JP3846470B2 - ワークの搬送及び姿勢整理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筒状部の一端が端面部によって閉塞されたワークを、流体を用いて搬送すると共にその搬送過程において一定の姿勢状態に整理するワークの搬送及び姿勢整理装置に関するものである。
筒状部の一端が端面部によって閉塞されたワークとしては、例えば瓶やボトル等の口部を塞ぐキャップ(ワーク)があるが、このようなキャップは、キャッピングマシンにおいて瓶等の口に取り付ける前の段階で、端面部又は開口部が一定の方向となるように姿勢を揃える必要がある。
このため、従来のワークの搬送及び姿勢整理装置は、キャップの姿勢を一定の方向に揃える姿勢整理装置と、この姿勢整理装置で姿勢が整えられたキャップをキャッピングマシンに搬送するベルトコンベヤ(搬送手段)とを備えたものとなっている。
上記姿勢整理装置は、例えば下方から空気を吹き付けることにより、開口部が下方に向いたキャップを吹き飛ばして排除し、端面部が下方に向いたキャップのみを残存させるように構成されている。
ところが、上記従来のワークの搬送及び姿勢整理装置おいては、キャップの姿勢を整えるための姿勢整理装置と、姿勢が整った後のキャップをキャッピングマシンに搬送するためのベルトコンベヤとが必要であることから、装置が大型化してしまうという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ワークを搬送する過程において当該ワークの姿勢を一定の方向に整理することを可能にすることにより、従来必須であった姿勢整理装置を排除し、小型化を図ることのできるワークの搬送及び姿勢整理装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、筒状部の一端が端面部によって閉塞されたワークを、流体によって搬送するように構成されていると共にその搬送過程において一定の姿勢状態に揃えるように構成されたワークの搬送及び姿勢整理装置であって、主搬送方向に沿って延在する主搬送路面と、上記ワークを上記主搬送方向の下流側に搬送するために上記流体を上記主搬送路面から噴出する主搬送流体噴出孔と、上記端面部が上記主搬送路面側に向けられた正規姿勢状態の上記ワーク以外の不正規姿勢状態にある上記ワークを上記主搬送路面の幅方向の一方に連続して形成されている副搬送路面に排出するために上記流体を上記主搬送路面から噴出する主排出用流体噴出孔とを有する主搬送路面部材を備えてなり、上記主搬送流体噴出孔は、上記流体を上記主搬送方向の下流側に向けて上記主搬送路面から斜めに噴出するように形成されていると共に上記主搬送方向に沿って複数配置され、上記主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面部材の下面と上記搬送路面との間を直線上に延在し、上記主搬送路面に向かうに従って漸次上記主搬送路面の上記副搬送路面側に位置するように形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面における幅方向の中心線と、上記主搬送路面における幅方向の他方の側の縁部との間の略中央の位置に開口するとともに、この開口から噴出する流体が近接する2つの上記主搬送流体噴出孔の開口部の略中央を通るようになっていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、基端部が上記主搬送路面部材における上記ワークが排出される主排出位置に接続され、先端部が上記主搬送路面部材における上記主排出位置より上記主搬送方向の下流側に位置する主合流位置に接続された副搬送路面部材を備えてなり、上記副搬送路面部材は、上記基端部から上記先端部に向かう副搬送方向に沿って延在する上記副搬送路面と、上記主排出位置から上記基端部に排出された上記ワークを上記副搬送方向の下流側に搬送するために上記流体を上記副搬送路面から噴出する副搬送流体噴出孔と、上記不正規姿勢状態の上記ワークを上記端面部が上記副搬送路面側に向けられた正規姿勢状態に変換するために上記流体を上記副搬送路面から噴出する副姿勢変換流体噴出孔とを有し、上記副搬送流体噴出孔は、上記流体を上記副搬送方向の下流側に向けて上記副搬送路面から斜めに噴出するように形成されていると共に上記副搬送方向に沿って複数配置され、上記副姿勢変換流体噴出孔は、上記副搬送路面部材の下面と上記副搬送路面との間を直線上に延在し、上記副搬送路面に向かうに従って漸次上記副搬送方向に直交する方向の一方の側に位置するように形成されており、上記副搬送路面における上記ワークの姿勢を不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換する副姿勢変換位置には、上記ワークを上記副搬送路面に沿って案内する副ガイド手段が設けられていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、上記副姿勢変換流体噴出孔の開口が上記副搬送路面の中心線上であって、かつ近接する2つの上記副搬送流体噴出孔の開口部の略中央に位置していることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の発明において、上記副搬送路面部材には、上記副搬送路面における上記副姿勢変換位置より上記副搬送方向の下流側の位置に、不正規姿勢状態の上記ワークを上記副搬送路面の幅方向の外方に排出するために上記流体を噴出する副排出用流体噴出孔が設けられており、上記副排出用流体噴出孔は、上記副搬送路面部材の下面と上記副搬送路面との間を直線上に延在し、上記副搬送路面に向かうに従って漸次上記副搬送路面の幅方向の一方に位置するように形成されていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、上記副排出用流体噴出孔は、上記副搬送路面における幅方向の中心線と、上記副搬送路面における幅方向の他方の側の縁部との間の略中央の位置に開口するとともに、この開口から噴出する流体が近接する2つの上記副搬送流体噴出孔の開口部の略中央を通るようになっていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、筒状部の一端が端面部によって閉塞されたワークを、流体によって搬送するように構成されていると共にその搬送過程において一定の姿勢状態に揃えるように構成されたワークの搬送及び姿勢整理装置であって、主搬送方向に沿って延在する主搬送路面と、上記ワークを上記主搬送方向に搬送するために上記流体を上記主搬送路面から噴出する主搬送流体噴出孔と、上記端面部が上記主搬送路面側に向けられた正規姿勢状態の上記ワーク以外の不正規姿勢状態にある上記ワークを上記正規姿勢状態に