JP3841727B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、使い捨ておむつ、生理用品等の吸収体コアとして使用される吸収性物品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の吸収性物品は、パルプと高吸収性ポリマーとからなる吸収体を液透過性の表面シートによって被包して構成されており、吸収体下面と表面シートとは、全面塗布あるいは部分塗布されたホットメルト接着剤により接着される一方、吸収体上面と表面シートとは、部分的に塗布されたホットメルト接着剤により接着されることとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の吸収性物品に使用されているホットメルト接着剤は、単なる接着剤であって、接着能力しかなく、吸収能力を保有していなかった。
【0004】
ところで、上記吸収性物品は、薄型化される傾向にあり、吸収体自体を薄型化したいという要求がある。ところが、吸収体自体を薄型化するためにパルプ量を減らすと、パルプ中に含まれる高吸収性ポリマーの量も減少させる必要がある。即ち、高吸収性ポリマーを減少させなければ高吸収性ポリマーがパルプ繊維に十分絡まず、高吸収性ポリマーの吸収体への固着性が悪くなり、高吸収性ポリマーの吸収体からの漏れ、高吸収性ポリマーのざらつきによる手触り感の悪化などが起こり、品質劣化が発生する。これを防止するために減少したパルプ量に比例して高吸収性ポリマーの量を減少させると、吸収体自体の吸収能力が低下するという不具合が生ずる。
【0005】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、吸収能力を低下させることなく、吸収性物品の薄型化を図り得るようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、上記課題を解決するための手段として、パルプと高吸収性ポリマーとからなる吸収体を液透過性の表面シートによって被包してなる吸収性物品において、前記吸収体の下面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を全面あるいは部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる下層接着層を介して接着している。
【0007】
上記のように構成したことにより、下層接着層も吸収性能を有することとなるため、吸収体における高吸収性ポリマーを減量しても吸収性物品の必要吸収能力を確保することが可能となる。その結果、吸収体中のパルプ量も減量できることとなり、吸収体の薄型化を図ることができる。また、ホットメルト接着剤を全面あるいは部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とによって下層接着層を構成するようにしているため、高吸収性ポリマーの飛散を防止することもできる。
【0008】
請求項2の発明におけるように、請求項1記載の吸収性物品において、前記吸収体の下面と前記下層接着層との間に、高吸収性ポリマーを散布してなる吸収層を介在させた場合、吸収層も吸収性能を発揮することができるので、吸収体における高吸収性ポリマーの量をさらに減量できることとなり、吸収体のさらなる薄型化を図ることができる。
【0009】
請求項3の発明におけるように、請求項1記載の吸収性物品において、前記吸収体の下面と前記下層接着層との間に、少なくとも一層の液透過性の中間シートを介在させた場合、液透過性の中間シートの介在により下層接着層に吸収された液体を分散させることができることとなり、吸収性能のより一層の向上を図ることができる。なお、前記中間シートとして吸収性能を有するものを採用すれば、吸収体における高吸収性ポリマーの量をさらに減量できることとなり、吸収体のさらなる薄型化を図ることもできる。
【0010】
請求項4の発明におけるように、請求項1、2および3のいずれか一項記載の吸収性物品において、前記吸収体の上面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる上層接着層を介して接着した場合、一旦吸収体に吸収された液体の逆戻りが、高吸収性ポリマーを混入してなるホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層を含む上層接着層によって防止されることとなり、逆戻り防止性能が向上する。
【0011】
請求項5の発明では、上記課題を解決するための手段として、パルプと高吸収性ポリマーとからなる吸収体を液透過性の表面シートによって被包してなり、前記吸収体の下面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を全面あるいは部分的に塗布してなる接着層を介して接着した吸収性物品において、前記吸収体の上面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる上層接着層を介して接着している。
【0012】
上記のように構成したことにより、上層接着層も吸収性能を有することとなるため、吸収体における高吸収性ポリマーを減量しても吸収性物品の必要吸収能力を確保することが可能となる。その結果、吸収体中のパルプ量も減量できることとなり、吸収体の薄型化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0014】
第1の実施の形態
図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収性物品が示されている。
【0015】
この吸収性物品は、図1に示すように、パルプと高吸収性ポリマーとからなる吸収体1を液透過性の表面シート2によって被包して構成されており、前記吸収体1の下面と前記表面シート2とは、ホットメルト接着剤を全面に塗布してなる第1接着層6と高吸収性ポリマーを混入たホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層3とからなる下層接着層Aを介して接着される一方、前記吸収体1の上面と前記表面シート1とは、ホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第1接着層5と吸収性能を有する高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層4とからなる上層接着層Bを介して接着されている。前記表面シート2としては、クレープ紙あるいは不織布が採用される。
【0016】
