JP3843583B2 - レバースイッチとその操作方法 - Google Patents

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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器に使用されるレバースイッチとその操作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のレバースイッチを図13の正面断面図および図14の分解斜視図に示す。
【0003】
同図において、1は上方が開口部となった箱形で、対向した側壁端部上方に円形孔1A,1Bをそれぞれ有する樹脂製のケースで、内底面に長寸の共通接点2と短寸の個別接点3が植設され、それぞれケース1の外方に導出された端子2Aと3Aを有している。
【0004】
4は弾性を有する金属薄板からなり、中央部がU字状に曲げ加工された湾曲部4Dで、一方の端部が固定部4Aとなり、他端が二つの接触部4B,4Cに別れた可動接点体で、通常状態において、接触部4Bは前記ケース1の内底面の共通接点2に、接触部4Cは短寸の個別接点3の延長線上のケース底面の樹脂部にそれぞれ弾接している。
【0005】
5は一端の回転軸5A,5Bが上記ケース1の孔1A,1Bに回動可能に支持された樹脂製のレバーで、その下方の突部5Cが上記可動接点体4の固定部4Aに当接すると共に、他端に上方に突出した操作部5Dを有し、その下面の当接部5Eが上記可動接点体4の湾曲部4D上面に当接しており、可動接点体4の弾性力により所定の位置まで押し上げられている。
【0006】
このような構成のレバースイッチの動作について説明すると、図13のスイッチ・オン状態から、図15の正面断面図に示すようにレバー5の操作部5Dを押し下げると、レバー5は回転軸5A,5Bを中心として回動すると共に、可動接点体4の湾曲部4Dが押し下げられて撓み、それに伴って接触部4B,4Cが同図に矢印Xで示す方向にスライドしていき、接触部4Cが短寸の個別接点3に接触して、共通接点2と個別接点3の間すなわち端子2Aと3Aの間が導通してスイッチ・オン状態となる。
【0007】
そして、図15の状態から操作部5Dに対する押下げ力を除くと可動接点体4の弾性復元力によりレバー5は押し戻されて、元の図13のスイッチ・オフ状態に戻るものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のレバースイッチは、レバー5に対する押圧操作あるいは図13に矢印Yで示す左方向からの操作はスムーズに行えるものであるが右方向からの操作はスムーズでなく、近年の電子機器の機能の複雑化に対応して、左右両方向からの操作および上方からの押圧操作もスムーズに行えるレバースイッチが求められている。
【0009】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、左右両方向および上方からスムーズな操作を行えるレバースイッチを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のレバースイッチは、上面開放で内底面に固定接点を有する箱形ケース内に、略逆二等辺三角形状で、下方にクロスするように伸ばされた二つの弾性脚部の先端が弾性接点となった弾性金属製の可動接点体を挿入し、その上方に、略二等辺三角形状で底辺の両端が可動接点体の上部両端を各々押圧する駆動体を配するものである。
【0011】
これにより、レバーの左右両方向からの操作および上方からの押圧操作もスムーズに行うことができるレバースイッチを実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、上方が開口部となった上面視長方形の箱形で、それぞれ外部への導出端子を有する中央の共通接点およびその両側部の個別接点が内底面の長手方向に並べて植設された樹脂製のケースと、上方の二つの角がU字状の湾曲部となった略逆二等辺三角形状で、下方にクロスするように伸ばされた二つの対称な弾性脚部の先端がそれぞれ弾性接点となり、二つの湾曲部がケースの長手方向の内周端部に上下動可能に係合すると共に二つの弾性接点が内底面に弾接するようにケース内に収容された弾性金属材料製の可動接点体と、底辺の両端近傍にそれぞれ下方への突部を有する略二等辺三角形状で、各突部が上記可動接点体の二つの湾曲部の上面に当接するようにケース内に上下動可能に収容され、中央上部の頂点部がケース上方の開口部から突出して操作レバーとなった樹脂製の駆動体と、駆動体中央の操作レバー部を巾方向中央の長孔から上方に突出させ、駆動体の両端を下方に押して可動接点体の二つの弾性脚部を撓ませることによって二つの弾性接点がケースの内底面の接点に所定の圧力で弾接するようにケースの上端開口部に装着されたカバーからなるレバースイッチとしたものであり、操作レバーの左右両方向からの操作および上方からの押圧操作もスムーズに行うことができるレバースイッチを実現することができるという作用を有する。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、駆動体の底辺の厚さ方向両側に突出して両端部間を繋ぐように直線状に設けられた突起部が、カバーの巾方向中央の長孔の縁で止められることによって駆動体および可動接点体をケース内に収容保持するものであり、可動接点体の弾性力に抗して、カバーが駆動体を押し下げているので可動接点体の弾性接点に安定した接触圧力を与えながら駆動体を安定した位置に保持することができると共に、カバーの長孔と操作レバーの間の隙間を塞ぎ接点部の防塵性を高めることができるという作用を有する。
