JP3844200B2 - 低階層建物用サッシ及びカーテンウォール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大型化したガラス窓を含む店舗ビルや低階層用商業ビルなどにおいて、ガラスを支持する縦方向部材のコンパクト化を図った低階層建物用サッシ及びカーテンウォールに関する。
【0002】
【従来の技術】
特に、1階部分に店舗を含む店舗ビルや低階層用商業ビルなど(以下、纏めて低階層用建物という。)では、ガラス窓を大型化し、歩行者等から店舗内部が良く見えるようにガラスを支持する縦部材および横部材を意匠的にすっきりさせたものが提案されている。
【0003】
本出願人においても、特開2000-265607号公報において、縦・横枠材の段差を無くしたガラス嵌め殺しのフラット窓構造を提案した。かかる窓構造において採用される縦部材(方立)50の断面形状は、図11に示されるように、主縦枠51と副縦枠52とを組み合わせて所定の閉合断面を成す分割式方立とされ、主縦枠51の室外壁51aが方立50の室外壁を構成し、副縦枠52は縦ガラス開口溝52Aを有し、この副縦枠52は主縦枠51の室外壁51aの室内側に隠れて、副縦枠52と主縦枠51とがたとえばビス53により一体化されて方立50を構成している。前記副縦枠52の室外側にはタイト材54が設けられて、これが主縦枠51の室外壁51a内面に当接してシールを図るようにしてある。このタイト材54を境とする副縦枠52と主縦枠51との間の空間、並びに主縦枠51の室外側閉鎖空間の上限端部にはそれぞれ端部シール受け部材55,56が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記方立構造の場合には、主縦枠51が方立断面の3辺を構成し、残る一辺を副縦枠52が構成する断面構造となっているため、前記副縦枠52の剛性不足からガラス面に負圧や正圧が働いた際、前記主縦枠51と副縦枠52との接合部となる室外側コーナー部分Aにおいて隙間が生じ、雨水等が浸入したり、見栄えが悪くなったりするなどの問題があった。
【0005】
この種の店舗ガラス窓では、横部材の間隔を大きくしたり、または無くして視界を遮らないようにするとともに、縦部材断面を極力小さくしてコンパクト化を図り、見付け幅を小さくすることにより店舗内部が良く見えるようにしたものが強く望まれる傾向にある。
【0006】
そこで本発明の主たる課題は、縦方向に配置された方立部材と、方立部材間に横架された横方向部材とにより開口部が形成され、該開口部にガラスが設置されるとともに、前記方立部材が一方側分割方立と他方側分割方立とを組み合わせて所定の閉合断面を成す分割式方立とされる低階層建物用サッシ及びカーテンウォールにおいて、前記方立部材の見付け幅を、または見付け幅及び見込み幅を極力小さくしてコンパクト化を図りながらも、負圧や正圧が作用しても十分な抵抗力を示すようにし、分割方立の接合部分に隙間が生じたりしないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、縦方向に配置されるとともに、室外側部分に見付け面の全幅をカバーする室外側壁面を備える一方側分割方立と他方側分割方立とを組み合わせて所定の閉合断面を成す分割式方立とされる方立部材と、方立部材間に横架された横方向部材とにより開口部が形成され、該開口部にガラス等のパネルが設置されるとともに、前記一方側分割方立と他方側分割方立との室外面側接合部及び室内面側接合部のそれぞれにおいて、一方側分割方立の内面側に一方側係合片を形成するとともに、他方側分割方立に前記一方側係合片と係合する他方側係合片を形成し、前記一方側分割方立の一方側係合片と、他方側分割方立の他方側係合片とを夫々係合させながら組み合わせることにより前記一方側分割方立と他方側分割方立とが相互に室外側方向及び室内側方向の変位が規制されるようにした低階層建物用サッシ及びカーテンウォールであって、