変換するために上記流体を上記主搬送路面から噴出する主姿勢変換流体噴出孔を有する主搬送路面部材を備えてなり、上記主搬送流体噴出孔は、上記流体を上記主搬送方向の下流側に向けて上記主搬送路面から斜めに噴出するように形成されていると共に上記主搬送方向に沿って複数配置され、上記主姿勢変換流体噴出孔は、上記主搬送路面部材の下面と上記搬送路面との間を直線上に延在し、上記主搬送路面に向かうに従って漸次上記主搬送路面と直交する方向の一方の側に位置するように形成されており、上記主搬送路面における上記ワークの姿勢を不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換する主姿勢変換位置には、上記ワークを上記主搬送路面に沿って案内する主ガイド手段が設けられていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、上記主姿勢変換流体噴出孔は、その開口が上記副搬送路面の中心線上であって、かつ近接する2つの上記主搬送流体噴出孔の開口部の略中央に位置するように形成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の発明において、上記主搬送路面部材には、上記主搬送路面における上記主姿勢変換位置より上記主搬送方向の下流側の位置に、不正規姿勢状態の上記ワークを上記主搬送路面の幅方向の外方に排出するために上記流体を噴出する下流側主排出用流体噴出孔が設けられており、上記下流側主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面部材の下面と上記搬送路面との間を直線上に延在し、上記主搬送路面に向かうに従って漸次上記主搬送路面の幅方向の一方に位置するように形成されてことを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、上記下流側主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面における幅方向の中心線と、主搬送路面における幅方向の他方の側の縁部との間の略中央の位置に開口するとともに、この開口から噴出する流体が近接する2つの上記主搬送流体噴出孔の開口部の略中央を通るようになっていることを特徴としている。
上記のように構成された請求項1又は2に記載の発明によれば、主搬送路面における複数の主搬送流体噴出孔から主搬送方向の下流側に向けて斜めに流体を噴出すると、例えば端面部が主搬送路面側に向けられた正規姿勢状態のワークに対してはその端面部と主搬送路面との間に上記流体が薄い膜状の高速流体となって主搬送方向の下流側に流れることになる。このため、正規姿勢状態のワークについては、上記薄い膜状の高速流体が負圧になることから端面部が主搬送路面に吸着された安定した状態になると共に、当該高速流体の流速とほぼ等しい速度で主搬送方向の下流側に搬送されることになる。
また、主搬送流体噴出孔から斜めに噴出する流体は主搬送路面から垂直に流出する方向の分速を有すると共に、主搬送方向の下流側に向けて主搬送路面と平行に流れる方向の分速を有することから、端面部が主搬送路面側に向けられたワーク以外の不正規姿勢状態のワークについても、主搬送路面から浮遊した状態に維持することができると共に、主搬送方向に搬送することができる。
ただし、不正規姿勢状態のワークは、流体によって主搬送路面に吸引されることがないので、不安定な状態で搬送されることになる。
このため、不正規姿勢状態のワークは、主搬送路面部材の下面と搬送路面との間を直線上に延在し、主搬送路面に向かうに従って漸次主搬送路面の幅方向の一方に連続して形成されている副搬送路面側に位置するように形成されている主排出用流体噴出孔から噴出する流体によって、当該主搬送路面から副搬送路面に容易に排出することができる。
即ち、主排出用流体噴出孔から噴出する流体は、主搬送路面から垂直に流出する方向の分速を有すると共に副搬送路面に向けて当該主搬送路面と平行に流れる方向の分速を有することから、ワークを主搬送路面に対して浮遊させることができると共に、副搬送路面に容易に搬出することができる。
また、正規姿勢状態のワークは、主排出用流体噴出孔から噴出する流体の影響を受けることになるが、主搬送流体噴出孔から噴出する流体によって主搬送路面に吸引された状態で主搬送方向の下流側に安定的に移動していることから、主搬送路面から排出されることがない。
従って、従来必須であった姿勢整理装置を用いることなく、正規姿勢状態に整理されたワークを主搬送方向の下流側に搬送することができるので、小型化を図ることができるとともに、コストの低減を図ることができる。
請求項3又4に記載の発明によれば、基端部が主搬送路面におけるワークが排出される主排出位置に接続されていると共に先端部が主搬送路面における主排出位置より主搬送方向の下流側に位置する主合流位置に接続された副搬送路面部材を備えてなり、上記副搬送路面部材は、基端部から先端部に向かう副搬送方向に沿って延在する副搬送路面と、主排出位置から基端部に排出されたワークを副搬送方向の下流側に搬送するために流体を副搬送路面から噴出する副搬送流体噴出孔と、不正規姿勢状態のワークを正規姿勢状態に変換するために流体を副搬送路面から噴出する副姿勢変換流体噴出孔とを有しているので、主搬送路面から排出した不正規姿勢状態のワークを正規姿勢状態に変換してから主搬送路面に再び戻すことができる。
この場合、不正規姿勢状態から正規姿勢状態へのワークの姿勢の変換は、上記副搬送路面部材の下面と上記副搬送路面との間を直線上に延在し、上記副搬送路面に向かうに従って漸次上記副搬送方向に直交する方向の一方の側に位置するように形成された副姿勢変換流体噴出孔から噴出する流体によって、簡単に行うことができる。
即ち、不正規姿勢状態のワークは副搬送流体噴出孔から噴出する流体によって不正規姿勢状態で下流側に搬送されることになるが、上記副姿勢変換流体噴出孔から流体が噴出されることによって、副姿勢変換流体噴出孔及び副搬送流体噴出孔から噴出する流体の流れが部分的に充分滞ることになり、これらの流体が副搬送路面から垂直方向の上方に移動する流れとなる。しかも、副姿勢変換流体噴出孔及び副搬送流体噴出孔から噴出する流体の相互作用により、ワークに大きな回転力が作用することにもなる。
このため、不正規姿勢状態にあるワークは、一旦上方に移動すると共に回転し、重心に近い位置の端面部側を下方に向けた状態で副搬送路面上に降下することになる。これにより、ワークを不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換することができる。
