JP2005247444A - 単列合流エアフロー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備費用及びメンテナンス費用の低減を図ることにある。
【解決手段】2つの上流側単列搬送部2のそれぞれから単列状態で搬入してくるキャップ(ワーク)Wを搬送面31から噴出するエアによって下流側に搬送することにより幅方向に収斂させて単列状態にしてから下流側単列搬送部4に搬出する合流搬送部3を備えた構成になっている。また、キャップWによる搬路閉塞を防止又は解除する円滑搬送支援手段7を備えた構成にもなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、2系列の搬送ラインからそれぞれ単列状態で供給されるワークをエアで浮上させながら下流側に搬送する過程で合流させ、単列状態に収斂させながら下流側単列搬送部に搬出する単列合流エアフロー装置に関するものである。
例えば、ボトルの口を閉塞するキャップ(ワーク)をキャッピングマシンに搬送する場合、2系列の上流側単列搬送部から単列状態で並列に搬送されてきたキャップを合流させて単列状態に変換してから、キャッピングマシン等に搬送したい場合がある。この場合には、例えば各上流側単列搬送部から供給されてくるキャップを順次受け取ると共に、単列状態となるように下流側に順次搬出する機械措置を搬送ラインの途中に設ける必要がある。
ところが、上記のような機械装置を用いた場合には、キャップを並列状態から単列状態に変換するための機構が複雑になることから、設備費用及びメンテナンス費用の上昇を来すという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、並列に供給されるワークを簡単な構成のみで単列状態に収斂させることができ、設備費用及びメンテナンス費用の低減を図ることのできる単列合流エアフロー装置を提供することを課題としている。
請求項1に記載の単列合流エアフロー装置は、2つの上流側単列搬送部のそれぞれから単列状態で搬入してくるワークを搬送面から噴出するエアによって下流側に搬送することにより幅方向に収斂させて単列状態にしてから下流側単列搬送部に搬出する合流搬送部を備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項1に記載の発明において、上記各上流側単列搬送部は、前記合流搬送部の幅方向の中央線に対して左右に配置され、前記合流搬送部における搬送方向の下流側への速度成分及び前記中央線に向かう速度成分を有する搬入速度で前記ワークを前記合流搬送部に供給するように構成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記合流搬送部の前記搬送面には、前記エアの噴出領域が、ワークを並列に搬送可能とする幅から単列のみで搬送可能とする幅まで、搬送方向の下流側に向かって漸次狭められるように形成された収斂部が設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記合流搬送部の前記搬送面には、搬送方向の最上流部に、前記エアの噴出領域が、ワークを並列に搬送可能とする一定の幅で搬送方向に延在するように形成された並流部が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記合流搬送部における前記搬送面の少なくとも幅方向の最外部から噴出するエアは、合流搬送部の幅方向の中央線に向かう速度成分を有していることを特徴としている。
請求項6に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記上流側単列搬送部及び前記下流側単列搬送部も、それぞれの搬送面から噴出するエアによってワークを下流側に搬送するように構成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項1〜6の何れかに記載の発明において、前記搬送面には、前記エアを噴出する複数のエア噴出孔が開口していることを特徴としている。
請求項8に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項1〜7の何れかに記載の発明において、前記合流搬送部に対応する部位には、当該合流搬送部に前記ワークが詰まることによって、当該ワークの流れが停止する搬路閉塞を防止又は解除する円滑搬送支援手段が設けられていることを特徴としている。
請求項9に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項8に記載の発明において、前記円滑搬送支援手段は、前記合流搬送部に対応する部位における幅方向の両端に位置するガイド壁の内面に一部が露出した状態で上下流方向に長く延在しかつその延在方向に駆動されるベルトを備えていることを特徴としている。
請求項10に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項8又は9に記載の発明において、前記円滑搬送支援手段は、前記合流搬送部に対応する部位における幅方向の両端に位置するガイド壁を前記幅方向に振動変位させる加振手段を備えていることを特徴としている。