【0014】
請求項3に記載の発明は、上方が開口部となった上面視長方形の箱形で、それぞれ外部への導出端子を有する中央の共通接点およびその両側部の個別接点が内底面の長手方向に並べて植設され、広巾の壁部の対向する開口端部中央にそれぞれU字形溝部を有する樹脂製のケースと、上方の二つの角がU字状の湾曲部となった略逆二等辺三角形状で、下方にクロスするように伸ばされた二つの対称な弾性脚部の先端がそれぞれ弾性接点となり、二つの湾曲部がケースの長手方向の内周端部に上下動可能に係合すると共に二つの弾性接点が内底面に弾接するようにケース内に収容された弾性金属材料製の可動接点体と、底辺が可動接点体の二つの湾曲部間の寸法よりも短い二等辺三角形で、底辺の中央下部の円形軸部がケースのU字形溝部で回動可能に支持され、中央上部の頂点部がケース上方の開口部から突出して操作レバーとなった樹脂製の駆動体と、駆動体の底辺と可動接点体に挟まれてケース内に配され、両端がケースの長手方向の内周端部と上下動可能に係合すると共に、両端近傍の下面に可動接点体の二つの湾曲部の上面に当接する突部を有する樹脂製のカム体と、駆動体中央の操作レバーを巾方向中央の長孔から上方に突出させ、その円形軸部の上部およびカム体の両端上部の三ヵ所を押さえることによって駆動体およびカム体を下方に押して可動接点体の二つの弾性脚部を撓ませ、二つの弾性接点がケースの内底面の接点に所定の圧力で弾接するようにケースの上端開口部に装着されたカバーからなるレバースイッチとしたものであり、中央の一定位置で回動する駆動体を介して、カム体を押し下げることにより、駆動体の操作レバーに対する左右両方向からの操作をスムーズに行うことができると共に、左右両方向からの操作に対する可動接点体の変形量を一定の範囲に抑え易いという作用を有する。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、駆動体の二等辺三角形の底辺中央下部の円形軸部を支持するためにケースの広巾の壁部の対向する開口端部中央に設けられたU字形溝部を下方に伸ばし、平行部が長いU字形の溝部としたものであり、操作レバーを上方から押下げることができて押圧操作を可能にできるという作用を有する。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、可動接点体が弾性金属薄板を打ち抜き・曲げ加工して形成されたものであり、可動接点体をプレス金型による弾性金属薄板の打ち抜き・曲げ加工で容易に製作でき、安価で安定した特性の可動接点体を得ることができるという作用を有する。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、可動接点体が弾性金属線で形成されたものであり、可動接点体を細い金属線で厚さ方向の寸法を小さく製作できて、レバースイッチ本体の厚みを薄くできると共に、金型などを必要としないので、安価に短期間に製作できるという作用を有する。
【0018】
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の発明において、可動接点体の湾曲部にコイル巻き部を設けたものであり、操作レバーを操作して可動接点体を押し下げる際の撓みに対する応力が分散されるので撓み部の動作寿命を大きくすることができ、また、操作レバーの操作ストロークも大きくすることができるという作用を有する。
【0019】
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一つに記載の発明において、ケース内底面に植設された共通端子および個別端子から外部への導出端子が、ケースの操作レバー突出部側方の対向する広巾の壁部の一方に設けられ、操作レバー突出側の反対側の一辺、操作レバーの突出側の側部の対向する二辺、または対向する二辺に操作レバー突出側の反対側の辺を加えた三辺のいずれかから外方に突出するものであり、操作レバーの突出面と平行な配線基板面に装着し易いレバースイッチを提供することができ、また、端子をケースの周囲に分散して配することにより、半田付けによる取付けを強固なものにすることができるという作用を有する。
【0020】