前記下層接着層Aにおける第1接着層6は、ホットメルト接着剤を全面塗布したカーテンのりとされ、前記下層接着層Aにおける第2接着層3および前記上層接着層Bにおける第2接着層4は、図2に示すように、高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤をスパイラル形状に塗布したスパイラルのりとされ、前記上層接着層Bにおける第1接着層5は、高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤をスパイラル形状に塗布したスパイラルのりとされている。なお、下層接着層Aにおける第2接着層3、上層接着層Bにおける第1、第2接着層5,4は、スパイラル形状に限定されるものではなく、部分的に塗布されるものであれば、直線形状あるいは点線形状とすることもできる。
【0017】
ところで、上記高吸収性ポリマーとしては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム(アクリル酸ービニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷんーアクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレンー無水マレイン酸)共重合体およびその鹸化物、ポリアスパラギン酸等、従来から知られている各種のものを用いることができ、これらは一種を単独で用いても良いし、複数種類のポリマーを任意の割合で混合して用いても良い。
【0018】
また、ホットメルト接着剤に混合する高吸収性ポリマーの割合は、ホットメルト接着剤が接着能力を持つものとなるように、80重量%以下とするのが望ましい。
【0019】
また、ホットメルト接着剤の塗布量は、所望の吸収性物品の仕様に応じて調整されるのが望ましい。
【0020】
ついで、図3を参照して、上記構成の吸収性物品の製造手順例を説明すると、矢印方向に移送される表面シート2上に、接着剤塗布ノズル9を用いて高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤を全面塗布してカーテン形状の第1接着層6を形成し、次いで、接着剤塗布ノズル7を用いて高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分塗布して第2接着層3を形成して下層接着層Aを形成し、該下層接着層A上に吸収体1を積層した後、該吸収体1の上面に、接着剤塗布ノズル10を用いて高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤をスパイラル形状に塗布して第1接着層5を形成し、次いで、接着剤塗布ノズル8を用いて高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤をスパイラル形状に塗布して上層接着層Bを形成する。その後、次工程において表面シート2をセーラー折りすることにより吸収性物品が製造されることとなっている。
【0021】
上記のように構成したことにより、下層接着層Aも吸収性能を有することとなるため、吸収体1における高吸収性ポリマーを減量しても吸収性物品の必要吸収能力を確保できることとなる。その結果、吸収体1中のパルプ量も減量できることとなり、吸収体1の薄型化を図ることができる。また、ホットメルト接着剤に高吸収性ポリマーを混入させたものを塗布するようにしているため、高吸収性ポリマーの飛散を防止することもできる。
【0022】
さらに、一旦吸収体1に吸収された液体の逆戻りが、上層接着層Bを構成する第2接着層4によって防止されることとなるため、逆戻り防止性能が向上することとなる。
【0023】
第2の実施の形態
図4には、本願発明の第2の実施の形態にかかる吸収性物品が示されている。
【0024】
この場合、下層接着層Aを構成する第1接着層6は、高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤を部分的に(例えば、スロットコートで)塗布して構成されており、第2接着層3は、第1接着層6が塗布されていない部分に高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的(例えば、スパイラル形状)に塗布して構成されている。このようにすると、高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤の塗布量を節約することができる。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0025】
第3の実施の形態
図5には、本願発明の第3の実施の形態にかかる吸収性物品が示されている。
【0026】
この場合、吸収体1の下面と下層接着層Aとの間には、高吸収性ポリマーを散布してなる吸収層11が介在せしめられている。このようにすると、吸収層11も吸収性能を発揮することができるので、吸収体1における高吸収性ポリマーの量をさらに減量できることとなり、吸収体1のさらなる薄型化を図ることができる。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
【0027】
第4の実施の形態
図6には、本願発明の第4の実施の形態にかかる吸収性物品が示されている。
【0028】
この場合、吸収体1の下面と下層接着層Aとの間には、液透過性の中間シート12が介在せしめられている。該中間シート12は、1枚でもよく、複数枚でも良い。なお、この場合、中間シート12と吸収体1との接着性を確保するために、吸収体1と中間シート12との間には、高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤を塗布してなる中間接着層6′が介在せしめられている。このようにすると、液透過性の中間シート12の介在により下層接着層Bに吸収された液体を分散させることができることとなり、吸収性能のより一層の向上を図ることができる。なお、前記中間シート12として吸収性能を有するものを採用すれば、吸収体1における高吸収性ポリマーの量をさらに減量できることとなり、吸収体1のさらなる薄型化を図ることもできる。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
【0029】
第5の実施の形態
図7には、本願発明の第5の実施の形態にかかる吸収性物品が示されている。
【0030】