この姿勢変換の際に、端面部が副搬送路面に対して上方を向いた不正規姿勢状態のワークは、副搬送路面から上方に向かう流体の流れの影響や、各噴出口から噴出する流体の相互作用による上記回転力の影響を大きく受けることになるので、上方へより高く移動する共に、大きなトルクで回転駆動されることになる。従って、上方にあった端面部を下方の副搬送路面側に容易に変換することができる。
一方、筒状部が副搬送路面に対してほぼ平行に向いた不正規姿勢状態のワークは、副搬送路面から垂直方向の上方に向かう流れによって、筒状部における軽い側が上方に移動すると共に、各噴出口から噴出する流体の相互作用による上記回転力の影響を受けることになる。従って、このような不正規姿勢状態にあるワークの場合も、端面部を下方の副搬送路面側に容易に変換することができる。
このようにワークが正規姿勢状態に変換されると、副搬送流体噴出孔から噴出する流体がワークの端面部と副搬送路面との間を薄い膜状の高速流体となって流れることになる。このため、正規姿勢状態に変換後は、ワークを副搬送路面に吸着させた安定した状態で、副搬送方向の下流側に搬送することができる。
また、副搬送路面におけるワークの姿勢を不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換する副姿勢変換位置には、ワークを副搬送路面に沿って案内する副ガイド手段が設けられているので、姿勢が変換される際に、ワークが副搬送路面から落下するのを防止することができる。
請求項5又は6に記載の発明によれば、副搬送路面における副姿勢変換位置より副搬送方向の下流側の位置に、不正規姿勢状態のワークを副搬送路面の幅方向の外方に排出するために流体を噴出する副排出用流体噴出孔が設けられており、この副排出用流体噴出孔は上記副搬送路面部材の下面と上記副搬送路面との間を直線上に延在し、上記副搬送路面に向かうに従って漸次上記副搬送路面の幅方向の一方に位置するように形成されているので、副姿勢変換位置において、ワークが正規姿勢状態に変換されずに、不正規姿勢状態のものが残った場合でも、その不正規姿勢状態にあるワークを副搬送路面の外方に排出することができる。なお、不正規姿勢状態のワークのみを排出することができるのは、上述した主排出用流体噴出孔及び主搬送流体噴出孔による作用と同様の作用を生じさせることができるからである。
従って、正規姿勢状態に変換されたワークのみを主搬送路面に戻すことができる。
請求項7又は8に記載の発明によれば、不正規姿勢状態のワークを主姿勢変換流体噴出孔から噴出する流体によって正規姿勢状態に変換することができる。なお、ワークを不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換することができるのは、上述した副姿勢変換流体噴出孔及び副搬送流体噴出孔による作用と同様の作用を生じさせることができるからである。
また、主搬送路面におけるワークの姿勢を不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換する主姿勢変換位置に、ワークを主搬送路面に沿って案内する主ガイド手段が設けられているので、姿勢変換時にワークが主搬送路面から落下するのを防止することができる。
従って、従来必須であった姿勢整理装置を用いることなく、正規姿勢状態に整理されたワークを主搬送方向の下流側に搬送することができるので、小型化を図ることができるとともに、コストの低減を図ることができる。
これに加えて、上記主姿勢変換流体噴出孔が上記主搬送路面部材の下面と上記搬送路面との間を直線上に延在し、上記主搬送路面に向かうに従って漸次上記主搬送路面と直交する方向の一方の側に位置するように形成されているので、ワークを不正規姿勢状態から正規姿勢状態に確実に変換することができる。このようにワークを正規姿勢状態に確実に変換することができるのは、上述した副姿勢変換流体噴出孔及び副搬送流体噴出孔による作用と同様の作用を生じさせることができるからである。
請求項9又は10に記載の発明によれば、主搬送路面における主姿勢変換位置より主搬送方向の下流側の位置に、不正規姿勢状態のワークを主搬送路面の幅方向の外方に排出するために流体を噴出する下流側主排出用流体噴出孔が設けられており、この下流側主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面部材の下面と上記搬送路面との間を直線上に延在し、上記主搬送路面に向かうに従って漸次上記主搬送路面の幅方向の一方に位置するように形成されているので、主姿勢変換位置において、ワークが正規姿勢状態に変換されなかった場合でも、その不正規姿勢状態にあるワークを主搬送路面の外方に排出することができる。なお、不正規姿勢状態のワークのみを排出することができるのは、上述した主排出用流体噴出孔及び主搬送流体噴出孔による作用と同様の作用を生じさせることができるからである。
従って、正規姿勢状態に変換されたワークのみを主搬送路面の下流側に搬送することができる。
(第1実施形態)
本発明を実施するための最良の形態としての第1実施形態について図1〜図7を参照して説明する。
この第1実施形態で示すワークの搬送及び姿勢整理装置は、図1及び図2に示すように、円筒部(筒状部)W1の一端が平面状の端面部W2によって閉塞されたキャップ(ワーク)Wを、空気(流体)Aによって搬送するように構成されていると共にその搬送過程において一定の姿勢状態に揃えるように構成されたものであり、主搬送方向11aに沿って延在する主搬送路面11と、キャップWを主搬送方向11aの下流側に搬送するために空気Aを主搬送路面11から噴出する主搬送流体噴出孔12と、端面部W2が主搬送路面11側に向けられた正規姿勢状態のキャップW以外の不正規姿勢状態にあるキャップWを主搬送路面11から幅方向の外方に排出するために空気Aを主搬送路面11から噴出する主排出用流体噴出孔13とを有する主搬送路面部材1を備えた構成になっている。
主搬送路面部材1は、直線状に延在する帯状の平板によって構成されている。
主搬送路面11は、主搬送路面部材1の上面によって形成されたものであり、直線状に延在する一定の幅の平滑な面によって構成されていると共に、主搬送方向11aが直線状に延在したものとなっている。また、主搬送路面11における幅方向の左右の縁部に沿って、キャップWを主搬送路面11上に維持すべく案内する主ガイド壁(主ガイド手段)15が設けられている。
主搬送流体噴出孔12は、空気Aを主搬送方向11aの下流側に向けて主搬送路面11から斜めに(この実施形態においては主搬送路面11に対して10〜45度方向に斜めに)噴出するように形成されていると共に、主搬送方向11aに沿って一定の間隔で複数配置されている。
即ち、主搬送流体噴出孔12は、主搬送路面部材1の下面14及び主搬送路面11に開口すると共に、これらの下面14と主搬送路面11との間を直線状に延在し、かつ主搬送路面11に向かうに従って漸次主搬送方向11aの下流側に位置するように傾斜している。そして、主搬送流体噴出孔12の主搬送路面11に対する傾斜角度が上述のように10〜45度に設定されている。