請求項11に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項8〜10の何れかに記載の発明において、前記円滑搬送支援手段は、前記合流搬送部に対応する部位における幅方向の両端に位置するガイド壁の内面に外周面の一部が露出する自由回転体又は強制駆動回転体を備えていることを特徴としている。
請求項12に記載の単列合流エアフロー装置は、請求項8〜11の何れかに記載の発明において、前記円滑搬送支援手段は、前記合流搬送部に対応する部位における幅方向の両端に位置するガイド壁に形成され、前記ワークにエアを吹き付けるエア吹付孔を備えていることを特徴としている。
請求項1〜12に記載の発明によれば、2つの上流側単列搬送部のそれぞれから単列状態で搬入してくるワークを搬送面から噴出するエアによって下流側に搬送することにより幅方向に収斂させて単列状態にしてから下流側単列搬送部に搬出する合流搬送部を備えた構成になっているので、複雑な機構の機械装置を全く使用せずに、簡単な構成のみで、並列状態にあるワークを単列状態に収斂させることができる。従って、設備費用及びメンテナンス費用の低減を図ることができる。
即ち、搬送面から噴出するエアによって、ワークは搬送面から浮上した状態で下流側に移動することになる。このため、ワークと搬送面との間に摩擦力が作用することがないので、ワークをほとんど抵抗なく下流側に移動することができる。また、搬送面から噴出するエアが下流側に向かう速度成分を有する一定のものであっても、合流した後のエアは合流搬送部の幅方向の中央線の位置の流速が最も高速となる。即ち、合流搬送部の中央線に向かうエアの流れが発生するので、ワークは合流搬送部を下流側に移動する間に、上記中央線側に自然に移動して単列状態に収斂されることになる。よって、並列に供給されるワークを簡単な構成のみで単列状態に整列させることができる。
しかも、各ワークと搬送面との間に流れるエアの圧力が周囲の雰囲気の圧力より低下した状態になるので、各ワークを搬送面に吸着させた状態で安定的に搬送することができる。
請求項2に記載の発明によれば、各上流側単列搬送部から合流搬送部に搬入するワークが当該合流搬送部の幅方向の中央線に向かう速度成分を有しているので、当該ワークを合流搬送部の中央線に沿う位置に即座に収斂させることができる。従って、ワークをより短時間で単列状態に収斂させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、エアの噴出領域がワークを並列に搬送可能とする幅から単列でのみ搬送可能とする幅まで下流側に向かって漸次狭められた収斂部を備えているので、上述した搬送面に吸引する力に基づいて、ワークを合流搬送部の幅方向の中央に即座に収斂させることができる。従って、この場合も、ワークをより短時間で単列状態に収斂させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、搬送方向の最上流部に、エアの噴出範囲がワークを並列に搬送可能とする一定の幅に形成された並流部が設けられているので、仮に各上流側単列搬送部からワークが同時に搬入した場合でも、各ワークをワーク接点を中心とする巴回転運動により前後に位置ずれを生じさせながら下流側に円滑に搬送することができ、これにより単列状態に変換することができる。
即ち、各上流側単列搬送部からワークが全く同時に搬入することはまずあり得ないが、仮にあり得たとしても、各ワークが全く同一の速度で並流部を下流側に移動することは考えられず、各ワークは並流部を移動する間に搬送方向に位置がずれ、合流搬送部の幅方向の中央線に向かって移動することになる。従って、仮に各ワークが合流搬送部に同時に搬入された場合でも、各ワークが合流搬送部に詰まるのを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、合流搬送部における搬送面の少なくとも幅方向の最外部から噴出するエアが幅方向の中央線に向かう速度成分を有しているので、ワークをより短時間で単列状態に収斂させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、上流側単列搬送部及び下流側単列搬送部もそれぞれの搬送面から噴出するエアによってワークを下流側に搬送するように構成されているので、上流側単列搬送部から合流搬送部を介して下流側単列搬送部へ、ワークを円滑かつ安定的に搬送することができる。
請求項7に記載の発明によれば、搬送面にエアを噴出する複数のエア噴出孔が開口した構成になっているので、エア噴出孔の孔径や方向により、エアの速度や方向を容易に設定することができる。
請求項8に記載の発明によれば、合流搬送部に対応する部位に、当該合流搬送部にワークが詰まることによって、ワークの流れが停止する搬路閉塞を防止又は解除する円滑搬送支援手段を設けているので、仮に合流搬送部において搬送閉塞を生じたとしても、この搬送閉塞を確実に解除することができる。