この場合、吸収体1の下面と表面シート2とは、高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤を全面に塗布してなる下層接着層A′を介して接着される一方、前記吸収体1の上面と前記表面シート2とは、高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第1接着層5と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層4とからなる上層接着層Bを介して接着されている。このようにすると、下層接着層A′が吸収性を有していない分だけ、吸収体1における高吸収性ポリマーの減量分が少なくなるが、上層接着層Bによる吸収性向上分だけ、吸収体1中のパルプ量も減量できることとなり、吸収体1の薄型化に寄与する。なお、前記下層接着層A′は、高吸収性ポリマーを混入していないホットメルト接着剤を部分的に(例えば、スロットコートで)塗布して構成してもよい。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
【0031】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、パルプと高吸収性ポリマーとからなる吸収体を液透過性の表面シートによって被包してなる吸収性物品において、前記吸収体の下面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を全面あるいは部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる下層接着層を介して接着して、下層接着層も吸収性能を有するようにしたので、吸収体における高吸収性ポリマーを減量しても吸収性物品の必要吸収能力を確保でき、その結果、吸収体中のパルプ量も減量できることとなり、吸収体の薄型化を図ることができるという効果がある。
【0032】
請求項2の発明におけるように、請求項1記載の吸収性物品において、前記吸収体の下面と前記下層接着層との間に、高吸収性ポリマーを散布してなる吸収層を介在させた場合、吸収層も吸収性能を発揮することができるので、吸収体における高吸収性ポリマーの量をさらに減量できることとなり、吸収体のさらなる薄型化を図ることができる。
【0033】
請求項3の発明におけるように、請求項1記載の吸収性物品において、前記吸収体の下面と前記下層接着層との間に、少なくとも一層の液透過性の中間シートを介在させた場合、液透過性の中間シートの介在により下層接着層に吸収された液体を分散させることができることとなり、吸収性能のより一層の向上を図ることができる。なお、前記中間シートとして吸収性能を有するものを採用すれば、吸収体における高吸収性ポリマーの量をさらに減量できることとなり、吸収体のさらなる薄型化を図ることもできる。
【0034】
請求項4の発明におけるように、請求項1、2および3のいずれか一項記載の吸収性物品において、前記吸収体の上面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる上層接着層を介して接着した場合、一旦吸収体に吸収された液体の逆戻りが、高吸収性ポリマーを混入してなるホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層を含む上層接着層によって防止されることとなり、逆戻り防止性能が向上する。
【0035】
請求項5の発明によれば、パルプと高吸収性ポリマーとからなる吸収体を液透過性の表面シートによって被包してなり、前記吸収体の下面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を全面あるいは部分的に塗布してなる接着層を介して接着した吸収性物品において、前記吸収体の上面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる上層接着層を介して接着して、上層接着層も吸収性能を有するようにしたので、吸収体における高吸収性ポリマーを減量しても吸収性物品の必要吸収能力を確保することができ、その結果、吸収体中のパルプ量も減量できることとなり、吸収体の薄型化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収性物品の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収性物品の上面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収性物品の製造手順を示す説明図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態にかかる吸収性物品の縦断面図である。
【図5】本願発明の第3の実施の形態にかかる吸収性物品の縦断面図である。
【図6】本願発明の第4の実施の形態にかかる吸収性物品の縦断面図である。
【図7】本願発明の第5の実施の形態にかかる吸収性物品の縦断面図である。
【符号の説明】
1は吸収体、2は表面シート、3は第2接着層、4は第2接着層、5は第1接着層、6は第1接着層、11は吸収層、12は中間シート、A,A′は下層接着層、Bは上層接着層。

Claims (5)

  1. パルプと高吸収性ポリマーとからなる吸収体を液透過性の表面シートによって被包してなる吸収性物品であって、前記吸収体の下面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を全面あるいは部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる下層接着層を介して接着したことを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記吸収体の下面と前記下層接着層との間には、高吸収性ポリマーを散布してなる吸収層を介在させたことを特徴とする前記請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収体の下面と前記下層接着層との間には、少なくとも一層の液透過性の中間シートを介在させたことを特徴とする前記請求項1記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収体の上面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる上層接着層を介して接着したことを特徴とする前記請求項1、2および3のいずれか一項記載の吸収性物品。
  5. パルプと高吸収性ポリマーとからなる吸収体を液透過性の表面シートによって被包してなり、前記吸収体の下面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を全面あるいは部分的に塗布してなる接着層を介して接着した吸収性物品であって、前記吸収体の上面と前記表面シートとを、ホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第1接着層と高吸収性ポリマーを混入したホットメルト接着剤を部分的に塗布してなる第2接着層とからなる上層接着層を介して接着したことを特徴とする吸収性物品。
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