また、主搬送流体噴出孔12は、主搬送路面11における幅方向の中心線C1上に等間隔に形成されている。即ち、この実施形態においては、中心線C1と主搬送方向11aの線とが一致した状態になっている。また、主搬送流体噴出孔12の間隔は、当該主搬送流体噴出孔12から噴出する空気AによってキャップWの搬送が可能な間隔に設定されている。
主排出用流体噴出孔13は、主搬送方向11aの上流側に配置された主排出部(主排出位置)11bに設けられており、空気Aを主搬送路面11における幅方向の一方の側の外方(この実施形態では、主搬送方向11aの下流側に向かって右方向の外方)に向けて主搬送路面11から斜めに(この実施形態においては主搬送路面11に対して10〜45度方向に斜めに)噴出するように形成されている。
即ち、主排出用流体噴出孔13は、図1〜図3に示すように、主搬送路面部材1の下面14及び主搬送路面11に開口すると共に、これらの下面14と主搬送路面11との間を直線状に延在し、かつ主搬送路面11に向かうに従って漸次上記外方側に位置するように傾斜されている。そして、主搬送流体噴出孔12の主搬送路面11に対する傾斜角度が上述のように10〜45度に設定されている。
そして、主排出用流体噴出孔13は、主搬送路面11における中心線C1と、主搬送路面11における幅方向の他方の側(この実施形態では主搬送方向11aの下流側に向かって左側)の主ガイド壁15との間のほぼ中央の位置に開口し、この開口部から空気Aを噴出するようになっている。
また、主排出用流体噴出孔13から噴出する空気は、主搬送路面11を上方から見た平面視において、当該主排出用流体噴出孔13の開口部に最も接近する2つの主搬送流体噴出孔12の開口部の間のほぼ中央を通るようになっている。
ただし、主排出用流体噴出孔13から噴出する空気Aの流速の大きさ及び方向は、上記平面視において、当該主排出用流体噴出孔13から噴出する空気Aと主搬送流体噴出孔12から噴出する空気Aとが合成された流れが後述する副搬送路面21の中心線C2に沿う流れとなるように、設定されている。
さらに、主排出部11bにおける主搬送路面11の幅方向の一方の側に配置された主ガイド壁15には、不正規姿勢状態のキャップWを後述する副搬送路面21側に排出するための開口部15aが形成されている。この開口部15aは、主搬送路面11と副搬送路面21とを連続した平面状につなげるようになっている。
上述した副搬送路面21を有する副搬送路面部材2は、図1に示すように、基端部2aが主搬送路面部材1における主排出部11bに接続されていると共に、先端部2bが主搬送路面部材1における上記主排出部11bより主搬送方向11aの下流側に位置する主合流部(主合流位置)11cに接続されている。
即ち、副搬送路面部材2は、曲線状に湾曲する帯状の平板によって形成されたものであり、基端部2aから先端部2bに向かう副搬送方向21aに沿って延在する副搬送路面21と、主排出部11bから基端部2aに排出されたキャップWを副搬送方向21aの下流側に搬送するために空気Aを副搬送路面21から噴出する副搬送流体噴出孔22と、不正規姿勢状態のキャップWを端面部W2が副搬送路面21側に向けられた正規姿勢状態に変換するために空気Aを副搬送路面21から噴出する副姿勢変換流体噴出孔23と、この副姿勢変換流体噴出孔23より副搬送方向21aの下流側の位置に、不正規姿勢状態のキャップWを副搬送路面21の幅方向の外方に排出するために空気Aを噴出する副排出用流体噴出孔24とを有している。
副搬送路面21は、幅方向に円弧状の滑らかな曲線状に湾曲する一定の幅の平滑な面によって形成されている。また、副搬送路面21における幅方向の左右の縁部に沿って、キャップWを副搬送路面21上に維持すべく案内する副ガイド壁(主ガイド手段)25が設けられている。
副搬送流体噴出孔22は、図1及び図4に示すように、空気Aを副搬送方向21aの下流側に向けて主搬送路面11から斜めに(この実施形態においては副搬送路面21に対して10〜45度方向に斜めに)噴出するように形成されていると共に、副搬送方向21aに沿って一定の間隔で複数配置されている。
即ち、副搬送流体噴出孔22は、副搬送路面21の下面26及び副搬送路面21に開口すると共に、これらの下面26と副搬送路面21との間を直線状に延在し、かつ副搬送路面21に向かうに従って漸次副搬送方向21aの下流側に位置するように傾斜している。そして、副搬送流体噴出孔22の副搬送路面21に対する傾斜角度が上述のように10〜45度に設定されている。
また、副搬送流体噴出孔22は、図1に示すように、副搬送路面21における幅方向の中心線C2上に等間隔に形成されている。即ち、この実施形態においては、中心線C2と副搬送方向21aの線とが一致した状態になっている。また、副搬送流体噴出孔22の間隔は、当該副搬送流体噴出孔22から噴出する空気AによってキャップWの搬送が可能な間隔に設定されている。
副姿勢変換流体噴出孔23は、図1及び図4に示すように、副搬送路面部材2における副姿勢変換部(副姿勢変換位置)21bに設けられたものであり、空気Aを副搬送路面21から副搬送流体噴出孔22とは異なる方向に噴出するように形成されている。特に、この実施形態で示す副姿勢変換流体噴出孔23は、副搬送方向21aに直交する方向に空気Aを副搬送路面21から斜めに(この実施形態においては主搬送路面11に対して10〜45度方向に斜めに)噴出するように形成されている。
即ち、副姿勢変換流体噴出孔23は、副搬送路面部材2における下面26及び副搬送路面21に開口すると共に、これらの下面26と副搬送路面21との間を直線状に延在し、かつ副搬送路面21に向かうに従って漸次副搬送方向21aに直交する方向の一方の側に位置するように傾斜している。そして、副姿勢変換流体噴出孔23の副搬送路面21に対する傾斜角度が上述のように10〜45度に設定されている。
更に、副姿勢変換流体噴出孔23は、図1に示すように、副搬送路面21の中心線C2上における、最も近接する2つの副搬送流体噴出孔22の開口部のほぼ中央の位置に開口し、この開口部から空気Aを噴出するようになっている。
また、副姿勢変換部21bにおける副ガイド壁25は、図6に示すように、キャップWを副搬送路面21に沿って案内することにより、不正規姿勢状態から正規姿勢状態に姿勢を変換する際にキャップWが副搬送路面21から脱落するのを防止するとと共に、その姿勢の変換の際のガイドとなっている。
副排出用流体噴出孔24は、図1に示すように、副搬送路面部材2における副姿勢変換部21bの下流側に位置する副排出部(副排出位置)21cに設けられており、空気Aを副搬送路面21における幅方向の一方の側の外方(この実施形態では、副搬送方向21aの下流側に向かって右方向の外方)に向けて副搬送路面21から斜めに(この実施形態においては副搬送路面21に対して10〜45度方向に斜めに)噴出するように形成されている。