即ち、定常的にワークが搬送されている場合には、上述した請求項1〜7に記載の発明のようにワークが単列状態に円滑に変換されることになることから、当該ワークが合流搬送部に詰まるようなことはあり得ない。但し、例えば下流側に設置された装置の都合等で、ワークの搬送を停止する場合があり、この際には、合流搬送部にワークが充満した状態になり、ワークの搬送を再開しても、そのままでは下流側単列搬送部へワークの搬送が不可能になることがある。即ち、搬路閉塞を生じる場合がある。しかし、この場合でも、円滑搬送支援手段を備えているので、この搬路閉塞を容易に解消することができる。
また、定常的にワークが搬送されている場合には、上述のようにワークが搬路閉塞を生じることはまずあり得ないが、円滑搬送支援手段を備えることによって、この搬路閉塞を完全に防止することができる。
なお、上記搬送閉塞は、2つの上流側単列搬送部から1つの下流側単列搬送部へワークを搬送する関係上、合流搬送部における幅が漸次狭くなる領域が存在することに起因して生じる。但し、合流搬送部の幅が2つのワークの合計寸法にほぼ一致することになる位置に、2つのワークが幅方向に同時に並ぶという条件が重なったときに、初めて搬路閉塞が生じることになるので、ワークが合流搬送部に充満した後に搬送を再開するような場合であっても、当該搬路閉塞が生じる確率は極めて低い。また、このような搬路閉塞が仮に生じた場合でも、この搬路閉塞の状態にあるワークの位置を変化させることにより、当該搬路閉塞を容易に解除することができる。
請求項9に記載の発明によれば、円滑搬送支援手段が、ガイド壁の内面に一部が露出した状態で上下流方向に長く延在しかつその延在方向に駆動されるベルトを備えた構成になっているので、搬路閉塞が生じた場合には、例えばワークを上流側に移動させるようにベルトを駆動することにより、搬送方向の力では動かすことのできなかった搬路閉塞状態にあるワークを容易に変位させて、当該搬路閉塞を解除することができる。
請求項10に記載の発明によれば、円滑搬送支援手段が、ガイド壁を幅方向に振動変位させる加振手段を備えた構成になっているので、搬路閉塞が生じた場合には、ガイド壁に幅方向の振動変位を加えることにより、搬路閉塞状態にあるワークを微妙に変位させて、当該搬路閉塞を解除することができる。
請求項11に記載の発明によれば、円滑搬送支援手段が、ガイド壁の内面に外周面の一部が露出する自由回転体又は強制駆動回転体を備えた構成になっているので、例えば自由回転体を備えた場合には、搬路閉塞が生じようとした場合でも、自由回転体に当接するワークが当該自由回転体と共に自然に回転することになるため、各ワーク相互の力のバランスを保つことができない。従って、ワークによって搬路閉塞が生じるのを防止することができる。
また、強制駆動回転体を備えた場合には、搬路閉塞が生じた際に、例えばワークを上流側に移動させるべく回転体を駆動することにより、当該ワークを容易に変位さて、搬路閉塞を解除することができる。
請求項12に記載の発明によれば、円滑搬送支援手段が、ガイド壁に形成され、ワークにエアを吹き付けるエア吹付孔を備えた構成になっているので、搬路閉塞が生じた場合には、エア噴出孔からエアを噴出させることにより、当該ワークを容易に上流側等に変位させることができる。よって、容易に搬路閉塞を解除することができる。
(第1の実施の形態)
本発明を実施するための最良の形態としての第1の実施の形態について図1〜図4を参照しながら説明する。
この第1の実施の形態で示す単列合流エアフロー装置11は、図1〜図4に示すように、2つの上流側単列搬送部2のそれぞれから単列状態(一列状態)で並列に搬入されてくるキャップ(ワーク)Wを搬送面31から噴出するエアによって搬送方向Aの下流側に搬送しながら合流させると共に幅方向に収斂させて単列状態に変換して1つの下流側単列搬送部4に搬出する合流搬送部3を備えた構成になっている。
ここで、搬送対象物として示したキャップWは、びんやボトル用のキャップであって、一端が平面状に形成された端面部W1によって閉塞され、他端が開口した円筒状に形成されたものであるが、平面状の端面部を1箇所にでも有するものであれば、搬送対象物(ワーク)とすることが可能である。
また、上流側単列搬送部2及び下流側単列搬送部4についても、それぞれの搬送面21、41から噴出するエアによってキャップWを下流側に搬送するように構成されている。各搬送面21、31、41は、帯状に延在する一枚の平板100の表面(上面)に形成されている。また、搬送面31、41は、直線状に延在する平板100の中心線Cに対して対称に形成されており、搬送面21、21は、当該中心線Cを挟んで対称の位置に配置されている。