請求項9に記載の発明は、機器の内部に取り付けられた請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーを、左右両方向あるいは左右両方向に加えて上方から押圧し、押圧方向により接続する接点を変えることにより動作方向を検知するレバースイッチの操作方法としたものであり、レバースイッチの操作レバーの動作方向を接続する接点により検出することによって、複雑な機器の二方向あるいは三方向からの動作を検知させることができるという作用を有する。
【0021】
請求項10に記載の発明は、機器にスライド動作可能に保持された操作つまみの係合部が請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーに係合し、操作つまみを左または右にスライドさせると操作レバーも左または右に動作し、操作つまみに加える力を除くと、操作レバーの復帰力によって操作つまみも中立位置に復帰するレバースイッチの操作方法としたものであり、請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチを中立位置復帰式のスライドスイッチとして使用できるという作用を有する。
【0022】
請求項11に記載の発明は、機器に所定の角度範囲だけ回動可能なように保持された操作つまみの係合部が、操作つまみと同一中心線上に配された請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーに係合し、操作つまみを左または右方向に回動させると操作レバーも左または右方向に動き、操作つまみに加える回転力を除くと、操作レバーの復帰力によって操作つまみも中立位置に復帰するレバースイッチの操作方法としたものであり、請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチを中立位置復帰式の回動操作形スイッチとして使用できるという作用を有する。
【0023】
請求項12に記載の発明は、機器に回転可能に保持され、外周全体に凹凸部を有する歯車状の操作つまみの外周の凹凸部が、操作つまみと同一中心線上に配された請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーの先端に係合し、操作つまみの左または右回転に伴い、その外周の凸部に押された操作レバーが一方向に動作し、操作つまみの外周の凹部が中心線位置にくると操作レバーは復帰力によって中立位置に復帰し、さらに操作つまみを同じ方向に回転させると操作レバーは操作つまみの次の凸部に押されて同じ方向に動作すると共に、操作つまみを反対方向に回転させると、操作レバーも反対方向に繰り返し動作するレバースイッチの操作方法としたものであり、請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチを回転操作する方向によって異なる接点間でパルス信号を発生する回転式エンコーダとして使用できるという作用を有する。
【0024】
請求項13に記載の発明は、機器に揺動可能に保持された操作つまみの揺動中心下面の係合部が、操作つまみと同一中心線上に配された請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーの先端に係合し、操作つまみを左または右に揺動させると、その係合部に押された操作レバーが左または右方向に動き、操作つまみに加える力を除くと、操作レバーの復帰力によって操作つまみも中立位置に復帰するレバースイッチの操作方法としたものであり、請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチを中立位置復帰式の揺動形スイッチとして使用できるという作用を有する。
【0025】
請求項14に記載の発明は、請求項10〜13のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作方法において操作つまみを押し下げ方向にも移動可能に保持し、中立位置において操作つまみを上方から押圧して動作させるレバースイッチの操作方法としたものであり、請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチを、請求項10〜13に記載の操作方式に加えて、操作つまみを上方から押圧して動作するスイッチとしての機能を有するスイッチとして使用できるという作用を有する。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態によるレバースイッチの正面断面図、図2は同分解斜視図である。
【0027】
同図において、11は樹脂製の上方が開口部となった上面視長方形の箱形のケースで、左右の側壁外面上方に係止部11A,11Bを有し、内底面中央に共通接点12が、その両側部に所定の絶縁距離を介して個別接点13,14が植設されており、各接点はそれぞれケース11の外方に導出された端子12A,13A,14Aを有している。
【0028】