前記一方側分割方立と他方側分割方立との室外面側接合部において、前記一方側分割方立は、他方側分割方立との接合部となる前記室外側壁面の先端内面側には段部が形成されているとともに、前記段部から内方側に若干離間した位置に、一方側係合片となる断面略L字状の室外側係合片が形成され、
前記他方側分割方立は、室外側部分に前記一方側分割方立の室外側壁面の段部に室内側から当接する衝合片と、この衝合片と対面して形成された、他方側係合片となる室外側係合片とを備えるとともに、前記衝合片と室外側係合片との間に室外側タイト材が横架され、
前記一方側分割方立の室外側係合片と、他方側分割方立の室外側係合片とが係合しながら組み合わされ、前記一方側分割方立の室外側壁面先端の段部に対し、他方側分割方立の衝合片が室内側から当接することにより、前記一方側分割方立の室内側方向の変位及び前記他方側分割方立の室外側方向の変位が夫々規制されるとともに、前記室外側タイト材が 一方側分割方立の室外側壁面に接触することより水密性が確保されるようになっていることを特徴とする低階層建物用サッシ及びカーテンウォールが提供される。
【0008】
請求項2に係る本発明として、前記分割方立同士の室内側接合部は、方立断面の室内外方向中心線を挟んで前記室外側接合部とは反対側に位置している請求項記載の低階層建物用サッシ及びカーテンウォールが提供される。
【0009】
請求項に係る本発明として、前記一方側分割方立及び他方側分割方立は、見込み面の中間部にガラス嵌合溝用凹部を有し、組み合わせ状態で前記ガラス嵌合溝凹部同士がビスにより接合されている請求項1〜いずれかに記載の低階層建物用サッシ及びカーテンウォールが提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
【0011】
〔第1形態例〕
図1は本発明に係る低階層建物用サッシ1の姿図(1階部分)であり、図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図である。
【0012】
図示される低階層建物用サッシ1では、上枠2、下枠3、中間方立4,4…、端部方立5,5および中間横枠6,7によって開口枠が夫々形成され、これら開口枠にドア20が設置されたり、ガラス(または透明または半透明樹脂板)G、G…が嵌め込まれている。
【0013】
以下、前記ガラス嵌め込み部について詳述すると、前記上枠2は、図2に示されるように、上枠本体2Aの室外面側より延在する中空逆L字部2aと前記上枠本体2Aとにより下面側に開口を臨ませたガラス嵌合溝2bが形成された部材が使用され、前記中間横枠6は、中空の横枠本体6Aの室外側面よりビード支持片6a、押縁掛止片6bおよび下方側垂下片6cが夫々延在し、前記ビード支持片6aと前記押縁掛止片6bに掛止された押縁10とにより上側ガラス嵌合溝6dが形成されているとともに、前記下方側垂下片6cと横枠本体6Aとにより下側ガラス嵌合溝6eが形成されている。
【0014】
前記下枠3は、下端側が床面に埋め込まれた中空部材で、上面側にはビード支持片3aが設けられているとともに、水平方向に突出した押縁掛止片3bが設けられ、前記ビード支持片3aと前記押縁掛止片3bに掛止された押縁10とによりガラス嵌合溝3dが設けられている。
【0015】
一方、端部方立5は、図3に示されるように、前記上枠2と同一部材が使用され、部材種類の低減が図られている。この場合、中空逆L字部2aの上下端部には夫々シール受け15が設けられ、不定形シール材によって開口が封鎖されている。
【0016】
また、中間部に配置された中間方立4は、一方側分割方立8と他方側分割方立9とを組み合わせて所定の閉合断面を成す分割式方立が使用されている。分割方立8、9及び端部方立5と、上枠2,中間横枠6及び下枠3等の横方向部材とは、前記分割方立8、9及び端部方立5側から横方向部材に形成されたビスポケットに向けて螺入させたビス16、16…により連結されている。
【0017】