即ち、下流側単列搬送部4は、平板100の表面上に構成されたものであり、上記中心線Cを挟んで対称の位置に平行に設置された一対のガイド壁42、42を有し、この一対のガイド壁42、42の間の平板100の表面が直線状に延在する上記搬送面41となっている。この搬送面41には、その幅方向の中心線(中央線)C1(中心線Cに一致)に沿って一定の間隔をおいて上記エアを噴出するためのエア噴出孔41aが開口している。各エア噴出孔41aは、平板100の裏面側から表面側の搬送面41に向かうに従って漸次、搬送方向Aの下流側に位置するように傾斜している。即ち、各エア噴出孔41aから噴出するエアは、搬送面41から上方に向かう速度成分と、搬送方向Aの下流側に向かう速度成分を有している。また、各エア噴出孔41aの傾斜角度としては、その開口部の下流側に位置する搬送面41に対して、25°〜50°程度に設定することが好ましい。この場合、傾斜角度が小さいほど、キャップWを搬送方向Aの下流側に搬送する速度及び駆動力が大きくなる。なお、搬送方向Aと中心線C1の延在する方向は一致している。
各上流側単列搬送部2も、平板100の表面上に構成されたものであり、それぞれ平行に設置された一対のガイド壁22、22を有し、これらのガイド壁22、22の間が上記搬送面21となっている。各搬送面21には、その幅方向の中心線(中央線)C2上に一定の間隔をおいて上記エアを噴出するエア噴出孔21aが開口している。各エア噴出孔21aは、平板100の裏面側から表面側の搬送面21に向かうに従って漸次、中心線C2に沿う方向の下流側に位置するように傾斜されている。即ち、各エア噴出孔21aは、上述したエア噴出孔41aと同様の構成になっている。
また、各上流側単列搬送部2、2、下流側単列搬送部4は、各搬送面21、21、41の幅がキャップWを単列で搬送することが可能な幅であって、2列以上の並列に搬送することが不可能な幅に構成されている。
一方、合流搬送部3は、各上流側単列搬送部2と下流側単列搬送部4とを連結すべく、平板100の表面上に構成されたものであり、当該平板100の中心線Cを挟んで対称の位置に設置されたガイド壁32、32及びガイド壁33、33を一対ずつ有し、これらのガイド壁32、32、33、33の間の平板100の表面が上記搬送面31となっている。
合流搬送部3における各上流側単列搬送部2との接続部3a、3aは、中心線Cに対して左右対称の位置となるように形成されている。そして、各上流側単列搬送部2から合流搬送部3へのキャップWの搬入方向Bは、合流搬送部3の幅方向の中心線(中央線)C1(中心線Cと一致)に対して等しい角度αとなるように傾斜している。なお、搬入方向Bは、接続部3aから延びる中心線C2の延在する方向と一致している。また、上記角度αは、接続部3aから上流側に位置する中心線C1と中心線C2との挟角であり、鋭角に設定されている。
即ち、各上流側単列搬送部2は、合流搬送部3の中心線C1に対して左右に配置され、当該合流搬送部3における搬送方向Aの下流側への速度成分及び中心線C1に向かう速度成分を有する搬入速度でキャップWを当該合流搬送部3に供給するように構成されている。
また、一対のガイド壁32は、搬送面31の上流側に位置し、上流側単列搬送部2の4つのガイド壁22のうち平板100における幅方向の最も外側に位置する2つのガイド壁22の下流端から搬送方向Aの下流側に平行に延在するように、平板100に設置されている。更に、他の一対のガイド壁33は、搬送面31の下流側に位置し、各ガイド壁32の下流端から下流側単列搬送部4の各ガイド壁42の上流端まで、直線的に延在するように、平板100に設置されている。
搬送面31の全面には、上述したエアを噴出するための複数のエア噴出孔31aが開口している。各エア噴出孔31aは、上記エア噴出孔21a、41aに比べて孔径が小さく形成されていると共に、より近接した位置に配置されている。しかも、各エア噴出孔31aは、中心線C1に対して対称となる位置に、規則正しく配置されている。例えば、この例では一辺を搬送方向Aと直交させて隣接する複数の正三角形の各頂点の位置に形成されている。このエア噴出孔31aは、平板100の裏面側から表面側の搬送面31に向かうに従って漸次、搬送方向Aの下流側に位置するように傾斜されており、上記エア噴出孔41aと同様の構成になっている。
但し、エア噴出孔31aは、幅方向の最外部に位置するものが、平板100の裏面側から表面側の搬送面31に向かうに従って漸次、中心線C1側に位置するようにも傾斜されており、搬送面31から上方に向かう速度成分及び搬送方向Aの下流側に向かう速度成分に加えて、中心線C1に向かう速度成分のエアを噴出するようになっている。なお、全てのエア噴出孔31a(但し、中心線C1の位置のエア噴出孔31aを除く)について、中心線C1に向かう速度成分のエアを噴出するように構成してもよい。
そして、搬送面31における一対のガイド壁32、32の間が、各上流側単列搬送部2から供給されたキャップWを並列に搬送可能とする幅に形成された並流部31bとなっている。即ち、搬送面31における並流部31bは、エアの噴出領域がキャップWを2列の並列状態で搬送を可能(この例では2列以下の並列状態で搬送可能)とする一定の幅で搬送方向Aに延在するように形成されている。
