JP3839807B2 - 商品販売登録処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、各商品にそれぞれ付された無線タグのタグ情報から商品の販売情報を登録処理する商品販売登録処理システムに関する。
近年、無線タグを利用した商品販売登録処理システムが注目されている。その一例として、各商品毎にそれぞれその商品固有の商品識別コード等が記憶された無線タグを付し、無線タグ読取装置によって、買物籠に入れられた1顧客分の購入商品にそれぞれ付された無線タグから商品識別コード等のタグ情報を一括して読取り、このタグ情報に基づいて1顧客分の購入商品の販売情報をPOS(Point Of Sales)端末のメモリ等に登録処理するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、1人のオペレータが無線タグ読取装置とバーコード読取装置とをそれぞれ別々に操作して、無線タグが付されたアイテム(商品)は無線タグ読取装置で読取った情報とアイテムとを関連付け、バーコードが付されたアイテム(商品)はバーコード読取装置で読取った情報とアイテムとを関連付けるアイテム処理システムも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−49756号公報 特開2003−51066公報
しかしながら、タグ情報を一括して読取る無線タグ読取装置を利用した従来の商品販売登録処理システムにおいては、無線タグが付されている商品と付されていない商品とが混在して販売される場合の対策について何等考慮されていなかった。すなわち、無線タグが付されている商品と付されていない商品とが混在して買物籠に入れられた場合、キャッシャが買物籠に入っている各商品のなかから無線タグ読取装置を介して登録された商品と登録されなかった商品とを見分けなければならないが、従来のシステムでは容易に見分けることが困難であった。そのため、無線タグを利用した商品販売登録処理システムを導入しても商品登録作業の能率が低下するおそれがあった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、無線タグ読取装置による無線タグの一括読取により販売情報が登録された商品と未登録の商品とを容易に見分けることができ、商品登録作業の能率向上を図ることができる商品販売登録処理システムを提供しようとするものである。
本発明の商品販売登録処理システムは、商品の販売情報が登録される販売登録部と、一定の間隔で読取領域内に置かれた各商品にそれぞれ付された無線タグからタグ情報を一括して読取る無線タグ読取装置と、この無線タグ読取装置によりタグ情報が一括読取される毎に、前回読取られたが今回読取られなかったタグ情報を検索し、該当するタグ情報が検出されると、そのタグ情報から商品の販売情報を取得し、販売登録部に登録処理する手段と、前回読取られたが今回読取られなかったタグ情報が検出されたことに応じて報知動作する報知手段と、入力手段を介して販売商品に関する情報が入力されると、その入力情報から商品の販売情報を取得し、販売登録部に登録処理する手段とを備えている。したがって、無線タグ読取装置によりタグ情報が読取られた無線タグが付された商品は、操作者が無線タグ読取装置の読取領域内から取り出すことによって販売情報が登録処理される。このとき、操作者は無線タグ読取装置の読取領域内から商品を取り出したときに報知手段が報知動作すると、取り出した商品の販売情報が登録処理されたと認識する。報知手段が報知動作しないときには、取り出した商品の販売情報が登録処理されていないと判断し、操作者は、入力手段を介してその商品の販売商品に関する情報を入力して販売登録部に登録処理する。
かかる手段を講じた本発明の商品販売登録処理システムによれば、無線タグ読取装置の読取り領域内に置かれた商品を読取り領域外に移動させた際の報知動作の有無によって無線タグの一括読取により販売情報が登録された商品と未登録の商品とを容易に見分けることができる。したがって、商品登録作業の能率向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、無線タグが付された商品と付されていない商品とが混在しており、かつその大部分の商品にはバーコードが印刷または貼付されている小売店に適用した商品販売登録処理システムに関するものである。
[第1の実施の形態]
図1は第1の実施の形態における商品販売登録処理システムのブロック構成図であり、図2は同商品販売登録処理システムを導入したチェックアウト部の模式図である。本システムは、POS端末1と、該POS端末1に通信ケーブルを介してそれぞれ接続された無線タグリーダ2,バーコードリーダ3、表示装置4及び籠センサ5と、該POS端末1とLAN(Local Area Network)等のネットワークで接続されたPOSサーバ6とから構成されている。
POS端末1は、チェックアウトカウンタ7の内側にキャッシャCAの方を向けて設置されており、その筐体には、1顧客が買上げる商品の登録終了を宣言する締めキー等が配設されたキーボード11と、販売登録された商品の名称,金額,合計金額等を表示するオペレータ用表示器12及び客用表示器13とが設けられている。また、筐体内部にはレシート等を印字するためのプリンタ14が設けられている。