ガラスGは、四周縁の室内側及び室外側においてそれぞれ支持されている。すなわち、図2に示されるように、上枠2では上枠本体2Aに設けられたビード嵌合溝2cに取り付けられたビード12、中間横枠6および下枠3ではビード支持片6a、3a先端のビード嵌合溝6f,3cに取り付けられたビード12によって背面側(室内側)縁部が支持されるとともに、室外側縁部ではバックアップ材13および不定形シール材14により支持されている。また、ガラスGの左右縁部では図3に示されるように、端部方立5のビード嵌合溝5cに取り付けられたビード12、中間方立4では一方側分割方立8のガラス嵌合溝8i内に形成されたビード嵌合溝8jに取付けられたビード12、他方側分割方立9のガラス嵌合溝9h内に形成されたビード嵌合溝9iに取り付けられたビード12によってガラスGの背面側(室内側)両側部が支持されているとともに、室外側縁部ではバックアップ材13および不定形シール材14により夫々支持されている。
【0018】
前記分割方立4の構造をさらに図4の詳細断面図に基づいて詳述する。本分割方立4では付け幅および見込み幅を極力小さくしてコンパクト化を図りながらも、負圧や正圧が作用しても十分な抵抗力を示すようにし、分割方立の接合部に隙間が生じたりしないようになっている。
【0019】
すなわち、前記一方側分割方立8は、室外側部分に見付け面の全幅をカバーする室外側壁面8aと、この室外側壁8aの端部から延在してガラス嵌合溝8iを形成する凹状部8bと、他方側分割方立9と組み合わせた状態時に中空部を形成する見込み壁面8cと、この見込み壁面8cの室内側端からL字状に屈曲して室内側面の略半分を分担する背面側壁面8dとから構成される部材で、他方側分割方立9との接合部となる前記室外側壁面8aの先端内面側には段部8eが形成されているとともに、前記段部8eから内方側に若干離間した位置に断面略L字状の室外側係合片8fが形成されている。一方、室内側においては他方側分割方立9との接合部となる前記背面側壁面8dの内面側に断面略L字状の室内側係合片8gが形成されている。前記室外側係合片8f及び室内側係合片8gが、本発明における「一方側係合片」を構成している部材である。
【0020】
他方、前記他方側分割方立9は、室外側部分に前記一方側分割方立8の室外側壁面8aの段部8eに室内側から当接する衝合片9aと、この衝合片9aと対面して形成された室外側係合片9bと、ガラス嵌合溝9hを形成する凹状部9cと、一方側分割方立8と組み合わせた状態時に中空部を形成する見込み壁面9dと、この見込み壁面9dの室内側端からL字状に屈曲して室内側面の略半分を分担する背面側壁面9eと、この背面側壁面9eから延在して形成された室内側係合片9fとから構成される部材で、前記衝合片9aと室外側係合片9b間には室外側タイト材17が横架されているとともに、前記室内側係合用突条片9fには室内側タイト材18が取り付けられている。前記室外側係合片9b及び室内側係合片9fが、本発明における「他方側係合片」を構成している部材である。
【0021】
前記一方側分割方立8と他方側分割方立9とを組み合わせた状態では、一方側分割方立8の室外側係合片8fと、他方側分割方立9の室外側係合片9bとが係合するとともに、一方側分割方立8の室内側係合片8gと他方側分割方立9の室内側係合片9fとが係合しながら組み合わされることにより閉合断面が構成され、前記一方側分割方立8と他方側分割方立9とが相互に室外側方向及び室内側方向の変位が規制されるようになっている。また同時に、前記一方側分割方立8の室外側壁面8a先端の段部8eに対し、他方側分割方立9の衝合片9aが室内側から当接することにより、前記一方側分割方立8の室内側方向の変位及び前記他方側分割方立9の室外側方向の変位が夫々規制されるようになっている。このように、分割方立8,9の組み合わせ状態で相互に変位規制するように係合部を設けることにより、方立断面のコンパクト化が図れるようになるとともに、負圧や正圧が作用しても十分な抵抗力を示すようになり、分割方立の接合部分に隙間が生じたりしないようになる。
【0022】
また、前記一方側分割方立8と他方側分割方立9との組み合わせ状態で、分割方立同士8,9の室内側接合部は、方立断面の室内外方向中心線Lを挟んで前記室外面側接合部とは反対側に位置するようになっており、相対的に断面積が小さくなりがちな他方側分割方立9の室内側部分に前記背面側壁面9eの部分が確保することによって断面剛性の向上が図られるようになっている。さらに、前記一方側分割方立8の凹状部8bと、他方側分割方立9の凹状部9cとが対面合わせで密着するとともに、ビス19により堅固に接合され、分割方立8,9の一体化が図られている。