一方、搬送面31における一対のガイド壁33、33の間が、並流部31bの下流側に連続的に形成され、キャップWの流れを並列状態から単列状態へと漸次収斂させる収斂部31cとなっている。即ち、搬送面31における収斂部31cは、エアの噴出領域がキャップWを2列の並列状態で搬送を可能(この例では2列以下の並列状態で搬送可能)とする幅から単列状態のみで搬送を可能にする幅まで、搬送方向Aの下流側に向かって直線的に漸次狭められるように形成されている。
そして、合流搬送部3に対応する部位には、図4に示すように、当該合流搬送部3にキャップWが詰まることによって、当該キャップWの流れが停止する搬路閉塞を防止又は解除するための円滑搬送支援手段7が設けられている。なお、搬路閉塞は、合流搬送部3における幅が2つのキャップWの外径の合計寸法にほぼ一致する位置で発生することになる。このため、円滑搬送支援手段7は、合流搬送部3における収斂部31cの搬路閉塞が発生するおそれのある部位に設けられている。
即ち、円滑搬送支援手段7は、環状に形成されたベルト71aと、このベルト71aの一部を各ガイド壁33、33における搬送面31側を向く内面に露出させた状態で当該内面に沿わせると共に上下流方向に長く延在させるために設置された複数(この例では2つ)のプーリ71bと、ベルト71aを回転駆動する駆動手段71cとを備えた構成になっている。
ベルト71aは、断面が円形状のものが用いられており、プーリ71b及び駆動手段71cのプーリの外周面には、ベルト71aを案内する凹状の溝が形成されている。
また、駆動手段71cは、ベルト71aにおけるガイド壁33の内面に露出する部分を下流方向及び上流方向のいずれの方向にも駆動することが可能になっている。
また、平板100の裏面側には、当該平板100を一側壁とする筒体(例えば四角筒体)によってエアの供給流路が形成されている。このため、この供給流路内のエアの圧力を制御することにより、各エア噴出孔21a、31a、41aから噴出するエアの流速を制御することが可能になっている。
上記のように構成された単列合流エアフロー装置11においては、2つの上流側単列搬送部2のそれぞれから単列状態で並列に搬入されてくるキャップWを搬送面31から噴出するエアによって下流側に搬送することにより、幅方向に収斂させて単列状態に整列してから下流側単列搬送部に搬出する合流搬送部3を備えた構成になっているので、複雑な機構の機械装置を全く使用せずに、簡単な構成のみで、並列状態にあるワークを単列状態に収斂させることができる。従って、設備費用及びメンテナンス費用の低減を図ることができる。
即ち、各上流側単列搬送部2から合流搬送部3に搬入してきたキャップWは、各エア噴出孔31aから噴出するエアによって、搬送面31から浮上した状態で下流側に移動することになる。このため、キャップWと搬送面31との間に摩擦力が作用することがないので、キャップWを、ほとんど抵抗なく下流側に移動することができる。しかも、各キャップWと搬送面31との間に流れるエアの圧力が周囲の雰囲気の圧力より低下した状態になるので、各キャップWを搬送面31に吸着させた状態で安定的に搬送することができる。
そして、合流搬送部3に搬入するキャップWが中心線C1に向かう速度成分を有し、合流搬送部3の幅方向の最外部から噴出するエアが中心線C1に向かう速度成分を有し、かつキャップWを2列の並列状態で搬送可能とする幅から単列状態のみで搬送可能とする幅まで下流側に向かって漸次狭められた収斂部31cを有しているので、各上流側単列搬送部2から搬入してきたキャップWを、図2に示すように、中心線C1を目標に即座に収斂させ単列状態に整列させてから下流側単列搬送部4に搬出することができる。
また、合流搬送部3における最上流部に、エアの噴出範囲がキャップWを2列の並列状態で搬送可能とする一定の幅に形成された並流部31bが設けられているので、仮に、図3に示すように、各上流側単列搬送部2から合流搬送部3にキャップWが同時に搬入した場合でも、各キャップWを互いの巴回転運動により前後に位置ずれを生じさせながら下流側に円滑に搬送することができ、これにより単列状態に変換することができる。
即ち、各上流側単列搬送部2からキャップWが全く同時に搬入することはまずあり得ないが、仮にあり得たとしても、各キャップWが全く同一の速度で並流部31bを下流側に移動することは考えられず、各キャップWは搬送方向Aに位置をずらしながら下流側に移動すると共に、合流搬送部3の中心線C1に向かって移動することになる。従って、仮に各キャップWが合流搬送部3に同時に搬入された場合でも、各キャップWが合流搬送部3に詰まるのを防止することができる。
また、上流側単列搬送部2及び下流側単列搬送部4もそれぞれの搬送面21、41の各エア噴出孔21a、41aから噴出するエアによってキャップWを下流側に搬送するように構成されているので、上流側単列搬送部2から合流搬送部3を介して下流側単列搬送部4へ、キャップWを円滑かつ安定的に搬送することができる。但し、上流側単列搬送部2及び下流側単列搬送部4については、ベルトコンベア等の他の搬送手段を用いたものであってもよい。
更に、搬送面21、31、41にエア噴出孔21a、31a、41aを開口させた構成になっているので、エア噴出孔21a、31a、41aの孔径や方向により、エアの速度や方向を容易に設定することができる利点がある。