バーコードリーダ3は、各商品にそれぞれ付されたバーコード8を光学的に読取るバーコード読取装置の一種であり、チェックアウトカウンタ7の略中央部に、バーコード読取り面3Aをカウンタの内側に向けて略垂直に立設されている。バーコード8には、各商品の種類を識別するべく商品毎に予め割当設定された商品コードが含まれている。
表示装置4は、販売登録された商品の名称等を表示するためのもので、バーコードリーダ3の頂部に、表示画面をチェックアウトカウンタ7の内側に向けて取り付けられている。なお、表示装置4の取付部位はバーコードリーダ3の頂部に限定されるものではなく、その表示画面をチェックアウトカウンタ7の内側にいるキャッシャCAが販売商品の登録作業中に容易に確認できる部位であれば何処でもよい。
無線タグリーダ2は、複数枚、本実施の形態では2枚のアンテナ2A,2Bを有し、図2に示す如く、一方のアンテナ2Aをチェックアウトカウンタ7のバーコードリーダ3よりも店内側に埋設し、他方のアンテナ2Bをその近傍のチェックアウトカウンタ7上に立設して、両アンテナ2A,2Bの電波到達エリア内を無線タグ10の読取領域とする。そして一定の間隔で、この読取領域内に置かれた買物籠9に収容されている各商品にそれぞれ付された無線タグ10からタグ情報を一括して読取るもので、無線タグ読取装置の一種である。なお、各商品に付された無線タグ10のメモリには、そのタグ固有のIDとともに、その無線タグ10が付された商品の商品コードが予め記憶されている。
籠センサ5は、前記無線タグリーダ2の読取領域内に置かれた買物籠9を検知するもので、例えば光学式センサや重量センサ等で構成される。
POSサーバ6は、各商品の商品コードに対応して、商品名,単価,商品画像等の商品情報を蓄積した商品データベース6Aを備え、POS端末1からの商品コード問合わせに応答して商品データベース6Aを検索して、問合わせがあった商品コードに対応する商品情報を呼出し、POS端末1に返信する機能を有するものである。
図3はPOS端末1の要部構成を示すブロック図である。POS端末1は、制御部本体を構成するCPU(Central Processing Unit)21、このCPU21が各部を制御するためのプログラムデータ等が格納されたROM(Read Only Memory)22、このCPU21がデータを演算,表示,印刷,入出力処理する場合に使用する各種メモリエリアやデータを一時的に保存するメモリエリア等を有するRAM(Random Access Memory)23、現在の日付及び時刻を計時する時計部24、前記POSサーバ6との間でデータ通信を行う通信インターフェイス25、前記表示装置4に表示データを送信する表示装置インターフェイス26、前記バーコードリーダ3からバーコードデータを受信するバーコードリーダインターフェイス27、前記無線タグリーダ2からタグ情報を受信する無線タグリーダインターフェイス28、前記籠センサ5から検知信号を入力するI/O(Input/Output)ポート29、前記キーボード11のキー入力を制御するキーボードコントローラ30、前記オペレータ用表示器12の画面表示を制御する表示コントローラ31、前記客用表示器13の画面表示を制御する表示コントローラ32、前記プリンタ14の印刷動作を制御するプリンタコントローラ33等を備えている。CPU21と、ROM22,RAM23,時計部24,I/Oポート29,各インターフェイス26〜28及び各コントローラ30〜33とは、アドレスバス,データバス等のバスライン34で接続されている。
かかる構成のPOS端末1において、前記RAM23には、特に図4に示すように、販売商品の商品情報が登録される商品登録メモリ41の他、登録金額合計器42、登録数カウンタ43、表示オプションメモリ44、タグ情報メモリ45及びタグ情報数カウンタ46等の各種メモリエリアが形成されている。登録金額合計器42は、1買物客が購入する商品の登録金額を合計するエリアである。登録数カウンタ43は、1買物客が購入する商品の登録点数Mを計数するエリアである。
タグ情報メモリ45は、無線タグリーダ2によって一括読取された無線タグ10の記憶情報(ID,商品コード)とその商品コードに対応する商品情報(商品名,単価,商品画像等)と、タグ情報毎の処理済フラグF0とを一時的に記憶するエリアである。タグ情報数カウンタ46は、タグ情報メモリ45に記憶されたタグ情報のうち未処理のタグ情報数Nを計数するエリアである。
表示オプションメモリ44は、前記表示装置4に対する複数の情報表示形式のなかから選択指定された形式に対応したオプション情報OPを記憶するエリアである。情報表示形式はオプション情報OP=1〜3で指定される。
CPU21は、図5の流れ図に示す手順により、1買物客が買上げる販売商品の登録からその代金の清算までを制御するものとなっている。すなわちCPU21は、前客の清算が完了した後の初期状態として、籠センサ5からのオン信号を待機する(ST1)。そして、無線タグリーダ2の読取領域内に買物籠9が置かれ、籠センサ5からオン信号が出力されると、CPU21は、無線タグリーダ2に読取動作開始を指令する(ST2)。
