することができる。また表示装置のように大きさに制限がないため、原寸大の模様形状の印刷が可能であり、仕上がり状態の確認が更に正確に行える。また、布と模様の位置合わせなども刺繍の前に正確に行うことが可能になる。また縫い開始点と模様形状の縫い方向を表す表示を印刷するように構成しているため、布と模様の位置合わせが更に正確に行える。表示装置などにおいては、表示装置の枠をミシンの刺繍枠等と一致させておけば、表示された方向がそのまま実際に刺繍縫いされる方向となり、ユーザも模様の方向の把握が簡単であるが、印刷の場合には紙の方向と刺繍枠等の方向を一致させておいても、模様と紙との方向関係は把握しにくい。また印刷した模様を布に当てて位置合わせを行う場合には、模様方向が分からなくなる場合が度々生ずる。従って、このような模様方向(縫い方向)を印刷することにより布と刺繍模様の位置合わせが更に容易になる。
なお、この印刷装置は、ミシン本体に一体的に構成しても良いし或いは別体に構成しても良い。
前記複数の縫い模様に対応する縫い目データと表示/印刷データとを与える手段として、予め決められた縫い模様に対応する予め決められた前記データを記憶する手段を採用し、この記憶する手段から所望の模様を読み出すようにしても良い。この場合記憶する手段はメモリカード等を印刷する手段に挿入して読み込ませるようなものでも良いし、或いはミシン本体に内蔵されているメモリ等であっても良く、このメモリの内容をケーブルやメモリカードを介して印刷する手段において読み取るようにしても良い。
請求項3の発明においては、所望の模様を読み取り、該模様に対応する画像データを与える手段と、該画像データに基づいて縫い目データと表示/印刷データ及び縫い方向に関するデータとを生成する手段とを備えている。この構成により任意の画像を読み取り、これを縫い目データと表示/印刷データ及び縫い方向に関するデータに変換することが可能になる。このような画像読み取りの構成も印刷するための手段と一体に形成しても良いし、別体に形成しても良い。或いはミシン本体側に備えられているものも、別体であっても良い。
前記模様形状の縫い方向に関する表示は、例えばミシンの刺繍枠を表す表示や、模様形状の方向を特定する直交座標、或いは該模様形状の方向を特定する一方向を表す表示等を採用することが可能である。
【0005】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。この実施例では印刷装置が刺繍縫い可能なミシン本体に組み込まれている場合を示す。
最初に図3によりこの実施例のミシンの外観を説明する。
ミシン本体X上に後述するXY移動手段9であるキャリッジ118とこれに支持された刺繍枠119及び後述する縫い目形成手段7である針棒120と針121とが設けられている。該刺繍枠119には布を装着し、キャリッジ118のxy方向の移動と針棒120及び針121の上下動により刺繍縫いを行うように構成されている。この刺繍縫いは縫いモード選択釦104により選択できるようになっており、刺繍縫いを行わない場合には通常縫いモードとし、前記した針棒120と針121の上下動及び送り装置(図示せず)による布送りにより通常縫いを実行するようになっている。
このミシンにはミシン本体Xにケーブルにより接続された印刷手段5であるプリンタ25が設けられており、後述するように刺繍模様の印刷を行えるように構成されている。
【0006】
図1にこの実施例の機能ブロック図を示す。
刺繍縫いの模様データは縫い模様データ記憶手段1に複数記憶されており、操作手段2により制御手段3を介して1つの模様を選択できるようになっている。この実施例ではAからNまでの模様が記憶されており、その中の1つを選択するように構成されている。
模様データは具体的な針落ち位置を指定する縫い目データと表示及び印刷のための印刷/表示データから構成されている。
制御手段3は操作手段2の操作により選択された模様の縫い目データと印刷/表示データを縫い模様データ記憶手段1から読み出して、一時記憶手段4に一時的に記憶するようになっている。そして、操作手段2の操作による印刷指令に応答して印刷手段5へ印刷/表示データを送り、模様の印刷を行わせるようになっている。また、操作手段2からの縫い実行指令に応答して、縫い目データをミシンモータ駆動制御手段6とXYモータ駆動制御手段8に送り縫いを実行させるように構成されている。ミシンモータ駆動制御手段6は前記した縫い目形成手段7を制御し、一方XYモータ駆動制御手段8は前記したXY移動手段9を制御して所定の模様を刺繍縫いさせるように構成されている。
なお、縫い模様データ記憶手段1はメモリカード等であっても良いし、ミシン本体Xに内蔵されたメモリであっても良い。
【0007】
一方この実施例では、画像データ入力手段10も備えられており、任意の画像Iを画像データ入力手段10により読み込んで、縫い目データ生成手段11により縫い目データと印刷/表示データを生成するようになっている。この生成された縫い目データと印刷/表示データは制御手段3により一時記憶手段4に一時記憶されるようになっている。そして同様に操作手段2の操作による印刷指令に応答して印刷手段5へ印刷/表示データを送って模様の印刷を行わせ、また操作手段2からの縫い実行指令に応答して、縫い目データをミシンモータ駆動制御手段6とXYモータ駆動制御手段8に送り縫いを実行させるように構成されている。