【0023】
他方、前記一方側分割方立8と他方側分割方立9との組み合わせ状態で、他方側分割方立9に設けられた室外側タイト材17および室内側タイト材18の舌片17a、18aが一方側分割方立8側に接触することにより水密性が確保されるようになっている。室外側タイト材17で遮断された雨水はそのまま下方側に流下され外部に排出される。
【0024】
上記低階層建物用サッシ1の施工に当たっては、端部では前記端部方立5と一方側分割方立8とを縦方向組部材とし、かつ中間部分では一方側分割方立8とガラスGを跨いで隣接する他方側分割方立9とを縦方向組部材とし、そして前記上枠2、中間横枠6および下枠3からなる横方向部材によって枠組みされたユニットを一単位として施工が行われる。
【0025】
ところで、前記方立4の断面形状は、窓寸法が大きい場合には、図5に示されるように、見込み幅を長くした方立4’を使用することによって対応が可能である。かかる分割方立4’では、分割方立8’の内面側にそれぞれ断面L字状の補強片8h,8hが設けられているとともに、分割方立9’の内面側にそれぞれ断面L字状の補強片9g,9gが設けられている。これら補強片8h…、9g…には、図8に示されるように、断面剛性向上のために補強鋼板30を設けることもできる。その他の構造については前記方立4と全く同様であるため、同符号を付して説明は省略する。
【0026】
〔第2形態例〕
次いで、図6〜図10に示される低階層建物用(3階建て)カーテンウォールについて詳述する。図6は低階層建物用(3階建て)カーテンウォール1Aの姿図であり、図7は図6のVII−VII線矢視図、図8は図6のVIII−VIII線矢視図である。
【0027】
無目20は、図7に示されるように、室外側部分の構造が上記第1形態例における中間横枠6の室外側部分と同様とされ、中空本体部20Aの見込み寸法のみが異なる形材が使用されている。すなわち、無目20は中空本体部20Aの室外側面よりビード支持片20a、押縁掛止片20bおよび下方側垂下片20cが夫々延在し、前記ビード支持片20aと前記押縁掛止片20bに掛止された押縁10により上側ガラス嵌合溝20dが形成されているとともに、前記下方側垂下片20cと横枠本体20Aとにより下側ガラス嵌合溝20eが形成されている。
【0028】
一方、方立は図5に示される方立4’がそのまま使用されている。従って、説明は省略する。
【0029】
前記方立4’は、図9及び図10に示されるように、各階毎に躯体23に対してファスナー25を介して固定されている。具体的には、躯体23に対し断面L字状の埋込アンカー24が埋設固定されるとともに、この埋込アンカー24に対し同じく断面L字状のファスナー25が溶接によって固定され、一方、方立4’の上端部に断面L字状の取付け金具26がボルト・ナット27,27によって固定され、前記ファスナー25と取付け金具26とがボルト・ナット28によって連結されている。下段側方立4’と上段側方立4’とは、前記取付け金具26の固定と共に、方立内部に固定された接続用挿入部材29,29の上半部が上段側方立4’の下端開口に挿入されることによって方立4’の連続性が確保されるようになっている。
【0030】
施工に当たっては、一方側分割方立8とガラスGを跨いで隣接する他方側分割方立9とを縦方向組み部材とし、そして無目20によってハシゴ形に枠組みされたユニットを一単位として施工が行われる。
【0031】