これにより、無線タグリーダ2は読取動作を開始し、読取領域内に置かれている各商品に付された無線タグ10のタグ情報を一括して読取り、一括読取されたタグ情報をまとめてPOS端末1に送信する。無線タグリーダ2は、この読取動作を、一定の間隔(例えば1秒間隔)で繰り返し、その都度、一括読取されたタグ情報をPOS端末1に送信する。
CPU21は、無線タグリーダ2に読取動作開始を指令した後、無線タグリーダ2からタグ情報が送られてくるのを待機する(ST3)。そして、無線タグリーダ2で一括読取された最初のタグ情報を受信すると、CPU21は、各タグ情報から商品コードをそれぞれ取得し、各商品コードに対応する商品情報(商品名,単価,商品画像等)をPOSサーバ6の商品データベース6Aから取り込む。そして、無線タグリーダ2で最初に一括読取られた全てのタグ情報と、そのタグ情報中の商品コードに対応する商品情報とを対にし、未処理“0”を示す処理済フラグF0を付してタグ情報メモリ45に格納する(ST4)。またCPU21は、タグ情報数カウンタ46を用いてタグ情報メモリ45に格納されたタグ情報数Nを計数し、記憶する(ST5)。
次に、CPU21は、表示オプションメモリ44に設定されているオプション情報OPを調べる(ST6)。そして、オプション情報OPとして第1の情報表示形式を示す“1”が設定されていた場合には、CPU21は、タグ情報メモリ45に格納された全てのタグ情報中の商品コードに対応する商品名を呼出し、表示装置4に一覧表示させる。また、タグ情報数カウンタ46のカウント値N(タグ情報数)も商品読取数として表示装置4に表示させる(ST7)。その他のオプション情報OPが設定されていた場合には、CPU21は、この時点で表示装置4に情報を何も表示しない。
その後、CPU21は、無線タグリーダ2から、無線タグリーダ2で次に一括読取されたタグ情報が送られてくるか(ST8)、バーコードリーダ3からバーコード情報が送られてくるか(ST9)、キーボード11のキー入力が行われるのを待機する(ST10)。
そしてCPU21は、無線タグリーダ2から一定の間隔で送られてくるタグ情報を入力する毎に、図6の流れ図に具体的に示すタグ登録処理を実行する。すなわちCPU21は、タグ情報メモリ45に記憶されているタグ情報(ID,商品コード)のIDが今回読取られたタグ情報の中に存在するか否かを検索する(ST21:検索手段)。そして、タグ情報メモリ45に記憶されている全てのIDが今回読取られたタグ情報の中に存在する場合には(ST22)、CPU21は、このタグ登録処理を終了する。
これに対し、タグ情報メモリ45に記憶されているタグ情報のIDの中で、今回読取られた無線タグ情報の中に存在しないIDを検出した場合には、CPU21は、当該IDに対して以下の処理を実行する。すなわちCPU21は、タグ情報メモリ45を検索して、当該IDに対応する処理済フラグF0が“1”にセットされているか否かを判断する(ST23)。そして、“1”にセットされていた場合には、当該IDに対する処理を終了する。
当該IDに対応する処理済フラグF0が“0”にリセットされていた場合、CPU21は、タグ情報メモリ45を検索して、当該IDに対応する商品コードと商品情報とを読み出す。そして、商品情報中の単価を販売金額とし、“1”を販売点数として、商品コード,販売金額及び販売点数からなる商品販売情報を商品登録メモリ41に売上登録処理する(ST24:第1の商品販売登録処理手段)。また、登録処理された販売金額を登録金額合計器42に加算するとともに、登録数カウンタ43を“1”だけカウントアップさせる(ST25)。そして、タグ情報メモリ45に当該IDに対応して記憶されている処理済フラグF0を“1”にセットする(ST26)。
しかる後、CPU21は、表示オプションメモリ44に設定されているオプション情報OPを調べる(ST27)。ここで、オプション情報OPとして“1”が設定されていた場合には、CPU21は、タグ情報数カウンタ46のカウント値Nを“1”だけ減算した後(ST28)、表示装置4に表示されている当該IDに対応する商品名を特殊表示、例えば白黒反転表示に変更するとともに、商品読取数をタグ情報数カウンタ46のカウント値Nに変更して、当該商品の販売情報が登録処理されたことをキャッシャに報知する(ST29:報知手段)。
これに対し、オプション情報OPとして第2の情報表示形式を示す“2”が設定されていた場合には、CPU21は、タグ情報メモリ45から読み出した当該IDに対応する商品名と、登録数カウンタ43のカウント値Nとを表示装置4に表示させて、当該商品の販売情報が登録処理されたことをキャッシャに報知する(ST30:報知手段)。
また、オプション情報OPとして第3の情報表示形式を示す“3”が設定されていた場合には、CPU21は、タグ情報メモリ45から読み出した当該IDに対応する商品名と商品画像とを表示装置4に表示させて、当該商品の販売情報が登録処理されたことをキャッシャに報知する(ST31:報知手段)。
以上で、CPU21は、当該IDに対する処理を終了する。以後、CPU21は、タグ情報メモリ45に記憶されているIDの中に今回読取られた無線タグ情報には存在しないIDを検出する毎に、当該IDに対してST22〜ST33の各処理を実行する。そして、タグ情報メモリ45に記憶されているIDに対して検索処理を終了したならば、この無線タグ登録処理を終了する。