画像データ入力手段10と縫い目データ生成手段11はミシン本体Xに組み込んでも良いし、或いは後述する図4に示すように画像読取装置26として独立させることも可能である。この場合、読み取った画像に関するデータはメモリカード等やケーブルを介して制御手段3に送られる。
なお縫い目データ生成手段11における、画像データから縫い目データの作成方法は種々の方法が採用可能であり、例えば本願出願人により提案されている特願平2ー228232号や特願平235124号に記載の方法などを使用することができる。
【0008】
図5(A)に印刷手段5により印刷される模様形状の例を示す。この実施例では直角三角形を刺繍するようになっており、この模様が原寸大で図示するように印刷されるようなっている。
また縫い模様データ記憶手段1に記憶されている縫い目データ、或いは縫い目データ生成手段11により生成される縫い目データは通常縫い実行の順に配列されており、この実施例では該最初に縫われる縫い目データに対応する印刷/表示データの位置に縫い開始点表示Sを×印で印刷するようになっている。
しかし、紙等に印刷する場合、図5(B)に示すように該三角形模様がミシンの縫い基準(例えば刺繍枠等)に対してどのような方向に縫われるのか、即ち模様の方向が分かりにくい。
この実施例では、図6に示すように模様形状と縫い開始点表示Sの他に模様の方向表示を行えるようになっている。図6の(A)では刺繍枠表示40を印刷し、模様の方向に加えて刺繍枠表示40との位置関係も明確に分かるように印刷するようになっている。
(B)では刺繍枠やミシンの縫い方向に相当する座標表示41を表示し、模様の方向を明示するようにしている。(C)では矢印表示42で模様方向を示している。更に(D)では方眼表示43により模様方向を表すようにしている。
以上の各表示は単独或いは任意に組み合わせて表示させても良い。また、上記した以外にも模様の方向を表すものであれば、どのような表示も可能である。
このように印刷された紙を布にあてることにより、縫い開始点の位置を正確に事前に知ることができる。また、模様方向を示す表示も印刷すれば、ミシンの刺繍枠119に対する布の方向設定も正確に行うことが可能になる。
【0009】
なお画像データ入力手段10により画像を読み取る場合には、縫い目データ生成手段11において画像読み取り方向を基準方向として設定するようになっている。即ち図4に示すように、画像データ入力手段10であるイメージスキャナ23を画像Iに対して移動させる方向(矢印)が基準方向となる。従って、画像データ入力手段10及び縫い目データ生成手段11からのデータを使用する場合には、模様方向は画像読み取り方向と一致し、前記刺繍枠表示40、座標表示41、矢印表示42、方眼表示43等は画像読み取り方向も同時に表すことになる。
したがって、画像データ入力手段10と縫い目データ生成手段11とにより「刺繍縫い可能なミシンにおける縫い模様を表すデータを与える手段」と「前記縫い模様の縫い方向に関するデータを与える手段」とを形成している。
【0010】
図2はこの実施例のハード的な構成を示すブロック図である。
CPU100はBUSを介して接続するプログラム記憶装置101に記憶されたプログラムに従ってミシンの制御を行っており、足踏み式等の速度コントローラである回転速度指令装置103により指示された速度でミシンモータ駆動回路110を制御して、ミシンモータ111を回転させ、該指示速度に応じた縫い速度で縫目形成機構112を駆動するようになっている。縫目形成機構112は前記図3に示すように針棒120と針121及び図示しない布送り機構により構成され所定の縫いを実行するようになっている。ミシンモータ111の回転数はモータ回転検出センサ113により検出され、CPU100にフィードバックされて速度制御に使用されるようになっている。
刺繍縫い可能なミシンはミシンモータ駆動回路110に加えてXYモータ駆動回路115とXYモータ116及びXY移動機構117を備えている。XY移動機構117は前記図3に示すようにキャリッジ118と刺繍枠119を備えており、刺繍枠119に取り付けた布をX−Y方向に移動させて刺繍縫いを実行させるようになっている。
タイミング信号発生装置114はミシン本体の上軸の回転位相を検出して、針121の上下動を検出し、XYモータ駆動回路115によるX−Y方向の駆動のタイミングを採るために用いられる。CPU100は該タイミング信号を入力して、XYモータ駆動回路115を制御するようになっている。
上記した刺繍縫いと通常縫いは縫いモード選択釦104の操作によりなされるようなっている。この縫いモード選択釦104は図3に示すようにミシン本体のフロント部に設けられている。
該フロント部には更に表示装置106が設けられており、図3に示すように表示制御装置105によりCPU100からの指令に応じて種々の表示を行うようになっている。
【0011】
縫い目/印刷/表示データ記憶装置21には予め決められた複数の模様(画像)に対応する予め作成された縫い目データ及び印刷/表示データが格納されており、模様選択釦30の操作により所望の模様データを取り出すことが出来るようになっている。縫い目/印刷/表示データ記憶装置21から取り出されたデータは一時記憶装置22に一時的に記憶される。