そして更に、円滑搬送支援手段7を収斂部31cに設けているので、仮に収斂部31cにおいて搬送閉塞を生じたとしても、この搬送閉塞を確実に解除することができる。
即ち、定常的にキャップWが搬送されている場合には、上述したように、キャップWが単列状態に円滑に変換されることになることから、当該キャップWが収斂部31cに詰まるようなことがない。但し、例えば下流側に設置されたキャッピングマシンなどの装置の都合等で、キャップWの搬送を停止した場合には、合流搬送部3等にキャップWが充満した状態になり、キャップWの搬送を再開しても、そのままでは下流側単列搬送部4へキャップWの搬送が不可能になることがある。
つまり、収斂部31cにおける一対のガイド壁33の間隔がキャップWを2つ並列に搬送可能な間隔から当該キャップWを1つのみ搬送可能な間隔まで下流側に向かって漸次直線的に狭められていることから、合流搬送部3にキャップWが一杯になった場合には収斂部31cにおいて、搬路閉塞を生じるおそれがある。
但し、ガイド壁33、33の内面の間隔が2つのキャップWの外径を合計した寸法にほぼ一致することになる位置に、2つのキャップWが収斂部31cの幅方向に同時に並ぶという条件が重なったときに、初めて搬路閉塞が生じることになるので、キャップWが合流搬送部3に充満した状態になった場合であっても、当該搬路閉塞が生じる確率は極めて低い。
また、仮に、このような搬路閉塞が生じた場合には、キャップWを搬送方向Aとは逆の上流側に移動させるべくベルト71aを駆動することにより、搬送方向Aの力では動かすことのできなかった搬路閉塞状態にあるキャップWを容易に変位させることができ、これにより搬路閉塞を解除することができる。
この場合、左右のベルト71aを上流側に同時に駆動してもよいし、交互に駆動してもよい。そして、一方のベルト71aを上流側に駆動した場合には、他方のベルト71aを下流側に駆動するようにしてもよい。
また、定常的にキャップWが搬送されている場合には、上述のように、キャップWが搬路閉塞を生じることはまずあり得ないが、円滑搬送支援手段7を備えることによって、この定常搬送時における搬路閉塞を完全に防止することができる。
なお、上記実施の形態においては、合流搬送部3に搬入するキャップWが中心線C1に向かう速度成分を有するように構成すると共に、合流搬送部3の幅方向の最外部から噴出するエアが中心線C1に向かう速度成分を有するように構成し、かつキャップWを並列に搬送可能とする幅から単列のみに搬送可能とする幅まで下流側に向かって漸次狭められた収斂部31cを有するように構成したが、このような構成がなくても、キャップWの収斂は可能である。
即ち、搬送面31から噴出するエアが下流側に向かう速度成分を有する一定のものであっても、合流した後のエアの流速は合流搬送部3の中心線C1の位置で最も高速となるので、中心線C1に向かうエアの流れが発生することになる。よって、キャップWを、合流搬送部3を下流側に移動する過程で、中心線C1側に自然に移動させて単列状態に整えることができる。
{発明を実施するための異なる形態}
次に、本発明を実施するための異なる形態を図面を参照しながら説明する。
(第2の実施の形態)
まず、第2の実施の形態を図5を参照しながら説明する。但し、上記第1の実施の形態で示した構成要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。なお、エア噴出孔21a、31a、41a等の一部の構成の図示を省略している。
この第2の実施の形態で示す単列合流エアフロー装置12が第1の実施の形態で示した単列合流エアフロー装置11と異なる点は、円滑搬送支援手段7の構成が異なっている点である。
即ち、円滑搬送支援手段7は、収斂部31cにおけるガイド壁33の一部として設けた揺動壁72aと、この揺動壁72aを上流側に位置する揺動軸部72bを支点にして収斂部31cの幅方向に往復移動させる偏心カム(往復移動駆動手段)72cと、各偏心カム72bをそれぞれ回転駆動する図示しない駆動手段と、各揺動壁72aを各偏心カム72cに押しつけるスプリング(付勢手段)72dとを備えた構成になっている。
揺動壁72aは、収斂部31cにおける搬路閉塞が生じるおそれのある部位に設けられている。また、偏心カム72c及びスプリング72dは、平板100上における揺動壁72aの外方に設置されている。
上記のように構成された単列合流エアフロー装置12においては、収斂部31cにおいて搬路閉塞が生じた場合には、ガイド壁33の一部を構成する揺動壁72aを幅方向に往復移動させることにより、搬送方向Aの力では動かすことのできなかった搬路閉塞状態にあるキャップWを容易に変位させることができ、これにより搬路閉塞を解除することができる。
また、揺動壁72aを往復移動する際に、まず収斂部31cの幅を広げる方向に移動することにより、閉塞状態にあるキャップWの位置を容易に変化させることができるので、より簡単に搬路閉塞を解除することができる。