即ち、副排出用流体噴出孔24は、副搬送路面部材2における下面26及び副搬送路面21に開口すると共に、これらの下面26と副搬送路面21との間を直線状に延在し、かつ副搬送路面21に向かうに従って漸次上記外方に位置するように傾斜されている。そして、副排出用流体噴出孔24の副搬送路面21に対する傾斜角度が上述のように10〜45度に設定されている。
そして、副排出用流体噴出孔24は、副搬送路面21における中心線C2と、副搬送路面21における幅方向の他方の側(この実施形態では副搬送方向21aの下流側に向かって左側)の副ガイド壁25との間のほぼ中央の位置に開口し、この開口部から空気Aを噴出するようになっている。
また、副排出用流体噴出孔24から噴出する空気Aは、副搬送路面21を上方から見た平面視において、当該副搬送流体噴出孔22の開口部に最も接近する2つの副搬送流体噴出孔22の開口部の間のほぼ中央を通るようになっている。
ただし、副排出用流体噴出孔24から噴出する空気Aの流速の大きさ及び方向は、上記平面視において、当該副排出用流体噴出孔24から噴出する空気Aと各副搬送流体噴出孔22から噴出する空気Aとが合成された流れが後述する開口部25aにおける副搬送方向21a方向の中央部を通るように、設定されている。
副排出部21cにおける副搬送路面21の幅方向の一方の側の副ガイド壁25には、不正規姿勢状態のキャップWを副搬送路面21から排出するための開口部25aが形成されている。
一方、主搬送路面部材1の主合流部11cにおける主搬送路面11の幅方向の一方の側の主ガイド壁15には、副搬送路面21を主搬送路面11に連続した平面状につなげる開口部15bが形成されている。
また、主搬送路面部材1及び副搬送路面部材2の下方には、圧縮空気の供給流路(図示せず)が構成されており、この供給流路から主搬送流体噴出孔12、主排出用流体噴出孔13、副搬送流体噴出孔22、副姿勢変換流体噴出孔23、副排出用流体噴出孔24等に空気Aを供給するようになっている。
なお、開口部25aから排出されたキャップWは、逐次或いは所定量溜まった後に主搬送路面11の上流側に再投入されるようになっている。
上記のように構成されたワークの搬送及び姿勢整理装置においては、図2に示すように、主搬送路面11における複数の主搬送流体噴出孔12から主搬送方向11aの下流側に向けて斜めに空気Aを噴出すると、例えば正規姿勢状態のキャップWに対してはその端面部W2と主搬送路面11との間に空気Aが膜状の高速流体となって主搬送方向11aの下流側に流れることになる。このため、正規姿勢状態のキャップWについては、上記空気Aによる高速流体が負圧になることから端面部W2が主搬送路面11に吸着された安定した状態になると共に、端面部W2と主搬送路面11との間を流れる空気Aの速度とほぼ一致した速度で主搬送方向11aの下流側に搬送されることになる。
また、主搬送流体噴出孔12から斜めに噴出する空気Aは、主搬送路面11から垂直に噴出する方向の速度成分を有すると共に、主搬送方向11aの下流側に向けて主搬送路面11と平行に噴出する方向の速度成分を有することから、端面部W2が主搬送路面11に対して上方に位置する不正規姿勢状態のキャップWについても、円筒部W1が主搬送路面11に対してほぼ平行に位置する不正規姿勢状態のキャップWについても、主搬送路面11から浮遊した状態に維持することができると共に、主搬送方向11aに搬送することができる。
ただし、不正規姿勢状態のキャップWは、空気Aによって主搬送路面11に吸引されることがないので、不安定な状態で搬送されることになる。
このため、不正規姿勢状態のキャップWは、主排出用流体噴出孔13から主搬送路面11の幅方向の外方に当該主搬送路面11に対して斜めに噴出する空気Aによって、当該主搬送路面11から容易に排出することができる。
即ち、主排出用流体噴出孔13から噴出する空気Aは、図3に示すように、主搬送路面11から垂直に噴出する方向の分速を有すると共に主搬送路面11の幅方向の外方に向けて当該主搬送路面11と平行に噴出する方向の分速を有することから、端面部W2が主搬送路面11に対して上方に位置する不正規姿勢状態のキャップW(図3(a)参照)についても、円筒部W1が主搬送路面11に対してほぼ平行に位置する不正規姿勢状態のキャップW(図3(b)参照)についても、主搬送路面11に対して浮遊させることができると共に、外方の副搬送路面21側に容易に搬出することができる。
また、正規姿勢状態のキャップWは、主排出用流体噴出孔13から噴出する空気Aの影響を受けることになるが、主搬送流体噴出孔12から噴出する空気Aによって主搬送路面11に吸引された状態になっていることから、主搬送路面11から排出されることなく、主搬送方向11aの下流側に安定的に移動することになる。
このため、正規姿勢状態に整理されたキャップWのみを主搬送方向11aの下流側に搬送することができる。即ち、正規姿勢状態に整理されたキャップWのみを主搬送路面11の下流側に搬送する上で、従来必要とした姿勢整理装置が不要になる。
また、基端部2aが主排出部11bに接続され先端部2bが主合流部11cに接続された副搬送路面部材2を備え、この副搬送路面部材2は、副搬送方向21aに沿って延在する副搬送路面21と、主排出部11bから副搬送路面21に排出されたキャップWを副搬送方向21aの下流側に搬送するための副搬送流体噴出孔22と、不正規姿勢状態のキャップWを正規姿勢状態に変換するための副姿勢変換流体噴出孔23と、この副姿勢変換流体噴出孔23より副搬送方向21aの下流側の位置に、不正規姿勢状態のキャップWを副搬送路面21の幅方向の外方に排出するための副排出用流体噴出孔24とを有しているので、主搬送路面11から排出された不正規姿勢状態のキャップWを正規姿勢状態に変換してから主搬送路面11に再び戻すことができる。
この場合、不正規姿勢状態から正規姿勢状態へのキャップWの姿勢変換は、副姿勢変換流体噴出孔23から噴出する空気Aであって、副搬送流体噴出孔22とは異なる方向に噴出する空気Aによって、簡単に行うことができる。
即ち、副搬送流体噴出孔22から噴出する空気Aによって不正規姿勢状態のキャップWが不安定な状態で副搬送方向21aの下流側に移動することになるが、副姿勢変換部21bにおける副姿勢変換流体噴出孔23から空気Aが噴出することによって、上記キャップWに制動力がかかると共に、副姿勢変換流体噴出孔23及び副搬送流体噴出孔22から噴出する空気Aの流れが滞ることになり、これらの空気Aが副搬送路面21から垂直方向の上方に移動する流れとなる。しかも、副姿勢変換流体噴出孔23及び副搬送流体噴出孔22から噴出する流体の相互作用により、キャップWに回転力が作用することにもなる。