一方イメージスキャナ23は任意の画像を読み取って画像データを得るようになっている。この画像データは、縫い目/印刷/表示データ生成プログラム記憶装置24に格納されたプログラムに従って、CPU100において縫い目データと印刷/表示データに変換され、一時記憶装置22に一時記憶されるようになっている。
【0012】
プリンタ25は印刷指令釦31からの印刷指示があると、一時記憶装置22に格納されている印刷/表示データを読み込んで、該データに対応する模様を原寸大で印刷するように構成されている。この際操作釦群32からのユーザの操作に従って、図6に示すように縫い開始点表示S、刺繍枠表示40、座標表示41、矢印表示42、方眼表示43等の印刷も行うように構成されている。
なお、この実施例ではプリンタ25は図3に示すようにミシン本体Xとケーブルにより接続させてあるが、これに限定されるものではなく、ミシン本体Xに一体的に組み込んでも良いし、或いはミシン本体Xと別体とし、一時記憶装置22をカードメモリ等により構成して、該メモリカードをプリンタ25に読み取らせて印刷する等の構成が採用可能である。
更に一時記憶装置22やイメージスキャナ23及び縫い目/印刷/表示データ生成プログラム記憶装置24に基づく縫い目データ/印刷/表示生成機能等をミシン本体Xと別体に構成することも可能であり、これらの機構とプリンタ25とを一体的に構成する等種々の態様を採用することが可能である。
図4は本願出願人により既に提案され、実現されている独立した画像読取装置26の一例を示すもので、イメージスキャナ23で画像Iを読み取り、画像読取装置26の内部で縫い目データと印刷/表示データを生成して、これをメモリカードに格納し、ミシン本体側で該メモリカードを読み取って刺繍縫いを行わせるシステムになっている。このような画像読取装置26にプリンタ25を接続して模様の印刷を行わせる等の構成も可能である。
【0013】
次に、図7により動作を説明する。
模様選択釦30の操作により予め決められた模様が選択され、その縫い目データ/印刷/表示データが選択されると(ステップS1)、このデータは一時記憶装置22に一時的に記憶される(ステップS2)。模様選択がなされない場合に、イメージスキャナ23から画像イメージの入力があると(ステップS3)、CPU100は縫い目/印刷/表示データ生成プログラム記憶装置24に記憶されたプログラムに従って、該画像イメージデータから縫い目データ及び印刷/表示データを生成し(ステップS4)、一時記憶装置22に記憶させる(ステップS5)。
そして、印刷指令釦31の操作による印刷指令があり、操作釦群32の操作による縫い開始点表示Sや刺繍枠表示40、座標表示41、矢印表示42、方眼表示43等の印刷指令があると(ステップS6、7)、該指令に従って図6に示すように模様を印刷し、また縫い開始点表示S、刺繍枠表示40、座標表示41、矢印表示42、方眼表示43等の印刷を実行する(ステップS8)。
ユーザは該印刷された模様を見て、縫いの実行を行うか否か決定し、操作釦群32を操作して縫いを実行指令を入力すると(ステップS9)、ミシンは縫いを実行する(ステップS10)。一方縫いの実行を行わない場合には、ステップS1に戻り、再び模様選択或いは画像入力をやり直す。
なお、刺繍縫いは直ちに実行せずに、ステップS2、S5によるデータ保管だけでも良い。
【0014】
以上説明した実施例では、予めプリンタ25により刺繍縫いの模様を原寸大で印刷でき、ユーザはこの印刷物を布や刺繍枠119に当てることにより、形成される刺繍と布の位置合わせが容易に行える。また縫い開始点表示Sや刺繍枠表示40、座標表示41、矢印表示42、方眼表示43等を印刷した場合には、模様の方向を簡単に識別出来るから更に位置合わせを正確に行うことができる。また、前記刺繍枠表示40を印刷した場合には刺繍枠119との位置関係も知ることが出来る。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明では、複数の模様の中から、任意の刺繍すべき模様を選択することにより、選択した模様形状の原寸大の印刷物を簡単に取得できる。そして例えば該印刷物を布の上に配置する等により、刺繍縫い前に具体的な仕上がり状態を簡単に確認することができる。また表示装置のように大きさに制限がないため、原寸大の模様形状の印刷を行うことができ、この場合仕上がり状態の確認が更に正確に行える。また、更に縫い開始点と模様縫い方向を印刷表示するようにしているため、布と模様の位置合わせなども刺繍の前に正確に行うことが可能になる。
請求項2の発明では複数の縫い模様に対応する縫い目データと表示/印刷データとを与える手段が、予め決められた縫い模様に対応する予め決められた前記データを記憶する手段を備え、この記憶する手段から所望の模様を読み出すようにしており、そのため縫い目データを予め模様の形状等に適合した縫い目データとすることが出来、仕上がりの美しい刺繍を実現できる。
請求項3の発明では所望の模様を読み取り、該模様に対応する画像データを与える手段と、該画像データに基づいて縫い目データと表示/印刷データ及び縫い方向に関するデータとを生成する手段とを備え、任意の画像を読み取り、これを縫い目データと表示/印刷データ及び縫い方向に関するデータとに変換して与えるようにしているため、予め決められた模様ではなく、任意の模様の縫い模様形状の印刷物を得ることが可能になる。