そして、15は弾性金属薄板を打ち抜き・曲げ加工して形成された可動接点体で、上方の二つの角にU字状の湾曲部15A,15Bを有する略逆二等辺三角形状に形成され、下方でクロスするように伸ばされた二つの弾性脚部15C,15Dの先端にそれぞれ弾性接点15E,15Fを有し、通常状態においてこの弾性接点15E,15Fの両方が上記共通接点12に弾接している。
【0029】
また、その上方に配設された16は樹脂製で略二等辺三角形状に形成された駆動体で、底辺の厚さ方向両側に両端部間を繋ぐように直線状に突出した突起部16A,16Bを有し、底辺の両端近傍に設けられた下方への突部16C,16Dが上記可動接点体15の湾曲部15A,15Bの上面に当接するように載置され、中央上部の頂点部がケース11の開口部から突出して操作レバー16Eとなっている。
【0030】
さらに、17は金属板を用いてコの字状に形成され、上記ケース11の上方から被せられたカバーで、上記駆動体16の操作レバー16Eを上方へ突出させる長孔17Aを巾方向中央に有し、両側面の小孔17B,17Cがケース11側壁外面上方の係止部11A,11Bに係止・固定されており、長孔17Aの縁が上記駆動体16の突起部16A,16Bに当たることによって駆動体16を下方へ押し、その下方の可動接点体15の二つの弾性脚部15C,15Dを撓ませて先端の弾性接点15E,15Fをケース11の内底面に所定の圧力で弾接させており、通常状態において、弾性接点15E,15Fの両方が共通接点12と接触して図1のスイッチ・オフ状態となっている。
【0031】
次にこのように構成されたレバースイッチの動作について説明すると、まず、カバー17の長孔17Aから突出した操作レバー16Eを、図1の位置から図3(a)の正面断面図に矢印P1で示すように左方向から押圧すると、駆動体16はカバー17の長孔17Aの縁で止められた底辺の厚さ方向両端に突出した突起部16A,16Bの左側の端部を中心として回動し、右側の端部に設けられた下方への突部16Cが当接している可動接点体15の湾曲部15Aを押し下げるので、可動接点15の湾曲部15A,15Bが圧縮されて更に撓むと共に、湾曲部15A下方の弾性脚部15C先端の弾性接点15Eが図3(a)に矢印Xで示すようにケース11の内底面上を摺動して、共通接点12から離れ、個別接点13に弾接する。
【0032】
このとき他方の弾性接点15Fは共通接点12に弾接したままであり、共通接点12と個別接点13、すなわち端子12Aと13Aの間が導通してスイッチ・オンとなる。
【0033】
そして、図3(a)の状態から操作レバー16Eに対する押圧力を解除すると、可動接点体15の弾性復元力により駆動体16は上方へ押し戻されると共に、弾性脚部15C先端の弾性接点15Eが個別接点13から離れ、共通接点12側へ戻って元の図1のスイッチ・オフ状態に戻る。
【0034】
また、上記の左方向からの押圧とは逆に、図1の状態において操作レバー16Eを右方向から押圧する場合には、駆動体16は突起部16A,16Bの右側の端部を中心として回動し、左側の端部に設けられた下方への突部16Dが可動接点体15の湾曲部15Bを押し下げて、その下方の弾性脚部15D先端の弾性接点15Fがケース11の内底面を図3(a)の矢印Xとは逆方向に摺動して個別接点14に弾接する。
【0035】
このとき他方の弾性接点15Eは共通接点12に弾接したままであり、共通接点12と個別接点14、すなわち端子12Aと14Aの間が導通して上記の場合とは別の回路がスイッチ・オンとなり、その状態から操作レバー16Eに対する押圧力を解除すると、可動接点体15の弾性復元力により駆動体16は上方へ押し戻されると共に、弾性脚部15D先端の弾性接点15Fが個別接点14から離れ、共通接点12側へ戻って元の図1の状態に戻る。
【0036】
さらに、操作レバー16Eを図1の状態から図3(b)の正面断面図に矢印P2で示すように垂直に押圧操作すると、駆動体16の底辺両端の突部16C,16Dに当接した可動接点体15の湾曲部15A,15Bが圧縮されて更に撓むと共に可動接点体15全体が押し下げられて、下方の弾性脚部15C先端の弾性接点15Eが矢印X1方向に、弾性脚部15D先端の弾性接点15Fが矢印Y1方向に摺動し、それぞれが個別接点13と14に弾接して端子13Aと14Aを導通させて、上記の左または右方向の操作時とは別の回路をスイッチ・オンさせる。
【0037】
そして、この状態から操作レバー16Eに対する押圧力を解除すると、可動接点体15の弾性復元力により駆動体16は上方へ押し戻されて弾性接点15E,15Fの両方が共通接点12上に復帰し、元の図1の状態に戻る。
【0038】
なお、共通接点12と個別接点13,14とはそれぞれ所定の絶縁距離を介して植設されており、弾性接点15Eと15Fが共通接点12と個別接点13,14を同時に導通することはないものである。
【0039】
このように本実施の形態によれば、製作が容易で、安価な安定した特性の可動接点体15を使用して弾性接点15E,15Fに安定した接触圧力を与えながら駆動体16を安定した位置に保持することができると共に、操作レバー16Eを左右両方向および上方からスムーズに押圧操作することができるので、複雑な機能を有する電子機器の多方向の動作を検知できる有用なレバースイッチを実現することができるものである。