このため、不正規姿勢状態にあるキャップWは、図5(a)〜(d)に示すように、一旦上方に移動すると共に回転した後、副姿勢変換流体噴出孔23の下流側の副搬送路面21上に降下することになるが、この際、図5(d)に示すように、キャップWの重心Gに近い端面部W2が下方を向いた状態で副搬送路面21上に降下することになる。即ち、キャップWを不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換することができる。
この場合、端面部W2が副搬送路面21に対して上方に位置する不正規姿勢状態のキャップWは、副搬送路面21から垂直方向の上方に移動する空気Aの流れ及び各噴出孔23、22から噴出する空気Aによる上記回転力の影響を大きく受けることになるので、上方へ大きく移動する共に、大きく回転駆動されることになる。従って、上方に位置する端面部W2が下方の副搬送路面21側に位置するように確実に変換することができる。
また、円筒部W1が副搬送路面21に対してほぼ平行に位置する不正規姿勢状態のキャップWは、副搬送路面21から垂直方向の上方に移動する空気Aの流れ及び各噴出孔23、22から噴出する空気Aによる上記回転力の影響によって、円筒部W1における軽い側が上方に移動し、重い側の端面部W2が下方の位置となる。従って、このような不正規姿勢状態にあるキャップWの場合も、端面部W2を副搬送路面21側に容易に変換することができる。
このようにキャップWが正規姿勢状態に変換された状態になると、副搬送流体噴出孔22から噴出する空気AがキャップWの端面部W2と副搬送路面21との間を膜状の高速流体となって流れることになるので、当該正規姿勢状態に変換後のキャップWを主搬送路面11に吸着させた安定した状態に維持することができると共に、副搬送方向21aの下流側に搬送することができる。
また、副姿勢変換部21bには、図6に示すように、キャップWを副搬送路面21に沿って案内する副ガイド壁25が設けられているので、キャップWが上昇すると共に回転した後、降下することによって姿勢が変換される際に、当該キャップWが副搬送路面21から落下するのを防止することができる。
そして特に、副姿勢変換流体噴出孔23が副搬送方向21aに直交する方向に向けて空気Aを副搬送路面21から斜めに噴出するように形成されているので、副姿勢変換流体噴出孔23から噴出する空気Aによって、キャップWを副搬送路面21からより高く上昇させることができると共に、より大きな回転力をキャップWに作用させることができる利点がある。
このため、キャップWを不正規姿勢状態から正規姿勢状態により確実に変換することが可能となる。
また、副排出部21cに副排出用流体噴出孔24が設けられているので、副姿勢変換部21bにおいて、キャップWが正規姿勢状態に万一変換されないようなことがあっても、その不正規姿勢状態にあるキャップWを副搬送路面21の外方に排出することができる。なお、不正規姿勢状態のキャップWのみを排出することができるのは、上述した主排出用流体噴出孔13及び主搬送流体噴出孔12による作用と同様の作用が生じるからである。
従って、正規姿勢状態に変換されたキャップWのみを主搬送路面11に戻すことができるので、キャッピングマシンには正規姿勢状態のキャップWのみを送ることができる。しかも、この場合、従来必須であった姿勢整理装置が不要になるので、装置の小型化を図ることができるとともに、コストの低減を図ることができる。。
また、正規姿勢状態となったキャップWは、図7に示すように、上下変換装置3を介して開口部が下方に向けられた状態に変換されてから、図示しないキャッピングマシンにおいて、ボトルの口部に取り付けられることになる。
{発明を実施するための異なる形態}
(第2の実施の形態)
次に、本発明を実施するための異なる形態としての第2実施形態について図8を参照して説明する。但し、第1実施形態で示した構成要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
この第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、副搬送路面部材2を設けずに、主搬送路面部材1のみにおいて、キャップWを正規姿勢状態へ変換すると共に、正規姿勢状態に変換されなかったキャップWのみを排出する構成になっている点である。
即ち、主搬送路面部材1は、上述した主排出部11b、主合流部11c、主排出用流体噴出孔13及び開口部15a、15b等を設けることなく、正規姿勢状態のキャップW以外の不正規姿勢状態にあるキャップWを正規姿勢状態に変換するために空気Aを主搬送路面11から噴出する主姿勢変換流体噴出孔16と、この主姿勢変換流体噴出孔16が設けられた主姿勢変換部(主姿勢変換位置)11dより主搬送方向11aの下流側に設けられ、不正規姿勢状態のキャップWを主搬送路面11の幅方向の外方に排出するために空気Aを噴出する下流側主排出用流体噴出孔17とを有している。
主姿勢変換流体噴出孔16は、空気Aを主搬送路面11から主搬送流体噴出孔12とは異なる方向に噴出するように形成されている。特に、この実施形態で示す主姿勢変換流体噴出孔16は、主搬送方向11aに直交する方向に向けて空気Aを主搬送路面11から斜めに(この実施形態においては主搬送路面11に対して10〜45度方向に斜めに)噴出するように形成されている。
即ち、主姿勢変換流体噴出孔16は、主搬送路面部材1における下面14(図2参照)及び主搬送路面11に開口すると共に、これらの下面14と主搬送路面11との間を直線状に延在し、かつ主搬送路面11に向かうに従って漸次主搬送方向11aに直交する方向の一方の側に位置するように傾斜している。そして、主姿勢変換流体噴出孔16の主搬送路面11に対する傾斜角度が上述のように10〜45度に設定されている。
更に、主姿勢変換流体噴出孔16は、主搬送路面11の中心線C1上における、最も近接する2つの主搬送流体噴出孔12の開口部のほぼ中央の位置に開口し、この開口部から空気Aを噴出するようになっている。
また、主姿勢変換部11dにおける主ガイド壁15は、キャップWを主搬送路面11に沿って案内することにより、不正規姿勢状態から正規姿勢状態に姿勢を変換する際にキャップWが主搬送路面11から脱落するのを防止するとと共に、その姿勢の変換の際のガイドとなっている。
下流側主排出用流体噴出孔17は、主搬送路面部材1における主姿勢変換部11dの下流側に位置する下流側主排出部(下流側主排出位置)11eに設けられており、空気Aを主搬送路面11における幅方向の一方の側の外方(この実施形態では、主搬送方向11aの下流側に向かって右方向の外方)に向けて主搬送路面11から斜めに(この実施形態においては主搬送路面11に対して10〜45度方向に斜めに)噴出するように形成されている。