またCPU21は、バーコードリーダ3からバーコード情報が送られてくると、図7の流れ図に具体的に示すバーコード登録処理を実行する。先ずCPU21は、入力されたバーコード情報から販売商品に関する情報として商品コードを取得する(ST41)。次に、CPU21は、商品登録メモリ41に直前に登録された商品販売情報の商品コードと、今回入力されたバーコード情報から取得した商品コードとを比較する(ST42)。そして、両商品コードが一致しない場合には、ST47の処理に進む。
両商品コードが一致した場合には、CPU21は、重複登録を操作者に警告するメッセージ(例えば「バーコード登録された商品は、直前に登録された商品と同一ですが、よろしいですか?」)を表示装置4に表示させる(ST44)。ここで、キーボード11のキー操作により取消が指示された場合には(ST45)、CPU21は、重複登録警告表示を消去して、今回のバーコード登録処理を終了する。これに対し、キーボード11のキー操作により実行が指示された場合には(ST46)、CPU21は、重複登録警告表示を消去して、ST47の処理に進む。
直前登録商品とは異なる商品コードがスキャニング入力された場合、若しくは直前登録商品と一致する商品コードがスキャニング入力されたがキー操作によって実行が指令された場合には、CPU21は、バーコード情報から取得した商品コードに対応する商品情報(商品名,単価,商品画像等)をPOSサーバ6の商品データベース6Aから取り込む。そして、この商品情報中の単価を販売金額とし、“1”を販売点数として、商品コード,販売金額及び販売点数からなる商品販売情報を商品登録メモリ41に売上登録処理する(ST47:第2の商品販売登録処理手段)。また、登録処理された販売金額を登録金額合計器42に加算するとともに、登録数カウンタ43を“1”だけカウントアップさせる(ST48)。
しかる後、CPU21は、表示オプションメモリ44に設定されているオプション情報OPを調べる(ST49)。ここで、オプション情報OPとして“1”が設定されていた場合には、CPU21は、商品データベース6Aから取得した商品情報中の商品名を表示装置4に特殊表示形態で表示させる(ST50)。オプション情報OPとして“2”が設定されていた場合には、CPU21は、同商品情報中の商品名と登録数カウンタ43のカウント値Nとを表示装置4に表示させる(ST51)。オプション情報OPとして“3”が設定されていた場合には、CPU21は、同商品情報中の商品名と商品画像とを表示装置4に表示させる(ST52)。以上で、CPU21は、今回のバーコード登録処理を終了する。
またCPU21は、キーボード11のキー入力を検知すると、そのキー入力に応じた処理を実行する。ここで、1買物客が買上げる販売商品の登録終了を宣言する締めキーが入力されたことを検知した場合には、CPU21は、無線タグリーダ2に読取動作終了を指令する(ST12)。またCPU21は、登録金額合計器42に記憶されている合計金額に対する清算処理やレシート発行処理等を含む通常の登録締め処理を実行する(ST13)。そして、CPU21は、今回の1買物客に対する制御処理を終了する。
このように構成された本実施の形態の商品販売登録処理システムが構築された小売店においては、買物客が購入を希望する商品を買物籠9に入れてチェックアウトカウンタ7まで来ると、キャッシャは、その買物籠9をチェックアウトカウンタ7の無線タグ読取領域に置かせる。すると、無線タグリーダ2が読取動作を開始して、買物籠9に収容されている各商品にそれぞれ付されている無線タグ10の記憶情報が一斉に読取られる。
今、一例として無線タグ10が付されている「○○クッキー」,「××カップ麺」及び「□□コーヒー」と、無線タグ10が付されていない「△△ジュース」の計4点が収容された買物籠9が無線タグリーダ2の読取領域内に置かれたとする。
この場合において、「○○クッキー」,「××カップ麺」及び「□□コーヒー」にそれぞれ付されている無線タグ10の記憶情報が無線タグリーダ2によって正常に読取られたとすると、表示オプションOPとして“1”が設定されていた場合には、図8(a)に示すように、タグ情報が正常に読取られた3品目の商品名と商品読取数「3」とが表示装置4に表示される。表示オプションOPとして“2”または“3”が設定されていた場合には、図9(a)または図10(a)に示すように、表示装置4には何も情報が表示されない。
次に、キャッシャは、チェックアウトカウンタ7のバーコードリーダ3よりも店外側に空の買物籠9′を用意する。そして、買物籠9から商品を取り出して空の買物籠9′の方へ移動させる。例えば、最初に商品「□□コーヒー」を移動させたとする。そうすると、この商品「□□コーヒー」に付された無線タグ10のタグ情報は、商品「□□コーヒー」が無線タグリーダ2の読取領域から外れた段階で読取られなくなるので、この時点で、商品「□□コーヒー」の販売情報が商品登録メモリ41に登録処理される。また、表示オプションOPとして“1”が設定されていた場合には、図8(b)に示すように、商品「□□コーヒー」の商品名が白黒反転等の特殊表示になるとともに商品読取数が「2」に減算される。表示オプションOPとして“2”が設定されていた場合には、図9(b)に示すように、表示装置4に商品「□□コーヒー」の商品名と商品登録数「1」が表示される。表示オプションOPとして“3”が設定されていた場合には、図10(b)に示すように、表示装置4に商品「□□コーヒー」の商品名と商品画像が表示される。したがって、キャッシャは、表示装置4の表示内容が変更されたことから、買物籠9から取り出した商品「□□コーヒー」は、その販売情報が無線タグリーダ2を介して登録処理された商品であることを認識することができる。そこでキャッシャは、商品「□□コーヒー」を空の買物籠9′に入れる。