【0040】
なお、上記の説明においては、可動接点体15を弾性金属薄板を用いて形成した場合を説明したが、これを図4の斜視図に示したような細い線径の弾性金属線材を用いて形成した、厚さ方向の寸法が小さい可動接点体25を用いることにより、それを収容するケース11等の厚さを薄くすることができて薄いレバースイッチとすることができると共に、可動接点体25を金型を使用しないで安価に短期間に製作することができ、また、図5の斜視図に示したように、弾性金属線材を用いた可動接点体35の上方の両角の湾曲部にコイル巻き部35A,35Bを設けたものとすることにより、操作レバー16Eを押圧して可動接点体35を押し下げた際の撓みに対する応力が分散されるので撓み部の動作寿命を長くすることができると共に、操作レバー16Eの操作ストロークを大きくすることもできる。
【0041】
(実施の形態2)
図6は本発明の第2の実施の形態によるレバースイッチの正面断面図、図7は同分解斜視図であり、上記の実施の形態1によるものに対して、ケース41および駆動体46の形状が異なり、駆動体46の底辺と可動接点体15の間に挟持されてカム体48が追加されている。
【0042】
すなわち、駆動体46は底辺が可動接点体15の二つの湾曲部15A,15B間の寸法よりも短い略二等辺三角形で、底辺の中央下部に厚さ方向両側に突出した円形軸部46A,46Bと、底辺の両端に下方へ向けた突部46C,46Dが設けられており、ケース41には、その広巾の壁部の対向する開口端部中央に、それぞれ対向する所定深さのU字形溝部41C,41Dが設けられ、それらのU字形溝部41C,41Dが上記駆動体46の円形軸部46A,46Bを回転可能に保持している。
【0043】
そして、上記駆動体46の底辺と可動接点体15の間に挟持された樹脂製のカム体48の両端に角状の突起48A,48Bがケース41の長手方向の内周端部と上下動可能に係合すると共に、両端近傍の下面に可動接点体15の二つの湾曲部15A,15Bの上面に当接する突部48C,48Dを有し、中央の厚さ方向両端部には駆動体46の円形軸部46A,46Bを通すための切り欠き48E,48Fが設けられており、実施の形態1の場合と同様に、カバー17の長孔17Aから駆動体46の操作レバー46Eを上方へ突出させると共に、上記駆動体46の円形軸部46A,46B上部とカム体48の両端の角状の突起48A,48Bの三ヵ所をカバー17で押さえて、駆動体46およびカム体48を下方に押してその下方の可動接点体15の二つの弾性脚部15C,15Dを撓ませ、二つの弾性接点15E,15Fをケース41の内底面に所定の圧力で弾接させており、通常状態において、弾性接点15E,15Fの両方が共通接点12と接触して図6のスイッチ・オフの状態となっている。
【0044】
次に、上記構成のレバースイッチの動作を説明すると、まず、カバー17の長孔17Aから突出した駆動体46の操作レバー46Eを、図6の位置から図8の正面断面図の矢印Qで示すように左方向から押圧すると、駆動体46の円形軸部46A,46Bを中心として回動し、その底辺の突部46Cがカム体48の上面を下方に押し、押されたカム体48は角状の突起48B先端を回転軸として回動して、カム体48の底辺一端の突部48Cに当接している可動接点体15の湾曲部15A,15Bが押し下げられて更に撓み、湾曲部15A下方の弾性脚部15C先端の弾性接点15Eがケース41の内定面上を図8に示す矢印X方向に摺動し、個別接点13Aに弾接する。
【0045】
このとき他方の弾性接点15Fは共通接点12上に弾接した状態のままとなっていて、共通接点12と個別接点13、すなわち端子12Aと13Aの間が導通してスイッチ・オンとなる。
【0046】
そして、図8の状態から操作レバー46Eに対する押圧力を解除すると、可動接点体15の弾性復元力によりカム体48と駆動体46は上方へ押し戻されると共に、可動接点体15の弾性接点15Eが共通接点12上へ復帰して元の図6のスイッチ・オフの状態に戻る。
【0047】
これとは逆に、操作レバー46Eを右方向から押圧する場合は、共通接点12と個別接点14が導通するが、その動作は上記左方向から押圧する場合と同様であるので詳しい説明を省略する。
【0048】
このように本実施の形態によれば、中央の一定位置で回動する駆動体46を介して、カム体48を押し下げることになるので、駆動体46の操作レバー46Eに対する左右両方向からの操作をスムーズに行うことができると共に、操作レバー46Eを押されて駆動体46が下方のカム体48を押し下げる量は、駆動体46の円形軸部46A,46Bから下方の突部46Cまたは46Dまでの寸法が最大量であるので、左右両方向からの操作に対する可動接点体15の変形量を一定の範囲に抑え易いものである。
【0049】