即ち、下流側主排出用流体噴出孔17は、主搬送路面部材1における下面14及び主搬送路面11に開口すると共に、これらの下面14と主搬送路面11との間を直線状に延在し、かつ主搬送路面11に向かうに従って漸次上記外方に位置するように傾斜されている。そして、下流側主排出用流体噴出孔17の主搬送路面11に対する傾斜角度が上述のように10〜45度に設定されている。
また、下流側主排出用流体噴出孔17は、主搬送路面11における中心線C1と、主搬送路面11における幅方向の他方の側(この実施形態では主搬送方向11aの下流側に向かって左側)の主ガイド壁15との間のほぼ中央の位置に開口し、この開口部から空気Aを噴出するようになっている。
更に、下流側主排出用流体噴出孔17から噴出する空気Aは、主搬送路面11を上方から見た平面視において、当該主搬送流体噴出孔12の開口部に最も接近する2つの主搬送流体噴出孔12の開口部の間のほぼ中央を通るようになっている。
ただし、下流側主排出用流体噴出孔17から噴出する空気Aの流速の大きさ及び方向は、上記平面視において、当該下流側主排出用流体噴出孔17から噴出する空気Aと各主搬送流体噴出孔12から噴出する空気Aとが合成された流れが後述する開口部15cにおける主搬送方向11a方向の中央部を通るように、設定されている。
下流側主排出部11eにおける主搬送路面11の幅方向の一方の側の主ガイド壁15には、不正規姿勢状態のキャップWを主搬送路面11から排出するための開口部15cが形成されている。
なお、開口部15cから排出されたキャップWは、逐次或いは所定量溜まった後に主搬送路面11の上流側に再投入されるようになっている。
上記のように構成されたワークの搬送及び姿勢整理装置においては、主搬送路面11上を主姿勢変換流体噴出孔16まで搬送されてきた不正規姿勢状態のキャップWを正規姿勢状態に変換することができる。なお、キャップWを不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換することができるのは、上述した副姿勢変換流体噴出孔23及び副搬送流体噴出孔22による作用と同様の作用が生じるからである。
また、主姿勢変換部11dに主ガイド壁15が設けられているので、姿勢変換の際にキャップWが主搬送路面11から落下するのを防止することができる。このキャップWを主搬送路面11上に維持することができるのは、上述した副ガイド壁25の作用と同様の作用が生じるからである。
更に、主搬送路面11における主姿勢変換部11dより下流側の下流側主排出部11eに下流側主排出用流体噴出孔17が設けられているので、主姿勢変換部11dにおいて、キャップWが万一正規姿勢状態に変換されなかった場合でも、その不正規姿勢状態にあるキャップWのみを主搬送路面11の外方に排出することができる。なお、不正規姿勢状態のキャップWのみを排出することができるのは、上述した主排出用流体噴出孔13及び主搬送流体噴出孔12による作用と同様の作用が生じるからである。
従って、副搬送路面部材2を用いることなく、正規姿勢状態に変換されたキャップWのみを主搬送路面11の下流側に搬送することができるので、更に装置の小型化及びコストの低減を図ることができる。
なお、上記各実施形態においては、副姿勢変換流体噴出孔23を副搬送方向21a(中心線C2)に直交する方向に空気Aを噴出すべく構成し、また主姿勢変換流体噴出孔16を主搬送方向11a(中心線C1)に直交する方向に空気Aを噴出するように構成したが、これらの副姿勢変換流体噴出孔23又は主姿勢変換流体噴出孔16は、副搬送方向21a又は主搬送方向11aに直交する方向から当該副搬送方向21a又は主搬送方向11aの上流方向までの範囲における何れかの方向に向けて空気Aを副搬送路面21又は主搬送路面11から斜めに噴出するように、或いは副搬送路面21又は主搬送路面11から垂直に噴出するように形成してもよい。
そして、空気Aを噴出させる方向を副搬送方向21a又は主搬送方向11aの上流側に向ければ向けるほど、空気Aの噴流によって、キャップWを上方に移動させる効果が高くなると共に、副搬送流体噴出孔22又は主搬送流体噴出孔12から噴出する空気Aとの相互作用により、キャップWに回転力を与える効果も高くなる。
そして更に、空気Aを副搬送路面21又は主搬送路面11から垂直に噴出する副姿勢変換流体噴出孔23又は主姿勢変換流体噴出孔16を備えた場合には、キャップWを上昇させる効果がより高くなる。
また、各噴出孔12、13、16、17、22、23、24から噴出する流体として空気を用いた例を示したが、他の気体や、水等の液体を用いてもよいことはいうまでもない。
この発明の第1実施形態として示したワークの搬送及び姿勢整理装置の平面図である。 同ワークの搬送及び姿勢整理装置を示す図であって、図1のII−II線に沿う断面図である。 同ワークの搬送及び姿勢整理装置の主排出部におけるキャップの排出状況を示す説明図である。 同ワークの搬送及び姿勢整理装置を示す図であって、図1のIV−IV線に沿う断面図である。 同ワークの搬送及び姿勢整理装置の副姿勢変換部におけるキャップの姿勢変換状況を示す説明図である。 同ワークの搬送及び姿勢整理装置の副姿勢変換部における副ガイド壁についての作用を示す説明図である。 同ワークの搬送及び姿勢整理装置でキャップの姿勢を整えた後に、当該キャップの上下を更に変換するための上下変換装置を示す説明図である。 この発明の第2実施形態として示したワークの搬送及び姿勢整理装置の平面図である。
符号の説明
1 主搬送路面部材
2 副搬送路面部材
2a 基端部
2b 先端部
11 主搬送路面
11a 主搬送方向
11b 主排出部(主排出位置)
11c 主合流部(主合流位置)
11d 主姿勢変換部(主姿勢変換位置)
11e 下流側主排出部(下流側主排出位置)
12 主搬送流体噴出孔
13 主排出用流体噴出孔
15 主ガイド壁(主ガイド手段)
16 主姿勢変換流体噴出孔
17 下流側主排出用流体噴出孔
21 副搬送路面
21a 副搬送方向
21b 副姿勢変換部(副姿勢変換位置)
22 副搬送流体噴出孔
23 副姿勢変換流体噴出孔
25 副ガイド壁(副ガイド手段)
24 副排出用流体噴出孔
A 空気(流体)
W キャップ(ワーク)
W1 円筒部(筒状部)
W2 端面部

Claims (10)

  1. 筒状部の一端が端面部によって閉塞されたワークを、流体によって搬送するように構成されていると共にその搬送過程において一定の姿勢状態に揃えるように構成されたワークの搬送及び姿勢整理装置であって、
    主搬送方向に沿って延在する主搬送路面と、上記ワークを上記主搬送方向の下流側に搬送するために上記流体を上記主搬送路面から噴出する主搬送流体噴出孔と、上記端面部が上記主搬送路面側に向けられた正規姿勢状態の上記ワーク以外の不正規姿勢状態にある上記ワークを上記主搬送路面の幅方向の一方に連続して形成されている副搬送路面に排出するために上記流体を上記主搬送路面から噴出する主排出用流体噴出孔とを有する主搬送路面部材を備えてなり、