次に、キャッシャが商品「△△ジュース」を買物籠9から取り出して空の買物籠9′の方へ移動させたとする。そうすると、この商品「△△ジュース」には無線タグが付されていないので、表示オプションOPに拘らず表示装置4の表示内容は変更されない。したがって、キャッシャは、表示装置4の表示内容が変更されなかったことから、買物籠9から取り出した商品「△△ジュース」は、その販売情報が無線タグリーダ2を介して登録処理されなかった商品であることを認識することができる。そこでキャッシャは、商品「△△ジュース」に付されているバーコードをバーコードリーダ3で読取らせてその販売情報を登録処理させた後、買物籠9′に入れる。このとき、表示オプションOPとして“1”が設定されていた場合には、図8(c)に示すように、表示装置4に商品「△△ジュース」の商品名が白黒反転等の特殊表示形態で追加表示されて商品読取数は変更されない。表示オプションOPとして“2”が設定されていた場合には、図9(c)に示すように、表示装置4に商品「△△ジュース」の商品名が追加表示されるとともに商品登録数が「2」に変更される。表示オプションOPとして“3”が設定されていた場合には、図10(c)に示すように、表示装置4に商品「△△ジュース」の商品名と商品画像が追加表示される。
次に、キャッシャが商品「○○クッキー」を買物籠9から取り出して買物籠9′の方へ移動させたとする。この場合は、商品「□□コーヒー」と同様に、商品「○○クッキー」が無線タグリーダ2の読取領域から外れた段階で当該商品「○○クッキー」の販売情報が登録処理されるとともに、表示装置4の表示内容が表示オプションOPに併せて変更される。
ここで、キャッシャが商品「○○クッキー」を買物籠9′の方へ移動させる際に、当該商品「○○クッキー」にプレ印刷されていたバーコードをバーコードリーダ3の読取面3aに向けて移動させたために、当該バーコードがバーコードリーダ3によって読取られたとする。この場合には、直前に登録された商品のバーコードとスキャニング入力された商品のバーコードとが一致するので、表示装置4に重複警告表示がなされる。そこでキャッシャは、キー操作により取消指示を行う。これにより、無線タグリーダ2とバーコードリーダ3とによって商品「○○クッキー」の販売情報が重複して登録処理されることを未然に防ぐことができる。
こうして、一方の買物籠9に収容されていた商品を全て他方の買物籠9′に移したならば、キャッシャはキーボード11の締めキーを操作して登録締め処理を実行させる。これにより、無線タグリーダ2のタグ読取動作は、次の客の買物籠9が読取領域内に置かれるまで停止される。
このように本実施の形態によれば、無線タグリーダ2の読取領域内に置かれた買物籠9の中から、商品を取り出して読取領域外に移動させるだけの簡単な作業により、キャッシャは、無線タグリーダ2による無線タグ10の一括読取により販売情報が登録された商品であるか登録されなかった商品であるかを容易に見分けることができる。したがって、無線タグ10が付された商品と付されていない商品とが混在している場合でも、キャッシャは、買物籠9から取り上げた商品に無線タグ10が付されているか否かを一々確認する手間がなくなるので、作業性を向上させることができる。また、無線タグ10が故障していたり、買物籠9の中で他の商品に付されている無線タグ10や金属性の商品と重なっていたりして無線タグリーダ2でそのタグ情報が読取られなかった場合でも、本実施の形態では、この種の商品を容易に見分けることができるので、その効果は大である。
ところで、無線タグリーダ2によってタグ情報が読取られないケースとしては、無線タグ10の故障以外にも、前述したように、他の無線タグ10や金属と重なっている場合が考えられる。そしてこのような場合、前記第1の実施の形態では、バーコードのスキャニング登録によって当該商品の販売情報を登録処理するようにしている。しかし、無線タグ10が正常に機能している商品については、この無線タグ10のタグ情報に基づいて販売情報を登録処理できることが望ましい。また今後、無線タグ10が付されている商品のなかには、バーコードが付されていない商品が存在する場合も想定される。勿論、バーコードが付されていない商品についても、例えば商品コードをキー入力することによって販売情報を登録処理することは可能であるが、その場合には大変な手間がキャッシャにかかる。そこで次に、正常な無線タグ10が付されているにも拘らず、無線タグリーダ2による一括読取では登録処理されなかった商品については、別途、その無線タグ10のタグ情報に基づいて販売情報を登録処理できるようにした第2の実施の形態について、図面を用いて説明する。
[第2の実施の形態]