かかる低階層建物用カーテンウォール1Aにおいても、上記低階層建物用サッシ1と同様に、方立の見付け寸法及び見込み寸法を小さくできるようになるとともに、方立に負圧や正圧が作用しても十分な抵抗力を示すようになり、方立の境界部、特に室外側境界部に隙間が生じたりしないようになる。また、1階部分に方立見付け幅を小さくし、すっきりした印象を与える店舗用窓を作りながら、2階及び3階部分に連続したデザインのカーテンウォールを設置することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、前記方立部材の見付け幅を、または見付け幅及び見込み幅を極力小さくしてコンパクト化を図りながらも、負圧や正圧が作用しても十分な抵抗力を示すようになり、分割方立の接合部分に隙間が生じたりしないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る低階層建物用サッシ1の姿図(1階部分)である。
【図2】 図1のII−II線矢視図である。
【図3】 図1のIII−III線矢視図である。
【図4】 方立4断面の拡大図である。
【図5】 見込み寸法を大きくした場合の方立4’の断面図である。
【図6】 低階層建物用(3階建て)カーテンウォール1Aの姿図である。
【図7】 図6のVII−VII線矢視図である。
【図8】 図6のVIII−VIII線矢視図である。
【図9】 方立支持部の側面図である。
【図10】 方立支持部の平面図である。
【図11】 従来の方立断面図である。
【符号の説明】
1…低階層建物用サッシ、1A…低階層建物用カーテンウォール、2…上枠、3…下枠、4…中間方立、5…端部方立、6・7…中間横枠、8…一方側分割方立、9…他方側分割方立、8f・9b…室外側係合片、8g・9f…室内側係合片、8e…段部、9a…衝合片、17・18…タイト材、19…ビス

Claims (3)

  1. 縦方向に配置されるとともに、室外側部分に見付け面の全幅をカバーする室外側壁面を備える一方側分割方立と他方側分割方立とを組み合わせて所定の閉合断面を成す分割式方立とされる方立部材と、方立部材間に横架された横方向部材とにより開口部が形成され、該開口部にガラス等のパネルが設置されるとともに、前記一方側分割方立と他方側分割方立との室外面側接合部及び室内面側接合部のそれぞれにおいて、一方側分割方立の内面側に一方側係合片を形成するとともに、他方側分割方立に前記一方側係合片と係合する他方側係合片を形成し、前記一方側分割方立の一方側係合片と、他方側分割方立の他方側係合片とを夫々係合させながら組み合わせることにより前記一方側分割方立と他方側分割方立とが相互に室外側方向及び室内側方向の変位が規制されるようにした低階層建物用サッシ及びカーテンウォールであって、
    前記一方側分割方立と他方側分割方立との室外面側接合部において、前記一方側分割方立は、他方側分割方立との接合部となる前記室外側壁面の先端内面側には段部が形成されているとともに、前記段部から内方側に若干離間した位置に、一方側係合片となる断面略L字状の室外側係合片が形成され、
    前記他方側分割方立は、室外側部分に前記一方側分割方立の室外側壁面の段部に室内側から当接する衝合片と、この衝合片と対面して形成された、他方側係合片となる室外側係合片とを備えるとともに、前記衝合片と室外側係合片との間に室外側タイト材が横架され、
    前記一方側分割方立の室外側係合片と、他方側分割方立の室外側係合片とが係合しながら組み合わされ、前記一方側分割方立の室外側壁面先端の段部に対し、他方側分割方立の衝合片が室内側から当接することにより、前記一方側分割方立の室内側方向の変位及び前記他方側分割方立の室外側方向の変位が夫々規制されるとともに、前記室外側タイト材が一方側分割方立の室外側壁面に接触することより水密性が確保されるようになっていることを特徴とする低階層建物用サッシ及びカーテンウォール。
  2. 前記分割方立同士の室内側接合部は、方立断面の室内外方向中心線を挟んで前記室外側接合部とは反対側に位置している請求項記載の低階層建物用サッシ及びカーテンウォール。
  3. 前記一方側分割方立及び他方側分割方立は、見込み面の中間部にガラス嵌合溝用凹部を有し、組み合わせ状態で前記ガラス嵌合溝凹部同士がビスにより接合されている請求項1〜いずれかに記載の低階層建物用サッシ及びカーテンウォール。
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