なお、上記の説明においては、ケース41の広巾の壁部の対向する開口端部中央に設けたU字形溝部41C,41Dの深さを駆動体46の円形軸部46A,46Bが回動可能に支持される深さとして説明したが、図9の正面断面図に示すように、対向するU字形溝部51C,51Dを下方に伸ばして平行部が長いものとすることによって、図10の正面断面図に示すように、操作レバー46Eを上方から押圧操作して、可動接点体15の弾性接点15E,15Fをケース51の内底面上を摺動させ、個別接点13,14と接離させるスイッチとすることができ、左右両方向からの操作に加えて、上方からの押圧操作も可能な、三方向からの操作をスムーズに行えるレバースイッチとすることができる。
【0050】
(実施の形態3)
図11(a),(b)は本発明の第3の実施の形態によるレバースイッチの正面図であり、実施の形態1または2によるものに対して、ケース61または71から導出された端子の配置が異なっている。
【0051】
すなわち、ケース61または71の内底面に植設された共通接点62または72および個別接点63,64または73,74から外部の導出端子は、ケース61または71の操作レバー16Eの突出部側方の対向する広巾の壁部の一方に設けられるもので、図11(a)に示したようにケース61の操作レバー16E突出側の側部の対向する二辺から四本の端子62A,62Bおよび63A,64Aを導出させたもの、あるいは図11(b)に示したようにケース71の上記と同じ二辺に操作レバー16E突出側と反対側の辺を加えた三辺から三本の端子72A,73A,74Aを導出させたものである。
【0052】
このとき、ケース61または71の内底面に植設された共通接点62または72および個別接点63,64または73,74は、例えば図11(a)または(b)に破線で示したように、ケース61または71の対向する広巾の壁部の一方を通して延長されて各端子と繋がっているものであるが、その繋ぎ方およびケースからの端子の出し方は図示したものに限られるものではない。
【0053】
これにより、各端子62A,62B,63A,64Aまたは72A,73A,74Aをケース61または71の操作レバー16E突出側を除く三辺に分散させて導出させることができて、操作レバー16Eの突出面と平行な配線基板に装着し易く、端子をケース61または71の周囲に分散して配することにより、半田付けによる取付けを強固なものにすることができるものである。
【0054】
(実施の形態4)
図12(a),(b),(c),(d),(e)は本発明の第4の実施の形態によるレバースイッチの操作方法を示す概念図であり、同図において、80は上記実施の形態1または2によるレバースイッチ、81はその操作レバーである。
【0055】
次に、それぞれの概念図によりその構成と動作を説明する。
まず、図12(a)は、レバースイッチ80が機器の内部に取り付けられ、操作レバー81が機器の動作体82によって、左右両方向あるいは上方から押圧されると、操作レバー81の動作方向を接続する接点により検出して、複雑な機器の二方向あるいは三方向の動作を検知するものである。
【0056】
そして、図12(b)は、下面にレバースイッチ80の操作レバー81との係合部83Aを有する操作つまみ83を機器のガイド83Bに案内されて左または右へスライドさせると、操作レバー81が操作つまみ83の係合部83Aの壁面83Cに押圧されて左または右へ動作し、操作つまみ83に加える力を除くと、操作レバー81の復帰力によって操作つまみも中立位置に復帰するものであり、レバースイッチ80を中立位置復帰式のスライドスイッチとして使用できるものである。
【0057】
次に、図12(c)は、機器に所定の角度範囲だけ回動可能なように保持された操作つまみ84の下面に設けられた係合部84Aが、操作つまみ84と同一中心線上に配されたレバースイッチ80の操作レバー81と係合しており、操作つまみ84を左または右方向へ回動させると操作レバー81も左または右方向へ動き、操作つまみ84に加える力を除くと、操作レバー81の復帰力によって操作つまみ84も中立位置に復帰するものであり、レバースイッチ80を中立位置復帰式の回動操作形スイッチとして使用できるものである。
【0058】
また、図12(d)は、機器に回転可能に保持され、外周全体に凹凸部85Aを有する歯車状の操作つまみ85の外周の凹凸部85Aが操作つまみ85と同一中心線上に配されたレバースイッチ80の操作レバー81の先端に係合し、操作つまみ85の左または右回転に伴い、その外周の凸部に押された操作レバー81が一方向に動作し、操作つまみ85の外周の凹部が中心線位置にくると操作レバー81は復帰力によって中立位置に復帰し、さらに操作つまみ85を同じ方向に回転させると操作レバー81は操作つまみ85の次の凸部に押されて同じ方向に動作すると共に、操作つまみ85を反対方向に回転させると、操作レバー81も反対方向に繰り返し動作するものであり、レバースイッチ80を回転操作する方向によって異なる接点間でパルス信号を発生する回転式エンコーダとして使用できるものである。
【0059】