図11は第2の実施の形態における商品販売登録処理システムのブロック構成図であり、図12は同商品販売登録処理システムを導入したチェックアウト部の模式図である。本システムが第1の実施の形態と異なる点は、チェックアウトカウンタ7のバーコードリーダ3よりも店内側にアンテナ2A,2Bを設けた第1の無線タグリーダ2とは別に、同カウンタ7のバーコードリーダ3よりも店外側にアンテナ51Aを設けた第2の無線タグリーダ51を備え、この第2の無線タグリーダ51を第1の無線タグリーダ2と同様にPOS端末1の無線タグリーダインターフェイス28に接続した点であり、その他は第1の実施の形態と同様である。アンテナ51Aは、バーコードリーダ3と空の買物籠9′が配置される場所との間に設置され、第2の無線タグリーダ51のタグ読取領域は、キャッシャCAによって買物籠9から取り出された商品が、空の買物籠9′までに移動する経路中に形成される。また、第2の無線タグリーダ51は、籠センサ5からオン信号が出力されると、CPU21から読取動作開始の指令を受け、読取動作を開始し、販売商品の登録終了を宣言する締めキーが入力されると、CPU21から読取動作終了の指令を受け、読取動作を終了する。
かかる構成において、POS端末1のCPU21は、図13の流れ図に示す手順により、1買物客が買上げる販売商品の登録からその代金の清算までを制御するものとなっている。なお、図13において、第1の実施の形態の同一制御を示す図5と同一部分には同一符号を付している。
すなわち、この制御において、本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、第1の無線タグリーダ2で一括読取された最初のタグ情報を取得した後、第1の無線タグリーダ2から次のタグ情報が送られてくるか(ST8)、バーコードリーダ3からバーコード情報が送られてくるか(ST9)、第2の無線タグリーダ51からタグ情報が送られてくるか(ST14)、キーボード11のキー入力が行われるのを待機する(ST10)点である。そして、バーコードリーダ3からバーコード情報が送られてきた場合、及びキー入力が行われた場合には、第1の実施の形態と同様に処理する。なお、第2の無線タグリーダ51も、第1の無線タグリーダ2と同様にST2の処理の指令で読取動作を開始し、ST12の処理の指令で読取動作を停止するものとなっている。
一方、第1の無線タグリーダ2から一定の間隔で送られてくるタグ情報を受信した場合には、CPU21は、図14の流れ図に具体的に示すタグ登録処理を実行する。なお、図14においても、第1の実施の形態の同一処理を示す図6と同一部分には同一符号を付している。
すなわち、このタグ登録処理において、本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、今回読取られたタグ情報の中に存在しないIDを検出した場合において、当該IDに対応する販売情報を商品登録メモリ41に売上登録処理した後、当該IDのタグ情報をRAM23に形成した登録済メモリに記憶させる点であり(ST32)、その他は第1の実施の形態と同様である。
第2の無線タグリーダ51は、キャッシャCAによって買物籠9から取り出された商品が、タグ読取領域を通過した時に、商品に取り付けられた無線タグのタグ情報を読取り、POS端末1に送信する。CPU21は、第2の無線タグリーダ51から送信されるタグ情報を受信した場合には、図15の流れ図に具体的に示す第2のタグ登録処理を実行する。先ず、CPU21は、今回読取られたタグ情報のIDが、登録済メモリに記憶されているタグ情報のIDの中に存在するか否かを検索する(ST61)。そして、今回読取られたタグ情報のIDが、登録済メモリに記憶されているタグ情報のIDの中に存在する場合には(ST62)、CPU21は、この第2のタグ登録処理を終了する。
これに対し、今回読取られたタグ情報のIDが、登録済メモリに記憶されているタグ情報のIDの中に存在しない場合には、CPU21は、当該IDのタグ情報を登録済メモリに記憶させる(ST63)。
次に、CPU21は、当該IDのタグ情報から商品コードを取得する(ST64)。そして、この商品コードに対応する商品情報(商品名,単価,商品画像等)をPOSサーバ6の商品データベース6Aから取り込み、この商品情報中の単価を販売金額とし、“1”を販売点数として、商品コード,販売金額及び販売点数からなる商品販売情報を商品登録メモリ41に売上登録処理する(ST65:第2の商品販売登録処理手段)。また、登録処理された販売金額を登録金額合計器42に加算するとともに、登録数カウンタ43を“1”だけカウントアップさせる(ST66)。
しかる後、CPU21は、表示オプションメモリ44に設定されているオプション情報OPを調べる(ST67)。ここで、オプション情報OPとして“1”が設定されていた場合には、CPU21は、商品データベース6Aから取得した商品情報中の商品名を表示装置4に特殊表示形態で表示させる(ST68)。オプション情報OPとして“2”が設定されていた場合には、CPU21は、同商品情報中の商品名と登録数カウンタ43のカウント値Nとを表示装置4に表示させる(ST69)。オプション情報OPとして“3”が設定されていた場合には、CPU21は、同商品情報中の商品名と商品画像とを表示装置4に表示させる(ST70)。以上で、CPU21は、今回の第2のタグ登録処理を終了する。