なお、上記第2の実施の形態においては、円滑搬送支援手段7を、偏心カム72c等を用いて揺動壁72aを往復移動するように構成したが、この円滑搬送支援手段7は、揺動壁72aを例えば弾性部材(図示せず)で支持することで幅方向に変位可能とし、この揺動壁72aを加振手段(図示せず)を用いて幅方向に振動変位させるように構成してもよい。
上記加振手段としては、例えば回転中心に対して偏心した位置に重心を有する振動子を電動機で回転することにより加振力を得るように構成したものを用いることができる。そして、この加振手段を用いた場合には、当該加振手段を揺動壁72aに単に設置するだけで、当該揺動壁72aを幅方向に加振することができる。
従って、このような加振手段等を備えた円滑搬送支援手段7を採用した場合にも、揺動壁72aを振動変位させることにより、搬路閉塞を解除することができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を図6を参照しながら説明する。但し、上記第1の実施の形態で示した構成要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。なお、エア噴出孔21a、31a、41a等の一部の構成の図示を省略している。
この第3の実施の形態で示す単列合流エアフロー装置13が第1の実施の形態で示した単列合流エアフロー装置11と異なる点は、円滑搬送支援手段7の構成が異なっている点である。
即ち、円滑搬送支援手段7は、収斂部31cにおけるガイド壁33の内面に、円筒外周面の一部が露出する自由回転体73を備えた構成になっている。
自由回転体73は、ガイド壁33における搬路閉塞が生じるおそれのある部位の内面に露出した外周面が下流側又は上流側に移動すべく、平板100上に回転自在に設置されている。
上記のように構成された単列合流エアフロー装置13においては、キャップWによる搬路閉塞が生じようとした場合でも、自由回転体73に当接するキャップWが当該自由回転体73と共に自然に回転することになり、各キャップW相互の力のバランスを保つことができない。従って、キャップWによって搬路閉塞が生じるのを防止することができる。
なお、上記第3の実施の形態においては、円滑搬送支援手段7として自由回転可能な自由回転体73を備えたものを示したが、この自由回転体73に代えて、当該自由回転体73を回転駆動するように構成した強制駆動回転体を用いてもよい。この強制駆動回転体を用いた場合には、搬路閉塞が生じた際に、例えばキャップWを上流側に移動させるべく回転体73を駆動することにより、当該キャップWを容易に上流側に変位させることができ、これにより搬路閉塞を解除することができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態を図7を参照しながら説明する。但し、上記第1の実施の形態で示した構成要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。なお、エア噴出孔21a、31a、41a等の一部の構成の図示を省略している。
この第4の実施の形態で示す単列合流エアフロー装置14が第1の実施の形態で示した単列合流エアフロー装置11と異なる点は、円滑搬送支援手段7の構成が異なっている点である。
即ち、円滑搬送支援手段7は、収斂部31cにおける搬路閉塞の生じるおそれのある部位のガイド壁33に形成された複数のエア吹付孔74aを備えた構成になっている。
エア吹付孔74aは、収斂部31c内に向かって漸次上流側に位置するように傾斜してており、斜め上流側に向かうエアを収斂部31c内のキャップWに吹き付けるようになっている。また、ガイド壁33の外面側には、エア供給空間74bが形成されている。エア供給空間74bに所定の圧力のエアを供給することにより、各エア吹付孔74aから噴出するエアの速度が制御可能になっている。
そして、エアは、左右の各ガイド壁33のエア吹付孔74aから連続的に噴出させても、パルス状に(間欠的に)噴出させても、左右のガイド壁33から交互にパルス状に噴出させてもよい。
上記のように構成された単列合流エアフロー装置14においては、円滑搬送支援手段7がガイド壁33に形成されたエア吹付孔74aを備えた構成になっているので、搬路閉塞が生じた場合には、各エア吹付孔74aからエアを噴出させることにより、キャップWを容易に上流側に変位させることができ、これにより搬路閉塞を解除することができる。
なお、上記各実施の形態においては、センサにより搬路閉塞を検知して、円滑搬送支援手段7を自動的に作動させることが好ましい。この場合には、センサを下流側単列搬送部4における上流側の端部に設置することにより、キャップWが搬送面41上を移動していないこと等から搬路閉塞が生じたことを早期に検知することがこのましい。
更に、円滑搬送支援手段7(但し、自由回転体73を備えたものを除く)を常時作動させておくことにより、搬路閉塞を未然に防ぐようにしてもよい。ただし、この場合には、搬送の停止により合流搬送部33内にキャップWが充満することを考慮して、エア吹付孔74aを有する円滑搬送支援手段7を特に作動させることが好ましい。