さらに、図12(e)は、機器に揺動可能に保持された操作つまみ86の揺動中心下面の係合部86Aが、操作つまみ86と同一中心線上に配されたレバースイッチ80の操作レバー81の先端に係合し、操作つまみ86を左または右に揺動させると、その係合部86Aに押された操作レバー81が左または右方向に動き、操作つまみ86に加える力を除くと、操作レバー81の復帰力によって操作つまみ86も中立位置に復帰するものであり、レバースイッチ80を中立位置復帰式の揺動形スイッチとして使用できるものである。
【0060】
本実施の形態によれば、機器の動作体82によってレバースイッチ80を動作させて、動作体の82の動作方向を検知したり、レバースイッチ80の操作レバー81に対応した操作つまみ83,84,85あるいは86を設けて、スライド操作、回動操作、回転操作あるいは揺動操作など各種の操作方法でレバースイッチ80を動作させることができるものである。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電子機器の複雑な機能に対応する左右両方向からの操作および上方からの押圧操作をスムーズに行うことができると共に、機器の動作方向の検知スイッチとしての使用や、操作つまみを設けてスライド操作、回動操作、回転操作あるいは揺動操作など各種の操作方法で操作できるレバースイッチを提供することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるレバースイッチの正面断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】(a)同操作部を左側方から押圧した正面断面図
(b)同操作部を上方から押圧した正面断面図
【図4】同可動接点体の他の形態を示す斜視図
【図5】同可動接点体の別の形態を示す斜視図
【図6】本発明の第2の実施の形態によるレバースイッチの正面断面図
【図7】同分解斜視図
【図8】同操作部を左側方から押圧した正面断面図
【図9】同ケース壁部のU字形溝部を下方へ伸ばした場合の正面断面図
【図10】図9の操作部を上方から押圧した正面断面図
【図11】(a)本発明の第3の実施の形態によるレバースイッチの正面図
(b)同他の形状の正面図
【図12】(a)本発明の第4の実施の形態によるレバースイッチを検知スイッチとして使用する方法の概念図
(b)同他の操作方法の概念図
(c)同他の操作方法の概念図
(d)同他の操作方法の概念図
(e)同他の操作方法の概念図
【図13】従来のレバースイッチの正面断面図
【図14】同分解斜視図
【図15】同操作部を押圧した正面断面図
【符号の説明】
11,41,61,71 ケース
11A,11B 係止部
12,62,72 共通接点
13,14,63,64,73,74 個別接点
12A,13A,14A,62A,62B,63A,64A,72A,73A,74A 端子
15,25,35 可動接点体
15A,15B 湾曲部
15C,15D 弾性脚部
15E,15F 弾性接点
16,46 駆動体
16A,16B 突起部
16C,16D,46C,46D,48C,48D 突部
16E,46E,81 操作レバー
17 カバー
17A 長孔
17B,17C 小孔
35A,35B コイル巻き部
41C,41D,51C,51D U字形溝部
46A,46B 円形軸部
48 カム体
48A,48B 突起
48E,48F 切り欠き
80 レバースイッチ
82 動作体
83,84,85,86 操作つまみ

Claims (14)

  1. 上方が開口部となった上面視長方形の箱形で、それぞれ外部への導出端子を有する中央の共通接点およびその両側部の個別接点が内底面の長手方向に並べて植設された樹脂製のケースと、上方の二つの角がU字状の湾曲部となった略逆二等辺三角形状で、下方にクロスするように伸ばされた二つの対称な弾性脚部の先端がそれぞれ弾性接点となり、二つの湾曲部がケースの長手方向の内周端部に上下動可能に係合すると共に二つの弾性接点が内底面に弾接するようにケース内に収容された弾性金属材料製の可動接点体と、底辺の両端近傍にそれぞれ下方への突部を有する略二等辺三角形状で、各突部が上記可動接点体の二つの湾曲部の上面に当接するようにケース内に上下動可能に収容され、中央上部の頂点部がケース上方の開口部から突出して操作レバーとなった樹脂製の駆動体と、駆動体中央の操作レバー部を巾方向中央の長孔から上方に突出させ、駆動体の両端を下方に押して可動接点体の二つの弾性脚部を撓ませることによって二つの弾性接点がケースの内底面の接点に所定の圧力で弾接するようにケースの上端開口部に装着されたカバーからなるレバースイッチ。
  2. 駆動体の底辺の厚さ方向両側に突出して両端部間を繋ぐように直線状に設けられた突起部が、カバーの巾方向中央の長孔の縁で止められることによって駆動体および可動接点体をケース内に収容保持する請求項1記載のレバースイッチ。