このように構成された第2の実施の形態によれば、正常な無線タグ10が付されているにも拘らず、第1の無線タグリーダ2による一括読取では登録処理されなかった商品であっても、当該商品をキャッシャが一方の買物籠9から他方の買物籠9′に移すことによってその販売情報が自動的に登録処理されるので、作業性の向上を図ることができる。
また、第1の無線タグリーダ2によってタグ情報が読取られたことにより、その販売情報が登録処理された商品が、買物籠9から買物籠9′に移されて第2の無線タグリーダ51によってそのタグ情報が読取られたとしても、当該商品のタグ情報は、販売情報が登録処理された時点で登録済メモリに記憶されているので、販売情報が重複して登録処理されるおそれはない。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。
例えば前記実施の形態では、アンテナ51Aをバーコードリーダ3と空の買物籠9′が配置される場所との間に設置したが、アンテナ51をチェックアウトカウンタ7に埋設し、埋設したアンテナ上に空の買物籠9′を置いても、第1の無線タグリーダ2による一括読取では登録処理されなかった商品を買物籠9′に移すことによってその販売情報が自動的に登録処理できる。
また、前記実施の形態では、キャッシャが買物籠9から商品を1品ずつ取り出すようにしたが、複数、例えば2品を同時に取り出して他方の買物籠9′の方に移すようにしても、表示装置4の表示内容の変化有無により取り出した商品の販売情報が無線タグリーダ2を介して登録処理されたか否かを容易に認識することができる。
例えば、買物籠9から商品を2品同時に取り出したとき、2品とも無線タグ10の記憶情報が無線タグリーダ2によって読取られていた場合には、その2品の各商品名が特殊表示に変更若しくは商品名や商品画像が追加表示されるので、キャッシャは、この2品目がいずれも登録処理されたものと認識できる。また、一方の商品には無線タグ10が付されていなかった場合には、他方の商品の商品名のみ特殊表示に変更若しくは商品名や商品画像が追加表示されるので、キャッシャは、商品名が特殊表示に変更若しくは商品名や商品画像が追加表示された一方の商品は登録処理されたが、他方の商品は登録処理されなかったと認識できる。また、両方の商品に無線タグ10が付されていなかった場合には、表示装置の表示内容が変更されないことから、両方とも登録処理されなかったと認識できる。
したがって、買物籠9から1品ずつ取り出さざるを得なかったバーコード仕様のみの従来の商品販売登録処理システムと比べて登録業務の作業時間を大幅に短縮できる効果を奏する。また、必ずしも各商品を買物籠9に入れた状態でチェックアウトカウンタ7の上に置かなければならないものではなく、商品をそのまま無線タグリーダ2の読取領域内においても、本発明の作用効果を奏するものである。
また、前記実施の形態では、表示オプションメモリ44を設け、第1〜第3の情報表示形式のなかからいずれか1形式を選択的に設定する場合を示したが、いずれか1形式に固定して、表示オプションメモリ44を省略してもよい。また、前記実施の形態では、第1の情報表示形式として無線タグリーダ2によって一括読取された無線タグがそれぞれ付された商品の商品名を一斉に表示させるとともに一括読取されたタグ情報数を表示させ、その後、商品情報が登録処理された商品の商品名を例えば白黒反転などの特殊表示に変更するとともにタグ情報数を減算する形式としたが、商品名の白黒反転,字体変更,取消線表示等の特殊表示のみとして、タグ情報数カウンタ46を省略してもよい。また、逆に、タグ情報数のみを表示させるようにしても、無線タグリーダ2を介して商品情報が登録処理される毎にタグ情報数が変化するので、キャッシャに報知することができる。この場合、表示装置4としてタグ情報数だけを表示可能な簡易な小型表示器を適用することができる。
また、前記実施の形態では、無線タグリーダ2により前回読取られたが今回読取られなかったタグ情報が検出される毎に、そのタグ情報に含まれる商品コードに対応した商品名または商品画像を表示装置4に表示させるか表示装置4の表示内容を変更することによってキャッシャに報知したが、報知手段は表示に限定されるものではなく、例えば該当する商品名を音声で発音させることによってキャッシャに報知するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、無線タグリーダ2により前回読取られたが今回読取られなかったタグ情報が検出されるまで、そのタグ情報に含まれる商品コードが設定された商品の販売情報を登録処理しなかったが、無線タグリーダ2によりタグ情報が最初に読取られた時点で当該商品の販売情報を登録処理してもよい。
第1の実施の形態における商品販売登録処理システムのブロック構成図。 同実施の形態におけるチェックアウト部の模式図。 同実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同POS端末のRAMに形成される主要なメモリエリアを示す図。 同POS端末のCPUが実行する主要な制御の処理手順を示す流れ図。 図5における無線タグ登録処理の内容を具体的に示す流れ図。 図5におけるバーコード登録処理の内容を具体的に示す流れ図。 第1の実施の形態において表示装置に対する表示オプションとして第1の情報表示形式が選択された場合の一表示例を示す図。 同表示装置に対する表示オプションとして第2の情報表示形式が選択された場合の一表示例を示す図。 同表示装置に対する表示オプションとして第3の情報表示形式が選択された場合の一表示例を示す図。 第2の実施の形態における商品販売登録処理システムのブロック構成図。 同実施の形態におけるチェックアウト部の模式図。 同実施の形態におけるPOS端末のCPUが実行する主要な制御の処理手順を示す流れ図。 図13における無線タグ登録処理の内容を具体的に示す流れ図。 図13における第2の無線タグ登録処理の内容を具体的に示す流れ図。