請求項4,5、6の発明では模様縫い方向の表示として刺繍枠表示や直交座標等を印刷するようにしているため、模様縫い方向に加えて刺繍枠と模様との位置関係も把握することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例のハード的な構成を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施例を示す外観斜視図。
【図4】本発明の一実施例における独立した画像読取装置26の一例を示す外観図。
【図5】模様印刷の説明図。
【図6】模様印刷の説明図。
【図7】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャート図。
【符号の説明】
1:縫い模様データ記憶手段、2:操作手段、3:制御手段、4:一時記憶手段、5:印刷手段、6:ミシンモータ駆動制御手段、7:縫い目形成手段、8:XYモータ駆動制御手段、9:XY移動手段、10:画像データ入力手段、11:縫い目データ生成手段、21:縫い目/印刷/表示データ記憶装置、22:一時記憶装置、23:イメージスキャナ、24:縫い目/印刷/表示データ生成プログラム記憶装置、25:プリンタ、26:画像読取装置、30:模様選択釦、31:印刷指令釦、32:操作釦群、40:刺繍枠表示、41:座標表示、42:矢印表示、43:方眼表示、100:CPU、101:プログラム記憶装置、103:回転速度指令装置、104:縫いモード選択釦、105:表示制御装置、106:表示装置、110:ミシンモータ駆動回路、111:ミシンモータ、112:縫目形成機構、113:モータ回転検出センサ、114:タイミング信号発生装置、115:XYモータ駆動回路、116:XYモータ、117:XY移動機構、118:キャリッジ、119:刺繍枠、120:針棒、121:針。
Claims (6)
- 刺繍縫い可能なミシンにおいて縫製される複数の縫い模様に対応する縫い目データと表示/印刷データとを与える手段と、
前記縫い模様の縫い方向に関するデータを与える手段と、
前記複数の縫い模様を選択する手段と、
該選択された縫い模様の前記表示/印刷データに基づいて、該縫い模様形状を原寸大で印刷すると共に該縫い模様形状の縫い開始点と前記縫い方向に関するデータに対応する縫い模様形状の縫い方向に関する表示を印刷するための手段と、
を備えたことを特徴とする刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置。 - 前記複数の縫い模様に対応する縫い目データと表示/印刷データとを与える手段が、予め決められた縫い模様に対応する予め決められた前記データを記憶する手段である、
請求項1に記載の刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置。 - 刺繍縫い可能なミシンにおいて縫製される縫い模様に対応する所望の模様を読み取り、該模様に対応する画像データを与える手段と、
該画像データに基づいて前記縫い模様の縫い目データと表示/印刷データ及び縫い方向に関するデータとを生成する手段と、
前記生成された縫い模様の表示/印刷データに基づいて、該縫い模様形状を原寸大で印刷すると共に該縫い模様形状の縫い開始点と前記縫い方向に関するデータに対応する縫い模様形状の縫い方向に関する表示を印刷するための手段と、
を備えたことを特徴とする刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置。 - 前記模様形状の縫い方向に関する表示が、刺繍縫い可能なミシンの刺繍枠を表す表示である、
請求項1、2又は3に記載の刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置。 - 前記模様形状の縫い方向に関する表示が、該模様形状の方向を特定する直交座標を表す表示である、
請求項1、2又は3に記載の刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置。 - 前記模様形状の縫い方向に関する表示が、該模様形状の方向を特定する一方向を表す表示である、
請求項1、2又は3に記載の刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置。
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JP15174994A JP3848688B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 刺繍縫い可能なミシンにおける刺繍模様の印刷装置 |
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Country Status (1)
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1994
- 1994-06-10 JP JP15174994A patent/JP3848688B2/ja not_active Expired - Lifetime
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