  3. 上方が開口部となった上面視長方形の箱形で、それぞれ外部への導出端子を有する中央の共通接点およびその両側部の個別接点が内底面の長手方向に並べて植設され、広巾の壁部の対向する開口端部中央にそれぞれU字形溝部を有する樹脂製のケースと、上方の二つの角がU字状の湾曲部となった略逆二等辺三角形状で、下方にクロスするように伸ばされた二つの対称な弾性脚部の先端がそれぞれ弾性接点となり、二つの湾曲部がケースの長手方向の内周端部に上下動可能に係合すると共に二つの弾性接点が内底面に弾接するようにケース内に収容された弾性金属材料製の可動接点体と、底辺が可動接点体の二つの湾曲部間の寸法よりも短い二等辺三角形で、底辺の中央下部の円形軸部をケースのU字形溝部で回動可能に支持され、中央上部の頂点部がケース上方の開口部から突出して操作レバーとなった樹脂製の駆動体と、駆動体の底辺と可動接点体に挟まれてケース内に配され、両端がケースの長手方向の内周端部と上下動可能に係合すると共に、両端近傍の下面に可動接点体の二つの湾曲部の上面に当接する突部を有する樹脂製のカム体と、駆動体中央の操作レバーを巾方向中央の長孔から上方に突出させ、その円形軸部の上部およびカム体の両端上部の三ヵ所を押さえることによって駆動体およびカム体を下方に押して可動接点体の二つの弾性脚部を撓ませ、二つの弾性接点がケースの内底面の接点に所定の圧力で弾接するようにケースの上端開口部に装着されたカバーからなるレバースイッチ。
  4. 駆動体の二等辺三角形の底辺中央下部の円形軸部を支持するためにケースの広巾の壁部の対向する開口端部中央に設けられたU字形溝部を下方に伸ばし、平行部が長いU字形の溝部とした請求項3記載のレバースイッチ。
  5. 可動接点体が弾性金属薄板を打ち抜き・曲げ加工して形成された請求項1〜4のいずれか一つに記載のレバースイッチ。
  6. 可動接点体が弾性金属線で形成された請求項1〜4のいずれか一つに記載のレバースイッチ。
  7. 可動接点体の湾曲部にコイル巻き部を設けた請求項6記載のレバースイッチ。
  8. ケース内底面に植設された共通端子および個別端子から外部への導出端子が、ケースの操作レバー突出部側方の対向する広巾の壁部の一方に設けられ、操作レバー突出側の反対側の一辺、操作レバーの突出側の側部の対向する二辺、または対向する二辺に操作レバー突出側の反対側の辺を加えた三辺のいずれかから外方に突出する請求項1〜7のいずれか一つに記載のレバースイッチ。
  9. 機器の内部に取り付けられた請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーを、左右両方向あるいは左右両方向に加えて上方から押圧し、押圧方向により接続する接点を変えることにより動作方向を検知するレバースイッチの操作方法。
  10. 機器にスライド動作可能に保持された操作つまみの係合部が請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーに係合し、操作つまみを左または右にスライドさせると操作レバーも左または右に動作し、操作つまみに加える力を除くと、操作レバーの復帰力によって操作つまみも中立位置に復帰するレバースイッチの操作方法。
  11. 機器に所定の角度範囲だけ回動可能なように保持された操作つまみの係合部が、操作つまみと同一中心線上に配された請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーに係合し、操作つまみを左または右方向に回動させると操作レバーも左または右方向に動き、操作つまみに加える回転力を除くと、操作レバーの復帰力によって操作つまみも中立位置に復帰するレバースイッチの操作方法。
  12. 機器に回転可能に保持され、外周全体に凹凸部を有する歯車状の操作つまみの外周の凹凸部が、操作つまみと同一中心線上に配された請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーの先端に係合し、操作つまみの左または右回転に伴い、その外周の凸部に押された操作レバーが一方向に動作し、操作つまみの外周の凹部が中心線位置にくると操作レバーは復帰力によって中立位置に復帰し、さらに操作つまみを同じ方向に回転させると操作レバーは操作つまみの次の凸部に押されて同じ方向に動作すると共に、操作つまみを反対方向に回転させると、操作レバーも反対方向に繰り返し動作するレバースイッチの操作方法。
  13. 機器に揺動可能に保持された操作つまみの揺動中心下面の係合部が、操作つまみと同一中心線上に配された請求項1〜8のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作レバーの先端に係合し、操作つまみを左または右に揺動させると、その係合部に押された操作レバーが左または右方向に動き、操作つまみに加える力を除くと、操作レバーの復帰力によって操作つまみも中立位置に復帰するレバースイッチの操作方法。
  14. 請求項10〜13のいずれか一つに記載のレバースイッチの操作方法において操作つまみを押し下げ方向にも移動可能に保持し、中立位置において操作つまみを上方から押圧して動作させるレバースイッチの操作方法。
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