符号の説明
1…POS端末、2…無線タグリーダ、3…バーコードリーダ、4…表示装置、5…籠センサ、6…POSサーバ、10…無線タグ、51…第2の無線タグリーダ。

Claims (7)

  1. 商品の販売情報が登録される販売登録部と、
    一定の間隔で読取領域内に置かれた各商品にそれぞれ付された無線タグからタグ情報を一括して読取る無線タグ読取装置と、
    前記無線タグ読取装置によりタグ情報が一括読取される毎に、前回読取られたが今回読取られなかったタグ情報を検索する検索手段と、
    この検索手段により該当するタグ情報が検出されると、そのタグ情報から商品の販売情報を取得し前記販売登録部に登録処理する第1の商品販売登録処理手段と、
    前記検索手段により該当するタグ情報が検出されたことに応じて報知動作する報知手段と、
    販売商品に関する情報を入力する入力手段と、
    この入力手段を介して入力された情報から商品の販売情報を取得し前記販売登録部に登録処理する第2の商品販売登録処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売登録処理システム。
  2. 入力手段は、販売商品に付されたバーコードを読取るバーコード読取装置であり、
    第2の商品販売登録処理手段は、前記バーコード読取装置で読取られたバーコードから商品の販売情報を取得し前記販売登録部に登録処理する手段であることを特徴とする請求項1記載の商品販売登録処理システム。
  3. 入力手段は、販売商品に付されたバーコードを読取るバーコード読取装置及び販売商品に付された無線タグのタグ情報を読取る第2の無線タグ読取装置であり、
    第2の商品販売登録処理手段は、前記バーコード読取装置で読取られたバーコードから商品の販売情報を取得し前記販売登録部に登録処理する手段及び前記第2の無線タグ読取装置で読取られたタグ情報から商品の販売情報を取得し前記販売登録部に登録処理する手段であることを特徴とする請求項1記載の商品販売登録処理システム。
  4. 操作者に対する表示装置を備え、
    報知手段は、検索手段により該当するタグ情報が検出されたことに応じて前記表示装置の表示内容を変更する手段であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の商品販売登録処理システム。
  5. 操作者に対する表示装置と、無線タグ読取装置で一括読取されたタグ情報の情報数を計数する情報数カウンタと、検索手段により該当するタグ情報が検出される毎に前記情報数カウンタのカウント値を減算する減算手段とを備え、
    報知手段は、前記検索手段により該当するタグ情報が検出されたことに応じて前記情報数カウンタのカウント値を前記表示装置に表示させる手段であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の商品販売登録処理システム。
  6. 操作者に対する表示装置と、各商品毎の画像情報を保存する画像保存手段と、検索手段により該当するタグ情報が検出されると、そのタグ情報から販売情報が得られる商品の画像情報を前記画像保存手段から呼出す画像呼出手段とを備え、
    報知手段は、前記検索手段により該当するタグ情報が検出されたことに応じて前記画像呼出手段により呼出された画像情報を前記表示装置に表示させる手段であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の商品販売登録処理システム。
  7. 商品の販売情報が登録される販売登録部と、
    一定の間隔で読取領域内に置かれた各商品にそれぞれ付された無線タグからタグ情報を一括して読取る無線タグ読取装置と、
    この無線タグ読取装置により一括読取されたタグ情報に基づいて前記読取領域内に置かれた各商品の販売情報を取得し前記販売登録部に登録処理する第1の商品販売登録処理手段と、
    前記無線タグ読取装置によりタグ情報が一括読取される毎に、前回読取られたが今回読取られなかったタグ情報を検索する検索手段と、
    この検索手段により該当するタグ情報が検出されたことに応じて報知動作する報知手段と、
    販売商品に関する情報を入力する入力手段と、
    この入力手段を介して入力された情報から商品の販売情報を取得し前記販売登録部に登録処理する第2の商品販売登録処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売登録処理システム。
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