    上記主搬送流体噴出孔は、上記流体を上記主搬送方向の下流側に向けて上記主搬送路面から斜めに噴出するように形成されていると共に上記主搬送方向に沿って複数配置され、
    上記主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面部材の下面と上記搬送路面との間を直線上に延在し、上記主搬送路面に向かうに従って漸次上記主搬送路面の上記副搬送路面側に位置するように形成されていることを特徴とするワークの搬送及び姿勢整理装置。
  2. 上記主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面における幅方向の中心線と、上記主搬送路面における幅方向の他方の側の縁部との間の略中央の位置に開口するとともに、この開口から噴出する流体が近接する2つの上記主搬送流体噴出孔の開口部の略中央を通るようになっていることを特徴とする請求項1に記載のワークの搬送及び姿勢整理装置。
  3. 基端部が上記主搬送路面部材における上記ワークが排出される主排出位置に接続され、先端部が上記主搬送路面部材における上記主排出位置より上記主搬送方向の下流側に位置する主合流位置に接続された副搬送路面部材を備えてなり、
    上記副搬送路面部材は、上記基端部から上記先端部に向かう副搬送方向に沿って延在する上記副搬送路面と、上記主排出位置から上記基端部に排出された上記ワークを上記副搬送方向の下流側に搬送するために上記流体を上記副搬送路面から噴出する副搬送流体噴出孔と、上記不正規姿勢状態の上記ワークを上記端面部が上記副搬送路面側に向けられた正規姿勢状態に変換するために上記流体を上記副搬送路面から噴出する副姿勢変換流体噴出孔とを有し、
    上記副搬送流体噴出孔は、上記流体を上記副搬送方向の下流側に向けて上記副搬送路面から斜めに噴出するように形成されていると共に上記副搬送方向に沿って複数配置され、
    上記副姿勢変換流体噴出孔は、上記副搬送路面部材の下面と上記副搬送路面との間を直線上に延在し、上記副搬送路面に向かうに従って漸次上記副搬送方向に直交する方向の一方の側に位置するように形成されており、
    上記副搬送路面における上記ワークの姿勢を不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換する副姿勢変換位置には、上記ワークを上記副搬送路面に沿って案内する副ガイド手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のワークの搬送及び姿勢整理装置。
  4. 上記副姿勢変換流体噴出孔は、その開口が上記副搬送路面の中心線上であって、かつ近接する2つの上記副搬送流体噴出孔の開口部の略中央に位置していることを特徴とする請求項に記載のワークの搬送及び姿勢整理装置。
  5. 上記副搬送路面部材には、上記副搬送路面における上記副姿勢変換位置より上記副搬送方向の下流側の位置に、不正規姿勢状態の上記ワークを上記副搬送路面の幅方向の外方に排出するために上記流体を噴出する副排出用流体噴出孔が設けられており、
    上記副排出用流体噴出孔は、上記副搬送路面部材の下面と上記副搬送路面との間を直線上に延在し、上記副搬送路面に向かうに従って漸次上記副搬送路面の幅方向の一方に位置するように形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のワークの搬送及び姿勢整理装置。
  6. 上記副排出用流体噴出孔は、上記副搬送路面における幅方向の中心線と、上記副搬送路面における幅方向の他方の側の縁部との間の略中央の位置に開口するとともに、この開口から噴出する流体が近接する2つの上記副搬送流体噴出孔の開口部の略中央を通るようになっていることを特徴とする請求項5に記載のワークの搬送及び姿勢整理装置。
  7. 筒状部の一端が端面部によって閉塞されたワークを、流体によって搬送するように構成されていると共にその搬送過程において一定の姿勢状態に揃えるように構成されたワークの搬送及び姿勢整理装置であって、
    主搬送方向に沿って延在する主搬送路面と、上記ワークを上記主搬送方向に搬送するために上記流体を上記主搬送路面から噴出する主搬送流体噴出孔と、上記端面部が上記主搬送路面側に向けられた正規姿勢状態の上記ワーク以外の不正規姿勢状態にある上記ワークを上記正規姿勢状態に変換するために上記流体を上記主搬送路面から噴出する主姿勢変換流体噴出孔を有する主搬送路面部材を備えてなり、
    上記主搬送流体噴出孔は、上記流体を上記主搬送方向の下流側に向けて上記主搬送路面から斜めに噴出するように形成されていると共に上記主搬送方向に沿って複数配置され、
    上記主姿勢変換流体噴出孔は、上記主搬送路面部材の下面と上記搬送路面との間を直線上に延在し、上記主搬送路面に向かうに従って漸次上記主搬送路面と直交する方向の一方の側に位置するように形成されており、
    上記主搬送路面における上記ワークの姿勢を不正規姿勢状態から正規姿勢状態に変換する主姿勢変換位置には、上記ワークを上記主搬送路面に沿って案内する主ガイド手段が設けられていることを特徴とするワークの搬送及び姿勢整理装置。
  8. 上記主姿勢変換流体噴出孔は、その開口が上記副搬送路面の中心線上であって、かつ近接する2つの上記主搬送流体噴出孔の開口部の略中央に位置するように形成されていることを特徴とする請求項7に記載のワークの搬送及び姿勢整理装置。
  9. 上記主搬送路面部材には、上記主搬送路面における上記主姿勢変換位置より上記主搬送方向の下流側の位置に、不正規姿勢状態の上記ワークを上記主搬送路面の幅方向の外方に排出するために上記流体を噴出する下流側主排出用流体噴出孔が設けられており、
    上記下流側主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面部材の下面と上記搬送路面との間を直線上に延在し、上記主搬送路面に向かうに従って漸次上記主搬送路面の幅方向の一方に位置するように形成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載のワークの搬送及び姿勢整理装置。
  10. 上記下流側主排出用流体噴出孔は、上記主搬送路面における幅方向の中心線と、主搬送路面における幅方向の他方の側の縁部との間の略中央の位置に開口するとともに、この開口から噴出する流体が近接する2つの上記主搬送流体噴出孔の開口部の略中央を通るようになっていることを特徴とする請求項9に記載のワークの搬送及び姿勢整理装置。
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