本発明の第1の実施の形態として示した単列合流エアフロー装置であって、(a)は平面図、(b)は各搬送面の位置における平板の断面図である。 同単列合流エアフロー装置の作用を示す平面図である。 同単列合流エアフロー装置の作用を示す平面図である。 同単列分岐エアフロー装置における円滑搬送支援手段を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態として示した単列合流エアフロー装置を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態として示した単列合流エアフロー装置を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態として示した単列合流エアフロー装置を示す平面図である。
符号の説明
2 上流側単列搬送部
3 合流搬送部
4 下流側単列搬送部
7 円滑搬送支援手段
11、12、13、14 単列合流エアフロー装置
21、31、41 搬送面
21a、31a、41a エア噴出孔
31b 並流部
31c 収斂部
32、33 ガイド壁
71a ベルト
72a 揺動壁(ガイド壁)
72c 偏心カム(往復移動駆動手段)
73 自由回転体
74a エア吹付孔
A 搬送方向
C1 中心線(中央線)
W キャップ(ワーク)

Claims (12)

  1. 2つの上流側単列搬送部のそれぞれから単列状態で搬入してくるワークを搬送面から噴出するエアによって下流側に搬送することにより幅方向に収斂させて単列状態にしてから下流側単列搬送部に搬出する合流搬送部を備えていることを特徴とする単列合流エアフロー装置。
  2. 上記各上流側単列搬送部は、前記合流搬送部の幅方向の中央線に対して左右に配置され、前記合流搬送部における搬送方向の下流側への速度成分及び前記中央線に向かう速度成分を有する搬入速度で前記ワークを前記合流搬送部に供給するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の単列合流エアフロー装置。
  3. 前記合流搬送部の前記搬送面には、前記エアの噴出領域が、ワークを並列に搬送可能とする幅から単列のみで搬送可能とする幅まで、搬送方向の下流側に向かって漸次狭められるように形成された収斂部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の単列合流エアフロー装置。
  4. 前記合流搬送部の前記搬送面には、搬送方向の最上流部に、前記エアの噴出領域が、ワークを並列に搬送可能とする一定の幅で搬送方向に延在するように形成された並流部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の単列合流エアフロー装置。
  5. 前記合流搬送部における前記搬送面の少なくとも幅方向の最外部から噴出するエアは、合流搬送部の幅方向の中央線に向かう速度成分を有していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の単列合流エアフロー装置。
  6. 前記上流側単列搬送部及び前記下流側単列搬送部も、それぞれの搬送面から噴出するエアによってワークを下流側に搬送するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の単列合流エアフロー装置。
  7. 前記搬送面には、前記エアを噴出する複数のエア噴出孔が開口していることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の単列合流エアフロー装置。
  8. 前記合流搬送部に対応する部位には、当該合流搬送部に前記ワークが詰まることによって、当該ワークの流れが停止する搬路閉塞を防止又は解除する円滑搬送支援手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の単列合流エアフロー装置。
  9. 前記円滑搬送支援手段は、前記合流搬送部に対応する部位における幅方向の両端に位置するガイド壁の内面に一部が露出した状態で上下流方向に長く延在しかつその延在方向に駆動されるベルトを備えていることを特徴とする請求項8に記載の単列合流エアフロー装置。
  10. 前記円滑搬送支援手段は、前記合流搬送部に対応する部位における幅方向の両端に位置するガイド壁を前記幅方向に振動変位させる加振手段を備えていることを特徴とする請求項8又は9に記載の単列合流エアフロー装置。
  11. 前記円滑搬送支援手段は、前記合流搬送部に対応する部位における幅方向の両端に位置するガイド壁の内面に外周面の一部が露出する自由回転体又は強制駆動回転体を備えていることを特徴とする請求項8〜10の何れかに記載の単列合流エアフロー装置。
  12. 前記円滑搬送支援手段は、前記合流搬送部に対応する部位における幅方向の両端に位置するガイド壁に形成され、前記ワークにエアを吹き付けるエア吹付孔を備えていることを特徴とする請求項8〜11の何れかに記載の単列合流エアフロー装置。
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